JP2006271560A - Toilet bowl apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、腰当てを有する便器装置に関するものである。 The present invention relates to a toilet device having a waist rest.
従来から図7に示すような便器装置が特許文献1により知られている。この特許文献1に示される従来例は、便器1に回動自在に取付けた便蓋3の裏面に腰当て5’となるふくらみを突設したもので、便蓋3を起立して開いた状態で便座2に人が座った場合、上記便蓋3の裏面から突出した腰当て5’が人の腰に当たって、排便時に背筋を伸ばした正座の姿勢を保つと共に、腰を刺激して排便を促することができるようになっている。
Conventionally, a toilet device as shown in FIG. In the conventional example shown in
しかしながら、上記した図7に示す従来例にあっては、便蓋3を閉じた場合、便蓋3の裏面から突出した腰当て5’が便座2に当たると、便蓋3を閉じることができない。したがって、便蓋3を閉じる際に便蓋3の裏面から突出した腰当て5’が便座2に当たらないようにする必要があり、このため、上記従来例においては、便蓋3の裏面の便座2上面と対向しない位置、つまり、便蓋3の裏面の便座2の開口部に対向する位置に腰当て5’を突出させて、便蓋3の裏面から突出させた腰当て5’を便座2の開口部内に挿入して逃がすようにする必要がある。
However, in the conventional example shown in FIG. 7 described above, when the
上記のように従来にあっては、腰当て5’の突出位置が便蓋3の裏面下部の左右方向の中央部にのみ限定されてしまい、便座2に座った使用者の腰を効果的に安定して押すことができないという問題がある。
Conventionally, as described above, the protruding position of the
しかも、男子が小用をするために便蓋3、便座2の双方を起立させて開いた場合、腰当て5’であるふくらみが便座2の開口部から前方に突出して見えて見苦しく、更に、便座2の開口部から前方に突出する腰当て5’に小便の飛沫がかかるおそれもあり、衛生的でなかった。
Moreover, when both the
また、便座の裏面上部に背凭れを設けることが特許文献2に示してあるが、この特許文献2に示された従来例は便座に座った人が背中を凭れさせるためのものであり、この背中を凭れさせた姿勢は、便座に座った人の腰を押して排便時に背筋を伸ばした正座の姿勢とは異なり、排便を促する姿勢としては十分でない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、排便時に腰を押して背筋を伸ばした正座の姿勢を保つことができ、また、便蓋を閉じた際に腰当てを便蓋の凹部内に収納できて、腰当てが無い便蓋を閉じたのと同じような収まりで便蓋を閉じることができて外観がよく、衛生的で、臭気防止効果もあり、また、自動的に腰当てを便蓋から突出させたり、収納したりできて、使用勝手がよく、また、腰当てが腰に当たることで便蓋に大きな負荷が作用しても安定して便蓋を支えることができ、また、利用者の体型に応じて確実に腰を押圧でき、更に、便蓋を閉じる際に便蓋が便座や便器に接触する際の速度を減少させて接触時の衝撃音の発生を防止すると共に接触部の破損を防止し、更に、便座、便蓋を開いて男子が小便をする際に腰当たりが露出しないようすることも可能となる便器装置を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-described conventional problems, and can maintain a straight sitting posture with the back stretched by pushing the waist during defecation, and when the toilet lid is closed, It can be stored in the recessed part of the lid, and the toilet lid can be closed with the same fit as if the toilet lid without the back was closed, and the appearance is good, hygienic, odor prevention effect, automatic The waistrest can be protruded from the toilet lid and stored in a convenient manner, and it is easy to use, and it supports the toilet lid stably even if a large load acts on the toilet lid when the waist rest hits the waist. In addition, the waist can be reliably pressed according to the body shape of the user, and further, when the toilet lid is closed, the speed at which the toilet lid comes into contact with the toilet seat or toilet is reduced to generate an impact sound at the time of contact In addition, the contact part is prevented from being damaged, and when the toilet seat and the lid are opened, the boy urinates. It is an object of the present invention to provide a toilet apparatus which it is possible that the contact stiffness to not exposed.
上記課題を解決するために本発明に係る便器装置は、便器1に便座2と便蓋3とを開閉自在に取付け、便蓋3の裏面に凹部4を設け、該凹部4に収納自在に配置した腰当て5を凹部4から突出自在として成ることを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problems, a toilet device according to the present invention has a
このような構成とすることで、用便をする時、つまり、便蓋3を開いて起立させた状態で凹部4から腰当て5を突出させて便座2に座った人の腰を腰当て5に当接して排便時に背筋を伸ばした正座の姿勢を保つと共に、腰を刺激して排便を促することができる。また、腰当て5が突出したまま便蓋3を閉じようとすると便器1や便座2等に腰当て5が当たって、便蓋3を閉じる支障となるおそれがあるが、便蓋3を閉じる時は腰当て5を凹部4内に収納することで、腰当て5が無い従来から公知の便蓋を閉じたのと同じような収まりで便蓋3を閉じることができると共に腰当て5が外部に露出せずに外観がよく、また、突出した腰当て5が便器1や便座2に接触して非衛生となることがなく、蓋することで臭気防止効果もある。また、便蓋3の裏面の凹部4に腰当て5を収納した状態で便蓋3を閉じることができるので、便蓋3の裏面の便座2の開口部に対応する位置に腰当て5を配置しなければならないという従来のような腰当て5の配置位置の制約がなく、便蓋3の裏面の最適の位置に腰当て5を配置することが可能となる。
By adopting such a configuration, when performing a stool, that is, with the
また、便蓋3の便座2に対向する面に腰当て5を設けることが好ましい。
Further, it is preferable to provide a
このような構成とすることで、男子の小便のために便座2、便蓋3の双方を起立させて開いた場合、腰当て5が便座2により隠れて使用者に見えず、外観が良くなると共に、腰当て5に小便の飛沫がかかったりするのを防止できる。
By adopting such a configuration, when both the
また、腰当て5の駆動手段6を便蓋3に設けることが好ましい。
Moreover, it is preferable to provide the
このような構成とすることで、便器装置のコンパクト化が図れ、また、従来の腰当て5の無い既存の便蓋に代えて、腰当て5、駆動手段6を備えた便蓋3に交換するのみで、簡単に既存の便器装置を腰当て付きの便器装置とすることが可能となる。
By adopting such a configuration, the toilet device can be made compact, and in place of the existing toilet lid without the
また、腰当て5が、弾性を有する膨縮自在な空気袋7であることが好ましい。
Moreover, it is preferable that the
このような構成とすることで、便座2に座った使用者の腰の形状に沿うように弾性を有する空気袋7を押し当てることができて、使用者に応じて背筋を伸ばした正座の姿勢を保つことができ、快適な使用ができる。
By adopting such a configuration, it is possible to press the
また、便蓋3の回転軸9よりも下方の便器1側に便座2の起立状態における回転止め8を設けることが好ましい。
Moreover, it is preferable to provide the
このような構成とすることで、腰当て5に強く腰が当たって便蓋3に大きな負荷が生じても、便蓋3の回転軸9よりも下方の便器1側に設けた回転止め8で上記負荷を支持できて、便蓋3の破損を防止し、安定して便蓋3を起立状態に保持して腰当て5により腰を押圧できる。
With such a configuration, even when the waist rests strongly against the
また、便蓋3の裏面に腰当て5を左右対称に分割配置することが好ましい。
Moreover, it is preferable to divide and arrange the
このような構成とすることで、便座2に座った使用者の腰を左右2点支持で安定して支持でき、排便時に背筋を伸ばした正座の姿勢を安定して保つことができる。
With such a configuration, it is possible to stably support the user's waist sitting on the
また、腰当て5を構成する空気袋7に空気を給排気するための空気給排気手段10を設け、便蓋3を開閉するための便蓋開閉手段11を設け、該便蓋開閉手段11を上記空気給排気手段10による空気の給排気により駆動することが好ましい。
Further, an air supply / exhaust means 10 for supplying / exhausting air to the
このような構成として、空気袋7に空気を給排気するための空気給排気手段10による空気の供給、排気で便蓋開閉手段11を動作させることで、腰当て5を膨縮するための手段を利用して便蓋3の自動開閉ができる。
As such a configuration, means for expanding and contracting the
本発明は、用便をする時、便座に座った人の腰を腰当てに当接して排便時に背筋を伸ばした正座の姿勢を保ち、腰を刺激して排便を促することができ、また、便蓋を閉じる時は腰当てを凹部内に収納することで、腰当てを設けたにもかかわらず、便蓋を閉じて臭気が外に漏れないようにできると共に、外観よく便蓋を閉じることができ、また、突出した腰当てが便器や便座に接触しないようにできて衛生的である。 In the present invention, when performing a stool, a person sitting on the toilet seat can be in contact with the hips of the seat and maintain a straight sitting posture with the back stretched at the time of defecation, and can stimulate the waist to promote defecation, When closing the stool lid, the stool is stored in the recess, so that the stool can be closed to prevent odors from leaking out and the stool lid is closed with good appearance. It is also hygienic because it can prevent the protruding waist pads from touching the toilet bowl or toilet seat.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
図1に示すように、便器1の後部上面部には便座2、便蓋3の後端部をそれぞれ回動自在に取付けてあり、図1(a)のように便座2、便蓋3を倒して横にした姿勢が閉状態である。また、使用者が用便を行う場合は、図1(b)のように便蓋3のみを起立させて開にした状態で使用者が便座2に座って用便を行う。
As shown in FIG. 1, the rear end portions of the
図2に示すように、便蓋3の裏面には凹部4が設けてあり、該凹部4に腰当て5が収納自在に配置してあり、該腰当て5は凹部4から突出自在となっている。図2の実施形態では便蓋3の周囲から裏側(便蓋3を閉じた状態では下方)に向けて突片12が突設してあって、周囲の突片12に囲まれた部分が凹部4となっている(つまり、便蓋3の裏面のほぼ全面に凹部4を形成してある)。ここで、便座2、便蓋3を閉じた際に、突片12は便座2の上に載置されるか、又は、突片12は便座2の外端のやや外側に位置して便器1の開口部の周囲の上面に載置されるようになっている。また、凹部4に腰当て5を収納して便蓋3を倒した状態で腰当て5が便器1の上面に当接しないようにしてある。ここで、凹部4に腰当て5を収納して便蓋3を倒した状態で腰当て5が便器1の上面だけでなく、便座2の上面にも当接しないように構成してもよい。
As shown in FIG. 2, a
凹部4は上記のように便蓋3の裏面のほぼ全面に形成したものにのみ限定されず、便蓋3の裏面の一部に腰当て5を収納自在とする凹部4を設けてもよいものである。
The
腰当て5は、例えばゴムのような弾性を有する材料で形成してあり、図2、図3に示すようにアーム13の先端部に設けてあり、アーム13の下端部は便蓋3の裏面の凹部4の奥に設けた軸受け部14に回動自在に軸支してある。図2、図3(b)の実施形態では便蓋3の凹部4内には腰当て5の駆動手段6が内装してあって、駆動手段6を駆動することで、アーム13を回動し、腰当て5、アーム13を便蓋3の凹部4内に収納させたり、あるいは腰当て5を凹部4から突出させたりすることができるようになっている。図3の実施形態では腰当て5を収納状態から前方に突出させるには上から前方に向けて回動する(つまり起立状態から前に倒れるように回動する)ことで凹部4から前方に突出するようになっている。
The
駆動手段6は図3においては、駆動モータ15と、駆動モータ15の回転をアーム13の下端に固着した従動軸16に減速して伝達するための減速歯車機構17とで構成してある。
In FIG. 3, the drive means 6 includes a
これら駆動手段6はユニット化してあって図2、図3(b)に示すようにハウジング18内に収納した状態で凹部4内に内装してあり、駆動モータ15や減速歯車機構17が露出しないようにしてある。
These drive means 6 are unitized, and are housed in the
このように駆動手段6を便蓋3に設けることで、便器装置のコンパクト化が図れるものである。また、従来の腰当て5の無い既存の便蓋に代えて、腰当て5、駆動手段6を備えた便蓋3に交換するのみで、容易に既存の便器装置を腰当て付きの便器装置とすることも可能である。
By providing the drive means 6 on the
駆動手段6は使用者が便器1の近くに配置した操作スイッチ(図示せず)で突出操作、又は収納操作することで、操作スイッチから制御信号を制御部に送信して駆動手段6を駆動させて凹部4から腰当て5を突出させたり、あるいは突出させた腰当て5を凹部4内に収納させたりする。また、他の方法としては、便蓋3の起立を検出するリミットスイッチを設け、便蓋3の開状態(起立状態)あるいは開動作をリミットスイッチで検出し、検出信号を制御部に送信して駆動手段6を駆動させて凹部4から腰当て5を突出させたり、あるいは、便蓋3の閉状態(横向きに倒れた状態)あるいは閉動作をリミットスイッチで検知して突出していた腰当て5を凹部4内に収納するようにしてもよい。
The drive means 6 drives the drive means 6 by transmitting a control signal from the operation switch to the control unit when the user performs a protrusion operation or a storage operation with an operation switch (not shown) disposed near the
リミットスイッチは例えば便蓋3の回転軸9に設けてあり、便器1側に設けられる上記回転軸9を回転自在に軸支するための軸受け部分(図示せず)又は便器1側にリミットスイッチを作動する作動部(図示せず)が設けてあり、便蓋3の開閉位置や開動作開始位置、閉動作開始位置等に便蓋3が位置すると作動部によりリミットスイッチが作動されるように設定してある。
For example, the limit switch is provided on the
また、便蓋3の回動角度を検知する便蓋回動角度検知センサを設け、便蓋3が回動し、ある設定された回動角度以上になるとこれを便蓋回動角度検知センサで検知し、検知信号を制御部に送信して駆動手段6を駆動させて凹部4から腰当て5を突出させたり、あるいは、便蓋3の起立状態で上記と逆方向に便蓋3を回動させて閉じる操作をしてある角度以下となると便蓋回動角度検知センサで検知し、検知信号を制御部に送信して突出していた腰当て5を凹部4内に収納するようにしてもよい。
In addition, a toilet lid rotation angle detection sensor for detecting the rotation angle of the
上記のような構成の便器装置は、図1(a)のように、便蓋3を起立させて開にした状態で便座2に腰掛けるのであるが、この時、便蓋3の凹部4内に収納していた腰当て5が前方に突出して腰当て5が使用者の腰に押し当たり、これにより、排便時に背筋を伸ばした正座の姿勢を保つと共に、腰を刺激して排便を促することができるものである。
As shown in FIG. 1A, the toilet device having the above-described configuration sits on the
ここで、図3の実施形態のように腰当て5は上から前方に向けて前下りに回動するので、腰当て5により腰を上から前方に押し下げるようにして押圧することになり、便座2に座った使用者の姿勢を強制的に背筋を伸ばした正座の姿勢にすることができる。
Here, as in the embodiment of FIG. 3, the
用便が終わると、図1(b)のように、便蓋3を倒して閉じるのであるが、この場合、腰当て5を凹部4内に収納するものであり、この収納状態で便蓋3を閉じることで、腰当て5が便蓋3を閉じる際の支障とならず、腰当て5が無い従来から公知の便蓋を閉じたのと同じような収まりで便蓋3を閉じることができることになる。これにより閉じた状態で腰当て5が露出しないだけでなく、閉じた場合の便蓋3の納まりに違和感がなく、腰当て1も外部に露出しないので外観がよく、また、突出した腰当て5が便器1や便座2に接触して非衛生となることがなく、蓋することで臭気防止効果もある。
When the stool is finished, as shown in FIG. 1B, the
図2(b)に示す実施形態では、便蓋3の裏面に腰当て5を左右対称に分割配置してある。この実施形態においては、便座2に座った使用者の腰を左右対称に分割配置した腰当て5により左右2点で支持で安定して支持することができるものであり、排便時に背筋を伸ばした正座の姿勢をより安定して保つことができる。
In the embodiment shown in FIG. 2 (b), the
また、腰当て5を便蓋3の便座2に対向する面に設けるようにすると、男子の小便のために便座2、便蓋3の双方を起立させて開いた場合、腰当て5が便座2により隠れて使用者から見えないようにできて外観が良くなる。また、男子の小便のために便座2、便蓋3の双方を起立させて開いた場合、腰当て5が露出しないので、腰当て5に小便の飛沫がかかって汚れたりするのを防止できることになる。この場合、腰当て5は凹部4内に収納しておくものであり、例えば、便座2が起立して開になることを便座開検知手段により検知することで、該検知信号を制御部に送信して腰当て5が突出しないように制御する。
Further, if the
ところで、便蓋3には図1(b)に示すように、便蓋3を起立した状態で便蓋3の回転軸9よりも下方に位置する部位にストッパ用当たり部19が設けてあり、また、便器1には便蓋3を起立させた場合、上記ストッパ用当たり部19が当たって便蓋3のそれ以上の回動を規制する回転止め8が設けてある。便蓋3を起立させて腰当て5に使用者の腰を強く当てた場合、便蓋3に大きな負荷がかかるが、便蓋3の回転軸9よりも下方の部位に設けたストッパ用当たり部19が便器1側に設けた回転止め8に当たって上記負荷が支持されることになり、便蓋3の破損を防止し、安定して便蓋3を起立状態に保持して腰当て5により腰を押圧できるようになっている。
By the way, as shown in FIG.1 (b), the
次に、本発明の他の実施形態を図4、図5に基づいて説明する。本実施形態では腰当て5を弾性を有する膨縮自在な空気袋7で構成してある。空気袋7は、空気給排気手段10に設けたエアポンプにより圧縮空気を注入することで膨張させ、空気給排気手段10に設けた給排気弁を切り換えて強制排気することで収縮するようにしたエアバック方式のものであり、便蓋3の裏面の凹部4の奥部に空気袋7が取着してあり、空気を排気して収縮することで空気袋7が凹部4内に収納され、空気を注入することで空気袋7が膨張して空気袋7の前部が凹部4から前方に突出するようになっている。上記空気給排気手段10は図5(a)に示すように便器1内に配置するのが好ましい。
Next, another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In this embodiment, the
しかして、本実施形態では便蓋3を起立させて開にした状態で便座2に腰掛けるのであるが、この時、前述の実施形態と同様に、操作スイッチを操作したり、あるいは、リミットスイッチや便蓋回動角度検知センサで便蓋3の開閉状態、あるいは開閉動作状態を検知することで、空気給排気手段10に設けたエアポンプのオン、オフと、給排気弁の切換え制御を行うようになっている。そして、便蓋3を起立させて開いた後に操作スイッチを操作してエアポンプにより圧縮空気を空気袋7に供給したり、あるいは、便蓋3の開状態の検知又は開動作状態の検知によりエアポンプにより圧縮空気を空気袋7に供給することで空気袋7を膨張させ、空気袋7の一部を便蓋3の凹部4から突出させ便座2に座った使用者の腰を空気袋7で押圧する。この場合、使用者の体型により腰の形状が異なるが、弾性を有する空気袋7を膨張させて使用者の体型に応じて変形させて腰に押付けるので、使用者の体型に応じて快適な状態で背筋を伸ばした正座の姿勢を安定して保つことができる。
Thus, in the present embodiment, the
一方、操作スイッチを閉操作して空気袋7内の空気を強制排気して空気袋7を収縮させて凹部4内に収納した状態で便蓋3を閉じたり、あるいは、便蓋3の閉状態の検知又は閉動作状態の検知により空気袋7内の空気を強制排気して空気袋7を収縮させて凹部4内に収納した状態で便蓋3を閉じる。
On the other hand, the operation switch is closed to forcibly exhaust the air in the
このように便蓋3を閉じた状態では空気袋7を収縮させて凹部4内に収納されているので、閉じた状態で腰当て5が露出しないだけでなく、閉じた場合の便蓋3の納まりに違和感がなく、腰当て1も外部に露出しないので外観がよく、また、突出した腰当て5が便器1や便座2に接触して非衛生となることがなく、蓋することで臭気防止効果もある。
When the
図4、図5に示す実施形態では、便蓋3を自動的に開閉するための便蓋開閉手段11が設けてある。図4、図5においては便蓋開閉手段11が蛇腹状空気袋20により構成してある。蛇腹状空気袋20は便蓋3の回転軸9付近に配置され、蛇腹状空気袋20の一端部(下端部)が便器1に取着してあると共に他端部(上端部)が便蓋3に取着してあり、この蛇腹状空気袋20は前述の腰当て5を構成する空気袋7に給排気するための空気給排気手段10に連通接続してある。
In the embodiment shown in FIGS. 4 and 5, a toilet lid opening / closing means 11 for automatically opening and closing the
そして、赤外線人体検知手段でトイレ内に入った使用者を検知したり、あるいは操作スイッチを開操作したり、あるいは、閉じた状態の便蓋3を開方方向に手動で少し動かした状態を初期手動開閉動作リミットスイッチにより検知した場合に、空気給排気手段10に設けたエアポンプから圧縮空気を蛇腹状空気袋20に供給して蛇腹状空気袋20を膨張させることで、便蓋3が開くように回動させて図4(a)のように起立姿勢とするものである。この場合、腰当て5である空気袋7にも同時に圧縮空気を供給して膨張させることで空気袋7の一部を便蓋3の裏面から突出させるようにしてもよく、あるいは、蛇腹状空気袋20により便蓋3を回動させて起立姿勢にした後に、空気袋7に圧縮空気を供給して膨張させることで空気袋7の一部を便蓋3の裏面から突出させるようにしてもよい。
The initial state is that the user who has entered the toilet is detected by the infrared human body detection means, the operation switch is opened, or the
また、赤外線人体検知手段で人の検知が非検知状態となったり、あるいは、操作スイッチを閉操作したり、あるいは、起立した開状態での便蓋3を閉方向に手動で少し動かした状態を初期手動開閉動作リミットスイッチにより検知した場合に、空気給排気手段10に設けた給排気弁を切換えて蛇腹状空気袋20内の空気を強制排気して蛇腹状空気袋20を収縮させることで、便蓋3を閉方向に回動させて横向きに倒して閉じるものである。この場合、腰当て5である空気袋7から同時に圧縮空気を強制排気して収縮させることで空気袋7を凹部4内に収容させるようにしてもよく、あるいは、空気袋7から圧縮空気を強制排気して収縮させることで空気袋7を凹部4内に収容させた後に蛇腹状空気袋20から圧縮空気を強制排気させて蛇腹状空気袋20を収縮させて便蓋3を閉じるようにしてもよい。
In addition, the infrared human body detecting means is in a state where human detection is not detected, the operation switch is closed, or the
本実施形態では腰当て5である空気袋7を膨縮するための空気給排気手段10を、便蓋3の開閉を行うために蛇腹状空気袋20を膨縮するために空気を供給したり、排気したりするための手段として兼用できるので、構成が簡略化できる。
In this embodiment, the air supply / exhaust means 10 for inflating and contracting the
上記蛇腹状空気袋20を収縮させて便蓋3を閉操作するに当たっては、赤外線人体検知手段で人の検知が非検知状態となったり、あるいは、操作スイッチを閉操作したり、あるいは、起立した開状態での便蓋3を閉方向に手動で少し動かした状態を初期手動開閉動作リミットスイッチにより検知した場合に、空気給排気手段10に設けた給排気弁を切換えて蛇腹状空気袋20(及び空気袋7)内の空気を強制排気して蛇腹状空気袋20(及び空気袋7)を強制的に収縮させるのであるが、この強制的収縮は便蓋3の開状態から閉方向への回動の初期のみとし、便蓋3の閉動作の途中からは排気弁を開放し、蛇腹状空気袋20(及び空気袋7)の弾性力と便蓋3の回動による蛇腹状空気袋20に対する圧縮力により蛇腹状空気袋20(及び空気袋7)内の空気を自由排出させるようにしてもよい。この場合は、便蓋3が便器1や便座2に接触する速度が減少し、接触時に衝撃音を出すことなく閉動作が完了し、これにより接触部の破損がなくなり、従来からあった接触部緩衝材を無くすことが可能となる。
In closing the
また、図6には本発明の更に他の実施形態が示してある。 FIG. 6 shows still another embodiment of the present invention.
本実施形態においては、上記実施形態における便蓋3を自動開閉するための蛇腹状空気袋20を設けることなく、腰当て5である空気袋7に便蓋3を自動開閉するための機能を兼用させた例である。
In the present embodiment, the function for automatically opening and closing the
本実施形態では図6に示すように、腰当て5を構成する空気袋7の一端部(背面部)の背面固定部21を便蓋3の凹部4の奥面に固定し、空気袋7の他端部(下面部)の下面固定部22を便器1に固定してある。また、腰当て5を構成する空気袋7には給排気するための空気給排気手段10に連通接続してある。
In the present embodiment, as shown in FIG. 6, the back
そして、赤外線人体検知手段でトイレ内に入った使用者を検知したり、あるいは操作スイッチを開操作したり、あるいは、閉じた状態の便蓋3を開方方向に手動で少し動かした状態を初期手動開閉動作リミットスイッチにより検知した場合に、空気給排気手段10に設けたエアポンプから圧縮空気を空気袋7に供給して空気袋7を膨張させることで、便蓋3が開くように回動させて図6(a)のように起立姿勢とすると共に、空気袋7の一部を便蓋3の凹部4から前方に突出させる。この状態で便座2に座った使用者の腰を空気袋7により押圧する。
The initial state is that the user who has entered the toilet is detected by the infrared human body detection means, the operation switch is opened, or the
一方、赤外線人体検知手段で人の検知が非検知状態となったり、あるいは、操作スイッチを閉操作したり、あるいは、起立した開状態での便蓋3を閉方向に手動で少し動かした状態を初期手動開閉動作リミットスイッチにより検知した場合に、空気給排気手段10に設けた給排気弁を切換えて空気袋7内の空気を強制排気して空気袋7を収縮させることで、便蓋3を閉方向に回動させて横向きに倒して閉じると共に空気袋7を収縮させて凹部4内に収納する。本実施形態では腰当て5である空気袋7の膨縮を利用して便蓋3の自動開閉ができ、圧縮空気の空気容量を少なくでき、構造が簡略化できる。
On the other hand, the detection of a person is not detected by the infrared human body detection means, the operation switch is closed, or the
1 便器
2 便座
3 便蓋
4 凹部
5 腰当て
6 駆動手段
7 空気袋
8 回転止め
9 回転軸
10 空気給排気手段
11 便蓋開閉手段
DESCRIPTION OF
Claims (7)
An air supply / exhaust means for supplying / exhausting air to the air bag constituting the waist pad is provided, a toilet lid opening / closing means for opening / closing the toilet lid is provided, and the toilet lid opening / closing means is provided for air supply by the air supply / exhaust means. The toilet device according to any one of claims 1 to 6, wherein the toilet device is driven by supply and exhaust.
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Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
DE102007028678B3 (en) * | 2007-06-21 | 2008-10-23 | Paola Grazia Wendt | Toilet seat with backrest, has cover with projection forming lumbar support and backrest surface held at set angle by projecting stop section at lower rear |
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Citations (5)
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JPS57107133A (en) * | 1980-12-22 | 1982-07-03 | Masarou Nitsuta | Excretion promoting apparatus |
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2005
- 2005-03-28 JP JP2005093090A patent/JP4552730B2/en not_active Expired - Fee Related
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DE202010011911U1 (en) | 2010-08-27 | 2010-12-09 | Scheinhardt, Lutz | Back support for a toilet seat |
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