JP2006270343A - 部分暗号化装置および方法ならびにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 部分暗号化装置は、暗号化処理により生成される暗号化用ビット列を、部分暗号化用ビット列と伸張関数への入力ビットとに分割し、伸張関数により決定される伸張規則に従い部分暗号化用ビット列を伸張し、当該伸張した部分暗号化列と被暗号化用ビット列を排他的論理和演算して暗号化する。
【選択図】 図1
Description
上記したストリーム暗号を生成するための方法および装置の一例が以下の特許文献に開示されている。
また、生成される暗号化列を非常に簡易な処理で伸張するため、CPUにかかる負担も少なくて済む。
本発明の実施形態に係る部分暗号化装置は、暗号化用ビット列分割部1と、部分暗号化ビット列伸張部2と、暗号化処理部3とで構成される。
部分暗号化ビット列伸張部2は、伸張関数により決定される伸張規則に従い、前記部分暗号化用ビット列を伸張して暗号化処理部3へ供給するものであり、伸張関数生成部21と、部分暗号化ビット列伸張処理部22とで構成される。
また、部分暗号化ビット列伸張処理部22は、再利用定義ビット列、非暗号化領域決定ビット列、および部分暗号化用ビット列とを入力とし、部分暗号化ビット列をブロック単位に分割し、再利用定義ビット列に従い、前回利用した部分暗号化列を再利用もしくは次の部分暗号化列を利用して伸張処理を実行する。
なお、暗号化処理部3は、伸張した部分暗号化ビット列と被暗号化用ビット列とを排他的論理和演算(XOR)して暗号化する。
以下、図2に示すフローチャートを参照しながら各工程、および図1に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
部分暗号化用ビット列(A)は、部分暗号化用ビット列伸張部2の部分暗号化列伸張処理部22へ、伸張関数入力ビット列(B)は、部分暗号化用ビット列伸張部2の伸張関数発生部21へそれぞれ供給される(S22)。
部分暗号化ビット列伸張部2は、以上のようにして伸張関数により定義されたルールに従い部分暗号化用ビット列を伸張する(S27)。
また、本発明によれば、生成される暗号化列を非常に簡易な処理で伸張するため、CPUにかかる負担も少なくて済むという効果も得られる。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (4)
- 特定のコンテンツの一部を暗号化する部分暗号化装置であって、
暗号化処理により生成される暗号化用ビット列を、部分暗号化用ビット列と、伸張関数入力ビット列とに分割する暗号化用ビット列分割部と、
前記伸張関数により決定される伸張規則に従い、前記部分暗号化用ビット列を伸張する部分暗号化ビット列伸張部と、
前記伸張した部分暗号化列と被暗号化用ビット列を排他的論理和演算して暗号化する暗号化処理部と、
を備えることを特徴とする部分暗号化装置。 - 前記部分暗号化ビット列伸張部は、
前記伸張関数入力ビット列を、伸張処理ビット列と再利用定義ビット列とに分割し、前記伸張処理ビット列に関して任意のパートに分割して得られる各パートを数値に変換し、定義されたブロックNに対してN×数値の長さを非暗号化領域決定ビット列として伸張する伸張関数生成部と、
前記再利用定義ビット列、非暗号化領域決定ビット列、および部分暗号化用ビット列とを入力とし、前記部分暗号化ビット列をブロック単位に分割し、前記再利用定義ビット列に従い、前回利用した部分暗号化用ビット列を再利用、もしくは次の部分暗号化用ビット列を利用して再利用処理を実行する部分暗号化ビット列伸張処理部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の部分暗号化装置。 - 特定のコンテンツの一部を暗号化する部分暗号化方法であって、
暗号化処理により生成される暗号化用ビット列を、部分暗号化用ビット列と、伸張関数入力ビット列とに分割するステップと、
前記伸張関数により決定される伸張規則に従い、前記部分暗号化用ビット列を伸張するステップと、
前記伸張した部分暗号化列と被暗号化用ビット列を排他的論理和演算して暗号化するステップと、
を有することを特徴とする部分暗号化方法。 - 特定のコンテンツの一部を暗号化する部分暗号化装置に用いられるプログラムであって、
暗号化処理により生成される暗号化用ビット列を、部分暗号化用ビット列と、伸張関数入力ビット列とに分割する処理と、
前記伸張関数により決定される伸張規則に従い、前記部分暗号化用ビット列を伸張する処理と、
前記伸張した部分暗号化列と被暗号化用ビット列を排他的論理和演算して暗号化する処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005083682A JP2006270343A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 部分暗号化装置および方法ならびにプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006270343A true JP2006270343A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37205853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005083682A Pending JP2006270343A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 部分暗号化装置および方法ならびにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006270343A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008294827A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体 |
JP2009213083A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 画像圧縮方法及び画像圧縮装置 |
US10455111B2 (en) | 2016-03-31 | 2019-10-22 | Megachips Corporation | Encryption device, computer-readable recording medium, and encryption method |
-
2005
- 2005-03-23 JP JP2005083682A patent/JP2006270343A/ja active Pending
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