JP2006269146A - Push-button switch - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、主に自動車のルームランプやハザードランプ等の消点灯操作に用いる押釦スイッチに関するものである。 The present invention relates to a pushbutton switch mainly used for a turn-off operation such as a room lamp or a hazard lamp of an automobile.
近年、自動車のルームランプやハザードランプ等の消点灯操作用として、他のインストルメントパネル等の操作スイッチとは異なり、ON/OFF時の操作位置が判り易いように操作ストロークの長い、所謂、長ストロークの押釦スイッチを用いることが増えてきている。 In recent years, for operation of turning off and turning on automobile room lamps, hazard lamps, etc., unlike other operation switches such as instrument panels, the operation position has a long operation stroke so that the operation position at ON / OFF can be easily understood. The use of stroke pushbutton switches is increasing.
このような従来の押釦スイッチについて、図7及び図8を用いて説明する。 Such a conventional push button switch will be described with reference to FIGS.
図7は従来の押釦スイッチの部分断面図であり、同図において、1は上面開口の略箱状で絶縁樹脂製のケースで、ケース1内には複数の固定接点2が植設され、その端子部がケース1側面から外方に延出している。
FIG. 7 is a partial cross-sectional view of a conventional pushbutton switch. In FIG. 7,
そして、3は絶縁樹脂製の操作体で、ケース1内に上下動可能に収納されると共に、この操作体3の上下動に伴って、操作体3に固定された可動接片(図示せず)が、ケース1内の固定接点2と電気的接離を行うようにしてスイッチ接点が構成されている。
An
また、4はケース1上面の開口部を覆うカバーで、このカバー4上面略中央の通孔(図示せず)から、操作体3の操作部3Aが上方ヘ突出すると共に、操作部3A上端には先端部3Bとこれより幅の小さな係合溝3Cが設けられている。
さらに、5は絶縁樹脂製の押釦で、下面略中央にはコの字状に対向した長さ寸法Aの取付部5Aが下方へ突出して形成され、この取付部5Aが操作体3の先端部3Bや係合溝3C外周を覆うと共に、取付部5A内周の突起部5Bが係合溝3Cに係合して、押釦5が操作体3に装着されている。
Further, reference numeral 5 denotes a push button made of insulating resin, and a
なお、取付部5A下端とカバー4上面との間には、操作体3が上下動するストロークLに相当する寸法分の間隙が空けられている。
Note that a gap corresponding to a stroke L corresponding to the vertical movement of the
従って、カバー4上面から押釦5上面までの寸法は、このストロークL分の間隙に、押釦5下面の取付部5Aの長さ寸法A、及び押釦5の厚さを加えた高さとなっている。
Therefore, the dimension from the upper surface of the
そして、ケース1内には操作体3を上方に付勢するコイルばね(図示せず)が収納されると共に、操作体3のカム部(図示せず)やストッパ(図示せず)によってロック機構が形成されて、押釦スイッチが構成されている。
A coil spring (not shown) that biases the
また、このような押釦スイッチは、例えば、車室内の天井に取付けられたルームライト装置内の配線基板等に実装され、押釦5が装置の操作パネル(図示せず)の開口部から突出して配置される。 Such a push button switch is mounted on, for example, a wiring board in a room light device attached to the ceiling of the vehicle interior, and the push button 5 is disposed so as to protrude from an opening of an operation panel (not shown) of the device. Is done.
以上の構成において、押釦5を下方へ押圧操作すると、ケース1内のコイルばねを撓めながら操作体3が下方へ移動し、図8の部分断面図に示すように、ストロークLだけ降下すると、押釦5の取付部5A下端がカバー4上面に当接して、ケース1内のスイッチ接点の電気的接離が行われ、例えばスイッチ接点がONとなって、ルームライトが点灯する。
In the above configuration, when the push button 5 is pressed downward, the
また、この状態から押釦5への押圧力を解除すると、コイルばねによって付勢された操作体3がやや上方へ移動すると共に、ケース1内のストッパが操作体3のカム部の所定箇所に係止して、操作体3がロックされた状態となる。
Further, when the pressing force to the push button 5 is released from this state, the
さらに、この後、再び押釦5を押圧操作すると、ストッパとカム部との係止が外れてロック状態が解除され、操作体3が上方ヘ移動して、図7の状態に戻ると共に、スイッチ接点がOFFとなりルームライトが消灯するように構成されているものであった。
Further, after that, when the push button 5 is pressed again, the stopper and the cam portion are disengaged, the locked state is released, the
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
しかしながら、上記従来の押釦スイッチにおいては、取付部5Aが操作体3の先端部3Bや係合溝3C外周を覆って、押釦5が操作体3に装着されているため、押釦スイッチの高さはケース1の高さに、押釦5の厚さと操作体3が上下動するストロークL、さらに取付部5Aの長さ寸法Aを加えた高さとなり、機器全体の薄形化や小型化が進むなか、スイッチの低背化を図ることが困難であるという課題があった。
However, in the above conventional push button switch, the
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、簡易な構成で、低背化を図った押釦スイッチを提供することを目的とする。 The present invention solves such a conventional problem, and an object of the present invention is to provide a push button switch that has a simple configuration and is reduced in height.
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。 In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration.
本発明の請求項1に記載の発明は、ケース上面から突出した操作体の操作部に凹状の保持部を形成すると共に、この保持部内に押釦下面から突出した取付部を収納して押釦を操作部に装着したものであり、押釦の取付部が操作部の保持部内に収納されているため、スイッチ全体としては取付部の分の寸法が不要となり、簡易な構成で、低背化を図った押釦スイッチを得ることができるという作用を有する。 According to the first aspect of the present invention, a concave holding portion is formed in the operating portion of the operating body protruding from the upper surface of the case, and the mounting portion protruding from the lower surface of the push button is housed in the holding portion to operate the push button. Since the push button mounting part is housed in the holding part of the operation part, the size of the mounting part is not required for the entire switch, and the height is reduced with a simple configuration. The push button switch can be obtained.
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、押釦の取付部を操作体の保持部内に圧入係合して、押釦を操作体に装着したものであり、操作体に押釦を確実に装着できると共に、組立も容易に行うことができるという作用を有する。
The invention according to
以上のように本発明によれば、簡易な構成で、低背化を図った押釦スイッチを実現できるという有利な効果が得られる。 As described above, according to the present invention, it is possible to obtain an advantageous effect that it is possible to realize a pushbutton switch with a simple configuration and a low profile.
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を用いて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明は簡略化する。 In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the part of the same structure as the structure demonstrated in the term of background art, and detailed description is simplified.
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による押釦スイッチの部分断面図、図2は同分解断面図であり、同図において、1は上面開口の略箱状で絶縁樹脂製のケースで、ケース1内には複数の固定接点2が植設され、その端子部がケース1側面から外方に延出している。
(Embodiment)
FIG. 1 is a partial cross-sectional view of a pushbutton switch according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is an exploded cross-sectional view thereof, in which 1 is a substantially box-like case having an upper surface opening and made of an insulating resin. A plurality of
そして、10はポリアミド(PA)やポリオキシメチレン(POM)等の絶縁樹脂製の操作体で、ケース1内に上下動可能に収納されると共に、この操作体10の上下動に伴って、操作体10の両側方に固定された略V字状の可動接片12が、ケース1内の固定接点2と電気的接離を行うようにしてスイッチ接点が構成されている。
An
また、11はケース1上面の開口部を覆う金属板製または絶縁樹脂製のカバーで、このカバー11上面略中央の通孔11Aを挿通して、操作体10上部の操作部10Aが上方ヘ突出している。
さらに、13は金属線製のコイルばね、14は略コ字状で金属線製のストッパで、コイルばね13が操作体10下面とケース1内底面との間にやや撓んだ状態で装着されて、操作体10を上方ヘ付勢すると共に、操作体10前面に形成された略ハート形のカム部10Bに、下端がケース1の内底面に保持されたストッパ14の上端が当接して、ロック機構が形成されている。
Further, 13 is a coil spring made of metal wire, 14 is a substantially U-shaped stopper made of metal wire, and the
また、15は上面が略皿状でアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)等の絶縁樹脂製の押釦で、下面略中央には下方に突出する二股状の取付部15Aが形成され、この取付部15A全体が、操作部10A上端に設けられた凹状の保持部10C内に収納されている。
なお、図3の部分斜視図に示すように、保持部10C内に取付部15Aを収納する際には、二股状の取付部15Aが内側ヘやや弾性変形し、下端外側の突起部15Bが、操作部10A上端の両側に設けられた凹状の保持部10C下方の窪みに弾接して、上方から圧入係合されて押釦スイッチが構成されている。
As shown in the partial perspective view of FIG. 3, when the
そして、図1に示すように、押釦15下面とカバー11上面との間には、操作体10が上下動するストロークLに相当する寸法分の間隙が空けられている。
As shown in FIG. 1, a gap corresponding to a stroke L that moves the
つまり、押釦15下面から下方に突出した取付部15A全体が、操作部10A上端の凹状の保持部10C内に収納され、取付部15Aの寸法は保持部10C内に含まれているため、カバー11上面から押釦15上面までの寸法は、ストロークL分の間隙と押釦15の厚さのみの高さとなっている。
That is, the
そして、このような押釦スイッチは、例えば、車室内の天井に取付けられたルームライト装置内の配線基板等に実装され、押釦15が装置の操作パネル(図示せず)の開口部から突出して配置される。
Such a push button switch is mounted on, for example, a wiring board in a room light device mounted on the ceiling of the vehicle interior, and the
以上の構成において、押釦15を下方へ押圧操作すると、ケース1内のコイルばね13を撓めながら操作体10が下方へ移動し、図4の部分断面図に示すように、ストロークLだけ下降すると、押釦15下面がカバー11上面に当接し、可動接片12とケース1内の固定接点2によって、スイッチ接点の電気的接離が行われ、例えばスイッチ接点がONとなって、ルームライトが点灯する。
In the above configuration, when the
従って、この時のカバー11上面から押釦15上面までの寸法は、ストロークL分の間隙もなくなり、押釦15の厚さのみの高さとなっている。
Accordingly, the dimension from the upper surface of the
また、この状態から押釦15への押圧力を解除すると、コイルばね13によって付勢された操作体10がやや上方ヘ移動すると共に、ケース1内のストッパ14が操作体10のカム部10Bの所定箇所に係止して、操作体10がロックされた状態となる。
Further, when the pressing force to the
さらに、この後、再び押釦15を押圧操作すると、ストッパ14とカム部10Bとの係止が外れてロック状態が解除され、操作体10が上方ヘ移動して、図1の状態に戻ると共に、スイッチ接点がOFFとなりルームライトが消灯するように構成されている。
Further, after that, when the
このように本実施の形態によれば、操作体10の操作部10Aに凹状の保持部10Cを形成すると共に、この保持部10C内に押釦15下面から突出した取付部15Aを収納することによって、スイッチ全体としては取付部15A分の寸法が不要となり、簡易な構成で、低背化を図った押釦スイッチを得ることができるものである。
As described above, according to the present embodiment, the
また、押釦15の取付部15Aを操作体10の保持部10C内に圧入係合して、押釦15を操作体10に装着することによって、操作体10に押釦15を確実に装着できると共に、上方から取付部15Aを保持部10C内へ挿入するだけで、組立も容易に行うことができる。
In addition, by pressingly engaging the mounting
なお、操作部10Aの保持部10C内への取付部15Aの収納は、図5の部分斜視図に示すように、操作部20Aに略角孔状の保持部20Cを設け、この保持部20Cの内側壁に形成した係合孔20Dに、先端が略フック状で弾性を有した取付部25Aを圧入係合させて、押釦と操作体を装着しても、本発明の実施は可能である。
As shown in the partial perspective view of FIG. 5, the operating
さらに、図6の部分斜視図に示すように、操作部30Aの隣接する凹状の保持部30Cの略中央に、略球状の係合凸部30Dを設けると共に、取付部35Aの内側面に係合凸部30Dに対応した係合凹部35Dを設け、この係合凹部35Dを係合凸部30Dに圧入係合させて、押釦と操作体を装着するようにすれば、略球状の係合凸部30Dに対して係合凹部35Dが、所定の範囲、回転自在に係合されているため、押釦が斜め方向から押圧操作されても、操作体に対して直接斜め方向の荷重が加わらず、上下動時のこじれ等が生じにくいため、動作の良好なものとすることができる。
Further, as shown in the partial perspective view of FIG. 6, a substantially spherical engagement convex portion 30D is provided at the approximate center of the adjacent
本発明による押釦スイッチは、簡易な構成で、低背化の可能なものが得られ、主に自動車のルームランプやハザードランプ等の消点灯操作用として有用である。 The push button switch according to the present invention has a simple structure and can be reduced in height, and is mainly useful for turning off a room lamp or a hazard lamp of an automobile.
1 ケース
2 固定接点
10 操作体
10A、20A、30A 操作部
10B カム部
10C、20C、30C 保持部
11 カバー
11A 通孔
12 可動接片
13 コイルばね
14 ストッパ
15 押釦
15A、25A、35A 取付部
15B 突起部
20D 係合孔
30D 係合凸部
35D 係合凹部
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005083078A JP2006269146A (en) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | Push-button switch |
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JP2006269146A true JP2006269146A (en) | 2006-10-05 |
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006269146A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7189300B1 (en) * | 2021-10-15 | 2022-12-13 | Necプラットフォームズ株式会社 | Push-button switch |
-
2005
- 2005-03-23 JP JP2005083078A patent/JP2006269146A/en active Pending
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