JP2006262250A - 受信装置または送信装置およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信データのビット幅の許容範囲値を設置後に動作電源や動作状態に応じて変更することができないという課題を有していた。
【解決手段】スレーブ制御手段(受信装置側制御手段)14が、スレーブ無線通信手段(受信装置側無線通信手段)7を用いて、ビット幅の許容範囲値を含む無線電文を受信し、前記受信したビット幅の許容範囲値を前記スレーブビット幅記憶手段10に記憶し、以降は受信した無線電文中のビット同期部のビット幅がスレーブビット幅記憶手段10に記憶された許容範囲値以内の場合にサンプリングクロックを生成するとすることにより、マスター無線通信装置25から無線電文を用いて、スレーブ通信装置26の設置後に動作電源や動作状態に応じてビット幅の許容範囲値を変更することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ伝送におけるビット同期部を受信し、サンプリングクロックを生成する受信装置または送信装置およびそのプログラムに関するものである。
従来、この種の受信装置または送信装置およびプログラムは、以下に記載されているようなものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の通信装置およびプログラムを示すものである。図5に示すように、アンテナ1と、前記アンテナ1で受信した無線電文から受信データを復調するFM受信回路2と、前記FM受信回路2で復調された受信データを記憶するシフトレジスタ3と、フレーム同期部のフレームパターンを記憶するROM4と、前記各手段を制御する制御回路5から構成されている。
制御回路5は、アンテナ1およびFM受信回路2を介して受信した受信データのビット幅を測定し、測定したビット幅が規定の許容範囲値以内であれば受信データを取り込み、無線電文におけるヘッダー部のビット同期部の有無を検出する。そして、ビット同期部を検出すれば受信データを取り込むためのサンプリングクロックを生成する。そして、このサンプリングクロックに基づいて受信データをシフトレジスタ3に記憶する。
また、測定したビット幅が規定の許容範囲値以外であれば受信動作を停止する。一方、ROM4には、あらかじめ決められたフレーム同期部のフレームパターンが記憶されており、制御回路5は、前記ROM4に記憶されたフレームパターンとシフトレジスタ3に記憶された受信データとを1ビット受信毎に比較し、ROM4に記憶されたフレーム同期部のフレームパターンが一致するまで受信動作を継続する。
特開平8−130533号公報
しかしながら、前記従来の構成では、制御回路は、受信データのビット幅があらかじめ決められた許容範囲値以内の時のみ受信データを取り込むとなっているため、設置後に動作電源や動作状態に応じて許容範囲値を変更することができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、無線電文を用いて、設置後に動作電源や動作状態に応じてビット幅の許容範囲値を変更することができる受信装置または送信装置およびそのプログラムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の受信装置は、無線電文を送受信する受信装置側無線通信手段と、ビット同期部を構成するビット幅を測定するビット幅測定手段と、前記ビット幅測定手段で測定したビット幅が規定の許容範囲値以内であるかを判定するビット幅判定手段と、前記ビット幅の許容範囲値を記憶するビット幅記憶手段と、各手段を制御する受信装置側制御手段とを備えるとしたものである。
これによって、無線電文を用いて、設置後に動作電源や動作状態に応じてビット幅の許容範囲値を変更することができる。
本発明の受信装置は、受信装置側制御手段が受信装置側無線通信手段でビット幅の許容範囲値を含む無線電文を受信し、前記受信したビット幅の許容範囲値を新たにビット幅記憶手段に記憶し、以降は受信した無線電文におけるビット同期部のビット幅がビット幅記憶手段に記憶された許容範囲値以内の場合にサンプリングクロックを生成するとすることにより、設置後に動作状態に応じてビット幅の許容範囲値を変更することができる。
第1の発明は、受信装置は、受信装置側制御手段が受信装置側無線通信手段でビット幅の許容範囲値を含む無線電文を受信し、前記受信したビット幅の許容範囲値を新たにビット幅記憶手段に記憶し、以降は受信した無線電文におけるビット同期部のビット幅がビット幅記憶手段に記憶された許容範囲値以内の場合にサンプリングクロックを生成するため、設置後に動作状態に応じてビット幅を任意の許容範囲値に設定することができる。
第2の発明は、受信装置は、電池電圧の低下を検出する電池電圧低下検出手段を備え、送信装置に対して、ビット幅記憶手段に記憶されたビット幅の許容範囲値を小さくすることを要求する無線電文を送信することができるため、ノイズなどにより誤ってビット同期部を受信することを少なくすることができ、消費電力を低減することができ、動作時間の延長を図ることができる。
第3の発明は、受信装置と通信する送信装置において、送信装置における送信装置側制御手段は、前記受信装置がAC電源動作か電池電源動作かの動作電源種別を取得することにより、ビット幅割り当て手段を用いて、電池電源動作の受信装置に割り当てるビット幅の許容範囲値α1と、AC電源動作の受信装置に割り当てるビット幅の許容範囲値α2との関係をα1<α2となるようなビット幅の許容範囲値を受信装置に対して割り当てることができるため、AC電源動作の受信装置と比較して、電池電源動作の受信装置がノイズなどにより誤ってビット同期部を受信することを少なくすることができ、消費電力を低減することができ、動作時間の延長を図ることができる。
また、AC動作電源動作の受信装置は、消費電力をあまり考慮しなくていいため、電池電源動作の受信装置と比較して、ビット同期部のビット幅の許容範囲値をより大きく設定することができるため、受信すべき無線電文のビット幅がノイズなどにより変化しても受信できるようにすることができる。このように、動作電源の種別により最適な許容範囲値を設定することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、送信装置は、AC電源動作である受信装置に無線電文を送信する際には、ビット同期部を構成するビット幅αを、α1<α≦α2となるように設定して無線電文を送信することにより、電池電源動作である受信装置は、AC電源動作である受信装置宛の無線電文からビット同期部を検出し、サンプリングクロックを生成することがないため、AC電源動作である受信装置宛の無線電文を受信しなくてもすむため、消費電力を低減することができ、動作時間の延長を図ることができる。
第5の発明は、第1または第2の発明における受信装置の手段の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラムとすることにより、簡単なハードウェアで受信装置の機能が実現できる。
第6の発明は、第3または第4の発明における送信装置の手段の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラムとすることにより、簡単なハードウェアで送信装置の機能が実現できる。
そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の送信装置、受信装置の少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
本実施の形態において、送信装置の一例としてマスター通信装置を、受信装置の一例としてスレーブ通信装置で説明するが、これに限るものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスレーブ通信装置のブロック図を示し、図2はマスター通信装置のブロック図を示すものである。
図1において、スレーブ通信装置101は、無線電文を送受信するスレーブアンテナ6と、受信した無線電文から受信データを復調するスレーブ無線通信手段7と、スレーブ無線通信手段7で受信した受信データからビット同期部を検出するために、受信データのビット幅を測定するスレーブビット幅測定手段8と、スレーブビット幅測定手段8で測定したビット幅が許容範囲値以内であるかを判定するスレーブビット幅判定手段9と、前記ビット幅の許容範囲値を記憶するスレーブビット幅記憶手段10と、スレーブビット幅測定手段8でビット同期部を検出後、受信データを取り込むためのサンプリングクロックを生成するスレーブサンプリングクロック生成手段11と、スレーブ無線通信手段7から出力される受信データをスレーブサンプリングクロック生成手段11で生成されるサンプリングクロックに基づき記憶するスレーブ受信データ記憶手段12と、電源が電池動作の場合に電池電圧の低下を検出するスレーブ電池電圧低下検出手段13と、各手段を制御するスレーブ制御手段14とで構成されている。
図2において、マスター通信装置102は、無線電文を送受信するマスターアンテナ15と、受信した無線電文から受信データを復調するマスター無線通信手段16と、マスター無線通信手段16で受信した受信データからビット同期部を検出するために、受信データのビット幅を測定するマスタービット幅測定手段17と、マスタービット幅測定手段17で測定したビット幅が許容範囲値以内であるかを判定するマスタービット幅判定手段18と、前記ビット幅の許容範囲値を記憶するマスタービット幅記憶手段19と、マスタービット幅測定手段17でビット同期部を検出後、受信データを受信するためのサンプリングクロックを生成するマスターサンプリングクロック生成手段20と、マスター無線通信手段16から出力される受信データをマスターサンプリングクロック生成手段20で生成されるサンプリングクロックに基づき記憶するマスター受信データ記憶手段21と、ビット幅の許容範囲値をスレーブ通信装置に割り当てるマスタービット幅割り当て手段22と、各手段を制御するマスター制御手段23とで構成されている。
図3は本実施の形態におけるスレーブ通信装置およびマスター通信装置を用いた無線通信システム例を示すものである。図3におけるスレーブ通信装置26あるいはマスター通信装置25が図1におけるスレーブ通信装置、図2におけるマスター通信装置に相当する。
図3において、通信処理部24とマスター通信装置25で構成されるブロックがホームコントローラ103、そして、スレーブ通信装置26とエアコン27で構成されるブロックがホームコントローラ103から制御されるネットワーク対応家電機器104である。
ホームコントローラは、図3には示していないが、タッチパネルを備え、前記タッチパネル上のボタンを押すことによりエアコン26の制御を行うことができる。ホームコントローラ103を構成するマスター通信装置25とエアコン27に接続されるスレーブ通信装置26は、伝送速度2400bpsもしくは4800bps、周波数429MHz帯の特定小電力無線電波を用いたプロトコルで接続される。
なお、429MHz帯の特定小電力無線電波を用いたプロトコルとしては、ガスの自動検針用プロトコルやエコーネット(登録商標)プロトコル等の規格化されたものが考えられる。
ここで、図3におけるスレーブ通信装置25とマスター通信装置24との間で送受信される電文構成について図4を参照しながら説明する。
図4において(1)はデータフォーマット全体構成を示す。図4の(1)において区間(a)は繰り返しヘッダー部と呼ばれ、受信チャンネルとして複数チャンネルを順次スキャンして待ち受ける受信方式に対応するため(ビット同期部1;41ビット+フレーム同期部1;31ビット+データ部1;64ビット)を一つのブロックとして、このブロックをN回繰り返し送信する繰り返しヘッダー部である。
そして、区間(b)はデータを含む情報部であり、(ビット同期部2;65ビット+フレーム同期部2;31ビット+データ部2:可変)で構成され、ビット同期部2はビット同期部1のビットの反転、フレーム同期部2はフレーム同期部1のビットの反転となっている。区間(c)は送信の最後を示す信号であるがなくてもかまわない。
データ1の詳細な構成を、図4の(2)に示す。また、データ2の詳細な構成を、図4の(3)に示す。
データ1には相手先情報、すなわち宛先を示す受信機器識別符号と、自分の属するシステムかどうかを識別する無線システム識別符号の一部である部分無線システム識別符号が含まれている。部分無線システム識別符号は無線システム識別符号を3分割したものであり、例えば無線システム識別符号が12桁であれば、上位4桁、中位4桁、下位4桁と3分割され順番に挿入されている。
データ2には無線システム識別符号と送信元を示す送信機器識別符号が含まれている。例えば、無線電文を送信する際は、相手無線通信装置の間欠受信周期以上の長さになるように、ヘッダー部の繰り返し送信回数N回を設定し無線電文を送信する。また、データ1およびデータ2は、誤り制御としてBCH(31,16)を用い、16ビット単位の伝送信号に対して15ビットのBCH誤り制御符号と1ビットの偶数パリティ符号を付加する。すなわち符号化後の符号長は32ビットとなる。
以上のように構成されたスレーブ通信装置26およびマスター通信装置25について、以下その動作、作用を説明する。
まずスレーブ通信装置26が、マスター通信装置25から送信される図4に示す無線電文を受信する場合について説明する。
スレーブ通信装置26におけるスレーブ制御手段14は、スレーブ無線通信手段7を用いて、スレーブアンテナ6を介して受信動作を行い、キャリア(無線電文)の有無を検出する。キャリアがあれば、継続して受信動作を行う。
次に、スレーブ制御手段14は、スレーブビット幅測定手段8を用いて、無線電文のビット同期1のビット幅を測定し、スレーブビット幅判定手段9を用いて、測定結果がスレーブビット幅記憶手段10に記憶された許容範囲値以内であるかを判定する。例えば、スレーブビット幅記憶手段10に許容範囲値として±50%という値が記憶されていると、マスター通信装置25とスレーブ通信装置間で2400bpsの伝送速度で通信を行う場合は、ビット同期1のビット幅は、1/2400≒417マイクロsec(理論値)であるため、417マイクロsec±50%=209マイクロsec〜626マイクロsecが受信する許容範囲値となる。
記憶された許容範囲値以内であれば、スレーブ制御手段14は受信動作を継続し、以降同様に、例えばビット同期1を16ビット取り込み、16ビットすべてが記憶された許容範囲値以内であれば、ビット同期1に続くフレーム同期1を受信するために、スレーブサンプリングクロック生成手段11を用いてサンプリングクロックを生成し、この生成したサンプリングクロックがスレーブ受信データ記憶手段12に供給される。
スレーブ受信データ記憶手段12は、供給されたサンプリングクロックに同期してスレーブ無線通信手段7から無線電文を受信する。そして、スレーブ制御手段14は、スレーブ受信データ記憶手段12からビット同期1に続くフレーム同期1やデータ1を受信する。
次に、スレーブ通信装置26の動作電源が電池であり、電池電圧の低下を検出するスレーブ電池電圧検出手段13を備え、スレーブ電池電圧検出手段13が電池電圧低下を検出した場合の動作について説明する。
スレーブ通信装置26におけるスレーブ制御手段14は、スレーブ電池電圧検出手段13から電池電圧低下検出信号を受信すると、スレーブ無線通信手段7およびスレーブアンテナ6を用いて、電池電圧低下検出信号をマスター通信装置25に報知する。また、この時、スレーブビット幅記憶手段10に記憶された許容範囲値を小さくする要求電文をマスター通信装置25に対して送信する。
マスター通信装置25におけるマスター制御手段23は、先に述べたスレーブ通信装置26における受信動作と同様に、マスター無線通信手段16を用いて、マスターアンテナ15を介して受信動作を行い、キャリア(無線電波)の有無を検出する。キャリアがあれば、継続して受信動作を行う。
次に、マスター制御手段23は、マスタービット幅測定手段17を用いて、無線電文のビット同期1のビット幅を測定し、マスタービット幅判定手段18を用いて、測定結果がマスタービット幅記憶手段19に記憶された許容範囲値以内であるかを判定し、許容範囲値以内であれば、マスター制御手段23は受信動作を継続し、以降同様に、例えばビット同期1を16ビット取り込み、16ビットすべてが記憶された許容範囲値以内であれば、ビット同期1に続くフレーム同期1を受信するために、マスターサンプリングクロック生成手段20を用いてサンプリングクロックを生成し、この生成したサンプリングクロックがマスター受信データ記憶手段21に供給される。
マスター受信データ記憶手段21は、供給されたサンプリングクロックに同期してマスター無線通信手段16から無線電文を受信する。そして、マスター制御手段23は、マスター受信データ記憶手段21からビット同期1に続くフレーム同期1やデータ1の受信を行い、伝送データブロックに含まれる先の要求電文を受信する。
マスター制御手段23は、この要求電文を受信すると、マスタービット幅割り当て手段22から新たに割り当てる許容範囲値を取得し(マスタービット幅割り当て手段22には、各スレーブ通信装置26に割り当てた許容範囲値が記憶されているため、この許容範囲値より小さい許容範囲値を割り当てる)、この許容範囲値を含んだ無線電文をマスター無線通信手段16およびマスターアンテナ15を用いて、スレーブ通信装置26に対して送信する。
一方、この無線電文を受信したスレーブ通信装置26におけるスレーブ制御手段14は、スレーブビット幅記憶手段10の許容範囲値をこの受信した無線電文に含まれる許容範囲値に書き換える。以降の通信ではこの新たに書き換えた許容範囲値を用いて受信動作を行う。
以上のように、本実施の形態においては、スレーブ制御手段14がスレーブ無線通信手段7でビット幅の許容範囲値を含む無線電文を受信し、前記受信したビット幅の許容範囲値を新たにスレーブビット幅記憶手段10に記憶し、以降は受信した無線電文におけるビット同期部のビット幅がスレーブビット幅記憶手段10に記憶された許容範囲値以内の場合にサンプリングクロックを生成することにより、設置後に動作状態に応じてビット幅の許容範囲値を変更でき、最適な許容範囲値を設定することができ、誤ってビット同期部を受信したために、本来受信すべきビット同期部を受信できなくなるということがなくなり通信の信頼性が向上する。
また、マスター通信装置25に対して、スレーブビット幅記憶手段10に記憶されたビット幅の許容範囲値を小さくすることを要求する無線電文を送信することにより、ノイズなどにより誤ってビット同期部を受信することを少なくすることができるため、消費電力を低減することができ、動作時間の延長を図ることができる。
さらに、スレーブ通信装置26が複数設置された場合でも、マスター通信装置25が各スレーブ通信装置26のビット幅の許容範囲値を記憶しているため、各スレーブ通信装置26が誤ってビット同期1を受信した履歴を収集し、誤ってビット同期1を受信した回数が大きいスレーブ通信装置26に対しては、許容範囲値を小さくしたり、マスター通信装置25がスレーブ通信装置26の製造番号などから装置種別を判別し、セキュリティ装置など通信に確実性が強く求められる装置には、許容範囲値を大きくするなど、通信システムに応じて最適な許容範囲値を設定することができる。
なお、本実施例では、マスター通信装置25は、各スレーブ通信装置26におけるスレーブビット幅記憶手段10に記憶された許容範囲値を記憶しているとして説明したが、マスター通信装置25がスレーブ通信装置26から電池電圧低下検出信号を受信すると、スレーブビット幅記憶手段10に記憶された許容範囲値を小さくするように更新する電文を送信し、この電文を受信したマスター通信装置25は、スレーブ通信装置26からスレーブビット幅記憶手段10に記憶された許容範囲値を取得し、割り当てる許容範囲値を決定するようにすることもできる。
(実施の形態2)
実施の形態1と異なる点は、スレーブ電池電圧低下検出手段(図1の13)に代わり、AC電源動作か電池電源動作かの動作電源種別を検出するスレーブ動作電源種別検出手段24(図示せず)を備えた点である。
以上のように構成された受信装置について、以下その動作、作用を説明する。
本実施例では、スレーブビット幅記憶手段10への許容範囲値の設定方法について説明する。
スレーブビット幅記憶手段10には最初は、あらかじめ決められた許容範囲値が設定されているが、マスター通信装置25にスレーブ通信装置26を登録(縁組み)する際、スレーブ通信装置26は、スレーブ動作電源種別検出手段24で検出した情報を含んだ無線電文をマスター通信装置25に対して送信する。
マスター通信装置25におけるマスター制御手段23は、この無線電文を受信することにより、スレーブ通信装置2の動作電源がAC電源動作か電池電源動作かを判別する。電池電源動作の場合は、マスタービット幅割り当て手段22を用いて、許容範囲値α1を割り当て、AC電源動作の場合は、許容範囲値α2を割り当てる。ここで、α1とα2の関係は、α1<α2となるようなビット幅の許容範囲値を割り当てる。
以上のように、本実施の形態においては、α1とα2の関係が、α1<α2となるようなビット幅の許容範囲値を割り当てるため、AC動作電源のスレーブ通信装置と比較して、電池電源動作の通信装置がノイズなどにより誤ってビット同期部を受信することが少なくなるため、消費電力を低減することができ、動作時間の延長を図ることができる。
また、AC動作電源動作のスレーブ通信装置には、消費電力を考慮しなくていいため、電池電源動作のスレーブ通信装置と比較して、ビット同期部のビット幅の許容範囲値をより大きく設定することができるため、受信すべき無線電文のビット幅がノイズなどにより変化しても受信できるようにすることができる。
このように、マスター通信装置25が各スレーブ通信装置26に対して、動作電源の種別により最適なビット幅の許容範囲値を割り当てることができる。
また、マスター無線通信装置25がスレーブ通信装置26に対して無線電文を送信する際は、図4に示す電文フォーマットを用い、伝送データブロックの部分に送信したいデータを入れて送信する。このとき、ビット同期1あるいはビット同期2を構成するビット同期部のビット幅は、2400bpsの伝送速度で通信を行う場合は、1/2400≒417マイクロsec(理論値)であるため、通常は417マイクロsecに設定して送信する。
しかし、本実施例のように、電池電源動作の場合は、α1を割り当て、AC電源動作の場合は、許容範囲値α2を割り当て、α1とα2の関係が、α1<α2となるようなビット幅の許容範囲値が割り当てられている場合、AC電源動作であるスレーブ通信装置26に無線電文を送信する際には、ビット同期部を構成するビット幅αを、α1<α≦α2となるようにして無線電文を送信することにより、電池電源動作である通信装置の規定の許容範囲値はα1のため、電池電源動作である通信装置は、AC電源動作である通信装置宛の無線電文からビット同期部を検出し、サンプリングクロックを生成することができないため、AC電源動作である通信装置宛の無線電文を受信しなくてもすみ、消費電力を低減することができ、動作時間の延長を図ることができる。
例えば、電池電源動作のスレーブ通信装置には、α1として±30%(292マイクロsec〜542マイクロsecが受信する許容範囲値)が割り当てられており、AC電源動作のスレーブ通信装置には、α2として±50%(209マイクロsec〜626マイクロsecが受信する許容範囲値)が割り当てられている場合、αとして、−30%<α≦−50(209マイクロsec<α≦292マイクロsec)あるいは、+30%<α≦+50(542マイクロsec<α≦626マイクロsec)として送信する。
なお、本実施例では、マスター通信装置25にスレーブ通信装置26を登録(縁組み)する際、スレーブ通信装置26は、スレーブ動作電源種別検出手段24で検出した情報を含んだ無線電文をマスター通信装置25に対して送信するとして説明したが、スレーブ通信装置26が電池電源動作とAC電源動作の両方に対応しており、使用者が動作電源を選択する構成となっているときは、スレーブ通信装置26は、動作電源が切り替わる毎にスレーブ動作電源種別検出手段24で検出した情報を含んだ無線電文をマスター通信装置25に送信するようにすることもできる。
なお、先の実施の形態1から2において、機能の少なくとも一部をコンピュータのプログラムで実行させることも可能である。これによって、簡単なハードウェアでマスター通信装置あるいはスレーブ通信装置の機能を実現することができるものである。
なお、先の実施の形態1から3において、エアコン27は、防犯センサー、赤外線センサー、ガラス破壊センサー、マグネットセンサー、ショックセンサー、炎センサー、人体検知センサー、ガス漏れセンサー、超音波センサー、重量センサーなどのセキュリティ機器の場合でも同様に実施することができる。
以上のように、本発明にかかる受信装置または送信装置およびそのプログラムは、通信装置の設置後に動作状態や動作電源に応じてビット幅の許容範囲値を変更することができるので、家庭におけるホームネットワーク、特にセキュリティ装置などの電池電源動作の装置とエアコンなどのAC電源動作の装置が混在したシステムに有用である。
本発明の実施の形態1におけるスレーブ通信装置のブロック図 本発明の実施の形態1におけるマスター通信装置のブロック図 本発明の実施の形態1における通信システムの構成図 本発明の実施の形態1における電文説明図 従来の受信装置のブロック図
符号の説明
7 スレーブ無線通信手段(受信装置側無線通信手段
8 スレーブビット幅測定手段(ビット幅測定手段)
9 スレーブビット幅判定手段(ビット幅判定手段)
10 スレーブビット幅記憶手段(ビット幅記憶手段)
13 スレーブ電池電圧低下検出手段(電池電圧低下検出手段)
14 スレーブ制御手段(受信装置側制御手段)
22 マスタービット幅割り当て手段(ビット幅割り当て手段)
23 マスター制御手段(送信装置側制御手段)
24 スレーブ動作電源種別検出手段
101 スレーブ通信装置(受信装置)
102 マスター通信装置(送信装置)

Claims (6)

  1. 送信装置と通信して、無線電文中のビット同期部を構成するビット幅を測定することによりサンプリングクロックを生成し、前記生成したサンプリングクロックに基づいて、ビット同期部に続くフレーム同期部およびデータ部を受信する受信装置において、
    無線電文を送受信する受信装置側無線通信手段と、ビット同期部を構成するビット幅を測定するビット幅測定手段と、前記ビット幅測定手段で測定したビット幅が規定の許容範囲値以内であるかを判定するビット幅判定手段と、前記ビット幅の許容範囲値を記憶するビット幅記憶手段と、前記各手段を制御する受信装置側制御手段とを備え、
    前記受信装置側制御手段は、前記受信装置側無線通信手段を用いて、前記ビット幅の許容範囲値を含む無線電文を受信し、前記受信したビット幅の許容範囲値を前記ビット幅記憶手段に記憶し、以降は受信した無線電文中のビット同期部のビット幅が前記ビット幅記憶手段に記憶された許容範囲値以内の場合にサンプリングクロックを生成して受信を行う受信装置。
  2. 受信装置は、電池電圧の低下を検出する電池電圧低下検出手段を備え、前記電池電圧低下検出手段で電池電圧低下が検出された場合、前記送信装置に対して、前記ビット幅記憶手段に記憶されたビット幅の許容範囲値を小さくすることを要求する無線電文を送信するとした請求項1に記載の受信装置。
  3. 受信装置と通信する送信装置において、前記送信装置における送信装置側制御手段は、前記受信装置がAC電源動作か電池電源動作かの動作電源種別を取得し、ビット幅割り当て手段を用いて、AC電源動作の受信装置に対しては、電池電源動作の受信装置に割り当てる許容範囲値よりも大きな許容範囲値を割り当てるとした送信装置。
  4. 送信装置が受信装置に対して無線電文を送信する際には、送信する無線電文のビット同期部を構成するビット幅αを、(電池電源動作の受信装置に割り当てたビット幅の許容範囲値)<α≦(AC電源動作の受信装置に割り当てたビット幅の許容範囲値)となる関係にビット幅αを設定して無線電文を送信するとした請求項3に記載の送信装置。
  5. 請求項1または2に記載の受信装置の手段の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. 請求項3または4に記載の送信装置の手段の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011176706A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Fujitsu Telecom Networks Ltd 無線通信装置及び無線通信制御方法
JP2012120180A (ja) * 2011-12-21 2012-06-21 Kyocera Corp 通信制御方法、基地局および無線通信端末

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