JP2006255391A - Articulator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、歯科技工士が患者の歯形の模型から歯科補綴物を製作するのに使用される咬合装置に関し、とくに一対の歯形模型を咬合器の定位置に正確に配置できる咬合装置に関する。 The present invention relates to an occlusal device used by a dental technician to make a dental prosthesis from a model of a patient's tooth profile, and more particularly to an occlusal device that can accurately place a pair of tooth profile models at fixed positions of an articulator.
図1は、間接法作業模型74を咬合器70に固定している従来の咬合装置を示す。この図の咬合装置は、人体の顎運動に近似して傾動する第1アーム71と第2アーム72に、一対の間接法作業模型74を固定している。間接法作業模型74は患者の歯形模型である。この間接法作業模型74を使用して、種々の歯冠補綴物が製作される。この図の咬合装置は、一対の間接法作業模型74を石膏等を使用して第1アーム71と第2アーム72の定位置に固定している。一対の間接法作業模型74は、患者の歯と同じように特定された相対位置に連結する必要がある。この構造の咬合装置は、両方の間接法作業模型74を咬合器70の特定位置に連結するので、間接法作業模型74の連結に手間がかかる欠点があった。
FIG. 1 shows a conventional articulating device in which an indirect
本発明者は、この欠点を解決するために、図2と図3に示す咬合装置を開発した。(特許文献1参照)
この公報に記載している咬合装置は、一対の間接法作業模型84に磁気的な吸着力で第1アーム81と第2アーム82を連結している。さらに、第1アーム81と第2アーム82は、連結する間接法作業模型84の姿勢を調整するためのメカニズムを設けている。さらにまた、図において上方の第2アーム82に連結する間接法作業模型84は、図4の断面図で示すカバー83に石膏で固定し、このカバー83を磁気的な吸着力で上の第2アーム82に連結している。この構造の咬合装置は、全体の構造が複雑で製造コストが極めて高くなる欠点がある。
In the occlusal device described in this publication, a
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、極めて簡単な構造で、間接法作業模型を定位置に固定できる咬合装置を提供することにある。 The present invention has been developed for the purpose of solving this drawback. An important object of the present invention is to provide an occlusal device capable of fixing an indirect method working model in place with a very simple structure.
本発明の請求項1の咬合装置は、第1アーム31と第2アーム32とを相対的に傾動できるように連結している咬合器30と、この咬合器30の第1アーム31に連結される第1間接法作業模型41と、第2アーム32に連結される第2間接法作業模型42とを備える。第1間接法作業模型41は、土台1と、この土台1にダウエルピン3を介して脱着できるように連結している固定プレート2と、固定プレート2に固定している歯形模型4とを備えている。土台1は、固定プレート2から外周に突出する連結突出部1Aを備えている。第1アーム31は、第1間接法作業模型41の土台1を保持して定位置に連結する脱着装着具50を備える。この脱着装着具50は、土台1の連結突出部1Aを嵌着して定位置に保持する連結溝54を内側に設けている位置決めホルダ51と、この位置決めホルダ51に一端を連結している脱着バンド52と、この脱着バンド52の他端を位置決めホルダ51に脱着できるように連結する係止具53とを備える。位置決めホルダ51は、連結突出部1Aの外周の一部を嵌入できる形状としており、位置決めホルダ51の開口部を脱着バンド52で連結して、位置決めホルダ51と脱着バンド52で連結突出部1Aの全周を保持できる構造としている。脱着装着具50は、係止具53を外して、位置決めホルダ51に連結突出部1Aの一部を案内し、この状態で脱着バンド52の他端を係止具53で位置決めホルダ51に連結して、位置決めホルダ51と脱着バンド52とで連結突出部1Aの全周を保持して、第1間接法作業模型41を第1アーム31の定位置に連結する。さらに、咬合装置は、第2間接法作業模型42を第2アーム32の定位置に連結して、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42を咬合器30の定位置に連結している。
The occlusal device according to
位置決めホルダ51は、連結突出部1Aの外周を含む面内で折曲できる折曲部51Bを有することができる。
The
本発明の請求項3の咬合装置は、第1アーム31と第2アーム32とを相対的に傾動できるように連結している咬合器30と、この咬合器30の第1アーム31に連結される第1間接法作業模型41と、第2アーム32に連結される第2間接法作業模型42とを備える。第1間接法作業模型41は、土台1と、この土台1にダウエルピン3を介して脱着できるように連結している固定プレート2と、固定プレート2に固定している歯形模型4とを備えている。土台1は、固定プレート2から外周に突出する連結突出部1Aを備えている。第1アーム31は、第1間接法作業模型41の土台1を嵌入して定位置に連結する脱着装着具50を固定している。この脱着装着具50は、土台1の連結突出部1Aを嵌着して定位置に保持する上方開口の嵌着凹部57を有する保持具で、弾性保持具の嵌着凹部57に土台1の連結突出部1Aを嵌着して、第1間接法作業模型41を第1アーム31の定位置に連結している。さらに、咬合装置は、第2間接法作業模型42を第2アーム32の定位置に連結して、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42を咬合器30の定位置に連結している。
The occlusal device according to
本発明の請求項4の咬合装置は、第1アーム31と第2アーム32とを相対的に傾動できるように連結している咬合器30と、この咬合器30の第1アーム31に連結される第1間接法作業模型41と、第2アーム32に連結される第2間接法作業模型42とを備える。第1間接法作業模型41は、土台1と、この土台1にダウエルピン3を介して脱着できるように連結している固定プレート2と、固定プレート2に固定している歯形模型4とを備えている。土台1は、固定プレート2から外周に突出する連結突出部1Aを備えている。第1アーム31は、第1間接法作業模型41の土台1を定位置に連結する脱着装着具50を備えている。この脱着装着具50は、土台1の連結突出部1Aに嵌入される嵌合凸部61を有している。さらに、土台1の連結突出部1Aには、嵌合凸部61を嵌入する嵌合凹部62を設けている。咬合装置は、脱着装着具50の嵌合凸部61を土台1の嵌合凹部62に嵌入して、第1間接法作業模型41を第1アーム31の定位置に連結している。さらに、咬合装置は、第2間接法作業模型42を第2アーム32の定位置に連結して、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42を咬合器30の定位置に連結している。
The occlusal device according to
脱着装着具50は、脱着自在に第1アーム31に連結することができる。さらに、脱着装着具50は、関節部66を介して第1アーム31に連結し、脱着装着具50と第1アーム31との相対的な位置を変更することができる。
The
本発明の請求項7の咬合装置は、第1アーム31と第2アーム32とを相対的に傾動できるように連結している咬合器30と、この咬合器30の第1アーム31に連結される第1間接法作業模型41と、第2アーム32に連結される第2間接法作業模型42とを備える。第1間接法作業模型41は、土台1と、この土台1にダウエルピン3を介して脱着できるように連結している固定プレート2と、固定プレート2に固定している歯形模型4とを備えている。第1アーム31は、第1間接法作業模型41の土台1を保持して定位置に連結する脱着装着具50を備えている。この脱着装着具50は、土台1の対向する対向部に位置する一対の保持壁90を備えている。この保持壁90は、係止部91を介して土台1の外周面または端部を係止して保持する構造としている。この脱着装着具50は、一対の保持壁90で土台1を対向位置から保持すると共に、係止部91で土台1を係止して、第1間接法作業模型41を第1アーム31の定位置に連結している。さらに、咬合装置は、第2間接法作業模型42を第2アーム32の定位置に連結して、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42を咬合器30の定位置に連結している。
The articulating device according to claim 7 of the present invention is connected to the
係止部91は、土台1の外周面に設けた係止凹部91Aと、保持壁90の内面に突出して設けた係止凸部91Bとすることができる。係止凸部91Bは、弾性変形する弾性金属板106を湾曲または折曲加工してなる弾性凸部105とすることができる。さらに、係止部91は、土台1の外周面に設けた係止凹部91Aと、保持壁90を貫通して係止凹部91Aに挿入されるネジ棒101またはクサビ103とすることができる。さらにまた、係止部91は、土台1の外周面から突出して設けた段差突出部91Cと、保持壁90の上端部を折曲して設けた係止折曲部91Dとすることができる。
The locking
脱着装着具50は、保持壁90の一方あるいは両方を、互いに接近し、あるいは離れる方向に移動させるスライド機構92を備え、移動する保持壁90を所定の位置に固定して第1間接法作業模型41を定位置に保持することができる。
The
脱着装着具50は、保持壁90の一方あるいは両方を、互いに接近し、あるいは離れる方向に移動させるスライド機構92と、移動する保持壁90を土台1に向かって付勢する弾性体97を備え、一対の保持壁90で第1間接法作業模型41を対向位置から挟着して定位置に保持することができる。
The
脱着装着具50は、保持壁90の一方あるいは両方を、土台1を係止する係止位置と非係止位置とに傾動させる傾動圧着具107を備え、この傾動圧着具107が、傾動する保持壁90を係止位置に保持して第1間接法作業模型41を定位置に保持することができる。
The attachment /
脱着装着具50は、第1アーム31に固定してなる固定プレート55を備え、この固定プレート55の上面を第1間接法作業模型41の装着面とすると共に、保持壁90の一方あるいは両方を、土台1と固定プレート55とに脱着自在に装着されて土台1と固定プレート55とを挟着して保持する脱着保持壁90Dとすることができる。この脱着装着具50は、一対の保持壁90で土台1を対向位置から保持すると共に、係止部91で土台1を固定プレート55に連結して、第1間接法作業模型41を第1アーム31の定位置に連結する。
The attachment /
本発明の請求項16の咬合装置は、第1アーム31と第2アーム32とを相対的に傾動できるように連結している咬合器30と、この咬合器30の第1アーム31に連結される第1間接法作業模型41と、第2アーム32に連結される第2間接法作業模型42とを備える。第1間接法作業模型41は、土台1と、この土台1にダウエルピン3を介して脱着できるように連結している固定プレート2と、固定プレート2に固定している歯形模型4とを備えている。第1アーム31は、第1間接法作業模型41の土台1を保持して定位置に連結する脱着装着具50を備えている。この脱着装着具50は、第1アーム31に固定してなる固定プレート55を備えると共に、この固定プレート55の上面に第1間接法作業模型41の土台1の底面を、嵌合部109を介して嵌着させる構造としている。この嵌合部109は、固定プレート55の上面と土台1の底面の対向位置に設けた嵌合凸部109Aと嵌合凹部109Bとで構成している。この脱着装着具50は、嵌合凸部109Aを嵌合凹部109Bに嵌合させて、第1間接法作業模型41を第1アーム31の定位置に連結する。さらに、咬合装置は、第2間接法作業模型42を第2アーム32の定位置に連結して、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42を咬合器30の定位置に連結している。
The occlusal device of
本発明の咬合装置は、極めて簡単な構造で、間接法作業模型を定位置に固定できる特長がある。それは、本発明の咬合装置が、第1アームと第2アームとを相対的に傾動できるように連結している咬合器と、この咬合器の第1アームに連結される第1間接法作業模型と、第2アームに連結される第2間接法作業模型とを備えており、第1間接法作業模型の土台に固定プレートから外周に突出する連結突出部を設けると共に、第1アームに、第1間接法作業模型の土台の連結突出部を定位置に連結する脱着装着具を備えているからである。 The occlusal device of the present invention has an extremely simple structure and is capable of fixing the indirect method working model in place. That is, the occlusal device of the present invention connects the first arm and the second arm so that they can be tilted relatively, and the first indirect method work model connected to the first arm of the articulator. And a second indirect method working model coupled to the second arm, and a connecting projection that projects from the fixed plate to the outer periphery is provided on the base of the first indirect method working model, This is because it includes a detachable attachment that connects the connection projections of the base of the 1 indirect method work model to a fixed position.
本発明の請求項1の咬合装置は、脱着装着具を、位置決めホルダと脱着バンドと係止具とで構成しているので、位置決めホルダに連結突出部の一部を案内し、この状態で脱着バンドの他端を係止具で位置決めホルダに連結して、位置決めホルダと脱着バンドとで連結突出部の全周を保持して、第1間接法作業模型を第1アームの定位置に連結できる。 In the occlusal device according to the first aspect of the present invention, since the attachment / detachment tool is constituted by the positioning holder, the attachment / detachment band, and the locking tool, a part of the coupling protrusion is guided to the positioning holder, and the attachment / detachment is performed in this state The other end of the band can be connected to the positioning holder with a locking tool, and the first indirect method work model can be connected to the fixed position of the first arm by holding the entire circumference of the connecting protrusion with the positioning holder and the detachable band. .
本発明の請求項3の咬合装置は、脱着装着具を、上方開口の嵌着凹部を有する保持具としているので、この嵌着凹部に土台の連結突出部を嵌着して、第1間接法作業模型を第1アームの定位置に連結できる。
In the occlusal device according to
本発明の請求項4の咬合装置は、脱着装着具に土台の連結突出部に嵌入される嵌合凸部を設けて、土台の連結突出部には、嵌合凸部を嵌入する嵌合凹部を設けているので、脱着装着具の嵌合凸部を土台の嵌合凹部に嵌入して、第1間接法作業模型を第1アームの定位置に連結できる。
The occlusal device according to
さらに、本発明の請求項7の咬合装置も、極めて簡単な構造で、間接法作業模型を定位置に固定できる特長がある。それは、この咬合装置が、第1間接法作業模型の土台を第1アームの定位置に連結する脱着装着具を備えており、この脱着装着具が、土台の対向する対向部に位置する一対の保持壁を備えると共に、この保持壁は、係止部を介して土台の外周面または端部を係止して保持する構造としているからである。 Further, the occlusal device according to claim 7 of the present invention has an extremely simple structure and is capable of fixing the indirect method working model in a fixed position. The occlusal device includes a detachable attachment that connects the base of the first indirect method work model to a fixed position of the first arm, and the detachable attachment is located at a pair of opposing portions of the base. This is because the holding wall has a structure that holds and holds the outer peripheral surface or the end of the base via the locking portion.
さらに、本発明の請求項16の咬合装置も、極めて簡単な構造で、間接法作業模型を定位置に固定できる特長がある。それは、この咬合装置が、第1間接法作業模型の土台を保持して第1アームの定位置に連結する脱着装着具を備えており、この脱着装着具が、第1アームに固定してなる固定プレートを備えると共に、この固定プレートの上面に、第1間接法作業模型の土台の底面を、嵌合部を介して嵌着させる構造としているからである。この脱着装着具は、嵌合部を、固定プレートの上面と土台の底面の対向位置に設けた嵌合凸部と嵌合凹部とで構成しており、嵌合凸部を嵌合凹部に嵌合させて、第1間接法作業模型を第1アームの定位置に連結できる。 Further, the occlusal device according to claim 16 of the present invention has an extremely simple structure and has an advantage that the indirect method working model can be fixed at a fixed position. It is provided with a detachable attachment that holds the base of the first indirect method working model and is connected to a fixed position of the first arm, and this detachable attachment is fixed to the first arm. This is because the fixing plate is provided and the bottom surface of the base of the first indirect method work model is fitted to the upper surface of the fixing plate via the fitting portion. In this detachable mounting tool, the fitting portion is composed of a fitting convex portion and a fitting concave portion provided at positions opposed to the upper surface of the fixed plate and the bottom surface of the base, and the fitting convex portion is fitted into the fitting concave portion. In combination, the first indirect method working model can be connected to the fixed position of the first arm.
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための咬合装置を例示するものであって、本発明は咬合装置を以下のものに特定しない。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. However, the embodiment shown below exemplifies an occlusal device for embodying the technical idea of the present invention, and the present invention does not specify the occlusal device as follows.
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。 Further, in this specification, in order to facilitate understanding of the scope of claims, numbers corresponding to the members shown in the examples are indicated in the “claims” and “means for solving problems” sections. It is added to the members. However, the members shown in the claims are not limited to the members in the embodiments.
図5と図6に示す咬合装置は、第1アーム31と第2アーム32とを相対的に傾動できるように連結している咬合器30と、この咬合器30の第1アーム31に連結している第1間接法作業模型41と、第2アーム32に連結している第2間接法作業模型42とを備える。
5 and 6 is connected to the
咬合器30は、U字状に折曲した金属線からなる第1アーム31及び第2アーム32を、その端部で傾動できるように連結している。第1アーム31は、金属線をU字状に成形して、その両端部を上方に折曲して立ち上り部31Aとしている。立ち上り部31Aは途中にコイルバネからなる弾性変形部33を設けている。この立ち上り部31Aは、力が加わるときに弾性変形部33を変形して、第1アーム31と第2アーム32の相対位置を変化できる。
The
一対の立ち上り部31Aは、その先端に、第2アーム32を連結する軸孔34を貫通して設けている。一対の立ち上り部31Aに設けたふたつの軸孔34は、直線状に配置される。ふたつの軸孔34を連結する軸線を傾動軸として、第1アーム31と第2アーム32が傾動するからである。第2アーム32は、その両端を外側に折曲して回転ピン35を設け、回転ピン35を軸孔34に回転できるように挿入している。この構造の咬合器30は、簡単な構造で、第1アーム31と第2アーム32を傾動できるように連結できる。ただ、本発明は、咬合器をこの構造には特定しない。咬合器には、第1アームと第2アームを顎運動に近似して相対的に傾動できるすべての構造とすることができる。
The pair of rising
咬合装置は、咬合器30の第1アーム31には脱着装着具50を介して脱着できるように第1間接法作業模型41を連結するが、第2アーム32には第2間接法作業模型42を接着剤や石膏等で固定する。第1アーム31は、第1間接法作業模型41を脱着できるように連結するために、第1間接法作業模型41の土台1を保持して定位置に連結する脱着装着具50を備える。
The occlusal device connects the first indirect
脱着装着具50は、土台1の連結突出部1Aを嵌着して定位置に保持する連結溝54を内側に設けている位置決めホルダ51と、この位置決めホルダ51に一端を連結している脱着バンド52と、この脱着バンド52の他端を位置決めホルダ51に脱着できるように連結する係止具53とを備える。
The attachment /
位置決めホルダ51はU字状として、第1間接法作業模型41の土台1に設けている連結突出部1Aの外周の一端部を嵌入できる形状としている。位置決めホルダ51は、土台1に設けている連結突出部1Aの全周の1/2以上、好ましくは連結突出部1Aの全周の1/2〜4/5の長さを有する。図の位置決めホルダ51は、連結突出部1Aの全周の約2/3を保持する長さとしている。この位置決めホルダ51は、第1間接法作業模型41を脱着できるように装着する必要があるので、連結突出部1Aの全周を保持しない。すなわち、第1間接法作業模型41を脱着するために一部を開口して、開口部を脱着バンド52で連結するようにしている。この脱着装着具50は、脱着バンド52と位置決めホルダ51とで連結突出部1Aの全周を保持するようにしている。
The
図の位置決めホルダ51は、プラスチックを横断面がコ字状となるように成形して内面に連結溝54を設けている。この位置決めホルダ51は、土台1の連結突出部1Aの外周面に沿う形状に成形している固定部51Aと、固定部51Aの一端部にヒンジ部を介して折曲できるように連結している折曲部51Bとを備える。固定部51Aは、連結突出部1Aのひとつの端部に沿うように成形しているU曲部51aと、このU曲部51aの一方の端部に連結されて連結突出部1Aのひとつの側部に沿う直線に近い形状に成形している延長部51bとからなる。U曲部51aの他方の端部にはヒンジ部を介して折曲部51Bを連結している。折曲部51Bも連結突出部1Aの側部に沿う形状に成形している。この位置決めホルダ51は、連結溝54に土台1の連結突出部1Aを入れ、あるいは連結溝54から土台1を外すときは、脱着バンド52を外して折曲部51Bを開き、連結溝54に土台1の連結突出部1Aを入れて定位置に保持するときには、脱着バンド52を連結して、折曲部51Bを連結突出部1Aの側面にぴったりと隙間なく沿わせる。この状態で、位置決めホルダ51は、連結溝54に連結突出部1Aを案内し、かつ連結突出部1Aの両側面とひとつの端部に沿う状態となって、土台1を定位置に保持する。とくに、ヒンジ部で折曲できる折曲部51Bを備える位置決めホルダ51は、土台1を簡単に脱着できる特徴がある。ただ、本発明の咬合装置は、位置決めホルダに、必ずしも折曲できる折曲部を設ける必要はない。
The
位置決めホルダ51を固定プレート55を介して第1アーム31に連結している。位置決めホルダ51の固定部51Aは、固定プレート55の上面に固定され、折曲部51Bは固定プレート55には固定されない。固定プレート55の裏面には、第1アーム31の金属線に連結される固定具56を設けている。固定具56は、弾性変形できるプラスチックの成形体で、金属線を嵌入できるスリットを下縁に設けている円筒パイプである。この固定具56は、内径を第1アーム31の金属線の外径よりもわずかに小さく、あるいは金属線の内形にほぼ等しくしている。この固定具56は、スリットを開いて第1アーム31の金属線を内側に入れると、金属線の外側に密着して、固定プレート55を第1アーム31に連結する。図の固定プレート55は、裏面の3カ所に固定具56を固定して、固定プレート55を第1アーム31に連結している。この固定具56は固定プレート55を介して位置決めホルダ51を脱着できるように第1アーム31に連結できる。ただし、本発明は、位置決めホルダを第1アームに連結する構造を以上の構造に特定しない。位置決めホルダを直接に第1アームに連結し、あるいは固定プレートを脱着できないように第1アームに連結することもできるからである。
The
脱着バンド52は、位置決めホルダ51の開口部に一端部を連結している。脱着バンド52は、位置決めホルダ51の開口部にブリッジする状態で連結される。脱着バンド52の一端は位置決めホルダ51に外れないように連結されるが、他端は係止具53を介して位置決めホルダ51に脱着できるように連結している。土台1を位置決めホルダ51に脱着するときに、脱着バンド52の一端を位置決めホルダ51から外すためである。ただ、脱着バンドは、両端を係止具を介して脱着できるように位置決めホルダに連結することもできる。
The
係止具53は、マジックテープ(登録商標)のように、押し付けると付着して連結され、剥離して外すことができる脱着テープを使用して、簡単に連結できる。脱着テープの係止具53は、脱着バンド52を引っ張る状態で位置決めホルダ51に連結できる。このため、位置決めホルダ51と脱着バンド52に土台1の連結突出部1Aを密着する状態で連結できる。このため、脱着バンド52に非伸縮性のシートを使用して、土台1をしっかりと位置決めホルダ51に保持して連結できる。ただ、係止具には、ボタンやフック等の脱着できるように連結できる全てのものを使用できる。これ等の係止具は、連結位置が特定されるので、脱着バンドに伸縮シートを使用して、土台を位置決めホルダの内面に密着できる。
The
第1間接法作業模型41は、土台1と、この土台1にダウエルピン3を介して脱着できるように連結している固定プレート2と、固定プレート2に固定している歯形模型4とを備える。土台1は、固定プレート2から外周に突出する連結突出部1Aを備えている。
The first indirect
図7と図8に示す第1間接法作業模型41は、土台1と、この土台1の定位置に脱着できるように連結している石膏からなる固定プレート2と、この固定プレート2に一端を固定して、固定プレート2を土台1の定位置に脱着できるように連結する複数本のダウエルピン3と、固定プレート2に固定している歯形模型4とを備える。
A first indirect
土台1は、ダウエルピン3を抜き差しできるように挿入する連結穴5を設けている。複数のダウエルピン3は、固定プレート2に平行に固定している。各々のダウエルピン3は、固定プレート2に直交する姿勢で上端を固定プレート2に固定している。さらに、ダウエルピン3は連結穴5にスムーズに挿入できるように、先端を細くするテーパー状としている。また、連結穴5に入れて回転しないように、断面図形状を非円形としている。連結穴5は、ダウエルピン3を隙間なく挿入できる形状であって、各々のダウエルピン3を挿入できる位置に設けられる。ダウエルピン3は固定プレート2に直交する姿勢で固定しているので、連結穴5は固定プレート2との当接面に対して直交する姿勢で設けられる。各々の連結穴5にダウエルピン3を入れて、固定プレート2は土台1の定位置に連結され、ダウエルピン3を連結穴5から引き抜いて、固定プレート2は土台1から分離される。
The
土台1は、プラスチックで成形して製作している本体部6と、この本体部6と固定プレート2との間に配設している石膏プレート部7とを備える。本体部6と石膏プレート部7は、互いに嵌着構造で定位置に連結される。土台1は、本体部6に石膏プレート部7を積層する状態で、石膏プレート部7を貫通して本体部6に延びるように連結穴5を設けている。石膏プレート部7と本体部6に設けた連結穴5にダウエルピン3が挿入されて、固定プレート2は石膏プレート部7の定位置に連結して配置される。石膏プレート部7と本体部6とは定位置に連結しているので、石膏プレート部7の定位置に連結される固定プレート2は、石膏プレート部7と本体部6からなる土台1の定位置に連結される。
The
本体部6は、全体をプラスチックで一体的に成形している。この本体部6は、プラスチックを射出成形して安価に多量生産される。ただ、本体部は、射出成形以外の方法でも成形できる。本体部6は、成形する工程で連結穴5を設けている。図の本体部6は、平面形状をアーチ状に湾曲する形状として、上面から下方に垂直に延長する複数の連結穴5を設けている。
The
本体部6と石膏プレート部7は、嵌着構造で定位置に連結される。このことを実現するために、図の本体部6は、石膏プレート部7を挿入して定位置に連結する嵌着凹部8を上面に設けている。嵌着凹部8は、石膏プレート部7を嵌入できるように、内形を石膏プレート部7の外形にほぼ等しく、正確には石膏プレート部7の外形よりもわずかに大きくしている。石膏プレート部7は、本体部6の外形よりも小さい外形としている。すなわち、本体部6の外形を石膏プレート部7の外形よりも大きくして、固定プレート2から外周に突出する連結突出部1Aを設けている。図の本体部6は、本体部6の上面の周縁に凸条9を設けて、その内側に嵌着凹部8を設けている。嵌着凹部8の深さは、石膏プレート部7の厚さよりもわずかに浅く、たとえば、石膏プレート部7の厚さよりも0.1mm〜5mm、好ましくは0.2mm〜3mm、さらに好ましくは0.3〜2mm厚くしている。この本体部6は、嵌着凹部8に入れる石膏プレート部7の上面を、本体部6の上面から突出できる。この構造の土台1は、石膏プレート部7の上に固定している固定プレート2を簡単に切断できる。それは、固定プレート2と一緒に、プラスチック製の本体部6よりも切り易い石膏プレート部7の上部が切断されるからである。
The
石膏プレート部7は、全体を石膏で製作して、特定の決められた位置にダウエルピン3を挿通する連結穴5を貫通して設けている。石膏プレート部7は、下面を平面状として、本体部6の嵌着凹部8の底面に密着する。さらに、石膏プレート部7の上面は、その両側に連結凸部10を一体的に成形して設けている。図の石膏プレート部7は、連結穴5の両側に連結凸部10を設けている。固定プレート2は、連結凸部10を案内する位置に連結凹部11を設けている。この構造は、固定プレート2と石膏プレート部7の連結位置をより正確にできる。それは、固定プレート2のダウエルピン3を連結穴5に入れ、さらに石膏プレート部7の連結凸部10を固定プレート2の連結凹部11に入れて、固定プレート2が石膏プレート部7の正確な位置に連結されるからである。さらに、図の石膏プレート部7は、縦方向に伸びる連結凸条12も上面に設けている。固定プレート2は、連結凸条12を嵌入する連結溝(図示せず)を下面に設けている。固定プレート2と石膏プレート部7は、連結凸条12を連結溝に入れて、さらに正確な位置に連結される。
The gypsum plate portion 7 is entirely made of gypsum, and is provided through a
石膏プレート部7は、固定プレート2と同じ外形としている。この構造の土台1は、固定プレート2を歯牙模型4Aの間でさらに簡単に切断できる。それは、石膏プレート部7の上部を、固定プレート2の下部の一部と同じようにして切断できるからである。したがって、石膏プレート部7は、好ましくは固定プレート2の外形に等しく成形される。ただ、石膏プレート部の外形は、固定プレートの外形よりも大きく、あるいは小さく、あるいはまた異なる形状とすることもできる。
The gypsum plate portion 7 has the same outer shape as the fixed
固定プレート2の上面には、歯形模型4が固定される。図の第1間接法作業模型41は、平面形状をアーチ状とする歯形模型4を固定できるように、石膏プレート部7と固定プレート2の平面形状をアーチ状としている。複数の歯牙模型4Aを備える歯形模型4は、各々の歯牙模型4Aの境界で切断される。切断された各々の歯形模型4を独立して土台1に連結できるように、複数のダウエルピン3を固定している。したがって、ダウエルピン3は、好ましくは各々の歯牙模型4Aの下方に配置される。固定プレート2は、上に歯形模型4を固定する状態で、歯形模型4と一緒に切断される。
A
以上の第1間接法作業模型41は、土台1のほとんどの部分をプラスチック製の本体部6とする。土台1は、好ましくは、本体部6の体積を全体の60%以上、好ましくは80%以上、さらに好ましくは85%以上とする。たとえば、土台1の本体部6の厚さを15mmとして幅を30mm、石膏プレート部7の厚さを3mmとして幅を15mmとすれば、本体部6の体積が90%、石膏プレート部7が10%となって、本体部6が90%を示す。このように、土台1のほとんどをプラスチック製の本体部6とする第1間接法作業模型41は、土台1を極めて安価に多量生産できる特徴を実現する。
In the first indirect
図7と図8に示す以上の第1間接法作業模型41は、以下のようにして製造される。
(1) 土台1の本体部6がプラスチックの射出成形で製造される。本体部6は、ダウエルピン3を挿入する連結穴5を備え、かつ石膏プレート部7の嵌着凹部8のある形状に成形される。土台1を成形するプラスチックは、たとえば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂等である。
(2) 石膏プレート部7を成形する注入型に石膏泥を注入する。石膏泥は、石膏の粉末と水を混練りしてペースト状となっている未硬化の石膏である。この注入型は、ダウエルピン3を挿通する連結穴5を設けるピンを特定の位置に配置している。
(3) 石膏泥を硬化させた後、注入型から脱型する。
(4) 固定プレート2を成形する注入型の定位置に、複数のダウエルピン3を仮止めして、注入型に石膏泥を注入する。
(5) 石膏泥を硬化させた後、固定プレート2を注入型から脱型する。
(6) 固定プレート2の上面に歯形模型4を固定する。
The first indirect
(1) The
(2) Gypsum mud is poured into an injection mold for molding the gypsum plate portion 7. Gypsum mud is uncured gypsum that is paste-like by kneading gypsum powder and water. In this injection mold, a pin provided with a connecting
(3) After setting the gypsum mud, remove it from the casting mold.
(4) A plurality of
(5) After the gypsum mud is hardened, the fixed
(6) Fix the
第1間接法作業模型41は、図9と図10に示す構造とすることもできる。これらの図に示す第1間接法作業模型41は、土台1と、この土台1の定位置に脱着できるように連結している石膏からなる固定プレート2と、この固定プレート2に一端を固定して、固定プレート2を土台1の定位置に脱着できるように連結する複数本のダウエルピン3と、固定プレート2に固定している歯形模型4とを備える。
The first indirect
この図の土台1も、ダウエルピン3を抜き差しできるように挿入する連結穴5を備える。この連結穴5にダウエルピン3を入れて、固定プレート2は土台1の定位置に脱着できるように連結される。
The
土台1は、プラスチックシートを上方開口の容器形状に成形している成形容器13と、この成形容器13に充填してなる石膏泥を硬化させた石膏成形部14とを備える。石膏成形部14の表面に成形容器13が付着している。この成形容器13は、石膏成形部14を成形する成形型に使用され、成形後は分離されることなく、石膏成形部14の表面をカバーして保護する。
The
成形容器13は、ポリエチレンシート等の熱可塑性プラスチックのプラスチックシートを真空成形して製造される。この成形容器13は、極めて安価に多量生産できる。成形容器13は、内部に石膏泥を充填して土台1となる形状に成形している。成形容器13は、底の周囲に周壁を設けて上方を開口している容器の形状に成形している。図の土台1は、平面形状をアーチ状に湾曲する形状とするので、底をアーチ状に湾曲する形状として、その周囲に周壁を設けている。周壁は土台1の高さを特定し、底の形状は土台1の平面形状を特定する。周壁は、ここに石膏泥を充填して高さを10mm〜20mmとする土台1にできる幅としている。
The forming
土台1に連結される固定プレート2とダウエルピン3は、図7と図8に示す第1間接法作業模型41と同じものが使用される。この構造の土台1は、以下のようにして製造される。
(1) ダウエルピン3を固定している固定プレート2を成形容器13の定位置に配置する。このとき、ダウエルピン3の表面と、固定プレート2の表面には離形剤を塗布して、成形容器13の内面には離形剤を塗布しない。
固定プレート2は、たとえば、図9に示すように、ダウエルピン3の下端が成形容器13の底面に当接する位置として、固定プレート2の下面が成形容器13の開口端面よりも上方に位置するようにする。この状態は、たとえば、固定プレート2の下面から突出するダウエルピン3の全長を成形容器13の深さよりも大きくして実現できる。ただ、固定プレートは、下面から突出するダウエルピンの全長を、成形容器の深さよりも小さくすることもできる。さらに、成形容器と固定プレートは、仮止め具(図示せず)を介して定位置にセットすることもできる。
(2) 成形容器13とダウエルピン3と固定プレート2を定位置に配置する状態で、成形容器13に石膏泥を充填する。このとき、石膏泥は、図9の鎖線で示すように、成形容器13の開口端面よりも上方まで、盛り上がる状態で充填される。固定プレート2の下面に当接する突出部17を石膏で成形するためである。
(3) 成形容器13の開口端面よりも盛り上げて充填された石膏を、固定プレート2の外側で除去する。この部分の石膏は、たとえば、成形容器13の開口端面と固定プレート2の外周面に沿って、ヘラ等の道具を移動させて簡単に除去できる。この部分の石膏が除去されることによって、固定プレート2の下方には、成形容器13から上方に突出する突出部17が石膏で成形される。さらに、固定プレート2から外周に突出する連結突出部1Aも成形される。
(4) 石膏泥を成形容器13の内部で硬化させる。
(5) 石膏泥が硬化すると、成形容器13とダウエルピン3と固定プレート2を仮止め具から外す。
(6) ダウエルピン3と固定プレート2は土台1との境界に離形剤を塗布しているので、ダウエルピン3と固定プレート2は土台1から分離される。成形容器13は離形剤を塗布してしないので、硬化した石膏が成形容器13に付着される。
As the fixing
(1) The fixing
For example, as shown in FIG. 9, the fixing
(2) The
(3) The gypsum filled up and filled up from the opening end face of the forming
(4) The gypsum mud is cured inside the molded
(5) When the gypsum mud is hardened, the
(6) Since the
固定プレート2は、図7と図8の第1間接法作業模型41と同じものであるから、下面に連結凹部11や連結溝(図示せず)を設けている。石膏成形部14は、上方に突出する突出部17が固定プレート2の下面に密着するように成形されるので、突出部17の上面に、連結凹部11を案内する連結凸部10と、連結溝に案内される連結凸条12とが成形される。また、石膏成形部14は、ダウエルピン3によって、これを案内する連結穴5も設けられる。
Since the fixed
さらに、第1間接法作業模型41は、図11と図12に示す構造とすることもできる。これらの図に示す第1間接法作業模型41は、土台1と、この土台1の定位置に連結される石膏の固定プレート2と、固定プレート2に上端を固定しているダウエルピン3と、固定プレート2に固定している歯形模型4とを備える。この構造の第1間接法作業模型41は、土台1の上に石膏泥を充填して固定プレート2を成形する。
Furthermore, the first indirect
土台1は、ダウエルピン3を抜き差しできるように挿入する連結穴5を設けているプラスチックを成形してなるプラスチック成形土台15である。プラスチック成形土台15を成形するプラスチックは、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂等である。プラスチック成形土台15は、これ等のプラスチックを射出成形して製造される。ただ、プラスチック成形土台は射出成形以外の方法で成形することもできるのは言うまでもない。
The
プラスチック成形土台15は、固定プレート2を成形する石膏泥を充填して成形するための成形周壁16を除去できるように連結して設けている。図のプラスチック成形土台15である土台1は、成形周壁16を設ける部分を上面に突出させている。突出部17の周囲に沿って成形周壁16を設けている。突出部17の上で成形周壁16の内側に石膏泥を充填して固定プレート2を成形する。突出部17には、ダウエルピン3を入れる連結穴5を成形して設けている。さらに、図のプラスチック成形土台15は、突出部17の外側に、ダウエルピン3の位置を示すマーク19を設けている。この構造のプラスチック成形土台15は、マーク19でダウエルピン3を確認しながら突出部17の所定の位置に歯形模型4を配置して、歯形模型4と固定プレート2の切断位置をダウエルピン3の間に配置できる。
The
成形周壁16とプラスチック成形土台15はプラスチックで一体的に成形される。成形周壁16とプラスチック成形土台15との境界には切離部18を設けている。切離部18は、外側または内側の表面に設けた切断溝である。切断溝は、成形周壁16の切断部を薄くして切断しやすくする。切離部18は、必ずしも切断溝とする必要はなく、たとえば、多数の貫通孔を切断部に沿って設けることもできる。
The molding
この第1間接法作業模型41は、以下のようにして製作される。
(1) プラスチック成形土台15の突出部17の上面に剥離剤を塗布して、連結穴5にダウエルピン3を挿入する。ダウエルピン3は、端部を固定プレート2に埋設するノーマルピン3Aと、端部を固定プレート2に埋設しないダミーピン3Bとが使用される。ノーマルピン3Aは、図13に示すように、分割模型20をプラスチック成形土台15に連結する部分に使用される。いいかえると、切断された固定プレート2と歯形模型4を土台1に連結するダウエルピン3はノーマルピン3Aが使用される。なお、図13において、21は歯冠補綴物を、22は歯牙模型を示している。固定プレート2と歯形模型4を土台1に連結する必要のないダウエルピン3にはダミーピン3Bが使用される。ダミーピン3Bは、固定プレート2に連結されず、土台1の連結穴5を閉塞して、ここに石膏泥が充填されるのを阻止する。したがって、ダミーピン3Bは何回も繰り返し再使用できる。
The first indirect
(1) A release agent is applied to the upper surface of the protruding
(2) 成形周壁16の内側に石膏泥を入れると共に、この石膏泥の上に歯形模型4を配置する。石膏泥は、固定プレート2を成形しながら、固定プレート2に歯形模型4を固定する。
(3) 石膏泥が硬化した後、成形周壁16を除去する。
(4) プラスチック成形土台15の突出部17の上面には剥離剤を塗布しているので、石膏泥が硬化して製作される固定プレート2は、プラスチック成形土台15から分離される。ノーマルピン3Aであるダウエルピン3は、上端を固定プレート2に埋設して固定プレート2に連結される。ダミーピン3Bは上端を突出部17の上面と同一面としている。このため、固定プレート2には連結されない。このダミーピン3Bは、連結穴5に石膏泥が侵入するのを阻止する。
(2) Put the gypsum mud inside the molding
(3) After the gypsum mud has hardened, the molding
(4) Since the release agent is applied to the upper surface of the projecting
以上の咬合装置は、以下のようにして、第1アーム31に第1間接法作業模型41を脱着する。
(1) 係止具53を外して脱着バンド52の一端を位置決めホルダ51から外し、位置決めホルダ51の開口を開く。
(2) 以上の状態で、位置決めホルダ51に連結突出部1Aの一部を案内する。
(3) その後、脱着バンド52を引っ張る状態として、脱着バンド52の他端を係止具53で位置決めホルダ51に連結する。この状態で、位置決めホルダ51と脱着バンド52が土台1の連結突出部1Aの全周を保持し、第1間接法作業模型41は第1アーム31の定位置に装着される。
The occlusal device described above detaches the first indirect
(1) The
(2) In the above state, a part of the connecting
(3) Thereafter, the other end of the
(4) 第1間接法作業模型41を第1アーム31から外すときは、係止具53を外して脱着バンド52の一端を位置決めホルダ51から外し、位置決めホルダ51の開口部を開く。
(5) この状態で、位置決めホルダ51から土台1の連結突出部1Aを取り出して、第1間接法作業模型41を第1アーム31から外す。
(4) When removing the first indirect
(5) In this state, the connecting
第1アーム31に連結される第1間接法作業模型41は、第2間接法作業模型42を仮止めして連結している。すなわち、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42を相対位置がずれないように連結して、第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結する。第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結した状態で、第2間接法作業模型42は第2アーム32に連結される。第2アーム32は、石膏や接着剤を介して第2アーム32に固定して連結される。第2間接法作業模型42は、第1間接法作業模型41に仮止めして第2アーム32に連結されるので、第2間接法作業模型42が第2アーム32に固定されるとき、第2間接法作業模型42と第1間接法作業模型41とは特定の位置にある。すなわち、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42とを特定の相対位置としながら、第1間接法作業模型41は第1アーム31に、第2間接法作業模型42は第2アーム32に連結される。その後、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42との仮止めを外すと、第2間接法作業模型42と第1間接法作業模型41とは特定の相対位置に保持されて、咬合器30を介して顎運動に近似して傾動できるように連結される。
The first indirect
図14と図15に示す咬合装置は、咬合器30と第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42を図5と図6の咬合装置と同じ構造とするが、第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結する脱着装着具50の構造が異なる。この図の咬合装置は、第1間接法作業模型41の土台1を嵌入して定位置に連結する脱着装着具50を第1アーム31固定している。
The occlusal device shown in FIGS. 14 and 15 has an
この脱着装着具50は、ゴム状弾性体またはプラスチックで製作している。ゴム状弾性体はシリコンゴムである。ただ、脱着装着具のゴム状弾性体は、シリコンゴムに限らず、天然あるいは合成ゴム等、第1間接法作業模型の土台を脱着するときに伸縮できる弾性を有する全てのものが使用できる。また、脱着装着具を成形するプラスチックは、軟質プラスチックとすることも硬質プラスチックとすることもできる。軟質プラスチックで成形される脱着装着具は、土台を脱着するときに弾性変形できる特長がある。硬質プラスチックで成形される脱着装着具は、強靭な構造として破損や損傷を極減できる特長がある。脱着装着具を成形するプラスチックは、たとえば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂等である。
The
脱着装着具50は、土台1の連結突出部1Aを嵌着して定位置に保持する上方開口の嵌着凹部57を有する形状の保持具としている。嵌着凹部57の内形は、土台1の連結突出部1Aの外形とほぼ等しく、あるいはわずかに小さい。たとえば、ゴム状弾性体である脱着装着具50は、嵌着凹部57の内形を、土台1の連結突出部1Aの外形よりわずかに小さくする。この嵌着凹部57は、土台1の連結突出部1Aを入れる状態で、ゴム状弾性体がわずかに弾性的に伸長される。伸長した脱着装着具50は、弾性的に収縮して連結突出部1Aの表面に密着する。このため、この脱着装着具50は、第1間接法作業模型41の土台1を正確な位置にずれないように保持できる特徴がある。
The attaching / detaching
図14の断面図に示す脱着装着具50は、嵌着凹部57の開口部を細く絞るアンダーカット形状としている。この脱着装着具50は、アンダーカット形状に成形している土台1の連結突出部1Aをスムーズに嵌着凹部57に嵌入させて、嵌着凹部57の内周面と連結突出部1Aの外周面とを密着させて定位置に連結できる特長がある。とくに、ゴム状弾性体である脱着装着具50は、アンダーカット形状に絞っている嵌着凹部57の開口部を弾性的に拡げて、土台1の連結突出部1Aを嵌着凹部57に入れることができる。連結突出部1Aが嵌着凹部57に入れられると、拡開した開口部は弾性的に収縮して、土台1が嵌着凹部57から出るのを確実に阻止する。このため、この脱着装着具50は、第1間接法作業模型41を抜けないように定位置に保持できる特長がある。さらに、この脱着装着具50は、嵌着凹部57を広げて、嵌着凹部57に装着している第1間接法作業模型41を外すことができる。
14 has an undercut shape in which the opening of the
この図の咬合装置も、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42とを仮止めする状態で、第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結する。すなわち、この咬合装置も、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42を相対位置がずれないように連結して、第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結する。第1間接法作業模型41を脱着装着具50の嵌着凹部57に入れて第1アーム31に連結した状態で、第2間接法作業模型42は第2アーム32に連結される。第2間接法作業模型42は石膏や接着剤を介して第2アーム32に固定して連結される。第2間接法作業模型42は、第1間接法作業模型41に仮止めして第2アーム32に連結されるので、第2間接法作業模型42が第2アーム32に固定されるとき、第2間接法作業模型42と第1間接法作業模型41とが特定の位置にある。すなわち、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42とを特定の相対位置としながら、第1間接法作業模型41は第1アーム31に、第2間接法作業模型42は第2アーム32に連結される。その後、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42との仮止めを外すと、第2間接法作業模型42と第1間接法作業模型41とは特定の相対位置に保持されて、咬合器30を介して顎運動に近似して傾動できるように連結される。
The occlusal device in this figure also connects the first indirect
さらに、咬合装置は、図16ないし図19に示す構造とすることもできる。これらの図に示す咬合装置は、咬合器30をプラスチックで成形している。咬合器30は、プラスチック製の第1アーム31と第2アーム32とを相対的に傾動できるように連結している。第1アーム31と第2アーム32は、前述の咬合器30と同様に、一方のアームに設けた軸孔34に、他方のアームに設けた回転ピン35を回転できるように挿入して、相対的に傾動できるようにしている。プラスチックで成形してなる咬合器30は、第1アーム31と第2アーム32を弾性変形できる構造とすることができる。この咬合器30は、第1アーム31と第2アーム32を、弾性変形させて第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42の相対位置を変化できる。
Furthermore, the occlusal device may have a structure shown in FIGS. In the occlusion apparatus shown in these drawings, the
図の咬合装置は、咬合器30の第1アーム31に、脱着装着具50を介して脱着できるように第1間接法作業模型41を連結し、第2アーム32には、第2間接法作業模型42を接着剤や石膏等で固定している。第1アーム31は、第1間接法作業模型41を脱着できるように連結するために、第1間接法作業模型41の土台1を定位置に連結する脱着装着具50を備える。ただ、咬合器は、第2アームに、脱着装着具を介して脱着できるように第2間接法作業模型を連結することもできる。
The occlusal device shown in the figure connects a first indirect
脱着装着具50は、プラスチックで成形している。脱着装着具50は、たとえば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂等で成形される。したがって、咬合器30をプラスチックで成形する咬合装置は、脱着装着具50と咬合器30とを一体成形できる。後述するが、脱着装着具と咬合器とを別部材とする咬合装置は、咬合器をプラスチック以外の素材、例えば、金属で製作することもできる。
The
脱着装着具50は、第1間接法作業模型41の土台1の連結突出部1Aに嵌入される嵌合凸部61を有する。さらに、この嵌合凸部61を嵌入する嵌合凹部62を土台1の連結突出部1Aに設けている。嵌合凹部62は、嵌合凸部61を嵌合できる形状としている。図に示す嵌合凸部61は、水平断面形状をT字状とする凸部である。この形状の嵌合凸部61は、水平方向の位置ずれを防止しながら土台1と脱着装着具50とを連結できる特長がある。ただ、嵌合凸部は、必ずしもこの形状とする必要なく、土台と脱着装着具とを位置ずれなく、また遊びのない状態で連結できる種々の形状とすることもできる。
The attachment /
図17に示す脱着装着具50は、水平断面をT字状とする嵌合凸部61を、図において上下方向に延長して設けている。さらに、嵌合凹部62は、図18に示すように、土台1の連結突出部1Aの上面から下面にわたって延長して設けている。ただ、嵌合凹部は、必ずしも連結突出部の上面まで延長して設ける必要はなく、図20に示すように、上方を閉塞して下方を開口してなる凹部とすることもできる。さらに、嵌入凸部と嵌入凹部は、必ずしも上下方向に延長して設ける必要はなく、図21に示すように水平方向に延長して設けることもできる。
The attachment /
さらに、嵌合凸部61と嵌合凹部62は、下方に向かって幅が広くなるテーパー形状に成形される。この形状の嵌合凸部61と嵌合凹部62は、土台1を脱着連結具50に速やかに連結できる特長がある。それは、土台1に設けた嵌合凹部62の下側の幅広の開口部を、脱着装着具50に設けた嵌合凸部61の上側の幅狭の凸部に案内する状態で連結できるからである。さらに、下方に向かって幅が広くなるテーパー形状の嵌合凸部61と嵌合凹部62は、土台1が脱着装着具50から抜けて落下するのを有効に防止できる特長もある。また、当接面をテーパー面とする構造は、互いに密着させて連結できる特長もある。
Furthermore, the fitting
さらに、図17、図19、図20に示す脱着装着具50は、土台1をより安定して連結するために、土台1の外周面に当接する支持壁63を設けている。この支持壁63は、土台1の外周面に沿う形状としている。支持壁63を備える脱着装着具50は、嵌合凹部62に嵌合凸部61を嵌入した状態で、支持壁63の表面を土台1の外周面に密着させて、嵌合凸部61と支持壁63とで土台1を位置決めしながら定位置に連結できる特長がある。とくに、嵌合凸部61と支持壁63とで構成される凹部に、土台1の嵌着凹部62の開口部の先端を挿入して、より安定して連結できる。
Furthermore, the attachment /
さらに、脱着装着具50は、図20ないし図22に示すように、脱着自在に第1アーム31に連結することができる。図20と図21に示す脱着装着具50と第1アーム31は、嵌合部64を介して脱着自在に連結できるようにしている。この図の嵌合部64は、第1アーム31に設けた挿入凸部65Aと脱着装着部50に設けた挿入凹部65Bで構成している。図20に示す挿入凸部65Aは、第1アーム31の先端から上方に突出する形状としており、脱着装着具50に設けた挿入凹部64Bを下方開口として、挿入凸部64Aを嵌入できる構造としている。図21に示す挿入凸部65Aは、第1アーム31の先端から水平方向に突出する形状としており、脱着装着具50に設けた挿入凹部64Bを水平方向として、挿入凸部64Aを嵌入できる構造としている。これらの挿入凸部と挿入凹部は、回転することなく、また位置ずれすることなく連結できる形状としている。さらに、図示しないが、第1アームと脱着装着部は、挿入凸部を挿入凹部に嵌入した状態に保持する位置決ピンや止ネジ等の固定部材を挿入して固定することもできる。この構造は、脱着装着部を第1アームに抜けないように連結できる。
Further, as shown in FIGS. 20 to 22, the
図22に示す脱着装着具50と第1アーム31は、係止機構65を介して脱着自在に連結できるようにしている。この図の係止機構65は、プラスチック製の第1アーム31に設けた係止フック65Aとプラスチック製の脱着装着部50に設けた係止部65Bで構成している。このように、係止機構65を介して脱着自在に連結される脱着装着具50と第1アーム31は、簡単に脱着できると共に、装着状態においては位置ずれしないように定位置に確実に保持できる特長がある。プラスチック製の第1アーム31に設けた係止フック65Aとプラスチック製の脱着装着部50に設けた係止部65Bで構成している。ただ、係止機構は、脱着装着部に係止フックを設けて、第1アームに係止部を設けることもできる。
The
さらに、図示しないが、脱着装着具と第1アームは、上述以外の種々の構造で脱着自在に連結することができる。脱着装着具と第1アームは、たとえば、これらを貫通するボルトとナットを介して連結することも、ネジ止めして連結することも、連結金具を介して脱着自在に連結することもできる。ただし、どの連結構造においても、脱着装着具と第1アームは、互いに位置ずれしない構造で連結される。したがって、脱着装着具と第1アームは、これらを位置決めする機構と、これらを連結する機構の両方を採用して、定位置に位置決めしなが連結することもできる。脱着装着具と第1アームを位置決めする機構には、たとえば、位置決凸部と位置決凹部や、連結凸条と連結溝等の互いに嵌合する凹凸形状が採用できる。 Further, although not shown, the detachable attachment tool and the first arm can be detachably connected with various structures other than those described above. The detachable attachment tool and the first arm can be connected, for example, via bolts and nuts penetrating them, connected by screwing, or detachably connected via a connecting fitting. However, in any connection structure, the attachment / detachment mounting tool and the first arm are connected in a structure that does not deviate from each other. Therefore, both the attachment / detachment tool and the first arm can be connected to each other by adopting both a mechanism for positioning them and a mechanism for connecting them. As a mechanism for positioning the attachment / detachment tool and the first arm, for example, a positioning protrusion and a positioning recess, or a concave and convex shape such as a connecting protrusion and a connecting groove can be adopted.
以上のように、脱着装着具50を、脱着自在に第1アーム31に連結する構造は、脱着装着具50を使い捨ての部材として、咬合装置の使用後に咬合器から取り外して処分し、咬合器30の本体を有効に再使用できる。とくに、図20と図21に示す構造で脱着装着具50が脱着自在に連結される第1アーム31は、金属製として有効に再利用できる特長がある。金属製の咬合器は、プラスチック製の咬合器に比較して高価であるので、このよう有効に再利用できる構造は、咬合装置の製造コストを低減できる特長がある。
As described above, the structure in which the attachment /
さらに、脱着装着具50は、図23に示すように、関節部66を介して第1アーム31に連結することもできる。この図に示す関節部66は、第1アーム31に設けた球部66Aと、脱着装着具50に設けた受け部66Bとからなる。受け部は、球部66Aを回動できるように支持する形状としている。このように、関節部66を介して脱着自在に連結される脱着装着具50と第1アーム31は、簡単に脱着できると共に、その装着状態においては、脱着装着具50と第1アーム31との相対的な位置を自由に変更することができる特長がある。図の関節部は、単一の球関節を示しているが、関節部は軸関節とすることも、複数の関節を組み合わせた構造とすることもできる。以上のように、相対位置が自由に変更できる関節部66は、位置決めをした後、たとえば、接着剤等で所望の位置に固定することができる。
Further, as shown in FIG. 23, the attachment /
図18に示す第1間接法作業模型41は、土台1を、プラスチックで成形して製作している本体部6と、この本体部6と固定プレート2との間に配設している石膏ブロック部23とで構成している。本体部6と石膏ブロック部23は、互いに嵌着構造で定位置に連結される。このことを実現するために、図の本体部6は、石膏ブロック部23を挿入して定位置に連結する貫通部24を中央部に開口している。貫通部24は、石膏ブロック部23を嵌入できるように、内形を石膏ブロック部23の外形にほぼ等しく、正確には石膏ブロック部23の外形よりもわずかに大きくしている。石膏ブロック部23は、本体部6の外形よりも小さい外形としている。すなわち、本体部6の外形を石膏ブロック部23の外形よりも大きくして、固定プレート2から外周に突出する連結突出部1Aを設けている。
A first indirect
図に示す本体部6と石膏ブロック部23は、石膏ブロック部23をスムーズに貫通部24に嵌入できるように、石膏ブロック部23の外周面と貫通部24の内周面を、図において下方に向かって次第に幅が狭くなるテーパー形状としている。本体部6の貫通部24と石膏ブロック部23は、互いの接触面を密着させて定位置に連結できる構造としている。
The
さらに、本体部6と石膏ブロック部23は、貫通部24の内側に石膏ブロック23を嵌入する状態で、石膏ブロック部23の上面が、本体部6の上面から突出する形状としている。本体部6と石膏ブロック部23は、たとえば、石膏ブロック部23の上面が、本体部6の上面よりも0.1mm〜5mm、好ましくは0.2mm〜3mm、さらに好ましくは0.3〜2mm突出する形状としている。この構造の土台1は、石膏ブロック部23の上に固定している固定プレート2を簡単に切断できる。それは、固定プレート2と一緒に、プラスチック製の本体部6よりも切り易い石膏ブロック部23の上面が切断されるからである。
Further, the
石膏ブロック部23は、全体を石膏で製作して、特定の決められた位置にダウエルピン3を挿通する連結穴5を設けている。石膏ブロック部23に設けた連結穴5にダウエルピン3が挿入されて、固定プレート2は石膏ブロック部23の定位置に連結して配置される。石膏ブロック部23と本体部6とは定位置に連結しているので、石膏ブロック部23の定位置に連結される固定プレート2は、石膏ブロック部23と本体部6からなる土台1の定位置に連結される。
The
石膏ブロック部23の上面は、その両側に連結凸部10を一体的に成形して設けている。図の石膏ブロック部23は、連結穴5の両側に連結凸部10を設けている。固定プレート2は、連結凸部10を案内する位置に連結凹部11を設けている。この構造は、固定プレート2と石膏ブロック部23の連結位置をより正確にできる。さらに、図の石膏ブロック部23は、縦方向に伸びる連結凸条12も上面に設けている。固定プレート2は、連結凸条12を嵌入する連結溝(図示せず)を下面に設けている。固定プレート2と石膏ブロック部23は、連結凸条12を連結溝に入れて、さらに正確な位置に連結される。
The upper surface of the
石膏ブロック部23は、固定プレート2と同じ外形としている。この構造の土台1は、固定プレート2を歯牙模型4Aの間でさらに簡単に切断できる。それは、石膏ブロック部23の上部を、固定プレート2の下部の一部と同じようにして切断できるからである。したがって、石膏ブロック部23は、好ましくは固定プレート2の外形に等しく成形される。ただ、石膏ブロック部の外形は、固定プレートの外形よりも大きく、あるいは小さく、あるいはまた異なる形状とすることもできる。
The
以上の間接法作業模型は、土台1の約半分をプラスチック製の本体部6とする。土台1は、好ましくは、本体部6の体積を全体の30%以上、好ましくは40%以上、さらに好ましくは50%以上とする。たとえば、土台1の本体部6の厚さを15mm、幅を30mm、全長を70mmとし、石膏ブロック部23の厚さを16mm、幅を15mm、全長を60mmとすれば、本体部6の体積が55%、石膏ブロック部23が45%となって、本体部6が50%以上を示す。このように、土台1のほぼ半分をプラスチック製の本体部6とする間接法作業模型は、土台1を安価に多量生産できる。
In the above indirect method working model, about half of the
図18に示す第1間接法作業模型41は、以下のようにして製造される。
(1) 土台1の本体部6がプラスチックの射出成形で製造される。本体部6は、石膏ブロック部23を嵌入する貫通部24のある形状に成形される。土台1を成形するプラスチックは、たとえば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂等である。
(2) 石膏ブロック部23を成形する注入型に石膏泥を注入する。石膏泥は、石膏の粉末と水を混練りしてペースト状となっている未硬化の石膏である。この注入型は、ダウエルピン3を挿通する連結穴5を設けるピンを特定の位置に配置している。
(3) 石膏泥を硬化させた後、注入型から脱型する。
(4) 固定プレート2を成形する注入型の定位置に、複数のダウエルピン3を仮止めして、注入型に石膏泥を注入する。
(5) 石膏泥を硬化させた後、固定プレート2を注入型から脱型する。
(6) 固定プレート2の上面に歯形模型4を固定する。
The first indirect
(1) The
(2) Gypsum mud is poured into an injection mold for molding the
(3) After setting the gypsum mud, remove it from the casting mold.
(4) A plurality of
(5) After the gypsum mud is hardened, the fixed
(6) Fix the
以上の咬合装置は、脱着装着具50の嵌合凸部61を土台1の嵌合凹部62に嵌入して、第1間接法作業模型41を第1アーム31の定位置に連結する。第1アーム31に連結される第1間接法作業模型41は、第2間接法作業模型42を仮止めして連結している。第2接法作業模型42は、第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結した状態で、前述の咬合装置と同様にして第2アーム32に連結される。
In the occlusal device described above, the fitting
さらに、本発明の咬合装置は、図24ないし図40に示す構造とすることもできる。これらの図に示す咬合装置は、咬合器30と第2間接法作業模型42を図5、図6、図14、及び図15の咬合装置と同じ構造とするが、第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結する脱着装着具50の構造が異なる。以下に、これらの咬合装置における脱着装着具50について詳述する。
Furthermore, the occlusal device of the present invention may have a structure shown in FIGS. The occlusal device shown in these figures has the same structure as the occlusal device of FIGS. 5, 6, 14, and 15, but the first indirect
これらの図に示す脱着装着具50は、土台1の対向する対向部に位置して、土台1を対向位置から保持する一対の保持壁90を備える。一対の保持壁90は、第1間接法作業模型41の対向する対向部に位置して配設している。図に示す脱着装着具50は、第1アーム31の延長方向に離して一対の保持壁90を配置している。さらに、脱着装着具50は、図27に示すように、第1アーム31の延長方向に交差する方向に離して、補助壁100を設けることもできる。この構造の脱着装着具50は、第1間接法作業模型41を複数方向から支持できる特長がある。
The attachment /
さらに、これらの図に示す脱着装着具50は、一対の保持壁90を、第1アーム31に固定される固定プレート55に連結している。第1アーム31に固定される固定プレート55は、その上面を水平面として、この面を第1間接法作業模型41の装着面としている。固定プレート55は、プラスチックで成形している。固定プレート55は、たとえば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のプラスチックで成形することができる。プラスチックで成形される固定プレート55は、図に示すように、第1アーム31をインサート成形して、第1アーム31に確実に固定することができる。ただ、固定プレートは、前述のように、固定具を介して第1アームに固定することもできる。さらに、固定プレートは、金属板とすることもできる。
Furthermore, the attachment /
一対の保持壁90は、係止部91を介して土台1の外周面または端部を係止して保持する構造としている。図24ないし図34に示す係止部91は、第1間接法作業模型41を装着する状態で互いに係止される係止凹部91Aと係止凸部91Bとからなる。図に示す第1間接法作業模型41は、土台1の外周面であって、保持壁90と対向する面に係止凹部91Aを設けている。第1間接法作業模型に設けられる係止凹部91Aは、第1間接法作業模型41を製作する工程において設けられる。さらに、保持壁90は、この係止凹部91Aに対向して、係止凹部91Aに挿入される係止凸部91Bを備えている。ただ、図示しないが、係止部として、土台の外周面に係止凸部を設けて、この係止凸部を挿入する係止凹部を保持壁に設けることもできる。
The pair of holding
図24ないし図30に示す脱着装着具50は、一対の保持壁90の対向する内面であって、土台1と対向する面に係止凸部91Bを設けている。図に示す係止凸部91Bは、保持壁90に一体的に成形して設けており、土台1の外周面に形成される係止凹部91Aに嵌合する形状としている。ただ、係止凸部は、ネジ止め、嵌着、係止等の手段によって所定の位置に固定することもできる。一対の保持壁90の内面に係止凸部91Bを備える脱着装着具50は、土台1を対向位置から保持するために、保持壁90の一方または両方を、土台1に対して接近し、あるいは離れる方向に移動できる構造、すなわち互いに接近し、あるいは離れる方向に往復移動できる構造とする。これらの図に示す脱着装着具50は、第1アーム31と第2アーム32の連結側に位置する保持壁90を固定プレート55に固定する固定保持壁90Aとする共に、反対側の保持壁90を移動できる可動保持壁90Bとしている。図の脱着装着具50は、一方の保持壁90を、往復運動できる可動保持壁90Bとして、一対の保持壁90間の間隔を変更できるようにしている。ただ、脱着装着具は、両方の保持壁を、往復運動できる可動保持壁として、一対の保持壁間の間隔を変更することもできる。
The attachment /
図24ないし図30の脱着装着具50は、可動保持壁90Bを固定保持壁90Aに対して接近し、あるいは離れる方向に移動させるスライド機構92を備える。図に示すスライド機構92は、固定プレート55の両側縁に沿って設けたガイド部93と、このガイド部93に沿って移動する移動片94と、移動片94を所定の位置に保持して可動保持壁90Bを土台1に連結させる保持機構95とを備える。ガイド部93は、固定プレート55の両側部に位置して、可動保持壁90Bの移動方向に延長して設けている。図のガイド部93は、固定プレート55を貫通して設けたスリットである。ただ、ガイド部は、必ずしも固定プレートを貫通するスリットとする必要はなく、ガイド溝とすることもできる。移動片94は、図26に示すように、ガイド部93に挿入されて、ガイド部93に沿って移動するガイド凸部94aを両端部に備えている。移動片94は、ガイド部93に案内されるガイド凸部94aを介して、ガイド部93に沿って往復運動する。さらに、図の移動片94は、上面に可動保持壁90Bを固定している。
24 to 30 includes a
さらに、図24ないし図30に示すスライド機構92は、移動片94を所定の位置に保持する保持機構95を異なる構造としている。図24ないし図26に示すスライド機構92の保持機構95は、移動片94を所定の位置に固定する固定ネジ96である。この移動片94は、固定プレート55を上下の両面から挟着す上面プレート94Aと下面プレート94Bとを備え、上面プレート94Aを貫通する固定ネジ96を下面プレート94Bにねじ込んで上面プレート94Aと下面プレート94Bとを互いに接近させて固定プレート55を挟着する構造としている。したがって、上面プレート94Aは、固定ネジ96を貫通させる貫通孔94bを開口しており、下面プレート94Bは、中央部に連結山部94cを設けて、この連結山部94cに固定ネジ96の先端部をねじ込む雌ねじ94dを設けている。
Further, the
図24ないし図30に示す脱着装着具50は、以下のようにして第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結する。
(1) 可動保持壁90Bを固定保持壁90Aから離して、第1間接法作業模型41の装着スペースを確保した状態で、第1間接法作業模型41を固定プレート55の装着面に載せる。
(2) 土台1の外周面に設けた一方の係止凹部91Aを固定保持壁90Aの係止凸部91Bに案内する。
(3) 可動保持壁90Bを固定保持壁90Aに接近させる方向に移動させて、可動保持壁90Bの係止凸部91Bを、土台1の反対側に設けた他方の係止凹部91Aに案内する。
(4) 固定ネジ96を締め付けて、上面プレート94Aと下面プレート94Bとで、固定プレート55を挟着して移動片94を所定の位置に固定する。
この状態で、第1間接法作業模型41は、土台1の対向部が固定保持壁90Aと可動保持壁90Bとで挟着されると共に、係止部90で係止されて所定の位置に連結される。
The attachment /
(1) The first indirect
(2) One
(3) The
(4) The fixing
In this state, the first indirect
図27ないし図29に示すスライド機構92の保持機構95は、移動片94を固定保持壁90Aに接近させる方向に押圧する弾性体97を備える。図27に示す保持機構95の弾性体97は引きバネとし、図28と図29に示す保持機構95の弾性体97は押しバネとしている。引きバネである弾性体97は、図27に示すように、その両端を、移動片94の側面であって固定保持壁90Aに対向する対向面と、固定プレート55の中央部55Aとに固定している。この保持機構95は、弾性体97が移動片94を固定保持壁90Aに向かって引っ張って、可動保持壁90Bを第1間接法作業模型41に向かって押圧する。また、図28と図29に示す保持機構95は、押しバネである弾性体97の両端を、移動片94の側面であって固定保持壁90Aと反対側の外側面と、固定プレート55の端部連結部55Bの内面とに当接させている。さらに、この保持機構95は、押しバネである弾性体97で移動片94を確実に押圧できるように、弾性体97にガイドロッド98を挿通すると共に、このガイドロッド98を移動片94の本体部94eに貫通させている。ガイドロッド98は、その両端を、固定プレート55の中央部55Aと端部連結部55Bとに連結している。これらの図に示す脱着装着具は、弾性体としてコイルスプリングを使用しているが、弾性体には、可動保持壁を土台に弾性的に押圧できる他の全てのものが使用できる。たとえば、弾性体として、ゴムや弾性金属板を使用することもできる。
The holding
図27ないし図29に示す脱着装着具50は、以下のようにして第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結する。
(1) 可動保持壁90Bを、弾性体97の弾性力に逆らって固定保持壁90Aから離して、第1間接法作業模型41の装着スペースを確保した状態で、第1間接法作業模型41を固定プレート55の装着面に載せる。
(2) 土台1の外周面に設けた一方の係止凹部91Aを固定保持壁90Aの係止凸部91Bに案内する。
(3) 可動保持壁90Bを固定保持壁90Aに接近させる方向に移動させて、可動保持壁90Bの係止凸部91Bを、土台1の反対側に設けた他方の係止凹部91Aに案内する。
(4) 可動保持壁90Bは、弾性体97の弾性力で土台1に向かって押圧される。
この状態で、第1間接法作業模型41は、土台1の対向部が固定保持壁90Aと可動保持壁90Bとで挟着されると共に、係止部90で係止されて所定の位置に連結される。
27 to 29 connect the first indirect
(1) With the
(2) One
(3) The
(4) The
In this state, the first indirect
さらに、図30に示すスライド機構92の保持機構95は、ガイド部93に沿って移動する移動片94を、任意の位置で停止させる位置決機構99を備える。図の位置決機構99は、固定プレート55の両側突出部55Cの内面に、ガイド部93に沿って設けられた波形凹凸部99Aと、移動片94の本体部94eの両端面であって波形凹凸部99Aに対向する面に配設された押圧部材99Bとを備える。押圧部材99Bは、凸部を弾性的に突出させており、波形凹凸部99Aの表面を押圧する。図に示す押圧部材99Bは、中央部を凸状に湾曲した弾性金属板である。この位置決機構99は、波形凹凸部99Aの凹部に押圧部材99Bの凸部を案内して、移動片94を固定プレート55の任意の位置で停止させて、可動保持壁90Bを所定の位置で停止させる。ただ、押圧部材には、波形凹凸部に向かって凸部を弾性的に突出させる他の全ての部材が使用できる。
Furthermore, the holding
図30に示す脱着装着具50は、以下のようにして第1間接法作業模型41を第1アーム31に連結する。
(1) 可動保持壁90Bを、固定保持壁90Aから離して、第1間接法作業模型41の装着スペースを確保した状態で、第1間接法作業模型41を固定プレート55の装着面に載せる。
(2) 土台1の外周面に設けた一方の係止凹部91Aを固定保持壁90Aの係止凸部91Bに案内する。
(3) 可動保持壁90Bを固定保持壁90Aに接近させる方向に移動させて、可動保持壁90Bの係止凸部91Bを、土台1の反対側に設けた他方の係止凹部91Aに案内する。
(4) 可動保持壁90Bは、位置決機構99によって、土台1に最も接近する位置で停止される。
この状態で、第1間接法作業模型41は、土台1の対向部が固定保持壁90Aと可動保持壁90Bとで挟着されると共に、係止部90で係止されて所定の位置に連結される。
The attachment /
(1) The first indirect
(2) One
(3) The
(4) The
In this state, the first indirect
図24ないし図30の脱着装着具50は、保持壁90の一方あるいは両方を、互いに接近し、あるいは離れる方向に移動できる構造としている。ただ、保持壁は、必ずしも移動できる構造とする必要はない。図31ないし図34に示す脱着装着具50は、保持壁90を移動しない構造として、固定プレート50に固定している。これらの図に示すように、固定プレート50に固定される一対の保持壁90は、その間隔を、ここに装着される第1間接法作業模型41の土台1の幅とほぼ等しく、あるいはやや大きくなるように調整している。
24 to 30 has a structure in which one or both of the holding
固定プレート50に固定される一対の保持壁90は、内面に突出する係止凸部91Bの少なくとも一方を、突出高さを調整できる構造として、一対の保持壁90の間に第1間接法作業模型41の土台1をスムーズに案内できる。
The pair of holding
図31に示す脱着装着具50は、第1アーム31と第2アーム32の連結側に位置する保持壁90に所定の高さの係止凸部91Bを設け、反対側の保持壁90には、突出高さを調整できる係止凸部91Bを設けている。図の脱着装着具50は、突出高さを調整できる係止凸部91Bに、保持壁90を貫通して挿通されるネジ棒101を使用している。ネジ棒101がねじ込まれる保持壁90は、土台1の外周面に設けた係止凹部91Aと対向する位置にネジ孔90aを開口して、その内面に雌ねじ(図示せず)を設けている。ネジ孔90aに挿通されるネジ棒101は、図に示すように、後端にネジ頭102を設けており、このネジ頭102を回してネジ棒101を保持壁90にねじ込むようにしている。この構造の脱着装着具50は、所定の高さの係止凸部91Bに、土台1に設けた一方の係止凹部91Aに案内しながら、一対の保持壁90の間に第1間接法作業模型41の土台1を挿入すると共に、反対側の保持壁90のネジ孔90aにねじ込んだネジ棒101の先端を他方の係止凹部91Aに挿入して、土台1の対向部を係止部90で係止して第1間接法作業模型41を所定の位置に連結する。
31 is provided with a locking
図32に示す脱着装着具50は、第1アーム31と第2アーム32の連結側に位置する保持壁90に、突出高さを調整できる係止凸部91Bを設け、反対側の保持壁90には、所定の高さの係止凸部91Bを設けている。この脱着装着具50は、突出高さを調整できる係止凸部91Bに、保持壁90を貫通して挿通されるクサビ103を使用している。クサビ103が挿通される保持壁90は、土台1の外周面に設けた係止凹部91Aと対向する位置に貫通孔90bを開口して設けている。クサビ103は、図示しないが、先端部に対して後端部の幅を厚くして、保持壁90の貫通孔90bに圧入できる。このように圧入できるクサビ103は、保持壁90から不意に抜け落ちて、係止状態が解除されるのを有効に防止できる。さらに、図に示すクサビ103は、後端を連結線材104を介して固定プレート55に連結している。この構造は、クサビ103を紛失するのを確実に防止できる特長がある。この構造の脱着装着具50は、所定の高さの係止凸部91Bに、土台1に設けた一方の係止凹部91Aに案内しながら、一対の保持壁90の間に第1間接法作業模型41の土台1を挿入すると共に、反対側の保持壁90の貫通孔90bに挿通したクサビ103の先端を他方の係止凹部91Aに挿入して、土台1の対向部を係止部90で係止して所定の位置に連結する。
In the attachment /
さらに、図33と図34に示す脱着装着具50は、両方の保持壁90に突出高さを調整できる係止凸部91Bを設けている。図の脱着装着具50は、突出高さを調整できる係止凸部91Bに、保持壁90の内面に弾性的に突出する弾性凸部105を使用している。図に示す弾性凸部105は、保持壁90に連結される弾性金属板106を湾曲または折曲して設けている。弾性金属板106には、たとえば、板バネが使用できる。弾性金属板106は、図34に示すように中間部で折り返すと共に、一方の端部を保持壁90に挿入して連結し、他方の端部の中間を湾曲加工して弾性凸部105を設けている。この弾性凸部105は、土台1の外周面に設けた係止凹部91Aと対向する位置に設けている。この構造の脱着装着具50は、一対の保持壁90の間に第1間接法作業模型41の土台1を挿入しながら、土台1に設けた両方の係止凹部91Aに弾性凸部105を案内して挿入し、土台1の対向部を係止部90で係止して第1間接法作業模型41を所定の位置に連結する。
Furthermore, the attachment /
さらに、脱着装着具50は、図35に示す構造とすることもできる。この図に示す脱着装着具50も、第1間接法作業模型41の土台1を、一対の保持壁90で挟着する状態で保持している。図に示す脱着装着具50は、土台1の一方の端部を係止する固定保持壁90Aと、他方の端部を係止する傾動保持壁90Cとを備える。図に示す第1間接法作業模型41は、土台1の対向する端部の下部に、外周面から外側に突出する段差突出部91Cを設けている。固定保持壁90Aと傾動保持壁90Cは、上端部を折曲して係止折曲部91Dとし、土台1から突出する段差突出部91Cを係止できる構造としている。すなわち、土台1に設けた段差突出部91Cと保持壁90に設けた係止折曲部91Dとで係止部91を構成している。さらに、図に示す傾動保持壁90Cは、下端部を折曲して係止折曲部91Eとして全体の形状をコ字状とし、上側の係止折曲部91Dと下側の係止折曲部91Eの間に段差突出部91Cを案内して保持する構造としている。
Furthermore, the attachment /
傾動保持壁90Cは、傾動圧着具107を介して固定プレート55に連結している。傾動保持壁90Cは、回転軸110を中心として傾動できるように傾動圧着具107の本体部107Aに連結している。この傾動圧着具107は、傾動保持壁90Cを傾動させて、土台1の段差突出部91Cを係止する係止位置と、段差突出部91Cを係止しない非係止位置とに移動できるようにしている。この傾動圧着具107は、図36の概略構成図に示すように、傾動保持壁90Cを、実線で示す係止位置と、一点鎖線で示す非係止位置のいずれかに保持する保持機構111を内蔵している。図に示す保持機構111は、傾動保持壁90Cを係止位置から非係止位置に傾動させるように付勢している弾性体112と、傾動保持壁90Cを係止位置に保持する係止機構113とを備える。図に示す弾性体111は弾性金属板である。ただ、弾性体には、コイルスプリングやゴム等も使用できる。係止機構113は、傾動保持壁90Cに固定してなる係止ロッド114と、この係止ロッド114を係止するフック部115Aを先端に備える係止アーム115と、フック部115Aが係止ロッド114を係止する方向に係止アーム115を付勢する弾性体116とを備える。この傾動圧着具107は、係止アーム115のフック部115Aが係止ロッド114を係止しない状態では、傾動保持壁90Cが弾性体112に付勢されて非係止位置まで傾動する。傾動保持壁90Cを係止位置まで傾動させると、係止ロッド114が係止アーム115のフック部115Aに係止されて係止位置に保持される。
The
さらに、図に示す傾動圧着具107は、係止機構113の係止状態を解除する解除レバー108を備えている。図に示す解除レバー108は、駆動軸117を介して係止アーム114に連結している。解除レバー108と係止アーム115は、駆動軸117を中心として回動できるように傾動圧着具107の本体部107Aに連結している。この傾動圧着具107は、解除レバー108を操作すると、係止アーム115のフック部115Aが係止ロッド114から離れて、係止機構113の係止状態が解除される。この状態で傾動保持壁90Cは、非係止位置まで傾動する。ただ、傾動圧着具は、図36に示す構造以外の構造で、傾動保持壁を係止位置と非係止位置とに傾動させて、いずれかの位置に保持することもできる。
Furthermore, the
この構造の脱着装着具50は、固定保持壁90Aの係止折曲部91Dの内側に、土台1に設けた一方の段差突出部91Cを案内すると共に、反対側の傾動保持壁90Cの係止折曲部91Dの内側に、他方の段差突出部91Cを案内する状態で、傾動圧着具107を操作して傾動保持壁90Cを係止位置に傾動させて、固定保持壁90Aと傾動保持壁90Cとで土台1を対向位置から挟着する。この状態で、傾動保持壁90Cは、係止機構によって係止位置に保持されるので、段差突出部91Cとの係止状態が解除されることはない。したがって、第1間接法作業模型41は、土台1の段差突出部91Cが固定保持壁90Aと傾動保持壁90Cによって係止状態に保持される。この脱着装着具50は、傾動圧着具107の解除レバー108を操作して、傾動保持壁90Cの係止状態を解除し、第1間接法作業模型41が一対の保持壁90から取り外される。
The attachment /
さらに、脱着装着具50は、図37と図38に示す構造とすることもできる。これらの図に示す脱着装着具50も、第1間接法作業模型41の土台1を、一対の保持壁90で挟着する状態で保持している。図に示す脱着装着具50は、土台1の一方の端部を係止する固定保持壁90Aと、他方の端部を係止する脱着保持壁90Dとを備える。図に示す固定保持壁90Aと脱着保持壁90Dは、上端部を折曲して係止折曲部91Dとし、土台1の連結突出部1Aを係止できる構造としている。さらに、図37に示す脱着保持壁90Dは、下端部を折曲して係止折曲部91Eとし、全体の形状をコ字状として、上側の係止折曲部91Dと下側の係止折曲部91Eとで土台1の連結突出部1Aと固定プレート55とを挟着して保持する構造としている。脱着保持壁90Dは、好ましくは、弾性変形できるプラスチックまたは金属で製造して、土台1の連結突出部1Aと固定プレート55とを圧着できる構造としている。図に示す固定プレート55は、脱着保持壁90Dの下側の係止折曲部91Eを案内する凹部55Dを下面に設けている。この構造の脱着装着具50は、固定保持壁90Aの係止折曲部91Dの内側に、土台1の一方の連結突出部1Aを案内しながら、固定プレート55の上面の装着面に第1間接法作業模型41を載せると共に、反対側の連結突出部1Aと固定プレート55の端部とを上下から挟着する状態で脱着保持壁90Dを連結して固定保持壁90Aと脱着保持壁90Dとで土台1を対向位置から挟着する。ただ、脱着保持壁は、必ずしも土台の連結突出部を係止折曲部で係止することなく、土台の外周面から突出する段差突出部を設けて、この段差突出部を係止折曲部で係止することもできる。
Further, the attachment /
さらに、脱着装着具50は、図39と図40に示す構造とすることもできる。これらの図に示す脱着装着具50は、第1アーム31に固定してなる固定プレート55を備え、この固定プレート55の上面に第1間接法作業模型41の土台1の底面を、嵌合部109を介して嵌着させる構造としている。図に示す嵌合部109は、固定プレート55の上面に設けた嵌合凸部109Aと、土台1の底面に設けた嵌合凹部109Bで構成している。図の固定プレート55は、上面に、第1間接法作業模型41の土台1を嵌着する複数の嵌合凸部109Aを設けており、第1間接法作業模型41は、土台1の底面に、これらの嵌合凸部109Aを嵌入する複数の嵌合凹部109Bを設けている。ただ、嵌合部は、土台の底面に嵌合凸部を設けて、固定プレートの上面に嵌合凹部を設けることもできる。嵌合凸部109Aの外形は嵌合凹部109Bの内形とほぼ等しく、あるいはやや大きくして、互いに嵌着できる構造としている。図の嵌合凸部109Aは円柱状としているが、嵌合凸部は、楕円柱状や角柱状とすることもできる。この脱着装着具50は、嵌合凸部109Aを嵌合凹部109Bに嵌合させて、第1間接法作業模型41を第1アーム31の定位置に連結する。
Furthermore, the attachment /
さらに、図に示す脱着装着具50は、第1間接法作業模型41の土台1の対向部に位置する一対の保持壁90を備えている。この脱着装着具50は、一対の保持壁90で土台1の対向位置方向の位置決めをしながら、土台1の底面に設けた嵌合凹部109Bに固定プレート55の上面に設けた嵌合凸部109Aを嵌合させて、第1間接法作業模型41を所定の位置に脱着自在に連結する。ただ、脱着装着具は、必ずしも保持壁を設ける必要はなく、固定プレートの上面と土台の底面に設けた嵌合部で位置決めをしながら、第1間接法作業模型を所定の位置に脱着自在に連結することもできる。
Furthermore, the attachment /
さらに、本発明の咬合装置は、以上の脱着装着具を種々に組み合わせて、第1間接法作業模型を第1アームに脱着自在に連結することもできる。たとえば、咬合装置は、可動保持壁と傾動保持壁と脱着保持壁のうちの2つを種々に組み合わせて、一対の保持壁を構成することもできる。また、土台の対向部を係止する係止部についても、一方の係止部を、保持壁の内面に設けた係止凸部と、土台に設けた係止凹部とし、他方の係止部を、保持壁の上端部に設けた係止折曲部と、土台の端部に突出する連結突出部や段差突出部とすることもできる。 Furthermore, the occlusal device of the present invention can also connect the first indirect method working model to the first arm in a detachable manner by variously combining the above-described attachment / detachment attachment tools. For example, the occlusal device can also form a pair of holding walls by variously combining two of the movable holding wall, the tilt holding wall, and the attachment / detachment holding wall. Moreover, also about the latching | locking part which latches the opposing part of a base, one latching | locking part is made into the latching convex part provided in the inner surface of the holding wall, and the latching recessed part provided in the base, and the other latching part May be a locking bent portion provided at the upper end portion of the holding wall, and a connecting protrusion portion or a step protrusion portion protruding from the end portion of the base.
さらに、図24に示す咬合装置は、第2アーム32に脱着装着具120を介して第2間接法作業模型42を連結している。図に示す脱着装着具120は、第2アーム32を挟着する一対の挟着片121と、これらの挟着片121の間隔を調整する調整ネジ122と、第1間接法作業模型41側に配置される挟着片121に固定している連結具123とを備える。連結具123は、一対の連結片124(一方は図示せず)を関節部125を介して連結している。一対の連結片124は、相対的な位置を関節部125で変更できる特長がある。図に示す関節部125は球関節であるが、関節部には、軸関節を使用することもできる。連結具は、一方の連結片(図示せず)を挟着片121に固定すると共に、他方の連結片124を第2間接法作業模型42に固定して第2アーム32と第2間接法作業模型42とを連結する。この脱着装着具120は、調整ネジ122を締め付けて一対の挟着片121で第2アーム32を挟着して、挟着片121を第2アーム32に固定する。さらに、図において、下側の挟着片21に固定している連結具123の装着面に接着剤や石膏を介して第2間接法作業模型42を固定する。さらに、図示しないが、図27ないし図40に示す咬合装置においても、図24に示す構造で、第2アームに脱着装着具を介して第2間接法作業模型を連結することもできる。
Further, in the occlusal device shown in FIG. 24, the second indirect
さらに、本発明の咬合装置は、以上の実施例に示す脱着装着具50を使用して、第2間接法作業模型の土台を第2アームに脱着自在に連結することもできる。この咬合装置は、第1間接法作業模型の土台を脱着装着具を介して第1アームに連結し、第2間接法作業模型の土台を脱着装着具を介して第2アームに連結できる。
Furthermore, the occlusal device of the present invention can also detachably connect the base of the second indirect method work model to the second arm using the
以上の実施例の咬合装置は、第1間接法作業模型41と第2間接法作業模型42を、片顎の作業模型としている。ただ、本発明の咬合装置は、第1間接法作業模型と第2間接法作業模型を、全顎の作業模型とすることも、前歯部の作業模型とすることもできる。第1間接法作業模型と第2間接法作業模型を全顎の作業模型とし、あるいは前歯部の作業模型とする咬合装置は、図示しないが、第1アームに設ける脱着装着具を、全顎あるいは前歯部の作業模型の土台を装着できる形状とする。たとえば、図5と図6に示す実施例においては、位置決めホルダの形状を全顎あるいは前歯部の作業模型の土台の外周の一部に沿う形状とし、あるいは、図14と図15に示す実施例においては、上方開口の嵌着凹部の形状を全顎あるいは前歯部の作業模型の土台の外周に沿う形状とする。さらに、図24ないし図40に示す実施例においては、一対の保持壁で全顎あるいは前歯部の作業模型の土台を対向位置から保持する。とくに、図24ないし図40に示す咬合装置は、第1アーム31と第2アーム32の連結側に位置する保持壁90の内面を平面状としているので、全顎あるいは前歯部の作業模型の土台の直線部をこの保持壁90の内面に配置しながら、安定して保持できる特長がある。ただ、咬合装置を片顎の作業模型のみに使用する場合は、保持壁の内面を土台の外形に沿う湾曲面とすることもできる。
In the occlusal apparatus of the above embodiment, the first indirect
1…土台 1A…連結突出部
2…固定プレート
3…ダウエルピン 3A…ノーマルピン
3B…ダミーピン
4…歯形模型 4A…歯形
5…連結穴
6…本体部
7…石膏プレート部
8…嵌着凹部
9…凸条
10…連結凸部
11…連結凹部
12…連結凸条
13…成形容器
14…石膏成形部
15…プラスチック成形土台
16…成形周壁
17…突出部
18…切離部
19…マーク
20…分割模型
21…歯冠補綴物
22…支台歯模型
23…石膏ブロック部
24…貫通部
30…咬合器
31…第1アーム 31A…立ち上り部
32…第2アーム
33…弾性変形部
34…軸孔
35…回転ピン
41…第1間接法作業模型
42…第2間接法作業模型
50…脱着装着具
51…位置決めホルダ 51A…固定部
51a…U曲部
51b…延長部
51B…折曲部
52…脱着バンド
53…係止具
54…連結溝
55…固定プレート 55A…中間部
55B…端部連結部
55C…両側突出部
55D…凹部
56…固定具
57…嵌着凹部
61…嵌合凸部
62…嵌合凹部
63…支持壁
64…嵌合部 64A…挿入凸部
64B…挿入凹部
65…係止機構 65A…係止フック
65B…係止部
66…関節部 66A…球部
66B…受け部
70…咬合器
71…第1アーム
72…第2アーム
74…間接法作業模型
81…第1アーム
82…第2アーム
83…カバー
84…間接法作業模型
90…保持壁 90A…固定保持壁
90B…可動保持壁
90C…傾動保持壁
90D…脱着保持壁
90a…ネジ孔
90b…貫通孔
91…係止部 91A…係止凹部
91B…係止凸部
91C…段差突出部
91D…係止折曲部
91E…係止折曲部
92…スライド機構
93…ガイド部
94…移動片 94A…上面プレート
94B…下面プレート
94a…ガイド凸部
94b…貫通孔
94c…連結山部
94d…雌ねじ
94e…本体部
95…保持機構
96…固定ネジ
97…弾性体
98…ガイドロッド
99…位置決機構 99A…波形凹凸部
99B…押圧部材
100…補助壁
101…ネジ棒
102…ネジ頭
103…クサビ
104…連結線材
105…弾性凸部
106…弾性金属板
107…傾動圧着具 107A…本体部
108…解除レバー
109…嵌合部 109A…嵌合凸部
109B…嵌合凹部
110…回転軸
111…保持機構
112…弾性体
113…係止機構
114…係止ロッド
115…係止アーム 115A…フック部
116…弾性体
117…駆動軸
120…脱着装着具
121…挟着片
122…調整ネジ
123…連結具
124…連結片
125…関節部
DESCRIPTION OF
3B ...
51a ... U music part
51b ... Extension
51B ...
55B ... End connecting part
55C ... Both side protrusions
55D ...
64B ...
65B ... Locking
66B ... receiving
90B ... Movable holding wall
90C ... Tilt holding wall
90D ... Desorption retention wall
90a ... Screw hole
90b ... Through
91B ... Locking projection
91C ... Step protrusion
91D ... Locking bent portion
91E ... Locking
94B ... Bottom plate
94a ... Guide convex part
94b ... through hole
94c ... Connected mountains
94d ... Female thread
94e ...
99B ... Pressing
109B ...
Claims (16)
第1間接法作業模型(41)が、土台(1)と、この土台(1)にダウエルピン(3)を介して脱着できるように連結している固定プレート(2)と、固定プレート(2)に固定している歯形模型(4)とを備えており、さらに土台(1)は、固定プレート(2)から外周に突出する連結突出部(1A)を備えており、
第1アーム(31)は、第1間接法作業模型(41)の土台(1)を保持して定位置に連結する脱着装着具(50)を備え、この脱着装着具(50)は、土台(1)の連結突出部(1A)を嵌着して定位置に保持する連結溝(54)を内側に設けている位置決めホルダ(51)と、この位置決めホルダ(51)に一端を連結している脱着バンド(52)と、この脱着バンド(52)の他端を位置決めホルダ(51)に脱着できるように連結する係止具(53)とを備え、位置決めホルダ(51)は連結突出部(1A)の外周の一部を嵌入できる形状としており、位置決めホルダ(51)の開口部を脱着バンド(52)で連結して、位置決めホルダ(51)と脱着バンド(52)で連結突出部(1A)の全周を保持できる構造としており、
係止具(53)を外して、位置決めホルダ(51)に連結突出部(1A)の一部を案内し、この状態で脱着バンド(52)の他端を係止具(53)で位置決めホルダ(51)に連結して、位置決めホルダ(51)と脱着バンド(52)とで連結突出部(1A)の全周を保持して、第1間接法作業模型(41)を第1アーム(31)の定位置に連結し、
さらに、第2間接法作業模型(42)を第2アーム(32)の定位置に連結して、第1間接法作業模型(41)と第2間接法作業模型(42)を咬合器(30)の定位置に連結してなる咬合装置。 The articulator (30) which connects the first arm (31) and the second arm (32) so as to be relatively tiltable, and is connected to the first arm (31) of the articulator (30). In an occlusal device comprising a first indirect method work model (41) and a second indirect method work model (42) connected to a second arm (32),
The first indirect method work model (41) has a base (1), a fixed plate (2) connected to the base (1) so as to be detachable via a dowel pin (3), and a fixed plate (2). A tooth profile model (4) fixed to the base, and the base (1) further includes a connecting protrusion (1A) protruding from the fixing plate (2) to the outer periphery,
The first arm (31) includes a detachable mounting tool (50) that holds the base (1) of the first indirect method work model (41) and is connected to a fixed position. The detachable mounting tool (50) is a base. A positioning holder (51) provided with a connecting groove (54) for fitting the connecting projection (1A) of (1) and holding it in place, and one end connected to this positioning holder (51) A desorption band (52), and a locking tool (53) for coupling the other end of the desorption band (52) to the positioning holder (51) so that the positioning holder (51) can be coupled 1A) has a shape that allows a part of the outer periphery to be inserted, and the opening of the positioning holder (51) is connected by the detachable band (52), and the connecting protrusion (1A) is connected by the positioning holder (51) and the detachable band (52). ) To hold the entire circumference,
Remove the locking tool (53), guide a part of the connecting projection (1A) to the positioning holder (51), and in this state, fix the other end of the detachable band (52) with the locking tool (53). The first indirect method working model (41) is connected to the first arm (31) by holding the entire circumference of the connecting protrusion (1A) with the positioning holder (51) and the detachable band (52). )
Further, the second indirect method work model (42) is connected to the fixed position of the second arm (32), and the first indirect method work model (41) and the second indirect method work model (42) are connected to the articulator (30). ) Occlusal device connected at a fixed position.
第1間接法作業模型(41)が、土台(1)と、この土台(1)にダウエルピン(3)を介して脱着できるように連結している固定プレート(2)と、固定プレート(2)に固定している歯形模型(4)とを備えており、さらに土台(1)は、固定プレート(2)から外周に突出する連結突出部(1A)を備えており、
第1アーム(31)は、第1間接法作業模型(41)の土台(1)を嵌入して定位置に連結する脱着装着具(50)を固定しており、この脱着装着具(50)は、土台(1)の連結突出部(1A)を嵌着して定位置に保持する上方開口の嵌着凹部(57)を有する保持具で、この保持具の嵌着凹部(57)に土台(1)の連結突出部(1A)を嵌着して、第1間接法作業模型(41)を第1アーム(31)の定位置に連結するようにしており、
さらに、第2間接法作業模型(42)を第2アーム(32)の定位置に連結して、第1間接法作業模型(41)と第2間接法作業模型(42)を咬合器(30)の定位置に連結してなる咬合装置。 The articulator (30) which connects the first arm (31) and the second arm (32) so as to be relatively tiltable, and is connected to the first arm (31) of the articulator (30). In an occlusal device comprising a first indirect method work model (41) and a second indirect method work model (42) connected to a second arm (32),
The first indirect method work model (41) has a base (1), a fixed plate (2) connected to the base (1) so as to be detachable via a dowel pin (3), and a fixed plate (2). A tooth profile model (4) fixed to the base, and the base (1) further includes a connecting protrusion (1A) protruding from the fixing plate (2) to the outer periphery,
The first arm (31) fixes a detachable mounting tool (50) that is inserted into the base (1) of the first indirect method work model (41) and is connected to a fixed position. The detachable mounting tool (50) Is a holder having a fitting recess (57) in the upper opening for fitting and holding the connecting projection (1A) of the base (1) in place, and the base is placed in the fitting recess (57) of the holder. (1) The connecting protrusion (1A) is fitted to connect the first indirect method work model (41) to the fixed position of the first arm (31).
Further, the second indirect method work model (42) is connected to the fixed position of the second arm (32), and the first indirect method work model (41) and the second indirect method work model (42) are connected to the articulator (30). ) Occlusal device connected at a fixed position.
第1間接法作業模型(41)が、土台(1)と、この土台(1)にダウエルピン(3)を介して脱着できるように連結している固定プレート(2)と、固定プレート(2)に固定している歯形模型(4)とを備えており、さらに土台(1)は、固定プレート(2)から外周に突出する連結突出部(1A)を備えており、
第1アーム(31)は、第1間接法作業模型(41)の土台(1)を定位置に連結する脱着装着具(50)を備え、この脱着装着具(50)は、土台(1)の連結突出部(1A)に嵌入される嵌合凸部(61)を有しており、さらに、土台(1)の連結突出部(1A)は、嵌合凸部(61)を嵌入する嵌合凹部(62)を設けており
脱着装着具(50)の嵌合凸部(61)を土台(1)の嵌合凹部(62)に嵌入して、第1間接法作業模型(41)を第1アーム(31)の定位置に連結し、
さらに、第2間接法作業模型(42)を第2アーム(32)の定位置に連結して、第1間接法作業模型(41)と第2間接法作業模型(42)を咬合器(30)の定位置に連結してなる咬合装置。 The articulator (30) which connects the first arm (31) and the second arm (32) so as to be relatively tiltable, and is connected to the first arm (31) of the articulator (30). In an occlusal device comprising a first indirect method work model (41) and a second indirect method work model (42) connected to a second arm (32),
The first indirect method work model (41) has a base (1), a fixed plate (2) connected to the base (1) so as to be detachable via a dowel pin (3), and a fixed plate (2). A tooth profile model (4) fixed to the base, and the base (1) further includes a connecting protrusion (1A) protruding from the fixing plate (2) to the outer periphery,
The first arm (31) includes a detachable mounting tool (50) for connecting the base (1) of the first indirect method working model (41) to a fixed position, and the detachable mounting tool (50) includes the base (1). The connecting projection (1A) of the base (1) is fitted into the fitting projection (61). A fitting recess (62) is provided, and the fitting projection (61) of the attachment / detachment tool (50) is inserted into the fitting recess (62) of the base (1), and the first indirect method work model (41) is attached. Connect to the fixed position of the first arm (31),
Further, the second indirect method work model (42) is connected to the fixed position of the second arm (32), and the first indirect method work model (41) and the second indirect method work model (42) are connected to the articulator (30). ) Occlusal device connected at a fixed position.
第1間接法作業模型(41)が、土台(1)と、この土台(1)にダウエルピン(3)を介して脱着できるように連結している固定プレート(2)と、固定プレート(2)に固定している歯形模型(4)とを備えており、
第1アーム(31)は、第1間接法作業模型(41)の土台(1)を保持して定位置に連結する脱着装着具(50)を備え、この脱着装着具(50)は、土台(1)の対向する対向部に位置する一対の保持壁(90)を備え、この保持壁(90)は、係止部(91)を介して土台(1)の外周面または端部を係止して保持する構造としており、
一対の保持壁(90)で土台(1)を対向位置から保持すると共に、係止部(91)で土台(1)を係止して、第1間接法作業模型(41)を第1アーム(31)の定位置に連結し、
さらに、第2間接法作業模型(42)を第2アーム(32)の定位置に連結して、第1間接法作業模型(41)と第2間接法作業模型(42)を咬合器(30)の定位置に連結してなる咬合装置。 The articulator (30) which connects the first arm (31) and the second arm (32) so as to be relatively tiltable, and is connected to the first arm (31) of the articulator (30). In an occlusal device comprising a first indirect method work model (41) and a second indirect method work model (42) connected to a second arm (32),
The first indirect method work model (41) has a base (1), a fixed plate (2) connected to the base (1) so as to be detachable via a dowel pin (3), and a fixed plate (2). And a tooth model (4) fixed to the
The first arm (31) includes a detachable mounting tool (50) that holds the base (1) of the first indirect method work model (41) and is connected to a fixed position. The detachable mounting tool (50) is a base. A pair of holding walls (90) located at the opposite facing portions of (1), and the holding walls (90) engage the outer peripheral surface or end of the base (1) via the locking portions (91). It has a structure that stops and holds,
The base (1) is held from the opposing position by the pair of holding walls (90), and the base (1) is locked by the locking portion (91), and the first indirect method work model (41) is held by the first arm. (31)
Further, the second indirect method work model (42) is connected to the fixed position of the second arm (32), and the first indirect method work model (41) and the second indirect method work model (42) are connected to the articulator (30). ) Occlusal device connected at a fixed position.
さらに、脱着装着具(50)は、保持壁(90)の一方あるいは両方を、土台(1)と固定プレート(55)とに脱着自在に装着されて、土台(1)と固定プレート(55)とを挟着して保持する脱着保持壁(90D)としており、
一対の保持壁(90)で土台(1)を対向位置から保持すると共に、係止部(91)で土台(1)を固定プレート(55)に連結して、第1間接法作業模型(41)を第1アーム(31)の定位置に連結するようにしてなる請求項7に記載される咬合装置。 The removable attachment tool (50) has a fixed plate (55) fixed to the first arm (31), and the upper surface of the fixed plate (55) is used as a mounting surface for the first indirect method work model (41). ,
Further, the detachable attachment device (50) is configured such that one or both of the holding walls (90) are detachably attached to the base (1) and the fixing plate (55), and the base (1) and the fixing plate (55) are attached. It is a desorption holding wall (90D) that holds and holds
The base (1) is held from the opposite position by the pair of holding walls (90), and the base (1) is connected to the fixed plate (55) by the locking portion (91), so that the first indirect method work model (41 ) Is connected to a fixed position of the first arm (31).
第1間接法作業模型(41)が、土台(1)と、この土台(1)にダウエルピン(3)を介して脱着できるように連結している固定プレート(2)と、固定プレート(2)に固定している歯形模型(4)とを備えており、
第1アーム(31)は、第1間接法作業模型(41)の土台(1)を保持して定位置に連結する脱着装着具(50)を備え、この脱着装着具(50)は、第1アーム(31)に固定してなる固定プレート(55)を備えると共に、この固定プレート(55)の上面に第1間接法作業模型(41)の土台(1)の底面を、嵌合部(109)を介して嵌着させる構造としており、
この嵌合部(109)は、固定プレート(55)の上面と土台(1)の底面の対向位置に設けた嵌合凸部(109A)と嵌合凹部(109B)とで構成しており、
嵌合凸部(109A)を嵌合凹部(109B)に嵌合させて、第1間接法作業模型(41)を第1アーム(31)の定位置に連結し、
さらに、第2間接法作業模型(42)を第2アーム(32)の定位置に連結して、第1間接法作業模型(41)と第2間接法作業模型(42)を咬合器(30)の定位置に連結してなる咬合装置。
The articulator (30) which connects the first arm (31) and the second arm (32) so as to be relatively tiltable, and is connected to the first arm (31) of the articulator (30). In an occlusal device comprising a first indirect method work model (41) and a second indirect method work model (42) connected to a second arm (32),
The first indirect method work model (41) has a base (1), a fixed plate (2) connected to the base (1) so as to be detachable via a dowel pin (3), and a fixed plate (2). And a tooth model (4) fixed to the
The first arm (31) includes a detachable mounting tool (50) that holds the base (1) of the first indirect method work model (41) and is connected to a fixed position. A fixing plate (55) fixed to one arm (31) is provided, and the bottom surface of the base (1) of the first indirect method working model (41) is placed on the upper surface of the fixing plate (55). 109).
This fitting portion (109) is composed of a fitting convex portion (109A) and a fitting concave portion (109B) provided at opposite positions of the upper surface of the fixed plate (55) and the bottom surface of the base (1),
The fitting convex part (109A) is fitted into the fitting concave part (109B), and the first indirect method working model (41) is connected to the fixed position of the first arm (31),
Further, the second indirect method work model (42) is connected to the fixed position of the second arm (32), and the first indirect method work model (41) and the second indirect method work model (42) are connected to the articulator (30). ) Occlusal device connected at a fixed position.
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