JP2006254680A - ベクトル量の性質が応用される電力消費装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 静的な閉路状の磁性芯材と、
前記磁性芯材に密着させられる磁石と、
前記磁石からの磁束によって、介される前記磁性芯材に分岐し、前記磁性芯材を経由して形成される動的磁気回路と、
相互インダクタンスが負にされる様に作用する前記磁束が分岐させられる前記磁性芯材のそれぞれの枝路部分に巻かれる各電源コイルと、
前記動的磁気回路が動的にされる手段とを具備する、
誘導電流が流される前記電源コイル同士で互いに他の電源コイルの逆起電力を阻止する様に作用する構成。
【選択図】 図1
Description
電流を磁界中に置くと力が生まれる。ファラデーの電磁誘導法則では、磁石が作っ
た磁界の中にコイルを置き、コイルの端に電流計をつないで置き、この状態で、
磁石に力を加えて動かすと磁界が変化して電流が流れる。これらが電流と磁界と
力の関係である。
この応用として、発電機や変圧器がある。発電機に流される誘導電流は元々の
磁界の変化を打ち消す方向に流れるので、誘導電流によって生じる磁界と元々の
磁石による磁界には反発する力が働く。従って、外からトルクを加えてコイルを
回し続ける為には、トルクを加え続けなければならない。変圧器の一次側にも発
電機が使われているので、同様である。
その結果は、電気的仕事が、発電機に外部より与えられた機械的仕事に等しい
と考えられてしまっている。
しかし、これらは、見掛け上現れるベクトル量を主として、見掛け上現れない
ベクトル量を従とした技術的思想によってもたらされる。
される前記磁性芯材の少なくとも一つ以上の枝路部分に分岐し前記磁性芯材を経由して形成される動的磁気回路と、前記動的磁気回路の前記磁性芯材の前記枝路部分に巻かれる電源コイル内に貫通させられる前記第1の磁束と、前記第1の磁束が、前記動的磁気回路が動的にされる事によって変動させられる貫通磁束変動工程と、前記電源コイルに変圧器起電力が誘導されて、前記電源コイルが、相互インダクタンスを負に電磁的に結合される負電磁結合工程と、ほぼ同じ大きさで互いに反対方向の第2の磁束を前記電源コイル内に誘導し、前記電源コイルに誘導される逆起電力がほぼ阻止される逆起電力阻止工程とを具備する方法および/または装置によって、同じ大きさで互いに反対方向のベクトル量が加わると、見掛け上、現れないと言うベクトル量の性質が応用され、誘導電流からの逆起電力は誘導電流自身の磁気エネルギー丈でほぼ阻止される。
総括的に符号100で示す電力消費装置は静的な閉路状の第1の磁性芯材10
と、前記磁性芯材10に密着させられる磁石20と、前記磁石20からの第1の
磁束30によって、介される前記磁性芯材10に分岐し、前記磁性芯材10を経
由して形成される動的磁気回路40と、前記第1の磁束30が分岐させられる前
記磁性芯材10のそれぞれの枝路部分50に互いに相互インダクタンスを等しく
されて電磁的に結合される電源コイル60と、回転させられると、前記動的磁気
回路40を動的にし、前記第1の磁束30が規則的に変動させられる形状の第2
の磁性芯材14と、前記第2の磁性芯材14に嵌め合わされて、外部からのトル
クを前記第2の磁性芯材14に伝える働きをさせられる軸部80から成り、これ
らの部材が保持され、前記軸部80は回転可能に支持される。
第1図の電力消費装置は次の様に働く。
外部から前記軸部80に一定のトルクが継続して加えられると、前記第2の磁
性芯材14も継続して一定の回転をさせられる。すると、前記動的磁気回路40
を通る前記第1の磁束30が規則的に変動させられ、各前記電源コイル60には
前記第1の磁束30の変化を妨げる方向に変圧器起電力90が誘導される。この
時、各前記第1の磁束30は互いに遠ざかろうとする性質を有する為に、各前記
電源コイル60内を互いに反対方向に貫通している。従って、前記変圧器起電力
90も互いに反対方向に誘導され、各前記電源コイル60同士の相互インダクタ
ンスは負にされる。更に、好ましくは各電源コイル60同士が接続される。同時
に、導線200を介して開閉器300と負荷400に接続され、誘導電流500
が流されると、各前記電源コイル60に流される前記誘導電流500からの磁界
によって大きさが同じで、互いに反対方向の各第2の磁束31が前記磁性芯材1
0に閉路状に誘導される。すると、相互インダクタンスが負にされている為、各
前記磁束31からの相互インダクタンスによって前記誘導電流500からの逆起
電力がほぼ阻止される。言い換えると、前記誘導電流500が流される前記電源
コイル60同士によって、他の前記電源コイル60に誘導される前記誘導電流5
00からの逆起電力が阻止される。
以下の変形例では、符号は変形部分以外はそのまま流用し、変形部分の新たな
部材には新しく符号を付けて説明される。
第2図は誘導電流500からの漏れ磁束を少なくする場合の例を示している。磁性芯材10の替わりに中央脚70を有する磁性芯材12が用いられる。前記中央脚70に磁石20が密着させられる部分を挟んで電源コイル60が上下に巻かれる。好ましくは、変圧器起電力90同士は起電力が加わる方向に接続される。
コイルが中央脚に巻かれると、コイルからの磁束の漏れは減り、磁束の漏れは
2脚に比べると無視出来る程に少なくなる。
第3図は磁石と磁性芯材との間に生じるぎくしゃくとした回転が軽減される場合の例を示している。
第2図で示された例が二組用意され磁性芯材14の替わりに磁石が用いられる。
一組目の第1の磁性芯材12に密着させられる第1の磁石20の磁界中で、前
記第1の磁石20と第2の磁石22の間に吸引力が働きながら前記第2の磁石2
2が軸係合部分81と嵌め合わされて回転させられると同時に、二組目の第2の
磁性芯材12に密着させられる第3の磁石20の磁界中で前記第3の磁石20と
第4の磁石24の間に反発力が働きながら軸係合部分81と嵌め合わされて回転
させられる。回転が進むと吸引力は反発力に変わって働き始めるが、同時に、反
発力は吸引力に変わって働き始めるので前記軸部80には、吸引力と反発力の互
いに反対方向のトルクが常に与えられる。従って、ぎくしゃくとした回転が軽減
される。
尚、外部からのトルクを伝達するのに、複数の伝達要素を介して、変形しても良いし、磁気回路を逆起磁力によって動的にしても良く、前述の図は専ら解説の為のものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
12 磁性芯材
14 磁性芯材
20 磁石
22 磁石
24 磁石
30 磁束
31 磁束
40 動的磁気回路
50 枝路部分
60 電源コイル
70 中央脚
80 軸部
81 軸係合部分
90 変圧器起電力
100 総括的な符号
200 導線
300 開閉器
400 負荷
500 誘導電流
Claims (2)
- 静的な閉路状の磁性芯材と、
前記磁性芯材に密着させられる磁石と、
前記磁石からの磁束によって、介される前記磁性芯材に分岐し、前記磁性芯材を経由して形成される動的磁気回路と、
相互インダクタンスが負にされる様に作用する前記磁束が分岐させられる前記磁性芯材のそれぞれの枝路部分に巻かれる各電源コイルと、
前記動的磁気回路が動的にされる手段とを具備する、
誘導電流が流される前記電源コイル同士で互いに他の電源コイルの逆起電力を阻止する様に作用する電力を消費する装置。 - 静的な閉路状の磁性芯材に密着させられる磁石からの第1の磁束によって、介される前記磁性芯材に分岐し前記磁性芯材を経由して形成される動的磁気回路の前記磁性芯材のそれぞれの枝路部分に巻かれる各電源コイル内に貫通させられる前記第1の磁束が、前記動的磁気回路が動的にされる事によって変動させられる貫通磁束変動工程と、
各前記電源コイルに変圧器起電力が誘導されて、各前記電源コイルが、相互インダクタンスを負に、電磁的に結合される負電磁結合工程と、
各前記電源コイルに流される誘導電流からの磁界がほぼ同じ大きさで互いに反対方向の第2の磁束を各前記電源コイル内に誘導し、各前記電源コイルに誘導される逆起電力がほぼ阻止される逆起電力阻止工程とを具備する電力を消費する方法。
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