JP2006253758A - 画像表示制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 指定期間の代表する画像を所定の評価基準により所定数自動選択して表示装置に表示させる画像表示制御装置及びプログラムの提供
【解決手段】 画像表示制御装置は、デジタルカメラ等から取り込んだ画像データを大容量の保存メモリに記録し、ユーザが指定した期間内の代表画像を所定の評価基準で算出した画像評価値を用いて抽出し、その縮小画像をテレビ受信装置に一覧表示させ、選択された画像を再生し、拡大してテレビ受信装置に送って表示させる。画像評価値は画像Yの各評価情報毎の評価値A、B、C、D、E、Fを元に、評価式;α=(A+B+C+E+F)×Dで求めることができる。図示の例では、画像Yの画像評価値=(0+0+0+3+1+3)×1=7となる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、複数の画像を記憶し、一覧表示される選択画像のなかから所望の画像を選択可能として選択された画像を再生して表示装置に表示させる画像表示制御装置(いわゆる、電子アルバム装置)における画像の選択/表示技術に関する。
記録媒体に記録された複数のコマ画像の内容を確認するために、コマ画像のサムネイル画像をディスプレイにインデックス表示し、コマインデックス画面をスクロールさせながら全コマの確認を行ってコマ画像を検索する画像表示方法が知られているが、大容量化された記録媒体に記録されている数千コマの画像を検索するには不適切であるため、コマインデックス画面を表示する前に、撮影時期を絞り込み条件としてコマインデックス画面に含まれるコマを絞り込むようにした画像表示装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。同特許文献には、撮影時期の指定は、指定期間選択画面(年、月、日)内において、当該指定期間より下位のレベルの期間(指定期間が年なら「月」、「月」なら日)で分類した単位エリア内で代表コマ(サムネイル画像)1枚を表示して指定(選択)を促し(この際、代表コマは順次切り替えられてスライドショー表示される)、所望のコマを指定することによって行う旨が開示されている。また、代表コマは、先頭画面、後尾画面、若しくは任意設定可能であり、更に各グループの画像ボリューム(記録枚数)を表示する旨が開示されている。
特開2004−297176号公報
しかしながら、上記先行技術では、グループ単位で表示される1つの代表コマは、順次期間ごとに切り換え指定されるか、代表画像として最適な画像が自動的に選択されて表示されているわけではなく、先頭、後尾、若しくは任意設定のコマ画像のみに限定されているので、表示されている代表コマがその単位グループの代表コマとしてふさわしいコマ画像とは限らないといった課題があった。
本発明は上記課題を解決することためになされたものであり、指定期間の代表する画像を所定の評価基準により所定数自動選択して表示装置に表示させる画像表示制御装置及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、保存メモリに記録されている複数の画像のうち、所定数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示制御装置であって、保存メモリに記録されている各画像データにそれぞれ対応付けられて該保存メモリに記録されている画像評価データと、画像を一覧表示する際に表示対象とする画像が所定数以上ある場合に、各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する画像評価値取得手段と、画像評価値取得手段によって取得された画像評価値の高い順に所定数の画像データを取得する画像データ取得手段と、画像データ取得手段によって取得された画像データから所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、画像生成手段によって生成された所定数の画像を所定の順序で画像表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする画像表示制御装置を提供する。
これにより、複数の画像の中から画像を所定数選択して表示する際に、各画像毎に記憶された画像評価データに基づいて当該所定数の画像を所定の順序で自動的に一覧表示できるので、複数の画像を代表する画像として最適な画像を表示できる。
また、請求項2に記載の発明では、所定数の画像を画像表示手段に表示させる画像表示制御装置であって、撮影日時が対応付けられた画像データを複数記録する保存メモリと、保存メモリに記録されている各画像データにそれぞれ対応付けられて該保存メモリに記録されている画像評価データと、複数の表示期間レベルのうちの任意のレベルを指定するレベル指定手段と、保存メモリに記録されている複数の画像データの中で、レベル指定手段によって指定された表示期間レベル内の対象期間に撮影された画像の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、画像データ抽出手段によって抽出された各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する画像評価値取得手段と、画像評価値取得手段によって取得された画像評価値の高い順に所定数の画像データを取得する画像データ取得手段と、画像データ取得手段によって取得された画像データから所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、画像生成手段によって生成された所定数の画像を各画像の撮影日時の順に画像表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする画像表示制御装置を提供する。
これにより、複数の画像の中から画像を所定数選択して表示させる際に、指定した表示期間レベルで分類される各対象期間毎の代表画像を当該レベル・期間内での各画像の日時順に配列して一覧表示できるので、表示期間レベルの指定に応じて、そのレベルでの実期間内で代表とすべき最適画像を表示できる。また、その際、各画像の撮影日時順に配列されるため、ユーザは指定レベルでの実期間内に撮影された画像を代表する画像を、その前後関係で理解して把握できる。
また、請求項3に記載の発明では、更に、画像データを送受信するデータ送受信部を備え、画像表示装置はデータ送受信部から送信される画像を表示する外部画像表示装置であること、を特徴とする請求項1または2に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、複数の画像の中から画像を所定数選択して表示させる際に、記録画像を画像毎に設定された画像評価データに基づいて抽出された最適な画像を代表画像として所定の順序で表示できる。
また、請求項4に記載の発明では、外部画像表示装置はテレビ受信装置であることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置を提供する。
これにより、ユーザは画像表示制御装置に記録されている画像から所定の画像評価基準によって抽出された代表として最適な画像を家庭等に普及しているテレビ受信装置に所定の順序で表示することができる。
また、請求項5に記載の発明では、評価データは、各画像毎に複数設定され、所定の評価基準によって各画像の画像評価値算出データとして数値化されてなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、計測できないが、画像に対する関心度に影響する評価情報を数値化できるので、画像評価値を計算により求めることができる。
また、請求項6に記載の発明では、評価データは、該当する画像毎にユーザが設定した付加データに基づいて算出されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、各画像に対し、ユーザが設定した評価データを付加データとして画像評価値の算出データとして用いることができる。
また、請求項7に記載の発明では、評価データは、各画像の撮影日時から隣り合う画像間での撮影間隔に基づいて得られる撮影間隔データに基づいて算出されるデータを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、撮影間隔を画像評価値の算出データとして用いることができ、直前画像との撮影間隔が大きい画像ほど代表として選ばれやすくなる。つまり、同一の場所で撮影した画像グループは撮影間隔が短いので、撮影間隔を画像評価値の算出要素としないと同一グループから代表画像がいくつも抽出される可能性があるが、異なる場所で撮影した画像グループ同士は撮影間隔が大きいことから、撮影間隔を画像評価値の算出要素とすることにより同一グループ内で複数の代表画像が抽出される可能性を低下させ、異なるグループの代表画像を得やすくなる。
また、請求項8に記載の発明では、評価データは、記録画像に対するユーザの閲覧履歴データに基づいて算出するデータを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載に画像表示制御装置を提供する。
これにより、画像を見た回数や時間が多いほどユーザの評価は高いのでーザの閲覧履歴データを評価データとすることにより見た回数の多い画像が代表画像として選ばれやすくなる。
また、請求項9に記載の発明では、閲覧履歴データは外部画像表示装置に表示される一覧表示画面から選択される画像の視聴時間の累積時間データを含むことを特徴とする請求項8に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、ユーザの関心が高いと考えられる累積視聴時間の多い画像が代表画像として選ばれやすくなる。
また、請求項10に記載の発明では、閲覧履歴データは、外部画像表示装置に表示される一覧表示画面から選択される画像の視聴回数データを含むことを特徴とする請求項8に記載の画像表示制御装置を提供する 。
これにより、ユーザの関心が高いと考えられる視聴回数の多い画像が代表画像として選ばれやすくなる。
また、請求項11に記載の発明では、対象期間は指定された表示期間レベル内で複数選択され、表示制御手段は、選択された各対象期間を縦軸方向とし、該対象期間内で生成された所定数の画像を横軸方向にとって画像表示装置に一覧表示させる手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、ユーザが期間レベルを指定すると直ちにそのレベルの対象期間内の画像が画像表示装置の表示画面に一覧表示されるので、ユーザは一覧表示された画像を見て所望の画像を選択できる。
また、請求項12に記載の発明では、表示期間レベルは、日単位、月単位、年単位、年代単位の期間レベルからなることを特徴とする請求項2、3、または11のいずれか1項に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、表示期間レベルを、日、月、年、年代といった人間の生活サイクルを単位にしているので、ユーザは指定レベルでの期間内における各代表画像から撮影当時の出来事を連想でき、撮影当時の回想がしやすい。
また、請求項13に記載の発明では、保存メモリに記録している複数の画像のうち、所定数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示制御装置のコンピュータに、保存メモリに記録されている各画像データにそれぞれ画像評価データを対応付けて該保存メモリに記録する機能と、画像を一覧表示する際に表示対象とする画像の数をカウントする機能と、カウントした画像の数が所定数以上ある場合に、各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する機能と、取得した画像評価値の高い順に所定数の画像データを取得する機能と、取得した画像データから所定サイズの画像を生成する機能と、生成した所定数の画像を所定の順序で画像表示装置に表示させる機能と、を実行させるプログラムを提供する。
これにより、画像表表示制御装置は、複数の画像の中から画像を所定数選択して表示させる際に、指定した表示期間レベルで分類される各対象期間毎の代表画像を当該レベル・期間内での各画像の日時順に配列して一覧表示できる。
また、請求項14に記載の発明では、所定数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示制御装置のコンピュータに、保存メモリに記録され、撮影日時が対応付けられた複数の画像データに、それぞれ画像評価データを対応付けて該保存メモリに記録する機能と、複数の表示期間レベルのうちの任意のレベルを指定する機能と、保存メモリに記録されている複数の画像データの中で、レベル指定手段によって指定された表示期間レベル内の対象期間に撮影された画像の画像データを抽出する機能と、抽出した各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する機能と、取得した画像評価値の高い順に所定数の画像データを取得する機能と、取得した画像データから所定サイズの画像を生成する機能と、生成した所定数の画像を各画像の撮影日時の順に画像表示装置に一覧表示させる機能と、を実行させるプログラムを提供する。
これにより、画像表表示制御装置は、複数の画像の中から画像を所定数選択して表示する際に、各画像毎に記憶された画像評価データに基づいて当該所定数の画像を所定の順序で自動的に一覧表示できる。
本発明によれば、複数の画像の中から画像を所定数選択して表示させる際に、各画像毎に記憶された画像評価情報に基づいて当該所定数の画像を自動的に一覧表示できるので、代表として最適な画像を表示できる。
また、複数の表示期間レベルのうちで任意のレベルを表示した場合、その指定レベルで分類される各期間毎の代表画像を当該レベル・期間内での各画像の日時順に配列して一覧表示できるので、表示期間レベルの指定に応じて、そのレベルでの実期間内で代表とすべき最適画像を表示できる。また、その際、各画像の撮影日時順に配列されるため、ユーザは指定レベルでの実期間内における各代表画像を、その前後関係で理解して把握できる。
以下の説明で、「画像データ等」とは静止画データ及びその画像情報、若しくは、動画データ及びその画像情報をいう。なお、動画データの場合は音声データを含む。また、以下の説明では受信または入力する画像データが静止画データの場合はJPEG(Joint Photograph cording Experts Group)圧縮されているものとし、動画データの場合はMPEG(Motion Picture Experts Group)圧縮されているものとする。
図1は本発明に係る電子アルバムシステムの説明図であり、符号1は電子アルバム装置、符号2は、ユーザの操作により電子アルバム装置1に指示を与えるリモートコントロール装置(以下、リモコン装置と記す)、符号100はデジタルカメラやパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)等の外部画像記録装置、符号150はデジタルカメラ100から画像を取り込む際に用いるUSBケーブル、符号200はテレビ受信装置等の外部画像表示装置を示す。また、符号250はテレビケーブル等の外部画像表示装置との接続ケーブルであり、テレビ受信装置200と接続電子アルバム装置1に接続され電子アルバム装置1で再生された映像信号(映像データ)をテレビ受信装置200等の外部画像表示装置に送信するために用いられる。
電子アルバム装置1は大容量の保存メモリを備え、デジタルカメラ100やパソコン等の外部画像記録装置から取り込んだ画像データ(画像ファイル)を記録し、ユーザが指定した期間内の代表画像を所定の評価基準により抽出して縮小画像(例えば、サムネイル画像)をテレビ受信装置200等の外部画像表示装置や電子アルバム装置1の表示装置に出力し、一覧表示させる。また、一覧表示画面上で選択された画像を保存メモリから取り出して再生し、テレビ受信装置200等の外部画像表示装置や電子アルバム装置1の表示装置に出力し、表示させる。また、図示していないが、電子アルバム装置1はメモリカードや光ディスク等のような画像データを記録した記録媒体から画像データを取り込むこともできる。
なお、上記図1で、電子アルバム装置1は、再生画像の表示をもっぱら外部画像表示装置に行うよう制御する装置であって、電子アルバム装置1自体には画像表示部を備えていない構成の装置であってもよい。また、電子アルバム装置1自体には画像表示部を備えた構成の装置とし、テレビ受信装置200等の外部画像表示装置に接続された場合は一覧表示画面や再生画像の表示を外部画像表示装置に行わせるようにし、外部画像表示装置に接続された場合は一覧表示画面や再生画像の表示を電子アルバム装置自体に備えられた画像表示部に行わせるように制御するように構成された装置であってもよい。
図2は代表画像抽出方法の説明図であり、代表画像は期間(日、月、年、年代、全期間のいずれか)が指定されると所定の評価基準(図8、図9の説明参照)に基づく各画像の評価が行われ、代表とする画像が抽出される。つまり、電子アルバム装置1は、指定された期間内に撮影され保存メモリ16に記録されている画像を所定の評価基準によって評価し、その評価順位が所定順位以内の画像を代表画像として抽出する(図12、図15参照)。
例えば、観光の際に撮影を行うと同じ場所での撮影はある時間帯に複数枚の画像を集中的に撮影し、別の場所での撮影は移動時間を含むため、間隔をおいて集中的に撮影される傾向にあるので、画像ファイルに含まれているタイムスタンプタイムスタンプ(撮影日時情報(年月日時分秒))に従って代表画像を選ぶと、同じ箇所で撮影した複数の画像が抽出されてしまうが、本発明の抽出方法によれば、後述(図12〜図14参照)するように各画像ごとに所定の評価基準を基に各評価情報ごとに得て、所定の計算方法により各画像の画像評価値 を算出し、画像評価値の高いほうから順に順位をつけ、所定数の画像を抽出できるので、同じような時間帯に集中的に撮影された画像ばかりが抽出されるようなことはなく、異なる場所で撮影した画像の代表画像の抽出が可能となる。
図3は代表画像の一覧表示画面の説明図である。一覧表示画面40はユーザのリモコン操作により、日表示/月表示/年表示/年代表示/全件表示に任意に切り替えられるように構成されている(図12のステップS4参照)。以下の説明では静止画像の再生表示の場合を例として説明するが、動画の再生表示においても略同様の手順で一覧表示画面を表示できる。
図3で、符号41は表頭表示欄、符号42は期間指定欄であり、符号42−1〜42−4は期間指定用の標識(「日」、「月」、「年」、及び「年代」標識)と期間内の全画像データ表示を意味する「全件」標識からなり、ユーザが期間を指定すると対応する標識が点滅、若しくは異なる色彩等で差別表示される。
符号43は表示行であり、1行ごとに、指定期間が「日」、「月」、「年」、「年代」のいずれかなら、各行毎に表示可能画像数を限度とした代表画像を表示できる。また、「全件」指定の場合は現在指定されている期間内のすべての画像から抽出した画像の縮小画像を表示できる。なお、図示の例では行数を5行、1行あたりの代表画像の表示可能画像数を10としたが、これに限定されない。つまり、行数及び表示可能画像数は、モニタ画面のサイズや表示する代表画像(縮小画像)のサイズによって設計上予め設定される。
符号44は対象期間を表示するために各行毎に設けられた期間表示欄であり、ユーザによって選択された年代、年、月、あるいは日付(現在日以前)が新しい順に上から下に表示される。なお、選択・指定可能な対象期間数は行数以内である。また、符号45は縮小画像表示欄であり、期間表示欄44に表示された期間内に撮影された画像の代表画像がタイムスタンプ順に表示される。また、表示される代表画像は縮小画像であり、サムネイル画像程度またはそれ以上のサイズであることが視覚的には望ましいがモニタ画面のサイズと表示可能画像数によって規定されるものである(本実施形態では、単に縮小画像と記している)。符号46は適用表示欄であり、タイムスタンプのほか、タイトルや、コメント等がある場合に表示される。
図4は、図1に示した電子アルバム装置1の電子回路構成の一実施例を示す図である。図4で、電子アルバム装置1はデジタルカメラ100等の外部画像記録装置から送信された画像データ等を受信する画像受信部11、光ディスクやメモリカード等の記録媒体に記憶された画像を読み取って入力する画像入力部12、DMAコントローラ13、DRAMインターフェイス(I/F)14、DRAM15、保存メモリ16、制御部17、JPEG回路18、VRAM19、VRAMコントローラ20、VRAM19、デジタルビデオエンコーダ21、表示部22、アナログ映像信号出力部23、デジタル映像信号出力部24、リモコン信号受信25部、MPEG回路26、音声出力部27、及びキー入力部30を備えている。
なお、電子アルバム装置1を画像の表示をもっぱらアナログ映像を表示する外部画像表示装置に行わせるよう画像表示部を備えていない構成の装置とした場合は、デジタルビデオエンコーダ21及び表示部22は不要であり、もっぱらデジタル映像を表示する外部画像表示装置(例えば、デジタルテレビ)に行わせるよう画像表示部を備えていない構成の装置とした場合は、アナログ映像信号出力部23は不要となる。また、画像入力部12及びキー入力部30は必須ではない。同様に、表示部22を備えている場合はアナログ映像信号出力部23、デジタル映像信号出力部24は必須ではなく、キー入力部30を備えている場合は、リモコン信号受信部25は必須ではない。また、電子アルバム装置1を静止画表示専用装置として構成する場合にはMPEG回路26及び音声出力部27は不要である。
画像受信部11はUSBインターフェイスを含み、USBケーブル150(図1)を介してデジタルカメラ100やパソコン等の外部画像記録装置から送信された画像データ等信号を受信し、DRAMコントローラ13を介してDRAM15に記憶する。
画像入力部12は記録媒体に記録されている画像データ(圧縮画像データ)等のデータを読み取る読取装置(例えば、光ディスク読取装置やメモリカードリーダ等)からなり、装着された記録媒体から読み取った画像データ等DRAMコントローラ13を介してDRAM15に記憶する。
DRAMコントローラ13は、画像受信部11または画像入力部12で取り込んだ画像データ(圧縮画像データ)をDRAMインターフェイス(I/F)20を介してバッファメモリとして使用されるDRAM15にDMA転送する。
DRAM15は一時記憶領域または作業用領域として用いられ、画像受信部11または画像入力部12で取り込んだ画像データ(圧縮画像データ)の一時記憶領域や、画像管理レコードのソート(並び替え)や、圧縮画像データの伸張処理や、サムネイル画像等の縮小画像生成処理時等の作業用領域等として用いられる。
保存メモリ16は、光ディスク、フラッシュメモリ、若しくは他の公知の大容量のリムーバルなメモリからなり、画像受信部11または画像入力部12から取り込まれた画像データ等を記録している。また、保存メモリ16は予め作成された一覧画像表示画面等のフォーマットデータや定数等を記録している。
制御部17は、この電子アルバム装置1全体の制御動作を司るものであり、CPU若しくはMPU(以下、CPU)と、後述するような、画像データの再生表示時の画像再生動作等を含む該CPUで実行される動作プログラムを固定的に記憶したフラッシュメモリ等のプログラム格納メモリ、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。なお、保存メモリ16に代えて、プログラム格納メモリに一覧画像表示画面等のフォーマットデータや定数等を格納するようにしてもよい。
制御部17は、また、リモコン信号受信部25(またはキー入力部30)から受け取る信号に対応してフラッシュメモリ等のプログラム格納用メモリに格納されている各モードに対応のプログラムやメニューデータを取り出して、電子アルバム装置1の他の各機能の実行制御、例えば、画像データの受信や読み取り、所定の評価基準に基づく代表画像の抽出、各指定期間に応じた代表画像等の一覧表示制御、代表画像の一覧表示画面のスクロール動作制御、保存メモリ16に記録した画像の再生・表示等の実行制御等や、機能選択時の機能選択メニューの表示制御等を行う。
JPEG回路18は、ADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮されている画像データ(静止画データの圧縮画像データ)を、再生表示モードで、データ圧縮した手順とまったく逆の手順で伸張する。
VRAMコントローラ20は、JPEG回路18で伸張した画像データをVRAM19に展開して記憶させた上で、このVRAM19から定期的に読み出し、これらの画像データをアナログ映像信号出力部23を介してテレビ受信装置200等のアナログ映像を表示する外部画像表示装置に出力する。また、テレビ受信装置200等の外部画像表示装置がデジタル映像を表示する装置(例えば、デジタルテレビ)の場合か、表示部22による画像表示が行なわれる場合はデジタルビデオエンコーダ21に出力してビデオ信号を生成させ、表示部22の液晶モニタ画面に再生画像を出力(=表示)させる。
デジタルビデオエンコーダ21は、上記VRAM19に展開して記憶されている画像データをVRAMコントローラ20を介してVRAM19から定期的に読み出し、これらのデータを基にデジタル映像信号(ビデオ信号)を生成して表示部22に出力する。
表示部22は液晶モニタ画面を有し、デジタルビデオエンコーダ21からのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラ20から取込んでいる画像情報に基づく画像やデータ、表示用のフォーマット画面や文字メッセージ、アイコン等を液晶モニタ画面に表示する。
アナログビデオ信号出力部23はテレビケーブル250等の信号入出力用ケーブルを接続する端子部を含み、VRAMコントローラ20からの画像データをアナログビデオ信号に変換して(アナログ映像を表示する)テレビ受信装置200等の外部画像表示装置に出力する。
デジタルビデオ信号出力部24はテレビケーブル等のケーブルを接続する端子部を含み、デジタルビデオエンコーダ21からのデジタルビデオ信号を(デジタル映像を表示する)テレビ受信装置200等の外部画像表示装置に出力する。
リモコン信号受信部25は図5に示すようなリモコン装置2からのリモコン信号を受信すると、受信信号を該信号に応じた所定のコードに変換して制御部17に送る。
MPEG回路26はデータ圧縮されている画像データ(動画データの圧縮データ)を動画再生時に、データ圧縮した手順とまったく逆の手順で伸張する。
音声出力部26は、動画表示モードの場合に動画に関連付けて保存メモリ16に記録されている音声データを音声に復元して外部に出力する。なお、音声出力部26を操作ガイド等の音声案内メッセージ出力用に用いることもできる。
キー入力部30は後述するリモコン装置2(図5)のキー2−1〜2−14と同様の入力キーを備え、これらのいずれかが押されると押されたキーに対応付けられた状態信号を制御部17に送出する。
図5はリモコン装置2の一実施例の正面図であり、リモコン装置2は正面に、静止画再生ボタン2−1、動画再生ボタン2−2、カーソルキー2−3、確認キー2−4、スクロールボタン2−5、画像表示装置指定ボタン2−6、2−7、2−8、文字入力ボタン2−9、電源ボタン2−10、終了ボタン2−11、音量調整ボタン2−12、戻しボタン2−13、記録ボタン2−14等のキーを備え、前面中央部にはリモコン信号送出口を有するリモコン信号送信部2−0を有してなり、ユーザがリモコン装置2の上記いずれかのキーまたはボタンを押すたびに、指示に対応するリモコン信号がリモコン信号送信部2−0から送出される。なお、リモコン信号送信部2−0は、無線信号送信手段や、赤外線通信手段装置若しくはブルートゥース等のような公知の近距離通信手段から構成できる。
図5で、静止画再生ボタン2−1が押されるとリモコン装置2から電子アルバム装置1の起動信号及びモード指定信号が送出され、電子アルバム装置1は起動のあと静止画表示モードとなり、一覧表示する、指定期内の対象期間内の代表的な複数の静止画像の選択を促す。動画再生ボタン2−2が押されると電子アルバム装置1の起動信号及びモード指定信号が送出され、電子アルバム装置1は起動のあとは動画表示モードとなり、一覧表示する、指定期内の対象期間内の代表的な複数の動画像の選択を促す。カーソルキー2−3は上方移動操作、下方移動操作、左方移動操作、左方移動操作可能に構成されており、ユーザはカーソルキー2−3を操作してカーソル枠を上下左右に移動させ、所望の画像を選択したり、アイコンやメニューの選択指定を行うことができる。確認キー2−4はカーソルキー2−4の操作により選択指定された画像やアイコン、メニュー、入力文字等の確認を行うキーであり、確認キー2−4が押されると確認(確定)信号が制御部17に送られる。
スクロールボタン2−5は画面を前後、あるいは左右にスクロールさせるための操作キーであり、前後及び左右スクロール用4個のボタン(図5の例では前後左右を示す4個の三角形のボタン)が設けられている。ユーザはスクロールボタン2−5を操作して一覧表示画面を前後または左右にスクロールさせることができる。なお、スクロール用の4個のボタンのうち、左右スクロール用の2個のボタンは必須ではない。
画像表示装置指定ボタン2−6、2−7、2−8は一覧表示画面や再生画像を表示する画像表示装置を指定するためのキーであり、図5に示す例ではボタン2−6はテレビ受信装置200に、ボタン2−7は画像アルバム装置1の表示部22に対応付けられている。また、ボタン2−8はユーザ設定の画像表示装置に対応付けられている(ボタン2−8は必須ではない)。
文字入力ボタン2−9は「0」〜「9」の10個の数字/文字キーからなり、ユーザが評価基準を設定する場合等に必要な情報を入力するために用いることができる。電源ボタン2−10はリモコン装置2の電源オン/オフを行うキーであり、終了ボタン2−11を押すと、終了指示信号が電子アルバム装置1に送出され、電子アルバム装置1の各種のモード実行を終了させる。音量調整ボタン2−12は動画再生表示モード時の音声や静止画再生表示モード時にナレーション等の音声を出力するようにした場合の音声の音量を調整操作するキーである。
戻しボタン2−13はスライドショー表示を停止させた場合に、所望の画像が表示されるように画像を1コマずつ戻す場合に用いる遡及表示操作キーである。また、記録ボタン2−14はデジタルカメラ100等の外部画像記録装置から画像データを受信したり、メモリカード等の記録媒体に記録されている画像データを読み取る場合に操作するキーであり、記録キー2−4が押されるとリモコン装置2から電子アルバム装置1に記録指示信号が送出され、電子アルバム装置1は記録モードに移行して上述した画像データの取り込み処理を行い、取り込んだ画像データを保存メモリ16に記録する。
図6は保存メモリに割り当てられる記憶領域の一実施例を示す図である。保存メモリ16の記憶領域には、複数の画像管理レコード(図7)を記録する画像管理レコード記録領域161、画像ファイル(静止画像ファイル若しくは動画像ファイル)を記録する画像ファイル記録領域162、及び画像ファイル記録領域に動画像ファイルが記録されている場合にその動画像ファイルに関連付けて記録される音声ファイルを記録する音声ファイル記録領域163が確保されている。また、図示していないが一覧表示用の画面フォーマットデータや定数等を記録する領域を有している。
図7は代表画像抽出に用いる画像管理レコードの構成例を示す図であり、画像管理レコード70はデジタルカメラ100等の外部画像記録装置から受信した画像ファイル(圧縮画像データ)やメモリカード等の記録媒体から読み取った画像ファイル(圧縮画像データ)を保存メモリ16に記録する際に、記録する画像ファイルに対応付けて1レコードずつ生成され記録されるデータであり、画像管理レコード記録領域161に記録されている。
画像管理レコード70は、画像ファイル記憶領域162に記録されている対応の画像ファイルの画像ファイル番号を記憶する画像ファイル番号記憶欄71、画像ファイルの記録時に画像ファイルから取り出したタイムスタンプを記憶するタイムスタンプ記憶欄72、画像ファイルの取り込み時にユーザが設定入力した文字列からなるタイトルやコメントを記憶するタイトル記憶欄73及びコメント記憶欄74、画像記録後、任意の時期に設定/変更可能なレーティング(お気に入り)による;デフォルト値=1)を記憶するレーティング記憶欄75、画像を再生表示するたびに1つずつカウントアップされて更新される視聴回数記憶欄76、画像を再生表示するたびに視聴時間を積算する視聴時間記憶欄77、撮影間隔(直前に撮影された画像の撮影時刻との撮影時刻の差)に基づく値(図9参照)を記憶するタイム間隔記憶欄78、及び所定の評価基準に基づいて後述するような算出方法で算出された画像評価値を記憶する画像評価値記憶欄79を有している。
上述した各欄のうちのタイトル記憶欄72〜タイム間隔記憶欄78に記憶されるタイトル〜タイム間隔はそれぞれ評価情報(評価データ)に相当し、画像管理レコードの選択処理時(図14)に評価情報と所定の評価基準値(図8参照)を基に各評価情報ごとの評価値が決定され、決定された評価値に基づいて画像の評価値が算出される。また、タイトル記憶欄72〜タイム間隔記憶欄78に記憶されるタイトル〜タイム間隔は一覧画像表示時や画像再生時に更新される場合がある。
また、画像管理レコード70は一覧画像表示時に指定期間や画像評価値をキーとしてソートされ、画像評価値の大きい順に所定数の画像が抽出される。
図8は評価情報をパラメータとして数値化するための評価情報数値化テーブルの一実施例を示す図であり、評価情報数値化テーブル80は画像管理レコードの選択処理時(図14)に図示のような評価基準値A、B、C、D、E、Fに基づいて各評価情報毎に評価値が決定され、所定の計算式により画像評価値が算出される。画像評価値は、例えば、図8の各評価情報の評価値基準値をA、B、C、D、E、Fとし、画像評価値をαとすると、評価式;α=(A+B+C+E+F)×D;で求めることができる。
図8の例で、評価情報のうち、タイムスタンプの評価基準値は0、タイトルやコメントは設定されていればその分ユーザの関心が高いことを意味するものとして5が与えられ、設定されていない場合は0が与えられる。また、レーティング(お気に入り)はユーザによって設定される値であり、1〜5のいずれかが設定される(デフォルト値=1)。視聴回数は、視聴回数=点数とされるが、10を越えると10に固定される。視聴時間は例えば積算時間(分)/60分として算出される値であり、算出値(小数点以下は切り捨て)=点数とされるが、10を越えると10に固定される。
また、タイム間隔は撮影間隔の算出値に対応する値を図9のタイム間隔数値化テーブル90を基に数値化したものであり、数値化テーブルを参照して対応する値をタイム間隔として取得することとなる。
図9はタイム間隔情報をパラメータとして数値化するためのタイム間隔数値化テーブルの一実施例を示す図であり、タイム間隔数値化テーブル90は直前に撮影された画像の撮影時刻との撮影時刻の差を図示のように区分して区分ごとに点数を与えてパラメータ(タイム間隔)化したものである。なお、30日以上の撮影間隔は9で固定としている。このようにタイム間隔を設定しておくことにより、撮影時間間隔の差が少ない画像ほど同一場所で同一被写体を連続的に撮影した画像である場合が多いことから、タイム間隔の点数を低くして連続的に撮影された画像を代表画像として抽出しないようにできる。また、撮影間隔の大きい画像を再生することはその画像に対するユーザの印象や関心が高いことや利用価値が高いことも点数に加味されている。
図10は記録画像の画像評価値を算出する際の画像Yの各評価情報毎の評価値の一例を示す図であり、各評価情報の評価値A、B、C、D、E、Fは画像管理レコードの選択処理時に各画像に対応する画像情報レコードの評価情報を図8に示したような評価情報数値化テーブル80の評価基準値を基に各画像ごと数値化して得られるものである。この評価値を元に上述した評価式;α=(A+B+C+E+F)×Dで画像Yの画像評価値を求めると、画像Yの画像評価値=(0+0+0+3+1+3)×1=7となる。
図11は代表画像の一覧表示例を示す図である。図11(a)は指定期間=「日」、つまり、1日単位でその日を代表する画像を縮小して1行に表示し、それを5行(5日)分縦方向に並べて一覧表示したものであり、ユーザは1行に表示されている縮小画像(図示の例で、記号やマーク、文字等は画像を意味するものとする)を見ていくうちに撮影当日の1日の出来事などを回想することができる。
図11(b)は指定期間=「月」、つまり、1月単位でその日を代表する画像を縮小して1行に表示し、それを5行(5ヶ月)分縦方向に並べて一覧表示したものであり、ユーザは1行に表示されている縮小画像を見ていくうちにその月の出来事などを回想することができる。同様に、図11(c)は年単位の代表画像の一覧表示画面の例、図11(d)は年代単位の代表画像の一覧表示画面の例である。なお、図示していないが「全件」指定の場合は現在の指定期間内の全画像を縮小して5行分ずつ一覧表示することができる。
上記各一覧表示画面において指定された期間はハイライト表示されている表頭表示欄41上で差別表示(図示の例では四角い枠で囲んで表示)されている。また、各行の期間表示欄44には期間(撮影した日、月、年、年代)が表示され、各行には同一期間内に撮影された画像の代表画像が最大10個ずつ表示可能であり、タイムスタンプ順に表示されている。ユーザがリモコンの操作によりカーソルである期間をポイントすると、その行が強調表示等により差別表示されると共に、表頭表示欄41にカーソルでポイントされている対象期間47が表示される。また、ハイライト表示されている摘要欄45には撮影時刻45−1やコメント45−2〜45−4等が表示される。
(画像表示動作)
図12は画像再生時の電子アルバム装置の動作概要を示すフローチャートであり、このフローチャートは電子アルバム装置1に本願発明の画像抽出/表示機能を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。
以下に示す処理は基本的に制御部17が予めフラッシュメモリ等のプログラムメモリに記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、電子アルバム装置1が家庭用のテレビ受信装置200に接続され、ユーザがリモコン装置2から指示を行って電子アルバム装置1に記録されている画像を再生して接続されている家庭用のテレビ受信装置200に表示する場合を例として説明する。
図12で、ユーザがリモコン装置2の静止画表示ボタン2−1または動画表示ボタン2−2を押すと電子アルバム装置1の電源がオンとなり、動作プログラムが起動され、制御部17は図2に示したような一覧表示画面40を表示するための画面
フォーマットデータを保存メモリ16(またはプログラム格納メモリ)から取り出してVRAMコントローラ20を介してVRAM19にイメージ展開させてからVRAMコントローラ20を介してアナログビデオ信号出力部23、テレビケーブル250の経路でテレビ受信装置200に送信し、その画面上に表示させる(以下、データをテレビ受信装置に表示させるための制御部17〜テレビ受信装置200に送信するまでの動作を、単に、「データを送ってテレビ受信装置200に表示させる」と記す)(ステップS1)。また、この際、表示用属性コードをテレビ受信装置200に送って一覧表示画面40の表頭表示欄41をハイライト表示させる(ステップS2)。
次に、制御部17は行カウンタを初期化(カウント値=0)してステップS4に進む(ステップS3)。
ユーザは一覧表示画面が表示されるとリモコン装置2を操作して期間指定欄42の標識(日、月、年、年代)のいずれかを指定するので、制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、「日」表示が指定された場合はステップS5に進み、「月」表示が選択された場合はステップS7に進み、「年」表示が選択された場合はステップS9に進み、「年代」表示が選択された場合はステップS11に進み、終了操作がなされた場合は処理を終了し、電源をオフにする。また、期間指定も終了操作もない場合は期間指定または終了操作のあるまで待つ(ステップS4)。
指定期間として「日」が指定された場合は、制御部17は表示属性コードをテレビ受信装置200に送って「日」指定標識42−1の表示色を変更させてハイライト表示し(ステップS5)、保存メモリ16に記録している全画像管理レコードを日付別にソートし、現在日以前で5日分の画像データを評価対象画像とするように5日分の画像管理レコードを抽出してDRAM15に転送する。また、この際、抽出された画像管理レコードのタイムスタンプ記憶欄72を調べて最も新しい日付を指定期間としてDRAM15(または制御部17のRAMに)保持し、ステップS13に進む(ステップS6)。
指定期間として「月」が指定された場合は、制御部17は表示属性コードをテレビ受信装置200に送って「月」指定標識42−2の表示色を変更させてハイライト表示し(ステップS7)、保存メモリ16に記録している全画像管理レコードを月別にソートし、現在日を含む月以前で5ヶ月分の画像データを評価対象画像とするように5ヶ月分の画像管理レコードを抽出してDRAM15に転送する。また、この際、抽出された画像管理レコードのタイムスタンプ記憶欄72を調べて最も新しい月を指定期間としてDRAM15(または制御部17のRAMに)保持し、ステップS13に進む(ステップS8)。
指定期間として「年」が指定された場合は、制御部17は表示属性コードをテレビ受信装置200に送って「年」指定標識42−3の表示色を変更させてハイライト表示し(ステップS9)、保存メモリ16に記録している全画像管理レコードを年別にソートし、現在日を含む年以前で5年分の画像データを評価対象画像とするように5年分の画像管理レコードを抽出してDRAM15に転送する。また、この際、抽出された画像管理レコードのタイムスタンプ記憶欄72を調べて最も新しい年を指定期間としてDRAM15(または制御部17のRAMに)保持し、ステップS13に進む(ステップS10)。
指定期間として「年代」が指定された場合は、制御部17は表示属性コードをテレビ受信装置200に送って「年代」指定標識42−4の表示色を変更させ(ステップS9)、保存メモリ16に記録している全画像管理レコードを年代別にソートし、現在日を含む年代以前で5年代分の画像データを評価対象画像とするように50年分の画像管理レコードを抽出してDRAM15に転送する。また、この際、抽出された画像管理レコードのタイムスタンプ記憶欄72を調べて最も新しい年代を指定期間としてDRAM15(または制御部17のRAMに)保持し、ステップS13に進む(ステップS12)。
制御部17は、上記ステップS6、S8、S10、S12のいずれかで抽出した画像管理レコード(図7)を図8に示したような評価基準値を元に画像評価値を算出して分類し、画像評価値の高い順に10個の画像(代表画像)を選択してステップS14に進む。なお、この画像管理レコードの分類処理動作を図13のフローチャートに示す(ステップS13)。
制御部17は上記ステップS14で選択された画像管理レコードをタイムスタンプ順にソートしてから選択された画像管理レコードに対応する画像データ(代表画像データ)を順次保存メモリ16から抽出し、その縮小画像を生成して、一行に表示する数分の縮小画像(この例では10個)のビデオデータをテレビ受信装置200に順次送って1行分の画像として表示させる。なお、この代表画像抽出及びその縮小画像生成・表示処理動作を図14のフローチャートに示す(ステップS14))。
制御部17は行カウンタに1を加えてから、行カウンタの値が5を越える場合は表示行分の表示を行ったものとしてステップS16に進み、そうでない場合は次の表示行に代表画像を表示するためにステップS13に戻る(ステップS15)。
ユーザは一覧表示画面に代表画像が表示されおわったあと、期間内の全画像の閲覧を所望する場合は、リモコン装置2を操作して期間指定欄42の「全件」表示を指定できるので、制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、「全件」表示が指定された場合はステップS17に進む(ステップS16)。
「全件」が指定された場合は、制御部17は、現在の期間内の画像管理レコードをすべてタイムスタンプ順に抽出してソートし、対応する画像データを取り出してその縮小画像を生成し、縮小画像のビデオデータをテレビ受信装置200に順次送って5行×10個分の縮小画像を表示させる。なお、この指定期間内画像表示処理動作を図15のフローチャートに示す(ステップS17)。
ユーザは一覧表示画面に画像が表示され終わったあとリモコン装置2を操作して表示行を上下にスクロールして指定期間内の他の代表画像を表示させたり、カーソルボタン2−4を操作して対象行を変更することができるので、制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、上下スクロールボタンが操作された場合はステップS19に進み、対象行変更操作があった場合はステップS20に進む(ステップS18)。
上下スクロールキーが操作された場合は、制御部17行をスクロール方向にスクロールさせて指定期間内の他の代表画像(縮小画像)を表示させ、ステップS16に戻る(ステップS19)。
制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、行変更指示があった場合は、ステップS23に進み、行変更指示のない場合はステップS22に進む(ステップS20)。
行変更指示があった場合は、指示により指定された行の期間を指定期間として特定して、ステップS16に戻る(ステップS21)。
ユーザは一覧表示画面40に表示されている縮小画像を拡大表示したい場合は、リモコン装置2のカーソルキー2−4を操作してカーソルで所望の画像を選択指定し、確認キー2−3を押すので、制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、カーソルが縮小表示されている画像上にありかつ確認キー2−3が押された場合は拡大表示指示があったものとしてステップS21に進み、操作されていない場合はステップS23に進む(ステップS22)。
拡大指示操作があった場合は、制御部17は図17に示すような画像拡大処理を実行して指定された縮小画像データに対応する画像を保存メモリ16から取り出して拡大し、拡大画像データをテレビ受信装置に送って拡大画像を表示させる(ステップS23)。
制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、終了キー2−11が押された場合は画像表示処理を終了させ、そうでない場合は一覧法事画面の表示色の属性を元に戻すと共に一覧表示画面の表示内容(期間や画像、その他のデータ)をクリアしてステップS2に戻る(ステップS24)。
上記図12のフローチャートに示した動作により、電子アルバム装置1は保存メモリ16に記録している各画像のうち、指定された期間内に撮影された画像の評価情報を図8に示したような重み付けされた評価基準値で数値化し、数値化された基準値を元に各画像の評価値(=画像評価値)を所定の評価式で計算して、評価値の大きさ順に所定数の画像を代表画像として抽出するので、従来技術のように、先頭、後尾、若しくは任意設定のコマ画像ではなく、客観性のある評価情報に重み付けした評価基準から総合的な画像評価値を導き出し、代表画像として最適な画像を自動的に選択して、一覧表示できる。したがって、指定期間内に撮影された各画像の最適な代表画像を表示できる。
なお、上記図12のフローチャートではテレビ受信装置200等の外部画像表示装置がアナログ映像を表示する装置の場合を例としたが、VRAM19からの出力データの経路をVRAMコントローラ20、デジタルビデオエンコーダ21、デジタルビデオ信号出力部24、ケーブル250とすることにより、デジタル映像を表示する装置の場合にも適用できる。
(画像管理レコード選択処理動作)
図13は図12に示したフローチャートのステップS13の画像管理レコード選択処理動作の詳細フローチャートである。このフローチャートは電子アルバム装置1に、指定期間の代表画像を抽出するために画像管理レコードを選択する機能を実現させるためのステップを説明するためのものであり、画像抽出/表示動作プログラムのサブプログラムの一つとして構成されていてもよい。
図12のフローチャートのステップS6、S8、S10、またはS12での画像管理レコードの抽出動作が終了するかステップS15から帰還すると、DRAM15に記憶されている指定期間の画像管理レコードのうち、i(1≦i≦5)行目の表示対象期間内の画像管理レコード数をカウントし(ステップS13−1)、レコード数のカウントが終わるとカウント値が一行の最大表示個数(図11の例では10)を超えるか否か(つまり、カウント値が11以上か否か)を調べ、一行の最大表示個数以上(11以上)の場合はステップS13−3に進み、一行の最大表示個数以下の場合にはステップS13−10に進む(ステップS13−2)。
次に、制御部17はDRAM15に記憶されている指定期間の画像管理レコードのうち、i(1≦i≦5)行目の表示対象期間内の画像管理レコードを全て抽出し、タイムスタンプで降順にソートし(ステップS13−3)、最もタイムスタンプが新しい画像管理レコードを先頭レコードとして特定してその画像管理レコードのタイム間隔記憶欄78に例えば「100」をセットして、タイム間隔の評価値が最大値「9」(図9参照)になるようにする(ステップS13−4)。
制御部17はステップS13−4またはステップS13−7でタイム間隔を記憶した画像管理レコードの各欄に記憶されている各評価情報を図8に示したような評価基準値で数値化し、所定の評価式(例えば図8の説明で述べた評価式、α=(A+B+C+E+F)×D)で画像管理レコードに対応付けられている画像の評価値(=画像評価値)を算出して画像管理レコードの画像評価値記憶欄79に記憶する(ステップS13−5)。
制御部17は表示対象期間(つまり、i行分の表示対象期間)の全ての画像管理レコードについて画像評価値を計算したか否かを調べ、表示対象期間の全ての画像管理レコードの画像評価値の計算が終わっている場合はステップS13−8に進み、そうでない場合はステップS13−7に進む(ステップS13−6)。
表示対象期間の全ての画像管理レコードの画像評価値の計算が終わっていない場合は、制御部17は、次の画像管理レコードのタイムスタンプと直前の画像管理レコードのタイムスタンプの差を算出して当該画像管理レコードのタイム間隔を取得し、当該画像管理レコードのタイム間隔記憶欄78に記憶して、ステップS13−5に戻る(ステップS13−7)。
表示対象期間の全ての画像管理レコードの画像評価値の計算が終わっている場合は、制御部17は表示対象期間の全ての画像管理レコードを画像評価値をキーとして降順にソートし(ステップS13−8)、画像評価値の高い順に一行の最大表示個数(図11の例では10個)分の画像管理レコードを選択してDRAM15の表示対象レコードエリアに表示対象期間と共に保持(一時記憶)して、図12のステップS14に進む(S13−9)。
画像管理レコードのレコード数が一行の最大表示個数(10個)以下の場合には表示対象期間内の全画像管理レコードを選択してDRAM15の表示対象レコードエリアに表示対象期間と共に保持(一時記憶)して、図12のステップS14に進む(ステップS13−10)。
上記図13のフローチャートに示した動作により、電子アルバム装置1は評価情報を所定の評価基準で数値化して所定の評価式により画像評価値を計算して画像評価値の高い順に並べるので、画像評価値の順に所定数の画像の抽出が可能になる。
(代表画像抽出及びその縮小画像生成・表示処理動作)
図14は図12に示したフローチャートのステップS14の代表画像抽出及びその縮小画像生成・表示処理動作の詳細フローチャートである。このフローチャートは電子アルバム装置1に、指定期間内の代表画像を抽出させその縮小画像を作成させる機能を実現させるためのステップを説明するためのものであり、画像抽出/表示動作プログラムのサブプログラムの一つとして構成されていてもよい。
図12のステップS13の画像管理レコード選択処理動作が終了すると、制御部17は配列カウンタの値を初期化(カウント値=0)してステップS14−2に進む(ステップS14−1)。
次に、制御部17は図12のステップS13で選択された各画像管理レコードをタイムスタンプをキーとして昇順にソートし(ステップS14−2)、各像管理レコードに対応付けられている画像ファイルを保存メモリ16からソート順に取り出して伸張処理を施して画像データを再生し(ステップS14−3)、再生した画像データを元に一覧表示画面40の縮小画像表示欄45に表示可能なサイズの縮小画像(例えば、サムネイル画像)を生成し(ステップS14−4)、一覧表示画面40のi行目(iは行カウンタの値であり、1≦i≦5)の縮小画像表示欄45にソート順に代表画像として表示させる(ステップS14−5)。
次に、制御部17は配列カウンタに1を加えたあと配列カウンタの値が一行の最大表示個数(10個)を超えたか否かを調べ、一行の最大表示個数を超えた場合は図12のステップS15に進み、一行の最大表示個数以内の場合はステップS14−7に進む(ステップS14−6)。
制御部17は、次の代表画像の有無を調べ、次の代表画像がある場合はステップS14−5に戻り、ない場合は図12のステップS15に進む(ステップS14−7)。
上記図14のフローチャートに示した動作により、画像評価値の高い順に表示対象期間内の画像を抽出して縮小画像を生成して代表画像とし、時系列に一覧表示画面の該当行に表示するので、ユーザにとって関心の高い画像が表示されることなり、表示された縮小画像を見て、指定期間当時の撮影時の出来事や情景や等を思い出すことが容易となる(つまり、代表画像として最適な画像が表示される)。また、指定期間を切り替えることにより、期間に応じた代表画像を表示できる。
(指定期間内画像表示処理動作)
図15は図12に示したフローチャートのステップS17の指定期間内画像一覧表示処理動作の詳細フローチャートである。このフローチャートは電子アルバム装置1に、指定期間内の全画像を縮小して外部画像表示装置200に一覧表示させる表示機能を実現させるためのステップを説明するためのものであり、画像抽出/表示動作プログラムのサブプログラムの一つとして構成されていてもよい。
図12のステップS16で期間指定欄の「全件」が指定された場合は、制御部17は表示属性コードをテレビ受信装置200に送って指定されている指定された期間の表示標識と全件の表示標識42−4の表示色を変更させてハイライト表示させ(ステップS17−1)、配列カウンタの値を1セットする(ステップS17−2)。
次に、制御部17は保存メモリ16に記録している全画像管理レコードのち、現在の指定期間内の画像データを評価対象画像とするように現在の指定期間内の全画像管理レコードを抽出してDRAM15に転送し(ステップS17−3)、抽出した画像管理レコードをタイムスタンプをキーとして昇順にソートしてから(ステップS17−4)、抽出した画像管理レコードに対応する画像データを順次保存メモリ16から抽出して伸張処理を施して画像データを再生し、(ステップS17−5)、再生した画像データを元に一覧表示画面40の縮小画像表示欄45に表示可能なサイズの縮小画像(例えば、サムネイル画像)を生成し(ステップS17−6)、一覧表示画面40のj番目(jは配列カウンタの値)の縮小画像表示欄にソート順に表示させる(ステップS17−7)。
次に、制御部17は配列カウンタに1を加えたあと配列カウンタの値が最大表示個数(この例では50個)を超えたか否かを調べ、最大表示個数を超えた場合は図12のステップS18に進み、最大表示個数以内の場合はステップS17−9に進む(ステップS17−8)。
制御部17は、次の画像の有無を調べ、次の画像がある場合はステップS17−6に戻り、ない場合は図12のステップS18に進む(ステップS17−9)。
上記図15のフローチャートに示した動作により、指定期間内の画像を全て抽出して縮小画像を生成して時系列に一覧表示画面の縮小画像表示欄に表示するので、代表画像の中には所望の画像がない場合に期間内の撮影画像を表示して所望の画像を探すことができる。
(スクロール表示処理動作)
図16は図12に示したフローチャートのステップS19のスクロール処理動作の詳細フローチャートである。このフローチャートは電子アルバム装置1に、画像表示装置において一覧表示画面をスクロールさせて指定期間内の代表画像を表示させる表示機能を実現させるためのステップを説明するためのものであり、画像抽出/表示動作プログラムのサブプログラムの一つとして構成されていてもよい。
制御部17は行カウンタの値を0とし(ステップS19−1)、指定された縮小画像が図12のステップS17で指定期間内全件表示された画像か否かを調べ、指定期間内全件表示された画像の場合はS19−8に進み、そうでない場合、つまり、指定された画像が代表画像の場合はステップS19−3に進む(ステップS19−2)。
制御部17はスクロール方向での新たな期間を指定期間とし(ステップS19−3)、指定期間を含む5つの期間を新たな対象期間とし(ステップS19−4)、対象期間の画像管理レコードに対し図13のフローチャートに示した画像管理レコードの分類処理を実行し(ステップS19−5)、選択された画像管理レコードに対し、図14に示した代表画像抽出及びその縮小画像生成・表示処理を実行する(ステップS19−6)。
次に、制御部17は行カウンタに1を加えてから、行カウンタの値が5を越える場合は表示行分の表示を行ったものとしてステップS16に進み、そうでない場合は次の表示行に代表画像を表示するためにステップS19−5に戻る(ステップS19−7)。
指定された画像が期間内全件表示された画像の場合はスクロール方向(左右)で1コマ分ずつ縮小画像をスクロールさせ(ステップS19−8)、1コマずつ新たな縮小画像を生成してスクロール後の画像表示欄に表示してステップS16に戻る(ステップS19−9)。
(画像拡大表示処理動作)
図17は図12に示したフローチャートのステップS23の再生画像選択時の再生画像拡大表示処理動作の詳細フローチャートである。このフローチャートは電子アルバム装置1に、選択された代表画像に対応する画像を拡大再生する機能を実現させるためのステップを説明するためのものであり、画像抽出/表示動作プログラムのサブプログラムの一つとして構成されていてもよい。
図12のフローチャートのステップS22で指定された縮小画像の拡大表示指示があった場合は、指定された縮小画像に対応する画像管理レコードに対応付けされている画像ファイルを保存メモリ16から取り出し(ステップS23−1)、伸張処理を施して画像データを再生し(ステップS23−2)、再生した画像データを拡大処理(公知の方法を用いることができる)を施して拡大画像データを取得し(ステップS23−3)、取得した拡大画像データをテレビ受信装置200に送って全画面上に表示させる(S23−4)。
この際、制御部17は、拡大画像の視聴時間のカウントを開始し(ステップS23−5)、画像表示が終わるまで視聴時間のカウントを行い、画面表示の終了操作があると視聴時間のカウントを停止し(ステップS23−6)、対応する画像管理レコードの視聴時間記憶欄77に記憶されている視聴時間にカウントした視聴時間を累積し(ステップS23−7)、 更に、画像管理レコードの視聴時間回数記憶欄76の視聴時間回数に1を加えて更新し、ステップS24に進む(ステップS23−8)。
上記図17に示したフローチャートの動作により、一覧表示画面40に表示されている縮小画像を選択指定すると、その画像を拡大表示するだけでなく、視聴時間や視聴回数を自動更新するので、画像の評価値が視聴時間や視聴回数によって変化する。つまり、画像を見れば見るほどその視聴時間や視聴回数の評価値が自動的に高くなり、画像評価値も高くなる。
また、図12〜図17のフローチャートでは外部画像表示装置としてテレビ受信装置を例としたが、テレビ受信装置に限定されるものではなく、例えばパソコンや専用の表示装置であってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
電子アルバムシステムの説明図である。 代表画像抽出方法の説明図である。 代表画像の一覧表示画面の説明図である。 電子アルバム装置の電子回路構成の一実施例を示す図である。 リモコン装置の一実施例の正面図である。 保存メモリに割り当てられた記憶領域の一実施例を示す図である。 代表画像抽出に用いる画像管理レコードの構成例を示す図である。 評価情報をパラメータとして数値化するための評価情報数値化テーブルの一実施例を示す図である。 タイム間隔情報をパラメータとして数値化するためのタイム間隔数値化テーブルの一実施例を示す図である。 記録画像の画像評価値を算出する際の各評価情報の評価値の一例を示す図である。 代表画像の一覧表示例を示す図である。 画像再生時の電子アルバム装置の動作概要を示すフローチャートである。 図12に示したフローチャートの画像管理レコード選択処理動作の詳細フローチャートである。 図12に示したフローチャートの代表画像抽出及びその縮小画像作成処理動作の詳細フローチャートである。 図12に示したフローチャートの指定期間内画像一覧表示処理動作の詳細フローチャートである。 図12に示したフローチャートのスクロール処理動作の詳細フローチャートである。 図12に示したフローチャートの再生画像拡大表示動作の詳細フローチャートである。
符号の説明
1 電子アルバム装置(画像表示制御装置)
2 リモコン装置(レベル指定手段、)
16 保存メモリ
17 制御部(画像評価値取得手段、画像データ抽出手段、画像データ取得手段、画像生成手段、表示制御手段)
22 表示部(画像表示装置)
40 一覧表示画面
70 画像管理レコード(画像評価データ)
73 タイトル(評価データ)
74 コメント(評価データ)
75 レーティング(評価データ)
76 視聴回数(評価データ)
77 視聴時間(評価データ)
78 タイム間隔(評価データ)
78 画像評価値
80 評価情報数値化テーブル(評価基準)
90 タイム間隔数値化テーブル(評価基準)
100 デジタルカメラ(外部画像記録装置)
200 テレビ受信装置(画像表示装置、外部画像表示装置)

Claims (14)

  1. 保存メモリに記録されている複数の画像のうち、所定数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示制御装置であって、
    前記保存メモリに記録されている各画像データにそれぞれ対応付けられて該保存メモリに記録されている画像評価データと、
    画像を一覧表示する際に表示対象とする画像が所定数以上ある場合に、前記各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する画像評価値取得手段と、
    前記画像評価値取得手段によって取得された画像評価値の高い順に前記所定数の画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段によって取得された画像データから所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された所定数の画像を所定の順序で前記画像表示装置に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 所定数の画像を画像表示手段に表示させる画像表示制御装置であって、
    撮影日時が対応付けられた画像データを複数記録する保存メモリと、
    前記保存メモリに記録されている各画像データにそれぞれ対応付けられて該保存メモリに記録されている画像評価データと、
    複数の表示期間レベルのうちの任意のレベルを指定するレベル指定手段と、
    前記保存メモリに記録されている複数の画像データの中で、前記レベル指定手段によって指定された表示期間レベル内の対象期間に撮影された画像の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、
    前記画像データ抽出手段によって抽出された各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する画像評価値取得手段と、
    前記画像評価値取得手段によって取得された画像評価値の高い順に前記所定数の画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段によって取得された画像データから所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された所定数の画像を各画像の撮影日時の順に前記画像表示装置に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  3. 更に、画像データを送受信するデータ送受信部を備え、前記画像表示装置は前記データ送受信部から送信される画像を表示する外部画像表示装置であること、を特徴とする請求項1または2に記載の画像表示制御装置。
  4. 前記外部画像表示装置はテレビ受信装置であることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記評価データは、各画像毎に複数設定され、所定の評価基準によって各画像の画像評価値算出データとして数値化されてなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示制御装置。
  6. 前記評価データは、該当する画像毎にユーザが設定した付加データに基づいて算出されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示制御装置。
  7. 前記評価データは、各画像の撮影日時から隣り合う画像間での撮影間隔に基づいて得られる撮影間隔データに基づいて算出されるデータを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示制御装置。
  8. 前記評価データは、記録画像に対するユーザの閲覧履歴データに基づいて算出するデータを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載に画像表示制御装置。
  9. 前記閲覧履歴データは前記外部画像表示装置に表示される一覧表示画面から選択される画像の視聴時間の累積時間データを含むことを特徴とする請求項8に記載の画像表示制御装置。
  10. 前記閲覧履歴データは、前記外部画像表示装置に表示される一覧表示画面から選択される画像の視聴回数データを含むことを特徴とする請求項8に記載の画像表示制御装置。
  11. 前記対象期間は前記指定された表示期間レベル内で複数選択され、前記表示制御手段は、前記選択された各対象期間を縦軸方向とし、該対象期間内で生成された前記所定数の画像を横軸方向にとって前記画像表示装置に一覧表示させる手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示制御装置。
  12. 前記表示期間レベルは、日単位、月単位、年単位、年代単位の期間レベルからなることを特徴とする請求項2、3、または11に記載の画像表示制御装置。
  13. 保存メモリに記録している複数の画像のうち、所定数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示制御装置のコンピュータに、前記保存メモリに記録されている各画像データにそれぞれ画像評価データを対応付けて該保存メモリに記録する機能と、画像を一覧表示する際に表示対象とする画像の数をカウントする機能と、カウントした画像の数が所定数以上ある場合に、前記各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する機能と、取得した画像評価値の高い順に前記所定数の画像データを取得する機能と、取得した画像データから所定サイズの画像を生成する機能と、生成した所定数の画像を所定の順序で前記画像表示装置に表示させる機能と、を実行させるプログラム。
  14. 所定数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示制御装置のコンピュータに、前記保存メモリに記録され、撮影日時が対応付けられた複数の画像データに、それぞれ画像評価データを対応付けて該保存メモリに記録する機能と、複数の表示期間レベルのうちの任意のレベルを指定する機能と、前記保存メモリに記録されている複数の画像データの中で、前記レベル指定手段によって指定された表示期間レベル内の対象期間に撮影された画像の画像データを抽出する機能と、抽出した各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する機能と、取得した画像評価値の高い順に前記所定数の画像データを取得する機能と、取得した画像データから所定サイズの画像を生成する機能と、前記生成した所定数の画像を各画像の撮影日時の順に前記画像表示装置に一覧表示させる機能と、を実行させるプログラム。
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