JP2006252299A - ジョブ履歴管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報漏洩事件が頻発する中でMFPあるいはプリンタからの情報漏洩を抑止するために、プリンタからの出力とMFPからの出力を一括管理するための仕組みを提供する。
【解決手段】 ジョブの履歴を蓄積・管理するシステムにおいて、プリンタからの印刷内容を含めたジョブのログを取得する手段と、MFPからの印刷、コピー、FAX、Sendの出力内容を含めたジョブのログを取得する手段と、これらジョブのログを蓄積・管理するためのサーバと、形式の違うプリンタの系のログとMFPの系のログをサーバで受信する手段と、これらの形式の違うログを一括してサーバで蓄積・管理する手段を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 ジョブの履歴を蓄積・管理するシステムにおいて、プリンタからの印刷内容を含めたジョブのログを取得する手段と、MFPからの印刷、コピー、FAX、Sendの出力内容を含めたジョブのログを取得する手段と、これらジョブのログを蓄積・管理するためのサーバと、形式の違うプリンタの系のログとMFPの系のログをサーバで受信する手段と、これらの形式の違うログを一括してサーバで蓄積・管理する手段を設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関し、詳しくはパーソナルコンピュータ等の情報処理装置とプリンタなどの印刷装置、およびMFPなどのコピー、印刷、FAX、Sendなどのジョブ出力装置を有して構成されるシステムにおいて、特に前記ジョブ出力装置および印刷装置から出力されたジョブの内容を蓄積し追跡可能とすることで情報漏えいを抑止するジョブ履歴管理システムに関するものである。
近年、企業の顧客情報等の機密情報漏えい事件が頻発している。一度情報漏えい事件が公になると、情報漏えいを起した企業に対する信用を失うことに加え、損害賠償や対応に莫大な出費を強いられる事例が多発している。
従来の情報漏えい事件とは比べものにならないほど大規模な情報漏えい事件が発生しており、より適切な情報漏えい対策が情報を管理する側に求められている。
この背景には、情報のデジタル化、ネットワーク化、モバイル化が進展したことに伴い、一度に大量の情報にアクセスすることが可能になると共に、情報の可搬性が飛躍的に向上したことなどがあり、今後もこれらの傾向は加速していくことは必至である。
従来、情報漏えい対策として広く用いられている手法として、機密情報またはこれを格納するストレージサーバーなどにアクセス権を設定することで機密情報にアクセスできる人を限定する方法がある。
しかしながら、近年の情報漏えい事件は機密情報へのアクセスを許可された人物の意図的な内部犯行が圧倒的に多い傾向にあり、もはやアクセス権を設定することによる情報漏えい抑止効果だけでは充分な情報漏えい対策とは言えない。
一方、情報漏えいから守るべき情報として、大企業の顧客情報に代表されるような量的に膨大な情報のみではなく、情報量は少ないが質的に重要な情報も考慮に入れる必要がある。このような情報は、プリンタからの印刷物、あるいはMFPでのコピー、印刷、FAX、Send機能での出力結果として容易に持ち出すことが可能であり、これらの出力ジョブについても情報漏えい抑止を意識した対策が望まれている。
本発明は、このプリンタからの印刷あるいはMFPでのコピー、印刷、FAX、Sendといった出力ジョブについて、実行されたジョブの出力内容を蓄積し情報追跡を可能にする情報漏えい抑止方法に関するものである。
本発明の技術分野の中で、プリンタからの印刷について情報漏えい抑止のための手段がいくつか発明されてきた。例えば、プリントサーバにより印刷データを再印刷可能な状態で保管すると共に、ジョブ名、クライアント名、ユーザ名などの情報を取得しタイムスタンプを付加したり、さらには印刷データからビットマップを生成したりして印刷ログとして保管する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記に加えプリンタ側でも印刷ログを取得しておき、これをサーバーに格納する方法(例えば、特許文献2参照)や、同様に、プリントサーバはクライアントから印刷データを受信すると同時に、ユーザを一意に特定できる情報も受信し、この印刷データとユーザ情報を元に印刷ログを生成し検索、閲覧、再印刷を可能とする方法(例えば、特許文献3参照)も提案されている。
また、MFPのジョブ出力を画像として蓄積・管理する方法もすでに製品化されている。これはコピー、印刷、FAX、スキャンの各ジョブの出力結果を画像として、文書格納アプリ経由で文書管理アプリに蓄積・管理する方法である。このときユーザの特定は操作パネルからの入力情報を使っており、タイムスタンプ、デバイス名も付加するようになっている。
特開2002−149371号公報
特開2003−330677号公報
特開2004−118243号公報
しかしながら、上記従来例ではプリンタからの印刷について情報漏えいを抑止する手段とMFPからの出力ジョブについて情報漏えいを抑止する手段とは、別々に考案されており連携が無い。もともとプリンタからの印刷については、印刷データあるいはOSの印刷の仕組みから印刷内容およびユーザ名、ジョブ名、タイムスタンプなどの情報を取得するのに対して、MFPからの出力ジョブについては、基本的にはMFPで出力ジョブの内容として一時作成するMFP固有の画像をそのまま蓄積し、その他のログ情報もMFP特有の方法で取得しており、整合性を取るのが難しくなっている。
そのため、紙文書を含むプリンタおよびMFPからの出力ジョブでの情報漏えいを抑止するためには、プリンタからの印刷だけではなくMFPからの出力ジョブを蓄積・管理するシステムを構築する必要があるが、例えば、上記特許文献1の方法でプリンタからの印刷についてのシステムを構築し、上記製品化されたMFPのジョブ出力を画像として蓄積・管理するシステムを別に構築する必要がある。この場合、管理者は二つのシステムを導入する必要があり、導入のための作業量、コストが増大してしまう。さらに情報漏えいがあった際の追跡のためには、違う二つのシステムで追跡情報を調べるといった手間が発生してしまうという問題点があった。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであって、情報漏えい事件が頻発する中で、MFPあるいはプリンタからの情報漏えいを抑止するために、プリンタからの出力と、MFPからの出力を一括管理するための仕組みを実現できるジョブ履歴管理システムの提供を目的としている。
本発明では、上記従来例の課題である、プリンタからの印刷についての情報漏えい抑止とMFPでの出力ジョブについての情報漏えい抑止という二つのシステムを別々に構築しないために、以下の手段を備える。
・エージェント(送信手段)による追跡対象情報の送信
プリンタからの印刷についての追跡対象情報(OSでのログインユーザ名、ホスト名、プリンタポート名、タイムスタンプ、印刷内容の画像など)とMFPからのジョブ出力の追跡対象情報(MFPでの認証ユーザ名、デバイス名、タイムスタンプ、出力ジョブ内容のデバイス固有の画像など)を、同じプロトコルで蓄積手段に送信する送信手段アーカイブサーバ(蓄積手段)による追跡対象情報の受信および一括蓄積・管理前記送信手段で送信されたそれぞれの追跡対象情報を、蓄積手段にて同じプロトコルで受信し、一括して蓄積・管理する手段。
プリンタからの印刷についての追跡対象情報(OSでのログインユーザ名、ホスト名、プリンタポート名、タイムスタンプ、印刷内容の画像など)とMFPからのジョブ出力の追跡対象情報(MFPでの認証ユーザ名、デバイス名、タイムスタンプ、出力ジョブ内容のデバイス固有の画像など)を、同じプロトコルで蓄積手段に送信する送信手段アーカイブサーバ(蓄積手段)による追跡対象情報の受信および一括蓄積・管理前記送信手段で送信されたそれぞれの追跡対象情報を、蓄積手段にて同じプロトコルで受信し、一括して蓄積・管理する手段。
そしてまた、上記課題を解決するための構成として、本発明の第一の発明を、改めて以下(1)として示す。
(1)プリンタに印刷した内容、およびMFPからのコピー、印刷、FAX、Send等の出力ジョブの出力内容を、ジョブログ情報として蓄積し追跡可能とすることで情報漏えいを抑止するジョブ履歴管理システムであって、指示されたプリンタへの印刷内容から追跡対象情報を抽出・生成する抽出手段と、指示されたMFPでの出力ジョブの追跡対象情報を抽出・生成する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された情報を蓄積・管理する蓄積手段と、前記抽出手段が抽出した追跡情報を前記蓄積手段に送信する送信手段と、前記蓄積手段に蓄積された抽出情報を検索・閲覧することが可能な検索手段と、印刷を指示する第一の情報機器内に追跡対象情報の抽出手段と、を設けたことを特徴とするジョブ履歴管理システム。
本発明ではプリンタからの印刷によるジョブ追跡情報とMFPからのジョブ出力によるジョブ追跡情報という内容・形式の違うジョブ追跡情報の差異を吸収し、一括して蓄積・管理することにより、一つのジョブ履歴管理システムにてプリンタからの印刷およびMFPからのジョブ出力による情報漏えい抑止を可能とした。これにより、管理者は通常のシステム運用、漏えい発生時のジョブ追跡情報の検索などを一括して行うことが可能となった。
さらに蓄積・管理する出力ジョブの内容として画像とテキストの両方を関連つけて持つことにより、出力ジョブの内容の追跡を容易にすることも可能とした。具体的には、テキストの全文検索により漏えい発生の元となったジョブをある程度絞込み、画像を確認することでどのジョブかを確定するといった作業が可能となった。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
なお、ジョブ追跡情報はログ情報とジョブ出力の内容から構成される。プリンタからの印刷時のログ情報は、OSのログインユーザ名、プリントサーバのホスト名、プリントポート名、タイムスタンプなどから構成され、MFPからのジョブ出力時のログ情報は、MFPの操作パネルでの認証ユーザ名、デバイス名、タイムスタンプなどから構成される。プリンタからの印刷時のジョブ出力内容はDIBとテキストから構成され、MTPからのジョブ出力の内容はMFP固有の形式の画像から構成されているものとする。
また、ドライバエージェントあるいはMFPエージェントからのジョブ追跡情報のアーカイブサーバへの送信はネットワークを介してHTTP上のSOAP、つまりWebサービスを用いて行われるものとする。
図1は、本発明の実施例のシステム構成を示すブロック図である。図中、10は各構成要素を接続するネットワーク、11は印刷データを出力するプリンタ、12はプリントサーバ機能を持ちドライバエージェントが動作するプリントサーバ、13はユーザの操作によりアプリケーションから印刷指示を出すクライアントPC、14はユーザ操作によりコピー、印刷、FAX、Sendなどの各ジョブを出力し、MFPエージェントが動作するMFP、15はジョブ追跡情報を蓄積・管理するアーカイブサーバ、16はアーカイブサーバ上の印刷ログ情報を管理・検索するための管理クライアントである。
プリントサーバ12には対象となるプリンタ11用のプリンタドライバおよび印刷ログ取得のためのAdd−inモジュールがインストールされており、いわゆるポイント・アンド・プリント機能によりクライアントPC13にも同等のプリンタドライバおよびAdd−inモジュールがインストールされる。印刷時には印刷データはクライアントPC13からプリントサーバ12経由でプリンタ11に送られ、出力され、同時にジョブ追跡情報がクライアントPC13のAdd−inモジュールからプリントサーバ12のドライバエージェントに送られる。
図2は、図1のプリントサーバ12、クライアントPC13、アーカイブサーバ15あるいは管理クライアント16のハードウェア構成を示すブロック図である。いずれもIBM−PC/AT互換機などの汎用PCなので同じブロック図としている。図中、21は内部バスで接続される各デバイス(後述のROM、RAM他)を直接或いは間接的に制御し、本発明を実現するためのプログラムを実行するCPUである。22はBIOSなどの基本ソフトウェアを格納してあるROM。23はCPU21のワーク領域として利用されたり、本発明を実現するためのプログラム(プリンタドライバおよびAdd−in、ドライバエージェントの特に図7に示すようなジョブ追跡情報送信、アーカイブサーバ15の特に図8に示すようなジョブ追跡情報受信、あるいはジョブ追跡情報の蓄積機能を実現するもの)をロードするための一時記憶として利用されるRAM、24は前記プログラムをファイルとして格納してあるHDD(ハードディスクドライブ)、25は前記プログラムの中で操作画面を持つものを操作するための入力装置、26は前記操作の確認のためのモニタ、27はネットワークに接続するためのI/Fである。
図3は、クライアントPC13およびプリントサーバ12上で動作するソフトウェアモジュールの構成図を示している。プリントサーバ12にはプリンタ11用のプリンタドライバとジョブ追跡情報取得のためのAdd−inモジュール、およびAdd−inから渡されたジョブ追跡情報をアーカイブサーバ15に送信するためのドライバエージェントが、BIOSおよびOSといったプラットフォーム上で動作している。ドライバエージェントはAdd−inから渡されたジョブ追跡情報を一時保管フォルダにXMLファイルの形式で保管しておく。
なお、HTTPおよびSOAPのハンドリングはOSが行うものとする。
図4は、MFP14上で動作するソフトウェアモジュールの構成図を示している。MFPの基本モジュール(いわゆるコントローラと呼ばれるモジュール群)上で、基本モジュールから渡されたジョブ追跡情報をアーカイブサーバ15に送信するためのMFPエージェントが動作している。MFPエージェントはは基本モジュールから渡されたジョブ追跡情報を、MFPのHD内にある一時保存フォルダにXMLファイルの形式で保管しておく。
なお、HTTPおよびSOAPのハンドリングは基本モジュールが行うものとする。
図5は、アーカイブサーバ15のモジュール構成を示している。BIOSおよびOSといったプラットフォーム上で、ドライバエージェントあるいはMFPエージェントから送信されるジョブ追跡情報を受信し、バックエンドサーバに蓄積するためのサービスプロバイダが動作している。
なお、HTTPおよびSOAPのハンドリングはOSが行うものとする。
また、バックエンドサーバは文書管理システムあるいはデータベースなどを、プリンタおよびMFPの台数、あるいは扱うジョブ数の規模によって、組み合わせることが出来るものとする。
図6は、サービスプロバイダのモジュール構成を示している。アーカイブプロバイダではドライバエージェントあるいはMFPエージェントから送信されたジョブ対的情報を受信し、データ処理サービスでは印刷内容あるいはジョブ出力内容の画像のフォーマット変換、テキスト抽出のためのOCRを行い、さらにバックエンド対応サービスでは一時保管フォルダに保管されたジョブ追跡情報をバックエンドとのI/Fに従って格納していく。
図7は、ドライバエージェントあるいはMFPエージェントが、ジョブ追跡情報をアーカイブサーバ15に送信する手順を示したフローチャートである。ドライバエージェントとMFPエージェントのジョブ追跡情報を送信する際の基本動作は同じである。
図8は、アーカイブサーバ15内のサービスプロバイダがジョブ追跡情報を受信する手順を示したフローチャートである。
図9は、アーカイブサービス15内の各モジュールが、受信したジョブ追跡情報をバックエンドサーバに蓄積する手順を示したフローチャートである。
次に、図7、図8および図9のフローチャートに従って、本発明の動作を説明する。
いずれもCPU21がHD24に格納されるプログラムをRAM23にロードして実行するものである。
まず図7のフローチャートにおいて、各ステップの動作を説明する。
ステップS71では、ログ情報をXMLファイルとして一時保存フォルダに保管しておく。ドライバエージェントではクライアントPC13上のAdd−inモジュールからI/F27を介して渡されたログ情報をHD24内の一時保存フォルダに、XMLファイル形式で保管する。一方MFPエージェントでは、基本モジュールからMFPの内部I/Fを介して渡されたログ情報をMFPのHD内の一時保存フォルダに、XMLファイル形式で保管する。次にステップS72では、ステップS71のログ情報と同様に、ジョブ出力内容の画像およびテキストを、XMLファイル形式で一時保存フォルダに保管しておく。このとき、画像はテキスト形式にエンコードしてXMLファイルに格納されている。ステップS73では、アーカイブサーバ15上のアーカイブプロバイダとの間でSOAPセッションを開始する。ステップS74では、例えばSwAあるいはDIMEといった方式を使用して、SOAPの添付ファイルとして、XMLファイル形式のログ情報およびジョブ出力内容の画像、テキストを、アーカイブプロバイダに送信する。ステップS75ではSOAPセッションを終了する。
ステップS71では、ログ情報をXMLファイルとして一時保存フォルダに保管しておく。ドライバエージェントではクライアントPC13上のAdd−inモジュールからI/F27を介して渡されたログ情報をHD24内の一時保存フォルダに、XMLファイル形式で保管する。一方MFPエージェントでは、基本モジュールからMFPの内部I/Fを介して渡されたログ情報をMFPのHD内の一時保存フォルダに、XMLファイル形式で保管する。次にステップS72では、ステップS71のログ情報と同様に、ジョブ出力内容の画像およびテキストを、XMLファイル形式で一時保存フォルダに保管しておく。このとき、画像はテキスト形式にエンコードしてXMLファイルに格納されている。ステップS73では、アーカイブサーバ15上のアーカイブプロバイダとの間でSOAPセッションを開始する。ステップS74では、例えばSwAあるいはDIMEといった方式を使用して、SOAPの添付ファイルとして、XMLファイル形式のログ情報およびジョブ出力内容の画像、テキストを、アーカイブプロバイダに送信する。ステップS75ではSOAPセッションを終了する。
ここで添付ファイルとして送信することで、ログ情報の内容の違い、あるいは画像のファイル形式の違いを吸収することが出来、一つのアーカイブプロバイダでドライバエージェントとMFPエージェントからのジョブ追跡情報の送信を扱うことが出来る。
次に図8のフローチャートにおいて各ステップの動作を説明する。
ステップS81では、図7のステップS73のドライバエージェントあるいはMFPエージェントからのSOAPセッション開始のリクエストに従ってアーカイブサービスがI/F27を介して、OSのハンドリングのもとSOAPセッションを開始する。ステップS82では、I/F27を介してSOAPの添付ファイルとして送信されてくる、XMLファイル化されたログ情報および画像、テキストを受信する。ステップS83では、受信したログ情報をアーカイブサーバ15上のHD24内の一時保存フォルダに保管する。ステップS84では、ステップS83と同様に画像、テキストを保管する。ステップS85ではSOAPセッションを終了する。
ステップS81では、図7のステップS73のドライバエージェントあるいはMFPエージェントからのSOAPセッション開始のリクエストに従ってアーカイブサービスがI/F27を介して、OSのハンドリングのもとSOAPセッションを開始する。ステップS82では、I/F27を介してSOAPの添付ファイルとして送信されてくる、XMLファイル化されたログ情報および画像、テキストを受信する。ステップS83では、受信したログ情報をアーカイブサーバ15上のHD24内の一時保存フォルダに保管する。ステップS84では、ステップS83と同様に画像、テキストを保管する。ステップS85ではSOAPセッションを終了する。
次に図9のフローチャートにおいて各ステップの動作を説明する。
ステップS91では、ドライバエージェントから送られてきた画像とMFPエージェントから送られてきた画像という、ファイル形式の違う画像を、例えばPDFといったファイル形式に変換しバックエンドサーバで一括して扱いやすい形にする。さらにMFPエージェントから画像のみが送られてきた場合には、必要に応じてOCRをかけてテキストを取得することも出来る。ステップS92では、例えばバックエンドサーバが文書管理システムの場合、バックエンド対応サービスが一時保存フォルダから取り出した画像を文書として格納する。このとき格納先として、日付単位で作成したフォルダの下にジョブ単位のフォルダを作成し、その中にジョブごとの画像を文書として格納するという方法が考えられる。ステップS93では、画像と同様にテキストを格納する。ステップS94では、一時保存フォルダからログ情報を取り出して、XMLの各要素にあたる、ユーザ名、タイムスタンプなどの各項目を、ステップS92で文書として格納した画像のインデックス情報として格納する。
ステップS91では、ドライバエージェントから送られてきた画像とMFPエージェントから送られてきた画像という、ファイル形式の違う画像を、例えばPDFといったファイル形式に変換しバックエンドサーバで一括して扱いやすい形にする。さらにMFPエージェントから画像のみが送られてきた場合には、必要に応じてOCRをかけてテキストを取得することも出来る。ステップS92では、例えばバックエンドサーバが文書管理システムの場合、バックエンド対応サービスが一時保存フォルダから取り出した画像を文書として格納する。このとき格納先として、日付単位で作成したフォルダの下にジョブ単位のフォルダを作成し、その中にジョブごとの画像を文書として格納するという方法が考えられる。ステップS93では、画像と同様にテキストを格納する。ステップS94では、一時保存フォルダからログ情報を取り出して、XMLの各要素にあたる、ユーザ名、タイムスタンプなどの各項目を、ステップS92で文書として格納した画像のインデックス情報として格納する。
これらの手順により、例えばバックエンドサーバが文書管理システムの場合、各ジョブ出力のジョブ追跡情報を日付単位あるいはジョブ単位で管理することが出来、さらに漏えい発生時には、ログ情報の各項目をインデックスとして検索する、あるいはテキスト情報を全文検索することにより、漏えいしたジョブ出力を絞り込み、画像を目視して確認することが出来るようになる。
本発明の他の実施例として、例えばプリントサーバがない環境では、クライアントPC13にドライバエージェントをインストールすることにより、クライアントPC13から直接アーカイブサーバ15にプリンタからの印刷におけるジョブ追跡情報を送り、蓄積・管理することも可能である。
また、MFPのジョブ出力における画像からテキストを取得するOCRは、アーカイブサーバ15ではなくMFP14にて行うことも可能である。
10 ネットワーク
11 プリンタ
12 プリントサーバ
13 クライアントPC
14 MFP
15 アーカイブサーバ
16 管理クライアント
11 プリンタ
12 プリントサーバ
13 クライアントPC
14 MFP
15 アーカイブサーバ
16 管理クライアント
Claims (6)
- プリンタに印刷した内容、およびMFPからのコピー、印刷、FAX、Send等の出力ジョブの出力内容を、ジョブログ情報として蓄積し追跡可能とすることで情報漏えいを抑止するジョブ履歴管理システムであって、
指示されたプリンタへの印刷内容から追跡対象情報を抽出・生成する抽出手段と、
指示されたMFPでの出力ジョブの追跡対象情報を抽出・生成する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された情報を蓄積・管理する蓄積手段と、
前記抽出手段が抽出した追跡情報を前記蓄積手段に送信する送信手段と、
前記蓄積手段に蓄積された抽出情報を検索・閲覧することが可能な検索手段と、
印刷を指示する第一の情報機器内に追跡対象情報の抽出手段と、
を設けたことを特徴とするジョブ履歴管理システム。 - 請求項1記載のジョブ履歴管理システムにおいて、
前記の指示されたプリンタへの印刷内容から追跡対象情報を抽出・生成する抽出手段の一部として印刷内容の画像およびテキストを抽出する手段を設けたことを特徴とするジョブ履歴管理システム。 - 請求項1記載のジョブ履歴管理システムにおいて、
指示されたMFPでの出力ジョブの追跡対象情報を抽出・生成する抽出手段の一部としてジョブの出力内容の画像を抽出する手段を設けたことを特徴とするジョブ履歴管理システム。 - 請求項1記載のジョブ履歴管理システムにおいて、
形式あるいは内容の違うプリンタからの印刷における追跡対象情報と、MFPからの出力ジョブの追跡対象情報とを同じプロトコルで前記蓄積手段に送信する手段を、プリンタからの印刷システムの中とMFPからのジョブ出力システムの中に設けたことを特徴とするジョブ履歴管理システム。 - 請求項1記載のジョブ履歴管理システムにおいて、
形式あるいは内容の違うプリンタからの印刷における追跡対象情報と、MFPでのジョブ出力の追跡対象情報を、同じプロトコルで受信し、さらに一括して前記蓄積手段で蓄積・管理する手段を設けたことを特徴とするジョブ履歴管理システム。 - 請求項1記載のジョブ履歴管理システムにおいて、
プリンタからの印刷における印刷内容の画像およびテキスト、あるいはMFPでのジョブ出力の内容の画像およびその画像から取得したテキストを、それぞれ関連付けて蓄積。関する手段を前記蓄積手段に設けたことを特徴とするジョブ履歴管理システム。
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
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JP2008134956A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Ricoh Co Ltd | 印刷ログ管理システム、印刷ログ管理装置、印刷ログ管理方法、印刷ログ管理プログラム |
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-
2005
- 2005-03-11 JP JP2005069457A patent/JP2006252299A/ja not_active Withdrawn
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