JP2006252104A - アプリケーション起動方法及びこれを用いたアプリケーション起動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能なアプリケーション起動方法及びこれを用いたアプリケーション起動装置を実現する。
【解決手段】 分散コンピューティング環境下に存在するアプリケーションの起動方法であって、アプリケーション起動機構が、起動要求のあったアプリケーションの動作条件を取得し、アプリケーションを起動させるオペレーティングシステムやハードウェアが動作条件を満足しているかを検査し、動作条件が満足された場合に起動要求のあったアプリケーションを起動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、分散コンピューティング環境下に存在するアプリケーションの起動方法及びこれを用いたアプリケーション起動装置に関し、特に、既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能なアプリケーション起動方法及びこれを用いたアプリケーション起動装置に関する。
従来の分散コンピューティング環境下では、コンピュータ等のネットワーク機器に対してネットワーク上に存在する様々なアプリケーションを組み合わせてインストール等して起動させることにより必要とするシステムを構成している。このため、ネットワーク上に存在する様々なアプリケーションの起動方法が考案されている。
そして、従来のこのようなアプリケーションの起動方法に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平05−011987号公報 特開平08−335212号公報 特開平09−016380号公報 特開平11−282686号公報 特開2001−014009号公報 特開2001−043199号公報
図8はこのような従来の分散コンピューティング環境下におけるアプリケーション起動方法の一例を示す構成ブロック図である。図8において1,2及び3は様々なアプリケーションが保存されているネットワーク機器であるサーバ、4はネットワーク上に存在する様々なアプリケーションを組み合わせてインストール等して起動させることにより必要とするシステムを構成するネットワーク機器であるコンピュータ、100はLAN(Local Area Network)インターネット、イントラネット等の汎用のネットワークである。
サーバ1,2及び3はそれぞれネットワーク100に相互に接続され、コンピュータ4もまたネットワーク100に相互に接続される。
ここで、図8に示す従来例の動作を図9及び図10を用いて説明する。図9はコンピュータ4にインストールされるアプリケーションの状況を説明する説明図、図10はコンピュータ4上で起動されるアプリケーションの動作を説明するフロー図である。
図9においてコンピュータ4側でサーバ1に保存されている図9中”AP01”に示すアプリケーションと、サーバ3で保存されている図9中”AP03”に示すアプリケーションとを組み合わせてシステムを構築すると想定した場合、コンピュータ4は、図9中”IN11”に示すように図9中”AP01”に示すアプリケーションを取得して図9中”AP11”に示すようにインストール等する。
同様に、コンピュータ4は、図9中”IN12”に示すように図9中”AP03”に示すアプリケーションを取得して図9中”AP12”に示すようにインストール等すると共にコンピュータ4はインストール等された2つのアプリケーションを起動させて構築したシステムを稼動させる。
図10中”S001”においてアプリケーションは、コンピュータから起動要求があったか否かを判断し、もし、起動要求があったと判断した場合には、図10中”S002”においてアプリケーションは、コンピュータのメモリ上にインスタンス化し、図10中”S003”において必要なメモリ領域等のハードウェアの資源を確保する。
そして、図10中”S004”においてアプリケーションは、通信の確立等を行い初期化し、図10中”S005”において初期化エラーの有無を判断する。もし、図10中”S005”において初期化エラーがないと判断された場合には、図10中”S006”においてアプリケーションは、メインの処理の実行を開始する。
一方、図10中”S005”において初期化エラーが発生したと判断した場合には、図10中”S007”においてアプリケーションは、発生した初期化エラーに対応する処理を適宜行う。
この結果、コンピュータ等のネットワーク機器に対してネットワーク上に存在する様々なアプリケーションを組み合わせてインストール等して起動させることにより必要とするシステムを構成することが可能になる。
しかし、図8に示す従来例では、各アプリケーションが正常に動作するためには、例えば、以下に示すような動作条件を満足する必要性がある。
(a)利用可能なCPUやメモリ等のハードウェア資源の残量。
(b)必要な設定ファイルやデータファイルが存在する。
(c)動作する機器上に必要なライブラリファイル等が存在する。
(d)利用する他のアプリケーションが稼働中であり、接続可能な状態にある。
(e)ファイルや他のアプリケーションへのアクセス権がある。
このような動作条件を満足するか否かの判断は、オペレータ自身が確認するか、或いは、アプリケーションを実際に起動させてみることでしか判断することが出来なかった。これは、動作条件がアプリケーションの内部に存在する等、動作条件が明確になっていなかったためである。
ここで、図11はインストールされたアプリケーションとコンピュータ4の資源等との関係を示す説明図であり、図11中”AP21”及び”AP22”に示すような起動されたアプリケーションは、図11中”HW21”に示すハードウェア上で動作する図11中”OS21”に示すOS(Operating System:オペレーティングシステム)の上で動作する。
この場合、図11中”PR21”及び”PR22”に示すような各アプリケーションの動作条件は、図11中”AP21”及び”AP22”に示すようなアプリケーション内部に存在するため内容が明確ではない。
また、アプリケーションのインストールに際しては、インストーラはライブラリファイルの存在等の静的な動作条件は確認するものの、他のアプリケーションとの接続可能状態等の動的な動作条件は考慮せずにインストールを行うため、本当に動作条件を満足するか否かを正確に判断できない。
このように、動作条件を満足していないにもかかわらず当該アプリケーションを起動することにより、同一機器上で動作している他のアプリケーションに障害を及ぼす恐れがあるといった問題点があった。
例えば、動作条件を満足していないにもかかわらず当該アプリケーションを起動することにより、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、或いは、通信帯域を消費してしまい、他のアプリケーションのパフォーマンスに影響を与え、場合によっては、他のアプリケーションを停止状態に陥らせてしまうと言った問題点があった。
また、例えば、動作条件を満足していないにもかかわらず当該アプリケーションを起動することにより、排他制御等が行われるデータベースやデータに対する制御権を占有してしまい、他のアプリケーションを停止状態に陥らせてしまうと言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能なアプリケーション起動方法及びこれを用いたアプリケーション起動装置を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
分散コンピューティング環境下に存在するアプリケーションの起動方法であって、
アプリケーション起動機構が、
起動要求のあったアプリケーションの動作条件を取得し、前記アプリケーションを起動させるオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しているかを検査し、前記動作条件が満足された場合に起動要求のあった前記アプリケーションを起動させることにより、既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能になる。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明であるアプリケーション起動方法であって、
前記アプリケーション起動機構が、
前記動作条件が満足されない場合にエラー通知を行うことにより、既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能になる。
請求項3記載の発明は、
請求項1記載の発明であるアプリケーション起動方法であって、
前記アプリケーション起動機構が、
前記動作条件の検査時に、ハードウェアの資源の予約の処理、或いは、他のアプリケーションの接続受付の予約の処理を行うことにより、動作条件検査時の状態と、実際の起動時の状態との違いを抑制することが可能になる。
請求項4記載の発明は、
請求項3記載の発明であるアプリケーション起動方法であって、
前記アプリケーション起動機構が、
前記アプリケーションを起動させるオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しない場合に前記予約をキャンセルすることにより、無駄な資源の占有等を防止することができる。
請求項5記載の発明は、
分散コンピューティング環境下に存在するアプリケーションの起動装置において、
起動要求のあったアプリケーションの動作条件を取得し、前記アプリケーションを起動させるオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しているかを検査し、前記動作条件が満足された場合に起動要求のあった前記アプリケーションを起動させるコンピュータを備えたことにより、既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能になる。
請求項6記載の発明は、
請求項5記載の発明であるアプリケーション起動装置であって、
前記コンピュータが、
アプリケーションの起動要求があったと判断した場合に前記動作条件の取得を要求し、前記動作条件が満足している旨の通知を得た場合に起動要求のあった前記アプリケーションを起動させるアプリケーション起動機能と、動作条件の取得の要求を受けた場合に前記動作条件を取得し、検査機能選択ルールに基づき検査機能リストから選択して動作条件の検査を要求し、取得した検査実行結果に基づき前記動作条件が満足しているか否かを判断して前記アプリケーション起動機能に通知する動作条件検査実行機能と、動作条件の検査の要求を受けた場合に前記動作条件を解釈してオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しているか否かの検査を実行すると共に前記検査実行結果を前記動作条件検査実行機能に対して提供する検査機能とを備えたことにより、既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能になる。
請求項7記載の発明は、
請求項6記載の発明であるアプリケーション起動装置であって、
前記アプリケーション起動機能が、
前記動作条件が満足されない旨の通知を得た場合にエラー通知を行うことにより、既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能になる。
請求項8記載の発明は、
請求項6記載の発明であるアプリケーション起動装置であって、
前記検査機能が、
前記動作条件の検査時に、ハードウェアの資源の予約の処理、或いは、他のアプリケーションの接続受付の予約の処理を行うことにより、動作条件検査時の状態と、実際の起動時の状態との違いを抑制することが可能になる。
請求項9記載の発明は、
請求項8記載の発明であるアプリケーション起動装置であって、
前記検査機能が、
前記アプリケーションを起動させるオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しない場合に前記予約をキャンセルすることにより、無駄な資源の占有等を防止することができる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,5,6及び請求項7の発明によれば、起動要求のあったアプリケーションの動作条件を取得し、アプリケーションを起動させるOSやハードウェアが動作条件を満足しているかを検査し、動作条件が満足された場合にのみ起動要求のあったアプリケーションを起動させることにより、既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能になる。
また、請求項3及び請求項8の発明によれば、動作条件の検査を行う場合、ハードウェアの資源の予約の処理や、他のアプリケーションの接続受付の予約の処理を行うことにより、動作条件検査時の状態と、実際の起動時の状態との違いを抑制することが可能になる。
また、請求項4及び請求項9の発明によれば、動作条件の事前検査の結果、OSやハードウェアが動作条件を満足していない場合には、先に予約処理したハードウェアの資源等の予約をキャンセルすることにより、無駄な資源の占有等を防止することができる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るアプリケーション起動方法を用いた装置の一実施例を示す構成ブロック図である。
図1において1,2,3及び100は図8と同一符号を付してあり、5はネットワーク上に存在する様々なアプリケーションを組み合わせてインストール等して起動させることにより必要とするシステムを構成するネットワーク機器であるコンピュータである。
サーバ1,2及び3はそれぞれネットワーク100に相互に接続され、コンピュータ5もまたネットワーク100に相互に接続される。
また、図2はインストールされたアプリケーションとコンピュータ5の資源等との関係を示す説明図であり、図2中”OS31”に示すOS(Operating System:オペレーティングシステム)は図2中”HW31”に示すハードウェア上で動作する。
一方、図2中”OS31”に示すOS上には図2中”AS31”に示すようなアプリケーション起動機構が動作し、当該アプリケーション起動機構の上に図2中”AP31”、”AP32”及び”AP33”に示すようなアプリケーションが動作する。
また、図2中”PR31”、”PR32”及び”PR33”はそれぞれ図2中”AP31”、”AP32”及び”AP33”に示すアプリケーションの動作条件である。
さらに、図3は図2中”AS31”に示すアプリケーション起動機構の具体例を示す説明図であり、図3において6は起動要求に基づきアプリケーションの起動を行うアプリケーション起動機能、7は動作条件を取得して検査を行わせ検査結果を集約する動作条件検査実行機能、8は各アプリケーションの動作条件毎にどの検索機能を用いるかを判断するための検査機能選択ルール、9は動作条件を検査する検査機能である。また、6,7,8及び9はアプリケーション起動機構50を構成している。
さらに、図3中”AP41”は起動対象のアプリケーションを示し、図3中”PR41”は当該アプリケーションの動作条件を示している。
コンピュータ等からの起動要求等の外部入力がアプリケーション起動機能6に供給され、アプリケーション起動機能6の入出力は動作条件検査実行機能7に接続される。検査機能選択ルール8は動作条件検査実行機能7に接続され、動作条件検査実行機能7の入出力は検査機能9に接続される。
ここで、図1に示す実施例の動作、特に、アプリケーション起動機構50の動作を図4、図5、図6及び図7を用いて説明する。図4はアプリケーション起動機構50の動作を説明するフロー図、図5は動作条件の取得を説明する説明図、図6は検査機能リストの一例を説明する説明図、図7はアプリケーションの起動を説明する説明図である。
図4中”S101”においてアプリケーション起動機構50は、コンピュータ等から特定アプリケーションの起動要求があったか否かを判断し、もし、起動要求があったと判断した場合には、図4中”S102”においてアプリケーション起動機構50は、起動要求のあったアプリケーションの動作条件を取得する。
例えば、アプリケーション起動機構50を構成するアプリケーション起動機能6は、コンピュータ等から特定アプリケーションの起動要求があったか否かを判断し、もし、起動要求があったと判断した場合には、アプリケーション起動機能6は、動作条件検査実行機構7に対して動作条件の取得を要求する。
そして、例えば、動作条件の取得を要求された動作条件検査実行機構7は、図5中”GC51”に示すように起動要求のあったアプリケーションの動作条件”PR41”を取得する。
図4中”S103”においてアプリケーション起動機構50は、先に取得した起動要求のあったアプリケーションの動作条件の事前検査を行う。
例えば、アプリケーション起動機構50を構成する動作条件検査実行機能7は、検査機能選択ルール8に基づき検査機能9に対して図2中”OS31”に示すOSや図2中”HW31”に示すハードウェアが取得した動作条件を満足しているか等の事前検査を要求する。
より具体的には、検査機能9には図6中”CF61”、”CF62”、”CF63”、”CF64”及び”CF65”に示すようなアプリケーションの動作条件に合わせた様々なタイプの検査機能が存在し、これらの検査機能は図6中”SL61”に示すような検査機能リストとしてまとめられている。
このため、アプリケーション起動機構50を構成する動作条件検査実行機能7は、検査機能選択ルール8に基づき図6中”SL61”に示すような検査機能リストから検査する動作条件に適切な検査機能を選択して動作条件の事前検査を要求する。
そして、例えば、アプリケーション起動機構50を構成する検査機能9は、与えられた動作条件を解釈してOSやハードウェアが当該動作条件を満足しているか否かの検査を実行すると共に検査実行結果を動作条件検査実行機能7に対して提供する。
より具体的には、アプリケーション起動機構50を構成する検査機能9は、図2中”OS31”に示すOSや図2中”HW31”に示すハードウェアが以下に示すような与えられた動作条件を満足するか否かを検査する。
(a)利用可能なCPUやメモリ等のハードウェア資源の残量。
(b)必要な設定ファイルやデータファイルが存在する。
(c)動作する機器上に必要なライブラリファイル等が存在する。
(d)利用する他のアプリケーションが稼働中であり、接続可能な状態にある。
(e)ファイルや他のアプリケーションへのアクセス権がある。
図4中”S104”においてアプリケーション起動機構50は、検査実行結果を分析してOSやハードウェアが動作条件を満足しているか否かを判断し、もし、OSやハードウェアが動作条件を満足していると判断した場合には、図4中”S105”においてアプリケーション起動機構50は起動要求のあったアプリケーションを起動する。
もし、図4中”S104”においてOSやハードウェアが動作条件を満足していないと判断した場合には、図4中”S106”においてアプリケーション起動機構50は、ユーザ若しくは外部システムに対してアプリケーションの起動のエラー通知を行う。
例えば、アプリケーション起動機構50を構成する動作条件検査実行機能7は、検査機能9から取得した検査実行結果に基づきOSやハードウェアが動作条件を満足しているか否かを判断し、アプリケーション起動機能6に通知する。
そして、例えば、アプリケーション起動機構52を構成するアプリケーション起動機能6は、もし、OSやハードウェアが動作条件を満足している通知を得た場合に図7中”ST71”に示すように起動要求のあったアプリケーション”AP41”を起動させる。
そして、例えば、アプリケーション起動機構52を構成するアプリケーション起動機能6は、もし、OSやハードウェアが動作条件を満足していない通知を得た場合にコンピュータ等に対してアプリケーションの起動のエラー通知を行う。
この結果、アプリケーション起動機構52が起動要求のあったアプリケーションの動作条件を取得し、アプリケーションを起動させるOSやハードウェアが動作条件を満足しているかを検査し、動作条件が満足された場合にのみ起動要求のあったアプリケーションを起動させることにより、既に動作している他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能になる。
なお、図1に示す実施例において、検査機能9は、前述のように動作条件の検査を行う場合、ハードウェアの資源(例えば、CPU利用率、メモリ使用量、通信帯域制限等)の予約や、他のアプリケーションの接続受付の予約が可能であれば予約処理を行う。
この場合には、動作条件検査時の状態と、実際の起動時の状態との違いを抑制することが可能になる。
また、動作条件の事前検査の結果、OSやハードウェアが動作条件を満足していない場合には、先に予約処理したハードウェアの資源等の予約をキャンセルすることにより、無駄な資源の占有等を防止することができる。
また、図1に示す実施例においてアプリケーション起動機構50(具体的には、検査機能9)は、1つのアプリケーション”AP41”に対する起動処理を行っているが、勿論、複数のアプリケーションで検査機能9を共有しても構わない。
この場合には、アプリケーション毎に検査機能を開発してアプリケーション起動機構50に実装する必要性がなくなり、開発効率が向上する。
本発明に係るアプリケーション起動方法を用いた装置の一実施例を示す構成ブロック図である。 インストールされたアプリケーションとコンピュータの資源等との関係を示す説明図である。 アプリケーション起動機構の具体例を示す説明図である。 アプリケーション起動機構の動作を説明するフロー図である。 動作条件の取得を説明する説明図である。 検査機能リストの一例を説明する説明図である。 アプリケーションの起動を説明する説明図である。 従来の分散コンピューティング環境下におけるアプリケーション起動方法の一例を示す構成ブロック図である。 コンピュータにインストールされるアプリケーションの状況を説明する説明図である。 コンピュータ上で起動されるアプリケーションの動作を説明するフロー図である。 インストールされたアプリケーションとコンピュータの資源等との関係を示す説明図である。
符号の説明
1,2,3 サーバ
4,5 コンピュータ
6 アプリケーション起動機能
7 動作条件検査実行機能
8 検査機能選択ルール
9 検査機能
50 アプリケーション起動機構
100 ネットワーク

Claims (9)

  1. 分散コンピューティング環境下に存在するアプリケーションの起動方法であって、
    アプリケーション起動機構が、
    起動要求のあったアプリケーションの動作条件を取得し、
    前記アプリケーションを起動させるオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しているかを検査し、
    前記動作条件が満足された場合に起動要求のあった前記アプリケーションを起動させることを特徴とするアプリケーション起動方法。
  2. 前記アプリケーション起動機構が、
    前記動作条件が満足されない場合にエラー通知を行うことを特徴とする
    請求項1記載のアプリケーション起動方法。
  3. 前記アプリケーション起動機構が、
    前記動作条件の検査時に、ハードウェアの資源の予約の処理、或いは、他のアプリケーションの接続受付の予約の処理を行うことを特徴とする
    請求項1記載のアプリケーション起動方法。
  4. 前記アプリケーション起動機構が、
    前記アプリケーションを起動させるオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しない場合に前記予約をキャンセルすることを特徴とする
    請求項3記載のアプリケーション起動方法。
  5. 分散コンピューティング環境下に存在するアプリケーションの起動装置において、
    起動要求のあったアプリケーションの動作条件を取得し、前記アプリケーションを起動させるオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しているかを検査し、前記動作条件が満足された場合に起動要求のあった前記アプリケーションを起動させるコンピュータ
    を備えたことを特徴とするアプリケーション起動装置。
  6. 前記コンピュータが、
    アプリケーションの起動要求があったと判断した場合に前記動作条件の取得を要求し、前記動作条件が満足している旨の通知を得た場合に起動要求のあった前記アプリケーションを起動させるアプリケーション起動機能と、
    動作条件の取得の要求を受けた場合に前記動作条件を取得し、検査機能選択ルールに基づき検査機能リストから選択して動作条件の検査を要求し、取得した検査実行結果に基づき前記動作条件が満足しているか否かを判断して前記アプリケーション起動機能に通知する動作条件検査実行機能と、
    動作条件の検査の要求を受けた場合に前記動作条件を解釈してオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しているか否かの検査を実行すると共に前記検査実行結果を前記動作条件検査実行機能に対して提供する検査機能と
    を備えたことを特徴とする
    請求項5記載のアプリケーション起動装置。
  7. 前記アプリケーション起動機能が、
    前記動作条件が満足されない旨の通知を得た場合にエラー通知を行うことを特徴とする
    請求項6記載のアプリケーション起動装置。
  8. 前記検査機能が、
    前記動作条件の検査時に、ハードウェアの資源の予約の処理、或いは、他のアプリケーションの接続受付の予約の処理を行うことを特徴とする
    請求項6記載のアプリケーション起動装置。
  9. 前記検査機能が、
    前記アプリケーションを起動させるオペレーティングシステムやハードウェアが前記動作条件を満足しない場合に前記予約をキャンセルすることを特徴とする
    請求項8記載のアプリケーション起動方法。
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