JP2006245804A - コンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

コンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006245804A
JP2006245804A JP2005056251A JP2005056251A JP2006245804A JP 2006245804 A JP2006245804 A JP 2006245804A JP 2005056251 A JP2005056251 A JP 2005056251A JP 2005056251 A JP2005056251 A JP 2005056251A JP 2006245804 A JP2006245804 A JP 2006245804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
error correction
receiving
information
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005056251A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ouchi
宏之 大内
Masaru Takahashi
賢 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2005056251A priority Critical patent/JP2006245804A/ja
Publication of JP2006245804A publication Critical patent/JP2006245804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 ユニキャストあるいはマルチキャストに関わらず、利用可能な帯域が狭くなった場合に合わせることが可能で、帯域の変動に合わせた品質劣化を伴わずに高いレートのコンテンツの配信に変更できる。
【解決手段】 本発明は、コンテンツ配信中にコンテンツの受信状態がよいと判断され、一段上のレートが存在している場合には、一段上のレートでコンテンツ配信を行い、受信状態が悪いと判断された場合は元のレートでコンテンツ配信を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体にかかわり、特に、ネットワークの利用可能な帯域が変更するのに合わせて使用帯域を変更させてコンテンツを配信するコンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体に関する。
従来のネットワークの利用可能な帯域の変動に合わせて使用帯域を変更してコンテンツの配信を行う方法には、コンテンツの送信装置と端末装置が1対1でつながるユニキャストキャストの場合にあっては、端末装置がネットワークのトラヒックの変動等によりネットワークの利用可能な帯域が狭くなると、例えば、パケットロスが起きることから、コンテンツの送信装置に受信の不具合を伝え、コンテンツの送信装置がより低いレートのコンテンツに切り替える方法がある(例えば、特許文献1参照)。
また、コンテンツの配信装置と端末装置が1対1につながらないマルチキャストにあっては、コンテンツを受信している端末装置が、例えば、パケットロスが起きたことを配信ルートの途中に入るノード装置に通知し、本ノード装置が端末装置から送られてきたパケットロスの情報を管理し、当該管理結果をコンテンツの送信装置に通知することにより、コンテンツ送信装置が、受信状態が最悪の端末装置でも受信できるようにレートを下げて送信を行うと共に、パケットロス情報の管理結果に基づきロスしたパケットの再送信を行う方法がある(特許文献2参照)。
特開2004-048450号公報「ストリーム配信方法、クライアント端末、装置、システム及びポログラム並びに該プログラムを記録した記録媒体」 特開2002-314601号公報「受信状態報告方法、ノード装置及び受信装置」
しかしながら、上記従来のネットワークの利用可能な帯域の変動に合わせて使用帯域を変更してコンテンツの配信を行う方法にあっては、ネットワークの利用可能な帯域が狭くなった場合の対応方法であり、その変動に合わせて受信コンテンツの品質劣化を伴わずに使用する帯域を広げてコンテンツを配信することができないという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、ユニキャストあるいはマルチキャストに関わらず、利用可能な帯域が狭くなった場合に合わせられることは無論のこと、一時的に利用可能な帯域が狭くなり、その後利用可能な帯域が広くなった場合でも、その変動に合わせた品質劣化を伴わずに高いレートのコンテンツの配信に変更できるコンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)は、エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、端末装置及び課金サーバ装置を有し、通信ネットワークを用いてコンテンツを配信するコンテンツ配信システムであって、
エッジノード装置は、
誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第1コンテンツ転送手段と、
端末装置から送出されるコンテンツ受信状態情報に基づくコンテンツの受信状態を判断する第1コンテンツ受信状態判断手段と、
第1コンテンツ転送手段において該コンテンツを転送しているときに、第1コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が良いと判断され、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在する場合は、転送中の該コンテンツに誤り訂正をかけ、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第1誤り訂正コンテンツ送出手段と、
第1誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、第1コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が悪いと判断された場合は、誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第1コンテンツ戻し制御手段と、
第1誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、第1コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第1上段コンテンツ制御手段と、を有し、
コンテンツサーバ装置は、
誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第2コンテンツ転送手段と、
端末装置から送出されるコンテンツ受信状態情報を受信し、該コンテンツの受信状態を判断する第2コンテンツ受信状態判断手段と、
第2コンテンツ転送手段において、コンテンツを転送している時に、端末装置から送出される該コンテンツの受信状態を示すコンテンツ受信状態情報により第2コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が良いと判断され、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在する場合は、転送中の該コンテンツに誤り訂正をかけ、使用帯域の1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第2誤り訂正コンテンツ送出手段と、
第2誤り訂正コンテンツ送出手段において、コンテンツを送出あるいは転送している時に、第2コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が悪いと判断された場合は、誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第2コンテンツ戻し制御手段と、
第2誤り訂正コンテンツ送出手段において、コンテンツを送出あるいは、転送している時に、第2コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第2上段コンテンツ制御手段と、を有し、
コンテンツプロキシ装置は、
誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第3コンテンツ転送手段と、
端末装置が送出するコンテンツ受信状態情報に基づく、コンテンツの受信状態を判断する第3コンテンツ受信状態判断手段と、
第3コンテンツ受信状態判断手段において、受信状態が良いと判断され、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在する場合は、転送中の該コンテンツに誤り訂正をかけ、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第3誤り訂正コンテンツ送出手段と、
第3誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、第3コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が悪いと判断された場合は、誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第3コンテンツ戻し制御手段と、
第3コンテンツ受信状態判断手段において、受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上レートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第3上段コンテンツ制御手段と、を有し、
端末装置は、
コンテンツの受信状態を示すコンテンツ受信状態情報を送出するコンテンツ受信状態送出手段と、
エッジノード装置、乃至コンテンツサーバ装置、乃至コンテンツプロキシ装置と同期して誤り訂正をかけないコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
エッジノード装置、乃至コンテンツサーバ装置、乃至コンテンツプロキシ装置と同期して誤り訂正をかけたコンテンツを受信する誤り訂正コンテンツ受信手段と、を有する。
本発明(請求項2)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置は、
転送しているコンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に課金サーバ装置に送出する第1課金情報送出手段を有する。
本発明(請求項3)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置の第1コンテンツ受信状態判断手段において、
コンテンツ受信状態情報を受信するコンテンツサーバ装置乃至プロキシサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出されるコンテンツ受信状態情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、該コンテンツ受信状態情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置から当該エッジノード装置宛に送出されるコンテンツ受信状態情報を受信することにより、コンテンツの受信状態を判断する手段を含む。
本発明(請求項4)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツ受信状態情報は、
RTCPのRR、もしくは、NAKのうちの1つ以上であることを含む。
本発明(請求項5)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置の第1誤り訂正コンテンツ送出手段は、
当該エッジノード装置がコンテンツに誤り訂正をかけること、もしくはコンテンツサーバ装置から送出される誤り訂正をかけたコンテンツを受信し転送する手段を含む。
本発明(請求項6)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置の第1誤り訂正コンテンツ送出手段は、
誤り訂正をかけたコンテンツの送出あるいは転送にあっては、単一のセッションで送出あるいは、転送すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションを使い、送出あるいは、転送する手段を含む。
本発明(請求項7)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツサーバ装置は、
転送しているコンテンツの使用帯域の情報、あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に課金サーバ装置に送出する第2課金情報送出手段を備える。
本発明(請求項8)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツサーバ装置のコンテンツ受信状態情報は、
RTCPのRR、もしくはNAKのうちの1つ以上であることを含む。
本発明(請求項9)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツサーバ装置の第2誤り訂正コンテンツ送出手段は、
誤り訂正をかけたコンテンツの送出を行う際に、単一セッションで送出あるいは転送すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションを使い、送出あるいは転送する手段を含む。
本発明(請求項10)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置は、
転送しているコンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に、課金サーバ装置に送出する第3課金情報送出手段を備える。
本発明(請求項11)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置の第3コンテンツ受信状態判断手段は、
コンテンツ受信状態情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出されるコンテンツ受信状態情報を受信することにより、あるいは、端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出されるコンテンツ受信状態情報を受信することにより、コンテンツの受信状態を判断する手段を含む。
本発明(請求項12)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置のコンテンツ受信状態情報は、
RTCPのRR、もしくは、NAKのうちの1つ以上であることを含む。
本発明(請求項13)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置の第3誤り訂正コンテンツ送出手段は、
当該コンテンツプロキシ装置がコンテンツに誤り訂正をかけること、もしくは、コンテンツサーバ装置から送出される誤り訂正をかけたコンテンツを受信し、転送する手段を含む。
本発明(請求項14)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置の第3誤り訂正コンテンツ送出手段は、
誤り訂正をかけたコンテンツの送出あるいは、転送にあっては、単一のセッションで送出あるいは転送すること、あるいは誤り訂正データを別のセッションを使い送出あるいは転送する手段を含む。
本発明(請求項15)のコンテンツ配信システムにおいて、端末装置のコンテンツ受信状態送出手段は、
コンテンツ受信状態情報をエッジノード装置、あるいは、コンテンツサーバ装置に、あるいは、コンテンツプロキシ装置に送信する手段を含む。
本発明(請求項16)のコンテンツ配信システムにおいて、端末装置のコンテンツ受信状態情報は、
RTCPのRR、もしくはNAKのうちの1つ以上であることを含む。
本発明(請求項17)のコンテンツ配信システムにおいて、端末装置の誤り訂正コンテンツ受信手段は、
誤り訂正をかけたコンテンツの受信にあっては、単一のセッションにより受信すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションにより受信する手段を含む。
本発明(請求項18)のコンテンツ配信システムにおいて、端末装置の誤り訂正コンテンツ受信手段における同期とは、
誤り訂正をかけるとき、あるいは、誤り訂正を止めるときに通信ネットワークから事前に通知を受けて知ること、あるいは誤り訂正をかけたパケットの識別子をつけ、該識別子が付いていることで誤り訂正がかかっていることを知り、該識別子がなくなることで誤り訂正の止めを知ることを含む。
本発明(請求項19)は、端末装置、エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置及び課金サーバ装置からなり、通信ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配信システムであって、
端末装置は、
誤り訂正をかけないコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求を送出するコンテンツ転送要求送出手段と、
通信ネットワークから送出される誤り訂正をかけないコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
コンテンツの受信状態を判断するコンテンツ受信状態判定手段と、
コンテンツ受信手段において、コンテンツを受信している時に、コンテンツ受信状態判定手段において、受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域、あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を送出する誤り訂正コンテンツ送出要求送出手段と、
通信ネットワークから送出される誤り訂正をかけたコンテンツに同期してコンテンツを受信する誤り訂正コンテンツ受信手段と、
誤り訂正コンテンツ受信手段においてコンテンツを受信している時に、コンテンツ受信状態判定手段において受信状態が悪いと判断した場合は、誤り訂正をかけないコンテンツの受信に戻すことを要求するコンテンツ戻し要求情報を送出するコンテンツ戻し要求送出手段と、
誤り訂正コンテンツ受信手段においてコンテンツを受信しているときに、コンテンツ受信状態判定手段において受信状態が良いと判断した場合は、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を要求する上段コンテンツ要求情報を送出する上段コンテンツ要求送出手段と、を有し、
エッジノード装置は、
端末装置から送出される誤り訂正をかけていないコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求情報を受け付ける第1コンテンツ転送要求受信手段と、
第1コンテンツ転送要求受信手段によりコンテンツ転送要求情報を受け付けると誤り訂正をかけない該コンテンツを転送する第1コンテンツ転送手段と、
端末から送出される誤り訂正をかけた該コンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域、あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第1誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第1誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段と、
第1コンテンツ転送手段において、コンテンツを転送しているときに、第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段により該誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付けると1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在する場合は、誤り訂正をかけた該コンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第1誤り訂正コンテンツ送出手段と、
端末装置から送出される誤り訂正をかけない該コンテンツの受信に戻すことを要求するコンテンツ戻し要求情報を受け付ける第1コンテンツ戻し要求受信手段と、
第1誤り訂正コンテンツ送出手段において該コンテンツを送出あるいは転送しているときに、該第1コンテンツ戻し要求受信手段により該コンテンツ戻し要求情報を受け付けると誤り訂正をかけない該コンテンツの転送に戻す制御を行う第1コンテンツ戻し制御手段と、
端末装置から送出される、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を要求する上段コンテンツ要求情報を受け付ける第1上段コンテンツ要求受信手段と、
第1誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送している時に、第1上段コンテンツ要求受信手段により該上段コンテンツ要求情報を受け付けると誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第1上段コンテンツ制御手段と、を有し、
コンテンツサーバ装置は、
端末装置から送出される誤り訂正をかけていないコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求情報を受け付ける第2コンテンツ転送要求受信手段と、
第2コンテンツ転送要求受信手段によりコンテンツ転送要求情報を受け付けると誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第2コンテンツ転送手段と、
端末装置から送出される誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出、あるいは転送することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段と、
第2コンテンツ転送手段においてコンテンツを転送しているときに、第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段により、誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付けると、1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在する場合は、誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第2誤り訂正コンテンツ送出手段と、
端末装置から送出される誤り訂正をかけないコンテンツの受信に戻すことを要求するコンテンツ戻し要求情報を受け付ける第2コンテンツ戻し要求受信手段と、
第2誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送している時に、第2コンテンツ戻し要求受信手段によりコンテンツ戻し要求情報を受け付けると誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第2コンテンツ戻し制御手段と、
端末装置から送出される、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を要求する上段コンテンツ要求情報を受け付ける第2上段コンテンツ要求受信手段と、
第2誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、第2上段コンテンツ要求受信手段により上段コンテンツ要求情報を受け付けると、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第2上段コンテンツ制御手段と、を有し、
コンテンツプロキシ装置は、
端末装置から送出される誤り訂正をかけていないコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求情報を受け付ける第3コンテンツ転送要求受信手段と、
第3コンテンツ転送要求受信手段によりコンテンツ転送要求情報を受け付けると誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第3コンテンツ転送手段と、
端末装置から送出される誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは、転送することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段と、
第3コンテンツ転送手段においてコンテンツを転送している時に、第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段により誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付けると、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在する場合は、誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第3誤り訂正コンテンツ送出手段と、
端末装置から送出される誤り訂正をかけないコンテンツの受信に戻すことを要求するコンテンツ戻し要求情報を受け付ける第3コンテンツ戻し要求受信手段と、
第3誤り訂正コンテンツ送出手段において、コンテンツを送出あるいは転送しているときに、第3のコンテンツ戻し要求受信手段により該コンテンツ戻し要求情報を受け付けると、誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第3コンテンツ戻し制御手段と、
端末装置から送出される誤り訂正を止める共に、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を要求する上段コンテンツ要求情報を受け付ける第3上段コンテンツ要求受信手段と、
第3誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、第3上段コンテンツ要求受信手段に上段コンテンツ要求情報を受け付けると誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を制御する第3上段コンテンツ制御手段と、を有する。
本発明(請求項20)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置は、
転送しているコンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報とともに課金サーバ装置に送出する第1課金情報送出手段を有する。
本発明(請求項21)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置の第1コンテンツ転送要求受信手段は、
コンテンツ転送要求情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出されるコンテンツ転送要求情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、コンテンツ転送要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置から当該エッジノード装置宛に送出される該コンテンツ転送要求情報を受信する手段を含む。
本発明(請求項22)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置の第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段は、
誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出される誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、誤り訂正コンテンツ送出要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置から当該エッジノード装置宛に送出される誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信する手段を含む。
本発明(請求項23)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置の第1コンテンツ戻し要求受信手段は、
コンテンツ戻し要求情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出される該コンテンツ戻し要求情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、該コンテンツ戻し要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置から当該エッジノード装置宛に送出される該コンテンツ戻し要求情報を受信する手段を含む。
本発明(請求項24)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置の第1上段コンテンツ要求受信手段は、
上段コンテンツ要求情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出される上段コンテンツ要求情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、上段コンテンツ要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置から当該エッジノード装置宛に送出される上段コンテンツ要求情報を受信する手段を含む。
本発明(請求項25)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置の第1誤り訂正コンテンツ送出手段は、
当該エッジノード装置がコンテンツに誤り訂正をかけること、もしくは、コンテンツサーバ装置から送出される誤り訂正をかけたコンテンツを受信し、転送する手段を含む。
本発明(請求項26)のコンテンツ配信システムにおいて、エッジノード装置の第1誤り訂正コンテンツ送出手段は、
誤り訂正をかけたコンテンツの送出あるいは転送にあっては、単一のセッションで送出あるいは転送すること、あるいは、誤り訂正データの別のセッションを使い、送出あるいは転送する手段を含む。
本発明(請求項27)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツサーバ装置は、
転送しているコンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に課金サーバ装置に転送する第2課金情報送出手段を有する。
本発明(請求項28)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツサーバ装置の第2誤り訂正コンテンツ送出手段は、
誤り訂正をかけたコンテンツの送出にあたっては、単一のセッションで送出あるいは転送すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションを使い、送出するあるいは転送する手段を含む。
本発明(請求項29)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置は、
転送しているコンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に、課金サーバ装置に送出する第3課金情報送出手段を有する。
本発明(請求項30)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置の第3コンテンツ転送要求受信手段は、
コンテンツ転送要求情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出されるコンテンツ転送要求情報を受信することにより、あるいは、端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出されるコンテンツ転送要求情報を受信する手段を含む。
本発明(請求項31)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置の第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段は、
誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信することにより、あるいは、端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信する手段を含む。
本発明(請求項32)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置の第3コンテンツ戻し要求受信手段は、
コンテンツ戻し要求情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出されるコンテンツ戻し要求情報を受信することにより、あるいは、端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出されるコンテンツ戻し要求情報を受信する手段を含む。
本発明(請求項33)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置の第3上段コンテンツ要求受信手段は、
上段コンテンツ要求情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される該上段コンテンツ要求情報を受信することにより、あるいは、端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される上段コンテンツ要求情報を受信する手段を含む。
本発明(請求項34)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置の第3誤り訂正コンテンツ送出手段は、
当該コンテンツプロキシ装置がコンテンツに誤り訂正をかけること、もしくは、コンテンツサーバ装置から送出される誤り訂正をかけたコンテンツを受信し、転送する手段を含む。
本発明(請求項35)のコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツプロキシ装置の第3誤り訂正コンテンツ送出手段は、
誤り訂正をかけたコンテンツの送出あるいは転送にあっては、単一のセッションで送出あるいは転送すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションを使い送出あるいは転送する手段を含む。
本発明(請求項36)のコンテンツ配信システムにおいて、端末装置のコンテンツ転送要求送出手段は、
コンテンツ転送要求情報をエッジノード装置、コンテンツサーバ装置、または、コンテンツプロキシ装置に送出する手段を含む。
本発明(請求項37)のコンテンツ配信システムにおいて、端末装置の誤り訂正コンテンツ送出要求手段は、
誤り訂正コンテンツ送出要求情報をエッジ装置、コンテンツサーバ装置、または、コンテンツプロキシ装置に送出する手段を含む。
本発明(請求項38)のコンテンツ配信システムにおいて、端末装置のコンテンツ戻し要求送出手段は、
コンテンツ戻し要求情報をエッジノード装置、コンテンツサーバ装置、または、コンテンツプロキシ装置に送出する手段を含む。
本発明(請求項39)のコンテンツ配信システムにおいて、端末装置の上段コンテンツ要求送出手段は、
上段コンテンツ要求情報をエッジノード装置、コンテンツサーバ装置または、コンテンツプロキシ装置に送出する手段を含む。
本発明(請求項40)は、エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、端末装置及び課金サーバ装置を有し、通信ネットワークを用いてコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
請求項1乃至39記載のエッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、端末装置、課金サーバ装置毎のそれぞれの機能を、プログラムとして構築し、コンピュータに実行させるプログラムである。
本発明(請求項41)は、エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、端末装置及び課金サーバ装置を有し、通信ネットワークを用いてコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
請求項1乃至39記載のエッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、端末装置、課金サーバ装置毎のそれぞれの手段を、コンピュータに実行させるプログラムを格納した記憶媒体である。
上記のように、本発明によれば、利用者にとって、
(1)レートの制御の際に視聴品質が劣化しない。
(2)種々のネットワーク環境を有するユーザに一律にコンテンツを配信することができるようになる。
(3)安定した品質のコンテンツを提供できるようになる。
また、コンテンツ提供者にとって、
(1)利用者の通信環境を気にせずにコンテンツの提供ができる。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるシステム構成図である。
同図に示すシステムは、基幹網1、アクセス網2a、2b及び2c(どのアクセス網であるかを特定しないときはアクセス網2と称する。以下同様)と、エッジノード装置3a,3b及び3c(どのエッジノード装置であるかを特定しないときはエッジノード装置3と称する。以下同様)と、コンテンツサーバ装置4と、コンテンツプロキシ装置5、課金サーバ6、端末装置7a及び7b(どの端末装置であるかを特定しないときは端末装置7と称する。以下同様)と、を有する。
アクセス網2a,2b及び2cは、それぞれエッジノード装置3a,3b及び3cを介して基幹網1に接続される。端末装置7a,7b及びコンテンツサーバ装置4は、それぞれアクセス網2a,2b及び2cに接続され、コンテンツプロキシ装置5及び課金サーバ装置6は基幹網1に直接あるいは、別の網を介して接続されている。
次に、本システムにおける構成装置の機能及び構成装置間の接続について説明する。
図2は、図1のシステム構成における装置の機能及び構成装置間の接続例を示す図である。同図は、マルチキャストパケットが、コンテンツサーバ装置4、アクセス網2c、エッジノード装置3c、エッジノード3a及び3bに伝送され、さらにエッジノード装置3aからアクセス網2aを介して端末装置7aに、またエッジノード装置3bからアクセス網2bを介して端末装置7bに配信されることを示している。また、同図は、マルチキャストパケットが、コンテンツプロキシ装置5から配信されることがあること、また、エッジノード装置3a及び3bは、課金情報を課金サーバ装置6に送出することを示している。
本システムにおける構成装置の機能をエッジノード装置3aが端末装置7aにコンテンツを配信する場合を例に説明する。
エッジノード装置3aは、第1コンテンツ受信状態判断部35a、第1コンテンツ転送部31a、第1誤り訂正コンテンツ送出部32a、第1コンテンツ戻し制御部33a、第1上端コンテンツ制御部34aとを有する。
第1コンテンツ受信状態判断部35aは、端末装置7aから送出されるコンテンツの受信状態を示すコンテンツ受信状態情報に基づき、コンテンツの受信状態を判断する第1コンテンツ受信状態判断手段として機能する。
第1コンテンツ転送部31aは、誤り訂正をかけないコンテンツを転送すると共に、コンテンツの転送中であって第1コンテンツ受信状態判断部35aにて受信状態が悪いと判断された場合に使用帯域の狭いコンテンツを転送する制御を行う第1コンテンツ転送手段として機能する。
第1誤り訂正コンテンツ送出部32aは、誤り訂正をかけないコンテンツの転送中であって第1コンテンツ受信状態判断部35aにて受信状態が良いと判断された場合は、さらに送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在するときは、転送中のコンテンツに誤り訂正をかけると共に、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げ、端末装置7aと同期をとって送出、あるいは転送する第1誤り訂正コンテンツ送出手段として機能する。
第1コンテンツ戻し制御部33aは、第1誤り訂正コンテンツ送出部32aにてコンテンツの送出、あるいは転送中であって第1コンテンツ受信状態判断部35aにて受信状態が悪いと判断された場合は、誤り訂正をかけていないコンテンツの転送に戻す制御を行う第1コンテンツ戻し制御手段として機能する。
第1上端コンテンツ制御部34aは、第1誤り訂正コンテンツ送出部32aにてコンテンツの送出あるいは転送中であって第1コンテンツ受信状態判断部35aにて受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御行う第1上段コンテンツ制御手段として機能する。
端末装置7aは、コンテンツ受信状態送出部73a、コンテンツ受信部71a、訂正コンテンツ受信部72aを有する
コンテンツ受信状態送出部73aは、コンテンツの受信状態を示すコンテンツ受信状態情報を送出するコンテンツ受信状態送出手段として機能する。
コンテンツ受信部71aは、エッジノード装置3aから送出される誤り訂正をかけていないコンテンツを受信するコンテンツ受信手段として機能する。
訂正コンテンツ受信部72aは、エッジノード装置3aから送出される誤り訂正をかけたコンテンツに同期してコンテンツを受信する誤り訂正コンテンツ受信手段として機能する。
上記に述べたエッジノード装置3aと端末装置7aとの機能により、図2の(B)に示したとおり、例えば、アクセス網2aの利用可能な帯域がV字型に変動した場合、利用可能な帯域が狭くなったときにはそれに応じて使用帯域を狭くし、また、利用可能な帯域が広くなったときにはそれに応じて品質劣化を伴わず使用帯域を広くすることが可能になる。
また、エッジノード装置3aは、転送あるいは送出したコンテンツの帯域の情報あるいは使用帯域の情報を使用時間の情報と共に課金情報として課金サーバ装置6に送出する第1課金情報送出手段として機能する第1課金情報送出部35aを含むものである。
また、エッジノード装置3aの第1コンテンツ受信状態判断部35aは、コンテンツ受信状態情報を受信するコンテンツサーバ装置4からエッジノード装置3a宛に送出されるコンテンツ受信状態情報を受信することにより、あるいは、コンテンツ受信状態情報のパケットであることをパケットのヘッダにより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置7aからエッジノード装置3a宛に送出されるコンテンツ受信状態情報を受信することにより、コンテンツの受信状態を判断することを含むものである。
また、エッジノード装置3aの第1誤り訂正コンテンツ送出部32aは、第1誤り訂正コンテンツ送出部32aにおいて誤り訂正を行うこと、もしくは、コンテンツサーバ装置4から送出される誤り訂正をかけたコンテンツを受信し、転送することを含むものである。
また、エッジノード装置3aの第1誤り訂正コンテンツ送出部32aが送出あるいは、転送し、端末装置7aの誤り訂正コンテンツ受信部72aが受信する誤り訂正をかけたコンテンツは、単一のセッションで送出あるいは転送し、受信すること、または、誤り訂正データを別のセッションを使い送出あるいは転送し、受信することを含むものである。
また、エッジノード装置3aの第1誤り訂正コンテンツ送出部32aと端末装置7aの誤り訂正コンテンツ受信部72aとの同期とは、誤り訂正をかけるとき、あるいは、誤り訂正を止めるときに通信ネットワークから事前に通知を受けて知ること、あるいは、誤り訂正をかけたパケットに識別子を付け、識別子が付いていることで誤り訂正がかかっていることを知り、識別子が無くなることで誤り訂正の止めを知ることを含むものである。
また、端末装置7aのコンテンツ受信状態送出部73aが送出し、エッジノード装置3aの第1コンテンツ受信状態判断部35aが受け取るコンテンツ受信状態情報とは、RTCP(Real-time Transport Protocol Control Protocol)のRR(Receiver Report)、もしくは、NAK(Negative Acknowledgement)のうちの1つ以上であることを含むものである。
次に、本システムにおける利用可能な帯域に応じて使用帯域を制御するコンテンツ制御について詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施の形態における図2のコンテンツ制御の概念を説明するための図である。
同図は、階層化コンテンツの場合を例に示している。階層化コンテンツは、最下位のレートのデータ(L1と称する。以下同様)、最上位のレートのデータ(L3と称する。以下同様)、中間のレートのデータ(L2と称する。以下同様)の3階層としている。
コンテンツサーバ装置4から、全階層のデータL1〜L3がエッジノード装置3を経由して、図3の上段に示したとおり、端末装置7に配信されていた場合を元に説明する。
この状態で端末装置7からコンテンツの受信状態を示すコンテンツ受信状態情報として、例えば、RTCPのRRにより“パケットロス有り”が送出されると、エッジノード装置3は、“パケットロス有り”を受け取り、コンテンツの受信状態が悪いと判断し、L3の転送を止め、L1及びL2の転送を行う。なおも、端末装置7から“パケットロス有り”が送出されると、L2の転送も止め、L1のみの転送とする。L1のみの転送で“パケットロスなし”が送出され、この状態が所定の時間続くと、利用可能な帯域が、L1が接続できる状態にとどまっているか、あるいは広がっているかのいずれかの状態となることから、いずれの状態であってもL1の転送に影響が出ないようにし、即ち、品質劣化が起こらないようにし、また、ネットワークに余計な負荷をかけないようにし、さらに、利用可能な帯域が広がっていれば、その確認を行うことが必要になり、このために、L1に誤り訂正をかけると共に、使用帯域をL2が流れるまでの帯域に広げて送出することを行う。誤り訂正をかけたL1の送出にあたっては、端末装置7と同期をとり、端末装置7が誤り訂正をかけたデータを受信できるようにするため、例えば、送出に先立ち誤り訂正開始信号を送出する。前述したいずれの状態にあるのかの判断及び対応についてさらに詳しく説明する。
まず、利用可能な帯域がL1のみが転送できる状態に留まっていた場合について説明する。
この場合は、端末装置7は、コンテンツ受信状態情報として“パケットロス有り”を送出することになるので、エッジノード装置3は、“パケットロス有り”を受け取り、誤り訂正をかけ、帯域を広げて送出することを止める。なお、端末装置7にあっては、L1に誤り訂正がかかっているので、例えパケットロスがあってもL1データの使用帯域のパケット数は端末装置7で受信できているため、L1を復号、再生することができることになり、品質劣化を起こすことはない。
利用可能な帯域が広がっていた場合は、端末装置7は、コンテンツ受信状態情報として“パケットロスなし”を送出するので、エッジノード装置3は、“パケットロスなし”を受け取り、利用可能な帯域が広がったと判断し、L1に誤り訂正をかけるのを止めると共に、L1及びL2を転送する。L1及びL2の転送で“パケットロスなし”を受け取り、この状態が所定の時間続くと、更に利用可能な帯域が広がったと判断し、上記に記述したのと同様な手順により、L1、L2及びL3を転送する。なお、L1〜L3を転送した後であっても“パケットロスなし”を受け取ることになるが、更に送出対象となる1段上のレートのデータが存在しないのでそのままの状態に留まることになる。
次に、本システムにおける装置の構成について説明する。
図4は、本発明の一実施の形態における装置構成図(エッジノード装置・端末装置)である。
エッジノード装置3は、第1コンテンツ転送部31、第1誤り訂正コンテンツ送出部32、第1コンテンツ戻し制御部33、第1上段コンテンツ制御部34、第1コンテンツ受信状態判断部35、第1課金情報送出部36から構成される。各部については既に説明しているので詳細な説明は省略する。
また、第1コンテンツ受信状態判断部35は、判断結果を第1コンテンツ転送部31〜第1上段コンテンツ制御部34に伝える。
また、第1コンテンツ転送部31及び第1誤り訂正コンテンツ送出部32は、転送あるいは送出したコンテンツの帯域の情報、あるいは、使用帯域の情報を時間情報と共に第1課金情報送出部36に伝える。
端末装置7は、コンテンツ受信部71、誤り訂正コンテンツ受信部72、コンテンツ受信状態送出部73から構成される。各部については既に説明しているので詳細な説明については省略する。
次に、上記の構成におけるエッジノード装置3の処理について説明する。
図5は、本発明の一実施の形態におけるエッジノード装置の動作のフローチャートである。
第1コンテンツ転送部31が誤り訂正をかけていないコンテンツを転送し(ステップA1)、コンテンツの転送中に第1コンテンツ受信状態判断部35から受信状態が悪いとした判断が伝わると(ステップA2)、使用帯域を狭くしたコンテンツ転送の制御を行い(ステップA3)、ステップA1の前に戻る。
一方、ステップA2において、受信状態が良いとした判断が伝わると、第1誤り訂正コンテンツ送出部32が、更に送出対象となる1段上のレートのコンテンツ、あるいは、1段上のレートのデータが存在するか否かを判断し(ステップA4)、存在しないときは、これ以降の処理を進める必要がないのでステップA1の前に戻る。
一方、ステップA4において存在するときは、第1誤り訂正コンテンツ送出部32が誤り訂正をかけてコンテンツを送出することを伝える制御信号を送出し(ステップA5)、転送中のコンテンツに誤り訂正をかけると共に使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出し(ステップA6)、誤り訂正をかける帯域を広げたコンテンツの送出中に第1コンテンツ受信状態判断部35から受信状態が悪いとした判断が伝わると(ステップA7)、誤り訂正を止める制御信号を送出し(ステップA8)、第1コンテンツ戻し制御部33が誤り訂正をかける前のコンテンツの転送状態に戻す制御を行う(ステップA9)。
一方、ステップA7において受信状態が良いとした判断が伝わると、誤り訂正を止める制御信号を送出し(ステップA10)、第1上段コンテンツ制御部34が1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送状態にする制御を行う(ステップA11)。
次に、本システムにおける端末装置7の処理について説明する。
図6は、本発明の一実施の形態における端末装置の動作のフローチャートである。
コンテンツ受信部71が誤り訂正をかけていないコンテンツを受信し(ステップB1)、コンテンツ受信状態送出部73が、コンテンツ受信状態情報を送出し(ステップB2)、誤り訂正コンテンツ受信部72がエッジノード装置3の第1誤り訂正コンテンツ送出部32から送られてくる誤り訂正をかけてコンテンツを送出することを伝える制御信号を受信すると(ステップB3)、誤り訂正をかけたコンテンツの受信に入る(ステップB4)。
一方、ステップB4において、エッジノード装置3から誤り訂正をかけてコンテンツを送出することを伝える制御信号が送られてこないときは、誤り訂正をかけていないコンテンツの受信状態に留まることになり、ステップB1の前に戻る。エッジノード装置3から誤り訂正をかけたコンテンツが送出されてくると、誤り訂正コンテンツ受信部72が受信し、コンテンツ受信状態送出部73がコンテンツ受信状態情報を送出し(ステップB5)、誤り訂正コンテンツ受信部72がエッジノード装置3から送られてくる誤り訂正を止めることを伝える制御信号を受信し(ステップB6)、誤り訂正をかけていないコンテンツの受信状態に戻る。
次に、上記に述べた本システムにおける動作を説明することにより、本発明の方法を説明する。
図7は、本発明の一実施の形態のシステムにおけるシーケンスチャートである。
同図は、コンテンツサーバ装置4、課金サーバ装置6、エッジノード装置3、端末装置7との間のシーケンスである。
ここでは、エッジノード装置3がコンテンツ受信状態情報のパケットであることをパケットのヘッダより認識して取り込むこと、また、コンテンツの誤り訂正はエッジノード装置3がかけること、また、誤り訂正をかけたコンテンツの送出は単一のセッションで送出することを条件にしている。
それまでにエッジノード装置3にコンテンツが配信されているときに(ステップC1)、端末装置7がコンテンツ利用の申し込みをエッジノード装置3に送信する(ステップC2)。エッジノード装置3が端末装置7に誤り訂正をかけていないコンテンツを転送し(ステップC3)、端末装置7が本コンテンツを受信し、コンテンツ受信状態情報を送出すると(ステップC4)、エッジノード装置3が本コンテンツ受信状態情報のパケットであることをパケットのヘッダより認識して取り込み、コンテンツ受信状態情報から受信状態が悪いと判断されると、使用帯域の狭いコンテンツを端末装置7に転送し(ステップC5)、端末装置7が本コンテンツを受信し、コンテンツ受信状態情報をエッジノード装置3に送出する(ステップC6)。エッジノード装置3が本コンテンツ受信状態情報を取り込み、受信状態が良いと判断すると、送出中のコンテンツに誤り訂正をかけると共に、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて端末装置7に送出し(ステップC7)、端末装置7が本コンテンツを受信し、コンテンツ受信状態情報をエッジノード装置3に送出する(ステップC8)。エッジノード装置3が本コンテンツ受信状態情報を取り込み、受信状態が良いと判断すると、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のデータを含むコンテンツを端末装置7に転送する(ステップC9)。端末装置7が本コンテンツを受信し、コンテンツ受信状態情報をエッジノード装置3に送出すると(ステップC10)、エッジノード装置3が本コンテンツ受信状態情報を取り込み、受信状態が良いと判断しても、更に送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在しないので、これ以上の処理は進まないことになる。
端末装置7がコンテンツ利用終了をエッジノード装置3に送信し、終了する(ステップC11)。
また、ステップC12として、エッジノード装置3の第1課金情報送出部36が転送あるいは送出したコンテンツの帯域の情報あるいは使用帯域の情報を、使用時間の情報と共に課金情報として課金サーバ装置6に送出することを含むものである。
[第1の実施例]
以下に、本発明の第1の実施例について図面を参照して説明する。
図8は、本発明の第1の実施例における装置構成の機能及び構成装置間の接続例を示す図である。
図2との違いは、図2がマルチキャストによりコンテンツを配信していることに対し、本実施例では、ユニキャストキャストによりコンテンツを配信していることである。
図8は、ユニキャストキャストパケットが、1つの配信ルートとしては、コンテンツサーバ装置4、アクセス網2c、エッジノード装置3c、基幹網1及びエッジノード装置3aに伝送され、さらに、エッジノード装置3aからアクセス網2aを介して端末装置7aに配信され、もう1つの配信ルートは、コンテンツサーバ装置4、アクセス網2c、エッジノード装置3c、基幹網1、エッジノード装置3bに伝送され、さらに、エッジノード装置3bからアクセス網2bを介して端末装置7bに配信されることを示している。
また、ユニキャストパケットが、コンテンツプロキシ装置5から配信されることがあることを示している。また、利用可能な帯域の変動に応じてコンテンツの配信ができるようにするコンテンツ制御をエッジノード装置3、あるいは、コンテンツサーバ装置4、あるいは、コンテンツプロキシ装置5に持つことができることを示している。これにより、本コンテンツ制御をエッジノード装置3が持った場合は、エッジノード装置3から課金情報を課金サーバ装置6に送出し、コンテンツサーバ装置4が持った場合は、コンテンツサーバ装置4から課金情報を課金サーバ装置6に送出し、コンテンツプロキシ装置5が持った場合はコンテンツプロキシ装置5から課金情報を課金サーバ装置6に送出することを示している。
第1の実施例における装置の機能を端末装置7aにコンテンツを配信する場合を例に説明する。なお、図2に示したものと同一または、同等な構成要素については、同一の符号を付与するものとし、詳細な説明については省略するものとする。
コンテンツサーバ装置4は、第2コンテンツ受信状態判断部45、第2コンテンツ転送部41、第2誤り訂正コンテンツ送出部42、第2コンテンツ戻し制御部43、第2上段コンテンツ制御部44を有する。
第2コンテンツ受信状態判断部45は、端末装置7aから送出されるコンテンツの受信状態を示すコンテンツ受信状態情報を受信し、必要によりエッジノード装置3あるいはコンテンツプロキシ装置5に転送し、コンテンツの受信状態を判断する第2コンテンツ受信状態判断手段として機能する。
第2コンテンツ転送部41は、誤り訂正をかけないコンテンツを転送すると共にコンテンツの転送中であって第2コンテンツ受信状態判断部45にて受信状態が悪いと判断された場合に使用帯域の狭いコンテンツを転送する制御を行う第2コンテンツ転送手段として機能する。
第2誤り訂正コンテンツ送出部42は、誤り訂正をかけないコンテンツの転送中であって第2コンテンツ受信状態判断部45にて受信状態が良いと判断された場合は、更に送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在するときには、転送中のコンテンツに誤り訂正をかけると共に使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げ、端末装置7aと同期をとって送出あるいは転送する第2誤り訂正コンテンツ送出手段として機能する。
第2コンテンツ戻し制御部43は、第2誤り訂正コンテンツ送出部42にてコンテンツの送出あるいは転送中であって第2コンテンツ受信状態判断部45にて受信状態が悪いと判断された場合は、誤り訂正をかけていないコンテンツの転送に戻す制御を行う第2コンテンツ戻し制御手段として機能する。
第2上段コンテンツ制御部44は、第2誤り訂正コンテンツ送出部42にてコンテンツの送出あるいは転送中であって第2コンテンツ受信状態判断部45にて受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第2上段コンテンツ制御手段として機能する。
コンテンツプロキシ装置5は、第3コンテンツ受信状態判断部55、第3コンテンツ転送部51、第3誤り訂正コンテンツ送出部52、第3コンテンツ戻し制御部53、第3コンテンツ制御部54を有する。
第3コンテンツ受信状態判断部55は、端末装置7aから送出されるコンテンツの受信状態を示すコンテンツ受信状態情報を受け取り、コンテンツの受信状態を判断する第3コンテンツ受信状態判断手段として機能する。
第3コンテンツ転送部51は、誤り訂正をかけていないコンテンツを転送すると共に、コンテンツの転送中であって第3コンテンツ受信状態判断部55にて受信状態が悪いと判断した場合に使用帯域の狭いコンテンツを転送する制御を行う第3コンテンツ転送手段として機能する。
第3誤り訂正コンテンツ送出部52は、誤り訂正をかけていないコンテンツの転送中であって第3コンテンツ受信状態判断部55にて受信状態が良いと判断された場合は、更に送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在するときは、転送中のコンテンツに誤り訂正をかけると共に、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げ、端末装置7aと同期をとり、送出あるいは転送する第3誤り訂正コンテンツ送出手段として機能する。
第3コンテンツ戻し制御部53は、第3誤り訂正コンテンツ送出部52にてコンテンツの送出あるいは転送中であって第3コンテンツ受信状態判断部55にて受信状態が悪いと判断した場合は、誤り訂正をかけていないコンテンツの転送に戻す制御を行う第3コンテンツ戻し制御手段として機能する。
第3上段コンテンツ制御部54は、第3誤り訂正コンテンツ送出部52にてコンテンツの送出あるいは転送中であって、第3コンテンツ受信状態判断部55にて受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第3上段コンテンツ制御手段として機能する。
端末装置7aは、図2と同じであるため説明を省略する。
上記の述べたエッジノード装置3a、コンテンツサーバ装置4、あるいはコンテンツプロキシ装置5と端末装置7aの機能により、図8(B)に示したとおり、例えば、アクセス網2aの利用可能な帯域がV字型に変動した場合、利用可能な帯域が狭くなったときにはそれに応じて使用する使用帯域を狭くし、また、利用可能な帯域が広くなったときには、それに応じて品質劣化を伴わず使用帯域を広くすることが可能になる。
また、コンテンツサーバ装置4及びコンテンツプロキシ装置5は、転送あるいは送出したコンテンツの帯域の情報あるいは、使用帯域の情報を使用時間の情報と共に課金情報として課金サーバ装置6に送出する第2課金情報送出手段として機能する第2課金情報送出部46、及び、第3課金情報送出手段として機能する第3課金情報送出部56を含むものである。
また、コンテンツプロキシ装置5の第3コンテンツ受信状態判断部55は、コンテンツ受信状態情報を受信するコンテンツサーバ装置4からコンテンツプロキシ装置5宛に送出されるコンテンツ受信状態情報を受信することにより、あるいは、端末装置7aからコンテンツプロキシ装置5宛に送出されるコンテンツ受信状態情報を受信することによりコンテンツの受信状態を判断することを含む。
また、コンテンツプロキシ装置5の第3誤り訂正コンテンツ送出部52は、第3誤り訂正コンテンツ送出部52において誤り訂正を行うこと、もしくは、コンテンツサーバ装置4から送出される誤り訂正をかけたコンテンツを受信し、転送することを含む。
また、コンテンツサーバ装置4の第2誤り訂正コンテンツ送出部42及び、コンテンツプロキシ装置5の第3誤り訂正コンテンツ送出部52は、誤り訂正をかけたコンテンツの送出あるいは転送にあっては、単一のセッションで送出あるいは転送すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションを使い送出あるいは転送することを含むものである。
また、コンテンツサーバ装置4の第2誤り訂正コンテンツ送出部42a及び、コンテンツプロキシ装置5の第3誤り訂正コンテンツ送出部52aの同期とは、誤り訂正をかけるとき、あるいは、誤り訂正をとめるときに通信ネットワークから事前に通知を受けて知ること、あるいは、誤り訂正をかけたパケットに識別子を付け、識別子が付いていることで誤り訂正がかかっていることを知り、識別子がなくなることで誤り訂正の止めを知ることを含む。
また、コンテンツサーバ装置4の第2コンテンツ受信状態判断部45及び、コンテンツプロキシ装置5の第3コンテンツ受信状態判断部55が受け取るコンテンツ受信状態情報とは、RTCPのRR、もしくはNAKのうちの1つ以上である。
次に、第1の実施例における装置構成について説明する。
図9は、本発明の第1の実施例の装置構成図であり、図8に示すエッジノード装置3、コンテンツサーバ装置4及びコンテンツプロキシ装置5を同一の図面上に表したものであり、コンテンツサーバ装置4には()を、また、コンテンツプロキシ装置5には<>を付して区別している。
エッジノード装置3は、図4と同様の構成であるため、説明を省略する。
コンテンツサーバ装置4は、第2コンテンツ転送部41、第2誤り訂正コンテンツ送出部42、第2コンテンツ戻し制御部43、第2上段コンテンツ制御部44、第2コンテンツ受信状態判断部45、第2課金情報送出部46を含む構成である。各部については前述しているため詳細な説明については省略する。
また、第2コンテンツ受信状態判断部45は、判断結果を第2コンテンツ転送部41〜第2上段コンテンツ制御部44に伝える。
また、第2のコンテンツ転送部41及び第2誤り訂正コンテンツ送出部42は、転送あるいは送出したコンテンツの帯域の情報あるいは、使用帯域の情報を時間情報と共に第2課金情報送出部46に伝える。
コンテンツプロキシ装置5は、第3コンテンツ転送部51と、第3誤り訂正コンテンツ送出部52と、第3コンテンツ戻し制御部53と、第3上段コンテンツ制御部54と、第2コンテンツ受信状態判断部55と、第3課金情報創出部56から構成される。各部については、前述したので詳細な説明を省略する。
また、第3コンテンツ受信状態判断部55は、判断結果を第3コンテンツ転送部51〜第3上段コンテンツ制御部54に伝える。
また、第3コンテンツ転送部51及び、第3誤り訂正コンテンツ送出部52は、転送あるいは送出したコンテンツの帯域の情報あるいは使用帯域の情報を時間情報と共に第3課金情報送出部56に伝える。
端末装置71は、図4と同様であるため説明を省略する。
コンテンツサーバ装置4及びコンテンツプロキシ装置5の処理は、図5と同様の処理であるため説明を省略する。
端末装置71の処理は、図6と同様の処理であるため説明を省略する。
次に、上記に述べた構成における動作を説明する。
図10は、本発明の第1実施例の動作のシーケンスチャートであり、図8に示すシステムの動作を示すものである。
同図は、コンテンツサーバ装置4と、課金サーバ装置6、エッジノード装置3と、端末装置7との間のシーケンスである。
ここでは、コンテンツサーバ装置4がコンテンツ制御を行うこと、また、コンテンツサーバ装置4が端末装置7から送出されるコンテンツ受信状態情報を受信すること、また、コンテンツの誤り訂正はコンテンツサーバ装置4がかけること、また、誤り訂正をかけたコンテンツの送出は単一のセッションで送出することを条件にしている。
端末装置7がコンテンツ利用の申し込みをコンテンツサーバ装置4に送信し(ステップD1)、コンテンツサーバ装置4が端末装置7に誤り訂正をかけていないコンテンツを端末装置7に送出する(ステップD2)。端末装置7が、本コンテンツを受信し、コンテンツ受信状態情報を送出すると(ステップD3)、コンテンツサーバ装置4が本コンテンツ受信状態情報を受信し、受信状態が悪いと判断すると使用帯域を狭くしたコンテンツを端末装置7に送出する(ステップD4)。端末装置7が本コンテンツを受信し、コンテンツ受信状態情報を送出し(ステップD5)、コンテンツサーバ装置4が本コンテンツ受信状態情報を受信し、受信状態が良いと判断すると、送出中のコンテンツに誤り訂正をかけると共に、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて端末装置7に送出する(ステップD7)。端末装置7が本コンテンツを受信し、コンテンツ受信状態情報をコンテンツサーバ装置4に送出し(ステップD7)、コンテンツサーバ装置4が本コンテンツ受信状態情報を受信し、受信状態が良いと判断すると、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のデータを含むコンテンツを送出する(ステップD8)。端末装置7が本コンテンツを受信し、コンテンツ受信状態情報を送出し(ステップD9)、コンテンツサーバ装置4が本コンテンツ受信状態情報を受信し、受信状態が良いと判断しても、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在しないので、これ以上の処理は進まないことになる。端末装置7がコンテンツ利用終了をコンテンツサーバ装置4に送信し、終了する(ステップD10)。
また、ステップD11として、コンテンツサーバ装置4の第2課金情報送出部46が送出したコンテンツの帯域の情報、あるいは、使用帯域の情報を使用時間の情報と共に課金情報として課金サーバ装置6に送出することも含む。
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例を図面と共に説明する。
図11は、本発明の第2の実施例の構成装置及び構成装置間の接続を示す。図2との違いは、図2では、コンテンツ制御の主導権がエッジノード装置3にあったが、本実施例では、コンテンツ制御の主導権が端末装置7にある点において異なる。
また、第1の実施例の図8との違いは、図8では、コンテンツ制御の主導権がエッジノード装置3、あるいは、コンテンツサーバ装置4、あるいは、コンテンツプロキシ装置5にあり、また、ユニキャストによりコンテンツを配信していることである。
第2の実施例における構成装置の機能をエッジノード装置3aが端末装置7aにコンテンツを配信する場合を例に説明する。なお、図2及び図8に示したものと同一または、同等な構成要素については同一の符号を付与し、詳細な説明については省略する。
端末装置7aは、コンテンツ転送要求送出部751a、コンテンツ受信部71a、コンテンツ受信状態判定部74a、誤り訂正コンテンツ送出要求送出部752a、誤り訂正コンテンツ受信部72a、コンテンツ戻し要求送出部753a、上段コンテンツ要求情報送出部754a、コンテンツ制御情報送出部75aから構成される。
コンテンツ転送要求送出部751は、誤り訂正をかけないコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求情報を送出するコンテンツ転送要求送出手段として機能する。
コンテンツ受信部71aは、エッジノード装置3から転送される誤り訂正をかけないコンテンツを受信するコンテンツ受信手段として機能する。
コンテンツ受信状態判定部74aは、コンテンツの受信状態を判断するコンテンツ受信状態判定手段として機能する。
誤り訂正コンテンツ送出要求送出部752aは、コンテンツ受信部71aにおいてコンテンツを受信しているときに、コンテンツ受信状態判定部74aにおいて受信状態が良いと判断した場合は、誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域、あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を送出する誤り訂正コンテンツ送出要求送出手段として機能する。
誤り訂正コンテンツ受信部72aは、エッジノード装置3aから送出、あるいは転送される誤り訂正をかけたコンテンツに同期してコンテンツを受信する誤り訂正コンテンツ受信手段として機能する。
コンテンツ戻し要求送出部753aは、誤り訂正コンテンツ受信部72aにおいてコンテンツを受信しているときに、コンテンツ受信状態判定部74aにおいて受信状態が悪いと判断された場合は、誤り訂正をかけないコンテンツの受信に戻すことを要求するコンテンツ戻し要求情報を送出するコンテンツ戻し要求送出手段として機能する。
上段コンテンツ要求情報送出部754aは、誤り訂正コンテンツ受信部72aにおいてコンテンツを受信しているときに、コンテンツ受信状態判定部74aにおいて受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツ、あるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を要求する上段コンテンツ要求情報を送出する上段コンテンツ要求送出手段として機能する。
コンテンツ制御情報送出部75aは、コンテンツ転送要求送出部751a、誤り訂正コンテンツ送出要求送出部752a、コンテンツ戻し要求送出部753a及び、上段コンテンツ要求情報を送出部754aから構成される。
エッジノード装置3aは、第1コンテンツ転送要求受信部371a、第1コンテンツ転送部31a、第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信部372a、第1誤り訂正コンテンツ送出部32a、第1コンテンツ戻し要求受信部373a、第1コンテンツ戻し制御部33a、第1上段コンテンツ要求受信部374a、第1上段コンテンツ制御部34a、第1コンテンツ制御情報受信部37aから構成される。
第1コンテンツ転送要求受信部371aは、端末装置7aから送出されるコンテンツ転送要求情報を受け取る第1コンテンツ転送要求受信手段として機能する。
第1コンテンツ転送部31aは、第1コンテンツ転送要求受信部371aによりコンテンツ転送要求情報を受け取ると誤り訂正をかけていないコンテンツを転送する第1コンテンツ転送手段として機能する。
第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信部372aは、誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け取る第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段として機能する。
第1誤り訂正コンテンツ送出部32aは、第1コンテンツ転送部31aにおいてコンテンツを転送しているときに、第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信部372aにおいて誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け取ると、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在するときは、誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第1誤り訂正コンテンツ送出手段として機能する。
第1コンテンツ戻し要求受信部373aは、コンテンツ戻し要求情報を受け付ける第1コンテンツ戻し要求受信手段として機能する。
第1コンテンツ戻し制御部33aは、第1誤り訂正コンテンツ送出部32aにおいてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、第1コンテンツ戻し要求受信部373aにおいてコンテンツ戻し要求情報を受け取ると、誤り訂正をかける前のコンテンツの転送に戻す制御を行う第1コンテンツ戻し制御手段として機能する。
第1上段コンテンツ要求受信部374aは、上段コンテンツ要求情報を受け取る第1上段コンテンツ要求受信手段として機能する。
第1上段コンテンツ制御部34aは、第1誤り訂正コンテンツ送出部32aにおいてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、第1上段コンテンツ要求受信部374aにおいて上段コンテンツ要求情報を受け取ると誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第1上段コンテンツ制御手段として機能する。
第1コンテンツ制御情報受信部37aは、第1コンテンツ転送要求受信部371a、第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信部372a、第1戻しコンテンツ要求受信部373a、及び第1上段コンテンツ要求受信部374aから構成される。
上記に述べた端末装置7aとエッジノード装置3aとの機能により、図11(B)に示したとおり、例えば、アクセス網2aの利用可能な帯域がV字型に変動した場合、利用可能な帯域が狭くなったときには、それに応じて使用帯域を狭くし、まだ利用可能な帯域が広くなったときにはそれに応じて品質劣化を伴わず使用帯域を広くすることが可能になる。
また、端末装置7のコンテンツ転送要求送出部751aは、コンテンツ転送要求情報をエッジノード装置3、あるいは、コンテンツサーバ装置4、あるいはコンテンツプロキシ装置5宛に送出すること、あるいは特定のマルチキャストアドレスを使い送出する。
また、端末装置7aの誤り訂正コンテンツ送出要求送出部752aは、誤り訂正コンテンツ送出要求情報をエッジノード装置3a、あるいは、コンテンツサーバ装置4、あるいは、コンテンツプロキシ装置5宛に送出すること、あるいは、特定のマルチキャストアドレスを使い送出するものである。
また、端末装置7aのコンテンツ戻し要求送出部753aは、コンテンツ戻し要求をエッジノード装置3a、あるいは、コンテンツサーバ装置4、あるいは、コンテンツプロキシ装置5宛に送出すること、あるいは特定のマルチキャストアドレスを使い送出するものである。
また、端末装置7aの上段コンテンツ要求送出部754aは、上段コンテンツ要求情報をエッジノード装置3a、あるいは、コンテンツサーバ装置4、あるいは、コンテンツプロキシ装置5宛に送出すること、あるいは、特定のマルチキャストアドレスを使い送出するものである。
また、エッジノード装置3aは、転送あるいは送出したコンテンツの帯域の情報あるいは、使用帯域の情報を使用時間の情報と共に課金情報として課金サーバ装置6に送出する第1課金情報送出手段として機能する第1課金情報送出部36aを含む。
また、エッジノード装置3aの第1コンテンツ転送要求受信部371aは、コンテンツ転送要求情報を受信するコンテンツサーバ装置4からエッジノード装置3a宛に送出されるコンテンツ転送要求情報を受信することにより、あるいは、エッジノード装置3aが該コンテンツ転送要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置7aからエッジノード装置3a宛に送出されるコンテンツ転送要求情報を受信することにより、または、特定のマルチキャストアドレスにアクセスがあったことにより認識することを含むものである。
また、エッジノード装置3aの第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信部372aは、誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信するコンテンツサーバ装置4からエッジノード装置3a宛に送出される誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信することにより、あるいは、エッジノード装置3aが、誤り訂正コンテンツ送出要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置7aからエッジノード装置3a宛に送出される誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信することにより、または、特定のマルチキャストアドレスにアクセスがあったことにより認識することを含む。
また、エッジノード装置3aの第1コンテンツ戻し要求受信部373aは、コンテンツ戻し要求情報を受信するコンテンツサーバ装置4からエッジノード装置3a宛に送出されるコンテンツ戻し要求情報を受信することにより、あるいは、エッジノード装置3aがコンテンツ戻し要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置7aからエッジノード装置3a宛に送出されるコンテンツ戻し要求情報を受信することにより、または、特定のマルチキャストにアクセスがあったことにより認識することを含む。
また、エッジノード装置3aの第1上段コンテンツ要求受信部374aは、上段コンテンツ要求情報を受信するコンテンツサーバ装置4からエッジノード装置3a宛に送出される上段コンテンツ要求情報を受信することにより、あるいは、エッジノード装置3aが、上段コンテンツ要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、端末装置7aからエッジノード装置3a宛に送出される上段コンテンツ要求情報を受信することにより、または、特定のマルチキャストアドレスにアクセスがあったことにより認識することを含むものである。
次に、第2の実施例における端末装置主導において、利用可能な帯域に応じて使用帯域を制御するコンテンツ制御について詳細に説明する。
図12は、図11のコンテンツ制御の概念を説明するための図である。同図は、図3と同様に階層化コンテンツの場合を例に示している。階層化コンテンツは、最下位のレートのデータ(L1と称する。以下同様)、最上位のレートのデータ(L3と称する。以下同様)、中間のレートのデータ(L2と称する。以下同様)の3階層としている。コンテンツサーバ装置4からは全階層のデータL1〜L3がエッジノード装置3に配信される。図12の上段に示したとおり、L1〜L3の全階層のデータが端末装置7に配信されていた場合をもとに説明する。
この状態で端末装置7自身が、例えば、パケットロス等があることから受信状態が悪いと判断し、使用帯域の狭いコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求情報を送出すると、エッジノード装置3は、本コンテンツ転送要求情報を受け取りL3の転送を止め、L1及びL2の転送を行う。なおも端末装置7が使用帯域の狭いコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求情報を送出すると、エッジノード装置3は、L2の転送も止め、L1のみの転送となる。
端末装置7は、L1のみの受信でパケットロスなしの状態が特定時間続くと、利用可能な帯域が、L1が転送できる状態に留まっているか、あるいは広がっているのかのいずれかの状態になることから、いずれの状態であってもL1の転送に影響が出ないようにし、すなわち、品質劣化が起こらないようにし、また、ネットワークに余計な負荷をかけないようにし、さらに、利用可能な帯域が広がっていれば、その確認を行うことが必要になる。このためにL1に誤り訂正をかけると共に1段上のレートのデータであるL2が送れるまでの帯域に広げて送出することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を送出する。
エッジノード装置3は、本誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け取ると、L1に誤り訂正をかけると共に、L2が送れるまでの帯域に広げて送出する。誤り訂正をかけたL1の送出にあたっては端末装置7と同期を取り端末装置7が誤り訂正をかけたデータを受信できるようにするため、例えば、送出に先立ち誤り訂正開始信号を送出することを行う。
前述したいずれの状態にあるのかの判断及び対応について更に詳しく説明する。
まず、利用可能な帯域がL1のみが転送できる状態に留まっていた場合について説明する。この場合は、端末装置7は、パケットロスがあることから利用可能帯域が広がっていないと判断し、コンテンツ戻し要求情報を送出することになるので、エッジノード装置3は、コンテンツ戻し要求情報を受け取り、誤り訂正をかけ、帯域を広げて送出することを止める。なお、端末装置7にあっては、L1に誤り訂正がかかっているので、例え、パケットロスがあってもL1を復号、再生することができることになり、品質劣化を起こすことはない。
利用可能な帯域が広がっていた場合は、端末装置7は、パケットロスがないので利用可能帯域が広がったと判断し、上段コンテンツ要求情報を送出するので、エッジノード装置3は、上段コンテンツ要求情報を受け取り、L1に誤り訂正をかけるのを止めると共に、L1及びL2を転送する。端末装置7は、L1及びL2の受信でパケットロスがないとなると、誤り訂正コンテンツ送出要求情報を送出し、エッジノード装置3は、L1、L2に誤り訂正をかけると共に、L3が送れるまでの帯域に広げて送出し、端末装置7が上段コンテンツ要求情報を送出すると、エッジノード装置3は、L1、L2及びL3を転送する。なお、L1〜L3を転送した後にあっても上段コンテンツ要求情報を受け取ることになるが、さらに、送出対象となる1段上のレートのデータが存在しないので、そのままの状態に留まることになる。
次に、本実施例における装置構成について説明する。
図13は、図11のシステム構成における装置構成を示す。
端末装置7は、コンテンツ受信部71、誤り訂正コンテンツ受信部72、コンテンツ受信状態判定部74、コンテンツ転送要求送出部751、誤り訂正コンテンツ送出要求送出部752、コンテンツ戻し要求送出部753、及び上段コンテンツ要求情報送出部754から構成されるコンテンツ制御情報送出部75から構成される。
各部については既に説明しているので詳細な説明については省略する。
エッジノード装置3は、第1コンテンツ転送部31、第1誤り訂正コンテンツ送出部32、第1コンテンツ戻し制御部33、第1上段コンテンツ制御部34、第1課金情報送出部36、第1コンテンツ転送要求受信部371、第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信部372、第1コンテンツ戻し要求受信部373及び第1上段コンテンツ要求受信部374から構成される第1コンテンツ制御情報受信部37から構成される。
各部については前述しているので詳細な説明は省略する。
また、第1コンテンツ制御情報受信部37は、構成各部が受信した情報を第1コンテンツ転送部31〜第1上段コンテンツ制御部34に伝える。
次に、本実施例における端末装置7の処理について説明する。
図14は、図13に示す端末装置7の処理例を説明するフローチャートである。
コンテンツ転送要求部751がコンテンツ転送要求情報を送出し(ステップE1)、エッジノード装置3が本コンテンツ転送要求情報を受け取り、誤り訂正をかけていないコンテンツを転送してくるので、コンテンツ受信部71が受信し(ステップE2)、コンテンツ受信状態判定部74が受信状態を判断し、受信状態が悪いと判断すると(ステップE3)、使用帯域の狭いコンテンツが転送され、受信できるように制御し(ステップE4)、ステップE1の前に戻る。
一方、ステップE3において、受信状態が良いと判断されると、誤り訂正コンテンツ送出要求送出部752が誤り訂正コンテンツ送出要求情報をエッジノード装置3に送出する(ステップE5)。エッジノード装置3が、本誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け取り、更に送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在するか否か判断し、存在しないときは誤り訂正をかけてコンテンツを送ることを伝える制御信号を送出しないので、端末装置7は、本制御信号を受信することなく誤り訂正をかけていないコンテンツの受信状態に戻る。
一方、存在するときは、エッジノード装置3が誤り訂正をかけてコンテンツを送ることを伝える制御信号を送出するので、端末装置3の誤り訂正コンテンツ受信部72が本制御信号を受信し(ステップE6)、誤り訂正をかけたコンテンツを受信し(ステップE7)、コンテンツ受信状態判定部74が、受信状態が悪いと判断されると(ステップE8)、コンテンツ戻し要求送出部753がコンテンツ戻し要求を送出し(ステップE9)、エッジノード装置3が本コンテンツ戻し要求情報を受け取り、誤り訂正を止める制御信号を送ってくるので受信し(ステップE10)、誤り訂正をかけていないコンテンツの受信状態に戻る。
一方、ステップE8で受信状態が良いと判断されると、上段コンテンツ要求送出部754が上段コンテンツ要求情報をエッジノード装置3に送出し(ステップE11)、エッジノード装置3が本上段コンテンツ要求情報を受け取り、誤り訂正をかけるのを止める制御信号を送出するので受信し(ステップE12)、コンテンツ受信部71が誤り訂正をかけていない1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータを含むコンテンツを受信する。
次に、本実施例におけるエッジノード装置3の処理について説明する。
図15は、図13のエッジノード装置3の処理例を説明するフローチャートである。
第1コンテンツ転送要求受信部371が端末装置7から送出されるコンテンツ転送要求情報を受け取り(ステップF1)、第1コンテンツ転送部31が誤り訂正をかけていないコンテンツを転送する(ステップF2)。本コンテンツの転送中に端末装置3から使用帯域の狭いコンテンツを要求するコンテンツ転送要求情報が送られてくると(ステップF3)、第1コンテンツ転送要求受信部371が受け取り、第1コンテンツ転送部31が使用帯域の狭いコンテンツの転送制御を行い(ステップF4)、使用帯域の狭いコンテンツを転送する。
一方、ステップF3において、誤り訂正コンテンツ送出要求情報が送られてきた場合は、第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信部372が受け取り、第1誤り訂正コンテンツ送出部32が、更に送出対象になる1段上のレートのコンテンツ、あるいは、1段上のレートのデータが存在するか否かを判断し(ステップF5)、存在しないときにはこれ以降の処理を進める必要がないのでステップF2の前に戻る。
一方、ステップF5において存在するときには、誤り訂正をかけてコンテンツを送出することを伝える制御信号を送出し(ステップF6)、誤り訂正をかけたコンテンツを送出する(ステップF7)。本コンテンツの送出中に第1コンテンツ戻し要求受信部373がコンテンツ戻し要求情報を受け取ると誤り訂正を止める制御信号を送出し(ステップF9)、第1コンテンツ戻し制御部33が誤り訂正をかける前のコンテンツの転送状態に戻す制御を行う(ステップF10)。
一方、ステップF8において、第1上段コンテンツ要求受信部374が、上段コンテンツ要求情報を受け取った場合は、誤り訂正を止める制御信号を送出し(ステップF11)、第1上段コンテンツ制御部34が、1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送状態にする制御を行う(ステップF12)。
次に、上記に述べた本実施例におけるシステム全体の動作を説明する。
図16は、本発明の第2の実施例におけるシステムのシーケンスチャートである。
同図は、コンテンツサーバ装置4、課金サーバ装置6、エッジノード装置3、端末装置7との間のシーケンスを示す。ここでは、エッジノ―ド装置3がコンテンツ転送要求情報、コンテンツ戻し要求情報及び、上段コンテンツ要求情報のパケットであることをパケットのヘッダより認識して取り込むこと、また、コンテンツの誤り訂正はエッジノード装置3がかけること、また、誤り訂正をかけたコンテンツの送出は単一のセッションで送出することを条件にしている。
それまでにエッジノード装置3にコンテンツが配信されているときに(ステップG1)、端末装置7がコンテンツ利用の申込をエッジノード装置3に送出し(ステップG2)、コンテンツ転送要求情報を送出する(ステップG3)。エッジノード装置3が本コンテンツ転送要求情報を取り込み誤り訂正をかけていないコンテンツを端末装置7に転送する(ステップG4)。端末装置7が、本コンテンツを受信し、受信状態が悪いと判断し、使用帯域の狭いコンテンツを要求するコンテンツ転送要求情報をエッジノード装置3に送出し(ステップG5)、エッジノード装置3が本コンテンツ転送要求情報を取り込み、使用帯域の狭いコンテンツを端末装置7に転送する(ステップG6)。端末装置7が本コンテンツの受信後、受信状態が良いと判断すると、誤り訂正コンテンツ送出要求情報をエッジノード装置3に送出し(ステップG7)、エッジノード装置3が、本誤り訂正コンテンツ送出要求情報により送出中のコンテンツに誤り訂正をかけると共に、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域、あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて端末装置7に送出し(ステップG8)、端末装置7が、本コンテンツを受信し、受信状態が良いと判断すると、上段コンテンツ要求情報をエッジノード装置3に送出する(ステップG9)。エッジノード装置3が本上段コンテンツ要求情報を受信し、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のデータを含むコンテンツを端末装置7に転送する(ステップG10)。端末装置7が本コンテンツを受信し、なお、受信状態が良いと判断し、誤り訂正コンテンツ送出要求情報をエッジノード装置3に送出すると(ステップG11)、エッジノード装置3が本誤り訂正コンテンツ送出要求情報を取り込むが、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在しないので、これ以上の処理は進まないことになる。端末装置7がコンテンツ利用終了をエッジノード装置3に送信し、終了する(ステップG12)。
また、ステップG13とし、エッジノード装置3の第1課金情報送出部36が転送あるいは、送出したコンテンツの帯域の情報あるいは使用帯域の情報を使用時間の情報と共に課金情報として課金サーバ装置6に送出することも含む。
[第3の実施例]
次に、本発明の第3の実施例を説明する。
図17は、本発明の第3の実施例における装置構成及び装置間の接続を示す。図2との違いは、図2ではコンテンツ制御の主導権がエッジノード装置3にあり、また、マルチキャストによりコンテンツ配信しているのに対し、本実施例では、端末装置に主導権があり、ユニキャストであることである。
また、第1の実施例の図8との違いは、図8ではコンテンツ制御の主導権がエッジノード装置3、あるいは、コンテンツサーバ装置4、あるいは、コンテンツプロキシ装置5にあるのに対し、本実施例では、端末装置に主導権があることである。
また、第2の実施例の図11との違いは、図11がマルチキャストであるのに対し、本実施例はユニキャストであることである。
以下では、本実施例における構成装置の機能をエッジノード装置3aが、端末装置7aにコンテンツを配信する場合を例に説明する。なお、図2、図8及び図11に示したものと同一または、同等な構成要素については同一の符号を割り当てるものとし、詳細な説明は省略する。
端末装置7は、図11と同様であるため説明を省略する。
エッジノード装置3は、図11と同様であるため説明を省略する。
コンテンツサーバ装置4は、第2コンテンツ転送要求受信部471、第2コンテンツ転送部41、第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信部472、第2誤り訂正コンテンツ送出部42、第2コンテンツ戻し要求受信部473、第2コンテンツ戻し制御部43、第2上段コンテンツ要求受信部474、第2上段コンテンツ制御部44、第2コンテンツ制御情報受信部47とを有する。
第2コンテンツ転送要求受信部471は、端末装置7aから送出されるコンテンツ転送要求情報を受信する第2コンテンツ転送要求受信手段として機能する。
第2コンテンツ転送部41は、第2コンテンツ転送要求受信部471においてコンテンツ転送要求情報を受信すると、誤り訂正をかけていないコンテンツを転送する第2コンテンツ転送手段として機能する。
第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信部472は、誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信する第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段として機能する。
第2誤り訂正コンテンツ送出部42は、第2コンテンツ転送部41においてコンテンツを転送しているときに、第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信部472において誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信すると、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在する場合は、誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域、あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第2誤り訂正コンテンツ送出手段として機能する。
第2コンテンツ戻し要求受信部473は、コンテンツ戻し要求情報を受信する第2コンテンツ戻し要求受信手段として機能する。
第2コンテンツ戻し制御部43は、第2誤り訂正コンテンツ送出部42においてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、第2コンテンツ戻し要求受信部473においてコンテンツ戻し要求情報を受信すると、誤り訂正をかける前のコンテンツの転送に戻す制御を行う第2コンテンツ制御手段として機能する。
第2上段コンテンツ要求受信部474は、上段コンテンツ要求情報を受信する第2上段コンテンツ要求受信手段として機能する。
第2上段コンテンツ制御部44は、第2誤り訂正コンテンツ送出部42aにおいて、コンテンツを送出あるいは転送しているときに、第2上段コンテンツ要求受信部474aにおいて上段コンテンツ要求情報を受信すると誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第2上段コンテンツ制御手段として機能する。
第2コンテンツ制御情報受信部47は、第2コンテンツ転送要求受信部471、第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信部472、第2コンテンツ戻し要求受信部473、及び第2上段コンテンツ要求受信部474から構成される。
コンテンツプロキシ装置5は、第3コンテンツ転送要求受信部571、第3コンテンツ転送部51、第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信部472、第3誤り訂正コンテンツ送出部52、第3コンテンツ戻し要求受信部573、第3コンテンツ戻し制御部53a、第3上段コンテンツ要求受信部574、第3上段コンテンツ制御部54、第3コンテンツ制御情報受信部57から構成される。
第3コンテンツ転送要求受信部571は、端末装置7aから送出されるコンテンツ転送要求情報を受け付ける第3コンテンツ転送要求受信手段として機能する。
第3コンテンツ転送部51は、第3コンテンツ転送要求受信部571においてコンテンツ転送要求情報を受け取ると、誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第3コンテンツ転送手段として機能する。
第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信部472は、誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段として機能する。
第3誤り訂正コンテンツ送出部52は、第3コンテンツ転送部51においてコンテンツを転送しているときに、第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信部572において誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け取ると、さらに送出対象となる1段上のレートのコンテンツ、あるいは、1段上のレートのデータが存在する場合は、誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第3誤り訂正コンテンツ送出手段として機能する。
第3コンテンツ戻し要求受信部573は、コンテンツ戻し要求情報を受け取る第3コンテンツ戻し要求受信手段として機能する。
第3コンテンツ戻し制御部53aは、第3誤り訂正コンテンツ送出部52において、コンテンツを送出あるいは転送しているときに、第3コンテンツ戻し要求受信部573においてコンテンツ戻し要求情報を受け取ると誤り訂正をかける前のコンテンツの転送に戻す制御を行う第3コンテンツ戻し制御手段として機能する。
第3上段コンテンツ要求受信部574は、上段コンテンツ要求情報を受け取る第3上段コンテンツ要求受信手段として機能する。
第3上段コンテンツ制御部54は、第3誤り訂正コンテンツ送出部52においてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、第3上段コンテンツ要求受信部574において上段コンテンツ要求情報を受け取ると誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第3上段コンテンツ制御手段として機能する。
第3コンテンツ制御情報受信部57は、第3コンテンツ転送要求受信部571、第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信部572、第3コンテンツ戻し要求受信部573及び第3上段コンテンツ要求受信部574から構成される。
上記に述べた端末装置7aとエッジノード装置3a、コンテンツサーバ装置4、あるいは、コンテンツプロキシ装置5との機能により、図17(B)に示した通り、例えば、アクセス網2aの利用可能な帯域がV字型に変動した場合、利用可能な帯域が狭くなったときには、それに応じて使用帯域を狭くし、また利用可能な帯域が広くなったときにはそれに応じて品質劣化を伴わず使用帯域を広くすることが可能になる。
また、コンテンツサーバ装置4及びコンテンツプロキシ装置5は、転送あるいは送出したコンテンツの帯域の情報、あるいは使用帯域の情報を使用時間の情報と共に課金情報として課金サーバ装置6に送出する第2課金情報送出手段として機能する第2課金情報送出部46及び、第3課金情報送出手段として機能する第3課金情報送出部56を含む。
また、コンテンツプロキシ装置5の第3コンテンツ転送要求受信部571は、コンテンツ転送要求情報を受信するコンテンツサーバ装置4からコンテンツプロキシ装置5宛に送出されるコンテンツ転送要求情報を受信することにより、あるいは、端末装置7aからコンテンツプロキシ装置5宛に送出されるコンテンツ転送要求情報を受信する。
また、コンテンツプロキシ装置5の第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信部572aは、誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信するコンテンツサーバ装置4からコンテンツプロキシ装置5宛に送出される誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信することにより、あるいは、端末装置7aからコンテンツプロキシ装置5宛に送出される誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信する。
また、コンテンツプロキシ装置5の第3コンテンツ戻し要求受信部573aは、コンテンツ戻し要求情報を受信するコンテンツサーバ装置4からコンテンツプロキシ装置5宛に送出されるコンテンツ戻し要求情報を受信することにより、あるいは、端末装置7aからコンテンツプロキシ装置5宛に送出されるコンテンツ戻し要求情報を受信する。
また、コンテンツプロキシ装置5の第3上段コンテンツ要求受信部574aは、上段コンテンツ要求情報を受信するコンテンツサーバ装置4からコンテンツプロキシ装置5宛に送出される上段コンテンツ要求情報を受信することにより、あるいは端末装置7aからコンテンツプロキシ装置5宛に送出される上段コンテンツ要求情報を受信する。
次に、本実施例における装置の構成について説明する。
図18は、図17の装置構成を示す。
図18では、エッジノード装置3、コンテンツサーバ装置4及びコンテンツプロキシ装置5を同一の図面上に表しており、コンテンツサーバ装置4には()を、コンテンツプロキシ装置5には<>を付与して区別している。
端末装置7は、図13と同様であるため説明を省略する。
エッジノード装置3は、図13と同様であるため説明を省略する。
コンテンツサーバ装置4は、第2コンテンツ転送部41、第2誤り訂正コンテンツ送出部42、第2コンテンツ戻し制御部43、第2上段コンテンツ制御部44、第2課金情報送出部46、第2コンテンツ転送要求受信部471、第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信部472、第2コンテンツ戻し要求受信部473、及び、第2上段コンテンツ要求受信部474から構成される第2コンテンツ制御情報受信部47から構成されている。各部については、既に説明しているので詳細な説明は省略する。
また、第2コンテンツ制御情報受信部47は、構成各部が受信した情報を第2コンテンツ転送部41〜第2上段コンテンツ制御部44に伝える。
コンテンツプロキシ装置5は、第3コンテンツ転送部51と、第3誤り訂正コンテンツ送出部52、第3コンテンツ戻し制御部53、第3上段コンテンツ制御部54、第3課金情報送出部56、第3コンテンツ転送要求受信部571、第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信部572、第3コンテンツ戻し要求受信部573、及び第3上段コンテンツ要求受信部574から構成される第3コンテンツ制御情報受信部57から構成される。各部については前述しているため詳細な説明を省略する。
エッジノード装置3、コンテンツサーバ装置4及びコンテンツプロキシ装置5の処理は図15と同じ処理になるため、説明を省略する。
上記に述べた第3の実施例におけるシステムにおける動作を説明する。
図19は、図17のシステムの動作を示すシーケンスチャートである。
図19は、コンテンツサーバ装置4、課金サーバ装置6、エッジノード装置3、端末装置7との間のシーケンスである。
ここでは、コンテンツサーバ装置4がコンテンツ制御を行うこと、また、コンテンツサーバ装置4が端末装置7から送出されるコンテンツ転送要求情報、誤り訂正コンテンツ送出要求情報、コンテンツ戻し要求情報及び上段コンテンツ要求情報を受信すること、また、コンテンツの誤り訂正は、コンテンツサーバ装置4がかけること、また、誤り訂正をかけたコンテンツの送出は単一のセッションで送出することを条件にしている。
端末装置7は、コンテンツ利用の申込をコンテンツサーバ装置4に送信し(ステップH1)、コンテンツ転送要求情報を送出し(ステップH2)、コンテンツサーバ装置4が本コンテンツ転送要求情報を受信し、誤り訂正をかけていないコンテンツを端末装置7に送出する(ステップH3)。端末装置7が本コンテンツを受信し、受信状態が悪いと判断すると使用帯域の狭いコンテンツを要求するコンテンツ転送要求情報をコンテンツサーバ装置4に送出し(ステップH4)、コンテンツサーバ装置4が本コンテンツ転送要求情報を受信し、使用帯域の狭いコンテンツを端末装置7に転送する(ステップH5)。端末装置7は、本コンテンツを受信し、受信状態が良いと判断すると誤り訂正コンテンツ送出要求情報をコンテンツサーバ装置4に送出し(ステップH6)、コンテンツサーバ装置4が本誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信し、さらに、送出対象の1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在するか否かを判断し、存在すると、誤り訂正をかけると共に、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて端末装置7に送出し(ステップH7)、端末装置7が本コンテンツヲ受信し、受信状態が良いと判断すると上段コンテンツ要求情報をコンテンツサーバ装置4に送出する(ステップH8)。コンテンツサーバ装置4が本上段コンテンツ要求情報を受信し、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータを含むコンテンツを端末装置7に送出する(ステップH9)。端末装置7が本コンテンツを受信し、受信状態が良いと判断すると誤り訂正コンテンツ送出要求情報をコンテンツサーバ装置4に送出し(ステップH10)、コンテンツサーバ装置4が受信するが、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在しないので、これ以上の処理は進まないことになる。端末装置7がコンテンツ利用終了をコンテンツサーバ装置4に送信し、終了する(ステップH11)。
また、ステップH12として、コンテンツサーバ装置4の第2課金情報送出部46は、送出したコンテンツの帯域の情報あるいは、使用帯域の使用時間の情報と共に課金情報として課金サーバ装置6に送出する。
なお、上記の実施の形態及び実施例における端末装置、エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、課金サーバ装置の動作をプログラムとして構築し、
エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、課金サーバ装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
また、構築されたプログラムをハードディスク装置や、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、コンピュータにインストールすることにより実行する、または、配布することも可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態及び実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
本発明は、コンテンツ配信システム及び関連装置に適用可能である。
本発明の一実施の形態におけるシステム構成図である。 本発明の一実施の形態のシステムにおける装置の機能及び装置間の接続図である。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツ制御の概念を示す図である。 本発明の一実施の形態におけるシステムを構成する装置の構成図である。 本発明の一実施の形態におけるエッジノード装置のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における端末装置のフローチャートである。 本発明の一実施の形態のシステムにおけるシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施例のシステムにおける装置の機能及び装置間の接続図である。 本発明の第1の実施例のシステムを構成する装置の構成図である。 本発明の第1の実施例のシステムにおけるシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施例のシステムにおける装置の機能及び装置間の接続図である。 本発明の第2の実施例のコンテンツ制御の概念図である。 本発明の第2の実施例の装置の構成図である。 本発明の第2の実施例の端末装置のフローチャートである。 本発明の第2の実施例のエッジノード装置のフローチャートである。 本発明の第2の実施例のシステムにおけるシーケンスチャートである。 本発明の第3の実施例のシステムにおける装置の機能及び装置間の接続図である。 本発明の第3の実施例の装置の構成図である。 本発明の第3の実施例のシステムにおけるシーケンスチャートである。
符号の説明
1 基幹網
2(2a,2b,2c) アクセス網
3(3a,3b,3c) エッジノード装置
31(31a) 第1コンテンツ転送部
32(32a) 第1誤り訂正コンテンツ送出部
33(33a) 第1コンテンツ戻し制御部
34(34a) 第1上段コンテンツ制御部
35(35a) 第1コンテンツ受信状態判断部
36(36a) 第1コンテンツ制御情報受信部
37(37a) 第1コンテンツ制御情報受信部
371(371a) 第1コンテンツ転送要求受信部
372(372a) 第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信部
373(373a) 第1コンテンツ戻し要求受信部
374(374a) 第1上段コンテンツ要求受信部
4 コンテンツサーバ装置
41 第2コンテンツ転送部
42 第2誤り訂正コンテンツ転送部
43 第2コンテンツ戻し制御部
44 第2上段コンテンツ制御部
45 第2コンテンツ受信状態判定部
46 第2課金情報送出部
47 第2コンテンツ制御情報受信部
471 第2コンテンツ転送要求受信部
472 第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信部
473 第2コンテンツ戻し要求受信部
474 第2上段コンテンツ要求受信部
5 コンテンツプロキシ装置
51 第3コンテンツ転送部
52 第3誤り訂正コンテンツ送出部
53 第3コンテンツ戻し制御部
54 第3上段コンテンツ制御部
55 第3コンテンツ受信状態判断部
56 第3課金情報送出部
57 第3コンテンツ制御情報受信部
571 第3コンテンツ転送要求受信部
572 第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信部
573 第3コンテンツ戻し要求受信部
574 第3上段コンテンツ要求受信部
6 課金サーバ装置
7(7a,7b) 端末装置
71(71a) コンテンツ受信部
72(72a) 誤り訂正コンテンツ受信部
73(73a) コンテンツ受信状態送出部
74(74a) コンテンツ受信状態判定部
75(75a) コンテンツ制御情報送出部
751(751a) コンテンツ転送要求送出部
752(752a) 誤り訂正コンテンツ送出要求送出部
753(753a) コンテンツ戻し要求送信部
754(754a) 上段コンテンツ要求送出部

Claims (41)

  1. エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、端末装置及び課金サーバ装置を有し、通信ネットワークを用いてコンテンツを配信するコンテンツ配信システムであって、
    前記エッジノード装置は、
    誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第1コンテンツ転送手段と、
    前記端末装置から送出されるコンテンツ受信状態情報に基づく前記コンテンツの受信状態を判断する第1コンテンツ受信状態判断手段と、
    前記第1コンテンツ転送手段において該コンテンツを転送しているときに、前記第1コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が良いと判断され、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在する場合は、転送中の該コンテンツに誤り訂正をかけ、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第1誤り訂正コンテンツ送出手段と、
    前記第1誤り訂正コンテンツ送出手段において前記コンテンツを送出あるいは転送しているときに、前記第1コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が悪いと判断された場合は、誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第1コンテンツ戻し制御手段と、
    前記第1誤り訂正コンテンツ送出手段において前記コンテンツを送出あるいは転送しているときに、前記第1コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に、前記1段上のレートのコンテンツあるいは、前記1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第1上段コンテンツ制御手段と、を有し、
    前記コンテンツサーバ装置は、
    誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第2コンテンツ転送手段と、
    前記端末装置から送出されるコンテンツ受信状態情報を受信し、該コンテンツの受信状態を判断する第2コンテンツ受信状態判断手段と、
    前記第2コンテンツ転送手段において、前記コンテンツを転送している時に、前記端末装置から送出される該コンテンツの受信状態を示すコンテンツ受信状態情報により前記第2コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が良いと判断され、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在する場合は、転送中の該コンテンツに誤り訂正をかけ、使用帯域の1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第2誤り訂正コンテンツ送出手段と、
    前記第2誤り訂正コンテンツ送出手段において、前記コンテンツを送出あるいは転送している時に、前記第2コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が悪いと判断された場合は、誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第2コンテンツ戻し制御手段と、
    前記第2誤り訂正コンテンツ送出手段において、前記コンテンツを送出あるいは、転送している時に、前記第2コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に、前記1段上のレートのコンテンツあるいは、前記1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第2上段コンテンツ制御手段と、を有し、
    前記コンテンツプロキシ装置は、
    誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第3コンテンツ転送手段と、
    前記端末装置が送出するコンテンツ受信状態情報に基づく、前記コンテンツの受信状態を判断する第3コンテンツ受信状態判断手段と、
    前記第3コンテンツ受信状態判断手段において、受信状態が良いと判断され、さらに、送出対象となる1段上のレートのコンテンツあるいは、1段上のレートのデータが存在する場合は、転送中の該コンテンツに誤り訂正をかけ、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第3誤り訂正コンテンツ送出手段と、
    前記第3誤り訂正コンテンツ送出手段において前記コンテンツを送出あるいは転送しているときに、前記第3コンテンツ受信状態判断手段において受信状態が悪いと判断された場合は、誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第3コンテンツ戻し制御手段と、
    前記第3コンテンツ受信状態判断手段において、受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上レートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第3上段コンテンツ制御手段と、を有し、
    前記端末装置は、
    前記コンテンツの受信状態を示す前記コンテンツ受信状態情報を送出するコンテンツ受信状態送出手段と、
    前記エッジノード装置、乃至前記コンテンツサーバ装置、乃至前記コンテンツプロキシ装置と同期して、誤り訂正をかけないコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
    前記エッジノード装置、乃至前記コンテンツサーバ装置、乃至前記コンテンツプロキシ装置と同期して、前記誤り訂正をかけたコンテンツを受信する誤り訂正コンテンツ受信手段と、
    を有することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 前記エッジノード装置は、
    転送している前記コンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に前記課金サーバ装置に送出する第1課金情報送出手段を有する請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記エッジノード装置の前記第1コンテンツ受信状態判断手段は、
    前記コンテンツ受信状態情報を受信する前記コンテンツサーバ装置乃至前記プロキシサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出される前記コンテンツ受信状態情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、該コンテンツ受信状態情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、前記端末装置から当該エッジノード装置宛に送出される前記コンテンツ受信状態情報を受信することにより、コンテンツの受信状態を判断する手段を含む請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記コンテンツ受信状態情報は、
    RTCP(Real-time Transport Protocol Control Protocol)のRR(Receiver Report)、もしくは、NAK(Negative Acknowledgement)のうちの1つ以上であることを含む請求項1または、3記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記エッジノード装置の前記第1誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    当該エッジノード装置がコンテンツに誤り訂正をかけること、もしくは前記コンテンツサーバ装置から送出される前記誤り訂正をかけたコンテンツを受信し、転送する手段を含む請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記エッジノード装置の前記第1誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    前記誤り訂正をかけたコンテンツの送出あるいは転送にあっては、単一のセッションで送出あるいは、転送すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションを使い、送出あるいは、転送する手段を含む請求項1または、5記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記コンテンツサーバ装置は、
    転送している前記コンテンツの使用帯域の情報、あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に前記課金サーバ装置に送出する第2課金情報送出手段を備える請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  8. 前記コンテンツサーバ装置の前記コンテンツ受信状態情報は、
    RTCPのRR、もしくはNAKのうちの1つ以上であることを含む請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  9. 前記コンテンツサーバ装置の前記第2誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    誤り訂正をかけた前記コンテンツの送出を行う際に、単一セッションで送出あるいは転送すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションを使い、送出あるいは転送する手段を含む請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  10. 前記コンテンツプロキシ装置は、
    転送している前記コンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に、前記課金サーバ装置に送出する第3課金情報送出手段を備える請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  11. 前記コンテンツプロキシ装置の前記第3コンテンツ受信状態判断手段は、
    前記コンテンツ受信状態情報を受信する前記コンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される前記コンテンツ受信状態情報を受信することにより、あるいは、前記端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される前記コンテンツ受信状態情報を受信することにより、前記コンテンツの受信状態を判断する手段を含む請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  12. 前記コンテンツプロキシ装置の前記コンテンツ受信状態情報は、
    RTCPのRR、もしくは、NAKのうちの1つ以上であることを含む請求項1または、11記載のコンテンツ配信システム。
  13. 前記コンテンツプロキシ装置の前記第3誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    当該コンテンツプロキシ装置が前記コンテンツに誤り訂正をかけること、もしくは、前記コンテンツサーバ装置から送出される誤り訂正をかけた前記コンテンツを受信し、転送する手段を含む請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  14. 前記コンテンツプロキシ装置の前記第3誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    誤り訂正をかけた前記コンテンツの送出あるいは、転送にあっては、単一のセッションで送出あるいは転送すること、あるいは誤り訂正データを別のセッションを使い送出あるいは転送する手段を含む請求項1または13記載のコンテンツ配信システム。
  15. 前記端末装置の前記コンテンツ受信状態送出手段は、
    前記コンテンツ受信状態情報を前記エッジノード装置、あるいは、前記コンテンツサーバ装置、あるいは、前記コンテンツプロキシ装置に送信する手段を含む請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  16. 前記端末装置の前記コンテンツ受信状態情報は、
    RTCPのRR、もしくはNAKのうちの1つ以上であることを含む請求項1または、7記載のコンテンツ配信システム。
  17. 前記端末装置の前記誤り訂正コンテンツ受信手段は、
    前記誤り訂正をかけたコンテンツの受信にあっては、単一のセッションにより受信すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションにより受信する手段を含む請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  18. 前記端末装置の前記誤り訂正コンテンツ受信手段における同期とは、
    誤り訂正をかけるとき、あるいは、誤り訂正を止めるときに前記通信ネットワークから事前に通知を受けて知ること、あるいは誤り訂正をかけたパケットの識別子をつけ、該識別子が付いていることで誤り訂正がかかっていることを知り、該識別子がなくなることで誤り訂正の止めを知ることを含む請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  19. 端末装置、エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置及び課金サーバ装置からなり、通信ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配信システムであって、
    前記端末装置は、
    誤り訂正をかけないコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求を送出するコンテンツ転送要求送出手段と、
    前記通信ネットワークから送出される前記誤り訂正をかけないコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
    前記コンテンツの受信状態を判断するコンテンツ受信状態判定手段と、
    前記コンテンツ受信手段において、前記コンテンツを受信している時に、前記コンテンツ受信状態判定手段において、受信状態が良いと判断された場合は、誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域、あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を送出する誤り訂正コンテンツ送出要求送出手段と、
    前記通信ネットワークから送出される前記誤り訂正をかけたコンテンツに同期してコンテンツを受信する誤り訂正コンテンツ受信手段と、
    前記誤り訂正コンテンツ受信手段において前記コンテンツを受信している時に、前記コンテンツ受信状態判定手段において受信状態が悪いと判断した場合は、誤り訂正をかけないコンテンツの受信に戻すことを要求するコンテンツ戻し要求情報を送出するコンテンツ戻し要求送出手段と、
    前記誤り訂正コンテンツ受信手段においてコンテンツを受信しているときに、前記コンテンツ受信状態判定手段において受信状態が良いと判断した場合は、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を要求する上段コンテンツ要求情報を送出する上段コンテンツ要求送出手段と、を有し、
    前記エッジノード装置は、
    前記端末装置から送出される誤り訂正をかけていないコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求情報を受け付ける第1コンテンツ転送要求受信手段と、
    前記第1コンテンツ転送要求受信手段により前記コンテンツ転送要求情報を受け付けると誤り訂正をかけない該コンテンツを転送する第1コンテンツ転送手段と、
    前記端末から送出される誤り訂正をかけた該コンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域、あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第1誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第1誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段と、
    前記第1コンテンツ転送手段において、コンテンツを転送しているときに、前記第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段により該誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付けると1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在する場合は、誤り訂正をかけた該コンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第1誤り訂正コンテンツ送出手段と、
    前記端末装置から送出される誤り訂正をかけない該コンテンツの受信に戻すことを要求するコンテンツ戻し要求情報を受け付ける第1コンテンツ戻し要求受信手段と、
    前記第1誤り訂正コンテンツ送出手段において該コンテンツを送出あるいは転送しているときに、該第1コンテンツ戻し要求受信手段により該コンテンツ戻し要求情報を受け付けると誤り訂正をかけない該コンテンツの転送に戻す制御を行う第1コンテンツ戻し制御手段と、
    前記端末装置から送出される、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を要求する上段コンテンツ要求情報を受け付ける第1上段コンテンツ要求受信手段と、
    前記第1誤り訂正コンテンツ送出手段において前記コンテンツを送出あるいは転送している時に、前記第1上段コンテンツ要求受信手段により該上段コンテンツ要求情報を受け付けると誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第1上段コンテンツ制御手段と、を有し、
    前記コンテンツサーバ装置は、
    前記端末装置から送出される誤り訂正をかけていないコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求情報を受け付ける第2コンテンツ転送要求受信手段と、
    前記第2コンテンツ転送要求受信手段により前記コンテンツ転送要求情報を受けて付けると誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第2コンテンツ転送手段と、
    前記端末装置から送出される前記誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは、1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出、あるいは転送することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段と、
    前記第2コンテンツ転送手段において前記コンテンツを転送しているときに、前記第2誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段により、前記誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付けると、前記1段上のレートのコンテンツあるいは、前記1段上のレートのデータが存在する場合は、前記誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第2誤り訂正コンテンツ送出手段と、
    前記端末装置から送出される前記誤り訂正をかけないコンテンツの受信に戻すことを要求するコンテンツ戻し要求情報を受け付ける第2コンテンツ戻し要求受信手段と、
    前記第2誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送している時に、前記第2コンテンツ戻し要求受信手段により前記コンテンツ戻し要求情報を受け付けると前記誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第2コンテンツ戻し制御手段と、
    前記端末装置から送出される、誤り訂正を止めると共に1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を要求する上段コンテンツ要求情報を受け付ける第2上段コンテンツ要求受信手段と、
    前記第2誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、前記第2上段コンテンツ要求受信手段により前記上段コンテンツ要求情報を受け付けると、誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送の制御を行う第2上段コンテンツ制御手段と、を有し、
    前記コンテンツプロキシ装置は、
    前記端末装置から送出される誤り訂正をかけていないコンテンツの転送を要求するコンテンツ転送要求情報を受け付ける第3コンテンツ転送要求受信手段と、
    前記第3コンテンツ転送要求受信手段により前記コンテンツ転送要求情報を受け付けると前記誤り訂正をかけないコンテンツを転送する第3コンテンツ転送手段と、
    前記端末装置から送出される前記誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは、転送することを要求する誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付ける第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段と、
    前記第3コンテンツ転送手段においてコンテンツを転送している時に、前記第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段により前記誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受け付けると、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータが存在する場合は、前記誤り訂正をかけたコンテンツを、使用帯域を1段上のレートのコンテンツの帯域あるいは1段上のレートのデータを含む帯域に広げて送出あるいは転送する第3誤り訂正コンテンツ送出手段と、
    前記端末装置から送出される前記誤り訂正をかけないコンテンツの受信に戻すことを要求するコンテンツ戻し要求情報を受け付ける第3コンテンツ戻し要求受信手段と、
    前記第3誤り訂正コンテンツ送出手段において、コンテンツを送出あるいは転送しているときに、前記第3のコンテンツ戻し要求受信手段により該コンテンツ戻し要求情報を受け付けると、前記誤り訂正をかけないコンテンツの転送に戻す制御を行う第3コンテンツ戻し制御手段と、
    前記端末装置から送出される誤り訂正を止める共に、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を要求する上段コンテンツ要求情報を受け付ける第3上段コンテンツ要求受信手段と、
    前記第3誤り訂正コンテンツ送出手段においてコンテンツを送出あるいは転送しているときに、前記第3上段コンテンツ要求受信手段に前記上段コンテンツ要求情報を受け付けると誤り訂正を止めると共に、1段上のレートのコンテンツあるいは1段上のレートのデータを含むコンテンツの転送を制御する第3上段コンテンツ制御手段と、を有することを特徴とするコンテンツ配送システム。
  20. 前記エッジノード装置は、
    転送している前記コンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報とともに前記課金サーバ装置に送出する第1課金情報送出手段を有する請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  21. 前記エッジノード装置の前記第1コンテンツ転送要求受信手段は、
    前記コンテンツ転送要求情報を受信するコンテンツサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出される前記コンテンツ転送要求情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、前記コンテンツ転送要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、前記端末装置から当該エッジノード装置宛に送出される該コンテンツ転送要求情報を受信する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  22. 前記エッジノード装置の前記第1誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段は、
    前記誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信する前記コンテンツサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出される前記誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、前記誤り訂正コンテンツ送出要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、前記端末装置から当該エッジノード装置宛に送出される前記誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  23. 前記エッジノード装置の前記第1コンテンツ戻し要求受信手段は、
    前記コンテンツ戻し要求情報を受信する前記コンテンツサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出される該コンテンツ戻し要求情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、該コンテンツ戻し要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、前記端末装置から当該エッジノード装置宛に送出される該コンテンツ戻し要求情報を受信する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  24. 前記エッジノード装置の前記第1上段コンテンツ要求受信手段は、
    前記上段コンテンツ要求情報を受信する前記コンテンツサーバ装置から当該エッジノード装置宛に送出される前記上段コンテンツ要求情報を受信することにより、あるいは、当該エッジノード装置が、前記上段コンテンツ要求情報のパケットであることをパケットヘッダより認識して取り込むことにより、あるいは、前記端末装置から当該エッジノード装置宛に送出される前記上段コンテンツ要求情報を受信する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  25. 前記エッジノード装置の前記第1誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    当該エッジノード装置が前記コンテンツに誤り訂正をかけること、もしくは、前記コンテンツサーバ装置から送出される前記誤り訂正をかけたコンテンツを受信し、転送する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  26. 前記エッジノード装置の前記第1誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    前記誤り訂正をかけたコンテンツの送出あるいは転送にあっては、単一のセッションで送出あるいは転送すること、あるいは、誤り訂正データの別のセッションを使い、送出あるいは転送する手段を含む請求項19または、25記載のコンテンツ配信システム。
  27. 前記コンテンツサーバ装置は、
    転送している前記コンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に前記課金サーバ装置に転送する第2課金情報送出手段を有する請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  28. 前記コンテンツサーバ装置の前記第2誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    前記誤り訂正をかけたコンテンツの送出にあたっては、単一のセッションで送出あるいは転送すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションを使い送出する、あるいは転送する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  29. 前記コンテンツプロキシ装置は、
    転送している前記コンテンツの使用帯域の情報あるいは、そのコンテンツの実使用帯域の情報を使用時間の情報と共に、前記課金サーバ装置に送出する第3課金情報送出手段を有する請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  30. 前記コンテンツプロキシ装置の前記第3コンテンツ転送要求受信手段は、
    前記コンテンツ転送要求情報を受信する前記コンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出されるコンテンツ転送要求情報を受信することにより、あるいは、前記端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される前記コンテンツ転送要求情報を受信する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  31. 前記コンテンツプロキシ装置の前記第3誤り訂正コンテンツ送出要求受信手段は、
    前記誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信する前記コンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信することにより、あるいは、前記端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される前記誤り訂正コンテンツ送出要求情報を受信する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  32. 前記コンテンツプロキシ装置の前記第3コンテンツ戻し要求受信手段は、
    前記コンテンツ戻し要求情報を受信する前記コンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出されるコンテンツ戻し要求情報を受信することにより、あるいは、前記端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される前記コンテンツ戻し要求情報を受信する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  33. 前記コンテンツプロキシ装置の前記第3上段コンテンツ要求受信手段は、
    上段コンテンツ要求情報を受信する前記コンテンツサーバ装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される該上段コンテンツ要求情報を受信することにより、あるいは、前記端末装置から当該コンテンツプロキシ装置宛に送出される前記上段コンテンツ要求情報を受信する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  34. 前記コンテンツプロキシ装置の前記第3誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    当該コンテンツプロキシ装置が前記コンテンツに誤り訂正をかけること、もしくは、前記コンテンツサーバ装置から送出される誤り訂正をかけたコンテンツを受信し、転送する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  35. 前記コンテンツプロキシ装置の前記第3誤り訂正コンテンツ送出手段は、
    前記誤り訂正をかけたコンテンツの送出あるいは転送にあっては、単一のセッションで送出あるいは転送すること、あるいは、誤り訂正データを別のセッションを使い送出あるいは転送する手段を含む請求項19または34記載のコンテンツ配信システム。
  36. 前記端末装置の前記コンテンツ転送要求送出手段は、
    前記コンテンツ転送要求情報を前記エッジノード装置、前記コンテンツサーバ装置、または、前記コンテンツプロキシ装置に送出する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  37. 前記端末装置の前記誤り訂正コンテンツ送出要求手段は、
    前記誤り訂正コンテンツ送出要求情報を前記エッジ装置、前記コンテンツサーバ装置、または、前記コンテンツプロキシ装置に送出する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  38. 前記端末装置の前記コンテンツ戻し要求送出手段は、
    前記コンテンツ戻し要求情報を前記エッジノード装置、前記コンテンツサーバ装置、または、前記コンテンツプロキシ装置に送出する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  39. 前記端末装置の前記上段コンテンツ要求送出手段は、
    前記上段コンテンツ要求情報を前記エッジノード装置、前記コンテンツサーバ装置または、前記コンテンツプロキシ装置に送出する手段を含む請求項19記載のコンテンツ配信システム。
  40. エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、端末装置及び課金サーバ装置を有し、通信ネットワークを用いてコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
    請求項1乃至39記載の前記エッジノード装置、前記コンテンツサーバ装置、前記コンテンツプロキシ装置、前記端末装置、前記課金サーバ装置毎のそれぞれの機能を、プログラムとして構築し、コンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ配信プログラム。
  41. エッジノード装置、コンテンツサーバ装置、コンテンツプロキシ装置、端末装置及び課金サーバ装置を有し、通信ネットワークを用いてコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
    請求項1乃至39記載の前記エッジノード装置、前記コンテンツサーバ装置、前記コンテンツプロキシ装置、前記端末装置、前記課金サーバ装置毎のそれぞれの手段を、コンピュータに実行させるプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ配信プログラムを格納した記憶媒体。
JP2005056251A 2005-03-01 2005-03-01 コンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体 Pending JP2006245804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005056251A JP2006245804A (ja) 2005-03-01 2005-03-01 コンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005056251A JP2006245804A (ja) 2005-03-01 2005-03-01 コンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006245804A true JP2006245804A (ja) 2006-09-14

Family

ID=37051765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005056251A Pending JP2006245804A (ja) 2005-03-01 2005-03-01 コンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006245804A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077108A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Sony Corp 受信装置、受信方法およびコンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077108A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Sony Corp 受信装置、受信方法およびコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4000905B2 (ja) 情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
KR100809654B1 (ko) 통신 프로토콜을 통한 브로드캐스트/멀티캐스트 세션의파라미터들 전송
CN107743698B (zh) 用于多路径媒体传递的方法和装置
JP4454320B2 (ja) 伝送装置、伝送制御プログラム、及び伝送方法
US8132071B2 (en) Transmitting device, receiving device, packet transmission method, packet reception method, and programs for same
US7627653B2 (en) Method and apparatus for distributing computer files across a network
JP2003152752A (ja) データ送受信方法
US7886071B2 (en) Communication processing device, communication control method, and computer program
US20090201886A1 (en) Method of and apparatus for adjusting qos in data transmission over sctp session
JP2003179580A (ja) データ通信システム、データ送信装置、データ受信装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2005142965A (ja) 通信装置、通信方法、通信プログラム、および通信プログラムを記録した記録媒体
KR100433629B1 (ko) 인터넷 팩스 데이터의 오류 제어 방법
US20100014860A1 (en) Communication apparatus and communication method
US20090077256A1 (en) Dynamic change of quality of service for enhanced multi-media streaming
US8645561B2 (en) System and method for real-time transfer of video content to a distribution node of a P2P network over an internet protocol network
EP2445162B1 (en) Method For Adaptive Streaming
JP5277158B2 (ja) データ受信方法、修復方法および対応する端末
US20030210711A1 (en) Data transfer method and apparatus
WO2002005515A1 (fr) Dispositif de transmission de donnees et dispositif de reception de donnees
JP4798495B2 (ja) 映像配信品質測定システム、装置および方法
KR100433628B1 (ko) FoIP에 있어서 네트워크 상태 적응형 오류 제어 방법
JP2006245804A (ja) コンテンツ配信システム及びプログラム及びコンテンツ配信プログラムを格納した記憶媒体
US20070127390A1 (en) Method for providing quality-guaranteed service in converged network and apparatus using the same
US20070076614A1 (en) Method for changing channels in wireless communication terminal and content service system
JP2004135065A (ja) 送信端末、受信端末及びデータ伝送システム