JP2006245779A - 移動ネットワークの通信方法、移動通信制御装置 - Google Patents

移動ネットワークの通信方法、移動通信制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の独立したサブ移動ネットワークから構成された移動ネットワークにおいて該移動ネットワーク内の端末がIPモビリティに対応していない場合においても、端末のサブ移動ネットワークを跨った移動時の通信の継続が可能な通信方法を得る。
【解決手段】接続点の変更後のサブ移動ネットワークが備える変更後移動ルータが、端末が自サブ移動ネットワークに移動した旨の通知を変更前移動ルータに行う工程と、変更前移動ルータが自移動ネットワーク外から送信された端末宛のパケットを受信した後に変更後移動ルータに端末宛のパケットを転送する工程と、変更後移動ルータが変更前移動ルータから転送された端末宛のパケットを端末に転送する工程と、端末が自移動ネットワーク外宛のパケットを変更後移動ルータに送信する工程と、変更後移動ルータが端末からのパケットを変更前移動ルータに転送する工程と、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動ネットワークが複数の独立したサブ移動ネットワークから構成される場合に、移動ネットワーク内の端末が通信を行いながらサブ移動ネットワークを跨って移動する際に該通信を途切れることなく継続することができる移動ネットワークの通信方法およびこれを実現する移動通信制御装置に関するものである。
従来、複数のサブネットワークが相互に接続されたネットワークにおいては、移動端末が通信中に移動する際に移動した先々で通信を可能とするために、IPモビリティの提供が「RFC3344," IP Mobility Support for IPv4 "(非特許文献1参照、Mobile IPと呼ぶ)」において規定されている。また、IPv6については、「RFC3775, "Mobility Support in IPv6"(非特許文献2参照、Mobile IPv6と呼ぶ)」において規定されている。
たとえば、非特許文献2に示された従来のIPモビリティ・ネットワークには、移動端末をサポートするネットワークシステム内にホーム・エージェントと呼ぶ移動端末をサポートする通信中継装置が存在し、かつ各サブネットワーク内において移動端末に現在の位置情報を通知し、かつ移動端末が通信を行う際のアクセス点となるアクセス・ルータと呼ぶ通信中継装置が存在する。そして、移動端末は、ホーム・エージェントに対して現在の位置情報を登録しておく。また移動端末は、現在の位置に依存しない識別子(ホームIPアドレス)を持ち、この識別子によりホーム・エージェントに管理される。
ここで、移動端末宛のIPフレームは、移動端末とその通信相手端末(通常端末)間でRoute Optimization機能により最適経路が設定されるまでは、ホーム・エージェント経由で移動端末に転送される。一方、最適経路が設定された後には、移動端末宛にその通信相手端末(通常端末)からダイレクトにIPフレームが転送される。なお、Route Optimization機能により最適経路を設定するために、移動端末は通信相手端末(通常端末)に対して、現在の位置を通知する。
また、非特許文献3では、上記のMobile IPv6を拡張することにより、複数の端末の集まりであるサブネットワーク(以下、移動ネットワークと呼ぶ)が他のネットワークとの接続点を変更すること、すなわち、移動ネットワークがサブネットワーク間を移動することを可能としている。
たとえば、非特許文献3に示された従来のネットワーク・モビリティを実現するシステムには、移動ネットワークをサポートするネットワークシステム内にネットワーク・モビリティをサポートするホーム・エージェントと呼ぶ通信中継装置が存在する。移動ネットワークは、移動ネットワークを構成する移動ルータと端末とから構成されており、移動ルータはホーム・エージェントに対して現在の位置情報、および移動ネットワークの情報(Network Prefix)を登録しておく。
ここで、ネットワーク・モビリティをサポートするホーム・エージェントにおいては、移動ネットワークの持つNetwork Prefixをもとにホーム・エージェントと移動ルータ間の双方向トンネルを確立している。たとえば、ホーム・エージェントは、移動ネットワーク内に位置する端末宛のパケットを受信する際には、端末宛を示すIPv6アドレス(ここでは、Network Prefix + IDとする)のNetwork Prefix部のみを対象として検索し、前記パケットを移動ルータにより示される現在のロケーションにトンネルする。
上記のネットワーク・モビリティでは、移動ネットワーク内の端末は、移動ルータがサブネットワーク間を移動する際にも、端末におけるMobility Supportの有無に関わらず、通信の継続が可能である。
さらに、この他にも、IPモビリティの提供において、モビリティを提供する2つのノード間でやり取りを行い、トンネルを確立することにより、モバイル端末の移動時のハンドオーバ遅延を小さくすることの技術が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−209872号公報 C. Perkins, Ed " IP Mobility Support for IPv4 " August 2002 , [online] , [retrieved on 2005-1-12] , retrieved from the Internet : < URL : http://ietf.org/rfc/rfc3344.txt > D. Johnson, C. Perkins, J. Arkko, " Mobility Support in IPv6 " June 2004 , [online] , [retrieved on 2005-1-12] , retrieved from the Internet : < URL : http://ietf.org/rfc/rfc3775.txt > Vijay Devarapalli, Ryuji Wakikawa, Alexandru Petrescu, Pascal Thubert, " Network Mobility (NEMO) Basic Support Protocol " January 2005, [online] , [retrieved on 2005-1-12] , retrieved from the Internet : < URL : http://ietf.org/ rfc/rfc3963.txt >
しかしながら、従来のMobile IPやMobile IPv6では、移動端末がMobile IPやMobile Ipv6に対応する必要があり、Mobile IPやMobile Ipv6に対応していない端末では、ネットワークを跨って移動した際には通信を継続できないという問題があった。
また、ネットワーク・モビリティ (NEMO) Basic Support Protocolでは、移動ネットワークが異なるサブネットワークを跨って移動した際にも、移動ネットワーク内の端末に対して、上記移動を隠蔽することにより、移動ネットワーク内の全ての端末に対して通信の継続を可能としている。しかし、移動ネットワーク内の端末が上記移動ネットワークから別のネットワークに移動する際には、端末がMobile IPやMobile Ipv6をサポートする必要があるという問題があった。
また、移動ネットワーク内の端末が別ネットワーク上の端末と通信を行う場合、移動ルータを介して通信を行う必要があるため、移動ネットワーク内の数多くの端末が同時に通信を行う場合、単一の移動ルータに処理が集中するという問題があった。
また、上記の特許文献1によるハンドオーバ遅延を小さくするための手法(Fast Handover)においては、移動端末が通信を行う際のアクセス点となる移動前後のアクセス・ルータ間で、双方向のトンネルを確立することにより、移動端末からの指示に基づき、移動後のアクセス・ルータを介した通信を実現している。しかし、移動端末がFast Handoverに対応する必要があり、従来の端末では利用できないという問題があった。また、移動端末が移動する先々のアクセス・ルータにおいて、Fast Handoverを実現する手法に対応する必要があるという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであって、複数の独立したサブ移動ネットワークから構成された移動ネットワークにおいて該移動ネットワーク内の端末がIPモビリティに対応していない場合においても、端末のサブ移動ネットワークを跨った移動時の通信の継続が可能な移動ネットワークの通信方法およびこれを実現するための移動通信制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる移動ネットワークの通信方法は、それぞれが移動ルータを備えた複数の独立したサブ移動ネットワークと、端末と、を備えて構成される移動ネットワークの通信方法であって、一のサブ移動ネットワーク内に位置する端末が他のサブ移動ネットワークに移動して移動ルータとの接続点の変更を行う場合に、接続点の変更後のサブ移動ネットワークが備える変更後移動ルータが、端末が自サブ移動ネットワークに移動した旨の移動通知を接続点の変更前のサブ移動ネットワークが備える変更前移動ルータに対して行う工程と、変更前移動ルータが、自移動ネットワーク外から送信された端末宛のパケットを受信した後に変更後移動ルータに対して端末宛のパケットを転送する工程と、変更後移動ルータが、変更前移動ルータから転送された端末宛のパケットを端末に対して転送する工程と、端末が、自移動ネットワーク外宛のパケットを変更後移動ルータに送信する工程と、変更後移動ルータが、端末からのパケットを変更前移動ルータに転送する工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、一のサブ移動ネットワーク内に位置する端末が他のサブ移動ネットワークに跨って移動ルータとの接続点の変更を行うに際して、接続点の変更後のサブ移動ネットワークが備える変更後移動ルータが、端末が自サブ移動ネットワークに移動した旨の移動通知を接続点の変更前のサブ移動ネットワークが備える変更前移動ルータに対して行い、変更前移動ルータが、自移動ネットワーク外から送信された端末宛のパケットを受信した後に変更後移動ルータに対して端末宛のパケットを転送し、変更後移動ルータが、変更前移動ルータから転送された端末宛のパケットを端末に対して転送し、端末が、自移動ネットワーク外宛のパケットを変更後移動ルータに送信し、変更後移動ルータが、端末からのパケットを変更前移動ルータに転送するようにされているため、端末のサブ移動ネットワークを跨った移動時の通信が途切れることなく継続される。
この発明によれば、複数の独立したサブ移動ネットワークから構成される移動ネットワーク内の移動をサポートしない端末がサブ移動ネットワークを跨って移動する際の通信の継続が可能となり、端末の自由度の向上が図れる、という効果を奏する。また、複数の独立したサブ移動ネットワークから1つの移動ネットワークを構成することが可能となるため、より数多くの端末による通信を1つの移動ネットワーク内で実行可能である、という効果を奏する。さらに、移動ネットワークが複数の独立したサブ移動ネットワークより構成されるため、通信時の状況に応じて、1つの移動ネットワークを複数に分割することが容易になり、移動ネットワークの運用性の向上を図ることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる移動ネットワークの通信方法およびこれを実現する移動通信制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述により限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態にかかる移動ネットワークシステムのシステム構成を示したシステム構成図であり、独立した複数のサブ移動ネットワークからなる移動ネットワークの構成を示すシステム構成図である。この移動ネットワークにおいて、各サブ移動ネットワークは、「Internet-Draft, “Network Mobility (NEMO) Basic Support Protocol” (RFC3963.txt)」によって、該当サブ移動ネットワークの移動可能性(モビリティ)が実現されている。
図1に示すように、この移動ネットワークシステムは、基幹IPネットワーク100と、この基幹IPネットワーク100を介して相互に接続されるサブネットワーク201、202、203、204と、移動ネットワーク900と、を備えて構成されている。また、サブネットワーク201は、アクセス・ルータ(AR)211を備えている。サブネットワーク202は、アクセス・ルータ(AR)212を備えている。サブネットワーク203は、通常端末701を備えている。そして、サブネットワーク204は、ホーム・エージェント401を備えている。
また、移動ネットワーク900は、独立したサブ移動ネットワーク901およびサブ移動ネットワーク902と、端末801と、を備えて構成されている。そして、サブ移動ネットワーク901は、移動ネットワーク900内の端末801と接続することで該端末801と他のネットワークとの間を中継する移動通信制御装置である移動ルータ311を有する。また、サブ移動ネットワーク902も同様に、移動ネットワーク900内の端末801と接続することで該端末801と他のネットワークとの間を中継する移動通信制御装置である移動ルータ312を有する。
移動ルータ311および移動ルータ312は、図2に示すように検出部301と、移動通知送受信部302と、パケット転送部303と、制御部304と、を備えて構成されている。検出部301は、端末801との接続性を確認するために端末801から送信される到達確認メッセージに基づいて、端末801の自装置への接続点の変更を検出する。
移動通知送受信部302は、検出部301において自装置に接続点の変更を行う端末801を検出した場合に、端末801が自サブ移動ネットワークに移動して自装置に接続点の変更を行った旨の移動通知を接続点の変更前の移動ルータに対して行う。また、移動通知送受信部302は、端末801が他のサブ移動ネットワークに移動して該他のサブ移動ネットワークを構成する移動ルータに接続点の変更を行った旨の移動通知を、前記の他のサブ移動ネットワーク(接続点の変更後のサブ移動ネットワーク)を構成する移動ルータ(接続点の変更後移動ルータ)から受信する。
パケット転送部303は、検出部301において自装置に接続点の変更を行う端末を検出した場合に、接続点の変更前の移動ルータから転送される端末801宛のパケットを端末801に転送し、また検出部301において自装置に接続点の変更を行う端末を検出した場合に、端末801から送信される他のネットワーク宛のパケットを接続点の変更前の移動ルータへ転送する。
また、パケット転送部303は、移動通知を受信した場合に、自装置が受信した端末801宛のパケットを該移動通知に基づいて他の移動ルータに転送する。また、前記他の移動ルータから転送された他のネットワーク宛のパケットを該移動通知に基づいて、自移動ネットワーク外に転送する。
ホーム・エージェント401は、ネットワーク・モビリティをサポートするサーバであり、移動ルータ311および312が収容する移動ネットワーク(ここでは、サブ移動ネットワーク901および902)に対してモビリティを提供する。ここで、移動ルータ311および312は、ホーム・エージェント401に対して、現在、利用可能なあるいは利用を欲するネットワークから得られる情報を基に作成する位置情報(IPv6アドレス)を登録している。なお、移動ルータ311および312は、単一の移動ネットワーク900に属しており、同一のホーム・エージェント401からサービスを受けている。また、単一の移動ネットワーク900に属する移動ルータ(ここでは、移動ルータ311および312)は、予めお互いの情報を交換している。
サブ移動ネットワーク901上の端末801は、IP MobilityをサポートしないIPv6端末である。この端末801は、サブ移動ネットワーク901上の移動ルータ311より、サブ移動ネットワークにおいて有効なNetwork Prefix(ここでは、Net-Prefix311とする)を取得し、IPv6で規定されるアドレス自動生成手順に従い、IPv6グローバル・アドレスを生成する。そして端末801は、前記で生成したIPv6グローバル・アドレスを用いて、サブネットワーク203上に位置する通常端末701と通信を行う。
ここで、サブ移動ネットワーク901が接続するアクセス・ルータが、アクセス・ルータ211から別のアクセス・ルータ(たとえば、アクセス・ルータ212)に変更する際にも、移動ルータ311にてサブ移動ネットワーク901の移動を隠蔽する。このため、サブ移動ネットワーク901が接続するアクセス・ルータがアクセス・ルータ211から別のアクセス・ルータ(たとえば、アクセス・ルータ212)に変更する際においても、サブ移動ネットワーク901内の端末801は、通信の継続が可能である。
つぎに、移動ネットワーク900に属するサブ移動ネットワーク901上の端末801が、通常端末701との間で通信を行う場合の動作について説明する。
まず、端末801が、該端末801が属するネットワーク内において通信を行う場合について図3を参照しながら説明する。端末801が、該端末801が属するネットワーク(ここでは、サブ移動ネットワーク901)と別のネットワークに属する端末と通信を行う際には、属するネットワーク上のルータ(ここでは、移動ルータ311)を介してパケットの送受信を行う。そして、端末801は、通信中においては上記移動ルータ311との接続性を確認するために、到達性確認としてNeighbor Solicitation messageと呼ばれるパケットを定期的に移動ルータ311に向けて送信する。移動ルータ311では、端末801に対して受信したNeighbor Solicitation messageに対する応答として、自ルータの宛先を設定するNeighbor Advertisement messageと呼ぶパケットを端末801に対して送信する。
すなわち、たとえば端末801から通常端末701にデータ送信(通信)を行う場合には、図3に示すように端末801は、通常端末701宛のIPv6パケットを移動ルータ311に送信する(ステップS101)。移動ルータ311は、端末801から送信されたIPv6パケットを受信し、サブネットワーク201のアクセス・ルータ(AR)211を介して通常端末701に転送する(ステップS102)。
一方、通常端末701から端末801にデータ送信(通信)を行う場合には、図3に示すように通常端末701はサブネットワーク201のアクセス・ルータ(AR)211を介して、端末801宛のIPv6パケットを移動ルータ311に送信する(ステップS103)。移動ルータ311は、通常端末701から送信されたIPv6パケットを受信し、端末801に転送する(ステップS104)。
そして、端末801は、通信中においては上記移動ルータ311との接続性を確認するために、Neighbor Solicitation messageを定期的に移動ルータ311に向けて送信する(ステップS105)。そして、移動ルータ311は、端末801に対してNeighbor Solicitation messageに対する応答として、Neighbor Advertisement messageを端末801に対して送信する(ステップS106)。
つぎに、移動ネットワーク900に属するサブ移動ネットワーク901上の端末801が、通常端末701との間で通信を行っている状況から移動ネットワーク900に属する別のサブ移動ネットワーク(ここでは、サブ移動ネットワーク902)に移動した場合の動作について図4を参照しながら説明する。
まず、端末801から通常端末701にデータ送信(通信)を行うために、端末801は通常端末701宛のIPv6パケットを移動ルータ311に送信する(ステップS201)。移動ルータ311は、端末801から送信されたIPv6パケットを受信し、サブネットワーク201のアクセス・ルータ(AR)211を介してホーム・エージェント401に転送する(ステップS202)。そして、ホーム・エージェント401は、移動ルータ311から送信されたIPv6パケットを受信し、通常端末701に転送する(ステップS203)。なお、図4においてはアクセス・ルータ(AR)211は省略している。
一方、通常端末701から端末801にデータ送信(通信)を行う場合には、通常端末701は端末801宛のIPv6パケットをホーム・エージェント401に送信する(ステップS204)。ホーム・エージェント401は、通常端末701から送信されたIPv6パケットを受信し、移動ルータ311に転送する(ステップS205)。そして、移動ルータ311は、ホーム・エージェント401から送信されたIPv6パケットを受信し、通常端末701に転送する(ステップS206)。
また、端末801は、通信中においては上記移動ルータ311との接続性を確認するために、Neighbor Solicitation messageを定期的に移動ルータ311に向けて送信する(ステップS207)。そして、移動ルータ311は、端末801に対してNeighbor Solicitation messageに対する応答として、Neighbor Advertisement messageを端末801に対して送信する(ステップS208)。
つぎに、ある時点(図4においては矢印Aの時点)で端末801がサブ移動ネットワーク901から同じ移動ネットワーク900に属する別のサブ移動ネットワーク(ここでは、サブ移動ネットワーク902)に移動する。このとき、端末801は、サブ移動ネットワーク902に移動するとともに、移動ルータとの接続点を変更し、接続する移動ルータを変更する。端末801がサブ移動ネットワーク901からサブ移動ネットワーク902)に移動する場合には、接続する移動ルータを移動ルータ311から移動ルータ312に変更する。したがって、ここでは、移動ルータ311が接続点の変更前の移動ルータであり、移動ルータ312が接続点の変更後の移動ルータである。
端末801がサブ移動ネットワーク901からサブ移動ネットワーク902に移動すると、移動先のサブ移動ネットワーク902上の移動ルータ312が、同一の移動ネットワーク内に存在する移動ルータ宛の到達性確認のためのNeighbor Solicitation messageを横取りする(ステップS209)。そして、移動ルータ312は、横取りしたNeighbor Solicitation messageの本来の送信先である移動ルータ(ここでは、移動ルータ311)に対して、上記Neighbor Solicitation messageの送信元である端末(ここでは、端末801)が、自ネットワーク(ここでは、サブ移動ネットワーク902)に移動して接続点の変更を行った旨の移動通知を行う(ステップS210)。また、移動ルータ312は、受信したNeighbor Solicitation messageに対する応答として、自ルータの宛先を設定するNeighbor Advertisement messageを端末801に対して送信する(ステップS211)。
ここで、通常端末701から端末801にデータ送信(通信)を行う場合には、通常端末701は端末801宛のIPv6パケットをホーム・エージェント401に送信する(ステップS212)。ホーム・エージェント401は、通常端末701から送信されたIPv6パケットを受信し、移動ルータ311に転送する(ステップS213)。そして、端末801が移動ルータ312に属するネットワークに移動した旨の移動通知を移動ルータ312から受けた移動ルータ311は、端末801宛のIPv6パケットを受信すると、該IPv6パケットに移動ルータ312宛であることを示すトンネル・ヘッダを付加し、移動ルータ312に向けて転送する(ステップS214)。
移動ルータ312は、移動ルータ311より転送された、トンネル化されたIPv6パケットを受信すると、該IPv6パケットに付加されているトンネル・ヘッダを取り除き(デトンネル化し)、IPv6パケットを取り出す。そして、取り出したIPv6パケットの宛先が自ネットワーク下に位置する端末801である場合には、移動ルータ312は取り出したIPv6パケットを端末801に転送する(ステップS215)。ここで、宛先が自ネットワーク下に位置するかどうかについては、端末が送信する到達性確認であるNeighbor Solicitation messageを基に判断する。
一方、端末801から通常端末701にデータ送信(通信)を行う場合には、移動ルータ312からのNeighbor Advertisement messageの通知に従い、端末801は通常端末701宛のIPv6パケットをNeighbor Advertisement messageで通知される移動ルータ312に送信する(ステップS216)。移動ルータ312は、端末801から送信された通常端末701宛のIPv6パケットを受信すると、受信したIPv6パケットにトンネル・ヘッダを付加して、移動ルータ311へ転送する(ステップS217)。
移動ルータ311は、移動ルータ312より転送された、トンネル化されたIPv6パケットを受信すると、該IPv6パケットに付加されているトンネル・ヘッダを取り除き(デトンネル化し)。そして、移動ルータ311は、取り出したIPv6パケットをホーム・エージェント401に向けて転送する(ステップS218)。ホーム・エージェント401では、移動ルータ311から送信されたIPv6パケットを受信し、該IPv6パケットを通常端末701に転送する(ステップS219)。
なお、IPv6端末801は、サブ移動ネットワーク902へ移動した際には、サブ移動ネットワーク902の移動ルータ312より、サブ移動ネットワーク902において有効なIPv6グローバル・アドレスを自動生成し、該IPv6グローバル・アドレスを用いて、移動前に行っていた通信と別の通信を新たに開始することも可能である。
以上のように、本実施の形態にかかるネットワークシステムにおいては、IP MobilityをサポートしないIPv6端末が、複数の独立したサブ移動ネットワークから構成される1つの移動ネットワーク内を動き回る場合においても、前記のIPv6端末の構成を変更することなく、通信を継続することが可能である。すなわち、複数の独立したサブ移動ネットワークから構成される移動ネットワーク内の移動をサポートしない端末がサブ移動ネットワークを跨って接続点の変更を行う際の通信の継続が可能となり、端末の自由度の向上が図れる、という効果を奏する。
また、本実施の形態にかかるネットワークシステムにおいては、1つの移動ネットワークを構成する複数の独立したサブ移動ネットワークが別々の移動ネットワークとして切り離される場合においても、各々のサブ移動ネットワークに属するIPv6端末が通信に使用するIPv6グローバル・アドレスが有効となるサブ移動ネットワークに接続するかどうかに関わらず、通信を継続することが可能である。
そして、複数の独立したサブ移動ネットワークから1つの移動ネットワークを構成することが可能となるため、より数多くの端末による通信を1つの移動ネットワーク内で実行可能である、という効果を奏する。
さらに、本実施の形態にかかるネットワークシステムにおいては、独立したサブ移動ネットワークとして1つの移動ネットワークを構築することにより、移動ネットワークの分割が容易になる。そして、複数のサブ移動ネットワークを集めることで、より大規模な移動ネットワークの構築が容易となる。すなわち、複数の独立したサブ移動ネットワークから1つの移動ネットワークを構成することが可能となるため、より数多くの端末による通信を1つの移動ネットワーク内で実行可能である、という効果を奏する。そして、移動ネットワークが複数の独立したサブ移動ネットワークより構成されるため、通信時の状況に応じて、1つの移動ネットワークを複数に分割することが容易になり、移動ネットワークの運用性の向上を図ることができる、という効果を奏する。
実施の形態2.
上述した実施の形態1においては、サブ移動ネットワークを構築する移動ルータ間で、双方向トンネルを確立することにより、従来の端末がサブ移動ネットワークを跨って移動する際に通信の継続を実現する方法について説明したが、端末が自サブ移動ネットワークに移動してきたことを検出した移動後の移動ルータが、移動前の移動ルータだけではなくホーム・エージェントに対しても端末の位置情報を登録しても良い。これにより、ホーム・エージェントがネットワーク・モビリティを実現する機能を拡張し、登録のある従来の端末に対するパケットを移動後の移動ルータに転送することにより、サブ移動ネットワークを跨る際の通信の継続を実現することも可能である。以下においては、その具体的な方法を図5を参照しながら説明する。
以下では、移動ネットワーク900に属するサブ移動ネットワーク901上の端末801が、通常端末701との間で通信を行っている状況から移動ネットワーク900に属する別のサブ移動ネットワーク(ここでは、サブ移動ネットワーク902)に移動した場合の動作について図5を参照しながら説明する。
まず、端末801から通常端末701にデータ送信(通信)を行うために、端末801は通常端末701宛のIPv6パケットを移動ルータ311に送信する(ステップS301)。移動ルータ311は、端末801から送信されたIPv6パケットを受信し、サブネットワーク201のアクセス・ルータ(AR)211を介してホーム・エージェント401に転送する(ステップS302)。そして、ホーム・エージェント401は、移動ルータ311から送信されたIPv6パケットを受信し、通常端末701に転送する(ステップS303)。なお、図5においてはアクセス・ルータ(AR)211は省略している。
一方、通常端末701から端末801にデータ送信(通信)を行う場合には、通常端末701は端末801宛のIPv6パケットをホーム・エージェント401に送信する(ステップS304)。ホーム・エージェント401は、通常端末701から送信されたIPv6パケットを受信し、移動ルータ311に転送する(ステップS305)。そして、移動ルータ311は、ホーム・エージェント401から送信されたIPv6パケットを受信し、通常端末701に転送する(ステップS306)。
また、端末801は、通信中においては上記移動ルータ311との接続性を確認するために、Neighbor Solicitation messageを定期的に移動ルータ311に向けて送信する(ステップS307)。そして、移動ルータ311は、端末801に対してNeighbor Solicitation messageに対する応答として、Neighbor Advertisement messageを端末801に対して送信する(ステップS308)。
つぎに、ある時点(図5においては矢印Bの時点)で端末801がサブ移動ネットワーク901から同じ移動ネットワーク900に属する別のサブ移動ネットワーク(ここでは、サブ移動ネットワーク902)に移動する際には、移動先のサブ移動ネットワーク902上の移動ルータ312が同一の移動ネットワーク内に存在する移動ルータ宛の到達性確認のためのNeighbor Solicitation messageを横取りする(ステップS309)。
移動ルータ312は、横取りしたNeighbor Solicitation messageの本来の送信先である移動ルータ(ここでは、移動ルータ311)に対して、上記Neighbor Solicitation messageの送信元である端末(ここでは、端末801)が、自ネットワーク(ここでは、サブ移動ネットワーク902)に移動して接続点の変更を行った旨の移動通知を行う(ステップS310)。また、移動ルータ312は、上記Neighbor Solicitation messageの送信元である端末(ここでは、端末801)が自ネットワーク(ここでは、サブ移動ネットワーク902)に移動して接続点の変更を行った旨の移動通知をホーム・エージェントに対しても行い、ホーム・エージェント401に端末801の位置情報を代理登録させ、一時的に端末801の位置情報を管理させる(ステップS311)。
また、移動ルータ312は、受信したNeighbor Solicitation messageに対する応答として、自ルータの宛先を設定するNeighbor Advertisement messageを端末801に対して送信する(ステップS312)。
ここで、通常端末701から端末801にデータ送信(通信)を行う場合には、通常端末701は端末801宛のIPv6パケットをホーム・エージェント401に送信する(ステップS313)。ホーム・エージェント401は、通常端末701から送信されたIPv6パケットを受信し、移動ルータ312に転送する(ステップS314)。
移動ルータ312は、ホーム・エージェント401から転送された、IPv6パケットを受信すると、該IPv6パケットの宛先が自ネットワーク下に位置する端末801である場合には、IPv6パケットを端末801に転送する(ステップS315)。ここで、宛先が自ネットワーク下に位置するかどうかについては、端末が送信する到達性確認であるNeighbor Solicitation messageを基に判断する。
一方、端末801から通常端末701にデータ送信(通信)を行う場合には、移動ルータ312からのNeighbor Advertisement messageの通知に従い、端末801は通常端末701宛のIPv6パケットをNeighbor Advertisement messageで通知される移動ルータ312に送信する(ステップS316)。移動ルータ312は、端末801から送信された通常端末701宛のIPv6パケットを受信すると、受信したIPv6パケットをホーム・エージェント401に向けて転送する(ステップS317)。ホーム・エージェント401では、移動ルータ312から送信されたIPv6パケットを受信し、該IPv6パケットを通常端末701に転送する(ステップS318)。
上述したように、端末が自サブ移動ネットワークに移動してきたことを検出した移動後の移動ルータが移動前の移動ルータだけではなく、ホーム・エージェントに対しても情報を登録した本実施の形態にかかる方法によっても、上述した実施の形態1の場合と同様な効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる移動ネットワークの通信方法は、複数の独立したサブ移動ネットワークから構成された移動ネットワークにおいて該移動ネットワーク内の端末が通信を行いながらサブ移動ネットワーク間を跨って移動する際に途切れることなく継続して該通信を行う場合に有用であり、特に端末がMobile IPやMobile Ipv6をサポートしていない場合やFast Handoverに対応していない場合に適している。
本発明の実施の形態にかかる移動ネットワークシステムのシステム構成を示したシステム構成図であり、独立した複数のサブ移動ネットワークからなる移動ネットワークの構成を示すシステム構成図である。 本実施の形態にかかる移動ルータの概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかるネットワークシステムにおける通信動作を説明するためのシーケンス図である。 実施の形態1にかかるネットワークシステムにおける通信動作を説明するためのシーケンス図である。 実施の形態2にかかるネットワークシステムにおける通信動作を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
100 期間IPネットワーク
201 サブネットワーク
202 サブネットワーク
203 サブネットワーク
204 サブネットワーク
211 アクセス・ルータ(AR)
212 アクセス・ルータ(AR)
311 移動ルータ(MR)
312 移動ルータ(MR)
401 ホーム・エージェント(HA)
701 通常端末
801 端末
900 移動ネットワーク
901 サブ移動ネットワーク
902 サブ移動ネットワーク

Claims (5)

  1. それぞれが移動ルータを備えた複数の独立したサブ移動ネットワークと、端末と、を備えて構成される移動ネットワークの通信方法であって、
    前記一のサブ移動ネットワーク内に位置する端末が他のサブ移動ネットワークに移動して前記移動ルータとの接続点の変更を行う場合に、
    前記接続点の変更後のサブ移動ネットワークが備える変更後移動ルータが、前記端末が自サブ移動ネットワークに移動した旨の移動通知を前記接続点の変更前のサブ移動ネットワークが備える変更前移動ルータに対して行う工程と、
    前記変更前移動ルータが、自移動ネットワーク外から送信された前記端末宛のパケットを受信した後に前記変更後移動ルータに対して前記端末宛のパケットを転送する工程と、
    前記変更後移動ルータが、前記変更前移動ルータから転送された前記端末宛のパケットを前記端末に対して転送する工程と、
    前記端末が、自移動ネットワーク外宛のパケットを前記変更後移動ルータに送信する工程と、
    前記変更後移動ルータが、前記端末からの前記パケットを前記変更前移動ルータに転送する工程と、
    を含むことを特徴とする移動ネットワークの通信方法。
  2. 移動ネットワークを構成する複数の独立したサブ移動ネットワークにそれぞれ備えられ、前記移動ネットワーク内の端末と接続することで該端末と他のネットワークとの間を中継する移動通信制御装置であって、
    前記端末との接続性を確認するために前記端末から送信される接続確認メッセージに基づいて、自装置に接続点の変更を行った端末を検出する検出部と、
    前記検出部において自装置に接続点の変更を行った端末を検出した場合に、前記端末が自サブ移動ネットワークに移動して自装置に接続点の変更を行った旨の移動通知を前記接続点の変更前の移動通信制御装置に対して行う移動通知部と、
    前記検出部において自装置に前記接続点の変更を行う端末を検出した場合に、前記接続点の変更前の移動通信制御装置から転送される前記端末宛のパケットを前記端末に転送し、また、前記端末から送信される前記他のネットワーク宛のパケットを前記接続点の変更前の移動通信制御装置へ転送するパケット転送部と、
    を備えることを特徴とする移動通信制御装置。
  3. 移動ネットワークを構成する複数の独立したサブ移動ネットワークにそれぞれ備えられ、前記移動ネットワーク内の端末と接続することで該端末と他のネットワークとの間を中継する移動通信制御装置であって、
    前記端末が前記移動ネットワーク内の他のサブ移動ネットワークに移動して該他のサブ移動ネットワークを構成する他の移動通信制御装置に接続点の変更を行った旨の移動通知を、前記他の移動通信制御装置から受信する受信部と、
    前記移動通知を受信した場合に、該移動通知に基づいて自装置が受信した前記端末宛のパケットを前記他の移動通信制御装置に転送し、また、該移動通知に基づいて前記他の移動通信制御装置から転送された前記他のネットワーク宛のパケットを自移動ネットワーク外に転送するパケット転送部と、
    を備えることを特徴とする移動通信制御装置。
  4. それぞれが移動ルータを備えた複数の独立したサブ移動ネットワークと、端末と、を備えて構成される移動ネットワークの通信方法であって、
    前記一のサブ移動ネットワーク内に位置する端末が、他のサブ移動ネットワークに移動して前記移動ルータとの接続点の変更を行う場合に、
    前記接続点の変更後のサブ移動ネットワークが備える変更後移動ルータが、前記端末が自サブ移動ネットワークに移動して自装置に接続点の変更を行った旨の移動通知を、前記移動ネットワーク外に設けられるとともに一時的に前記端末の位置情報を管理する通信制御装置に対して行う工程と、
    前記通信制御装置が、前記端末宛のパケットを受信した後に前記変更後移動ルータに対して前記端末宛のパケットを転送する工程と、
    前記変更後移動ルータが、前記通信制御装置から転送された前記端末宛のパケットを前記端末に対して転送する工程と、
    前記端末が、自移動ネットワーク外宛のパケットを前記変更後移動ルータに送信する工程と、
    前記変更後移動ルータが、前記端末からの前記パケットを前記通信制御装置に転送する工程と、
    を特徴とする移動ネットワークの通信方法。
  5. 移動ネットワークを構成する複数の独立したサブ移動ネットワークにそれぞれ備えられ、前記移動ネットワーク内の端末と接続することで該端末および前記移動ネットワーク外に設けられるとともに一時的に前記端末の位置情報を管理する通信制御装置との間を中継する移動通信制御装置であって、
    前記端末との接続性を確認するために前記端末から送信された接続確認メッセージに基づいて、自装置に接続点の変更を行った端末を検出する検出部と、
    前記検出部において自装置に接続点の変更を行った端末を検出した場合に、前記端末が自サブ移動ネットワークに移動して自装置に接続点の変更を行った旨の移動通知を前記通信制御装置に対して行う移動通知部と、
    前記移動通知に基づいて、前記通信制御装置から自装置に転送された前記端末宛のパケットを前記端末に転送し、前記端末から送信されるパケットを前記通信制御装置に転送するパケット転送部と、
    を備えることを特徴とする移動通信制御装置。
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