JP2006242453A - Ice dispenser - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えばレストラン等の店舗に設置され、オーガ式製氷機にて氷を生成して提供する氷ディスペンサに関するものである。 The present invention relates to an ice dispenser that is installed in a store such as a restaurant, for example, and generates and provides ice with an auger type ice making machine.
従来よりこの種氷ディスペンサのオーガ式製氷機は、冷却器(冷媒配管)を外面に設けた冷却円筒内にオーガを回転可能に挿入し、冷却円筒内には給水管から製氷用水を供給すると共に、オーガモータによりオーガを回転駆動し、冷却器による冷却によって前記冷却円筒の内壁に生成した氷を削取しつつ上方に移送し、圧縮することによって連続的に氷片を生成するよう構成されている(例えば特許文献1参照)。 Conventionally, this type of ice dispenser has an auger type ice making machine in which an auger is rotatably inserted into a cooling cylinder provided with a cooler (refrigerant pipe) on its outer surface, and ice making water is supplied into the cooling cylinder from a water supply pipe. The auger is driven to rotate by the auger motor, and the ice generated on the inner wall of the cooling cylinder is scraped and transferred upward by cooling by the cooler, and the ice pieces are continuously generated by compressing. (For example, refer to Patent Document 1).
この場合、氷をカップ内に放出する氷ディスペンサでは、オーガ式製氷機で生成された氷は冷却円筒の上方に設けられる貯氷庫に貯えられる。そして、使用者により放出スイッチが押されると(操作)、貯氷庫の下部に形成されたシャッタ(扉体)を開放し、同時にオーガを回転させることにより、貯氷庫内で当該オーガと同期回転する放出装置を回転させ、所定量の氷を放出口に押し出して放出する構成とされている。
ここで、貯氷庫内に貯えられた氷(氷片)は、長時間放置すると再凍結して大きな固まりとなる。その状態でオーガが回転すると、同期して回転する放出装置の回転が妨げられるため、当該放出装置やオーガ、オーガモータやそれとオーガ間の減速装置などが破壊してしまう問題が生じる。 Here, the ice (ice pieces) stored in the ice storage is re-frozen and becomes a large mass when left for a long time. When the auger rotates in this state, the rotation of the discharging device that rotates in synchronism is hindered, causing a problem that the discharging device, the auger, the auger motor, the speed reduction device between the auger and the like are destroyed.
そこで、使用者(店舗の経営者や従業員)には、営業の終了時には放出スイッチを押して貯氷庫内の氷を全て排出するようにマニュアルにて規定しているが、貯氷庫内の全ての氷を排出するまでは放出スイッチを長時間押し続け、或いは、複数回押す作業が強いられるため、作業が繁雑となる。そのため、営業終了後も氷が貯氷庫内に残されてしまう場合が多く、上述した事故の発生が絶えなかった。 Therefore, users (store managers and employees) stipulate in the manual that at the end of business, the release switch is pressed to discharge all the ice in the ice store. Until the ice is discharged, the operation of pressing the discharge switch for a long time or being forced to press it multiple times is complicated. For this reason, ice is often left in the ice storage even after the end of business, and the above-mentioned accidents have not always occurred.
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、オーガ式製氷機の貯氷庫内の氷を簡単な操作で全て排出することができる氷ディスペンサを提供するものである。 The present invention has been made to solve the conventional technical problems, and provides an ice dispenser that can discharge all the ice in an ice storage of an auger type ice making machine with a simple operation. is there.
請求項1の発明の氷ディスペンサは、外壁に冷却装置の冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、該オーガを回転駆動するオーガモータとを有し、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成して貯氷庫に貯えるオーガ式製氷機を備えており、冷却円筒の給排水装置と、貯氷庫内でオーガと同期回転する放出装置と、貯氷庫に形成された放出口と、該放出口を開閉するシャッタと、冷却装置、オーガモータ、給排水装置及びシャッタの開閉を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、全排出工程を備え、該全排出工程においては、所定の放出スイッチが操作された場合、次回当該放出スイッチが操作されるまでシャッタを開放し、且つ、オーガモータを連続して駆動することにより、貯氷庫内の氷を放出口から放出することを特徴とする。
The ice dispenser of the invention of
請求項2の発明の氷ディスペンサは、上記において制御装置は、全排出工程において放出スイッチが最初に操作されてから所定時間経過した場合、当該全排出工程を終了し、冷却円筒内の製氷用水を排出して運転を停止することを特徴とする。
In the ice dispenser of the invention of
請求項3の発明の氷ディスペンサは、上記各発明において制御装置は、全排出工程が所定時間以上継続した場合、冷却円筒内の製氷用水を排出して運転を停止することを特徴とする。
The ice dispenser of the invention of
請求項4の発明の氷ディスペンサは、外壁に冷却装置の冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、該オーガを回転駆動するオーガモータとを有し、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成して貯氷庫に貯えるオーガ式製氷機を備えたものであって、冷却円筒の給排水装置と、貯氷庫内でオーガと同期回転する放出装置と、貯氷庫に形成された放出口と、該放出口を開閉するシャッタと、冷却装置、オーガモータ、給排水装置及びシャッタの開閉を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、電源スイッチが切られた場合、シャッタを開放し、且つ、オーガモータを連続して駆動することにより、貯氷庫内の氷を放出口から放出する全排出工程を実行することを特徴とする。 An ice dispenser according to a fourth aspect of the present invention is a cooling cylinder provided with a cooler of a cooling device on an outer wall, an auger inserted concentrically and rotatably in the cooling cylinder, and an auger motor for rotationally driving the auger. Equipped with an auger type ice maker that continuously generates ice pieces and stores them in an ice storage by scraping the ice generated on the inner wall of the cooling cylinder with an auger, transferring it upward and compressing it A cooling cylinder water supply / drainage device, a discharge device that rotates synchronously with the auger in the ice storage, a discharge port formed in the ice storage, a shutter that opens and closes the discharge port, a cooling device, an auger motor, and a water supply / drainage device And a control device for controlling the opening and closing of the shutter. When the power switch is turned off, the control device releases the ice in the ice storage by opening the shutter and continuously driving the auger motor. Exit And executes the entire discharge step of releasing.
請求項5の発明の氷ディスペンサは、外壁に冷却装置の冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、該オーガを回転駆動するオーガモータとを有し、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成して貯氷庫に貯えるオーガ式製氷機を備えたものであって、冷却円筒の給排水装置と、貯氷庫内でオーガと同期回転する放出装置と、貯氷庫に形成された放出口と、該放出口を開閉するシャッタと、冷却装置、オーガモータ、給排水装置及びシャッタの開閉を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、電源スイッチが連続して操作された場合、シャッタを開放し、且つ、オーガモータを連続して駆動することにより、貯氷庫内の氷を放出口から放出する全排出工程を実行することを特徴とする。 An ice dispenser according to a fifth aspect of the present invention is a cooling cylinder provided with a cooler of a cooling device on an outer wall, an auger inserted concentrically and rotatably in the cooling cylinder, and an auger motor for rotationally driving the auger. Equipped with an auger type ice maker that continuously generates ice pieces and stores them in an ice storage by scraping the ice generated on the inner wall of the cooling cylinder with an auger, transferring it upward and compressing it A cooling cylinder water supply / drainage device, a discharge device that rotates synchronously with the auger in the ice storage, a discharge port formed in the ice storage, a shutter that opens and closes the discharge port, a cooling device, an auger motor, and a water supply / drainage device And a control device for controlling the opening and closing of the shutter, and when the power switch is continuously operated, the control device opens the shutter and continuously drives the auger motor, thereby ice And executes the whole discharging process for discharged from the discharge port.
請求項6の発明の氷ディスペンサは、請求項4又は請求項5において制御装置は、全排出工程においてシャッタを所定周期で開閉することを特徴とする。
The ice dispenser of the invention of
請求項7の発明の氷ディスペンサは、上記において制御装置は、周囲温度に基づいてシャッタの開時間を変更することを特徴とする。
The ice dispenser of the invention of
請求項8の発明の氷ディスペンサは、請求項6又は請求項7において制御装置は、シャッタの開閉を所定回数実行した後、全排出工程を終了することを特徴とする。
The ice dispenser of the invention of
請求項9の発明の氷ディスペンサは、上記において制御装置は、貯氷庫内の氷量に応じてシャッタの開閉回数を変更することを特徴とする。 The ice dispenser of the invention of claim 9 is characterized in that, in the above, the control device changes the number of times the shutter is opened and closed according to the amount of ice in the ice storage.
請求項1の発明では、外壁に冷却装置の冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、該オーガを回転駆動するオーガモータとを有し、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成して貯氷庫に貯えるオーガ式製氷機を備えた氷ディスペンサにおいて、冷却円筒の給排水装置と、貯氷庫内でオーガと同期回転する放出装置と、貯氷庫に形成された放出口と、該放出口を開閉するシャッタと、冷却装置、オーガモータ、給排水装置及びシャッタの開閉を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、全排出工程を備え、該全排出工程においては、所定の放出スイッチが操作された場合、次回当該放出スイッチが操作されるまでシャッタを開放し、且つ、オーガモータを連続して駆動することにより、貯氷庫内の氷を放出口から放出するようにしたので、制御装置を全排出工程として放出スイッチを操作することにより、次回当該放出スイッチを操作するまで放出口より貯氷庫内の氷を放出させることができるようになる。これにより、店舗の営業終了時などに貯氷庫内の氷を全て排出する場合の作業が極めて容易となるものである。
In the invention of
また、請求項2の発明では、上記に加えて制御装置は、全排出工程において放出スイッチが最初に操作されてから所定時間経過した場合、当該全排出工程を終了し、冷却円筒内の製氷用水を排出して運転を停止するようにしたので、全排出工程で最初に放出スイッチを操作してから所定時間経過したら制御装置は自動的に全排出工程を終了し、正常に運転を停止するようになる。これにより、放出スイッチを操作してから次の操作をし忘れた場合にも、貯氷庫内の氷を全て放出してから支障無く氷ディスペンサの運転が停止されるようになる。
In addition, in the invention of
また、請求項3の発明では、上記各発明に加えて制御装置は、全排出工程が所定時間以上継続した場合、冷却円筒内の製氷用水を排出して運転を停止するようにしたので、全排出工程に移行してから所定時間経過したら制御装置は自動的に当該全排出工程を終了し、正常に運転を停止するようになる。これにより、全排出工程に移行した後、放出スイッチを操作し忘れた場合には、所定時間経過後に氷ディスペンサの運転が停止されるので、全排出工程に移行し、そのまま長時間経過してから全排出工程になっているとは知らずに放出スイッチが操作され、多量の氷が放出されてしまう不都合の発生を回避できるようになる。
In addition, in the invention of
請求項4の発明では、外壁に冷却装置の冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、該オーガを回転駆動するオーガモータとを有し、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成して貯氷庫に貯えるオーガ式製氷機を備えた氷ディスペンサにおいて、冷却円筒の給排水装置と、貯氷庫内でオーガと同期回転する放出装置と、貯氷庫に形成された放出口と、該放出口を開閉するシャッタと、冷却装置、オーガモータ、給排水装置及びシャッタの開閉を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、電源スイッチが切られた場合、シャッタを開放し、且つ、オーガモータを連続して駆動することにより、貯氷庫内の氷を放出口から放出する全排出工程を実行するようにしたので、店舗の営業終了時などに電源スイッチを切るだけで、全排出工程に移行して貯氷庫内の氷を全て排出することができるようになり、作業性が著しく向上するものである。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a cooling cylinder having an outer wall provided with a cooler for a cooling device, an auger inserted concentrically and rotatably in the cooling cylinder, and an auger motor for rotationally driving the auger. In an ice dispenser equipped with an auger type ice maker that continuously generates ice pieces and stores them in an ice storage by scraping the ice generated on the inner wall of the cooling cylinder with an auger, transferring it upward and compressing it, Cooling cylinder water supply / drainage device, discharge device that rotates synchronously with auger in ice storage, discharge port formed in ice storage, shutter for opening / closing the discharge port, cooling device, auger motor, water supply / drainage device, and opening / closing of shutter A control device for controlling the operation of the ice storage unit, when the power switch is turned off, the shutter is opened and the auger motor is continuously driven to release the ice in the ice storage from the discharge port. Since all the discharge processes are executed, it is possible to move to the full discharge process and discharge all the ice in the ice storage by simply turning off the power switch at the end of the store operation, etc. The property is remarkably improved.
請求項5の発明では、外壁に冷却装置の冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、該オーガを回転駆動するオーガモータとを有し、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成して貯氷庫に貯えるオーガ式製氷機を備えた氷ディスペンサにおいて、冷却円筒の給排水装置と、貯氷庫内でオーガと同期回転する放出装置と、貯氷庫に形成された放出口と、該放出口を開閉するシャッタと、冷却装置、オーガモータ、給排水装置及びシャッタの開閉を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、電源スイッチが連続して操作された場合、シャッタを開放し、且つ、オーガモータを連続して駆動することにより、貯氷庫内の氷を放出口から放出する全排出工程を実行するようにしたので、電源スイッチを連続して操作することにより、全排出工程に移行して貯氷庫内の氷を全て排出することができるようになる。これにより、店舗の営業終了時などに貯氷庫内の氷を全て排出する場合の作業が極めて容易となると共に、電源スイッチを所定時間連続して操作したときに全排出工程を実行するので、誤操作も防止されるものである。 According to a fifth aspect of the invention, there is provided a cooling cylinder provided with a cooler of a cooling device on the outer wall, an auger inserted concentrically and rotatably in the cooling cylinder, and an auger motor for rotationally driving the auger. In an ice dispenser equipped with an auger type ice maker that continuously generates ice pieces and stores them in an ice storage by scraping the ice generated on the inner wall of the cooling cylinder with an auger, transferring it upward and compressing it, Cooling cylinder water supply / drainage device, discharge device rotating in synchronization with auger in ice storage, discharge port formed in ice storage, shutter for opening / closing the discharge port, cooling device, auger motor, water supply / drainage device, and opening / closing of shutter And a control device that controls the release of the ice in the ice storage by opening the shutter and continuously driving the auger motor when the power switch is operated continuously. Since so as to perform a full discharge step of releasing from the mouth, by operating continuously the power switch, it is possible to migrate the entire discharge process all discharging ice in the ice bin. This makes it extremely easy to discharge all ice in the ice store when the store is closed, and the entire discharge process is executed when the power switch is operated continuously for a predetermined time. Is also prevented.
また、請求項6の発明では、請求項4又は請求項5に加えて制御装置は、全排出工程においてシャッタを所定周期で開閉するので、シャッタを例えばソレノイドに通電して開放する場合に、当該ソレノイドに連続通電することによって生じるコイルの焼損を回避することができるようになる。
Further, in the invention of
また、請求項7の発明では、上記において制御装置は、周囲温度に基づいてシャッタの開時間を変更するので、例えば周囲温度が低く通電によるコイルの温度上昇が少ない状況では、シャッタの開時間を延長して貯氷庫からの氷の全排出を迅速化することが可能となる。
In the invention of
また、請求項8の発明では、請求項6又は請求項7において制御装置は、シャッタの開閉を所定回数実行した後、全排出工程を終了するので、全排出工程を自動的に終了させて操作性を向上させることができる。
Further, in the invention of
また、請求項9の発明では、上記において制御装置は、貯氷庫内の氷量に応じてシャッタの開閉回数を変更するので、例えば貯氷庫内の氷量が少ないときにはシャッタの開閉回数を減らして早期に全排出工程を終了させることができるようになる。 In the ninth aspect of the invention, the control device changes the number of times the shutter is opened and closed in accordance with the amount of ice in the ice storage. Therefore, for example, when the amount of ice in the ice storage is small, the number of times the shutter is opened and closed is reduced. The entire discharge process can be completed at an early stage.
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は本発明の氷ディスペンサIDの正面図、図2は氷ディスペンサIDに設けられた製氷機としてのオーガ式製氷機IMの構成図、図3は氷ディスペンサIDの貯氷庫19部分の正面図、図4は図3の貯氷庫19前部の縦断側面図、図5は取付部材60及びシュート24を撤去した状態の貯氷庫19部分の正面図、図6は取付部材60を撤去した状態の貯氷庫19前部の縦断側面図、図7は氷ディスペンサIDの電気回路図をそれぞれ示している。
1 is a front view of an ice dispenser ID of the present invention, FIG. 2 is a configuration diagram of an auger type ice making machine IM as an ice making machine provided in the ice dispenser ID, and FIG. 3 is a front view of an
本実施例の氷ディスペンサIDは、例えばレストランなどの店舗に設置されて氷を生成し、従業員や顧客がセットしたカップに氷を排出するものであり、その本体25内には、図2に示すオーガ式製氷機IMが内蔵されている。そして、本体25の前面パネル27下側には凹陥したカップ載置部26が構成されており、カップに氷を投入したいとき、従業員や顧客はこのカップ載置部26にカップをセットすることになる。
The ice dispenser ID of this embodiment is installed in a store such as a restaurant to generate ice and discharge the ice into a cup set by an employee or customer. An auger type ice making machine IM shown in FIG. A recessed
本体25内のオーガ式製氷機IMから氷を案内してカップ内に排出するための後述するシュート24(図3)は、このカップ載置部26の上面26A中央よりカバー載置部26内に臨んでいる。前面パネル27の中央寄りの位置には氷の放出を指示するための放出スイッチ48が設けられており、その向かって右側には操作パネル61が構成されている。この操作パネル61には7セグメントLEDから成る表示部36の他、氷ディスペンサIDに電源を投入し、また、氷ディスペンサIDの電源を切るための電源スイッチ49、製氷運転開始を指示するための製氷スイッチ50、後述する冷却円筒15内及びシスターン9内の製氷用水の強制的排出を指示するための強制排水スイッチ51、放出スイッチ48を押したときに一定量の氷を排出するか押している間連続して排出するかの切り換えを指示するための定量/連続スイッチ52、各種設定を行うために表示部36の表示を切り換えるためのメニュースイッチ53が設けられている。
A chute 24 (FIG. 3), which will be described later, for guiding ice from the auger type ice making machine IM in the
また、カップ載置部26の上面26Aには、前方から見えない、或いは、見え難い位置にロックスイッチ54が設けられている。このロックスイッチ54は操作パネル61に設けられた各スイッチの操作を規制する指示を行うためのスイッチである。これら各スイッチ48〜54(何れも操作スイッチ)及び表示部36は、後述する操作基板35に接続されている。
Further, a
この氷ディスペンサIDに搭載されたオーガ式製氷機IMは、図2に示す如く製氷用水から氷を生成するための冷却器2を備えた製氷部1と、この製氷部1の冷却器2と共に冷凍サイクルを構成するコンデンサ3、コンプレッサ4、及び、膨張弁5、デハイドレータ6とを冷媒配管にて順次接続して冷却装置を構成している。尚、コンデンサ3には当該コンデンサ3を空冷するための図示しないコンデンシングファンが設けられている。
The auger type ice making machine IM mounted on the ice dispenser ID is frozen together with an
また、前記製氷部1に製氷用水(水道水)を供給するために製氷用水を貯留するシスターン9が設けられており、このシスターン9は水道管8に給水弁WV2(本発明の冷却円筒15の給排水装置を構成する)を介して接続されている。シスターン9にはオーバーフロー管10が接続されると共に、シスターン9内にはその満水位を検出するためのフロートスイッチから成る満水位スイッチ22と低水位スイッチ23がそれぞれ設けられている。
In addition, a cistern 9 for storing ice making water is provided to supply ice making water (tap water) to the
また、シスターン9に貯溜された水は、給水管12にて前記製氷部1に導入され、不要な水は排水管13にて排出される。この排水管13は後述する貯氷庫19の排水管7に排水弁WV1(本発明の冷却円筒15の給排水装置を構成する)を介して接続されている。
Further, water stored in the cistern 9 is introduced into the
一方、前記製氷部1は、内壁を平滑な円筒状内面とされたステンレス製の冷却円筒15内にオーガ(回転刃)16を同心的且つ回転可能に挿入し、前記冷却円筒15の外壁にパイプ状の前記冷却器2を螺旋状に密着巻付して構成されている。尚、これら冷却円筒15と冷却器2との隙間には両者の結合と熱伝達性能の向上を目的としてハンダが注入されている。
On the other hand, the
また、前記オーガ16は、下部を下部軸受け17にて、上部を氷圧縮経路を構成する上部軸受け18にて軸支されている。また、この上部軸受け18にて圧縮された氷(氷片)は、冷却円筒15の上方に設けられた貯氷庫19に導出される。
The
前記給水管12と排水管13は冷却円筒15の下部においてその内部にそれぞれ連通すると共に、これらの下方における冷却円筒15の下部には、更にオーガ16を回転駆動するためオーガモータ45(後述)を備える駆動装置20が減速装置21を介して接続されている。
The
前記貯氷庫19は、上面に開口を有する断熱箱体により構成されており、この上面開口には、蓋部材19Aが開閉自在に設けられている。また、この蓋部材19Aには、貯氷庫19内の貯氷量を検出する貯氷センサ33が設けられると共に、貯氷庫19内にはオーガ16の上端に連結されて当該オーガ16と同期回転する放出装置62が設けられている。更に、この貯氷庫19の前下部には、放出口63が形成されており、放出装置62は回転して貯氷庫19内の氷をこの放出口63に押し出す。
The
そして、この貯氷庫19の前面(外面)には放出口63を開閉するための開閉扉装置29が設けられている。この開閉扉装置29は、貯氷庫19の前面に取り付けられる基台64と、この基台64上部に取り付けられたソレノイド(電磁ソレノイドから成る駆動手段)28と、このソレノイド28から下方に突出して垂下するプランジャ(ソレノイドプランジャ)66と、基台64の下部に設けられた水平方向の回動軸67を中心として上端部が回動自在に枢支され、前記貯氷庫19の放出口63を開閉するシャッタ68などから構成されている。
An opening /
即ち、ソレノイド28はシャッタ68の上方に位置しており、ソレノイド28のコイルが非励磁の状態ではプランジャ66は自重にて下方に突出している。そして、ソレノイド28のコイルが励磁されるとプランジャ66は吸引され、上昇する。このプランジャ66の先端には、連結軸69を中心として回動自在に連結部材(連結手段)71の上端部が連結されており、この連結部材71の下部には上下方向の長孔72が形成されている。尚、基台64にはプランジャ66の左右両側に位置する案内板81が取り付けられており、この案内板81には上下方向の案内溝82が形成されている。そして、前記連結軸69はこの案内溝82内に移動且つ回動自在に係合されている。
That is, the
一方、シャッタ68の外面(前面)にはカバー壁73が立設されている。このカバー壁73はシャッタ68の左右両側及び非枢支側に渡って設けられており、カバー壁73の左右両側の壁は前記回動軸67を要とした扇状を呈しており、非枢支側の壁は回動軸67を中心とした円弧状を呈している。このカバー壁73の左右両側の壁間に渡って移動軸74が取り付けられており、この移動軸74は前記連結部材71の長孔72内に移動且つ回動自在に係合されている。
On the other hand, a
また、回動軸67にはコイルバネ76が巻回されており、このコイルバネ76は基台64とシャッタ68の外面間に渡って当接し、このシャッタ68を常時閉鎖方向(放出口63を閉鎖する方向)に付勢する。更に、シャッタ68の内面(貯氷庫19側の面)にはシールゴム77が取り付けられており、このシールゴム77は放出口63よりも大きい面積を有している。
A
他方、貯氷庫19の前面には、放出口63の下縁には斜め下方に延在するスライダ78が取り付けられている。このスライダ78は放出口63の横幅方向の全幅(或いはそれ以上)に渡って設けられ、放出口63から放出された氷を後述するシュート24内に案内する。そして、シャッタ68が開放したときにこのシャッタ68と対向するスライダ78の上面には湾曲面78Aが形成されている。この湾曲面78Aはスライダ78の横幅横行の全幅に渡って形成されており、従って、放出口63の横幅方向の全幅(或いはそれ以上)に渡っている。また、湾曲面78Aは所定曲率を有してシャッタ側(斜め前上方)に向けて張り出している。
On the other hand, on the front surface of the
この場合、シャッタ68が図9のように全開状態となったときの当該シャッタ68とスライダ78の湾曲面78Aとの最短距離は放出口63の上下寸法以上に設定されている。また、湾曲面78Aはシャッタ68が回動した際の先端の軌道より少なくとも氷1個分以上前下方に延在して形成されている。
In this case, the shortest distance between the
また、貯氷庫19外面(前面)には取付部材60が取り付けられ、前述したシュート24はこの取付部材60内に保持されている(図3、図4以外では撤去)。この取付部材60は一枚の鋼板を屈曲して構成されており、縦長の前壁部及び左右側壁部を有して上下及び後側が開放された形状を呈している。そして、左右側壁部の後縁上端部から左右に張り出したフランジ60Aにて貯氷庫19の外面にネジ止めされている。この場合、取付部材60の上端は放出口63の上下寸法の略中央の高さに位置する。また、取付部材60の左右側壁部には、下縁から上方に向けて切り込まれたスリット状の被係合部60Bが形成されている。
Moreover, the
一方、シュート24は硬質合成樹脂にて成形された上下に長い略矩形筒状を呈しており、上下に開放し、且つ、後面上部も後方に開放している。また、シュート24の左右側壁上部には外方に突出したフランジ状の係合部24Aが一体に形成されている。そして、下方からシュート24を取付部材60内に挿入すると、シュート24の係合部24Aが取付部材60の被係合部60B内に進入して係脱自在に係合する。そして、係合部24Aの上面が被係合部60Bの上縁に当接することでシュート24は所定位置に位置決めされる。そして、シュート24の下端はカバー載置部26の上面26Aにネジ止めされる保持板79により保持される。これによって、シュート24は取付部材60内で上下、左右、及び、前後に移動不能な状態で確実に、且つ、着脱可能に保持される。
On the other hand, the
このシュート24が所定位置に位置決めされた状態で、シュート24の上端は取付部材60の上端と略同じ高さにある。そして、シュート24は放出口63の前方に位置して下方に延在し、その下部は取付部材60より下方に突出してカバー載置部26内に臨んでいる(図4)。このとき、スライダ78は放出口63の下縁からシュート24内に延在し、放出口63から放出される氷をシュート24内に案内する。更に、シャッタ68及びそのカバー壁73はシュート24内で回動自在とされ、更に、シャッタ68が図8のように放出口63を閉鎖した状態で、カバー壁73はシュート24の上面開口を覆う。そして、この状態から図11のようにシャッタ68が全開状態となるまでの間、シャッタ68より上方は当該シャッタ68とカバー壁73にてシュート24内と仕切られる。
With the
これにより、開閉扉装置29を構成するソレノイド28やプランジャ66、連結部材71やコイルバネ76が万一破損した場合にも、それらの破片や部品はカバー壁73で囲まれたシャッタ68の外面に受け止められるようになる。従って、放出口63から放出される氷にこれら異物が混入する不都合を防止若しくは最小限に抑制することができるようになり、安全な氷供給を実現することができるようになる。
Thereby, even if the
また、シュート24の下部は取付部材60より下方に突出しているので、シュート24の下端部及び内面下部の汚れは下から拭き取ることができる。更に、シュート24全体を清掃する場合には、ネジ止めされた保持板79を外し、下方に引けば、取付部材60より容易にシュート24を引き抜くことができる。
Further, since the lower portion of the
次に、図7を参照して氷ディスペンサIDの電気回路を説明する。図7において、Kはリミットセンサ30、コンデンサ3の温度を検知するコンデンサセンサ31、冷却器2の温度を検知する冷却器センサ32、前記貯氷庫19内の貯氷量を検知する貯氷センサ33が接続された制御装置としてのコントロール基板である。このコントロール基板Kは汎用マイクロコンピュータ(制御手段)から構成されており、基板用トランス34から電源を得ている。
Next, the electric circuit of the ice dispenser ID will be described with reference to FIG. In FIG. 7, K is connected to a
また、前記コントロール基板Kには、各センサ30、31、32、33の他、操作基板35、高圧スイッチ37、及び、前記満水位スイッチ22、低水位スイッチ23が接続されている。商用交流電源には、前記コンプレッサ4のコンプレッサモータ39をON−OFFするコンプレッサ用リレー接点40、始動コンデンサ41、及び、運転コンデンサ42、コンプレッサモータ始動リレー43、コンプレッサモータ用オーバーロードリレー44が直列に接続されている。更に、コンプレッサモータ始動リレー43とコンプレッサモータ用オーバーロードリレー44との間から前記コントロール基板Kに接続している。
In addition to the
また、前記コントロール基板Kには、前記開閉扉装置29のソレノイド28に接続されたリレーR5と、前記オーガモータ45及び運転コンデンサ46に接続されたリレーR4と、前記コンデンシングファンのコンデンシングファンモータ56及びコンプレッサ用リレーRLに接続されたリレーR3と、排水弁WV1に接続されたリレーR2と、給水弁WV2に接続されたリレーR1とを備えている。尚、コンプレッサ用リレーRLは、コンプレッサ用リレー接点40をON−OFFさせるもので、47は前記オーガモータ45のオーバーロードリレーである。
The control board K includes a relay R5 connected to the
また、前記操作基板35には、前述した放出スイッチ48、表示部36、電源スイッチ49、製氷スイッチ50、強制排水スイッチ51、定量/連続スイッチ52、メニュースイッチ53、ロックスイッチ54がそれぞれ設けられている。更に、55はオーガモータ45の通電電流値を検出する電流検出手段としてのカレントトランスであり、コントロール基板Kに設けられ、接続されている。尚、コントロール基板Kのマイクロコンピュータはその機能として後述するタイマを備えている。
The
上述した構造において、本発明の氷ディスペンサIDの動作を説明する。氷ディスペンサIDの運転停止状態から操作パネル61の電源スイッチ49を押す(操作)と、氷ディスペンサIDは運転状態となる。次に、製氷スイッチ50を押す(操作)と、次の初回洗浄工程が開始される。
In the structure described above, the operation of the ice dispenser ID of the present invention will be described. When the
(1)初回洗浄工程
この初回洗浄工程では、低水位スイッチ23がONとなっており、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは給水弁WV2及び排水弁WV1を開き、冷却円筒15内に給水すると共に排水を行う。尚、初回洗浄工程と後述する製氷工程においては、マイクロコンピュータは初期設定状態で排水弁WV1を1時間毎(定時排水間隔)に30秒間(定時排水時間)開く排水動作を実行する。それによって、冷却円筒15内の製氷用水を廃棄し、冷却円筒15内の洗浄を行う。従って、この初回洗浄工程においても排水弁WV1を30秒開く。
(1) Initial cleaning process In this initial cleaning process, the low
また、マイクロコンピュータは排水弁WV1を閉じた後も給水弁WV2を開としており、この初回洗浄工程で満水位スイッチ22がONされるまで給水される。尚、この給水管12からの給水量は、排水管13による排水量より水量が多くなるよう設定されており、そのため、排水弁WV1が開であっても、給水弁WV2を開いていると、所定時間経過後、低水位スイッチ23はOFFとなる。また、係る初回洗浄工程開始と同時に、オーガモータ45へ通電され、オーガ16が回転駆動される。
Further, the microcomputer keeps the water supply valve WV2 open even after the drain valve WV1 is closed, and water is supplied until the full
(2)製氷工程
また、満水位スイッチ22がONすると、マイクロコンピュータは続いて製氷工程に入り、給水弁WV2をOFFし、コンプレッサ4(コンプレッサモータ39)及びファンモータ56をONして製氷を行う。この製氷工程においては、オーガ16により冷却円筒15の内壁に生成した氷を削取しつつ上方に移送し、上部軸受け18の氷圧縮経路にて圧縮することによって、連続的に氷片を生成する。生成された氷(氷片)はその上部に設けられている貯氷庫19に導出され、蓄えられる。
(2) Ice making process When the full
係る製氷工程で、シスターン9内の製氷用水が無くなると、低水位スイッチ23がONするので、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは給水弁WV2を開放し、給水を開始する。そして、満水位スイッチ22がONすると給水弁WV2が閉じられる。
In this ice making process, when the water for ice making in the cistern 9 runs out, the low
(3)貯氷工程
この製氷、給水の動作を繰り返した後、貯氷センサ33が満氷を検知すると、30秒間経過後、コントロール基板Kのマイクロコンピュータはコンプレッサ4及びファンモータ56をOFFし、排水弁WV1を開いて冷却円筒15内の製氷用水を排出し、その後90秒経過したらオーガモータ45をOFFして製氷工程(製氷動作)を停止して貯氷工程に入る。
(3) Ice storage process After the ice making and water supply operations are repeated, when the
この貯氷工程において貯氷センサ33が満氷を検知しなくなってから150秒後にコントロール基板Kのマイクロコンピュータは製氷開始と判断し、オーガモータ45をON、排水弁WV1を開とする。ここでは、一度排水しているため、低水位スイッチ23がONとなる。この低水位スイッチ23がONとなると同時に、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは給水弁WV2を開とし、満水位スイッチ22が満水検知するまで給水を継続する。
In this ice storage process, 150 seconds after the
満水位スイッチ22がONすると、再び製氷工程に移行し、コンプレッサ4(コンプレッサモータ39)及びファンモータ56をONとして製氷を再開する。このようにして、貯氷庫19内には常時所定量の氷が貯留される。
When the full
(4)氷放出動作
次に、開閉扉装置29による貯氷庫19からの氷放出動作について説明する。尚、定量/連続スイッチ52で定量が選択されている場合、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは放出スイッチ48が一回押される(操作)毎に後述する如くシャッタ68により放出口63を開き、所定期間経過後に閉じて一定量の氷を放出する。また、連続が選択されている場合、マイクロコンピュータは放出スイッチ48は押されている間(操作)シャッタ68により放出口63を開放し、放出スイッチ48から手をはなすまで氷を放出し続け、放出スイッチ48が押されなくなったらシャッタ68を閉じる動作を実行する。
(4) Ice discharging operation Next, the ice discharging operation from the
また、シャッタ68により放出口63を開放している間、コントロール基板Kのマイクロコンピュータはオーガモータ45をONしてオーガ16及び放出装置62を回転させ、貯氷庫19内の氷を放出口63方向に押し出すものとする。
Further, while the
例えば現在は定量が選択されているものとすると、放出スイッチ48が押されることにより、コントロール基板Kのマイクロコンピュータはソレノイド28(コイル)に通電する。このソレノイド28が通電されると、プランジャ66がソレノイド28の電磁力によって吸引されるので、図6の状態からプランジャ66が上昇していく。このプランジャ66の上昇によって連結部材71が引き上げられるので、移動軸74は長孔72内を相対的に降下することになる。そして、図8の如く移動軸74が長孔72下端に到達すると、プランジャ66の上昇に伴って移動軸74が引き上げられるようになるので、コイルバネ76に抗してシャッタ68が引き上げられ、回動軸67を中心として図8中時計回りに回動する。これによって、放出口63は開放されていき、やがて図9の如くプランジャ66が吸引されて上昇し切ったところでシャッタ68は放出口63を全開状態とする。
For example, assuming that the quantity is currently selected, the microcomputer on the control board K energizes the solenoid 28 (coil) when the
前述した如くシャッタ68の開放中、放出装置62は回転されるので、貯氷庫19内の氷は開放されている放出口63より押し出され、スライダ78上を滑ってシュート24内に落下する。そして、このシュート24内を経てカップ載置部26に載置されたカップ内に排出される。この場合、前述した如くシャッタ68が全開状態となったときの当該シャッタ68とスライダ78の湾曲面78Aとの最短距離は放出口63の上下寸法以上に設定されているので、スライダ78の湾曲面78Aによって氷の排出に支障が生じることは無い。
Since the
係るソレノイド28への通電開始から所定期間経過後、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは当該ソレノイド28への通電を断つ。ソレノイド28の電磁力が消失するので、プランジャ66は自重とコイルバネ76の付勢力によって降下する。同時にシャッタ68は図9中反時計回りに回動され、図8の如く放出口63を閉じる。これによって、氷の排出は終了する。更に、プランジャ66は自重で連結軸69が案内溝82の下縁に当接するまで降下し、最下点まで突出すると移動軸74が長孔72内を相対的に上端部まで上昇して図6の状態に復帰する。
After a predetermined period from the start of energization of the
この図6の状態では、回動軸67を中心として移動軸74が図6中時計回りに回動する場合の円弧の接線が、垂下するプランジャ66の延在方向と成す角度が図8の状態よりも拡大するので、連結部材71はシャッタ68を外面側から放出口63方向に押し付けることになる。これにより、シャッタ68の閉鎖状態がロックされるので、係る比較的簡単な構成で貯氷庫19内の氷の荷重に対向し、シャッタ68の閉鎖状態を維持することができるようになる。
In the state of FIG. 6, the angle formed by the tangent of the arc when the moving
また、プランジャ66が自重により降下してシャッタ68を閉鎖方向に付勢し、且つ、係るロック状態を維持することになるので、格別な発条部材などを用いる必要が無くなる。従って、部品点数の削減を図ることができると共に、折損の恐れのある発条部材などを削除できるために耐久性も向上する。また、発条部材などが伸縮する動作音も無くなるので静音化も実現することができるようになる。
Further, since the
(5)氷詰まり
ここで、放出口63からは連続して氷が放出されるので、シャッタ68が開放されてから閉じたとき、シャッタ68とスライダ78との間に氷が挟まって詰まる場合があるが、シャッタ68が開放したときにこのシャッタ68と対向するスライダ78の上面に湾曲面78Aが形成されているので、シャッタ68が閉まりきる直前に氷はこの湾曲面78Aの上部とシャッタ68間に挟まることになる。このとき、湾曲面78Aはシャッタ68側に張り出しているので、湾曲面78A上部とシャッタ68間に氷が挟まった状態で、湾曲面78Aは上部より中央部(湾曲面78Aの頂点)に行くに従ってシャッタ68に接近していくことになる。従って、シャッタ68先端(非枢支側の端部)と湾曲面78Aの間の隙間は、氷が挟まった湾曲面78A上部におけるシャッタ68との間隔よりも著しく小さくなるので、氷が詰まった箇所以外の範囲から氷が溢れ出てしまう不都合も防止若しくは抑制される。
(5) Ice clogging Here, since ice is continuously discharged from the
また、湾曲面78Aはシャッタ側に向けて所定曲率で張り出しているので、その上部と水平面とが作る角度は小さく、逆にシャッタ68と水平面とが作る角度は大きくなる。そのため、シャッタ68が閉じようとする力は、湾曲面78A上部に位置する氷を貯氷庫19方向に押し戻すように有効に作用することになるので、状況によっては詰まった氷を貯氷庫19に戻し、シャッタ69を閉鎖状態に復帰させることも可能となる。更に、この湾曲面78Aは前述したようにシャッタ68が回動した際の先端の軌道より少なくとも氷1個分以上前下方に延在して形成されているので、この湾曲面78A先端の端面とシャッタ68間に氷が挟まり、シャッタ68が回動不能に陥る危険性もない。
Further, since the
(6)操作パネルスイッチのロック
ここで、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、ロックスイッチ54が押されると(操作)、操作パネル61に配置された電源スイッチ49、製氷スイッチ50、強制排水スイッチ51、定量/連続スイッチ52及びメニュースイッチ53の操作を無効とする規制制御を実行する。これにより、格別なカバーを設けること無く、顧客により恣意的にこれらスイッチ49〜53が操作され、氷の放出操作以外の操作が行われてしまう不都合を防止することができるようになる。
(6) Locking of operation panel switch Here, when the
係る規制制御はもう一度ロックスイッチ54が押されるまで実行される。また、このロックスイッチ54はカップ載置部26上面の前方から見えない、或いは、見え難い位置にあるので、顧客により操作される危険性も少ない。尚、係るロックスイッチ54によって操作無効となるスイッチはメニュースイッチ53によって予め選択し、設定しておくことができる。また、操作パネル61をバックライトで照明する場合には、操作を無効とするときにこのバックライトを消灯してもよい。また、スイッチ操作の無効の代わりに、係るバックライトを消灯し、操作パネル61のスイッチを見えなくするのみでも、スイッチ49〜53の操作規制は実現可能である。
Such regulation control is executed until the
(7)定期交換時期の表示/制御
また、上部軸受け18は経年使用により摩耗する。この摩耗が進行すると、オーガ16の回転が振れて冷却円筒15内面に重大な損傷を生じさせ、また、オーガ16や冷却円筒15の破損によって氷に異物が混入する危険性が生じる。
(7) Display / control of periodical replacement time The
そこで、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、オーガモータ45の延べ運転時間を積算し、記憶しており、積算時間が上部軸受け18の安全耐用期間(例えば18000時間)に達した場合、表示部36或いはコントロール基板Kの図示しない点検基板にて警報を表示する。但し、この警報表示を行った時点では氷ディスペンサIDの運転停止は行わず、以後の運転も許容する。これにより、店舗における氷の需要に対応する。そして、この警報表示を行った後、上部軸受け18が交換された場合には、所定のリセット操作により上記積算時間の記憶はクリアされる。
Therefore, the microcomputer of the control board K accumulates and stores the total operation time of the auger motor 45, and when the accumulated time reaches the safety life of the upper bearing 18 (for example, 18000 hours), the
但し、係るリセット操作が行われず、前記警報表示が行われてからオーガモータ45の運転が所定の限界期間(例えば500時間)継続された場合、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは前記点検基板にその旨表示した状態で氷ディスペンサIDの運転を停止する。これによって、オーガ16や冷却円筒15の破損を確実に防止する。
However, when the reset operation is not performed and the operation of the auger motor 45 is continued for a predetermined limit period (for example, 500 hours) after the alarm display is performed, the microcomputer of the control board K displays that on the inspection board. In this state, the operation of the ice dispenser ID is stopped. This reliably prevents the
(8)シャッタ開閉回数警報
また、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、開閉扉装置29のソレノイド28によるシャッタ68の開閉回数を積算し、記憶しており、所定の耐用回数(例えば20万回〜50万回)に達した場合、前述同様に警報表示を行う。これにより、開閉扉装置29の点検・交換を促し、部品破損によって氷に異物が混入する危険性を最小限に抑える。
(8) Shutter opening / closing alarm The microcomputer of the control board K accumulates and stores the number of times the
(9)ソレノイド保護
また、氷を連続放出するように設定されている場合、放出スイッチ48が押されている間、ソレノイド28のコイルには連続して通電が行われることになる。通常このソレノイド28のコイルと電源間には図示しないバイメタルスイッチが設けられ、焼損保護が取られるが、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、ソレノイド28のコイルへの通電時間を積算しており、係る放出スイッチ48の連続押圧或いは何らかの故障によってソレノイド28のコイルに所定の耐用時間(例えば後述する全排出工程における開放時間タイマT2の所定の開放時間と同じ3分)以上連続して通電が行われた場合、強制的にリレーR5を非励磁とし、ソレノイド28のコイルへの通電を断つ。これによって、ソレノイド28のコイルの焼損を未然に回避する。
(9) Solenoid protection When the ice is set to be continuously discharged, the coil of the
(10)全排出工程
次に、コントロール基板Kのマイクロコンピュータによる氷ディスペンサIDの全排出工程について図10を参照しながら説明する。店舗の閉店時など、貯氷庫19内に貯えられた氷(氷片)が長時間放置されると、それらは再凍結して大きな固まりとなる。その状態でオーガ16が回転され、同期して放出装置62が回転されると、貯氷庫19内の氷の固まりによって放出装置62の回転が妨げられるため、当該放出装置62やオーガ16、駆動装置20のオーガモータ45やそれとオーガ16間の減速装置21が破壊してしまう。
(10) Total Discharging Process Next, the entire discharging process of the ice dispenser ID by the microcomputer of the control board K will be described with reference to FIG. If the ice (ice pieces) stored in the
そこで、店舗を閉店する際には先ず所定の回収容器をカップ載置部26にセットした後、操作パネル61の製氷スイッチ50と強制排水スイッチ51を同時に押す(ON)。コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、使用者によりこの製氷スイッチ50と強制排水スイッチ51が同時に押されると、図10のステップS1からステップS2に進み、全排出工程に移行する。
Therefore, when closing the store, first, a predetermined collection container is set on the
尚、コントロール基板Kのマイクロコンピュータはこの全排出工程においては貯氷センサ33の検出動作は無視し、コンプレッサ4を含む冷却装置の運転は禁止し、給水弁WV2も閉じた状態とする。そして、ステップS3でマイクロコンピュータが機能として有する最長時間タイマT1(所定の最長時間、例えば30分でカウントアップ)のカウントを開始する。
Note that the microcomputer of the control board K ignores the detection operation of the
この全排出工程に移行した後、使用者が次に放出スイッチ48を押すと、コントロール基板KのマイクロコンピュータはステップS4からステップS5に進み、マイクロコンピュータが機能として有する開放時間タイマT2(所定の開放時間、例えば3分。この3分は連続してシャッタ68が放出口63を開放している状態で、満氷状態の貯氷庫19内の氷が空になるのに十分な時間である。)のカウントを開始する。
When the user next presses the
次に、ソレノイド28に通電し(ON)、前述した如くシャッタ68を回動させて放出口63を開放し、且つ、オーガモータ45を駆動してオーガ16及び放出装置62を回転駆動させる。これにより、貯氷庫19内の氷は放出口63から放出され、シュート24を経て前述した回収容器に排出される。そして、貯氷庫19内が空になったと使用者が判断したら、もう一度放出スイッチ48を押す(ON)。コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、ステップS6で氷の排出を開始した後、使用者によりもう一度放出スイッチ48が押されると、ステップS7からステップS8に進み、ソレノイド28への通電を停止してシャッタ68を閉じ、オーガモータ45も停止させる。次に、ステップS10に進んで全排出工程を終了し、排水弁WV1を開き、冷却円筒15内の製氷用水を廃棄した後、電源を切って氷ディスペンサIDの運転を停止する。
Next, the
このように、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは全排出工程を備えており、製氷スイッチ50と強制排水スイッチ51を同時に押して全排出工程に移行させた後、放出スイッチ48を押すことにより、次回放出スイッチ48を押すまで放出口63より貯氷庫19内の氷を放出させることができるので、店舗の営業終了時などに貯氷庫19内の氷を全て排出する場合の作業が極めて容易となる。
As described above, the microcomputer of the control board K has a full discharge process. After the
ここで、ステップS6でシャッタ68が開放され、オーガモータ45が駆動されて氷の排出が開始されてから所定の開放時間(例えば3分)が経過しても放出スイッチ48が押されない場合、コントロール基板KのマイクロコンピュータはステップS12からステップS8に進み、ソレノイド28への通電を停止してシャッタ68を閉じ、オーガモータ45も停止させる。そして、ステップS10に進んで全排出工程を終了し、排水弁WV1を開き、冷却円筒15内の製氷用水を廃棄した後、電源を切って氷ディスペンサIDの運転を停止する。
Here, if the
このように、全排出工程で最初に放出スイッチ48を押してから所定の開放時間が経過したらコントロール基板Kのマイクロコンピュータは自動的に全排出工程を終了し、正常に運転を停止するので、放出スイッチ48を操作してから使用者が次の操作(放出スイッチ48を押すこと)をし忘れた場合にも、貯氷庫19内の氷を全て放出してから支障無く氷ディスペンサIDの運転は停止される。
In this way, when a predetermined opening time has elapsed since the
また、ステップS2で全排出工程に移行してから所定の所定の最長時間(例えば30分)が経過しても放出スイッチ48が押されず、全排出工程が終了しない場合、コントロール基板KのマイクロコンピュータはステップS11からステップS10に進み、全排出工程を終了し、排水弁WV1を開き、冷却円筒15内の製氷用水を廃棄した後、電源を切って氷ディスペンサIDの運転を停止する。
Further, if the
即ち、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、全排出工程が所定の最長時間以上継続した場合、自動的に全排出工程を終了して冷却円筒15内の製氷用水を排出し、運転を停止する。これにより、全排出工程に移行した後、放出スイッチ48を操作し忘れた場合には、所定の最長時間経過後に氷ディスペンサIDの運転が停止されるので、全排出工程に移行し、そのまま長時間経過してから全排出工程になっているとは知らずに他の使用者が放出スイッチ48を押し、多量の氷が放出されてしまうなどの不都合の発生を回避できるようになる。
That is, the microcomputer of the control board K automatically ends the entire discharging process when the entire discharging process continues for a predetermined maximum time or longer, and discharges the ice-making water in the cooling cylinder 15 and stops the operation. As a result, if the user forgets to operate the
(10−1)全排出工程の他の実施例
次に、コントロール基板Kのマイクロコンピュータによる全排出工程の制御の他の実施例を説明する。この場合、マイクロコンピュータは氷ディスペンサIDの運転中に使用者により電源スイッチ49が押されて電源が切られた場合、全排出工程に移行する。この場合の全排出工程では、自動的に前述した所定の開放時間(例えば3分間)、シャッタ68を開放し、オーガモータ45を駆動してオーガ16及び放出装置62を回転させる。また、この全排出工程中、前述同様にコンプレッサ4は停止し、給水弁WV2も閉じている(以下、同じ)。その後、前述同様に冷却円筒15内の製氷用水を廃棄した後、電源を切って氷ディスペンサIDの運転を停止する。
(10-1) Another Example of All Ejection Process Next, another example of the control of the entire ejection process by the microcomputer of the control board K will be described. In this case, when the
このような制御を実行すれば、電源スイッチ49を切ると云う操作によって自動的に貯氷庫19内の氷の全排出が行われ、その後電源が切れるので、操作性が非常に良好になる。
If such control is executed, the ice in the
(10−2)全排出工程の更に他の実施例
次に、コントロール基板Kのマイクロコンピュータによる全排出工程の制御のもう一つの他の実施例を説明する。この場合、マイクロコンピュータは氷ディスペンサIDの運転中に使用者により電源スイッチ49が所定期間連続して押された場合、全排出工程に移行する。この場合の全排出工程でも前述した所定の開放時間(例えば3分間)、シャッタ68を開放し、オーガモータ45を駆動してオーガ16及び放出装置62を回転させる。その後、前述同様に冷却円筒15内の製氷用水を廃棄した後、電源を切って氷ディスペンサIDの運転を停止する。
(10-2) Still Another Example of All Ejection Process Next, another example of the control of the entire ejection process by the microcomputer of the control board K will be described. In this case, when the
このような制御を実行すれば、誤って電源スイッチ49に触ってしまった場合に全排出工程に移行してしまう不都合(誤動作)を回避できる。
By executing such control, it is possible to avoid the inconvenience (malfunction) that shifts to the full discharging process when the
尚、前述した全排出工程において、ソレノイド28のコイルへの通電を間欠的に行い(例えば5秒通電、40秒非通電を繰り返す)、シャッタ68を所定周期で開閉させてもよい。それにより、例えばソレノイド28のコイルが焼損し易いものであった場合にも、温度上昇を抑えてコイルの焼損を回避することができるようになる。
In the all-discharge process described above, energization of the coil of the
また、その場合、氷ディスペンサIDの周囲温度に基づいてソレノイド28に通電してシャッタ68を開く時間を変更してもよい。その場合には周囲温度を検出する外気温センサを設けることになる。そして、周囲温度が例えば低く、通電によるコイルの温度上昇が少ない状況では、シャッタ28の開時間を延長する(例えば、通電10秒等)。それにより、貯氷庫19からの氷の全排出を迅速化することが可能となる。但し、周囲温度が高い場合にはソレノイド29への通電時間を上述した5秒(通常値)に戻す。
In this case, the time for opening the
また、前述した3分によらず、係るシャッタ68の開閉を所定回数(例えば上記5秒通電、40秒非通電を36回)実行した後、全排出工程を終了するようにしてもよい。それによっても全排出工程を自動的に終了させて操作性を向上させることができるようになる。
In addition, the full discharge process may be ended after the
更に、例えば貯氷庫19内の貯氷量を細かく検出できるスイッチを備えている場合には、係る貯氷庫19内の氷量に応じてシャッタ68の開閉回数を変更してもよい。即ち、その場合、氷量が少ないときにはシャッタ68の開閉回数を減らせば、早期に全排出工程を終了させることができるようになる。
Further, for example, when a switch capable of finely detecting the ice storage amount in the
ID 氷ディスペンサ
IM オーガ式製氷機
K コントロール基板
1 製氷部
2 冷却器
3 コンデンサ
4 コンプレッサ
15 冷却円筒
16 オーガ
19 貯氷庫
24 シュート
25 本体
26 カップ載置部
28 ソレノイド
29 開閉扉装置
48 放出スイッチ
49 電源スイッチ
50 製氷スイッチ
51 強制排水スイッチ
54 ロックスイッチ
61 操作パネル
62 放出装置
63 放出口
66 プランジャ
67 回動軸
68 シャッタ
ID ice dispenser IM auger type ice making machine
Claims (9)
前記冷却円筒の給排水装置と、
前記貯氷庫内で前記オーガと同期回転する放出装置と、
前記貯氷庫に形成された放出口と、
該放出口を開閉するシャッタと、
前記冷却装置、オーガモータ、給排水装置及びシャッタの開閉を制御する制御装置とを備え、
該制御装置は、全排出工程を備え、該全排出工程においては、所定の放出スイッチが操作された場合、次回当該放出スイッチが操作されるまで前記シャッタを開放し、且つ、前記オーガモータを連続して駆動することにより、前記貯氷庫内の氷を前記放出口から放出することを特徴とする氷ディスペンサ。 A cooling cylinder provided with a cooler of a cooling device on an outer wall; an auger inserted concentrically and rotatably in the cooling cylinder; and an auger motor that rotationally drives the auger, the inner wall of the cooling cylinder In an ice dispenser equipped with an auger type ice making machine that continuously generates ice pieces and stores them in an ice storage by scraping the generated ice with the auger, transferring it upward and compressing it,
A water supply / drainage device for the cooling cylinder;
A discharge device that rotates synchronously with the auger in the ice storage;
A discharge port formed in the ice storage;
A shutter for opening and closing the discharge port;
A control device for controlling the opening and closing of the cooling device, auger motor, water supply and drainage device and shutter,
The control device includes a full discharge process. In the full discharge process, when a predetermined discharge switch is operated, the shutter is opened until the discharge switch is operated next time, and the auger motor is continuously operated. The ice dispenser is characterized in that the ice in the ice storage is discharged from the discharge port by being driven.
前記冷却円筒の給排水装置と、
前記貯氷庫内で前記オーガと同期回転する放出装置と、
前記貯氷庫に形成された放出口と、
該放出口を開閉するシャッタと、
前記冷却装置、オーガモータ、給排水装置及びシャッタの開閉を制御する制御装置とを備え、
該制御装置は、電源スイッチが切られた場合、前記シャッタを開放し、且つ、前記オーガモータを連続して駆動することにより、前記貯氷庫内の氷を前記放出口から放出する全排出工程を実行することを特徴とする氷ディスペンサ。 A cooling cylinder provided with a cooler of a cooling device on an outer wall; an auger inserted concentrically and rotatably in the cooling cylinder; and an auger motor that rotationally drives the auger, the inner wall of the cooling cylinder In an ice dispenser equipped with an auger type ice making machine that continuously generates ice pieces and stores them in an ice storage by scraping the generated ice with the auger, transferring it upward and compressing it,
A water supply / drainage device for the cooling cylinder;
A discharge device that rotates synchronously with the auger in the ice storage;
A discharge port formed in the ice storage;
A shutter for opening and closing the discharge port;
A control device for controlling the opening and closing of the cooling device, auger motor, water supply and drainage device and shutter,
When the power switch is turned off, the control device opens the shutter and continuously drives the auger motor to execute a whole discharging process for discharging ice in the ice storage from the discharge port. An ice dispenser characterized by:
前記冷却円筒の給排水装置と、
前記貯氷庫内で前記オーガと同期回転する放出装置と、
前記貯氷庫に形成された放出口と、
該放出口を開閉するシャッタと、
前記冷却装置、オーガモータ、給排水装置及びシャッタの開閉を制御する制御装置とを備え、
該制御装置は、電源スイッチが連続して操作された場合、前記シャッタを開放し、且つ、前記オーガモータを連続して駆動することにより、前記貯氷庫内の氷を前記放出口から放出する全排出工程を実行することを特徴とする氷ディスペンサ。 A cooling cylinder provided with a cooler of a cooling device on an outer wall; an auger inserted concentrically and rotatably in the cooling cylinder; and an auger motor that rotationally drives the auger, the inner wall of the cooling cylinder In an ice dispenser equipped with an auger type ice making machine that continuously generates ice pieces and stores them in an ice storage by scraping the generated ice with the auger, transferring it upward and compressing it,
A water supply / drainage device for the cooling cylinder;
A discharge device that rotates synchronously with the auger in the ice storage;
A discharge port formed in the ice storage;
A shutter for opening and closing the discharge port;
A control device for controlling the opening and closing of the cooling device, auger motor, water supply and drainage device and shutter,
When the power switch is operated continuously, the control device opens the shutter and continuously drives the auger motor to discharge all the ice in the ice storage from the discharge port. An ice dispenser characterized by performing a process.
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