JP2006241668A - Dust-proof hood - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、医薬品、化粧品、食品等を製造する工場や、半導体等を製造するクリーンルーム等で使用する防塵用頭巾に関するものである。 The present invention relates to a dust-proof hood used in factories that manufacture pharmaceuticals, cosmetics, foods, etc., clean rooms that manufacture semiconductors, and the like.
医薬品、化粧品、食品等を製造する工場、半導体等を製造するクリーンルーム等で作業する作業者や検査者等の頭巾装着者が装着し、装着者の頭部、頸部及び肩部とを被包して装着者に付着した塵埃や装着者の頭髪が製品に混入するのを防ぐ防塵用頭巾が、例えば特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載の防塵用頭巾は、装着者の頭部及び頸部周辺を被うように形成された頭巾本体を有し、この頭巾本体には顔面開口部が形成され、この顔面開口部の周縁に沿って帯状の伸縮性布部材が周設されていて、この伸縮性布部材の外側縁を顔面開口部の周縁内側に縫着することにより、自由端となる伸縮性布部材の内側縁が防塵用頭巾の内側方向へ開いて顔面開口部と離間した顔接触面を形成するようにしたもので、この伸縮性布部材からなる顔接触面が常に顔面とソフトタッチで接触して、顔面開口部との隙間を閉ざすことができ、頭髪等の異物の飛散を防止するとしている。
人の顔には、丸顔、長丸顔、四角顔等々様々な形があり、また太って肉付きの良い顔もあれば、痩せ顔等々様々である。然るに、上記特許文献1の防塵用頭巾にあっては、伸縮性布部材の自由端である内側縁が顔接触面を形成するようにしたものであるから、頭巾装着者の種々異なった形や形態の顔に対応して、顔面と伸縮性布部材との隙間を確実に塞ぐことが難しく、また頭を動かさない静止状態ではその隙間を確実に塞ぐことはできても、急に顔を横に向けたり、上や下に向ける時には隙間ができ易く、頭髪等が飛散するおそれがあった。
The human face has various shapes such as a round face, a long round face, a square face and the like. However, in the dustproof hood of
本発明は、上記のような従来の防塵用頭巾における問題点を解消したもので、頭巾装着者の種々異なった形や形態の顔に応じて、伸縮性布部材を顔面に的確に密着させることができ、顔面と伸縮性布部材との間に隙間を生じさせることのない防塵用頭巾を提供することを目的とする。 The present invention eliminates the problems in the conventional dust-proof hood as described above, and makes the stretchable cloth member closely adhere to the face according to the various shapes and forms of the hood wearer. An object of the present invention is to provide a dust hood that does not cause a gap between the face and the elastic cloth member.
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、装着者20の頭部21、頸部22及び肩部23のうち少なくとも頭部21と頸部22とを被うように形成された頭巾本体2を有し、この頭巾本体2には、装着者20の顔面のうち少なくとも両眼を露出させる顔面開口部3が形成され、この開口部3の周縁に沿って伸縮性の帯状布部材4が周設された防塵用頭巾1において、前記伸縮性帯状布部材4は、顔面開口部3の上側周縁部3aに沿って略直線状に延びる上側帯状布部4aと、顔面開口部3の下側周縁部3bに沿って略U字状に延びる下側帯状布部4bと、からなり、上側帯状布部4aの両端部に下側帯状布部4bの両端部が接合され、これら帯状布部4a,4bの両接合部5,5の裏面側に、前記装着者20がかける眼鏡24の蔓25を挿脱自在に挿通させるための挿通部7が設けられていることを特徴とする。
Means for solving the above-described problems will be described with reference numerals in the embodiments described later. The invention according to
請求項2は、請求項1に記載の防塵用頭巾において、前記挿通部7は、一端部8aを上側帯状布部4aの裏面側に縫着し且つ他端部8bを下側帯状布部4bの裏面側に縫着した矩形状布片8と、前記両帯状布部4a,4bの接合部5との間に形成されることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の防塵用頭巾において、前記挿通部7は、上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5近傍における交角θに面する空間部を挟んで一端部8aを上側帯状布部4aの裏面側に縫着し且つ他端部8bを下側帯状布部4bの裏面側に縫着した矩形状布片8と、前記両帯状布部4a,4bの接合部5との間に形成されることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の防塵用頭巾によれば、上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5の裏面側に、装着者20がかける眼鏡24の蔓25を挿脱自在に挿通させるための挿通部7が設けてあるから、装着者20が眼鏡24をかける時は、眼鏡24の蔓25を挿通部7に挿通することにより、蔓25の耳当て25aを耳26に掛けることができる。
The effect of the invention by the above solution will be described with reference numerals of the embodiments described later. According to the dustproof hood of the invention according to
請求項2に係る発明によれば、挿通部7は、一端部8aを上側帯状布部4aの裏面側に縫着し且つ他端部8bを下側帯状布部4bの裏面側に縫着した矩形状布片8と、両帯状布部4a,4bの接合部5との間に形成されるから、眼鏡24の蔓25を挿通部7に通した時に矩形状布片8がクッションとなり、眼鏡24の蔓25による不快な圧迫感を与えることがない。
According to the invention which concerns on
請求項3に係る発明によれば、挿通部7は、上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5近傍における交角θに面する空間部を挟んで一端部8aを上側帯状布部4aの裏面側に縫着し且つ他端部8bを下側帯状布部4bの裏面側に縫着した矩形状布片8と、前記両帯状布部4a,4bの接合部5との間に形成されるから、矩形状布片8に案内されて眼鏡24の蔓25を挿通部7に容易に挿入することができる。しかも、眼鏡24の蔓25が挿入された状態の挿通部7は、上記説明から明らかなように、上下側両帯状部材4a,4bとこの裏面側に当接する矩形状布片8とによって、常時閉塞状態にあるため、頭巾装着者の頭毛などが挿通部7から外部に抜け落ちて作業環境を汚染するということもない。
According to the third aspect of the present invention, the
以下に本発明の好適実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明に係る防塵用頭巾1の正面図、図2の(a) は図1の矢印イで示す部分の拡大側面図、(b) は(a) に示す部分を裏側から見た図面である。図3は同防塵用頭巾1の使用状態を示す正面図、図4は同使用状態の側面図、図5は同使用状態を後斜めから見た斜視図である。この防塵用頭巾1は、装着者20の頭部21、頸部22及び肩部23を被うように形成された頭巾本体2を有する。頭巾本体2は、柔軟な複数枚の通気透湿性シート材を縫合することによって形成されるもので、装着者20の頭部21を被う頭部被部2aと、この頭部被部2aから下方へ末広がり状に延びて、装着者20の頸部22及び肩部23を被う頸肩部被部2bと、からなり、頭部被部2aには装着者20の顔面の両眼、鼻及び口を露出させるための顔面開口部3が形成され、この顔面開口部3の周縁に沿って伸縮性の帯状布部材4が周設されている。
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Preferred embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a
頭巾本体2の頸肩部被部2bは、図1から分かるように、フレヤースカート状に形成され、このフレヤースカート状頸肩部被部2bの下端部は、装着者20の頭部21を挿入させる頭部挿入口10を形成している。
As can be seen from FIG. 1, the
伸縮性帯状布部材4は、図1に示すように、顔面開口部3の上側周縁部3aに沿って横方向へ略直線状に延び、装着者20の額の眉毛を被うようになっている上側帯状布部4aと、顔面開口部3の下側周縁部3bに沿って略U字状に延び、装着者20の顔の両側面部から顎の下面に添うように配置される下側帯状布部4bとからなるもので、上側帯状布部4aの両端部にU字状下側帯状布部4bの両端部が夫々接合され、これら帯状布部4a,4bの両接合部5,5には、図2〜図5に示すように、頭巾本体2の一部である頭部被部2aの外側から装着者20の頭部21の後部側所要位置に掛着して、帯状布部材4を装着者20の顔面に密着させるように後方へ引張するための密着用伸縮バンド6の両端部6a,6aが縫着されている(その縫い目を図2にtで示す)。
As shown in FIG. 1, the elastic belt-
伸縮性帯状布部材4の上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bは夫々、伸縮性と共に弾性を有するもので、ナイロン糸又はポリエステル糸とポリウレタン弾性糸とを編成した編み物により形成されている。好ましくは、吸水性と速乾性に優れたポリエステル糸100%のものを用いるが、これに限定されることはなく、肌への刺激がなく不快感を生じない素材からなるものであればよい。顔面開口部3の上側周縁部3a及び下側周縁部3bに対し夫々非伸長状態で縫合されると共に、図2の(a) 及び(b) から分かるように、上側帯状布部4aの端部の表側に下側帯状布部4bの端部が重ねあわされて縫合される(その縫い目をtで示す)ことにより両帯状布部4a,4bの接合部5が形成されている。
Each of the upper belt-
密着用伸縮バンド6は、伸縮性帯状布部材4の上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bより十分大きな伸縮性を有するもので、平打ち紐に芯としてゴム糸を入れたものによって形成されている。勿論これに限定されることはなく、肌への刺激がなく不快感を生じない素材からなるものであればよい。この伸縮バンド6の端部は、図2の(a) 及び(b) に示すように、上記両帯状布部4a,4bの接合部5の表側に縫着される。図2の(a) は両帯状布部4a,4bの接合部5を表側から見た図面であり、(b) は同接合部5を裏側から見た図面である。
The
また密着用伸縮バンド6は、図2の(a) に示すように、上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5付近における交角θの略二等分線9に沿った位置に配置された状態で、この伸縮バンド6の端部6aが上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5に縫着されている。このように伸縮バンド6を交角θの略二等分線9に沿って配置することで、防塵用頭巾1を使用する際の上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bの引張操作を容易に且つ的確に行うことができるが、これについては後述する。尚、交角θは例えば75°である。
Further, as shown in FIG. 2A, the contact
図3〜図5に示すように、伸縮性帯状布部材4の上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5の裏面側には、装着者20がかける眼鏡24の蔓25を挿脱自在に挿通させるための挿通部7が設けられている。この挿通部7は、図2の(a) 及び(b) を参照すれば分かるように、上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5近傍において一端部8aを上側帯状布部4aの裏面側に縫着し且つ他端部1bを下側帯状布部4bの裏面側に縫着した矩形状布片8と、両帯状布部4a,4bの接合部5との間に形成される。矩形状布片8の両端部8a,8bの縫着部の縫い目をtで示す。この矩形状布片8は、伸縮性帯状布部材4の上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bと同じものからなる。
As shown in FIGS. 3 to 5, a
頭巾本体2を形成する通気透湿性シート材には織物や編み物を使用することができる。織物としては、ローン、デシン、ジョーゼット、タフタ、ブロード、ギンガム、モスリン、羽二重、ちりめん等の平織物、ツイル、サージ、カシミヤ、ギャバジン等の綾織物、サテン、ドス金等の朱子織物を使用することができる。編み物としては、平編、リブ編、パール編等のよこ編物、トリコット、ラッセル、ミラーズ等のたて編物を使用することができる。織物や編み物は、装着者に付着した塵埃や装着者の頭髪が頭巾1の外側に出てしまうことがないように、織物や編み物を形成する繊維間の間隙が小さく、目が細かいことが好ましい。
A woven fabric or a knitted fabric can be used for the breathable moisture-permeable sheet material forming the hood
上記のように構成される防塵用頭巾1を装着する方法について、図3〜図7を参照して説明すると、先ず、装着者20が頸肩部被部2bの下端部の頭部挿入口10を広げて、この挿入口10から頭部21を頭巾本体2内に通し入れた後、頸肩部被部2bを引き下げて、頭部21に頭部被部2aを被り、密着用伸縮バンド6を頭部21の後部側所要部に掛けて、帯状布部材4の上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bを適宜引張した状態で顔面所要部に密着させる。即ち、上側帯状布部4aは両眼の上側にあって眉毛を被うような位置でおでこ(額)部分に密着させるようにし、また下側帯状布部4bは、図3及び図4に示すように、その中央部4bo側を装着者20の顎に掛けることによって、顔面の両側面部から顎の下面に沿って顔面の下半部周辺に密着させるようにする。
A method for mounting the
図3〜図5に示す装着例では、図4から分かるように、密着用伸縮バンド6を、帯状布部材4の上側帯状布部4aと略同一直線状になるように頭部21の後部側に掛着して、上側帯状布部4aを引張しているが、これは、装着者20のおでこ(額)部分の高さが普通より低めであるため、おでこ部分に当接する上側帯状布部4aがこのおでこ部分に沿って隙間なく顔面に密着するように頭部21の後方側へ比較的強く引張する必要がある一方、装着者20の顔が丸顔で肉付きも良く、上側帯状布部4aは軽く引っ張ってやれば、顔面に十分密着させることができるからである。
In the mounting examples shown in FIGS. 3 to 5, as can be seen from FIG. 4, the contact
即ち、図4及び図5に示すように、密着用伸縮バンド6を、帯状布部材4の上側帯状布部4aと略同一直線状になるように頭部21の後部側に掛着した場合は、上側帯状布部4aが強く引っ張られる一方、この密着用伸縮バンド6に対して概ね直角に交差した状態となっている下側帯状布部4bには密着用伸縮バンド6の引張力が僅かしか作用せず、これによって帯状布部材4の全体、つまり上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bを顔面に対して一様に隙間なく的確に密着させることができる。
That is, as shown in FIG. 4 and FIG. 5, when the
また、密着用伸縮バンド6を、図6に示すように、帯状布部材4の下側帯状布部4bと略同一直線状になるように頭部21の後部上方側に掛着した場合には、下側帯状布部4bが強く引っ張られる一方、この密着用伸縮バンド6に対し概ね直角に交差した状態となる上側帯状布部4aには密着用伸縮バンド6の引張力が僅かしか作用しなくなる。従って、例えば、装着者20のおでこ部分の高さが普通の人より高いため、上側帯状布部4aは軽く引っ張ってやれば良いが、例えば顔が比較的細く、痩せ顔であることから、その顔面部分に沿って隙間なく密着させるように下側帯状布部4bを強く引っ張ってやる必要がある場合は、この図6に示すように密着用伸縮バンド6を下側帯状布部4bと略同一直線状になるように頭部21の後部上方側に掛着すればよく、そうすることによって上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bを顔面に対し隙間なく的確に密着させることができる。
Further, when the
また、帯状布部材4の上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとを略均等に引っ張ってやればよい場合には、図7に示すように、密着用伸縮バンド6が上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5付近における交角の略二等分線に沿って位置するように、この密着用伸縮バンド6を頭部21の後部側に掛着すればよい。ごのように密着用伸縮バンド6を上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの略二等分線に沿うように位置させた場合は、密着用伸縮バンド6の引張力が上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとに略均等に作用して、これら両帯状布部4a,4bが顔面に対し隙間なく的確に密着することができる。
Further, when the upper belt-
また、この密着用伸縮バンド6は、図2によって説明したように、上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5付近における交角θの略二等分線9に沿った位置に配置された状態で、この伸縮バンド6の端部6aが上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5に縫着されているから、上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bの夫々に対する引張力の調整を有効且つ容易に行うことができる。因みに、密着用伸縮バンド6が例えば上側帯状布部4a同一直線状に位置する状態で、この伸縮バンド6の端部6aが上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5に縫着されているとすれば、この伸縮バンド6を上側帯状布部4aと同一直線状に引っ張る時は問題ないが、この伸縮バンド6を下側帯状布部4bと同一直線状に引っ張っても、その下側帯状布部4bに対して引張力を作用させることが困難となる。
Further, as described with reference to FIG. 2, the contact
以上説明したように、この防塵用頭巾1を使用すれば、頭巾装着者20の種々異なった形や形態の顔に応じて、また顔を動かす時にも、伸縮性帯状布部材4の上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bを装着者20の顔面に的確に密着させることができ、その顔面と上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bとの間に隙間を生じさせることがないから、装着者20に付着した塵埃や装着者20の頭髪が頭巾本体2の顔面開口部3から飛散するのを確実に防止でき、医薬品や食品を製造する工場、半導体を製造するクリーンルーム等で使用するのに好適である。
As described above, when the dust-
そして、頭巾本体2が通気透湿性シート材によって形成されているから、装着時に頭巾本体2内の湿気を外部に逃がすことができ、頭巾1を長時間装着しても、頭巾本体2内が蒸れるようなことがない。
And since the hood
また、この防塵用頭巾1では、上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5の裏面側に、装着者20がかける眼鏡24の蔓25を挿脱自在に挿通させるための挿通部7が設けられているから、装着者20が眼鏡24をかける時は、眼鏡24の蔓25を挿通部7に挿通することにより、耳当て25aを耳26に掛けることができる。また、挿通部7は帯状布部4a,4bの接合部5の裏面側に設けられていて、この挿通部7に挿通した眼鏡24の蔓25は密着用伸縮バンド6によって接合部5と共に顔面に押し付けられるから、挿通部7には眼鏡24の蔓25との間に隙間が生じることはない。
Further, in the
また、この挿通部7は、一端部8aを上側帯状布部4aの裏面側に縫着し且つ他端部8bを下側帯状布部4bの裏面側に縫着した矩形状布片8と、両帯状布部4a,4bの接合部5との間に形成されるから、眼鏡24の蔓25を挿通部7に通した時に矩形状布片8がクッションとなり、眼鏡24の蔓25による不快な圧迫感を与えるようなことがない。
The
また、挿通部7は、上側帯状布部4aと下側帯状布部4bとの接合部5近傍における交角θに面する空間部を挟んで一端部8aを上側帯状布部4aの裏面側に縫着し且つ他端部8bを下側帯状布部4bの裏面側に縫着した矩形状布片8と、前記両帯状布部4a,4bの接合部5との間に形成されるから、矩形状布片8に案内されて眼鏡24の蔓25を挿通部7に容易に挿入することができると共に、眼鏡24の蔓25が挿入された状態の挿通部7は、上記説明から明らかなように、上下側両帯状部材4a,4bとこの裏面側に当接する矩形状布片8とによって、常時閉塞状態にあるため、頭巾装着者の頭毛などが挿通部7から外部に抜け落ちて作業環境を汚染するということもない。
Further, the
尚、この防塵用頭巾1は、製造にあたって、装着者20の頭部21の大きさによって、例えば、Lサイズ(大)とMサイズ(中)とSサイズ(小)の3種類が用意され、そして各サイズ毎に密着用伸縮バンド6によって顔面に対する上側帯状布部4a及び下側帯状布部4bの密着調整が行えるようにしている。
In addition, the dust-
上述した実施形態では、頭巾本体2の顔面開口部3は、装着者20の顔面の両眼、鼻及び口が露出するように形成しているが、両眼だけ露出するように形成してもよいし、あるいは両眼と鼻が露出するようにして形成してもよい。
In the embodiment described above, the
1 防塵用頭巾
2 頭巾本体
2a 頭部被部
2b 頸肩部被部
3 顔面開口部
4 伸縮性の帯状布部材
4a 上側帯状布部
4b 下側帯状布部
5 接合部
6 密着用伸縮バンド
6a 密着用伸縮バンドの端部
7 挿通部
8 矩形状布片
10 頭部挿入口
20 装着者
21 頭部
22 頸部
23 肩部
24 眼鏡
25 眼鏡の蔓
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記伸縮性帯状布部材は、顔面開口部の上側周縁部に沿って略直線状に延びる上側帯状布部と、顔面開口部の下側周縁部に沿って略U字状に延びる下側帯状布部と、からなり、上側帯状布部の両端部に下側帯状布部の両端部が接合され、これら帯状布部の両接合部の裏面側に、前記装着者がかける眼鏡の蔓を挿脱自在に挿通させるための挿通部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防塵用頭巾。 It has a hood body formed to cover at least the head and neck of the wearer's head, neck and shoulders, and this hood has at least both eyes on the wearer's face. In the dust-proof hood where the face opening to be exposed is formed, and a stretchable belt-like cloth member is provided around the periphery of the opening,
The stretchable belt-like cloth member includes an upper belt-like cloth portion extending substantially linearly along the upper peripheral edge of the face opening, and a lower belt-like cloth extending substantially U-shaped along the lower peripheral edge of the face opening. And both ends of the lower belt-like cloth part are joined to both ends of the upper belt-like cloth part, and the eyeglass vine worn by the wearer is inserted into and removed from the back side of both joint parts of the belt-like cloth part. The hood for dust prevention according to claim 1 or 2, further comprising an insertion portion for allowing insertion freely.
The insertion part has one end sewn on the back side of the upper belt-like cloth part and the other end part on the lower side with a space part facing the intersection angle in the vicinity of the joint between the upper belt-like cloth part and the lower belt-like cloth part. The dust-proof hood according to claim 1 or 2, wherein the dust-proof hood is formed between a rectangular cloth piece sewn on the back side of the side belt-like cloth portion and a joint portion between the two belt-like cloth portions.
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JP2017193808A (en) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | 吉田 崇 | Working hood |
JP2021042506A (en) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | 株式会社サンロード | Sanitary cap with eyebrow cover |
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JP7137541B2 (en) | 2019-09-12 | 2022-09-14 | 株式会社サンロード | Sanitary cap with eyebrow cover |
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