JP2006237855A - 無線基地局装置、無線通信システム及びデータ通信方法 - Google Patents

無線基地局装置、無線通信システム及びデータ通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 共有する無線伝送路を下り方向の通信に関してユーザ間あるいはネットワーク間で公平に利用することが可能な無線基地局装置及び無線通信システムを提供すること。
【解決手段】 データフレーム選択制御手段14は、異なる無線端末宛の複数のフレームが存在する場合に、各無線端末宛のデータフレームが無線伝送路を占有する時間の比率が一定になるように、パケット蓄積部13に蓄積されたデータフレームの中から各無線端末宛の送信用のデータフレームを予め定めた選択条件に従って選択する。クレジット管理部15は、フレーム長と伝送レートとから求められる計算値を反映してクレジット値を更新する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、少なくとも1つの有線ネットワークと接続され、無線伝送路を介して接続される複数の無線端末と、前記有線ネットワークとの間でデータ伝送の中継を行う無線基地局装置、無線通信システム及びデータ通信方法に関する。
例えば、公衆無線LAN(Local Area Network)システムに用いられる各無線基地局には、任意の1つ又は複数の無線端末が必要に応じて無線で接続し、各無線端末はこの無線基地局を経由して所定のネットワーク上のサーバや端末との間でデータ通信を行う。また、無線基地局と各無線端末との間の通信環境は一定ではないため、一般的に無線基地局と無線端末との間で伝送されるデータの伝送速度(伝送レート)は無線端末毎にその時の環境に応じて決定される。
このような複数の伝送レートに対応した無線基地局に関する従来技術は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された技術においては、中継すべきデータを蓄積するバッファ上に、それぞれが複数のデータフレームの待ち行列(キュー)を保持可能な複数の記憶部が設けられている。また、端末宛のデータフレームを有線ネットワークから受信した場合には、該当する端末と無線基地局との間の伝送レートに応じて入力されたデータフレームを格納するキューを選択し、伝送レートの高いデータフレームを格納するキューに対しては送信機会をより多く与えるように制御することが提案されている。これにより、システム全体としてのスループットを改善している。
一方、近年では無線LAN、すなわちIEEE802.11規格に準拠した無線通信システムの普及が進み、公衆ネットワークや企業ネットワークにおいて大規模な無線LANネットワークが構築されるようになった。それに伴って少ない無線周波数帯域を効率的に利用する必要が生じ、仮想的なAP(アクセスポイント:無線基地局)を多重利用する方法が検討されている。
例えば非特許文献1においては、接続先のネットワークを識別するために用いる識別子SSID(Service Set Identifier)を1つのAP上に複数割り当て可能にすると共に、各SSIDに対応するBSSID(Basic Service Set Identifier)を割り当て可能にしている。これにより、端末からはあたかも複数の仮想的なAPが見えるようになる。その結果、同じ無線基地局の同一無線チャネルを使用しながら、複数のネットワークを多重して使用することが可能になる。
特開2003−110575号公報 ベルナルド・アボバ(Bernard Aboba)、「仮想アクセスポイント(Virtual Access Points)」、IEEE802.11−03/154r1、2003年3月
ところで、通信設備を提供する事業者(通信キャリア)やISP(インターネットサービスプロバイダ)が共通の無線基地局を使用して複数のユーザに公衆無線LANサービスのようなサービスを提供しようとする場合には、このサービスに対して全てのユーザが同額の料金を支払うような料金体系にするのが一般的である。
このような場合には、複数のユーザが同じ無線伝送路を共有することになるので、全てのユーザが料金に見合ったサービスを受けられるように、複数のユーザが共有する無線伝送路を公平に使用できるのが望ましい。例えば、1つの無線基地局との間で2つの無線端末が同時に通信を行う場合には、2つの無線端末が共通の無線伝送路を通信によって占有した時間の長さが同一であれば公平に無線伝送路を使用していると見なしうる。
特許文献1の技術を採用した無線基地局を利用してサービスを提供する場合には、システム全体のスループットを改善することはできるが、共通の無線伝送路を使用する全てのユーザが公平に無線伝送路を使用できるとは限らない。
例えば、IEEE802.11規格の無線通信システムを想定し、通信環境に応じて2種類の伝送レート(54Mbps,6Mbps)のいずれかを選択して無線通信を行う場合について考える。この場合、54Mbpsの伝送レートを選択したユーザAと6Mbpsの伝送レートを選択したユーザBとが同時に同じ長さのデータフレームの送信を実行すると、ユーザBの送信したデータフレームが無線伝送路を占有する時間の長さは、ユーザAの送信したデータフレームが無線伝送路を占有する時間の9倍になる。したがって、無線伝送路を公平に利用しているとは言えない。
また、非特許文献1の技術が適用されるような無線LANシステムを含むネットワークを利用して、複数の通信キャリアあるいは複数のインターネットサービスプロバイダが複数のユーザに対してサービスを提供するような場合には、複数の通信キャリアあるいは複数のインターネットサービスプロバイダが同一の無線伝送路を共用することになるので、複数の通信キャリアあるいは複数のインターネットサービスプロバイダが共通の無線伝送路を公平に使用するのが望ましい。
しかしながら、1つの無線基地局を複数のSSIDで論理的に分離して使用するようなネットワークシステムにおいては、複数のネットワークが共通の無線伝送路を公平に利用できるようなサービス品質(QOS:Quality of Service)を実現する制御方法は存在しないのが実情である。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、共有する無線伝送路を下り方向の通信に関してユーザ間あるいはネットワーク間で公平に利用することが可能な無線基地局装置、無線通信システム及びデータ通信方法を提供することを目的とする。
本発明の無線基地局装置は、第1に、少なくとも1つの有線ネットワークと接続され、無線伝送路を介して接続される複数の無線端末と、前記有線ネットワークとの間でデータ伝送の中継を行う無線基地局装置であって、前記無線端末へ送信するデータフレームの伝送レートを前記無線伝送路の通信環境に応じて決定し、前記無線端末と無線通信を行う無線通信手段と、各無線端末との通信において前記無線伝送路を占有する時間が所定の比率になるように、前記無線通信手段から送信すべきデータフレームを選択するデータ選択制御手段と、を備える。
この構成により、各無線端末宛のデータフレームが無線伝送路を占有する時間の比率が一定になるように制御されるので、複数の無線端末に割り当てられた伝送レートが互いに異なる場合であっても、複数の無線端末が共通の無線伝送路を占有する時間の比率を一定に維持することができ、ユーザ間の公平性を確保することも可能になる。
また、本発明の無線基地局装置は、第2に、上記第1に記載の無線基地局装置であって、前記所定の比率は、各無線端末との通信において前記無線伝送路を占有する時間が等しくなる比率である。
この構成により、複数の無線端末に割り当てられた伝送レートが互いに異なる場合であっても、複数の無線端末が共通の無線伝送路を占有する時間が均等になり、ユーザ間の公平性が確保される。
また、本発明の無線基地局装置は、第3に、上記第1又は第2に記載の無線基地局装置であって、それぞれが複数のデータフレームを待ち行列として蓄積可能な複数のデータ蓄積手段と、前記有線ネットワークから入力されたデータフレームを宛先の無線端末に応じて前記複数のデータ蓄積手段の1つに振り分けるフレーム振り分け手段と、前記データ蓄積手段毎に無線伝送路を占有可能な時間に応じたクレジット値を管理すると共に、送信用のデータフレームの選択又は送信の際に、選択されたデータフレームのフレーム長と前記選択されたデータフレームが前記無線伝送路を介して送信される際に適用される伝送レートとに基づいて求められる計算値を反映して前記クレジット値を更新するクレジット管理手段と、を更に備え、前記データフレーム選択制御手段は、前記クレジット値に従って前記データ蓄積手段から送信用のデータフレームを選択する。
この構成により、クレジット管理手段が管理しているクレジット値を参照することにより、各データ蓄積手段上に蓄積されているデータフレームを選択すべきか否かを決定することができる。また、クレジット値はフレーム長と伝送レートとに基づいて求められる計算値を反映して更新されるので、各データフレームが無線伝送路を占有した時間などをクレジット値に反映することができる。
また、本発明の無線基地局装置は、第4に、上記第3に記載の無線基地局装置であって、前記クレジット管理手段は、前記複数のデータ蓄積手段のそれぞれに対応付けられた複数の独立したクレジット値を管理すると共に、送信用のデータフレームの選択又は送信の際に、選択されたデータフレームのフレーム長とこのデータフレームが無線伝送路を介して送信される際に適用される伝送レートに基づく係数との積の分だけ該当するクレジット値を減算し、前記データフレーム選択制御手段は、データフレームを蓄積しているデータ蓄積手段のうち正の値のクレジット値が割り当てられたデータ蓄積手段から送信用のデータフレームを選択し、前記複数のデータ蓄積手段の全てが前記データフレーム選択制御手段の選択対象から外れた場合には、前記クレジット管理手段は前記クレジット値を初期化する。
この構成により、各データ蓄積手段に対応付けられた複数のクレジット値に従って送信用のデータフレームを選択するので、共通の無線伝送路を使用するユーザ間の公平性を確保することができる。
また、本発明の無線基地局装置は、第5に、上記第3に記載の無線基地局装置であって、前記無線端末との通信ネットワークを識別する識別子を複数管理している場合に、前記クレジット管理手段は、前記複数の識別子のそれぞれに対応付けられた複数の独立したクレジット値を管理すると共に、送信用のデータフレームの選択又は送信の際に、選択されたデータフレームのフレーム長とこのデータフレームが無線伝送路を介して送信される際に適用される伝送レートに基づく係数との積の分だけ該当するクレジット値を減算し、前記データフレーム選択制御手段は、データフレームを蓄積しているデータ蓄積手段のうち、該当するデータ蓄積手段に対応付けられた無線端末が属しているネットワークの識別子に対応するクレジット値が正の値であるデータ蓄積手段から送信用のデータフレームを選択し、前記複数のデータ蓄積手段の全てが前記データフレーム選択制御手段の選択対象から外れた場合には、前記クレジット管理手段は前記クレジット値を初期化する。
この構成により、SSID等の識別子を用いて接続されたネットワーク毎にクレジット値が管理し、これらのクレジット値に従って送信用のデータフレームを選択するので、共通に使用する無線伝送路に関し複数のネットワーク間での公平性を確保することができる。
本発明の無線通信システムは、上記第1ないし第4のいずれかに記載の無線基地局装置と、前記無線基地局装置との間で無線通信が可能な複数の無線端末と、を備える。この構成により、共通の無線伝送路の使用に関して公平性を確保することができる。
また、本発明の無線通信システムにおいて、前記無線基地局装置と前記無線端末との間で、無線LAN規格に従った無線通信制御を実施する。共通の無線伝送路の使用に関して公平性を確保することが可能な無線LANシステムを提供することができる。
本発明の無線通信システムは、上記第5に記載の無線基地局装置と、前記無線基地局装置との間で無線通信が可能な複数の無線端末と、前記無線基地局装置と接続された複数の有線通信網とを備える。この構成により、複数のネットワークに接続可能な無線LANシステムにおいて、共通に使用する無線伝送路に関し複数のネットワーク間での公平性を確保することができる。
少なくとも1つの有線ネットワークと接続され、無線伝送路を介して接続される複数の無線端末と、前記有線ネットワークとの間でデータ伝送の中継を行う無線基地局装置のデータ通信方法であって、各無線端末との通信において前記無線伝送路を占有する時間が所定の比率になるように、前記無線端末へ送信すべきデータフレームを選択するステップと、前記選択されたデータフレームを送信するステップと、を有する。
この方法により、各無線端末宛のデータフレームが無線伝送路を占有する時間の比率が一定になるように制御されるので、複数の無線端末に割り当てられた伝送レートが互いに異なる場合であっても、複数の無線端末が共通の無線伝送路を占有する時間の比率を一定に維持することができ、ユーザ間の公平性を確保することも可能になる。
本発明によれば、共有する無線伝送路を下り方向の通信に関してユーザ間あるいはネットワーク間で公平に利用することが可能な無線基地局装置、無線通信システム及びデータ通信方法を提供することができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1〜図5を参照しながら以下に説明する。本実施形態では、図2に示すような構成の通信システムに本発明を適用する場合を想定している。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図である。図2に示すように、複数の無線端末30a、30b、30c・・・が存在し、これらの無線端末30a、30b、30c・・・はそれぞれ無線基地局10との間で無線通信を行い、無線基地局10を経由して通信ネットワーク20との間でデータ通信を行う。
この通信システムは、例えば、いわゆる無線LANシステムであり、無線基地局10と各無線端末30との間では、IEEE802.11規格に準拠した無線通信を行う。通信ネットワーク20は、主として有線で接続されるネットワークであり、公衆ネットワークや企業内ネットワークなどに相当する。したがって、各無線端末30a、30b、30c・・・のユーザは、無線伝送路及び無線基地局10を経由して、通信ネットワーク20上の各種サーバなどとの間でデータ通信を行うことができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の無線基地局10は有線通信部11、フレーム振り分け部12、パケット蓄積部13、フレーム選択部14、クレジット管理部15及び無線通信部16を備えている。なお、図1においては有線網から無線端末30に向かう方向(下り方向)の通信だけを想定しているが、逆方向のデータ通信が可能なことは言うまでもない。
有線通信部11は、通信ネットワーク20との間で有線の伝送路を用いて通信するためのインタフェースである。通信ネットワーク20から入力されるデータは、フレーム毎に分割されたデータフレームとしてパケット通信により入力される。また、各データフレームのフレーム長は一定とは限らない。
フレーム振り分け部12は、通信ネットワーク20から有線通信部11を介して入力される各データフレームをその宛先に応じて振り分けてパケット蓄積部13に出力する。
パケット蓄積部13は、入力されるデータを待ち行列(キュー)として並べて一時的に蓄積する記憶装置である。この例では、パケット蓄積部13は宛先の各無線端末30a、30b、30c・・・に対応付けたn個のキュー131,132,133,・・・を備えている。
つまり、通信ネットワーク20から入力された無線端末30a宛のデータフレームはフレーム振り分け部12で振り分けられて1番目のキュー131に入力され、同様に無線端末30b宛のデータフレームはフレーム振り分け部12で振り分けられて2番目のキュー132に入力され、無線端末30c宛のデータフレームはフレーム振り分け部12で振り分けられて3番目のキュー133に入力される。
フレーム選択部14は、パケット蓄積部13に蓄積されたデータフレームの中から、次に各無線端末30に送信すべきデータフレームを予め定めた規則に従って選択する。具体的には、データフレームを保持しているキューの中から、クレジット管理部15が管理しているクレジット値が正である場合に順番にキューを選択し、選択されたキューの先頭に保持されているデータフレームを取り出す。順番に選択するためのアルゴリズムとしては、例えば公知のラウンドロビンスケジューリングを用いればよい。
クレジット管理部15は、パケット蓄積部13上のキュー毎に、つまり宛先の無線端末30毎にクレジット値を管理する。これらのクレジット値は、各キューに無線伝送路を占有可能な時間に応じた値(各キューのデータフレームが無線伝送路を占有しても問題がないかどうかを識別するために用いる評価値)であり、該当するキューのデータフレームが選択されるか、又は無線伝送路に送出されると減少する。なお、このクレジット管理部15の動作は、後述する。
無線通信部16は、無線で接続している無線端末30に向けて、フレーム選択部14が選択したデータフレームを含む無線パケット信号を送信する。この無線パケット信号の送信時に適用する伝送レート(ビットレート:bps)については、そのときの無線伝送路の通信環境に応じて無線端末30毎に、予め定めた複数種類の伝送レートの中から選択的に決定される。
クレジット管理部15の動作について、図3を参照しながら説明する。図3は、クレジット管理部の動作を示すフローチャートである。この例では、n個のキューがパケット蓄積部13に備わっている場合を想定しており、1番目〜n番目の各キューに対応付けたクレジット値が、それぞれVc(1)〜Vc(n)に割り当てられている。
図3のステップS11では、全てのクレジット値Vc(1)〜Vc(n)に初期値をプリセットする。初期値については、例えば予め定めた値「2000」を割り当てることが考えられる。
ステップS12では、フレーム選択部14がパケット蓄積部13から1つのデータフレームを送信用に選択する。そして、選択されたデータフレームはフレーム選択部14により、無線通信部16を介して無線伝送路に送出される。
ステップS13では、ステップS12で選択が検出されたデータフレームに関する伝送レートを取得する。すなわち、このデータフレームが無線伝送路に送出される際に適用される伝送レートを取得する。この伝送レートについては、実際に無線通信部16が送信を行った後でこの送信に実際に使用した伝送レートをクレジット管理部15から入力しても良いし、データフレームの宛先の無線端末30について直前に(過去に)適用された伝送レートを用いても良い。
ステップS14では、ステップS13で取得した伝送レートに対応する減算係数Pを取得する。図4は、減算係数テーブルの具体例を示す模式図である。この例では、図4に示すようなテーブルがクレジット管理部15上に予め設けてあるので、このテーブルを参照することにより伝送レートからそれに対応する減算係数Pを取得することができる。
ステップS15では、今回選択したデータフレームのフレーム長LfとステップS14で取得した減算係数Pとの積を減算値Vtとして計算する。
ステップS16では、今回選択したデータフレームのキュー(あるいは無線端末)に対応するi番目のクレジット値Vc(i)の値からステップS15で求めた減算値Vtを減算してクレジット値Vc(i)を更新する。
ステップS17では、正の値をもつクレジット値がクレジット値Vc(1)〜Vc(n)の中に存在しなくなったか否かを調べる。正の値をもつクレジット値が存在しない場合にはステップS11でクレジット値Vc(1)〜Vc(n)を再び初期化する。
ステップS18では、フレーム選択部14の選択条件を満たすキューが存在しなくなったか否かを識別する。選択条件を満たすキュー、例えばキューに送信すべきデータフレームが存在する場合には、ステップS12に戻り、存在しない場合にはステップS11に戻る。
次に、無線基地局10の動作の具体例について説明する。ここでは、図2に示すように3つの無線端末30a、30b、30cが無線基地局10に無線で接続され、通信ネットワーク20から入力される各データフレームを無線基地局10で中継して宛先の無線端末30に送信する場合を想定する。
また、この例では無線端末30a宛のデータフレームを蓄積するキュー131に1000バイトのデータフレームと200バイトのデータフレームとが保持され、無線端末30b宛のデータフレームを蓄積するキュー132に800バイトのデータフレームと600バイトのデータフレームと300バイトのデータフレームとが保持され、無線端末30c宛のデータフレームを蓄積するキュー133に100バイトのデータフレームと300バイトのデータフレームと300バイトのデータフレームと200バイトのデータフレームとが保持された状態であり、最初はクレジット値Vc(1)〜Vc(n)が全て初期値(2000)である場合を想定している。
図5は、無線基地局の動作に関連する各パラメータの推移の具体例を示す模式図である。図5を参照して、無線基地局10の動作を説明する。
[動作1]
(1−1)フレーム選択部14はフレームを持っていてかつクレジット値が正であるキューの中からラウンドロビンでキューの選択を行う。この例ではまず無線端末30aのキュー131を選択する。
(1−2)無線通信部16はフレーム選択部14が選択したキュー131の先頭のフレームを現在の無線伝送路の通信環境に応じて決定した伝送レート54Mbpsで送信する。
(1−3)クレジット管理部15は、テーブルを用いて伝送レート54Mbpsから減算係数「1」を決定する。残クレジット(現在残っているクレジット)から(フレーム長×減算係数)分だけ減じる。この結果、残クレジットは(200−1000×1=1000)となる。
[動作2]
(2−1)フレーム選択部14はフレームを持っていてかつクレジット値が正であるキューの中からラウンドロビンでキューの選択を行う。この例では無線端末30bのキュー132を選択する。
(2−2)無線通信部16はフレーム選択部14が選択したキュー132の先頭のフレームを現在の無線伝送路の通信環境に応じて決定した伝送レート36Mbpsで送信する。
(2−3)クレジット管理部15は、テーブルを用いて伝送レート36Mbpsから減算係数「1.5」を決定する。残クレジット(現在残っているクレジット)から(フレーム長×減算係数)分だけ減じる。この結果、残クレジットは(2000−800×1.5=800)となる。
[動作3]
(3−1)フレーム選択部14はフレームを持っていてかつクレジット値が正であるキューの中からラウンドロビンでキューの選択を行う。この例では無線端末30cのキュー133を選択する。
(3−2)無線通信部16はフレーム選択部14が選択したキュー133の先頭のフレームを現在の無線伝送路の通信環境に応じて決定した伝送レート9Mbpsで送信する。
(3−3)クレジット管理部15は、テーブルを用いて伝送レート9Mbpsから減算係数「6.0」を決定する。残クレジット(現在残っているクレジット)から(フレーム長×減算係数)分だけ減じる。この結果、残クレジットは(2000−100×6=1400)となる。
[動作4]
(4−1)フレーム選択部14はフレームを持っていてかつクレジット値が正であるキューの中からラウンドロビンでキューの選択を行い、無線端末30aのキュー131を選択する。
(4−2)無線通信部16はフレーム選択部14が選択したキュー131の先頭のフレームを現在の無線伝送路の通信環境に応じて決定した伝送レート36Mbpsで送信する。この結果、無線端末30aのキュー131は空になる。
(4−3)クレジット管理部15は、テーブルを用いて伝送レート36Mbpsから減算係数「1.5」を決定する。残クレジット(現在残っているクレジット)から(フレーム長×減算係数)分だけ減じる。この結果、残クレジットは(1000−200×1.5=700)となる。
[動作5]
(5−1)フレーム選択部14はフレームを持っていてかつクレジット値が正であるキュー(無線端末30b,30cに対応するキュー132,133)の中からラウンドロビンでキューの選択を行う。ここでは、無線端末30bに対応するキュー132を選択する。
(5−2)無線通信部16はフレーム選択部14が選択したキュー132の先頭のフレームを現在の無線伝送路の通信環境に応じて決定した伝送レート36Mbpsで送信する。
(5−3)クレジット管理部15は、テーブルを用いて伝送レート36Mbpsから減算係数「1.5」を決定する。残クレジット(現在残っているクレジット)から(フレーム長×減算係数)分だけ減じる。この結果、残クレジットは(800−600×1.5=−100)となる。これで無線端末30bに対応するキュー132の残クレジットが正でなくなるので、フレーム選択部14の選択する対象からキュー132は外れる。
[動作6]
(6−1)フレーム選択部14はフレームを持っていてかつクレジット値が正であるキュー(この例では無線端末30cに対応するキュー133のみ)の中からラウンドロビンでキューの選択を行うので、キュー133が選択される。
(6−2)無線通信部16はフレーム選択部14が選択したキュー133の先頭のフレームを現在の無線伝送路の通信環境に応じて決定した伝送レート18Mbpsで送信する。
(6−3)クレジット管理部15は、テーブルを用いて伝送レート18Mbpsから減算係数「3.0」を決定する。残クレジット(現在残っているクレジット)から(フレーム長×減算係数)分だけ減じる。この結果、残クレジットは(1400−300×3.0=500)となる。
[動作7]
(7−1)フレーム選択部14はフレームを持っていてかつクレジット値が正であるキュー(この例では無線端末30cに対応するキュー133のみ)の中からラウンドロビンでキューの選択を行うので、キュー133が選択される。
(7−2)無線通信部16はフレーム選択部14が選択したキュー133の先頭のフレームを現在の無線伝送路の通信環境に応じて決定した伝送レート18Mbpsで送信する。
(7−3)クレジット管理部15は、テーブルを用いて伝送レート18Mbpsから減算係数「3.0」を決定する。残クレジット(現在残っているクレジット)から(フレーム長×減算係数)分だけ減じる。この結果、残クレジットは(500−300×3.0=−400)となる。これで無線端末30cに対応するキュー133の残クレジットが正でなくなるので、フレーム選択部14の選択対象から無線端末30cに対応するキュー133も外れる。
(7−4)全てのキューがフレーム選択部14の選択対象から外れる状態になったので、図3のステップS18からステップS11に戻り、残クレジットが初期値にリセットされる。
このような本発明の第1の実施形態によれば、データフレームを選択するたびに、あるいはデータフレームを送信するたびに伝送レートの逆数に比例する減算係数とフレーム長との積が該当するクレジット値から減算されることになる。したがって、無線基地局10のパケット蓄積部13上に接続している無線端末30に送信すべきデータフレームが十分に存在する場合には、クレジット値に基づいてデータフレームを選択することにより、複数の無線端末30の間で無線伝送路を占有する時間をほぼ公平に保つことができる。
なお、実際の装置に本発明を適用する場合には、現実的な状況を考慮して以下に示すような制御内容の変更や追加を行うことも考えられる。
(1)無線伝送路を占有する時間には、無線伝送路の通信環境に依存して伝送レートが変動するデータ本体が占有する時間の他に、パケットに固定的に付加されるプリアンブルなどが占有する時間も含まれる。したがって、上記動作例で示した減算するクレジットの量にこれらの時間を付加することによって、更に無線伝送路を占有する時間の比率を正確に制御することが可能になる。
(2)更には、IEEE802.11規格のように無線基地局が送信するデータフレームに対して無線端末が受信確認であるACKフレームを送信するような無線伝送方式を採用する場合には、ACKフレームが無線伝送路を占有する時間を反映するようにクレジット値を計算してもよい。
(3)更には、IEEE802.11規格のように無線基地局が送信したデータフレームが通信環境の劣化等の為にビットエラーなどが発生して無線端末が正常に受信できない場合(ACKの有無で判断可能)に無線基地局が伝送レートを下げて再送するような無線伝送方式を採用する場合には、再送時のデータフレームも無線伝送路を占有するので、上記動作例で示したクレジットの減算を再送時の伝送レートに従って再び行うことによって、更に無線伝送路を占有する時間の比率を正確に制御できる。
(4)図3の例ではステップS17、S18からステップS11に戻る際に、全てのクレジット値が同一の初期値に更新されるが、更新前の残クレジットを考慮して、残クレジットが負になっている無線端末宛のキューの残クレジットには残クレジットに初期クレジットを足すように構成しても良い。例えば前述の[動作7]の(7−4)の例では、無線端末30a宛のクレジット値が2000を更新し、無線端末30b宛のクレジット値を1900に更新し、無線端末30c宛のクレジット値を1600に更新すればよい。これにより、更に無線伝送路を占有する時間の比率を正確に制御できる。
(5)上記の例では、ステップS11で全てのクレジット値に同じ値を初期値として割り当てる場合を説明したが、キュー毎に(無線端末毎に)異なる初期値を割り当てるように制御しても良い。これにより、無線基地局は無線端末毎の初期クレジットの比率に従ってフレームを送信することになるので、無線端末毎に送信フレームが無線伝送路を使用する時間に例えば使用料金に応じた格差を付けることも可能になる。
(第2の実施形態)
本発明の無線基地局装置及び無線通信システムの第2の実施形態について、図6を参照しながら説明する。図6は通信システムの構成例を示すブロック図である。
本実施形態は第1の実施形態の変形例であり、装置の構成及び動作の大部分は第1の実施形態と同一である。変更された部分について以下に説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図である。本実施形態では、図6に示すように1つの無線基地局10に複数の独立した通信ネットワーク20a及び20bが接続されている。例えば、複数の通信事業者あるいは複数のインターネットサービスプロバイダが共通の無線基地局10を共有のアクセスポイントとして利用して複数の無線端末30のユーザに通信サービスを提供するような場合にこのような通信システムが構成される。
このような通信システムにおいては、複数のネットワークはSSIDによって区別される。すなわち、通信ネットワーク20aを使用する場合にはこのネットワークに割り当てたSSID(A)を使用し、通信ネットワーク20bを使用する場合にはこのネットワークに割り当てたSSID(B)を使用する。複数種類のSSIDを区別することにより、1つの無線基地局10を、仮想的に複数のアクセスポイントとして使用することができる。
本実施形態では、無線基地局10上の各構成要素(図1参照)はそれぞれ次のように動作する。
有線通信部11は、通信ネットワーク20a、20bとの間でそれぞれ有線の伝送路を用いて通信する。通信ネットワーク20から入力されるデータは、フレーム毎に分割されたデータフレームとしてパケット通信により入力される。また、各データフレームのフレーム長は一定とは限らない。
フレーム振り分け部12は、各通信ネットワーク20a、20bから有線通信部11を介して入力される各データフレームをその宛先に応じて振り分けてパケット蓄積部13に出力する。
パケット蓄積部13は、第1の実施形態と同様に入力されるデータを待ち行列(キュー)として並べて一時的に蓄積する。この例では、パケット蓄積部13は宛先の各無線端末30a、30b、30c・・・に対応付けたn個のキュー131、132、133、・・・を備えている。
フレーム選択部14は、パケット蓄積部13に蓄積されたデータフレームの中から、次に各無線端末30に送信すべきデータフレームを予め定めた規則に従って選択する。この例では、各キューを使用している無線端末30が属している(接続している)ネットワークのSSIDをクレジット管理部15が管理しているので、フレーム選択部14はデータフレームを保持しているキューの中から、これを使用している無線端末30が属しているクレジット値を調べ、この値が正である場合に1つのキューを選択し、選択されたキューの先頭に保持されているデータフレームを取り出す。
クレジット管理部15は、SSID毎に、つまり無線基地局10に接続されたネットワーク毎にクレジット値を管理する。これらのクレジット値は、各キューのデータフレームが無線伝送路を占有しても問題がないかどうかを識別するために用いる評価値であり、該当するキューのデータフレームが選択されるか、もしくは無線伝送路に送出されると減少する。基本的な制御の内容については、SSID毎にクレジット値を管理する以外は図3と同一である。
無線通信部16は、ネットワークを識別するための複数のSSID及びSSIDに対応付けられたBSSID(Basic Service Set Identifier)を管理し、これらを用いて無線で接続している無線端末30に向けて、フレーム選択部14が選択したデータフレームを含む無線パケット信号を送信する。この無線パケット信号の送信時に適用する伝送レート(ビットレート:bps)については、そのときの無線伝送路の通信環境に応じて無線端末30毎に、予め定めた複数種類の伝送レートの中から選択的に決定される。
このような本発明の第2の実施形態によれば、SSID毎にフレーム(SSIDに複数の無線端末が属する場合はフレーム数の合計)が十分に存在する場合に、送信するフレームが十分存在するSSIDに対応する通信ネットワーク間で無線伝送路を占有する時間をほぼ公平に保つことができる。したがって、複数の通信事業者や複数のインターネットサービスプロバイダが共通の無線基地局を使用する場合に、SSIDを用いて複数のネットワークを区別する場合には、SSID毎にデータフレームの選択を管理することにより無線伝送路の使用に関してネットワーク間の公平性を確保することが可能になる。
なお、本実施形態の通信システムについても、第1の実施形態の場合と同様に前述のような様々な変形が考えられる。
本発明の無線基地局装置、無線通信システム及びデータ通信方法は、共有する無線伝送路を下り方向の通信に関してユーザ間あるいはネットワーク間で公平に利用することが可能な効果を有し、無線LANシステム等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の構成例を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図 クレジット管理部の動作を示すフローチャート 減算係数テーブルの具体例を示す模式図 無線基地局の動作に関連する各パラメータの推移の具体例を示す模式図 本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図
符号の説明
10 無線基地局
11 有線通信部
12 フレーム振り分け部
13 パケット蓄積部
14 フレーム選択部
15 クレジット管理部
16 無線通信部
20 通信ネットワーク
30 無線端末

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの有線ネットワークと接続され、無線伝送路を介して接続される複数の無線端末と、前記有線ネットワークとの間でデータ伝送の中継を行う無線基地局装置であって、
    前記無線端末へ送信するデータフレームの伝送レートを前記無線伝送路の通信環境に応じて決定し、前記無線端末と無線通信を行う無線通信手段と、
    各無線端末との通信において前記無線伝送路を占有する時間が所定の比率になるように、前記無線通信手段から送信すべきデータフレームを選択するデータ選択制御手段と、
    を備える無線基地局装置。
  2. 請求項1に記載の無線基地局装置であって、
    前記所定の比率は、各無線端末との通信において前記無線伝送路を占有する時間が等しくなる比率である無線基地局装置。
  3. 請求項1又は2に記載の無線基地局装置であって、
    それぞれが複数のデータフレームを待ち行列として蓄積可能な複数のデータ蓄積手段と、
    前記有線ネットワークから入力されたデータフレームを宛先の無線端末に応じて前記複数のデータ蓄積手段の1つに振り分けるフレーム振り分け手段と、
    前記データ蓄積手段毎に無線伝送路を占有可能な時間に応じたクレジット値を管理すると共に、送信用のデータフレームの選択又は送信の際に、選択されたデータフレームのフレーム長と前記選択されたデータフレームが前記無線伝送路を介して送信される際に適用される伝送レートとに基づいて求められる計算値を反映して前記クレジット値を更新するクレジット管理手段と、
    を更に備え、
    前記データフレーム選択制御手段は、前記クレジット値に従って前記データ蓄積手段から送信用のデータフレームを選択する無線基地局装置。
  4. 請求項3に記載の無線基地局装置であって、
    前記クレジット管理手段は、前記複数のデータ蓄積手段のそれぞれに対応付けられた複数の独立したクレジット値を管理すると共に、送信用のデータフレームの選択又は送信の際に、選択されたデータフレームのフレーム長とこのデータフレームが無線伝送路を介して送信される際に適用される伝送レートに基づく係数との積の分だけ該当するクレジット値を減算し、
    前記データフレーム選択制御手段は、データフレームを蓄積しているデータ蓄積手段のうち正の値のクレジット値が割り当てられたデータ蓄積手段から送信用のデータフレームを選択し、
    前記複数のデータ蓄積手段の全てが前記データフレーム選択制御手段の選択対象から外れた場合には、前記クレジット管理手段は前記クレジット値を初期化する無線基地局装置。
  5. 請求項3に記載の無線基地局装置であって、
    前記無線端末との通信ネットワークを識別する識別子を複数管理している場合に、
    前記クレジット管理手段は、前記複数の識別子のそれぞれに対応付けられた複数の独立したクレジット値を管理すると共に、送信用のデータフレームの選択又は送信の際に、選択されたデータフレームのフレーム長とこのデータフレームが無線伝送路を介して送信される際に適用される伝送レートに基づく係数との積の分だけ該当するクレジット値を減算し、
    前記データフレーム選択制御手段は、データフレームを蓄積しているデータ蓄積手段のうち、該当するデータ蓄積手段に対応付けられた無線端末が属しているネットワークの識別子に対応するクレジット値が正の値であるデータ蓄積手段から送信用のデータフレームを選択し、
    前記複数のデータ蓄積手段の全てが前記データフレーム選択制御手段の選択対象から外れた場合には、前記クレジット管理手段は前記クレジット値を初期化する無線基地局装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の無線基地局装置と、
    前記無線基地局装置との間で無線通信が可能な複数の無線端末と、
    を備える無線通信システム。
  7. 請求項6に記載の無線通信システムであって、
    前記無線基地局装置と前記無線端末との間で、無線LAN規格に従った無線通信制御を実施する無線通信システム。
  8. 複数の有線通信網に接続された、請求項5に記載の無線基地局装置と、
    前記無線基地局装置との間で無線通信が可能な複数の無線端末と、
    を備え、
    前記無線基地局装置と前記無線端末との間で、無線LAN規格に従った無線通信制御を実施する無線通信システム。
  9. 少なくとも1つの有線ネットワークと接続され、無線伝送路を介して接続される複数の無線端末と、前記有線ネットワークとの間でデータ伝送の中継を行う無線基地局装置のデータ通信方法であって、
    各無線端末との通信において前記無線伝送路を占有する時間が所定の比率になるように、前記無線端末へ送信すべきデータフレームを選択するステップと、
    前記選択されたデータフレームを送信するステップと、
    を有するデータ通信方法。
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