JP2006234905A - 可逆式情報表示パネルを用いた掲示物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 相互に対向する、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の密閉空間内に、表示媒体を封入するとともに、表示媒体を基板間に形成させた電荷が作り出す電界で移動させて、透明基板側に所要の情報を表示させる、可逆式の情報表示パネルよりなる表示部を持つ掲示物1−1,1−2,1−3は、色および帯電特性が異なり、共に平均粒子径が3〜10μmの範囲にあるそれぞれ2種類の表示媒体用粒子から構成される2種類の表示媒体を使用し、情報表示パネルの総厚さを10μm以上で1mm未満とした。
【選択図】図1
Description
図1〜図3はそれぞれ、本発明に係る掲示物の一実施形態、他の実施形態およびさらに他の実施形態を示す図であり、図1中1−1,1−2,1−3はそれぞれ、平面掲示板へ掲示する本発明の掲示物であり、図2中2−1,2−2,2−3,3および図3中4−1,4−2,4−3はそれぞれ、立体掲示板へ掲示する本発明の掲示物である。本発明の掲示物1−1,1−2,1−3,2−1,2−2,2−3,3,4−1,4−2,4−3は、後述する可逆式の情報表示パネルよりなる方形の掲示物として構成されており、掲示物2−1,2−2,2−3は表示面が湾曲面に構成されている。これら掲示物は、薄いので、保護用ホルダー(図1には、保護ホルダーとしても掲示物装着板5を例示している)に入れて使用するものとする。
上記掲示物1−1,1−2,1−3において、情報表示領域1a,1b内の各種可変情報は、当該掲示の終了後に、次の掲示内容に書き換えてから、掲示するものとする。このようにして、本発明の掲示物1は、リサイクル使用可能に構成されている。
なお、図2に示す掲示物2−1,2−2,2−3,3および図3に示す掲示物4−1,4−2,4−3は、立体掲示板7,8に掲示する点のみが図1と相違するので、説明を省略する。
なお、図1の例では、掲示物1−1,1−2,1−3内に形成される複数の情報表示領域である情報表示領域1aおよび情報表示領域1bのそれぞれにおいて、基板間に封入する色および帯電特性の異なる2種類の表示媒体の組合せ(表示色の組合せ)を同一にしたが、基板間に封入する色および帯電特性の異なる2種類の表示媒体の組合せ(表示色の組合せ)を異ならせることも可能であり、例えば、情報表示領域1aを「白色の背景に黒色の文字を表示する白・黒表示部」とし、情報表示領域1bを「白色の背景に赤色の文字を表示する白・赤表示部」とするようなエリア別色分け表示を行うことにより、見やすい掲示物表示を行うことができる。
この場合、視認側基板12に設ける導電性部材16は透明である必要があるが、背面側基板に設ける導電性部材15は透明である必要がない。いずれの場合もパターン形成可能であり、導電性である上記材料を好適に用いることができる。
正荷電制御剤としては例えば、ニグロシン染料、トリフェニルメタン系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、ポリアミン、イミダゾール誘導体等が挙げられる。
その他、超微粒子シリカ、超微粒子酸化チタン、超微粒子アルミナ等の金属酸化物、ピリジン等の含窒素環状化合物及びその誘導体や塩、各種有機顔料、フッ素、塩素、窒素等を含んだ樹脂等も荷電制御剤として用いることもできる。
青色着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC等がある。
GR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ、C.I.ピグメントイエロー12等がある。
緑色着色剤としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、C.I.ピグメントグリーン7、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等がある。
紫色着色剤としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等がある。
白色着色剤としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等がある。
これらの顔料および無機系添加剤は、単独であるいは複数組み合わせて用いることができる。このうち特に黒色顔料としてカーボンブラックが、白色顔料として酸化チタンが好ましい。
Span=(d(0.9)−d(0.1))/d(0.5)
(但し、d(0.5)は粒子の50%がこれより大きく、50%がこれより小さいという粒子径をμmで表した数値、d(0.1)はこれ以下の粒子の比率が10%である粒子径をμmで表した数値、d(0.9)はこれ以下の粒子が90%である粒子径をμmで表した数値である。)
Spanを5以下の範囲に納めることにより、各粒子のサイズが揃い、均一な粒子移動が可能となる。
ここで、粒子径および粒子径分布は、体積基準分布から得られたものである。具体的には、Mastersizer2000 (Malvern Instruments Ltd.)測定機を用いて、窒素気流中に粒子を投入し、付属の解析ソフト(Mie理論を用いた体積基準分布を基本としたソフト)にて、粒子径および粒子径分布の測定を行なうことができる。
本発明の可逆式情報表示パネルの総厚さは、10μm以上かつ1mm未満であることが好ましい。
1a,1b 情報表示領域
2−1,2−2,2−3,3,4−1,4−2,4−3 掲示物
5 掲示物装着板
6 掲示板
7,8 立体掲示板
11、12 基板
13 表示媒体(粒子群または粉流体)
13W 白色表示媒体
13B 黒色表示媒体
14 隔壁
15、16 導電性部材
17 カプセル
21、22、23 電荷形成手段
Claims (5)
- 相互に対向する、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の密閉空間内に、表示媒体を封入するとともに、表示媒体を基板表面に形成させた電荷が作り出す電界で移動させて、透明基板側に所要の情報を表示させる、可逆式の情報表示パネルよりなる表示部を持つ掲示物であって、
色および帯電特性が異なり、共に平均粒子径が3〜10μmの範囲にあるそれぞれ2種類の表示媒体用粒子から構成される2種類の表示媒体を使用し、情報表示パネルの総厚さを10μm以上で1mm未満としたことを特徴とする可逆式情報表示パネルを用いた掲示物。 - 掲示物内に形成される複数の情報表示領域のそれぞれにおいて、基板間に封入する色および帯電特性の異なる2種類の表示媒体の組合せを異なるものとしたことを特徴とする請求項1に記載の可逆式情報表示パネルを用いた掲示物。
- 前記2枚の基板の少なくとも一方の厚さが0.4mm以下であって、かつ、2枚の基板が対向して作り出す基板間の間隔が0.1mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の可逆式情報表示パネルを用いた掲示物。
- それぞれの基板をプラスチック材料製としてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の可逆式情報表示パネルを用いた掲示物。
- 表示媒体として表示媒体用粒子から構成される粒子群または表示媒体用粒子から構成される粉流体を用いたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の可逆式情報表示パネルを用いた掲示物。
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JP2005045585A JP2006234905A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 可逆式情報表示パネルを用いた掲示物 |
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JPH05323880A (ja) * | 1992-05-18 | 1993-12-07 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 書込装置分離型表示器 |
JP2002174830A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Minolta Co Ltd | 可逆性画像表示媒体 |
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2005
- 2005-02-22 JP JP2005045585A patent/JP2006234905A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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