JP2006231203A - 塵埃除去装置 - Google Patents

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JP2006231203A JP2005049641A JP2005049641A JP2006231203A JP 2006231203 A JP2006231203 A JP 2006231203A JP 2005049641 A JP2005049641 A JP 2005049641A JP 2005049641 A JP2005049641 A JP 2005049641A JP 2006231203 A JP2006231203 A JP 2006231203A
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Takayuki Igarashi
孝之 五十嵐
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Abstract

【課題】リアパネルの通風孔に堆積した塵埃及び埃を自動的に除去することができる塵埃除去装置を提供する。
【解決手段】第一通風孔を穿設したリアパネル5に、これに重畳するように第二通風孔7aを穿設し、第一可動手段9及び第二可動手段10により左右方向及び、または上下方向に移動可能な可動通風板7を設け、第一通風孔及びこれに連通する第二通風孔7aの周縁に塵埃及び埃が堆積した際は、可動通風板7を移動させ、付着した塵埃及び埃を引き剥がすようにして浮遊させ、冷却ファンにより筐体外に排出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、PDP(プラズマディスプレイパネル)あるいはパソコン等の機器に係わり、より詳細には筐体の通風孔に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置に関する。
PDP(プラズマディスプレイパネル)あるいはパソコン等の電子機器は内部に配設された駆動電源等の電子部品から発生する熱を外部に放出するため、通常、筐体裏面に放熱用の通風孔を多数穿設している。しかるに、同通風孔は手指あるいは異物の侵入を防止するため、その径は規制されており、多数穿設された小径の通風孔周囲に一旦、塵埃が付着すると次第に堆積しやすくなり、またPDP等では室内の隅に設置されることが多いため、筐体裏面の通風孔に付着した塵埃を容易に取り除くことができないというような問題があった。このため、筐体内から発生する熱を充分に外部に放出できなくなり、IC等の電子部品に支障が生じたり、あるいはその寿命に影響を与えてしまうというような懸念があった。
通風孔に付着した塵埃を除去する、あるいは付着を防止する従来技術として、例えば図5(A)で示すように、PDP等の薄型の筐体40の裏面に、同筐体40内に格納可能であって、且つ上下方向に移動可能な複数のファン42を設け、所定時間の間隔をおいて、同ファン42が上下方向に移動するとともに、筐体40の裏面に穿設された通風孔41に向かい空気を吸引、あるいは送出するようにして前記通風孔41に塵埃が付着することを防止する一方、付着した塵埃を除去しようとする技術が提示されている。(例えば、特許文献1参照)
また、他の従来技術として、図5(B)で示すように、電子機器の筐体50に放熱用の通風孔51を円形状に開口し、同通風孔51に金属性のメッシュ51aを張設するとともに、前記筐体50内に,これに対向するようにファン52を設けた技術が提示されている。同ファン52は駆動源54の回転軸55に前後摺動自在に連結されるとともに、前記回転軸55に巻回されたスプリングによる付勢手段56により前記通風孔51の方向に常時付勢されるようになっており、又、前記ファン52の先端面には列状にブラシ53が付設されており、前記駆動源54が停止状態では同ブラシ53は前記メッシュ51aに接触するようになっている。前記駆動源54が始動されると、前記ファン52は回転を開始し、前記ブラシ53が前記メッシュ51aに付着した塵埃を清掃し、又、回転が増加すると、送出した空気の反力により前記ファン52は後退し、筐体50内部から発生した熱を前記通風孔51を介して外部に放出するようになっている。又、前記駆動源54が停止した際は、前記ファン52が付勢手段56により前方に移動し、前記ブラシ53が前記メッシュ51aを清掃しながら次第に回転を止めるようになっている。
しかしながら、筐体の裏面に移動可能な複数のファンを設けることは、電子機器の構造が複雑になるばかりでなく、コストの上昇を招き、又、ファンの先端にブラシを設け塵埃を除去しようという技術は、小径の通風孔が多数穿設されている場合には、対応することができないといういうような問題があった。
特開2002−9476号(2頁、図1) 特開平3−268484号(2頁、図1)
本発明は、上記問題点に鑑み、筐体に穿設された多数のの通風孔の周縁に付着、堆積した塵埃及び埃を効率的に、人手を要さずに自動的に清掃し、又、構成が簡素でコストの上昇を招かない塵埃除去装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、第一通風孔を穿設した筐体一側に設けられ、左右方向及び、または上下方向に移動可能に支持されるとともに、前記第一通風孔に対応して第二通風孔を穿設した可動通風板と、同可動通風板を左右方向及び、または上下方向に移動させる可動手段とからなる塵埃除去装置を構成してなる。又、機器の運転積算時間が、所定の値に達した際、前記可動手段が作動するようにした構成となっている。
本発明によると、第一通風孔を穿設したリアパネルに、これに重畳するように第二通風孔を穿設し、第一可動手段及び第二可動手段により左右方向及び、または上下方向に移動可能な可動通風板を設け、前記第一通風孔及びこれに連通する前記第二通風孔の周縁に塵埃及び埃が堆積した際は、可動通風板を左右及び、または上下方向に若干移動させ、付着した塵埃及び埃を通風孔周縁から引き剥がすようにして通風孔の清掃を自動的に行え、且つ構成が簡素でコストの上昇を招かない塵埃除去装置とすることができるようになっている。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は、本発明による塵埃除去装置を備えた表示装置を示す断面図であり、図2はその裏面図である。図3は塵埃除去装置の動作を示す裏面図であり、又、図4は一連の動作を示す要部断面図である。
本発明による塵埃除去装置を備えた表示装置1は、図1の断面図で示すように、枠体状に形成され、内壁周縁に溝部を備えた樹脂材からなるフロントパネル2と、前面側が開放され後面側が台形状に膨出するように形成された板金からなるリアパネル5とで筐体を構成している。同筐体内には、図示しない映像処理基板からの映像信号を基にプラズマ放電により映像を前面側に映写する薄型矩形状のプラズマディスプレイパネル4が配設され、前記フロントパネル2の前面側開口部には、前記プラズマディスプレイパネル4からの映像を透過させ表示画面として機能する半透明部材の光学フィルタ3が前記フロントパネル2の溝部に、前記リアパネル5の周縁部とともに挟持されるように装着されている。又、前記プラズマディスプレイパネル4と、前記リアパネル5との間には、映像処理基板等から発生する多量の熱を後方側に送出する冷却ファン6が左右方向に複数台、連設されている。
前記リアパネル5の上部には矩形状の第一通風孔5aが上下及び左右方向に向かい格子状に多数形成され、更に、これに重畳するように、上下及び左右方向に可動する可動通風板7が設けられている。同可動通風板7には、図1及び図2で示すように、前記通風孔5aと同形状、同口径であり前記第一通風孔5aに連通する第二通風孔7aが位置を合わせるようにして格子状に形成されている。
前記可動通風板7の四隅には、図2で示すように、十字状のスライド孔7bが穿設され、前記リアパネル5には同スライド孔7bに挿通するとともに、これを掛止する頭部が拡径したガイドピン8が複数突設されている。これにより前記前記可動通風板7は左右方向及び上下方向に移動可能となっている。
前記リアパネル5の側面には、前記可動通風板7に連結され、これを左右方向に可動させる第一可動手段9が設けられ、中央部には、同様に前記可動通風板7に連結され、これを上下方向に可動させる第二可動手段10が設けられている。
前記可動通風板7の側面には、前記第一可動手段9に対応して、先端部に掛止ピンを形成した細長状のバーが突設され、前記第一可動手段9には先端部に前記掛止ピンを掛止する縦長状のリング9aを形成し、左右方向に摺動するスライドバーが設けられている。前記第一可動手段9には電磁マグネットあるいは空気圧等により作動し、前記スライドバーを押圧及び索引する機構が内蔵されており、これにより前記スライドバーが延出及び索引されると前記可動通風板7が、前記ガイドピン8に案内されて、図3(A)で示すように、左右方向に前記通風孔7aの口径の略半個分、往復移動するようになっている。又、前記第一可動手段9に突設された掛止ピンが前記スライドバーの縦長状のリング9aに掛止されていることにより、同掛止ピンは上下に移動可能であり、これにより前記可動通風板7は前記第一可動手段9に連結されながら上下方向に移動可能となっている。
同様に、前記可動通風板7の下面には、前記第二可動手段10に対応して、先端部に掛止ピンを形成した細長状のバーが下方に向かい突設され、前記第二可動手段10には先端部に前記掛止ピンを掛止する横長状のリング10aを形成し、上下に摺動するスライドバーが設けられている。前記第二可動手段10には電磁マグネットあるいは空気圧等により作動し、前記スライドバーを押圧索引する機構が内蔵されており、これにより前記スライドバーが延出及び索引されると前記可動通風板7が、前記ガイドピン8に案内されて、図3(B)で示すように,上下方向に前記通風孔7aの略半個分、往復移動するようになっている。又、前記第二可動手段10に突設された掛止ピンが前記スライドバーの横長状のリング10aに掛止されていることにより、同掛止ピンは左右に移動可能であり、これにより前記可動通風板7は前記第二可動手段9に連結されながら左右方向に移動可能となっている。
次に、動作について説明する。室内に設置された前記表示装置1が一定期間使用されると、室内に浮遊する塵埃及び埃が前記表示装置1から発生する電界及び静電気に引き寄せられ、図4(A)の断面図で示すように、前記リアパネル5の第一通風孔5a及びこれに連通する前記可動通風板7の第二通風孔7aの周縁に付着するとともに次第に堆積してくる。
この際、図4(B)の上方からの断面図で示すように、まず前記第一可動手段9が作動し、これに設けられたスライドバーが延出されることにより前記可動通風板7が矢印で示す方向に移動し、リアパネル5に形成された前記第一通風孔5aと、可動通風板7に形成された前記第二通風孔7aとは、略半個分、左右方向にずれるようになっている。これにより移動する方向に対し、通風孔の後方周縁に付着した塵埃は前記第二通風孔7aの周縁により引き剥がされるようになっている。続いて、図4(C)で示すように、前記可動通風板7は逆方向となる向きに、前記第一通風孔5aと前記第二通風孔7aとが略半個分ずれるように移動し、これにより、矢印で示す移動する方向に対し、通風孔の後方周縁に付着した塵埃は前記第二通風孔7aの周縁により引き剥がされるようになっている。次に、図4(D)で示すように、前記可動通風板7が元の状態に復帰すると、引き剥がされた塵埃は、矢印で示す前記冷却ファン6からの空気流に乗り外部に放出されるようになっている。
続いて、前記第二可動手段10が作動され、前記可動通風板7が上下方向に往復動することにより、上記した動作で前記第一通風孔5a及びこれに連通する前記第二通風孔7a
の上下周縁に付着した塵埃は除去されるようになっている。
前記第一可動手段9及び前記第二可動手段10が作動する間隔は、例えば前記映像処理基板内に表示動作運転の積算時間を記憶する記憶部を設け、運転積算時間が所定の時間に達したら作動させるようにしても良い。これにより人手を要さずに表示装置の通風孔の塵埃除去作業を自動的に行うことができ、安全性及び使用性を高め、且つ構成が簡素な塵埃除去装置とすることができるようになっている。尚、本願では前記可動通風板7が左右方向及び上下方向両者に移動できる構成となっているが、これに限定されるものでなく、左右方向又は上下方向のいずれか一方に移動できるようにしてもよい。
表示装置を示す断面図である。 表示装置の裏面図である。 (A)は第一可動手段が動作した状態を示す裏面図である。 (B)は第二可動手段が動作した状態を示す裏面図である。 付着した塵埃が除去される状態を連続的に示す断面図である。 従来の表示装置を示す図である。
符号の説明
1 表示装置
2 フロントパネル
3 光学フィルタ
4 プラズマディスプレイパネル
5 リアパネル
5a 第一通風孔
6 冷却ファン
7 可動通風板
7a 第二通風孔
7b スライド孔
8 ガイドピン
9 第一可動手段
9a リング
10 第二可動手段
10a リング

Claims (2)

  1. 第一通風孔を穿設した筐体一側に設けられ、左右方向及び、または上下方向に移動可能に支持されるとともに、前記第一通風孔に対応して第二通風孔を穿設した可動通風板と、同可動通風板を左右方向及び、または上下方向に移動させる可動手段とからなることを特徴とする塵埃除去装置。
  2. 機器の運転積算時間が、所定の値に達した際、前記可動手段が作動するようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の塵埃除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111442442A (zh) * 2020-04-03 2020-07-24 王大庆 一种通信基站机房通风除尘设备

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