JP2006231017A - 折りたたみ包丁 - Google Patents

Abstract

【課題】料理包丁の使用後は安全を考え、折りたたんで刃をカバーして保管が出来る、折りたたみ包丁を提供する。
【解決手段】包丁の柄を二重構造に設け、外側の柄は包丁を折りたたむ時に、スライドさせて柄の全長を長く伸ばし、包丁の刃先が柄の中に納まることを特徴とする、折りたたみ包丁。
【選択図】図１

Description

本発明は、料理包丁の使用後は安全を考えて、折りたたんで保管が出来る折りたたみ包丁に関するものである。

従来も今も、包丁は危険であり、家庭のキッチンでも使用後の保管に気をつかう刃物である。登山、キャンプ、アウトドアライフでの料理包丁にも安全のために折りたたみの出来る包丁がなく、折りたたみナイフで代用していた。

そのため、次のような問題点があった。
目にふれる場所に剥き出しである包丁は危険であり、恐怖心もあって、流し台の中に仕舞い込んでいた。
野外に出かけて料理を楽しむために持ち歩く時の包丁も、安全のためのカバーをする折りたためる包丁がなく、布などで巻きつけて持ち出し安全に気をつかっていた。

包丁の柄を二重構造に設け、外側の柄は包丁を折りたたむ時に、スライドさせて柄の全長を長く伸ばし、包丁の刃先が柄の中に納められる。
以上を特徴とする、折りたたみ包丁である。

本発明は、便利だが危険な刃物である料理包丁を、不使用の時は包丁の柄の中に折り曲げ納められ、剥き出しでないので安心安全である。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ） 包丁刃（１）の柄の部分に穴１（９）を設け、包丁直結柄（３−２）に、補助金具（２）と皿ビスボルト（７）ナット（６）で組み合わす。
（ロ） 包丁直結柄（３−２）に柄スライドカバー（３−１）をストッパービス（５）で組み合わす。
（ハ） 柄スライドカバー（３−１）の一方の側面に、スライド溝（４）を設ける。
（ニ） 包丁直結柄（３−２）と柄スライドカバー（３−１）は共に包丁刃（１）が折り込める、折り込み溝（１２）を設ける。
（ホ） 柄スライドカバー（３−１）の折り込み溝（１２）の後部に、包丁刃（１）の折りたたみ止め（８）が合うように設ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を、使用する時は、折りたたみ止め（８）の掛かり止めをはずし、包丁刃（１）を引き出し曲げ戻し、包丁直結柄（３−２）の先にある補助金具（２）の溝に合わせ、柄スライドカバー（３−１）は包丁直結柄（３−２）に押し戻す。
ストッパービス（５）をプラスドライバーで取りはずせば、柄スライドカバー（３−１）は抜けて内側の掃除をすることも出来る。
包丁刃（１）は研ぎ直して使用出来る、皿ビスボルト（７）をはずして包丁刃（１）を取り替えることも可能である。

本発明の、斜視図 本発明の、斜視図の反対側の側面図 本発明の、平面図 本発明の、平面の反対を示す底面図 本発明の、柄をスライドした姿を示す姿図 本発明の、折りたたみ状態を示す姿図 本発明の 分離分解図 本発明の 柄の後方から見た拡大断面図

符号の説明

１ 包丁刃
２ 補助金具
３−１ 柄スライドカバー
３−２ 包丁直結柄
４ スライド溝
５ ストッパービス
６ ナット
７ 皿ビスボルト
８ 折りたたみ止め
９ 穴１
１０ 穴２
１１ ビス受けネジ穴
１２ 折り込み溝

Claims (1)

1. 包丁を折りたためるように、折り込み溝のある柄を二重に設け、外側の柄はスライドして長く伸び包丁刃先の全長が二重構造の柄に納まることが特徴の折りたたみ包丁。

Images