JP2006225939A - 建築物開口の開閉機構、およびそれ用のレール - Google Patents

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Abstract

【課題】 敷居や下框の構造を複雑化することなく、室内側に雨水や粉雪等が浸入してしまうのを確実に防止できる新たな建築物開口用の開閉機構を提供する。
【解決手段】 建具2下框22には、その全長に渡る下面室内側ISおよび/または室外側OSに、同建具2で建築物開口4を閉鎖状としない位置に限って敷居43上面との間に僅かな隙間33を残すよう弾性シール材部3,3を装着する一方、同建具2で建築物開口4を閉鎖状配置としたときに各戸車25,25が位置することとなる当該レール5上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部3,3下端縁を敷居43上面に当接状とするに足る深さの沈降用切除部51,51を形成してなる建築物開口の開閉機構である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、建築物開口用の開閉機構に関連するあらゆる分野をその技術分野とするものであって、建築物開口およびそれ用の建具類を製造する分野は勿論のこと、その製造に必要とする設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野、その他現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着眼点)
我が国で施工されている建築物の木製窓やその他の木製引戸類は、一般に建築物開口の上部に設けられた鴨居と下部に設けられた敷居との両端に縦設された左右縦枠間に、一枚もしくは複数枚の建具をスライド移動可能に装着することによって開閉可能としており、特に摺動操作性を高める目的から敷居上面にレールを敷設し、窓や引戸等の建具下框下面の左右端側となる夫々適所に、該レール上を転動可能とする戸車を装着することによって円滑な開閉操作を実現できるようにしているものが殆どである。
ところが、こうした窓や引戸類のような建具は、確りと閉鎖施錠した場合であっても、台風や強い風雪等の吹き付けによって風や雨水、粉雪等が、下框下面と敷居上面との僅かな隙間を通じて室内側へ浸入してしまうという欠点があり、このような現象は、現在のところ如何に密閉性に秀れたアルミサッシによっても防ぐことができず、一般には雨戸やシャッターを余分取り付けて閉鎖するようにしたり、あるいは下框と敷居との隙間に沿ってタオルや雑巾等を押し当てて雨水等の浸入を阻止するといった凡そ原始的な方策しか特に有効な手段が無いというのが実情であった。
(従来の技術)
したがって、従前からこのような弊害について建物開口そのものに工夫を凝らすようにした提案は全くといっていい程見い出すことができず、辛うじて、例えば特開2000−170451号公報にそれに近い目的も一つの目的としているかのように思える構成の「引戸式サッシ構造」発明が開示されていて、それは、下枠体が形棒状の中空枠体であって、その室内側の側壁をやや高くし、上端面の両円弧断面軌道底部に多数の水落し口を開設し、且つ水落し口下方の下枠体の外側壁に複数の排水口を開設して、雨水が室内に進入するのを防止しようとしたものとしたものであるが、この事例に代表されるような建具内部に排水路を形成し、入ってきた雨水をそこから排出するようにしただけのものでは、敷居構造が複雑になって製造が煩雑になると共に、取扱いにも注意を要する上、何よりも風の侵入には全く対応できないという大きな欠点があり、この欠点については、精度の良い押し出し成型やプレス加工成型されるサッシにおいても対応しきれておらず、ましてや住環境や質感等を重視して汎用される木製建具に至っては、これまでのところそれら欠点を顧みられることはなかった。
(1)特開2000−170451号公報
(問題意識)
この発明は、以上のようにアルミニウム等の成型性に秀れていて高精度の金属サッシや、必ずしもそうではない伝統的な木製建具について、これまでのところ、複雑な排水構造を設けて台風や大雨等による雨水を効率的に排水し室内に浸入するのを防止しようとする技術程度しか提案がなく、このような従前からの構造によるものでは、下框と敷居との間の隙間を通り抜ける隙間風は勿論のこと、それに伴って吹き込む雨水や粉雪等についても充分に阻止できるものとはなっておらず、したがって、特に寒冷地の冬期間地吹雪に曝されるような過酷な条件下の建物等においては、これまでのところ、建具を含む建物開口機構について有効な手立てがないまま等閑にされてきていたため、それら隙間風や雨雪侵入防止対策としては、結局のところ、下框と敷居との隙間をガムテープなどを使って目貼りしたり、タオルや雑巾等を当てがうという原始的な対策で推移してきたことから、こうした実情に対処して建築物開口の新たな開閉機構について実現化することはできないものかと考えるに至った。
(発明の目的)
そこで、この発明は、敷居や下框の構造をできるだけ複雑化することなく、台風等による風雨や厳冬期における強烈な地吹雪等に曝されたとしても、室内側に雨水や粉雪は固よりのこと、隙間風も極力阻止してしまうことができ、更には、室内においても幾つもの部屋が襖や障子、ガラス戸などといった引き違い戸または引き戸によって仕切られている構造による開口での音や空調の漏れを防止し得るようにした新たな開閉機構の開発、研究に逸速く着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の建築物開口の開閉機構、およびそれ用の新規なレールを実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明に包含される建築物開口の開閉機構は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、下框下面所定箇所に戸車を組み込んでなる建具が敷居上面に敷設してあるレールを軌道として水平移動可能に建て付けてある建築物開口の開閉構造であって、当該建具下框には、その全長に渡る下面室内側および/または室外側に、同建具で建築物開口を閉鎖状としない位置に限って敷居上面との間に僅かな隙間を残すよう下向き突出状として弾性シール材部を装着する一方、同建具で建築物開口を閉鎖状としたときに各戸車が位置することとなる当該レール上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した沈降用切除部を形成してなるものとした構成を要旨とする建築物開口の開閉機構である。
これを、表現を変えて示すならば、下框下面所定箇所に戸車を組み込んでなる建具が敷居上面に敷設してあるレールを軌道として水平移動可能に建て付けてある建築物開口の開閉構造であって、当該建具下框には、その全長に渡る下面室内側および/または室外側に、同建具で建築物開口を閉鎖状としない位置に限って敷居上面との間に僅かな隙間を残すよう下向き突出状として弾性シール材部を装着する一方、同建具で建築物開口を閉鎖状としたときに各戸車が位置することとなる当該レール上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した沈降用切除部を形成してなるものとし、建築物開口を閉鎖状または閉鎖状に近い所定範囲内に位置する状態の建具では、同下框と敷居上面との間を弾性シール材部が閉鎖状としてしまい、それ以外に位置する状態の建具では、弾性シール材部に係らずレールを軌道とした水平移動が円滑に実施され得るようにした構成の建築物開口の開閉機構であるということができる。
さらに、より具体的な構成によるものとして示すと、下框下面左右端側付近2箇所の夫々に戸車を組み込んでなる建具が敷居上面に敷設してある凸条レールを軌道として水平移動可能に建て付けてある建築物開口の開閉構造であって、当該建具下框には、その全長に渡る下面室内側および/または室外側に、同建具で建築物開口を閉鎖状としない位置に限って敷居上面との間に僅かな隙間を残すよう下向き突出状として弾性シール材部を装着する一方、同建具で建築物開口を閉鎖状としたときに各戸車が位置することとなる当該凸条レール上側2箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した沈降用切除部を形成してなるものとした建築物開口の開閉機構といえる。
(関連する発明)
そして、上記したこの発明の基本をなす建築物開口の開閉機構に関連し、この発明はそれ用のレールも包含しており、その基本的構成について示すと次ぎのとおりのものとなる。
即ち、上記したこの発明における建具で建築物開口を閉鎖状としたときに、当該建具下框下面所定箇所に組み込まれている戸車が位置することとなる上側所定箇所が、同建具下框下面に装着してある弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さ寸法とした沈降用切除部に形成してなる構成としたこの発明の建築物開口の開閉機構に使用するレールである。
このレールをより具体的なものとして示すと、この発明における建具で建築物開口を閉鎖状としたときに、当該建具下框下面所定箇所に組み込まれている戸車が位置することとなる上側所定箇所が、同建具下框下面に装着してある弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さ寸法とした沈降用切除部に形成した上、その所定箇所からスライド方向左右の所定巾範囲に渡り、段差を設けずに当該所定箇所から遠ざかるに従って漸次浅くなる滑らかな連続面とした円滑誘導用切除部に形成してなるレールということができる。
さらには、この発明における建具で建築物開口を閉鎖状配置としたときに、当該建具下框下面所定箇所に組み込まれている戸車が位置することとなる上側所定箇所が、同建具下框下面に装着してある弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さ寸法とした沈降用切除部に形成した上、建具開閉の際に当該所定箇所から戸車通過範囲に相当する部分は、そのスライド方向左右双方の所定巾範囲に、また、建具閉鎖移動方向の最先端配置となる戸車に対応する部分だけは、戸車の走行範囲に相当する左右何れか一方だけの所定巾範囲に、夫々段差を設けずに当該所定箇所から遠ざかるに従って漸次浅くなる滑らかな連続面とした円滑誘導用切除部に形成してなるレールについても、この発明のレールに包含されている。
以上のとおり、この発明の建築物開口の引き違い式または引き戸式の開閉機構によれば、建具下框の全長に渡る下面適所に下向き突出状とした弾性シール材部が、建具を建築物開口の閉鎖状配置としたときだけ、敷居上面に強制的に密着状とされてしまい、外回り建具としての開閉機構では、建具下框と敷居上面との隙間から風圧を伴った外部風雨雪の浸入やそれに伴う粉塵や寒気、外部騒音等の浸入をも防止するものになると共に、屋内における仕切り壁面に設ける開口の襖や障子などの開閉機構としては、屋内間の通気を遮断したり、隣室間の遮音や空調効率を高めたりすることもできる上、建具を所定の閉鎖位置から外れるようスライド移動させたときには、弾性シール材部の下向き端縁が敷居上面から強制的に離れて摩擦抵抗の発生をなくして従前までの引き違い戸などと全く変わらない状態に復帰させることができることから、建具の開閉操作に支障がなく円滑でありながら、開口を閉鎖状としたときに限って気密性、遮断性を確保することができるというこれまでに実現し得なかった秀れた特徴が得られるものである。
また、この発明の開閉機構用のレールは、建具を建築物開口の閉鎖状配置としたとき、各戸車が対応する箇所の上側適所夫々に、弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した沈降用切除部を形成するという極めて簡潔な構造によるものとしたことにより、この発明の基本をなす開閉機構を簡単に実現可能とするものであって、弾性シール材部を下框下端に装着する仕様を施しさえすれば、従前の建具と殆ど変わりのないものとして開閉機構の実現が可能となり、開閉操作する利用者が特別な操作をしているという認識がなく、これまでどおり普通に建具の開閉操作をしているだけで、建具の閉鎖状配置箇所では、建具下框弾性シール材部の下向き端縁が敷居上面に強制的に密着状とされてしまい、また、建具を開放移動させたときには、それが敷居上面から強制的に浮上、離反して敷居との摩擦抵抗の発生しない状態に復し、円滑で軽快な通常の開閉操作を実現とすることができるようにするという大きな効果を発揮するものである。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
建具は、装着の対象となる建築物開口の一部または全部を開閉可能とするものであって、一枚もしくは複数枚によって建築物開口を開閉可能とする引き違い式または引き戸式の開閉機構に限って採用されるものであり、上下框および左右縦框からなり、必要に応じて中桟あるいは組子等を設けた枠状体に板ガラス、平板、障子紙等を、気密状または水密状に嵌め込みもしくは張着、貼付け等したものとしなければならず、建築物外側に面する開口に装着される場合には、その略全面が防水機能を有するものとすべきであり、上下框および左右縦框を桧やマホガニー等の木製、あるいはアルミニウムや鉄等の金属製のものとすることが可能であり、一層のガラスを装着したものや複層ガラスを装着したもの、透明か不透明かの何れかのポリカーボネートやアクリル等の比較的硬質な合成樹脂板や金属もしくは木製等の平板を装着したもの、あるいは障子紙や透明または不透明な樹脂フィルム、またはそれらの複合シート状材を張着したもの等それら構造が限定されるものではなく、さらに複数組の建具自体を室内外側に二重配置とした二重サッシ構造としたものでも差し支えはない。
戸車は、敷居上面の左右開口巾方向に沿って直線状に敷設されたレールに対し、建具を低摩擦状態で円滑にスライド移動可能とするよう、同建具下框下面の左右巾に沿う複数適所夫々に在って建具自体を支持する機能を果たすものであり、敷居上面から建具を浮上させた状態に支持するものとし、建具スライド方向の少なくとも2箇所に設けられ、レール方向に直交状となる水平軸を有する合成樹脂や金属製あるいはそれらの組合せによる車輪を設けた平車袖なし型、丸車袖付型等の外、様々な形態のものを採用することが可能であり、レールとの接触面積を単に小さくして摩擦抵抗を軽減できる円弧状あるいは逆三角状等のブロック状であって車輪を持たない摩擦低減用の下向き凸部に置き換えることも不可能ではない。
弾性シール材部は、建具がレール上を移動する際には敷居上面との間に僅かな隙間を確保し、円滑なスライド移動を可能とするものになり、建具が開口を閉鎖する所定箇所に配置されたときに限って、建具下框と敷居上面との隙間を強制的に塞ぐよう密着状となるようにする機能を果たすものであり、より具体的には、建具下框(反対に敷居上面の場合を含む。)に装着され、建具がレール上をスライド移動している間は、下向き端縁と敷居上面との間(上向き端縁と建具下框との間の場合を含む。)に僅かな隙間を確保し、建具がスライド移動する際の摩擦抵抗を軽減化するようにし、建具が開口を閉鎖する所定箇所に配置したときに限り、下向き端縁と敷居上面(上向き端縁と建具下框との間の場合を含む。)を塞ぐ状態に移行して両者間を密閉するようになるものとしなければならず、接触したときに弾性変形し、密閉度を高めるよう比較的軟質な合成樹脂、天然ゴムあるいはそれらの樹脂と繊維との複合素材等からなるものとするのが望ましく、建具スライド方向の断面形が帯状や弁状、あるいは円形パイプ状や多角形または異型パイプ状等とすることができ、建具下框の戸車より室外側および室内側の双方に、夫々下向き突出状に添設したものとするのが好ましいが、建具下框の戸車より室内側または室外側の何れか一方のみに下向き突設したものとしたり、あるいは敷居上面のレールの室外側もしくは室内側であって、建具下框に対峙する適所に上向き姿勢に突設したものとすることも可能である。
建築物開口は、開閉の対象となる建築物内外壁の適所に開口された出入り口や窓あるいはそれと略同等のものとして形成された開口部分であって、スライド式の引き違い戸や引き戸を装着可能な鴨居と敷居とを有するものとし、敷居上面には建具スライド方向に渡って1本もしくは複数本のレールを敷設したものとしなければならず、その材質は木製や金属製等の充分な強度を確保可能なものとすべきであり、鴨居および敷居を開口内に嵌め込む構造とする場合には建具を装着できる矩形開口とするのが望ましいが、鴨居および敷居を開口の室内外側の壁面に設ける場合には、開口の形状に特に制限を受けるものではない。
敷居は、建具戸車を転動自在に支持可能なレールを介して建具を下側から支持すると共に、建具を閉鎖したときには、弾性シール材部と接して密閉状態を確保可能とする機能を果たすものであり、建築物開口の開口下縁付近に沿って建物躯体に固定されたものとし、建具戸車の型式に応じた構造のレールを敷設したものとしなければならず、凸条レールもしくは凹条レールの何れであってもよく、それも木製や金属製のもの、あるいはそれらに低摩擦処理を施したものとすることができ、レールを敷居に一体形成したものにするか、あるいは別体に形成したレールを、適宜段階に交換可能に添設するようにしたものとすることもできる。
レールは、建具戸車を敷居上面に沿って建築物開口の開口巾方向に直線的且つ円滑に転動可能に案内すると共に、建具重量を充分な強度で支持する機能を果たし、略建具の開閉スライド範囲に渡って直線状に敷設されたものにすると共に、当該レール上側の建具を閉鎖位置に配置させたときに各戸車が位置する所定箇所夫々に、弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足る深さの沈降用切除部を形成したものでなければならず、戸車の車輪形状に適合した甲丸レールや角レール等の金属製、木製、合成樹脂製その他の凸条レールとすることができる外、同様の素材による凹条レールとすることも可能である。
沈降用切除部は、レール上の建具を閉鎖位置に配置させたときに、各戸車を弾性シール材部下端縁が敷居上面に当接させるに足る深さに達するまで沈降状に誘導可能とする機能を果たすものであり、建具が閉鎖位置に配されたときに、各戸車が位置する各所の上側部分を、下框に下向き突設された弾性シール材部下端縁が、敷居上面に当接するに足る深さまで切除したものとするか、あるいは、各戸車が位置する各所の上側部分を、敷居上面に上向き突設された弾性シール材部上端縁が、下框下面に当接するに足る深さまで切除したものとするか、の何れかのものとしなければならない。
沈降用切除部をより具体的な構造によって示すと、建具で建築物開口を閉鎖状配置としたときに各戸車が位置することとなる当該レール上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した上、そのスライド方向左右の所定巾に渡り、段差を設けずに遠くなる程、漸次浅くなる滑らかな連続面としての円滑誘導用切除部を形成したものとすることが可能である。
また沈降用切除部は、建具で建築物開口を閉鎖状配置としたときに各戸車が位置することとなる当該レール上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した上、建具開閉の際に戸車通過範囲に相当するものは、そのスライド方向左右双方の所定巾に渡る範囲に、また、建具閉鎖移動方向の最先端配置となる戸車に対応するもののみを、戸車の走行広範囲に相当する左右何れか一方のみの所定巾に渡る範囲に、夫々段差を設けずに遠くなる程、漸次浅くなる滑らかな連続面とした円滑誘導用切除部を形成したものとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図1の建具を装着した建築物開口の正面図、図2の戸車がレール沈降用切除部に誘導されて降下した様子の正面図、図3のレールに形成された沈降用切除部の斜視図、図4の建築物開口を建具と共に縦断面化した側面図、図5のレール沈降用切除部形成部分の正面図、図6の沈降用切除部の変形例の正面図、および図7の引違い型建具の平面図に示される事例は、下框22下面所定箇所に戸車25,25を組み込んでなる建具2が、敷居43上面に敷設してあるレール5を軌道として水平移動可能に建て付けてある建築物開口4の開閉構造1であって、当該建具2下框22には、その全長に渡る下面室内側ISおよび/または室外側OSに、同建具2で建築物開口4を閉鎖状としない位置に限って敷居43上面との間に僅かな隙間33を残すよう下向き突出状として弾性シール材部3,3を装着する一方、同建具2で建築物開口4を閉鎖状配置としたときに各戸車25,25が位置することとなる当該レール5上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部3,3下端縁を敷居43上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した沈降用切除部51,51を形成してなるものとしたこの発明に包含される建築物開口の開閉機構における代表的な一実施例を示すものである。
当該開閉機構1を装着する建築物開口4は、例えば建築物外壁適所に開口された縦1800mm、巾1700mm程度の矩形窓であり、該開口4の上縁左右巾に渡り桧材製の鴨居41を、同下縁左右巾に渡り同じく桧材製の敷居43を夫々装着、固定すると共に鴨居41および敷居43の左右端間に同様の桧材からなる縦枠44,44を夫々固定状に縦設したものとなっており、該敷居43は、図3、図4および図7中に示すように、引違い型に配置される2枚の建具2,2の中、室内側建具2用のスライド移動範囲を一段高く設定し、さらに各段の上面を室外側OSに向けて排水を促すよう僅かな下り勾配を有するものに形成され、上側表面には1mm程度の厚みをもつステンレス製外装板45を張着、固定したものとしている。
敷居43上面には、室内側ISおよび室外側OSの各段における中央付近の夫々に、左右端縦枠44,44との間に排水路を確保するよう、両端を15mm程度短縮された高さ7ないし15mm程度、巾6ないし8mm程度の凸条レールとしてのステンレス製丸甲レール5,5が左右巾方向に渡り敷設され、夫々の鉛直上方に対峙する鴨居41の下向き凹型レール42,42との間に、夫々桧材製の上下框21,22および左右縦框23,23からなる窓枠に、複層ガラス24を高気密に装着してなる室内側用ならびに室外側用の建具2,2が、夫々スライド自在に装着されたものとなっている。
各建具2,2の下框22の左右端側下面適所である2箇所には、図1および図4中に示すように、夫々ポリアセタール(POM:ポリオキシメチレン)製またはステンレス製の車輪を有する戸車25,25が装着されており、これら戸車25,25の室外側OSおよび室内側ISとなる下框22下面には、夫々クロロプレンゴム製であって、下框22下面に固着するための帯状ベース部31と、この帯状ベース部31室内側IS縁部分から室外側OSに向けて下方に湾曲傾斜状に延伸された密閉用リップ部32とを一体成型してなり、建具2スライド方向両端間に渡り同一断面形状とした弾性シール材部3の、各帯状ベース部31上面を貼着、一体化したものとし、該弾性シール材部3密閉用リップ部32の、建具2巾寸法の全巾に渡る下端縁は、各戸車25,25が丸甲レール5上にスライド自在に載置され、しかも建具2が建築物開口4を開放する配置となったときに敷居43上面との間に約2mm程度の隙間33を形成するよう設定したものとなっている。
各丸甲レール5,5の上側部分であって室内側ISおよび室外側OSの各建具2,2を夫々閉鎖する配置としたときに、各建具2,2夫々の戸車25,25,……が対応する合計4箇所(引き違い型の建具)を、図3および図5中に示すように深さ約2.5mmの沈降用切除部51,51,……を形成し、各沈降用切除部51の戸車25の走行方向両左右側双方には、所定巾L約60mm(両側2L約120mm)に渡って沈降用切除部51から離れるに従い次第に深さを減少させる緩やかな傾斜面からなる円滑誘導用切除部52,52を形成したものとしている。
また、建具2の開閉スライド方向中、閉鎖方向の最先端に位置する戸車25が、建具2を閉鎖させたときに対応する丸甲レール5の沈降用切除部51は、図6中に示すように、建具2を開放スライド方向に移動させる際に戸車25が転動する範囲にのみ、円滑誘導用切除部52を形成したものとすることが可能である。
(実施例の作用)
以上のとおりの構成からなるこの発明の建築物開口4の開閉機構1は、室外側OS(室内側IS)の建具2が、建築物開口4を開放する配置状態にあるときには、図1中に示すように、丸甲レール5の高さ寸法が、建具2下框22下面に装着された各弾性シール材部3,3の縦寸法よりも大きいので、密閉用リップ部32,32下向き端と敷居43上面との間に2mm程度の僅かな隙間33が自動的に確保され、建具2を開閉する際に弾性シール材部3,3が敷居43上面に接触するのを阻止するものとなる。
室外側OS(室内側IS)の建具2を、建築物開口4の閉鎖状配置としたときには、各戸車25,25が、図2中に示すように、丸甲レール5の沈降用切除部51,51に沈降、誘導されて約2.5mm降下するが、僅かな降下量の為に利用者は操作に違和感を覚えることはなく、弾性シール材部3,3密閉用リップ部32,32の下端縁が夫々、敷居43上面に自動的に密着状となり、建具2の閉鎖状配置が維持される間に渡って密閉状態を維持するものとなり、建具2を再度開放方向にスライド移動させたときに戸車25,25が、沈降用切除部51,51から脱して約2.5mm上昇し、弾性シール材部3,3と敷居43上面とが非接触状態となり、戸車25,25が沈降用切除部51,51を脱出する際にも、その高低差は僅か約2.5mmに抑えられているので、利用者は違和感や大きな抵抗力を感じることは無い。
また、各丸甲レール5の沈降用切除部51,51には、戸車25,25の走行方向である左右両側の所定範囲L約60mm、1箇所当たりの合計が約120mmの範囲2Lに渡り、円滑誘導用切除部52,52が形成されているので段差が無く、各戸車25,25の円滑な転動、移動を可能とするもとなっている。
円滑誘導用切除部52は、建具2の閉鎖方向の最先端に位置する戸車25が対応するものを、図6中に示したように、左右何れか片側のみに形成したものとすることで、製造工程を簡略化すると共に建具2を閉鎖する際に戸車25の車止めの作用を得るものとなる。
さらに、前述した建築物開口4の開閉機構1は、図8の片引き型の建具の平面図に示した片引き型の引戸や、図9の引分け型の建具の平面図に示した引分け型の引戸にも適宜応用可能であり、しかも窓のみに留まらず出入り口用の引戸や雨戸等、様々な引戸の防水型開閉機構1として利用するのに好都合なものとなる。
(実施例の効果)
以上のような構成からなる実施例の建築物開口4の開閉機構1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、建具2下框22下面の戸車25,25の室内側ISおよび室外側OSの夫々に密閉用リップ部32を下方室外側OSに向けて湾曲、傾斜状に突設した弾性シール材部3,3を装着したことにより、建具2を建築物開口4の閉鎖状配置としたときに、丸甲レール5を挟む室内側ISおよび室外側OSで二重の防水構造を形成するものとなり、しかも各密閉用リップ部32,32が、室外側OSからの強風を受けたときに、それらの先端がより強く敷居43の上面に押し当てられ、密閉強度を高めるものとなって高い防水効果を得ることができるので、台風や吹雪等の強風を伴う風雨雪の浸入を防ぐのに非常に有利になるという利点を得られることになる。
前記実施例の建築物開口4の開閉機構1用の丸甲レール5は、各沈降用切除部51,51の左右スライド方向の双方に円滑誘導用切除部52,52,……を形成したことにより、建具2スライド移動の際の摩擦や衝撃の発生原因となる段差を無くして円滑な傾斜面の連続する形状とし、各戸車25,25が沈降用切除部51,51に誘導、沈降されるときや、沈降用切除部51,51を通過するとき、および沈降用切除部51,51から脱出する際に無段階的、且つ円滑に転動移動するものとなり、建具2の高い開閉操作性と耐磨耗性とを確保して、静粛な開閉を実現できると共に、建具2戸車25,25,……および丸甲レール5,5の耐久寿命を、一般的な従来型建具と略同等に確保することができる。
(結 び)
叙述の如く、この発明の建築物開口の開閉機構、およびそれ用のレールは、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも従来型建具のように複雑な排水構造を有する敷居を設ける必要がなく、比較的簡素な構造からなるため製造も容易で、遥かに低廉で経済的なものとすることができ、木製サッシから金属製サッシに至る様々な引戸に幅広く採用することができる上、外壁開口に留まらず室内壁開口の引戸にも防音用設備や空調用設備等として自由な応用が可能なことから、建具隙間からの風雨雪や騒音、塵埃等の浸入に悩む建築物利用者や、建築、内外装、建具業界等において高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
図面は、この発明の建築物開口の開閉機構、およびそれ用のレールの技術的思想を具現化した代表的な実施例を示すものである。
建具を装着した建築物開口を示す正面図である。 戸車が沈降用切除部に誘導された状態を示す正面図である。 凸条レールの沈降用切除部を示す斜視図である。 建築物開口を建具と共に断面化して示す側面図である。 沈降用切除部の形状を示す正面図である。 沈降用切除部の外の形状を示す正面図である。 引違い型の建具を示す平面図である。 片引き型の建具を示す平面図である。 引分け型の建具を示す平面図である。
符号の説明
1 開閉機構
2 建具
21 同 上框
22 同 下框
23 同 縦框
24 同 複層ガラス
25 同 戸車
3 弾性シール材部
31 同 帯状ベース部
32 同 密閉用リップ部
33 同 僅かな隙間
4 建築物開口
41 同 鴨居
42 同 凹型レール
43 同 敷居
44 同 縦枠
45 同 外装板
5 丸甲レール(レール)
51 同 沈降用切除部
52 同 円滑誘導用切除部
IS 室内側
OS 室外側

Claims (8)

  1. 下框下面所定箇所に戸車を組み込んでなる建具が敷居上面に敷設してあるレールを軌道として水平移動可能に建て付けてある建築物開口の開閉構造であって、当該建具下框には、その全長に渡る下面室内側および/または室外側に、同建具で建築物開口を閉鎖状としない位置に限って敷居上面との間に僅かな隙間を残すよう下向き突出状として弾性シール材部を装着する一方、同建具で建築物開口を閉鎖状としたときに各戸車が位置することとなる当該レール上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した沈降用切除部を形成してなるものとしたことを特徴とする建築物開口の開閉機構。
  2. 下框下面所定箇所に戸車を組み込んでなる建具が敷居上面に敷設してあるレールを軌道として水平移動可能に建て付けてある建築物開口の開閉構造であって、当該建具下框には、その全長に渡る下面室内側および/または室外側に、同建具で建築物開口を閉鎖状としない位置に限って敷居上面との間に僅かな隙間を残すよう下向き突出状として弾性シール材部を装着する一方、同建具で建築物開口を閉鎖状としたときに各戸車が位置することとなる当該レール上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した沈降用切除部を形成してなるものとし、建築物開口を閉鎖状または閉鎖状に近い所定範囲内に位置する状態の建具では、同下框と敷居上面との間を弾性シール材部が閉鎖状としてしまい、それ以外に位置する状態の建具では、弾性シール材部に係らずレールを軌道とした水平移動が円滑に実施され得るようにしたことを特徴とする建築物開口の開閉機構。
  3. 下框下面左右端側付近2箇所の夫々に戸車を組み込んでなる建具が敷居上面に敷設してある凸条レールを軌道として水平移動可能に建て付けてある建築物開口の開閉構造であって、当該建具下框には、その全長に渡る下面室内側および/または室外側に、同建具で建築物開口を閉鎖状としない位置に限って敷居上面との間に僅かな隙間を残すよう下向き突出状として弾性シール材部を装着する一方、同建具で建築物開口を閉鎖状としたときに各戸車が位置することとなる当該凸条レール上側2箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した沈降用切除部を形成してなるものとしたことを特徴とする建築物開口の開閉機構。
  4. 沈降用切除部は、建具で建築物開口を閉鎖状配置としたときに各戸車が位置することとなる当該レール上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した上、その所定箇所からスライド方向左右の所定巾範囲に渡り、段差を設けずに当該所定箇所から遠ざかるに従って漸次浅くなる滑らかな連続面とした円滑誘導用切除部に形成してなるものとした、請求項1ないし3何れか一項記載の建築物開口の開閉機構。
  5. 沈降用切除部は、建具で建築物開口を閉鎖状配置としたときに各戸車が位置することとなる当該レール上側所定箇所の夫々に、前記弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さに設定した上、建具開閉の際に当該所定箇所から戸車通過範囲に相当する部分は、そのスライド方向左右双方の所定巾範囲に、また、建具閉鎖移動方向の最先端配置となる戸車に対応する部分だけは、戸車の走行範囲に相当する左右何れか一方だけの所定巾範囲に、夫々段差を設けずに当該所定箇所から遠ざかるに従って漸次浅くなる滑らかな連続面とした円滑誘導用切除部に形成してなるものとした、請求項1ないし3何れか一項記載の建築物開口の開閉機構。
  6. 上記請求項何れかにおける建具で建築物開口を閉鎖状としたときに、当該建具下框下面所定箇所に組み込まれている戸車が位置することとなる上側所定箇所が、同建具下框下面に装着してある弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さ寸法とした沈降用切除部に形成してなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載の建築物開口の開閉機構に使用するレール。
  7. 上記請求項何れかにおける建具で建築物開口を閉鎖状としたときに、当該建具下框下面所定箇所に組み込まれている戸車が位置することとなる上側所定箇所が、同建具下框下面に装着してある弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さ寸法とした沈降用切除部に形成した上、その所定箇所からスライド方向左右の所定巾範囲に渡り、段差を設けずに当該所定箇所から遠ざかるに従って漸次浅くなる滑らかな連続面とした円滑誘導用切除部に形成してなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載の建築物開口の開閉機構に使用するレール。
  8. 上記請求項何れかにおける建具で建築物開口を閉鎖状配置としたときに、当該建具下框下面所定箇所に組み込まれている戸車が位置することとなる上側所定箇所が、同建具下框下面に装着してある弾性シール材部下端縁を敷居上面に当接状とするに足るだけの深さ寸法とした沈降用切除部に形成した上、建具開閉の際に当該所定箇所から戸車通過範囲に相当する部分は、そのスライド方向左右双方の所定巾範囲に、また、建具閉鎖移動方向の最先端配置となる戸車に対応する部分だけは、戸車の走行範囲に相当する左右何れか一方だけの所定巾範囲に、夫々段差を設けずに当該所定箇所から遠ざかるに従って漸次浅くなる滑らかな連続面とした円滑誘導用切除部に形成したものとしてなる、請求項1ないし5何れか一項記載の建築物開口の開閉機構に使用するレール。
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