JP2006224135A - 塑性加工装置及び塑性加工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被加工材料の結晶粒を分断及び細分化する目的でひずみを導入する塑性加工装置であって、ひずみ導入領域Rstを有する加工型と、荷重(L)印加手段とを有し、ひずみ導入領域は、所定の一方向(加工方向PD)に延伸し、内側を被加工材料が通過するときに被加工材料にひずみを導入する領域であり、ひずみ導入領域の開始点における一方向に対して垂直な断面の形状と異なる形状、位置と異なる位置、または、形状及び位置と異なる形状及び位置の断面を有する部分がひずみ導入領域内に存在し、ひずみ導入領域内のいずれの位置においても断面の断面積が等しく形成されており、荷重印加手段はひずみ導入領域の内側を通過するように被加工材料に荷重を印加する。
【選択図】図1
Description
結晶粒を微細化することによって、合金元素を添加せずに材料の持つ特性を極限まで向上させることが可能である。
Segal, V. M., Reznikov, V. I., Drobyshevsky, A. E. and Kopylov, V. I.: Russian Metallurgy, 1, p.99 (1981) Valiev, R. Z., Krasilnikov, N. A. and Tsenev, N. K.: Mater. Sci. Eng. A, 137, p.35 (1991) Smirnova, N. A., Levit, V. I., Pilyugin, V. I., Kuznetsov, R. I., Davydova, L. S. and Sazonova, V. A.: Fiz. Met. Metalloved., 61, p.1170 (1986) 斎藤好弘、宇都宮裕、辻伸泰、左海哲夫、洪仁国:日本金属学会誌、63、p.790(1999)
ひずみ導入領域は、所定の一方向に延伸し、内側を被加工材料が通過するときに被加工材料にひずみを導入する領域であり、ひずみ導入領域の開始点における一方向に対して垂直な断面の形状と異なる形状、位置と異なる位置、または、形状及び位置と異なる形状及び位置の断面を有する部分がひずみ導入領域内に存在し、ひずみ導入領域内のいずれの位置においても上記の一方向に対して垂直な断面の断面積が等しく形成されている。
また、荷重印加手段はひずみ導入領域の内側を通過するように被加工材料に荷重を印加する。
またさらに好適には、前記ひずみ導入領域が、前記一方向に対して垂直な断面として同一の形状が前記一方向に延伸して前記同一の形状の中心を通る軸の位置を所定の軸ずらし方向にずらしながら前記一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有し、さらに好適には、前記同一の形状が矩形であり、前記軸ずらし方向が前記矩形の辺の方向であり、あるいはさらに好適には、前記同一の形状が矩形であり、前記軸ずらし方向が前記矩形の角の方向である。
あるいはさらに好適には、前記ひずみ導入領域が、前記一方向に対して垂直な断面として同一の形状が前記一方向に延伸して前記同一の形状の中心を通る軸を回転軸として回転し、前記軸の位置を所定の軸ずらし方向にずらしながら前記一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有し、さらに好適には、前記同一の形状が矩形であり、前記軸ずらし方向が前記矩形の辺の方向であり、あるいはさらに好適には、前記同一の形状が矩形であり、前記軸ずらし方向が前記矩形の角の方向である。
さらに好適には、前記ひずみ導入領域が、前記一方向に対して垂直な断面として一の形状のアスペクト比が連続的に変化しながら前記一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有し、またさらに好適には、前記一の形状が矩形、多角形、円または楕円である。
図1は、本実施形態に係る塑性加工装置の加工型の模式斜視図である。
加工型は、所定の一方向である加工方向PDに延伸し、内側を被加工材料が通過するときに被加工材料にひずみを導入するひずみ導入領域Rstと、ひずみ導入領域Rstに被加工材料を誘導する誘導部Rinと、ひずみ導入領域Rstを通過してひずみが導入された被加工材料を取り出す取出し部Routとを有する。
図2(a)は、小領域Aの開始点における加工方向PDに垂直な断面S0と、終了点における断面S1との相対的な位置関係を示す模式図であり、また、図2(b)は、小領域Bの開始点における加工方向PDに垂直な断面S2と、終了点における断面S3との相対的な位置関係を示す模式図である。
開始点の断面と終了点の断面との相対位置が図示の関係であることから、小領域A,Bはそれぞれ、一方向である加工方向PDに対して垂直な断面として、1辺が10mmの正方形である同一の形状が、加工方向PDに延伸して上述の正方形形状の中心を通る軸を回転軸として例えば20°回転し、軸の位置を正方形形状の辺の方向である所定の軸ずらし方向にずらしながら、加工方向PDに移動したときの軌跡で表される形状となっている。
ここで、小領域Bは、小領域Aにおける回転と軸のずれ分をもとに戻すように逆向きにしており、小領域AとBを経てもとの位置に戻っていることを示している。
小領域A,Bの加工方向PDの長さは、例えば20mmであり、小領域A,Bを接続する接続部や、誘導部Rin及び取出し部Routの長さは、例えば10mmである。
このとき、好ましくは、一方向に往復して被加工材料を通過させて、被加工材料にひずみを導入する。一方向に往復させる簡単な動作で高い均一なひずみを導入することができる。
また、本実施形態の塑性加工方法は、簡単な構成の加工型を用いており、容易に工業化が可能な簡便な方法で、高いひずみを効果的に導入することができる。
図1及び図2に示す構成の加工型を有する塑性加工装置を、解析ソフト(MSC.superform)を使用してシミュレーション上で構築し、被加工材料を通してひずみを導入したときに被加工材料に加工方向にかけられた荷重の値と、被加工材料に導入された相当ひずみの値をシミュレーションにより算出した。ここで、使用する被加工材料は、アルミニウムーマグネシウム合金(5056合金)とし、10mm×10mm×10mmの大きさとした。
荷重とひずみは、ストロークに対してプロットした。ここで、各ストロークの値は、図1における各部の長さの総和に相当する。即ち、ひずみ導入領域の開始点S0を基準位置(ストローク0mm)とし、加工方向へ荷重がかけられて被加工材料の先端面が至らされた位置をストローク数として示している。即ち、小領域Aの終了点に至ったところがストローク20mm、小領域Bの開始点に至ったところがストローク30mm、小領域Bの終了点に至ったところがストローク50mm、被加工材料全体がひずみ導入領域Rstから取り出されたところがストローク60mmとなる。
荷重は40〜80kN程度の範囲で推移し、妥当な値が得られた。
被加工材料全体が小領域Aを通過したところであるストローク30mmでは0.6程度の相当ひずみが導入され、さらに小領域A,Bを含むひずみ導入領域から取り出されたところであるストローク60mmでは1.7程度の高い相当ひずみが均一に導入されることがわかった。
図6は、本実施形態に係る塑性加工装置の加工型の模式斜視図である。
加工型は、第1実施形態と同様に、所定の一方向である加工方向PDに延伸し、内側を被加工材料が通過するときに被加工材料にひずみを導入するひずみ導入領域Rstと、ひずみ導入領域Rstに被加工材料を誘導する誘導部Rinと、ひずみ導入領域Rstを通過してひずみが導入された被加工材料を取り出す取出し部Routとを有する。
図7(a)は、小領域Aの開始点における加工方向PDに垂直な断面と、終了点における断面との相対的な位置関係を示す模式図であり、また、図7(b)は、小領域Bの開始点における加工方向PDに垂直な断面と、終了点における断面との相対的な位置関係を示す模式図であり、第1実施形態の小領域A,Bと実質的に同様の構成となっている。
図7(c)は、小領域Cの開始点における加工方向PDに垂直な断面と、終了点における断面との相対的な位置関係を示す模式図であり、また、図7(d)は、小領域Dの開始点における加工方向PDに垂直な断面と、終了点における断面との相対的な位置関係を示す模式図であり、小領域A,Bと同様であるが、軸のずれる方向が小領域A,Bとは逆の関係となっている。
小領域A,B,C,Dはそれぞれ、一方向である加工方向PDに対して垂直な断面として、1辺が10mmの正方形である同一の形状が、加工方向PDに延伸して上述の正方形形状の中心を通る軸を回転軸として例えば20°回転し、軸の位置を正方形形状の辺の方向である所定の軸ずらし方向にずらしながら、加工方向PDに移動したときの軌跡で表される形状となっている。小領域A,B,C,Dの加工方向PDの長さは、例えば20mmであり、小領域A,B,C,Dをそれぞれ接続する接続部や、誘導部Rin及び取出し部Routの長さは、例えば10mmである。
従って、本実施形態の加工型は、第1実施形態の加工型を2つ直列に、軸のずらす方向を180°ずらして、接続した構成となっている。
このとき、好ましくは、一方向に往復して被加工材料を通過させて、被加工材料にひずみを導入する。一方向に往復させる簡単な動作で高い均一なひずみを導入することができる。
また、本実施形態の塑性加工方法は、簡単な構成の加工型を用いており、容易に工業化が可能な簡便な方法で、高いひずみを効果的に導入することができる。
図6及び図7に示す構成の加工型を有する塑性加工装置を、解析ソフト(MSC.superform)を使用してシミュレーション上で構築し、被加工材料を通してひずみを導入したときに被加工材料に加工方向にかけられた荷重の値と、被加工材料に導入された相当ひずみの値をシミュレーションにより算出した。ここで、使用する被加工材料は、アルミニウムーマグネシウム合金(5056合金)とし、10mm×10mm×10mmの大きさとした。
各ストロークの値は、図6における各部の長さの総和に相当する。
荷重は40〜80kN程度の範囲で推移し、妥当な値が得られた。
被加工材料全体が小領域A,B,Cを通過したところであるストローク90mmでは2.4程度の相当ひずみが導入され、さらに小領域A〜Dを含むひずみ導入領域から取り出されたところであるストローク120mmでは3.5程度の高い相当ひずみが均一に導入されることがわかった。
また、ひずみ導入領域が、一方向に対して垂直な断面として同一の形状が一方向に延伸して同一の形状の中心を通る軸の位置を所定の軸ずらし方向にずらしながら一方向に移動したときの軌跡で表される形状としてもよい。この場合、上記の実施形態のように同一の形状が矩形であり、軸ずらし方向が矩形の辺の方向、角の方向、あるいはその他のいずれの方向とすることも可能であり、また、上記の同一の形状としては矩形以外の形状としてもよい。
あるいは、ひずみ導入領域が、一方向に対して垂直な断面として同一の形状が一方向に延伸して同一の形状の中心を通る軸を回転軸として回転し、軸の位置を所定の軸ずらし方向にずらしながら一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有し、ここで、上記の同一の形状が矩形であり、軸ずらし方向が矩形の角の方向など、辺の方向以外のいずれの方向としてもよい。また、上記の同一の形状としては矩形以外の形状としてもよい。
上記のように、ひずみ導入領域が、一方向に対して垂直な断面として同一の形状が位置を変えながら一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有する構成とすることで、被加工材料にひずみを導入できる加工型を構成できる。
図11は、本実施形態に係る塑性加工装置の加工型の模式斜視図である。
加工型は、第1実施形態と同様に、所定の一方向である加工方向PDに延伸し、内側を被加工材料が通過するときに被加工材料にひずみを導入するひずみ導入領域Rstと、ひずみ導入領域Rstに被加工材料を誘導する誘導部Rinと、ひずみ導入領域Rstを通過してひずみが導入された被加工材料を取り出す取出し部Routとを有する。
図11は、小領域Aの開始点における加工方向PDに垂直な断面S0と、終了点における断面S1との間で、矩形形状のアスペクト比が連続的に変化していることを示し、また、小領域Bは、断面S1と同一の形状である開始点の断面S2と、断面S0と同一の形状である終了点の断面S3との間で、矩形形状のアスペクト比が連続的に変化していることを示す。
但し、ひずみ導入領域内のいずれの位置においても一方向に対して垂直な断面Sの断面積が等しくなるように、上記のようにアスペクト比が変化しているものである。
このとき、好ましくは、一方向に往復して被加工材料を通過させて、被加工材料にひずみを導入する。一方向に往復させる簡単な動作で高い均一なひずみを導入することができる。
また、本実施形態の塑性加工方法は、簡単な構成の加工型を用いており、容易に工業化が可能な簡便な方法で、高いひずみを効果的に導入することができる。
図11に示す構成の加工型を有する塑性加工装置を、解析ソフト(MSC.superform)を使用してシミュレーション上で構築し、被加工材料を通したときに、被加工材料に導入された相当ひずみの値をシミュレーションにより算出した。ここで、使用する被加工材料は、アルミニウムーマグネシウム合金(5056合金)とし、10mm×10mm×20mmの大きさとした。加工温度は297Kとし、摩擦係数は0.07とした。加工方向に垂直な断面の形状のアスペクト比を下記のように種々の値に変化させて行った。
(0.8:1.25)のアスペクト比の場合には0.3程度の相当ひずみが導入され、(0.6:1.5625)のアスペクト比の場合には0.6程度の相当ひずみが導入され、(0.5:2)のアスペクト比の場合には0.9程度の相当ひずみが導入されることがわかった。
(0.8:1.25)のアスペクト比の場合には0.6程度の相当ひずみが導入され、(0.6:1.5625)のアスペクト比の場合には1.1程度の相当ひずみが導入され、(0.5:2)のアスペクト比の場合には1.8〜2.0程度の相当ひずみが導入されることがわかった。
図11に示す構成の加工型を有する塑性加工装置を、解析ソフト(MSC.superform)を使用してシミュレーション上で構築し、被加工材料を通したときに、被加工材料に導入された相当ひずみの値をシミュレーションにより算出した。ここで、使用する被加工材料は、アルミニウムーマグネシウム合金(5056合金)とし、直径10mmの円に収まる程度の各断面形状×20mm厚の大きさとした。加工温度は297Kとし、摩擦係数は0.07とした。加工方向に垂直な断面の形状を下記のように種々に変化させて行った。
正五角形、正六角形、正八角形、正十二角形、正二十角形の場合で、それぞれ、0.6〜0.7程度の相当ひずみが導入されることがわかった。
正五角形、正六角形、正八角形、正十二角形、正二十角形の場合で、それぞれ、1.1〜1.2程度の相当ひずみが導入されることがわかった。
(1)一度の加工で多方向のひずみを導入でき、導入したひずみが均等である。
(2)被加工材料に導入できるひずみの量が大きい。
(3)バルク状で加工できる。
(4)加工前後に材料形状が同一とすることもできる。
(5)往復押し出し加工ができる。加工加重は従来方法程度の妥当な値である。
(6)上記のように既存のECAP法やHBT法の欠点を克服し、工業化が可能である。
例えば、第1及び第2実施形態においては、ひずみ導入領域の開始点における一方向に対して垂直な断面の位置と異なる位置の断面を有する部分がひずみ導入領域内に存在するようにしており、第3実施形態においては、ひずみ導入領域の開始点における一方向に対して垂直な断面の形状と異なる形状の断面を有する部分がひずみ導入領域内に存在するような場合を示しているが、この他、ひずみ導入領域の開始点における一方向に対して垂直な断面の形状と異なる形状、位置と異なる位置、または、形状及び位置と異なる形状及び位置の断面を有する部分がひずみ導入領域内に存在するような場合も適用可能である。例えば、所定の形状をある中心軸を回転軸として回転し、及び/またはこの軸を所定の軸ずらし方向にずらしながら、さらにこの所定の形状のアスペクト比を連続的に変化させるなど、形状を連続的に変化させながら、一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有する構成の加工型としてもよい。
また、第1及び/または第2実施形態の加工型と、第3実施形態の加工型を直列に接続した構成の加工型を構成してもよい。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本発明の塑性加工方法は、金属多結晶体の結晶粒を微細化する強ひずみ加工方法に適用できる。
Rin…誘導部
Rout…取出し部
PD…加工方向
L…荷重
Claims (17)
- 被加工材料の結晶粒を分断及び細分化する目的でひずみを導入する塑性加工装置であって、
所定の一方向に延伸し、内側を前記被加工材料が通過するときに前記被加工材料にひずみを導入するひずみ導入領域を有する加工型と、
前記ひずみ導入領域の内側を通過するように前記被加工材料に荷重を印加する荷重印加手段と
を有し、
前記加工型は、
前記ひずみ導入領域の開始点における前記一方向に対して垂直な断面の形状と異なる形状、位置と異なる位置、または、形状及び位置と異なる形状及び位置の断面を有する部分が前記ひずみ導入領域内に存在し、
前記ひずみ導入領域内のいずれの位置においても前記断面の断面積が等しく形成されている
塑性加工装置。 - 前記ひずみ導入領域が、曲率が連続的に変化する曲面で構成される形状の部分を有する
請求項1に記載の塑性加工装置。 - 前記ひずみ導入領域が、前記一方向に対して垂直な断面として同一の形状が位置を変えながら前記一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有する
請求項1に記載の塑性加工装置。 - 前記ひずみ導入領域が、前記一方向に対して垂直な断面として同一の形状が前記一方向に延伸して前記同一の形状の中心を通る軸を回転軸として回転しながら前記一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有する
請求項3に記載の塑性加工装置。 - 前記ひずみ導入領域が、前記一方向に対して垂直な断面として同一の形状が前記一方向に延伸して前記同一の形状の中心を通る軸の位置を所定の軸ずらし方向にずらしながら前記一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有する
請求項3に記載の塑性加工装置。 - 前記同一の形状が矩形であり、前記軸ずらし方向が前記矩形の辺の方向である
請求項5に記載の塑性加工装置。 - 前記同一の形状が矩形であり、前記軸ずらし方向が前記矩形の角の方向である
請求項5に記載の塑性加工装置。 - 前記ひずみ導入領域が、前記一方向に対して垂直な断面として同一の形状が前記一方向に延伸して前記同一の形状の中心を通る軸を回転軸として回転し、前記軸の位置を所定の軸ずらし方向にずらしながら前記一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有する
請求項3に記載の塑性加工装置。 - 前記同一の形状が矩形であり、前記軸ずらし方向が前記矩形の辺の方向である
請求項8に記載の塑性加工装置。 - 前記同一の形状が矩形であり、前記軸ずらし方向が前記矩形の角の方向である
請求項8に記載の塑性加工装置。 - 前記ひずみ導入領域が、前記一方向に対して垂直な断面として形状が連続的に変化しながら前記一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有する
請求項1に記載の塑性加工装置。 - 前記ひずみ導入領域が、前記一方向に対して垂直な断面として一の形状のアスペクト比が連続的に変化しながら前記一方向に移動したときの軌跡で表される形状の部分を有する
請求項11に記載の塑性加工装置。 - 前記一の形状が矩形である
請求項12に記載の塑性加工装置。 - 前記一の形状が多角形である
請求項12に記載の塑性加工装置。 - 前記一の形状が円または楕円である
請求項12に記載の塑性加工装置。 - 被加工材料の結晶粒を分断及び細分化する目的でひずみを導入する塑性加工方法であって、
所定の一方向に延伸し、内側を前記被加工材料が通過するときに前記被加工材料にひずみを導入するひずみ導入領域を有する加工型であって、前記ひずみ導入領域の開始点における前記一方向に対して垂直な断面の形状と異なる形状、位置と異なる位置、または、形状及び位置と異なる形状及び位置の断面を有する部分が前記ひずみ導入領域内に存在し、前記ひずみ導入領域内のいずれの位置においても前記断面の断面積が等しく形成されている加工型の前記ひずみ導入領域の内側を、荷重を印加して前記被加工材料を前記一方向に通過させて、前記被加工材料にひずみを導入する
塑性加工方法。 - 前記一方向に往復して前記被加工材料を通過させて、前記被加工材料にひずみを導入する
請求項16に記載の塑性加工方法。
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