JP2006223404A - 医療用モニタのセンサコード巻き取り機構および医療用モニタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この巻き取り機構100は、筺体と、筺体に対して回転自在に支持されるリールと、このリールの回転に伴って引き出され又は巻き取られるセンサコード200とを有する。例えば、このリールは、センサコード200の引き出し側が巻き付けられる第一リールと、センサコード200の非引き出し側が巻き付けられ、第一リールと同期して回転される第二リールと、センサコード200の引き出し側と非引き出し側との境界部を係止する係止部とを有する構成とする。この構成により、コード200を引き出す際の張力が直接モニタ本体900に作用することを防止し、コード200の損傷やモニタ本体900の損傷を回避することができる。
【選択図】図3
Description
従来のガスモニタでは、センサコードは単にボビンに巻き付けてボビン置き枠に載せられているだけである。そのため、センサコードの引き出しを行う場合、ボビン置き枠からボビンを取り上げ、そのボビンに巻かれたセンサコードを手で巻き胴から巻きほどく必要がある。逆にセンサコードをボビンに巻き付ける場合は、やはりボビンを取り上げて巻き胴にセンサコードを巻き付けてゆく必要がある。
センサコードの長さ調整が容易に行えないため、常にセンサコードをボビンから外し、たるみの大きい状態でガスモニタを使用することが多い。その結果、センサコードが床を這って引き回されることがあり、院内カートや病院職員がセンサコードを引っ掛けることがある。その場合、センサコードの断線や損傷を生じやすく、最悪の場合、モニタを引き倒すなどしてモニタ本体にも損傷が及ぶことが考えられる。さらに、医療機器のセンサコードが床を這っていることは、衛生上の点からも好ましいことではない。
まず、センサコードの巻き取り機構をモニタ本体に一体化した経皮血液ガスモニタについて図1〜図4に基づいて説明する。
このモニタは、モニタ本体900と、その本体900に対してコネクタ220を介して接続されるセンサコード200を有する。モニタ本体900は直方体状のケース910を有し、その正面に操作パネル兼表示パネルを備え、その右側面にセンサコード200の巻き取り機構100が設けられている。巻き取り機構100はモニタ本体900のケース910と一体のハウジング920内に収納されている。ハウジング920には、センサコード200の両端部を引き出す取り出し口921(図2)が各々形成されている。
センサコード200は、一端にセンサ210が設けられ、他端にモニタ本体900に接続するためのコネクタ220が設けられている。センサ210は、従来から用いられている経皮血液ガスモニタの公知の構成を用いればよい。このセンサ210からの電気信号は、センサコード200をつたってモニタ本体900に伝送される。
この巻き取り機構100は、後述するリールを回転自在に支持して収納する筺体110を有する。筺体110は、図4に示すように薄い円盤状に構成され、表面側・裏面側の両カバープレート111と、両カバープレート111の間を保持するスペーサ112と、筺体110の外周面を覆う外周プレート113とを備えている。以下の説明では、図2または図4(B)におけるハンドル側を巻き取り機構の表とし、その反対側を裏として説明を行う。
上記の筺体110内にはリール120が回転自在に支持されている(図4)。このリール120は、ポリアセタール製の成形体で、その中心に軸部121と、軸部121から径方向に広がる第一リール122および第二リール123を備えている。
さらに、本例の巻き取り機構では、表面側カバープレート111と、第一リール122のつば部122Bとの間、ならびに裏面側カバープレート111と第二リール123に巻き付けられるコード200との間に円滑部材であるスラストシート150を介在させている。このスラストシート150は、回転軸121Cの貫通孔を有し、リール120の外径にほぼ等しい外径を有するポリエチレンフィルムである。このスラストシート150を設けることで、筺体110とリール120との摩擦あるいはコード200と筺体110との摩擦を低減して、円滑にリール120を回転させることができる。
その他、本例の巻き取り機構では、回転軸121Cにハンドル140を同軸状に固定し、そのハンドル140を表面側カバープレート111側に突出させている。このハンドル140は、回転軸121Cよりも径の大きな薄い円筒状のプラスチック製つまみである。より具体的には、小径部と大径部とを有し、大径部の外周には軸方向に沿った多数の溝が形成されて、ハンドル140をつかんで回す際に手が滑らないように構成されている。
以上の構成の巻き取り機構は、次の手順で利用する。
次に、センサコードの巻き取り機構をモニタ本体に着脱自在に構成した経皮血液ガスモニタについて図5〜図8に基づいて説明する。これらの各図において、実施例1と共通する部材には同一の符号を付している。ここでは、実施例1と共通する構成の説明は省略し、主として相違点について以下の説明を行う。このガスモニタに用いた巻き取り機構は、第一リール、第二リールを有する点や、そのリールが円盤状の筺体に回転自在に支持されている点は実施例1と同様で、さらにその動作も実施例1と基本的に同様である。ただし、この筺体には、モニタ本体に巻き取り機構を安定して保持するための切欠が形成され、さらにモニタ本体に固定するための締付金具が取り付けられている点が異なる。
次に、ハンドル操作によるリールの回転方向を一方向に規制する逆回転防止機構を設けた巻き取り機構の構成について図9に基づいて説明する。ここでは、逆回転防止機構を中心に説明し、他の構成は上述した実施例1や実施例2と基本的に共通するため、その説明を省略する。
110 筺体 111 カバープレート 111A 軸孔 111B ねじ孔
111C ガイド溝 111D 切欠 112 スペーサ 113 外周プレート
114 引き出し口 115 コード固定ゴム 116 締付金具 116A ベース金具
116B 押え金具 116C ボルト 117 脚部
120 リール 121 軸部 121A 貫通孔 121B 環状突起 121C 回転軸
121D ラチェット部 121E 切欠 122 第一リール
122A 巻き胴部 122B つば部 122C 第一ガイド溝 122D 切欠
123 第二リール 123A 第二ガイド溝 124 境界プレート
125 爪 126 カバーディスク 130 センターカバー
140 ハンドル 150 スラストシート
200 センサコード 210 センサ 220 コネクタ
900 モニタ本体 910 ケース 920 ハウジング
921 取り出し口 930 較正スポット 940 固定枠
Claims (10)
- 筺体と、
筺体に対して回転自在に支持されるリールと、
このリールの回転に伴って引き出され又は巻き取られるセンサコードとを有することを特徴とする医療用モニタのセンサコード巻き取り機構。 - さらに、前記巻き取り機構を医療用モニタへ着脱自在に装着するための取付機構を有することを特徴とする請求項1に記載の医療用モニタのセンサコード巻き取り機構。
- 前記巻き取り機構は、センサコードの途中に接続箇所を有しない無接点方式であることを特徴とする請求項1または2に記載の医療用モニタのセンサコード巻き取り機構。
- 前記リールは、
センサコードの引き出し側が巻き付けられる第一リールと、
センサコードの非引き出し側が巻き付けられ、第一リールと同期して回転される第二リールと、
センサコードの引き出し側と非引き出し側との境界部をリールに係止する係止部とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医療用モニタのセンサコード巻き取り機構。 - さらに、前記リールを回転操作するためのハンドルを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の医療用モニタのセンサコード巻き取り機構。
- 前記ハンドルの操作によるリールの回転方向を一方向に規制する逆回転防止機構を有することを特徴とする請求項5に記載の医療用モニタのセンサコード巻き取り機構。
- 前記筺体とリールとの間にリールの回転を円滑にする円滑部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の医療用モニタのセンサコード巻き取り機構。
- 前記センサコードに、同コードの剛性を高める補助部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の医療用モニタのセンサコード巻き取り機構。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のセンサコード巻き取り機構を有することを特徴とする医療用モニタ。
- 医療用モニタが経皮血液ガスモニタであることを特徴とする請求項9に記載の医療用モニタ。
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2005
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