JP2006223288A - Fishhook, its fishing tackle, its using method - Google Patents
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Abstract
Description
本願発明は、沿岸及び沖合の一本釣り漁業等に使用される、海魚用のオキアミ餌での釣り針に関し、特にはオキアミ餌の食い逃げ防止対策をした釣り針、その仕掛け、オキアミの取付け・使用方法に関するものである。The present invention relates to a fishing hook for a krill bait for sea fish used in coastal and offshore single fishing fisheries, etc. is there.
従来から魚釣りに用いられている釣り針の各部名称について、主に非特許文献1及び非特許文献2を参考にして、図2を使用して説明する。以降、この図の向きを正面として解説・図示する。通常は釣り糸10を結合する軸3(又は、茎・シャンク等)の端部に、耳2(又は、チモト・タタキ・アイ・カエシ等)と呼ばれる形状部があり、反対側には、針先7に向かっての約180度前後の曲がり(湾曲部・ベンド等)の内、スパンの約半分を分担する腰曲がり4(腰・腰曲げ等)、続いて残りの約半分の先曲がり5(先曲げ等)となり、最終的には、針先7(ポイント等)となる。先曲がり5と針先7間には、必要に応じてアゴ6(モドリ、カエリ、バーブ等)が、湾曲の内側、外側、或いは両側に設けられる。餌釣り用の釣り針の、耳2の主な形状には、フトコロ8側に面して平たく潰した広い面を持つ撞木・丸耳2a、潰しや除去加工でフトコロ8に面した比較的狭い面に通し穴を持つ穴サラエの耳2c、フトコロ8に面して穴(略穴を含む)を持つ様に軸3端部を丸く曲げた管付(穴サラエ)の耳2d等がある。アゴ6は、基本的にフトコロ8、或いは湾曲を含む平面内に設けられている。針先7と軸3間を、フトコロ8と呼び、水平距離が大きい場合はフトコロが広い、湾曲部との距離が大きい場合はフトコロが深いと呼ぶ。餌止めの為に、通常は軸3のフトコロ8と反対側に、ケン9を1箇所或いは2箇所設けている場合もある。基本的にケン9も先のフトコロを含む同一平面内に設けられているが、これは釣り糸を結合する場合に、釣り針1を保持する際手指に刺さらない位置としてあるからである。又、後述する文献例には、フトコロ8側や湾曲(先曲がり5−腰曲がり4間)の内側にもケン9を設けている例があり、これも該平面内である。図2の構成全体を釣り針1と呼び、以降単に釣り針と省略する。The name of each part of a fishing hook conventionally used for fishing will be described with reference to FIG. 2 mainly referring to
海魚の餌釣りに使われる釣り針は、練り餌(団子餌等)を使うごく一部の対象魚以外では、フトコロ8は一箇所のものであり、その理由とオキアミ餌の場合の従来の取付け・使用方法は課題で詳述する。The fishhook used for fishing for sea fish, except for a small number of target fish that use kneaded baits (eg dumpling bait), is only one place, and the reason for this and the conventional installation of krill bait The usage will be described in detail in the topic.
フトコロ8が1箇所の釣り針であって、魚の掛かりを良くするための工夫を凝らしたと考えられ、参考となる従来技術の特許文献には以下のものがある。形状と効果で分類しているので、以降の一部には重複がある。The Futokoro 8 is a fishing hook in one place, and it is considered that the device for improving the hook of the fish has been devised. Since it is classified by shape and effect, there is some overlap in the following.
フトコロ8が2箇所以上で、オキアミを使用する一般的な餌釣りには使用出来ず、おもに練り餌使用や、ルアー・鮎釣り等を含む引っ掛け釣り用であるが、構成が参考となる文献には以下のものがある。There are two or more Futokoro 8 and cannot be used for general bait fishing using krill. It is mainly used for hook fishing including kneading bait, lure and carp fishing, etc. Has the following:
釣り餌の取付けにおいて通し性を向上させているもので、構造や取付けの発想が参考となる文献には以下のものがある。There are the following documents which are improved in penetration in the attachment of fishing baits and whose structure and the idea of the attachment are helpful.
取り付けた釣餌のずれ・脱落防止の工夫を凝らしたと考えられ、参考となる特許文献には以下のものがある。It is considered that the attached bait has been devised to prevent deviation and dropout of attached bait.
釣り針・釣り針仕掛けとしての吸い込みを向上させる事を工夫したと考えられ、参考となる特許文献には以下のものがある。It is thought that it improved the suction as a fishhook and a fishhook device, and there are the following patent documents as a reference.
餌止め用に設ける軸3の部分突起(いわゆる、ケン9とよばれるもの)の製法や、アゴ6の特殊な釣り針であって、参考となる特許文献には以下のものがある。There are the following methods for manufacturing a partial projection of the
釣り針の材質変更・形状工夫(断面特定)で強度等の利点を引き出す工夫をしたと考えられ、参考となる特許文献には以下のものがある。It is thought that the idea of drawing out advantages such as strength by changing the material and shape of the fishhook (specifying the cross section) was taken, and the following patent documents are helpful.
以上の先行技術文献情報の効果・形状分類の内、複合するものも多く、特に意匠については効果の記載が無い場合が多いので、発明者の独断によるマップである。Among the effects and shape classifications of the above-mentioned prior art document information, there are many which are compounded, and there are many cases where there is no description of the effects especially for the design, so this is a map by the inventor's arbitrary decision.
軸3に釣り糸10を周回しない事で、結合部15と耳2部でのオキアミの通し性を向上させ、その特殊なオキアミ直列取付け・使用方法を可能にした未公開の関連出願のうち、本願例にその構造を一部使用しなければならないものとしては、下記の文献がある。Among the unpublished related applications that do not circulate the
特願2004−220960Japanese Patent Application No. 2004-220960
特願2004−343074Japanese Patent Application No. 2004-343074
図3に示すオキアミ20は、プランクトン(浮遊生物)のひとつで、軟甲亜網オキアミ目オキアミ科の甲殻類であり、百科事典等によれば、全海洋に80〜90種類程度いる。海老等の十脚目とは異なり、鰓等が露出している等のより原始的な体構造である。ある程度の大きさがあり豊富に産する種類しか安価な釣り餌としての供給は出来ないので、主に南極海等で専用船にて採捕される大型・中型のものが、生のままかボイルされて、且つ冷凍されて釣り餌として供給されている。主な各部の名称は、下記の非特許文献3による。又、非特許文献4によると、長所は、集魚効果・柔らかく食い込みが良い・低比重・夜光性とあり、短所は、柔らかく遠投不可・餌落ちが早いとある。A
釣り針と釣り糸を結合した、いわゆる仕掛けへのオキアミの取付け方については、非特許文献4及び下記の非特許文献5、非特許文献6等を参照し総合すると、一尾取り付けの場合は、前処理としてまず尻尾20i(20h・20j・20k等)を切り或いは千切り取り、図4の様にする。これを本願発明ではオキアミ25とする。図5の様に、オキアミ25の腹部がフトコロ8側になる様に、通し刺し、或いは縫い刺し(外殻の外に一回針先7を出してから、中に戻して通し刺し)すると、いわゆる腹掛けとなる。縫いの回数は複数でも良く、以下同じである。オキアミ25の背側がフトコロ8側になる様に、図6の様に通し刺し、或いは縫い刺しした場合、いわゆる背掛けとなる。基本的な前処理である、尻尾20iを除去する事は、一尾掛けの場合は仕掛けの回転を防止する為に必須であり、軸3部に平行に、出来るだけ真っ直ぐに取り付けるのも同様の理由である。先曲がり5から針先7までが露出している事で、用心深く臆病な対象魚について不利が有り、特別に湾曲に沿って取付ける場合もあるが、自然界では回転する餌は有り得ないので、仕掛けの回転を防止する事の方が重要と考えられる。Regarding how to attach krill to a so-called device that combines a fishing hook and fishing line, refer to Non-Patent
仕掛けへのオキアミの別の取り付け方としては、餌を大きく見せてアピール性を高め、大型魚を釣る為の方法として、図7の抱き合わせ、図8の背合わせ、図9の房掛け、図10の様に、結合部分に共縛りした切込みを細工した樹脂ハリス16等に、オキアミを刺して追加取付けする等もあるが、本願発明では大きな関連はないので詳細は省略する。Another way to attach krill to the device is to increase the appeal by showing the bait large, and tying in FIG. 7, back to back in FIG. As described above, there is a case where the krill is additionally attached to the resin Harris 16 or the like crafted with a notch jointly bound to the joint portion, but the details are omitted because there is no great relation in the present invention.
オキアミを釣り餌として使用する釣り針は、市販されているものでは、その殆どがフトコロ8は一箇所であり、どんなに巧緻な構造をとるものでも、フトコロ8が複数のものは普及していないが、これには沢山の理由が考えられる。
イ.オキアミは柔らかくくずれやすいので、例え同形の釣り針2本を重ねても、針先 7が複数であれば、身や外殻が裂けて取り付けられない。又、複数の針先7は魚 の口腔への挿し込み抵抗を増大させるので、かえって掛かりが悪化する。
ロ.軸3が一体でも、2箇所或いは3箇所等のフトコロ8を持つ、いわゆるイカリ型 の釣り針では、その軸3を覆い隠すオキアミの通し刺し、或いは縫い刺しが物理 的に不可能であり、湾曲部に刺して取り付けする、いわゆるチョン掛けしか出来 ない。軸3部分が魚に見えているので、眼の良い魚や臆病な魚は近寄らない。
(基本的にこれらの釣り針は、攻撃的な大型魚食魚・イカ・鮎等用である。)
ハ.イカリ型の釣り針でも、練り餌(団子餌)等には、フトコロ8が複数で有る事自 体が、餌の保持性上メリットとなるが、練り餌で釣れる魚種は少ない。
ニ.拡開する釣り針例では、イ、ロ、ハの他、コストが非常に大きくなるとか、強度 上(材料応力上)、現行の一般材では達成不可能な構造・構成である。
等があげられる。Most of the fishing hooks that use krill as a fishing bait are available on the market, and most of them have one place. There can be many reasons for this.
I. Since krill is soft and easy to slip, even if two identical fishing hooks are stacked, if there are
B. Even if the
(Basically, these fishhooks are used for aggressive large fish, squid, salmon, etc.)
C. Even with squid-shaped fishhooks, there are a number of
D. In the example of an expanding fishhook, in addition to A, B, C, the cost is very high, the strength (in terms of material stress), and the structure and configuration that cannot be achieved with the current general materials.
Etc.
一般的に行われている、釣り針の掛かりを良くする方法としては、図11の様に、軸3に対して先曲がり5−針先7間等を捻じる、いわゆるヒネリを入れて位相を変える事であり、フトコロ8或いは湾曲部を含む平面自体の厚みが増大し、その平面の片側からは針先7が突出しているので、魚の口腔内により刺さりやすくなると考えられる。ヒネリの角度は5〜20度程度が多い。先行の技術文献としては、前述の文献の内、下記特許文献にこのヒネリをいれた例がある。しかし、ヒネリを入れた釣り針は、潮流が早い時・仕掛けを引き戻して誘いを入れる時・回収時に、前述した仕掛けや餌の回転を誘発するので、それを嫌う職漁者・遊漁者には敬遠され、普及はやはり一部に留まっている。又、軸3径が細い領域ではペンチ等の工具で捻じって、必要に応じて気に入った角度に自分で現場細工する人も多い。As a general method for improving hooking of a fishhook, as shown in FIG. 11, the phase is changed by inserting a so-called twisting or twisting between the
オキアミを釣餌として使用する釣り針・仕掛けにおいて、餌を食い逃げされる次の要因としては、投入時(特に遠投時・中深海時)の餌ずれがあり、フトコロ8や針先7から離れた位置まで餌がずれると、端を咥えて引っ張る事で針掛かりせずに食い逃げする事が簡単に可能となる。この原因として、餌の通し性が悪くて釣り糸10の結合部15や耳2を越えてオキアミが通せない事とか、軸3部等での保持向上の工夫が足りない事が挙げられる。オキアミ餌の保持性に、特に請求項にて指定した釣り針・仕掛けは、従来技術の中には見つからないが、フトコロ8がひとつの釣り針であって、かなりオキアミの保持性が大きそうな釣り針には、前述の内下記の特許文献がある。In fishing hooks / devices that use krill as fishing bait, the next factor of being eaten away by bait is bait misalignment at the time of insertion (particularly at the time of long throwing / deep seawater), and the position away from
これらは、餌止め性能は高そうであるが、製作も難易度が高そうでコストパフォーマンスの課題をクリアしなければならない。These seem to be high in bait-stopping performance, but their production is likely to be difficult, and cost performance issues must be cleared.
漁獲をよくするためには、魚が摂餌する際に発生する水流にのせて、魚の口腔に仕掛けをスムーズに送り込める様にした方が有利となると、下記の非特許文献に記載されている。In order to improve the catch, it is described in the following non-patent literature that it is advantageous to put the device smoothly into the mouth of the fish on the water flow generated when the fish feeds. .
この要素を重視する釣り針・仕掛けは、下記の特許文献に有り、吸い込みの水流を利用する事は重要であって、しかも前述と同じコスト課題をクリアしなければならない。しかし、これは仕掛け・餌の取り付け方法の改良まで含んでの対策であっても良い。There are fishing hooks and gimmicks that place importance on this element in the following patent documents, and it is important to use the water flow of suction, and the same cost problem as described above must be cleared. However, this may be a countermeasure including improvement of the mechanism and bait attachment method.
フトコロ8がひとつの釣り針で、強度(応力)上最も問題になる部位は、腰曲がり4で、次が先曲がり5であり、いわゆる湾曲部である。この湾曲部の強度を向上する構造は、下記の特許文献に顕著であり、伸びや破損を防止して漁獲を確実にする為には考慮する事も重要である。The
魚がどの様に餌を食べるかで分類した例は、下記の文献に詳しく記載されている。Examples of how fish eat food are detailed in the following literature:
この分類は、概略以下の通りとされている。
吐出行動の鈍い魚(向こう合わせ型)
A.追撃型・・・カツオ、マグロ、カジキ、ブラックバス等
B.貪食型・・・ブリ、サバ、アジ等
E.噛砕型・・・イシダイ等
吐出行動の敏感な魚(手前合わせ型)
C.吸引型・・・コイ、マブナ、ヤマベ、ヘラブナ等
D.緩食型・・・メジナ(標準和名、関西ではグレ)、クロダイ等
F.ヒット アンド アウェー型・・・ヤマメ、マス等This classification is roughly as follows.
Fish with slow discharge behavior
A. Pursuit type ... bonito, tuna, marlin, black bass, etc. Beggar type: yellowtail, mackerel, horse mackerel, etc. E. Chewing type ... Fish with sensitive discharge behavior such as sea bream (front-end type)
C. Suction type: Carp, Mabuna, Yamabe, Herabuna, etc. Slow eating type ... Medina (standard Japanese name, gray in Kansai), black sea bream, etc. Hit and away type ... Yamame, trout, etc.
本願発明が解決しようとするのは、オキアミを釣餌として利用する海魚の釣りにおいて、餌の食い逃げを防止できる釣り針・仕掛け・使用方法であり、従って最も手ごわい対象魚は、手前合わせ型のDタイプのメジナ・クロダイであり、これらの餌取り対策が出来れば良い。構造・形状・寸法にもよるが、このDタイプの手前合わせの魚の食い逃げを防止できる釣り針・仕掛け・使用方法であれば、基本的に他の魚にも通じると考えられる。The invention of the present application is to solve the problem of fishing hooks, gimmicks, and methods of use that can prevent feeding and escape of bait in the fishing of sea fish using krill as a fishing bait. It is a medina and black sea bream. Although it depends on the structure, shape, and dimensions, it is considered that other fish can basically be used as long as it is a fishing hook, device, and method of use that can prevent the D-type close-up fish from eating away.
以上のオキアミ餌の食い逃げに関する課題をまとめると、下記の様になる。
▲1▼掛かりが良くなる事(手段は問わない)。
▲2▼餌のずれ・脱落を防止する構造である事。
▲3▼餌の付いた仕掛け状態での吸い込みが良い事。
▲4▼強度上の問題を引き起こさない事。
▲5▼大きなコストアップを引き起こさない事。
▲6▼出来れば、従来の釣り針が改造可能である事(コスト引き下げの手段)。
▲7▼出来れば他のメリットもある事。
この内、▲1▼と▲2▼は必須であり、▲3▼−▲7▼は任意となる。
以上が、課題(開発の目的)となる。The following is a summary of the issues related to eating and evacuating krill baits.
(1) To improve the hook (any means).
(2) The structure prevents the food from shifting or dropping off.
▲ 3 ▼ Good sucking in the device with bait.
(4) Do not cause strength problems.
(5) Do not cause significant cost increase.
(6) If possible, the conventional fishing hook can be modified (cost reduction means).
▲ 7 ▼ There are other benefits if possible.
Among these, (1) and (2) are essential, and (3)-(7) are optional.
The above is the issue (purpose of development).
吸入時・餌取り時の仕掛けの姿勢を確認する為に、図12の様な断面の、簡易な試験装置を製作して実験した。側面に透明な観察窓(図示しない)を設けてある。排出バルブ100(ボールバルブ)を閉めて、導入バルブ101(ボールバルブ)を開放し、ポリタンク110内に水道水を7〜8分目まで満たしてから閉じる。透明な排出パイプ102の直前に、釣り糸10aを結んだ釣り針(仕掛け)を垂らし、排出バルブ100を開いて水流を発生させると、下記の非特許文献1に解説されている様に、釣り針は針先7を先頭にして排出パイプ102に吸い込まれ、釣り糸10aの長さが適切であれば、針先7はパイプの内壁天井に接触し、図13の様になる。この状態で、吸い込み流による釣り糸10の張りを繊細なウキ等で感知し、釣り糸を急激に引き上げる合わせを行えば、確実に針掛かりさせられる。この為、湖沼や淡水の管理釣り場等で、前段落で解説したCタイプの吸引型のヘラブナ等を釣る際には、ウキの感度と状態の観察力・判断が決め手となる。In order to confirm the posture of the device at the time of inhalation and feeding, a simple test device having a cross section as shown in FIG. 12 was manufactured and tested. A transparent observation window (not shown) is provided on the side surface. The discharge valve 100 (ball valve) is closed, the introduction valve 101 (ball valve) is opened, tap water is filled in the
次に、少し釣り糸10aを送り込んで、排出パイプ102内に仕掛けを入れると、釣り針が接地する程度以下の水流の元では、図14の様に、釣り針は横倒しになる。横倒しになる事は、最も安定した状態(姿勢)になるための力学的な現象であって必ず発生する。この状態を感度の良いウキ等で感知出来て、合わせを入れれば(急激に釣り糸10を引き上げると)針掛かりさせられるが、海では観察を困難にする波がある事は常態なので、餌のオキアミを揉み食いされたり中身を吸出しされても、よく分からない場合が多い。釣りの名人級になると、どのような事象が吸い込みや摂餌に当たるのか判るので、この状態を現場で示して解説してくれるが、示されても判らないぐらい微妙な挙動である事も多い。Next, when the fishing line 10a is fed a little and a device is inserted into the
釣りの対象である硬骨魚類は、図15に示す様に、その口の構造として上顎66と下顎77を持ち、合わせ目の蝶番88(通称、ジゴク)部分に釣り針を掛けるのが、口切れ防止と締め込み(魚の引き)に対応するのに最も都合が良い。これは締め込み時に魚体が斜めに成りやすくて、その力が分散され、魚が全力を釣り糸10に掛けきれない事で獲りやすいからであり、図14の横倒しの状態から釣り糸10aを急激に引くと、軸3がリーディング側となりながらも完全に釣り針は立たず、ジゴクの上側に突き刺さりやすいので都合が良い。しかし、先の微妙な魚信に当たる挙動が読めないと、合わせ操作自体をしないので釣る事は出来ない。従って磯釣りでは、いわゆる、釣ると釣れるでは違うと言うのは、人間の感度・観察力・対応行動が随分と異なっているからである。As shown in FIG. 15, the teleost fish that is the object of fishing has an
又、魚はポンプではないので、一旦餌や仕掛けの吸い込みが完了して食事に入ると、水流は緩くなるか止まる。従って、図13の状態で針掛かりしないで吸い込まれたら、釣り針が口腔99内で横に倒れることは常態であると考えなければならない。移動をしながら摂餌する魚は釣れ易いが、止まって注意深く捕食するDタイプのメジナ(緩食型)が釣り難いのは、巧みに吸い込んで釣り針が刺さりにくい横倒しの状態で餌取りすると推察される。Also, since fish are not pumps, once the intake of food and devices has been completed and the meal has been entered, the water flow becomes loose or stops. Therefore, if the fishhook is sucked without being caught in the state of FIG. 13, it must be considered that it is normal for the fishhook to fall sideways in the
吐き出し行動をシュミレイトする為に、排出バルブ100を閉めると同時に導入バルブ101を開放する事で、排出パイプ102からタンク側に逆流する水流を起こし、釣り針仕掛けの挙動を観察すると、肉眼でみる限り、釣り針はピッチング・ローリング等を起こすこと無く、図16の様に、ほぼそのままの姿勢で水流に乗って排出された。使用した水圧は、水道水利用の為、0・2〜0.3MPa程度である。In order to simulate the spout behavior, by closing the
釣り針・仕掛けの挙動が判明したので、釣り針の腰曲がり4から略耳2方向に向けて、フトコロ8を含む平面に対して厚みを増す方向に、図17の様に、直線的な吐出を防害する為の吐出防止棘43を2本(両側)設けて、ウキを使用する磯釣り実験を行った。この2本は、ヒネリ付き釣り針の針先7と同じく、フトコロ8を含む平面からの突き出しとして機能する。説明の都合上、図においてはオキアミの描写を省略する。釣り針の主幹に対する吐出防止棘43の角度は、オキアミの取付けの都合であまり大きく出来ず、軸3との交差角度で10度から40度とした。しかし、かなりの割合で、メジナはきれいにオキアミを食い逃げし、他の魚の多くは、うまく吐出が出来ずに向こう合わせで針掛かりした。Now that the behavior of the fishhook / device has been determined, linear discharge is prevented as shown in FIG. A spear fishing experiment was carried out using two sea bream using two discharge prevention barbs 43 (both sides) for harm. These two, like the
魚の口腔は、排出パイプ12の様に単純な形状でも無く、又、吐出防止棘43の尖端の口腔への接触で支持点が出来るが、強引に吐出しようとした場合、口腔内での支持点はひとつしかないので、図18の円弧矢印向きにピッチングさせられると、針先7が口腔側壁に触れる事なく排出出来る。魚が掛かる場合は、この向きの回転がうまく出来ずに、針先7が刺さる方向へ回転していると推察出来た。図の実線は下顎77側で、破線は上顎66側である。そこで、この針先7が刺さらない方向にまわるピッチング回転を阻害し、オキアミの取付けは可能となる方向の吐出防止棘54を、図19の様に、先曲がり5から略腰曲がり4方向に向け、フトコロ8を含む平面に対して厚みを増す方向に2本(両側)追加した。魚の口腔99内からみて、釣り針の底面図向きから見た模式図を、図20に示す。下側の吐出防止棘2本が突っ張るので、接地している限り、その方向へは回転出来ない。実験の結果、メジナも簡単には餌取りできずに、ウキに魚信が出て針掛かりするか、同じくウキに魚信が出て、餌を残して吐出して逃げた。他の魚の多くは、吐出が出来ずに、向こう合わせで針掛かりした。The fish oral cavity is not as simple as the discharge pipe 12, and a support point can be formed by contact of the tip of the
確認の為に、吐出防止棘43は設けずに、図21の様に、吐出防止棘54のみを設けて実験してみると、かなりの割合で、メジナはきれいにオキアミを食い逃げして、他の魚の多くは、吐出が出来ずに向こう合わせで針掛かりした。これは、吐出防止棘43のみの場合と同一であり、図21の円弧方向矢印の方向へは回転可能である為、口腔内で器用に、針先7が内壁に当たらない位置で回転させて吐出するものと考えられる。For confirmation, without the
吐出防止棘43と吐出防止棘54の両方がある場合に、食い逃げ防止の有効性が高い理由については、それぞれの尖端箇所が口腔内壁下部に接触した場合には、図22の様に、その尖端の2点によって、太い一点鎖線で示す固定線が作成され、釣り針のピッチング回転も直線的な吐出も防止され易く、吐き出し難さが格段に向上するからと考察される。When both the
この2箇所の吐出防止棘群は、釣り針のフトコロ内にある重心を中心として、図23の様な反時計回り回転は許容するが、時計回り回転は阻止出来る。この場合、反時計周り回転は、針先7が口腔内に刺さろうとする場合の方向と同一である。Although these two anti-ejection barbs are allowed to rotate counterclockwise as shown in FIG. 23 around the center of gravity within the fishing hook of the fishing hook, they can prevent clockwise rotation. In this case, the counterclockwise rotation is the same as the direction when the
前述した様に、掛かり時に釣り糸10が引かれると軸3がリーディング側となり、釣り針は図13の姿勢で口唇に掛かろうとするが、図24の部分断面図に示す様に、2箇所の吐出防止棘群は、針先7が上顎側口唇666に刺さるのに邪魔にはならない位置としてある。As described above, when the
吐出防止棘43と吐出防止棘54の両方がある場合に、針掛かりするか、針掛かりしない場合でもウキ等に明確な魚信が出るのは、吐出が容易に出来ない事でメジナがパニックを起こしてしまい、吐出行動をしながらも下降して逃げようとするからと考察される。魚が仕掛けを口腔内に入れた状態で行動する(泳ぐ)ので、向こう合わせで掛かる率が向上する、或いはウキや釣竿等に魚信がはっきり出て合わせを入れやすい。If both the
従って、本願発明の吐出防止棘43と吐出防止棘54は、吐出を妨害する事で、単独或いは組み合わせでも、摂餌後の多くの魚の行動を向こう合わせになるように変えている事になり、現行のいわゆる、釣る為の釣り針を、釣れる釣り針側に変えていると考えられる。Therefore, the
しかし、吐出防止棘43及び吐出防止棘54の、角度・伸長長さ・尖端の鋭さ・取り付け部位等を振って試験しても、メジナの針掛かり率が更に大きく改善されない(海況、ウキを含む仕掛けの感度、発明者の腕も関係している)ので、対象部位であるメジナの口腔を割断して調べて見ると、図25に示す様に、口腔99の前半部内壁に非常に硬い部分999が有り、図26の様に、吐出防止棘43及び吐出防止棘54がその部分で食い込まずに滑ってしまい、吐出の妨害がうまくいかない場合がある事が推察出来た。However, even if the angle, extension length, sharpness of the tip, attachment site, etc. of the
上記の結果から、更に針掛かり率を向上させるには、吸い込み性を向上させるオキアミの取付け方法を採ることで、口腔99のより深くに仕掛けを吸い込ませ、吐出防止棘の有効性(吐出の妨害性)を高める事が必要である。関連(特許)文献1及び関連(特許)文献の、オキアミ直列取付けを可能とする結合用環状部30と通常の耳2のある釣り針を組み合わせた実施例を、図27及び図1に示す。Based on the above results, in order to further improve the needle catching rate, a krill attachment method that improves the sucking ability is adopted, so that the device is sucked deeper into the
本願発明はオキアミの通し性を主眼とするものでは無いので、耳2及び近辺の軸3部の構造は、本願発明では特定されず、従ってその独特の直列多数取付けの請求、及び詳細の解説はしない。通し性に関するポイントは4点有り、軸3に釣り糸10を周回せずに結合する部分(各図の結合用環状部30)を設け、釣り糸10の末端は腰曲がり4方向に向けず、オキアミを通す部分の断面積の急増を避けて、結合部15では釣り糸10を基本的に軸3に平行に結ぶことである。又、掛かり時の姿勢制御メカニズムの解析から、耳2の持っている、掛かりの瞬間に釣り糸10の力を利用して釣り針の姿勢を支える機能は、そのまま維持しているのが独自の特徴である。Since the present invention does not focus on krill penetration, the structure of the
しかし、オキアミの取付けに関しては、直列取り付けでは無い場合を含めて、吐出防止棘43に関して独自要素が大きいので、本願の請求項の中でも関係する項では指定する。However, regarding the attachment of the krill, including the case where the attachment is not in series, the unique elements of the
この関連特許文献に基づく構造を採った場合の、オキアミの取り付けの一実施例を図28に示す。耳2部・結合部15共にオキアミ25で覆い隠せるので、用心深く臆病なメジナでも不用意に食いつかせる効果があり、更に直列に複数(数量上限無し)取り付ける事で、吸い込みの水流に乗りやすく、図29の様に、餌の最も釣り糸10側が、口唇666・777まで入った状態では、釣り針本体が口腔99の奥まで入り込みやすい。又、前述の段落で述べた、大きな魚を釣る為に必要な大きな餌付けの原則にも合致している。従って、吐出防止棘群が口腔99内に支持点を得れば、メジナであっても容易に吐出出来なくなる。実験の結果、メジナの魚信が更に明確になり、向こう合わせ・手前合わせで釣れる確率が非常に高くなった。釣り針が掛かる位置は、図30に示す様に、蝶番88の少し上になる場合が多かった。他の魚は、極端に口腔のサイズと釣り針のサイズが異ならない適切な範囲であれば、殆ど向こう合わせで釣れる様になり、オキアミを食べる魚である限りにおいて、漁獲が無い場合は殆ど無くなる程であった。これで、メジナにも対応できる、魚の吐出行動を効果的に妨害する事で、魚の行動自体を変化させて掛かりを向上させる釣り針が可能となった。FIG. 28 shows an example of krill attachment when a structure based on this related patent document is adopted. Since both
尚、他の海釣り餌(虫餌や身餌等)と異なり、オキアミは外殻も含めて柔らかく脆いので、魚が掛かって暴れる事で簡単で脱落しやすく、回収後の手返し(再度の餌付け)にも全く問題が無い事も特徴である。これは練り餌等以外では、オキアミ・アミ(サシアミ等)等だけが持つ特徴である。Unlike other sea fishing baits (insect bait, bait, etc.), krill is soft and fragile, including the outer shell, so it is easy and easy to drop off when the fish catches and rampages. ) Also has no problem at all. This is a characteristic of only krill and amy (sasami etc.) other than kneaded bait.
本願発明での吐出防止棘43に関係する、特別なオキアミの取り付け方について解説する。吐出防止棘43部を越えて、オキアミ25を耳2側に通した後、オキアミを腰曲がり4側に若干引き戻すと、オキアミの外殻のサイズと吐出防止棘43の尖端間のスパンが適切であれば、図31の様に、その尖端がオキアミ25の外殻20pを内側から破って、一部が突き出す様になる。こうすれば、オキアミの保持性が向上すると同時に、吐出防止棘43の吐き出し妨害機能が、オキアミの外殻20pに邪魔される事が無い。オキアミの腹節20n部のみを使用する場合でも同様である。他の魚ではここまでしなくでも、貪食である為にオキアミを口腔99内で食べてから、吐出をしようとするが、メジナは餌取りが上手でも、本来特別に臆病で用心深い魚であって、異常を感じると即吐出を行うので、前述の実験の段落で述べた様に、オキアミの餌ごと強引に吐き出す場合も多いからである。この取付け方は、オキアミの保持性に関しては比類ない性能を持っており、実験の成果からのノウハウであるが、請求項3の吐出防止棘54のみのタイプでは関係しない。A special krill attachment method related to the
吐出防止棘54に関しては、図32の様に、オキアミの通し刺し後には尖端を露出させておく。これは、オキアミを軸3に対して真直ぐに取り付けて回転を防止する事が基本の為であるが、遠投時や中深海での釣りでは、先曲がり5方向へのオキアミのズレ・脱落を、吐出防止棘54も確実に防止する。この取付け方を守れば、吐出防止棘54は使用時にいつも露出しているので、吐出防止棘43の場合にはあり得る、オキアミの中に尖端が埋没して機能を果たさない場合は無い。With respect to the
オキアミの付いた仕掛け状態の、針先7側から見た図を図33に、その断面積をあらわすハッチング図を図34に示す。吐出防止棘43が、オキアミの横幅をその部分で拡充するので、針先7側から見た投影面積は大きくなり、吸い込み性が向上する。又、吐出防止棘54も露出している事で同様の効果があり、同じオキアミを取り付けた従来釣り針よりも、合わせ効果で明らかに吸い込み性能が向上する事がわかる。FIG. 33 shows a kneaded state as seen from the
吐出防止棘54の取り付け位置については、図35の様に、幅が大きく広がる立ち上がり部分は、先曲がり5の湾曲中央付近よりも若干腰曲がり4側の方が、オキアミを通し易かった。これは、先曲がり5の湾曲の中央部付近は曲率が最小となり、オキアミを通し刺しする上で最も抵抗が強い部分であるから、吐出防止棘54の立ち上がりと重なると、オキアミが通しにくく崩れやすくなる為である。他の詳細は実施形態で説明する。As for the attachment position of the
湾曲の上のアゴ6を設ける位置の側面に、アゴ6を移してサイドバーブとした例には、下記の特許文献があるが、その位置・目的が異なる為、吐出防止には役に立たない。この位置で、釣り針の時計廻り方向回転を有効に防止するには、図36の様に、棘を設けることが考えられるが、この向きは、針先7の刺さりと餌付けを妨害する。該サイドバーブと同じ向きで反時計回り回転は防止できるので、吐出防止機能を果たしたとしても、吐出を有効に妨害する程に突き出し高さをあげたら、貫通性能自体が低下し、掛かりが悪化すると考えられる。更に吸い込み時にもその突き出し方向が悪くて邪魔になり易い。この為、先曲がり5−針先7間には設置が出来なかった。Examples of the side barb by moving the
吐出防止棘43と吐出防止棘54を別材で取り付ける場合、魚が掛かって力が集中する位置に、剛性を上げる補強材を取り付けるのと同じなので強度向上に寄与出来、接合工程で問題を起こさなければ、完成品には強度上の問題は発生しない。この部分の強度を向上させる特許文献には、主に下記のものがある。When the
実験の過程で確認された現象として、口切れによる魚の釣り落とし、いわゆるバラシが低下した事が特筆される。通常、口の弱いアジ等では口唇が切れてしまう事が多いが、吐出がしにくい事でより奥で針掛かりし、口唇を切り裂いていく先曲がり5付近では、吐出防止棘54のせいで幅が広がっている事が要因として考えられる。これと同じ機能を果たす為に、湾曲部の断面形状を工夫した特許文献には下記のものがある。As a phenomenon confirmed in the course of the experiment, it is noteworthy that fish soaring due to cuts of mouth, the so-called ballast has been reduced. Usually, a lip with a weak mouth often breaks the lip, but it is difficult to discharge, so it is difficult to discharge. This is considered to be a factor. In order to fulfill the same function, there are the following patent documents in which the cross-sectional shape of the bending portion is devised.
発明の効果をまとめると、以下の様になる。
課題▲1▼に対して、
吐出防止棘43、及び、又は吐出防止棘54を設ける事で、仕掛けの吐出を妨害 して、魚の行動を変える事で掛かりを良く出来、多くの場合に向こう合わせで魚 が釣れる様になった事で、魚釣り自体が非常に楽に、且つ確実になった。
課題▲2▼に対して、
吐出防止棘43、及び、又は吐出防止棘54を設ける事で、オキアミのズレや脱 落を防止する機能が格段に高くなった。
課題▲3▼に対して、
吐出防止棘43、及び、又は吐出防止棘54を設ける事で、オキアミを取付けた 仕掛け状態での投影面積が増大し、魚が摂餌する際の水流に乗っての吸い込み性 能が向上した。
課題▲4▼に対して、
吐出防止棘43、及び、又は吐出防止棘54を接合で設ける事で、湾曲部(腰曲 がり4−先曲がり5間)の強度向上が達成出来、伸びや折損等を防止する事が出 来る様になった。
課題▲7▼に対して
その他の効果として、魚の釣り落とし(いわゆるバラシ)が格段に減少した。
課題▲5▼、▲6▼については、実施の形態部で説明する。The effects of the invention are summarized as follows.
For issue (1)
By providing the
For issue (2)
By providing the
For issue (3),
By providing the
For issue (4),
By providing the
In response to issue (7) As another effect, fish dropout (so-called balashi) has been significantly reduced.
Issues (5) and (6) will be described in the embodiments.
釣り針本体の製作については、特別の要素が無い部分については省略して、主に吐出防止棘43・吐出防止棘54に関わる基本的な部分とその注意点について詳述する。For the production of the fishhook main body, the parts without special elements are omitted, and the basic parts mainly related to the
吐出防止棘43と吐出防止棘54が、部分的にも侵入してはならない領域を解説する。A region where the
吐出防止棘54については、針先7を右にした状態を正面図として書くと、図37の二点鎖線でハッチングした領域は、釣り針の掛かりを妨害するので、例え先端部であっても侵入しないほうが良い。湾曲部からの非侵入領域200の高さ(上)方向の目安のひとつは、アゴ6の位置であり、アゴ6が機能を果たす深さまで十分刺さると設計者が判断する位置に決めればよい。アゴ6の位置を上にするか、同じくアウトバーブにした位置をより上に持ってくれば、吐出防止棘54の先端位置は若干上げられる。逆に、フトコロ8と反対側(図で、先曲がり5−腰曲がり4の下側)は、オキアミの通し性を阻害しない範囲で侵入可能である。As for the
吐出防止棘43についての非侵入領域300は、釣り針の平面図である図38において、同じく二点鎖線でハッチングをかけた部分で、上面から見て魚の上顎口唇666に相当する領域にあたり、これも掛かりを妨害するから避ける必要がある。製造上制御出来れば、釣り針のフトコロ8側には全く入らない方が好ましい。逆に、フトコロ8と反対側の領域(図37で、軸3の左側)は、オキアミの通し性を阻害しない範囲で侵入可能である。The
以上の2点を守る事で、釣り針の掛かり機能を阻害しない、吐出防止棘群の設置が達成出来る。By protecting the above two points, it is possible to achieve the installation of discharge prevention barbs that do not impair the hooking function of the fishing hook.
次に、吐出防止棘43・吐出防止棘54の釣り針本体(主幹)に対する交差角度T(半田付け・ロー付け等の肉盛りは含まない)は、図39の底面図と図40の左側面図で示す様に、全体的に10度程度から40度程度が適切で、オキアミの通し性を確保出来る事が条件である。全体が湾曲している場合は、その湾曲の接線方向で考えれば良くい。先端(末端・尖端側)は、この条件を満たさなくても、非侵入領域200・300とオキアミの通し性を満足すれば、例えば主幹に平行でもかまわないので、主幹に対して少なくとも部分的に先の角度を持つと規定する。釣り針本体のサイズ・対象魚等で、使用するオキアミの概略範囲を決めて、角度Tや湾曲の具合を設計すれば良い。吐出防止棘43・吐出防止棘54自体の尖端側を湾曲させて、立ち上がり部分側は角度を浅くした、図39の実施例では、付け根の肉盛り付近は形がいびつで通し性があまり良くないから、それを補ってオキアミが通し易くなる。総幅を抑える為に、図40の実施例では、立ち上がり部分は前述の角度として、先端側のみ湾曲させる事で角度を平行か、マイナス側まで浅くしている。接合で取り付ける場合では、接触面(界面)でロー付け・溶接する事で、肉盛りを付けずに設ける事が可能であるが、その場合、通し性を阻害しない様に、オキアミを挿し込む側の隅部の接触は良くする必要がある。Next, the crossing angle T of the
主幹から先端までの突き出し高さは、試験したメジナ用としては片側で最小主幹の太さ分は欲しいので、図41の様に、対となる両側の吐出防止棘(54,43)間ピッチを総突き出し量Sとして、主幹の3倍程度以上は必要である。特に長さや高さが大きくなくても良い魚もいるので、釣り針の全体の大きさと対象魚、適用推奨するオキアミのサイズで決めれば良い。As for the protruding height from the main trunk to the tip, we want the minimum main trunk thickness on one side for the tested megina, so as shown in FIG. 41, set the pitch between the discharge prevention barbs (54, 43) on both sides as a pair. The total protrusion amount S is required to be about three times or more of the main trunk. In particular, there are fish that do not need to be large in length or height, so it is only necessary to determine the overall size of the fishhook, the target fish, and the recommended krill size.
まとめると、通し性は交差角度Tに反比例し、総突き出し量Sは交差角度Tに比例する。制限条件には釣り針の各部寸法が関係し、交差角度Tを小さくすると、必要な総突き出し量Sを得るのに長さを必要とする。従って、メリットとデメリット、魚種等を勘案して決める必要がある。実験の結果では、口腔99内が硬い魚や吐出が上手な魚ほど、交差角度Tは大きめにする必要がある。In summary, the penetrability is inversely proportional to the intersection angle T, and the total protrusion amount S is proportional to the intersection angle T. The size of each part of the fishhook is related to the limiting condition, and when the crossing angle T is reduced, a length is required to obtain the required total protrusion amount S. Therefore, it is necessary to decide in consideration of merits and demerits and fish species. As a result of the experiment, the crossing angle T needs to be larger for fish that are hard in the
接合で取り付ける吐出防止棘43・吐出防止棘54部の線径は、円形断面の場合、主幹の直径の約7割(断面積で半分)から5割(断面積で1/4)程度で試験したが、主幹の太さが小さい領域では、もっと大きくても良いので請求項では規定しにくい。断面形状は、線材の入手或いはプレスでの成形加工が可能ならば、剛性や切り込み性に目的を絞った異形断面でもかまわない。主幹の断面形状は、湾曲部側面に平たい部分がある方が取付けし易く、フトコロ強度の向上も果たせるので、プレスで平打ちした方が好ましい。In the case of a circular cross section, the wire diameters of the
接合品での先端(尖端・末端)の形状については、この部分で魚を捕らえるのでは無く、機能的に先端が魚の口腔99の内壁に引っかかればよいので、図39の様に、先端のみ尖っていても良く、先端のみ円錐を斜めに切り取って90度以下の鋭角とした裁頭型円錐や、先端のみ斜めに切り取った円筒形状でも良い。先端を潰して平たくしたり、2又等の棘を沢山設けたりする工夫も有効である。図40の様に、全体をテーパー状に鋭くすると、使用者の手指に深く刺さるのであまり好ましくないが、個々の対象魚でも変える必要がある。従って、先端部に90度以下の鋭角部を部分的にでも持てば良いと規定する。With regard to the shape of the tip (tip / end) in the joined product, it is not necessary to catch the fish at this part, but the tip only has to be functionally hooked to the inner wall of the
主幹が十分に太く出来、安全率を含む余裕がある場合には、アゴ6を成形するのと同じで、硬度を上げる工程よりも前に、図42に示す様に、バイトで切り込んで起こす事も可能である。バイトの形状は、フラットよりも、曲面にして、棘側の断面積を大きく取れる方が好ましい。このアゴ6と同様の工法の場合、あまり長尺の吐出防止棘43・吐出防止棘54は難しく、又焼き入れ工程でのクラック発生等にも留意する。If the main trunk can be made sufficiently thick and there is room to include the safety factor, it is the same as molding the
吐出防止棘54・43の形状は、機能を果たしさえすれば良いので、規定した角度や先端形状内であればどんな形態を採ってもよく、例えば製造上の都合で、図43の様に、左右の対称性が整わない場合でも全くかまわない。Since the shape of the
接合で取り付ける吐出防止棘43・吐出防止棘54では、取り回しは基本的に2種、応用例で1種ある。最も簡易な取り回しは、図44に示す様に、潰した脚部を半田付けで接合する。抵抗溶接等で仮止めしてから、半田付け・ロー付けすると、引き剥がしの強度が向上して好ましく、課題▲5▼に対して効果がある。In the
図45の取り回しは、脚の曲げ方が図44と逆向きのものであり、すわりが良いので、比較的位置決めがしやすい。脚部はプレスで潰して高さを出来るだけ抑える様にすると通し性が確保し易い。The handling of FIG. 45 is relatively easy to position because the way of bending the legs is opposite to that of FIG. If the legs are crushed with a press to reduce the height as much as possible, it is easy to ensure permeability.
図46の取り回しは、図44と図45を一体化して、吐出防止棘43・吐出防止棘54を同時にハンドリング出来る様にしたもので、製造上も楽であり、湾曲部の強度向上も達成出来、全体的な断面積の差異が小さく出来る。抵抗溶接等で仮止めした後、半田付け・ロー付けすると良く、課題▲5▼に対して効果がある。The handling shown in FIG. 46 integrates FIG. 44 and FIG. 45 so that the
上記の3種の接合品共通で、オキアミの差込方向(針先7から耳2への方向)からの立ち上がり部分は、滑らかに繋ぎをする事が重要である。It is important to connect the krill insertion direction (direction from the
大きな主幹・釣り針では、図47の様に、表裏の(対となる)吐出防止棘の立ちあがり位置をずらして、斜に取り付けるとオキアミの通し性が確保しやすい。In the case of a large main trunk / fishhook, as shown in FIG. 47, if the rising positions of the discharge prevention barbs on the front and back sides are shifted and attached obliquely, the krill can be easily passed.
抵抗溶接・半田付け等の温度と時間の積が小さい場合は、本体の全工程が終わってからの取り付け、或いは市販品への吐出防止棘43・吐出防止棘54の接合取付けが可能であり、金具と手間を抑える事でコストを抑える事が簡単に可能で、課題▲6▼の解決が出来る。When the product of temperature and time, such as resistance welding and soldering, is small, it is possible to attach after the entire process of the main body is completed, or to attach the
ロー付け等を使用して接合品質を上げる場合、焼き入れが出来なくなるので、本体材料の選定をバネ用の析出(時効)硬化合金等にかえればよく、時効硬化には真空炉・ガス雰囲気炉等を用いれば酸化が少なくて良い。When joining quality is improved by using brazing, etc., quenching cannot be performed. Therefore, the main body material can be changed to a precipitation (aging) hardening alloy for springs. For age hardening, a vacuum furnace or gas atmosphere furnace is used. Etc., the oxidation may be less.
以上の、基本的な部分と注意事項を元に、各実施例図を請求範囲毎に分別する。図番が前述の分も改めて記述している。Based on the above basic part and precautions, each embodiment diagram is sorted for each claim. The figure number is described again.
請求項1に掛かる釣り針の実施例図は、図1、図27、図35、図37、図39、図40、図42、図43、図48、図49、図50、図51、図52である。Examples of a fishing hook according to
請求項2に掛かる釣り針の実施例図は、図17、図38、図53、図54、図55、図56、図57、図58である。Examples of the fishing hook according to
請求項3に掛かる釣り針の実施例図は、図59、図60、図61、図62、図63である。Examples of the fishing hook according to
請求項4に掛かる釣り針の寸法説明図は、図41である。FIG. 41 is a diagram for explaining the dimensions of the fishing hook according to the fourth aspect.
請求項1,2,3,4に掛かる釣り糸10と結合した仕掛けの実施例については、通常の釣り糸(樹脂ハリス)10aと結合した、いわゆるハリス付き釣り針は常識であるから省略し、特殊なもののみ記載する。図64の様な編み糸10bを利用したものは、口唇に鋭い歯があって、釣り糸10aでは擦り切ってしまう魚、例えばクロメジナ(標準和名、地方名で尾長グレ・ワカナ等)等用で、末端の環17に釣り糸10aを結合して使用するものである。編み糸10bの末端を樹脂等で固めた部分17aは、この部分もオキアミの通し刺しをする為の工夫である。比較的短い編み糸10bを付けて製造するものでも、結合時に手指を怪我しないメリットがある。図65の様に、ワイヤー10cを利用したものは、イシダイ・イシガキダイ等の噛砕型の魚用である。首振り結合部15や末端の環17は、硬いものと擦れるので、従来品と同じくワイヤーを二重にする。The embodiment of the device coupled with the
請求項1,2に掛かる、オキアミを取り付ける使用方法の詳細は前述済である。The details of the method of using the krill according to
釣り針単体で販売するものについては、結合時に吐出防止棘43が釣り糸10に傷を付けたり、手指に刺さるのを防止する為に、図66の様に、尖端に樹脂や蝋等で保護カバー400をつけると更に良い。仕掛けを作ってから、オキアミを取り付ける前に取り外す様にする。As for the one sold as a fishhook alone, in order to prevent the
結合部15・耳2部がオキアミを通す様にし、且つフトコロ8と反対側に結合用環状部30が配されている図1等の釣り針の結合時は、図67の様に掴むと安全である。右利きの場合、左手の、実線で示す人差し指600と破線で示す親指700で、図67の様に軸3及び吐出防止棘43を平たく挟むと、吐出防止棘43が手指に刺さらないので、右手を使って、釣り糸10をクリンチノット等の簡易な結びで結合すると良い。フトコロ8側に結合用環状部30が配されている釣り針では、先と逆で、針先7(フトコロ8側)を上にして図68の様に持つと良い。When connecting the fishing hook of FIG. 1 or the like in which the connecting
尚、釣り針単体での販売品については、吐出防止棘の突き出しで、従来の平たい樹脂製の袋状パッケージでは破れる場合や、吐出防止棘自体が変形する例が多く、図69の様に、分装できる梱包材500に入れて包装したほうが良い。Note that there are many cases in which the fishing hook is sold as a single unit, and there are many cases where the ejection preventing barbs are torn, and the conventional flat resin bag-like package is torn, or the ejection preventing barbs themselves are deformed. It is better to pack it in the
1・・・釣り針 2・・・耳(タタキ・チモト・カエシ・アイ等)
2a・・・撞木・丸耳 2c・・・穴サラエの耳
2d・・・管付(尻曲がり)の耳
3・・・軸(茎・胴・シャンク等)
4・・・腰曲がり 5・・・先曲がり
6・・・アゴ(モドシ・モドリ・カエリ・バーブ等)
7・・・針先(ポイント等)
8・・・フトコロ 9・・・ケン(餌止め等)
10・・・釣り糸(総合) 10a・・・釣り糸(樹脂ハリス・モノフィラメント)
10b・・・釣り糸(編み糸) 10c・・・釣り糸(ワイヤー等)
15・・・結合部 15a・・・首振り結合部
15b・・・縒り合わせ部
16・・・結合部に共縛りした切込み入り樹脂ハリス
17・・・根付仕掛けの末端の環
17a・・・根付糸の末端を樹脂で固めた部分
20・・・オキアミ(全体) 20a・・・眼
20b・・・前頭部 20c・・・頸溝
20d・・・鰓 20e・・・頭胸甲
20f・・・頭胸部 20g・・・第一腹節
20h・・・尾節 20i・・・尻尾(使用時、除去部分)
20j・・・尾肢 20k・・・肛門前棘(第六腹節)
20m・・・胸脚 20n・・・腹節
20p・・・外殻
25・・・前処理した頭胸部・胸脚等の付いたオキアミ
30・・・結合用環状部(ループ構成に軸3、耳2等を利用するものを含む)
35・・・半田付け・ロー付け・溶接部分(スポット含む)
43・・・腰曲がり4、軸3側の吐出防止棘(略耳2方向)
54・・・先曲がり5側の吐出防止棘(略腰曲がり4方向)
66・・・魚の上顎 666・・・上顎側口唇
77・・・魚の下顎 777・・・下顎側口唇
88・・・顎部の蝶番部(通称ジゴク部分)
99・・・魚の口腔 999・・・口腔内の硬い部分
100・・・試験装置の排出バルブ
101・・・試験装置の導入バルブ
102・・・試験装置の排出パイプ
110・・・試験装置のタンク
200・・・吐出防止棘54非侵入領域(フトコロ8深さ方向)
300・・・吐出防止棘43非侵入領域(フトコロ8水平方向)
400・・・保護カバー
500・・・梱包材
600・・・人指し指
700・・・親指
A,B,C・・・位置記号、部分記号
D・・・軸3径(フトコロ8を含む平面に垂直(厚み)方向)
S・・・対となる吐出防止棘先端間の総突き出し量
T・・・各吐出防止棘の主幹(3、4、5等)部に対する交差角度1 ...
2a: Inoki,
4 ...
7 ... Needle tips (points, etc.)
8 ... Futokoro 9 ... Ken (Bait stop etc.)
10 ... fishing line (overall) 10a ... fishing line (resin Harris monofilament)
10b: fishing line (knitting thread) 10c: fishing line (wire, etc.)
DESCRIPTION OF
20j ...
20m ...
35 ... Soldering, brazing, welded parts (including spots)
43 ... Hip bending 4,
54 ... Discharge prevention barb on the side of the bend 5 (substantially waist turn 4 directions)
66 ... Upper jaw of
99 ... Oral mouth of
300 ... discharge
400 ...
S: Total protrusion amount between tip of discharge prevention barbs to be paired T: Intersection angle of main part (3, 4, 5, etc.) of each discharge prevention barb
Claims (4)
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