JP2006219917A - 左官鏝 - Google Patents

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JP2006219917A
JP2006219917A JP2005035344A JP2005035344A JP2006219917A JP 2006219917 A JP2006219917 A JP 2006219917A JP 2005035344 A JP2005035344 A JP 2005035344A JP 2005035344 A JP2005035344 A JP 2005035344A JP 2006219917 A JP2006219917 A JP 2006219917A
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Tetsuya Yoshizaki
哲也 吉崎
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YOSHIZAKI KOGYO KK
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Abstract

【課題】 多くの道具を持ち歩いたり、作業中に道具を持ちかえたりする必要をなくし、作業効率を高める。
【解決手段】 鏝板10と、鏝板に金具20を介して取り付けられた握り柄30とからなる左官鏝1であって、鏝板は、略三角形状で、後端部の一方の角部11において直角を成し、前端部12を基準として前記角部に向けて目盛り13を付して構成することで、物差しや差し金を不要とする。握り柄は、後端面に雌ねじを埋設すると共に座金を設けた木製の握り部31と、前記雌ねじに螺合する雄ねじによって着脱可能に取り付けられた塩化ビニル製の樹脂からなるハンマー部35と、を含んで構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、施工の際に持ち歩かなければならない道具を少なくし、作業の途中で道具を持ち変えることを必要としない左官鏝に関する。
従来の左官鏝は、鏝板と、鏝板に金具を介して取り付けられた握り柄とからなり、鏝板の形状としては、前端部に向けて長く延びる二等辺三角形状のもの(特許文献1)、長方形状のもの(特許文献2)、前端部を丸くしたもの(特許文献3)、前端部を尖らせたもの(特許文献4)等が提案されている。握り柄については、使い込むことによって手に馴染むものとなるように、木質のものが多かった。
一方、コンクリートブロック工法を行う際は、立設されたコンクリートブロックの上面に、鏝によって目地材としてのモルタルを載せてそれを均し、その上にコンクリートブロックを積み重ねるという作業を繰り返すわけであるが、この際、積み重ねられたコンクリートブロックの高さを測ったり、コンクリートブロック切断したりすることがあり、このため物差しや差し金などの道具が必要であった。
また、ブロックを積み重ねる際に、モルタルとの接合性を高め,ブロックの高さを均一にするために、積み上げられたブロックを叩くことがあり、このためにハンマーが必要であった。
このため、施工の際には多くの道具を持ち歩き、作業の途中で道具をもちかえる必要があったので、かかる煩雑さを解消するために、木製の握り柄の後端部に金属製のハンマー片を木ねじで取り付ける技術が提案されている(特許文献1)。
実開平5−53869号公報 特公平7−56171号公報 特開平11−6282号公報 実公平4−5645号公報
しかしながら、ブロックの高さなどを測る必要性から、物差しや差し金は依然として持ち歩く必要があった。
また、特許文献1の左官鏝によって、ハンマーを持ち歩く必要性がなくなったとはいえ、特許文献1の握り柄に取り付けられたハンマー片は、金属製なので、ブロックを叩く際の騒音がひどく、近隣に迷惑がかかるという問題があった。
また、強く叩くとコンクリートブロックに割れが生ずるという問題もあった。
さらに、木ねじや釘によってハンマー片を取り付けるため、磨耗したハンマー片を取り換えようとする場合、ハンマー片の釘や木ねじを抜き取り、その抜き取られた穴に、再び釘や木ねじを挿入することとなるので、グラつきが生じ、ハンマー片を強固に固定することができないという問題もあった。
そこで、本発明は、多くの道具を持ち歩いたり、作業中に道具を持ちかえたりする必要をなくし、作業効率を高めることができる左官鏝を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る左官鏝は、鏝板と、該鏝板に金具を介して取り付けられた握り柄とからなる左官鏝であって、前記鏝板は、略三角形状で、後端部の一方の角部において直角を成し、前端部を基準として前記角部に向けて目盛りを付したことを特徴とするものである。
本発明において、前記握り柄は、後端面に雌ねじを埋設すると共に座金を設けた木製の握り部と、前記雌ねじに螺合する雄ねじによって前記握り部に着脱可能に取り付けられた塩化ビニル製の樹脂からなるハンマー部と、を含んで構成してもよい。
請求項1に係る発明によれば、鏝板の角部によって直角か否かを測定することができるため、鏝板を差し金の代わりに使用することができる。また、鏝板に目盛りが付されているので、鏝板を物差しの代わりに使用することができる。
これによって、施工の際に、差し金や物差しを持ち歩く必要がなくなる上に、作業の途中で道具を持ち変える必要がなくなるので、作業効率が向上する。
請求項2に係る発明によれば、握り柄にハンマー部を設けたので、ブロックの積み上げ・接合作業の際に別途ハンマーを持ち歩く必要がない。
また、作業の途中で鏝をハンマーに持ち代える必要がないので、作業効率が向上する。
ハンマー部の材質を塩化ビニル系の樹脂としたので、コンクリートブロックを叩く際に、騒音が生じたり、割れが生じたりする心配がない。
握り部の後端面に座金を取り付けたので、コンクリートブロックを叩いた際の衝撃が吸収され、木製の握り部に割れが生じにくくなる。
さらに、ハンマー部と握り部とを雌ねじと雄ねじによって着脱可能に結合したので、ハンマー部が破損した場合、新たなハンマー部に容易に交換することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る左官鏝を示す平面図である。
この左官鏝は、コンクリートブロック工法に使用される左官用のブロック鏝1であり、鏝板10と、鏝板10に金具20を介して取り付けられた握り柄30によって構成されている。
鏝板10は、後端部の一方の角部11が直角を成し、前端部12に向けて長く延びる直角三角形状の金属板からなる。この場合、鏝を持った際に利腕となる側(大抵は右側)の角部11を直角とするのが好ましい。
そして、その鏝板10には、前端部12を基準として前記角部11に向けて例えば1cmおきに目盛り13が付されている。
該鏝板10の上面には、後端部の中央から直角を成す角部11寄りの位置に、金具20が溶接されている。
この金具20は、鏝板10と握り柄30とを連結するためのものであり、図2に示すように、側面視でL字型を成している。前端部において鏝板10に溶接され、後方に向けて水平方向に延び、垂直方向に立ち上がり、更に後方に向けて水平方向に延びた位置で握り柄30に固定されている。
握り柄30は、図3に示すように、握り部31とハンマー部35とを含んで構成される。
握り部31は、木材からなり、後端面にリング状の座金32を設け、雌ねじ33を埋設している。
この雌ねじ33を介して、ハンマー部35が取り付けられている。
ハンマー部35は、塩化ビニル系の樹脂によって形成され、先端面に、握り部31の雌ねじ33に螺合する雄ねじ36が設けられている。
かかる左官鏝1を使用してコンクリートブロック工法を行う際は、図4に示すように、立設されたコンクリートブロック2aの上面に、ブロック鏝1でモルタル3を載せて所定の高さに均し、その上にコンクリートブロック2bを積み重ねる。
そして、コンクリートブロック2bとモルタル3との接合性を高めるために、握り柄30の後端のハンマー部35で、積み上げられたコンクリートブロック2bを叩く。
この際、ハンマー部35は塩化ビニル系の樹脂によって形成されているので、コンクリートブロック2bに対する当たりが柔らかく騒音が少ない。
また、ハンマー部35が取り付けられている握り部31の後端に座金32が取り付けられているので、叩いた際の衝撃が吸収され、握り部31の局所的な破損を防止できる。
特に、鏝の握り部31は木材によって作られており、長年の使用によって手に馴染むものとなっているので、かかる握り部31を保護する上でも座金32によってもたらされる効果は大きい。
さらに、ハンマー部35を着脱可能としたので、ハンマー部35が破損した場合に、容易に取り換えることができる。
コンクリートブロック2bの高さが一定か否かは、鏝板10の上面に設けられた目盛り13によって測定する。
この際、鏝板10の前端部12を下段のコンクリートブロック2aの上端に合わせ、積み上げられたコンクリートブロック2bの高さを測定する。
コンクリートブロック2を、L字型、コの字又はロの字型に配置する場合は、図5のように、配置されたコンクリートブロック2の角となる部分に、鏝板10の直角の角部11を当てれば、直角を得ることができるので、差し金を持ち歩く必要が無い。
図6は、本発明の第2実施形態に係る左官鏝を示す平面図である。
この左官鏝101は、鏝板110の直角の角部111を挟む両辺に目盛り113を付した点、ハンマー部を設けなかった点において、第1実施形態に係る左官鏝と相違する。
本実施形態に係る左官鏝も、物差しや差し金を持ち歩いたり、作業の途中で持ち換えたりする必要がなく、作業の効率化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る左官鏝を示す平面図である。 上記左官鏝の側面図である。 上記左官鏝の握り柄を示す斜視図である。 上記左官鏝の使用状態を示す斜視図である。 上記左官鏝の他の使用状態を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る左官鏝を示す平面図である。
符号の説明
1、101…ブロック鏝(左官鏝)
2…コンクリートブロック
3…モルタル
10、110…鏝板
11、111…角部
12…前端部
13、113…目盛り
20…金具
30…握り柄
31…握り部
32…座金
33…雌ねじ
35…ハンマー部
36…雄ねじ

Claims (2)

  1. 鏝板と、該鏝板に金具を介して取り付けられた握り柄とからなる左官鏝であって、
    前記鏝板は、略三角形状で、後端部の一方の角部において直角を成し、前端部を基準として前記角部に向けて目盛りを付したことを特徴とする左官鏝。
  2. 前記握り柄は、
    後端面に雌ねじを埋設すると共に座金を設けた木製の握り部と、
    前記雌ねじに螺合する雄ねじによって前記握り部に着脱可能に取り付けられた塩化ビニル製の樹脂からなるハンマー部と、
    を含んで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の左官鏝。







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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103410338A (zh) * 2013-08-07 2013-11-27 苏州市世好建材新技术工程有限公司 可测距的瓦刀

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