JP2006214253A - 戸車用レール - Google Patents

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Abstract

【課題】 バリアフリー規格に適合し、且つ、レール敷設溝からの浮き上がりを防止することができる戸車用レールを提供すること。
【解決手段】 レール本体上面に戸車車輪が転動する戸車転動溝を形成し、レール本体上端に左右に延びるフランジを形成した左右に側片を有する断面形状が矩形状の戸車用レールにおいて、上記フランジの厚さを3mm以下とすると共に、左右両側片の外側面から0.1〜0.3mm突出するような突条を二段または二段以上複数段レール全長に亘って形成し、左右対応する突条の頂点間の間隔を最下段の突条から上段の突条に向かうに従って順次大きくしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バリアフリー規格に適合し、且つ、レール敷設溝からの浮き上がりを防止することができる戸車用レールに関するものである。
実開平2−74479号公報
従来から、レールの左右上端にフランジを形成した戸車用レールとして実開平2−74479号公報に記載される戸車用レールがある。
この従来の戸車用レールにあっては、レールの左右上端にフランジを形成してレールをレール敷設溝に打ち込んだときにできるレール本体の両側面と溝の両側壁との間の隙間を隠すために考案されたもので、レール本体の両側面には鋸歯状の突条が形成してあるが、突条の尖端がレール本体の両側面から突出していないため、レール敷設溝の側壁に食い込む割合がきわめて小さく、レールの溝からの浮き上がりを防止する効果は殆どなかった。
この従来の戸車用レールにおいては、突条をレール本体の両側面から突出させなかった理由は、突条の突出量が大きければレール敷設溝にレールを打ち込んだときに、レール敷設溝が割れる危険性あり、また、突条の突出量が小さければレールの溝からの浮き上がりを防止する効果は殆どないため、突条をレール本体の両側面から突出させず、レール本体の両側面に鋸状の溝を形成したようにしたものであった。
即ち、この従来の戸車用レールにおける突条は係合手段としての機能は奏し得ず、単に材料費の軽減や装飾としての役割しかなく、レールの溝からの浮き上がりを防止する効果は殆どなかったため、別途に接着剤やネジ等でレールを固定する手段を講じる必要があった。
発明の目的
本発明は、バリアフリー規格に適合し、且つ、レール敷設溝からの浮き上がりを防止することができる戸車用レールを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明に係る戸車用レールは、請求項1に記載する通り、レール本体上面に戸車車輪が転動する戸車転動溝を形成し、レール本体上端に左右に延びるフランジを形成した左右に側片を有する断面形状が矩形状の戸車用レールにおいて、上記フランジの厚さを3mm以下とすると共に、左右両側片の外側面から0.1〜0.3mm突出するような突条を二段または二段以上複数段レール全長に亘って形成し、左右対応する突条の頂点間の間隔を最下段の突条から上段の突条に向かうに従って順次大きくしたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載する戸車用レールは、左右対応する突条の頂点間の間隔を最下段の突条から上段の突条に向かうに従って順次大きくする方法の具体例であって、請求項1に記載の戸車用レールにおいて、左右両側片の外側面から突出する突条の突出量を同じとし、両側片間の間隔を下方から上方に向かうに従い順次大きくしたことを特徴とするものである。
更に、請求項3に記載する戸車用レールは、左右対応する突条の頂点間の間隔を最下段の突条から上段の突条に向かうに従って順次大きくする方法の具体例であって、請求項1に記載の戸車用レールにおいて、左右両側片を平行なものとし、側片の外側面から突出する突条の突出量を下段から上段に向かうに従い順次大きくしたことを特徴とするものである。
発明の作用
本発明では、レールをレール敷設に叩き込むときに、左右対応する突条の頂点間の間隔が最も小さい最下段の突条から順次左右対応する突条の頂点間の間隔が大きくなる突条によって徐々にレール敷設溝の側壁の木の繊維を潰しながらレールが溝内に侵入することになるから、レール敷設溝を割ることなく溝内に嵌合し、突条の溝側壁への食い込みによってレールのレール敷設溝からの浮き上がりが防止される。
図1は、請求項2に記載の本発明に係る戸車用レールの拡大側面図、図2は、請求項3に記載の本発明に係る戸車用レールの拡大側面図、図3は、同戸車用レールの敷設作業途中の状態を表わす一部縦断側面図、図4は、同戸車用レールの敷設完了状態を表わす一部縦断側面図である。
図において、1は、上面に戸車車輪が転動する戸車転動溝を形成し、レール本体上端に左右に延びるフランジ2、2を形成した左右に側片3、3を有する断面形状が矩形状で、レール幅が9〜12mmの戸車用レールである。
図1の場合、戸車用レール1の側片3、3は下方に向かうに従って徐々に側片3、3間の間隔が狭くなるように成形してあり、側片3、3の下端にはレール敷設溝に打ち込み易いようにテーパー面3−1、3−1が形成してある。
例えば、レール敷設溝の幅を12mmとするならば、レール1の側片3上端の左右両外側面間の間隔xを12.2mmとし、左右のテーパー面3−1、3−1の上端同士の間隔yが11.7〜12.0mmとなるように成形するのが好ましい。
4(4−1、4−2、4−3)は、左右両側片3、3の外側面から突出するように形成された断面半円形の突条であって、レールの長手方向全長に亘って形成されており、この突条は左右に少なくとも二段でもよいが、実施例のように三段若しくはそれ以上設けるのが好ましい。
図1の場合、側片3の側面からの突条4の突出量は全て同じにしてあるが、上述のように両側片3、3は下方に向かうに従って徐々に側片3、3間の間隔が狭くなるように成形してあるので、最下段の突条4−1、突条4−1の頂点間の間隔をa、下から2段目の突条4−2、突条4−2の頂点間の間隔をb、最上段の突条4−3、突条4−3の頂点間の間隔をcとすれば、a<b<cとなるように、最下段の突条4−1から上段の突条4−2、4−3に向かうに従って対応する突条の頂点間の間隔が大きくなっている。
例えば、レール1の側片3上端の左右両外側面間の間隔xを12.2mmとした場合、具体的には最下段の突条4−1、突条4−1の頂点間の間隔a、下から2段目の突条4−2、突条4−2の頂点間の間隔b、最上段の突条4−3、突条4−3の頂点間の間隔cをそれぞれ12.3mm、12.5mm、12.8mmとしてある。
図2の場合、左右両側片3、3を平行即ち左右両側片間の間隔を上方から下方迄同じとしてあるが、最下段の突条4−1から上段の突条4−2、4−3向かうに従って側片3、3の外側面から突出する突条の突出量を下段から上段に向かうに従い順次大きくしたもので、結果として図1の場合と同じく最下段の突条4−1、突条4−1から上段の突条4−2,4−3に向かうに従って対応する突条の頂点間の間隔が大きくなるようにしてある。
上記した突条4の個々の突出量は0.1mm以下ではレール敷設溝の側壁との食い込みが浅くて殆ど効果がなく、また、0.3mm以上ではレール敷設溝の幅が元の幅に戻らないため、この突条3の突出量を0.1〜0.3mmと限定したが、突条4の断面形状は四分円形その他形状であってもよく、実施例の断面半円形に限るものではない。
図中、Fは、充分乾燥された木製の床材であって、その床材Fにレールの高さと同じ深さで、レール幅よりも若干狭い幅のレール敷設溝F−1が形成されている。
次に、本発明に係る戸車用レールの敷設方法並びにその作用を具体的に説明する。
先ず、床材Fのレール敷設個所にレールの高さと同じ深さで、突条のない場合のレール幅(以下単にレール幅という)よりも若干狭い幅のレール敷設溝F−1を形成しておく。溝幅はレール幅よりも0.1〜0.4mm狭いのが好ましい。
次に、図3のようにレール1をレール敷設溝F−1の上方から差し入れ当て板を介してハンマーで叩き込むと、先ずレール側片3、3の、頂点間の間隔が最も小さい最下段の突条4−1、4−1がレール敷設溝F−1の側壁の入口表面の木の繊維を僅かに潰しながらレール1は溝内に侵入し、侵入が進むと頂点間の間隔が少し大きくなった下から2段目の突条4−2、4−2が最下段の突条4−1、4−1で潰す場合よりも側壁の木の繊維を大きく潰し、更に、侵入が進むと頂点間の間隔が更に大きくなった最上段の突条4−3、4−3が下から2段目の突条4−2、4−2で潰す場合よりも側壁の木の繊維を大きく潰しながら溝内に嵌入する。
以上のように、頂点間の間隔が上段に向かうに従って徐々に大きくなる突条4・・・4によってレール敷設溝F−1の側壁を徐々に大きく潰しながらレール1がレール敷設溝F−1に嵌合するので、レール敷設溝F−1が割れるようなことがないものである。
この状態で時間が経過すると潰された側壁の木の繊維が延びて元の状態に戻ろうとして、図4のように突条4・・・4を含めレール両側面を包み込んだ状態即ち突条4・・・4がレール敷設溝F−1の側壁に食い込んだ状態となるが、水で濡らした布等で拭く等してレール敷設溝F−1を湿らせてやると木の繊維は直ぐに膨張して元の状態に戻ろうとするので、時間の短縮に効果的である。
木の繊維は乾燥することにより硬化するので、レール1の突条4・・・4がレール敷設溝F−1の側壁に埋め込まれた状態となり、上方への自由度がなくなって、レール1が敷設溝F−1から浮き上がることがなくなる。
発明の効果
以上述べたように、本発明に係る戸車用レールによれば、レール本体上面に戸車車輪が転動する戸車転動溝を形成し、レール本体上端に左右に延びるフランジを形成した左右に側片を有する断面形状が矩形状の戸車用レールにおいて、上記フランジの厚さを3mm以下とすると共に、左右両側片の外側面から0.1〜0.3mm突出するような突条を二段または二段以上複数段レール全長に亘って形成し、左右対応する突条の頂点間の間隔を最下段の突条から上段の突条に向かうに従って順次大きくしたものであるから、レールをレール敷設溝に叩き込むときに、左右対応する突条の頂点間の間隔が最も小さい最下段の突条から順次左右対応する突条の頂点間の間隔が大きくなる突条によって徐々にレール敷設溝の側壁の木の繊維を潰しながらレールが溝内に侵入することになるため、レール敷設溝を割ることなく溝内に嵌合し、突条の溝側壁への食い込みによってレールのレール敷設溝からの浮き上がりを防止できるものである。
また、レール本体上端に左右に延びるフランジを形成してあるので、レール敷設溝を床に掘るときに一部で溝幅に狂いが生じていても、また、レール敷設溝にレールを打ち込むとき、突条によって溝の側壁が潰されて木屑が生じるようなことがあってもフランジによって隠されて体裁がよく、レール敷設後の仕上げ作業を必要とせず、従来の戸車用レールのようにレール敷設後にレールを別途に固定する手段を講じる必要がないことと相俟ってレール敷設作業の能率化が図れるものである。
更に、本発明のように床面から突出するレール本体上端に左右に延びる床面から突出するフランジが形成してあっても、フランジの厚さを3mm以下としてあるので、バリアフリー規格には適合し、実施例のようにフランジを先細にし、上面をテーパー状にしておけば更に安全性が確保できるものである。
請求項2に記載の本発明に係る戸車用レールの拡大側面図である。 請求項3に記載の本発明に係る戸車用レールの拡大側面図である。 同戸車用レールの敷設作業途中の状態を表わす一部縦断側面図である。 同戸車用レールの敷設完了状態を表わす一部縦断側面図である。
符号の説明
1 レール本体
2 フランジ
3 側片
4 突条

Claims (4)

  1. レール本体上面に戸車車輪が転動する戸車転動溝を形成し、レール本体上端に左右に延びるフランジを形成した左右に側片を有する断面形状が矩形状の戸車用レールにおいて、上記フランジの厚さを3mm以下とすると共に、左右両側片の外側面から0.1〜0.3mm突出するような突条を二段または二段以上複数段レール長手方向全長に亘って形成し、左右対応する突条の頂点間の間隔を最下段の突条から上段の突条に向かうに従って順次大きくしたことを特徴とする戸車用レール。
  2. 請求項1記載の左右対応する突条の頂点間の間隔を最下段の突条から上段の突条に向かうに従って順次大きくする方法として、左右両側片の外側面から突出する突条の突出量を同じとし、両側片間の間隔を下方から上方に向かうに従い順次大きくしたことを特徴とする請求項1記載の戸車用レール。
  3. 請求項1記載の左右対応する突条の頂点間の間隔を最下段の突条から上段の突条に向かうに従って順次大きくする方法として、左右両側片を平行なものとし、側片の外側面から突出する突条の突出量を下段から上段に向かうに従い順次大きくしたことを特徴とする請求項1記載の戸車用レール。
  4. 請求項1記載の突条の断面形状を半円形または四分円形としたことを特徴とする請求項1記載の戸車用レール。
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