JP2006211912A - ペットの乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、飼い主に大きな負担をかけず、ペットから抜け落ちた毛が部屋の中に散乱せず、また、局部的に乾きが悪い部分が生じる問題がなく、効率的にペットを乾燥させることができるペットの乾燥機1を提供することにある。
また、温風の吹き付けによりペットが目や鼻や肺の病気を罹患する問題をなくし、さらに、トリートメント効果を有するペットの乾燥機1を提供することにある。
【解決手段】 穴4a付きの扉4を取り付けたケーシング3の中に、50%以上の開口率を有する部材からなる籠2、12を設け、円筒面2c又は概略円筒面12aの外側を公転するノズルダクト7c又は公転軌道14bを揺動するノズルダクト11cを設ける。
そして、ノズルダクト7c、11cに空気を送風するブロア10と、空気を暖めるヒータ9bとマイナスイオン発生装置10aを設けたペットの乾燥機1とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家庭で飼育するペットを洗った後に、各家庭においてペットを乾かすために使用することに適したペットの乾燥機に関する。
家庭で犬、猫、ウサギ、フェレットなどをペットとして飼育している場合、特に屋内でペットを飼育する場合は頻繁にペットを洗うことが多い。通常ペットを洗うときは、風呂場でペットを洗った後にタオルで拭き、その後ドライヤーを使用して熱風を吹き付けてペットを乾燥させていた。
しかし体全体に長い毛を有するペットの場合は、乾燥のために長時間を要する問題があった。また、ペットはおとなしくじっとしていることは少なく常に動くため、ペットを静止させるために手間がかかり飼い主に大きな負担となっていた。さらに、ペットから抜け落ちた毛が舞いあがり部屋の中に毛が散乱して掃除の手間がかかる問題を有していた。
そこで、複数のノズルを固定した部屋にペットを格納して上下左右の方向から温風を吹き付ける発明を考えた。しかし、かかる方法ではペットの体の一定の部位に連続して温風を吹き付けることになるので、ペットに吹き付ける温風について低い温度(摂氏37〜45度)に限定され、高い温度の温風をペットに吹き付けることができなかった。このため、短時間の間にペットを乾燥させることができなかった。
また、固定した複数のノズルにより温風をペットに吹き付ける発明には、ペットの腹の部分や、尾と体が接触する部分や、脇の下の部分など局部的に乾きが悪い部分が生じ、効率的にペットを乾燥させることができない問題を有していた。
さらに、ペットの顔に温風を吹き付けると、目が乾燥してしまうためペットが目の病気を罹患しやすくなる問題や、鼻の中の粘膜や肺を乾燥させてしまうためペットが鼻や肺の病気を罹患しやすくなる問題を有していた。
さらにまた、ペットの毛も人間の髪の毛と同じである、このため、洗剤で洗っただけでは毛のつやが悪くなったり、毛がぱさついたりする問題を有していた。
本発明は、上記した技術の欠点を除くためになされたものであって、その目的とするところは、ドライヤーを使用してペットを乾燥させる方法の有する、乾燥のために長時間を要する問題のないペットの乾燥機を提供することにある。
また、ペットを静止させるために飼い主に大きな負担をかける問題や、ペットから抜け落ちた毛が部屋の中に散乱して掃除の手間がかかる問題のない、ペットの乾燥機を提供することにある。
また、複数のノズルを固定した部屋にペットを格納して温風を吹き付ける発明の有する、ペットに吹き付ける温風の温度について低い温度に限定される問題をなくし、高い温度の温風をペットに吹き付けることを可能にすることにある。
また、固定した複数のノズルによりペットに温風を吹き付ける発明の有する、局部的に乾きが悪い部分が生じる問題をなくし、効率的にペットを乾燥させることができるペットの乾燥機を提供することにある。
また、ペットの顔に温風を吹き付けことのないペットの乾燥機とすることにより、ペットが目の病気を罹患しやすくなる問題や、ペットが鼻や肺の病気を罹患しやすくなる問題のないペットの乾燥機を提供することにある。
さらに洗剤で洗ったときに生じる、毛のつやが悪くなったり毛がぱさついたりする問題をなくし、毛をつややかでさらさらでふわふわにする効果、いわゆるトリートメント効果を有するペットの乾燥機を提供することにある。
ペットを格納することを可能とした籠であって、50%以上の開口率を有する部材からなる円筒面若しくは略円筒面(以下単に「円筒面」という。)又は概略円筒面を有する円筒形状又は概略円筒形状の籠を設ける。
また、籠の円筒面又は概略円筒面の外側を公転するノズルダクト又は籠の円筒面又は概略円筒面の外側の公転軌道を揺動するノズルダクトを設け、ノズルダクトの円筒面側又は概略円筒面側にノズルを設ける。
そして、ノズルダクトに空気を送風するブロアと、ブロアで送風する空気を暖めるヒータとを有するペットの乾燥機とする。
さらに、装置を囲うケーシングと、穴を有する扉及び容器を設けたペットの乾燥機とする。さらにまた、マイナスイオン発生装置を取り付けたペットの乾燥機とする。
本発明により、ノズルダクトを籠の外側を公転又は籠の外側の公転軌道を揺動させつつ、ノズルから温風を吹き付ける構成としたので、ペットの体の一定の部位に連続して温風を吹き付けることにならず、吹き付ける温風の温度を高温(50〜60度)にすることができた。このため、短時間で効率的にペットを乾燥させる効果が得られた。
また、ノズルダクトが籠の外側を公転又は籠の外側の公転軌道を揺動しつつ、360度の全方位からペットの体全体にまんべんなく温風を吹き付ける構成としたので、ペットの腹の部分や、尾と体が接触する部分や、脇の下の部分など局部的に乾きが悪い部分が生じる問題がなくなり、さらに効率的にペットを乾燥させることができる効果が得られた。
また、ペットを籠に格納して乾燥させる構成としたので、ペットを静止させるために飼い主に大きな負担をかける問題や、ペットから抜け落ちた毛が部屋の中に散乱する問題のない、ペットの乾燥機を提供することができた。
また、扉に穴を設けたペットの乾燥機として、ペットが穴から首を出すように構成したので、温風の吹き付けを最も効率よく受ける位置にペットを静止させることが可能となると同時に、ペットは顔に温風の吹き付けを受けることがなくなり、ペットが目や鼻や肺の病気を罹患する問題がなくなる効果が得られた。
さらに、マイナスイオンのトリートメント効果により、毛をつややかでさらさらでふわふわににする効果を有するペットの乾燥機を提供することができた。
請求項1の発明は、50%以上の開口率を有する部材からなる円筒面を有する籠と、前記円筒面の外側を公転し前記円筒面側にノズルを有するノズルダクトと、前記ノズルダクトに空気を送風するブロアと、前記ブロアで送風する空気を暖めるヒータとを有するペットの乾燥機とする。
籠は完全な円筒でなくてもよい。多角形の断面を有する筒とすることなどにより実質的に円筒形に近い略円筒面を有する籠を得ることは可能だからである。
円筒面の材料としては、打ち抜き材料、網状の材料、格子状の材料、簀の子状の材料、エキスパンドメタル状の材料などが考えられ、その全面積に対する空間の比率である開口率が50%以上であることが好ましい。さらには60%、70%、80%、90%と開孔率を高くすれば高くする程好ましい。
開口率は高いほど好ましいが、あまり目の粗い材料でペットの足が乗る部分を構成するとペットが足を踏み外す問題が生じる。かかる場合には、ペットの足が乗る部分のみ開口率の低い部材として、他の部分に開口率の高い部材を用いることにより、全体として開口率が50%さらにはもっと高い開口率になる籠とする方法は有効である。
そして、ノズルダクトの円筒面側には多数のノズルを設ける。
ノズルダクトを公転させる構成としては、籠の外側に設けた輪の形状を有する2本のレール上をノズルダクトが走行する構成としたり、回転するアームに取り付けたノズルダクトを籠の外側を公転させる構成とすることは好ましい。
この場合、ブロアからノズルダクトへのダクト配管の途中に回転継ぎ手を使用する必要がある。
また、送風管であって回転可能に保持されたダクト軸部とノズルダクトとを連結管で連結し、ダクト軸部の回転に伴い円筒面の外側をノズルダクトが公転するようにし、ダクト軸部を回転させるための回転駆動部を設ける構成も好ましい。
この場合、ブロアとダクト軸部とを連結する給気ダクトを設け、給気ダクトとダクト軸部との結合部には空気が漏れないようにシールを設けることが好ましい。
そして、ブロアの空気吸込部、ブロアからノズルダクトへのダクト配管又はブロアとダクト軸部とを連結する給気ダクトのいずれかの中にヒータを設ける。
請求項2の発明は、50%以上の開口率を有する部材からなる円筒面を有する籠と、前記円筒面の外側の公転軌道を揺動し前記円筒面側にノズルを有するノズルダクトと、前記ノズルダクトに空気を送風するブロアと、前記ブロアで送風する空気を暖めるヒータとを有するペットの乾燥機とする。
本発明は、請求項1の発明はノズルダクトが籠の円筒面の外側を公転するのに対し、ノズルダクトが籠の外側の公転軌道を揺動する点で異なる。そこで、重複した記載を避けて請求項1と異なる点について記載する。
請求項1の回転駆動部がモータを一方向に回転させるのに対しモータを時計方向と反時計方向に正逆回転させる構成としたり、てこクランク機構を使用してモータを一方向に回転させながらノズルダクトを揺動させる構成としたり、シリンダを使用してノズルダクトを往復移動させる構成などとすることが好ましい。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載したペットの乾燥機において、籠の円筒面の一部を平面部とすることにより、前記籠を概略円筒面を有する籠としたペットの乾燥機とする。
籠の円筒部の一部を平面部として水平に配置し、ペットの足が乗る部分を平面とすることにより、ペットが足で立つことを容易にした籠とすることができるからである。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載したペットの乾燥機において、籠の後方の円板面についても50%以上の開口率を有する部材で構成したペットの乾燥機とする。
本発明は、後方の円板面も50%以上の開口率を有する部材とすることにより、後方からもペットに温風を吹き付けることを可能な構成としたものである。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載したペットの乾燥機において、ブロアの空気吸込部又はブロアで送風する空気のダクト配管のいずれかに、マイナスイオン発生装置を取り付けたペットの乾燥機とする。
マイナスイオン発生装置を取り付けることにより、ペットに吹き付ける温風にマイナスイオンを含ませ、マイナスイオンの有するトリートメント効果をペットの毛に作用させ、さらさらでつやつやでふわふわな毛を得ることを可能とするためである。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載したペットの乾燥機において、籠の前方の円板面に開口を設け、また、装置を囲うケーシングを設け、前記ケーシングに設けた扉と籠の前記開口とが重なり合うように構成したペットの乾燥機とする。
ペットをペットの乾燥機に出し入れする構成には、籠の円筒面の上部や側面に開口を設け扉を付ける構成もあるが、円板面に開口を設ける構成が、籠の強度上好ましく籠の製造が容易になる点でも好ましい。このとき、円板面全体を開口とする構成と円板面の一部を開口とする構成のいずれでも構わない。
請求項7の発明は、請求項6に記載したペットの乾燥機において、扉に穴を設けたペットの乾燥機とする。
ペットが扉の穴から首を出すことを可能な構成にして、温風の吹き付けを最も効率よく受ける位置及び姿勢にペットを静止させると同時に、ペットが顔に温風の吹き付けを受けることをなくし、ペットが目や鼻や肺の病気を罹患する問題をなくすためである。
請求項8の発明は、請求項1、請求項3〜請求項7のいずれかに記載したペットの乾燥機において、ノズルダクトに連結するダクト軸部を設け、前記ダクト軸部を回転可能に保持し、前記ノズルダクトを回転させる回転駆動部を設けたペットの乾燥機とする。
回転駆動部としては、ダクト軸部とモータ軸の両方に歯車又はホイールを設け、歯車のかみ合い又はベルトやチェーンなどを介して駆動したり、ダクト軸部に設けたホイールとモータ軸部に設けたホイールとを接触させて駆動する構成など好ましい。
請求項9の発明は、請求項2〜請求項7のいずれかに記載したペットの乾燥機において、ノズルダクトに連結するダクト軸部を設け、前記ダクト軸部を回転可能に保持し、前記ノズルダクトを揺動させる揺動駆動部を設けたペットの乾燥機とする。
揺動駆動部としては、ダクト軸部とモータ軸の両方に歯車又はホイールを設け、歯車のかみ合い又はベルトやチェーンなどを介してホイールを駆動したり、ダクト軸部に設けたホイールとモータ軸部に設けたホイールとを接触させて駆動する構成とし、モータを時計方向と反時計方向に正逆回転させる方法が好ましい。
さらに、複数のノズルダクトを設けると共にてこクランク機構を設けて、モータを一方向に回転させつつダクト軸部を揺動させる構成としたり、シリンダを使用してダクト軸部を揺動させる構成とすることが好ましい。
このときノズルダクトを数多く設けると、ノズルダクトの揺動範囲を小さくすることができる効果が得られる。
請求項10の発明は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載したペットの乾燥機において、籠の下に容器を設けたペットの乾燥機とする。
籠の下に設けた容器によりペットから落ちる水や毛を受けるためである。風呂場や排水機能を有するベランダなどに設置する場合は本容器を設けなくとも使用可能であるが、排水機構のない場所に設置する場合は本容器は必要である。また、ペットから落下した毛を本容器で受けることができるため便利である。
以下本発明の実施例1を図1、図2に示し説明する。図1及び図2ではケーシング及び扉を1点鎖線(想像線)で表し、ケーシングの中の構成を実線で表した。
実施例1のペットの乾燥機1はケーシング3と、円板面2bを垂直にしてケーシング3に取り付けた籠2と、回転可能に保持したノズルアーム7と、ノズルアーム7を回転させる回転駆動部5及びブロア10などを有するものとした。
ケーシング3の前面3bには扉4を取り付け、扉4はヒンジ4bを介して前面3bに対して開平可能に取り付けた。また、扉4には穴4aを設けペットが穴4aから首を出すことを可能な構成とした。
籠2は円筒面2cと、後方の円板面2bと、前方の円板面の全部を開口とした開口面2aとからなる円筒形状を有するものとし、円筒面2cと円板面2bは開口率70%以上のエキスパンドメタルを使用した。そして、開口面2aをケーシング3の扉4に向けて取り付けた。
ノズルアーム7は、いずれも送風管としたダクト軸部7bと、ノズルダクト7c及び連結管7dとからなり、ノズルダクト7cの円筒面2c側及び連結管7dの円板面2b側には多数のノズル7aを設けた。
また、支持フレーム8によりケーシングの床面3aに固定した軸受ケース8bを設け、軸受ケース8bに取り付けた2個のベアリング8aを介してダクト軸部7bを回転可能に保持し、ダクト軸部7bの回転中心と籠の円筒面2cの中心とを一致させた。
さらに、モータ5aと駆動ホイール5cと従動ホイール5bとからなる回転駆動部5を設け、従動ホイール5bをダクト軸部7bに取り付け、駆動ホイール5cと従動ホイール5bとが互いに押し合い接触するように構成した。
また、ブロア10の空気吸込部にマイナスイオン発生装置10aを設け、ケーシングの後面3cに設けた開口にマイナスイオン発生装置10aを向けて取り付けた、さらにブロア10とダクト軸部7bとを給気ダクト9で連結し、給気ダクト9内にヒータ9bを取り付けた。そして、ダクト軸部7bと給気ダクト9の間にはシール9aを取り付けた。
また、籠2の下には容器20を設け、前面3b側に取り付けた図示していない取っ手を押し引きすることにより、容器20を引き出すことを可能に取り付けた。
また、ケーシング3には図示しない排気口を設けた。屋内に実施例1の乾燥機1を設置したときに、必要に応じて排気口から屋外までのダクト配管を設けることを可能な構成としたものである。
実施例1は上記のように構成されており、以下その作用について説明する。例えば風呂場などで犬を洗った後に乾燥させるため実施例1のペットの乾燥機を使用する飼い主は、扉4を開けて犬を籠2に格納した後に扉4を閉める。
そして、声がけすると犬は穴4aから顔を出して飼い主に触れ合おうとする。その後モータ5aとブロア10を駆動すると、駆動ホイール5cの回転に伴い従動ホイール5bは回転する。従動ホイール5bの回転と共にノズルアーム7は回転し、ノズルダクト7cは籠の円筒面2cの外側を公転する。
また、ブロア10により吸引された空気はマイナスイオン発生装置10aが発生したマイナスイオンを含み、給気ダクト9、ダクト軸部7bを通過して連結管7d及びノズルダクト7cに供給され、ノズルダクト7cと連結管のノズル7aから吹き出して、円周面2cと円板面2bの空間を通過して犬に吹き付ける。
実施例1の発明では、ノズルアーム7は犬の回りを常に公転しているので、犬の体全体にまんべんなく熱風を吹き付けることができ、犬の腹や、尾と体が接触する部分や、脇の下などにも温風を吹き付け、局部的に乾きの悪い部分が生じない。
また、常に移動しながら熱風を吹き付ける構成とし、熱風の当たる犬の部分が変化するようにしたため、熱風の温度を摂氏50〜60度に上昇させることが可能となり、温度の高い温風を吹き付けることにより、より効率的に犬を乾かすことができる。
また、犬が扉の穴4aから顔を出した状態で温風を吹き付けるため、犬の顔に温風を吹き付けることがなく、犬が目や鼻や肺の病気を罹患しやすくなることはない。
さらに、温風に含まれるマイナスイオンがトリートメント効果を犬の毛に及ぼし、犬の毛がつややかでさらさらでふわふわとなる効果が得られた。
犬の体から落下した水滴や毛などは、籠の下に置いた容器20に収容されるので、容器20を引き出して回収することは容易である。
以下本発明の実施例2について図3に示し説明する。実施例2の発明は実施例1の発明に対して以下の点で異なる。
実施例1の発明は籠2の円筒面2cの全てが円筒面であるのに対し、実施例2の発明では籠12の概略円筒面12aの一部を平面部12bとし、平面部12bを水平に置いた点で異なる。
また、実施例1の発明は1個のノズルダクト7cを有するノズルアーム7であるのに対して、実施例2の発明では3個のノズルダクト11cを有するノズルアーム11とした点で異なる。
さらに、実施例1の発明は回転駆動部5を有するのに対して、実施例2の発明は揺動駆動部17を有する点で異なる。
そこで、重複した記載を避けるため、揺動駆動部17の構成についての記載と、実施例1の発明と異なる構成の効果についてのみ以下に記載する。
揺動駆動部17は、モータ18の軸に取り付けた短リンク16と、ノズルアーム11のダクト軸部11bに取り付けた揺動リンク14と、一端で短リンク16とピン15aで結合し他端で揺動リンク14とピン14aで結合する長リンク15とで、てこクランク機構を構成し、モータ18を回転させることにより揺動リンク14を揺動させて、120度の公転軌道14bの範囲でノズルダクト11cを揺動させる構成とした。
実施例2の発明では、水平においた平面部12bを有する籠12としたので、ペットが足で立つときに楽な姿勢がとれる。
また、実施例2の発明では、籠12の外側に120度ピッチで3個のノズルダクト11cを取り付け、揺動駆動部17により概略円筒面12aの外側の公転軌道14bを揺動させ、ノズルダクト11cを120度の範囲で往復させる構成としたので、籠12に格納したペットに対し360度の全ての方向から温風を吹き付けることが可能である。
本発明は、ペットの乾燥機を製造販売する産業、ペット関連物品を流通させたり販売する産業及びペットを対象としたトリミングサービスやホテルサービスなどを提供する産業に利用される。
前方左斜め上方から見た実施例1の斜視図である。 側面から見た実施例1の断面図である。 正面から見た実施例2の構成図である。
符号の説明
1 :ペットの乾燥機 2 :籠 2a:開口面
2b:円板面 2c:円筒面 3 :ケーシング
3a:床面 3b:前面 3c:後面
4 :扉 4a:穴 4b:ヒンジ
5 :回転駆動部 5a:モータ 5b:従動ホイール
5c:駆動ホイール 7 :ノズルアーム 7a:ノズル
7b:ダクト軸部 7c:ノズルダクト 7d:連結管
8 :支持フレーム 8a:ベアリング 8b:軸受ケース
9 :給気ダクト 9a:シール 9b:ヒータ
10 :ブロア 10a:マイナスイオン発生装置
11 :ノズルアーム 11b:ダクト軸部 11c:ノズルダクト
12 :籠 12a:概略円筒面 12b:平面部
14 :揺動リンク 14a:ピン 14b:公転軌道
15 :長リンク 15a:ピン 16 :短リンク
17 :揺動駆動部 18 :モータ 20 :容器
















Claims (10)

  1. 50%以上の開口率を有する部材からなる円筒面又は略円筒面(以下単に「円筒面」という。)を有する籠と、前記円筒面の外側を公転し前記円筒面側にノズルを有するノズルダクトと、前記ノズルダクトに空気を送風するブロアと、前記ブロアで送風する空気を暖めるヒータとを有することを特徴とするペットの乾燥機。
  2. 50%以上の開口率を有する部材からなる円筒面を有する籠と、前記円筒面の外側の公転軌道を揺動し前記円筒面側にノズルを有するノズルダクトと、前記ノズルダクトに空気を送風するブロアと、前記ブロアで送風する空気を暖めるヒータとを有することを特徴とするペットの乾燥機。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載したペットの乾燥機において、籠の円筒面の一部を平面部とすることにより、前記籠を概略円筒面を有する籠としたことを特徴とするペットの乾燥機。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載したペットの乾燥機において、籠の後方の円板面についても50%以上の開口率を有する部材で構成したことを特徴とするペットの乾燥機。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載したペットの乾燥機において、ブロアの空気吸込部又はブロアで送風する空気のダクト配管のいずれかに、マイナスイオン発生装置を取り付けたことを特徴とするペットの乾燥機。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載したペットの乾燥機において、籠の前方の円板面に開口を設け、また、装置を囲うケーシングを設け、前記ケーシングに設けた扉と籠の前記開口とが重なり合うように構成したことを特徴とするペットの乾燥機。
  7. 請求項6に記載したペットの乾燥機において、扉に穴を設けたことを特徴とするペットの乾燥機。
  8. 請求項1、請求項3〜請求項7のいずれかに記載したペットの乾燥機において、ノズルダクトに連結するダクト軸部を設け、前記ダクト軸部を回転可能に保持し、前記ノズルダクトを公転させる回転駆動部を設けたことを特徴とするペットの乾燥機。
  9. 請求項2〜請求項7のいずれかに記載したペットの乾燥機において、ノズルダクトに連結するダクト軸部を設け、前記ダクト軸部を回転可能に保持し、前記ノズルダクトを揺動させる揺動駆動部を設けたことを特徴とするペットの乾燥機。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載したペットの乾燥機において、籠の下に容器を設けたことを特徴とするペットの乾燥機。








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* Cited by examiner, † Cited by third party
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