JP2006208115A - 温度成層風洞設備 - Google Patents

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直行 三坂
Akinori Kawachi
昭紀 河内
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茂 中村
Kazuki Okabayashi
一木 岡林
Takeshi Nonaka
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Abstract

【課題】 風路内下部における空気流速の過大化を回避して、風路内の測定領域における空気温度分布及び流速分布を、風洞実験に所要の分布に設定可能とした温度成層風洞設備を提供する。
【解決手段】 送風機によって風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の空気流の上流側部位に、風路の高さ方向に配設された複数のヒーターを有して風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備において、前記ヒーター装置の上流部位に、前記風路内を前記高さ方向に複数の空気流路に分割する分割部材を設置し、該分割部材により前記空気流を前記高さ方向において整流し前記ヒーター装置に送り込むように構成されたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、吸い込み式拡散風洞等に適用され、風路に設置された送風機によって該風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の前記空気流の上流側部位に、前記風路の高さ方向に配設された複数のヒーターを有して、前記風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって前記煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備に関する。
温度成層風洞設備は、風洞の風路の出口に設置された送風機の吸引力によって該風路内に空気流を生成し、風路内の煙源の空気流上流側部位に配設されたヒーター装置で風路内の空気を加熱し、該ヒーター装置の加熱度によって煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成されている。
図6〜図7は、かかる温度成層風洞設備の1つとして、非特許文献1(三菱重工技報 Vol.29 No.4 1992年7月発行)に開示されている吸い込み式拡散風洞の概略構成を示し、図6は全体構成図、図7は作用説明図である。
図6において、100は風洞で次のように構成されている。
2は実験用の空気が流動する風路、1は該風路2の周壁、6は該風路2の出口部に設置されて吸引により該風路2内において空気流Zを生成せしめる送風機である。
40は前記風路2の上流部位に設置されたヒーター装置で、前記空気流Zの方向に複数個配置されたヒーター4を該空気流Zに直角な高さ方向に複数列設置された複数のヒーター列から構成される。
前記複数のヒーター4からなる各ヒーター列は、前記高さ方向にヒーター列毎に設置された仕切板4bで仕切られている。
2aは前記ヒーター装置40の下流部位に形成された測定領域である。20は前記測定領域2aの上流部位に設置された煙源で、前記測定領域2a内を流動する空気流Z中に拡散濃度計測用のトレーサガスを流すものである。30は絞りダクトで、前記送風機6の上流側において前記風路2を滑らかに絞って、該送風機6に空気流を滑らかに導入するようになっている。
3はパイプ、ブロック等の表面粗度形成部材で、前記ヒーター装置40と前記測定領域2aとの間の風路2内下部に設置されて、前記風路2内下部近傍の空気流に抵抗を付与して、前記高さ方向において風路2内下部近傍の風速を小さくし、中央部から上部の風速を大きくして、前記高さ方向において温度勾配を形成せしめるものである。
10は前記ヒーター装置40の下流部位に設置された温度センサで、前記各ヒーター列毎に該ヒーター装置40出口の空気温度を検出して温度制御装置7に入力する。
8は前記複数のヒーター4の加熱量を制御するヒーター制御装置で、前記温度制御装置7からの温度制御値に基づき、前記測定領域2a内における温度分布が目標温度分布Tになるように前記ヒーター装置の各ヒーター4の加熱量つまり電圧を制御する。
前記するヒーター制御装置8においては、前記測定領域2a内における温度Tの分布が、図6Yのように、風路2の高さ方向にプラス、つまり該風路2の底部からの高さ方向に前記空気温度が高くなる安定層と、該安定層Yの上層部の一定温度域Wとにより構成され、さらに前記測定領域2a内における空気の流速分布Vが前記安定層に対応して底部からの高さ方向に流速が増加する領域と一定流速の領域とにより構成されるように、前記ヒーター装置40の加熱量を制御する。
三菱重工技報 Vol.29 No.4(1992年7月発行)
図6に示されている、前記非特許文献1にて提供されている温度成層風洞設備にあっては、次のような解決すべき課題を有している。
即ち、図6において前記風路2内における前記安定層Yの高さを増大する際には、前記目標温度分布Tの勾配を大きくすることを要する。
しかしながら、このように温度分布の勾配を大きくするためヒーター装置40の加熱量を増大して該ヒーター装置40出口の空気温度を急上昇せしめると、該ヒーター装置40入口側の常温空気とヒータ装置40内の高温空気との温度差によって、空気流Zの流れが不安定になり、図7の流速分布Vや温度分布Tのように、分布に歪みが生じる場合もあった。
このため、かかる従来技術にあっては、前記のような安定層Yにおける空気温度分布Tが過小となるとともに流速分布Vが過大となるような場合もあり、風洞実験に所要の空気温度分布及び流速分布を得られない場合もあった。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、風路内の測定領域における空気温度分布及び流速分布を、風洞実験に所要の分布に設定可能とした温度成層風洞設備を提供することにある。
本発明はかかる目的を達成するもので、風路に設置された送風機によって該風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の前記空気流の上流側部位に、前記風路の高さ方向(前記空気流に直角方向)に配設された複数のヒーターを有して前記風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって前記煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備において、前記ヒーター装置の上流部位に、前記風路内を前記高さ方向に複数の空気流路に分割する分割部材を設置し、該分割部材により前記空気流を前記高さ方向において整流し前記ヒーター装置に送り込むように構成されたことを特徴とする。
かかる発明において好ましくは、前記ヒーター装置は、前記風路内を前記高さ方向に複数の空気流路に区画する板状の仕切部材を備えて、該仕切部材で区画された前記複数の空気流路のそれぞれに前記ヒーターを設置して構成され、前記各分割部材は前記各仕切部材と前記高さ方向において同一位置に、かつ同数設けられてなる。
かかる発明によれば、仕切部材で区画された複数の空気流路のそれぞれにヒーターを設置することによりヒーター装置を構成し、風路内を高さ方向に複数の空気流路に分割する分割部材を、好ましくは前記各仕切部材と高さ方向において同一位置にかつ同数、前記ヒーター装置の上流部位に設置したので、該ヒーター装置の上流側において前記分割部材で高さ方向に複数流に分割された空気流が、各仕切部材で仕切られた各空気流路内のヒーターに空気流路毎に整流されて流れ込み、各空気流路内のヒーターで加熱されて測定領域に流れることとなり、風路内上部の低温空気が風路内下部に流入して風路内下部の空気流速が増大するのが回避される。
これにより、風路内の測定領域において空気流の偏流の発生を防止できて、該測定領域における風速の分布を目標風速分布に一致させることが可能となる。
また、本発明は、風路に設置された送風機によって該風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の前記空気流の上流側部位に、前記風路の高さ方向(前記空気流に直角方向)に配設された複数のヒーターを有して、前記風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって前記煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備において、前記ヒーター装置は、前記空気流の方向に複数個配置されたヒーターが該空気流と直角方向に複数列設置された複数のヒーター列で構成されるとともに、前記複数のヒーターの加熱量を制御するヒーター制御装置と、前記ヒーター装置の出口部位に設けられて該ヒーター装置を経た空気の温度を検出する温度センサと、該温度センサで検出された空気温度の検出値に基づき前記複数のヒーター出入口間における空気の温度制御を行う温度制御装置とを備え、前記温度制御装置及びヒーター制御装置により、前記温度センサからの空気温度の検出値に基づき前記複数のヒーターの加熱量を個別に制御して、前記複数のヒーター列出入口間における空気の温度勾配を目標温度勾配にせしめるように構成したことを特徴とする。
かかる発明において、前記温度制御装置及びヒーター制御装置を、前記複数のヒーター列毎に個別に前記空気の温度勾配を目標温度勾配にせしめるように構成するのが好ましい。
かかる発明によれば、空気流の方向に複数個配置されたヒーターを空気流と直角方向に複数列設置された複数のヒーター列により構成されたヒーター装置の出口部位の空気温度を温度センサで検出し、複数のヒーター出入口間における空気の温度制御を行う温度制御装置及び複数のヒーターの加熱量を制御するヒーター制御装置によって、前記空気温度の検出値に基づき、複数のヒーター列出入口間における空気の温度勾配を目標温度勾配になるように制御して、ヒーター装置において空気を常温から前記目標温度勾配で以って徐々に加熱するので、風路内全体で空気が均等に加熱されながら昇温することととなって、目標温度の空気を測定領域に送り込むことが可能となり、従来技術のように、上部の低温空気が風路内下部に流入して風路内下部の空気流速が増大するのが回避される。
また本発明は、風路に設置された送風機によって該風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の前記空気流の上流側部位に、前記風路の高さ方向(前記空気流に直角方向)に配設された複数のヒーターを有して前記風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって前記煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備において、前記ヒーター装置の上流部位に、前記風路内の前記高さ方向における空気量の分布を、該高さ方向における下部の空気量を該高さ方向における上部の空気量よりも小さくせしめる空気量調整部材を設置したことを特徴とする。
かかる発明において好ましくは、前記空気量調整部材は、前記風路内に前記空気流と直角方向に設置され複数の空気通路孔が穿孔された抵抗板からなり、該抵抗板は前記高さ方向における前記空気通路孔の内径を該高さ方向における下部の内径が上部の内径よりも小さく形成されてなる。
かかる発明によれば、ヒーター装置の風路内上流部位に、好ましくは複数の空気通路孔が穿孔され該空気通路孔の風路内下部の内径が上部の内径よりも小さく形成された抵抗板からなる空気量調整部材を空気流と直角方向に設置したので、空気量調整部材の風路内下部の流路抵抗が風路内上部の流路抵抗よりも大きくなって、風路内下部におけるヒーター装置への空気量が風路内上部よりも少なくなり、これにより風路内上部から風路内下部への空気の流れ込みが回避されて、風路内下部での空気の流れ込みによる流速の増大を防止でき、前記空気通路孔の通路面積の分布を適切に設定することにより、測定領域における空気流速の分布を目標分布に保持できる。
また本発明は、風路に設置された送風機によって該風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の前記空気流の上流側部位に、前記風路の高さ方向(前記空気流に直角方向)に配設された複数のヒーターを有して前記風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって前記煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備において、
前記ヒーター装置は、前記空気流の方向に複数個配置されたヒーターを該空気流と直角方向に複数列設置された複数のヒーター列から構成されるとともに、前記複数のヒーターの電圧を変化せしめることにより該ヒーターの加熱量を制御するヒーター制御装置と、前記ヒーター装置の出口部位に設けられて該ヒーター装置を経た空気の温度を検出する温度センサと、前記測定領域の目標空気温度が設定されるとともに、温度センサからの空気温度検出値に基づき前記ヒーター制御装置の電圧を調整する作動を、前記空気温度検出値が前記目標空気温度に位置するまで複数段階に分けて繰り返して行うヒーター電圧制御装置とを備えたことを特徴とする。
かかる発明において好ましくは、前記温度センサによる空気温度検出値によって前記測定領域における空気温度を監視する温度監視装置を備え、前記ヒーター電圧制御装置は前記温度監視装置からの前記空気温度検出値に基づき前記ヒーター制御装置の電圧を調整するように構成されてなる。
かかる発明によれば、温度監視装置において温度センサによる空気温度検出値に基づき
測定領域における空気温度を監視し、ヒーター電圧制御装置に目標空気温度を入力することにより該目標空気温度と空気温度検出値との間のヒーター電圧制御間隔を複数段階に分けて空気温度を監視しながらヒーター電圧を制御して目標空気温度に徐々に近づけて行くので、測定領域において風路内での歪みのない空気温度分布及び空気流速分布が得られる。
また本発明は、前記測定領域の前記送風機側出口に、抵抗部材を設置したことを特徴とする。
かかる発明によれば、風路内の送風機の上流部位に金網等の整流機能を有する抵抗部材を設置することにより、該抵抗部材によって、送風機により発生する旋回流の測定領域への空気流の撹乱の影響を回避できて、該測定領域において一様な流れの空気流が得られる。
本発明によれば、ヒーター装置の上流側において風路内上部の低温空気が風路内下部に流入して風路内下部の空気流速が増大するのが回避され、従って、風路内の測定領域において空気流の偏流の発生を防止できて、該測定領域における空気温度及び風速の分布を目標温度分布及び目標流速分布に一致させることが可能となる。
これにより、風路内の測定領域における空気温度分布及び流速分布を風洞実験に所要の分布に設定可能な温度成層風洞設備を提供できる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の第1実施例に係る吸い込み式拡散風洞設備の概略構成を示す全体構成図である。
図1において、100は風洞で次のように構成されている。
2は実験用の空気が流動する風路、1は該風路2の周壁、6は該風路2の出口部に設置されて吸引により該風路2内において空気流Zを生成せしめる吸い込み式の送風機である。
40は前記風路2の上流部位に設置されたヒーター装置で、前記空気流Zの方向に複数個配置されたヒーター4を該空気流Zに直角方向な高さ方向に複数列設置された複数のヒーター列から構成される。前記複数のヒーター4からなる各ヒーター列は、前記高さ方向にヒーター列毎に設置された仕切板4bで仕切られ、該仕切板4bで区画された前記複数の空気流路のそれぞれに前記ヒーター4を設置している。
2aは前記ヒーター装置40の下流部位に形成された測定領域である。20は前記測定領域2aの上流部位に設置された煙源で、前記測定領域2a内を流動する空気流Z中に拡散濃度計測用のトレーサガスを流すものである。30は絞りダクトで、前記送風機6の上流側において前記風路2を滑らかに絞って該送風機6に空気流を滑らかに導入するようになっている。
3はパイプ、ブロック等の表面粗度形成部材で、前記ヒーター装置40と前記測定領域2aとの間の風路2内下部に設置されて、前記風路2内下部近傍の空気流に抵抗を付与して、前記高さ方向において風路2内下部近傍の風速を小さくし、中央部から上部の風速を大きくして、前記高さ方向において温度勾配を形成せしめるものである。
10は前記ヒーター装置40の下流部位に設置された温度センサで、該温度センサ10により前記各ヒーター列毎に該ヒーター装置40出口の空気温度を検出して、前記ヒーター装置40の加熱量を、前記測定領域2aにおける温度分布が目標温度分布になるとともに、測定領域2aにおける空気の流速分布が目標流速分布になるように制御される。
以上の基本構成は、図6に示される従来技術と同様である。
本発明の第1実施例においては、前記ヒーター装置40の上流部位に、前記風路2内を前記高さ方向に複数の空気流路に分割する所定長さの分割部材5を設置している。
即ち、図1において、5は前記風路2内の高さ方向に複数個設けられた板状の分割部材で、各分割部材5は前記ヒーター装置40の各仕切板4bと高さ方向において同一位置に、かつ各仕切板4bと同数設けられている。
かかる第1実施例において、前記送風機6の吸引力によって生成された常温空気からなる空気流Zは、前記分割部材5の設置部に入り、該分割部材5の間に形成された空気流路5a毎に分割、整流され、各空気流路5aを通って前記各仕切板4bで仕切られたヒーター装置40の各空気流路4c内のヒーター4に該空気流路4c毎に整流されて流れ込み、各ヒーター4によって所定温度に加熱される。
かかる加熱が施された空気流Zは、前記煙源20からトレーサガスを混入されつつ、前記測定領域2aに導入され、所定の計測がなされた後、前記絞りダクト30及び送風機6を通って外部に放出される。
かかる第1実施例によれば、仕切板4bで区画された複数の空気流路4cのそれぞれにヒーター4を設置することによりヒーター装置40を構成し、風路2内を高さ方向に複数の空気流路5aに分割する分割部材5を、前記各仕切板bと高さ方向において同一位置にかつ同数、前記ヒーター装置40の上流部位に設置したので、該ヒーター装置40の上流側において前記分割部材5で高さ方向に複数流に分割された空気流Zが、各仕切板4bで仕切られた各空気流路4c内のヒーター4に該空気流路4c毎に整流されて流れ込み、各空気流路4c内のヒーター4で加熱されて測定領域2aに導入されることとなる。
従って、図6〜7の従来技術のように、前記風路2内上部の低温空気(常温空気)が風路2内下部に流入して、該風路2内下部の空気流速が増大するのが回避される。これにより、前記風路2内の測定領域2aにおける空気流Zの偏流の発生を防止できて、該測定領域2aにおける風速の分布V及び温度分布Tを目標分布に一致させることが可能となる。
図2は、本発明の第2実施例を示し、(A)は図1対応図、(B)は温度線図である。
かかる第2実施例においては、前記ヒーター装置40を、前記空気流Zの方向に複数個配置されたヒーター4を該空気流Zと直角方向に複数列設置された複数のヒーター列から構成するとともに、前記複数のヒーター4の加熱量を制御するヒーター制御装置8と、前記ヒーター装置40の出口部位に設けられて該ヒーター装置40を経た空気の温度を検出する温度センサ10と、該温度センサ10で検出された空気温度Tの検出値に基づき前記複数のヒーター4出入口間における空気の温度制御を行う温度制御装置7とを備えている。
かかる第2実施例において、前記ヒーター装置40を、空気流Zの方向に複数個配置されたヒーター4を該空気流Zと直角方向に複数列設置された複数のヒーター列により構成して、該ヒーター装置40の入口空気温度Tを温度センサ10で検出し、かつ出口目標空気温度Tを前記複数のヒーター4出入口間における空気の温度制御を行う温度制御装置7に入力する。
該温度制御装置7においては、前記温度センサ10からの入口空気温度T及び出口目標空気温度Tに基づき、前記ヒーター4出入口間における空気の温度勾配(T−T)を目標温度勾配になるようなヒーター電圧(つまりヒーター電流)を算出して前記ヒーター制御装置8に入力する。
そして該ヒーター制御装置8においては、前記複数のヒーター列毎に形成された空気流路4c内の各ヒーター4に、前記目標温度勾配に対応するヒーター電圧を個別に付与し、該ヒーター4によって該空気流路4c毎に各空気を徐々に加熱せしめる。
従ってかかる第2実施例によれば、ヒーター装置40を、空気流Zの方向に複数個配置されたヒーター4を該空気流Zと直角方向に複数列設置された複数のヒーター列により構成し、該ヒーター装置40の入口空気温度Tを温度センサ10で検出し、かつ出口目標空気温度Tを複数のヒーター4出入口間における空気の温度制御を行う温度制御装置7及び複数のヒーター4の加熱量を制御するヒーター制御装置8によって、前記空気温度の検出値に基づき、前記複数のヒーター列の出入口間における空気の温度勾配(T−T)を目標温度勾配になるように制御して、前記ヒーター装置40において空気を常温から前記目標温度勾配(T−T)で以って徐々に加熱するので、風路2内全体で空気が均等に加熱されながら昇温することととなって、目標温度の空気を前記測定領域2aに送り込むことが可能となり、これによって、図6〜7の従来技術のように、上部の低温空気が風路2内下部に流入して該風路2内下部の空気流速が増大するのを回避できて、前記測定領域2a内における空気流速分布Vを目標空気流速分布に保持できる。
その他の構成は前記第1実施例(図1)と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
図3は、本発明の第3実施例を示す図1対応図である。
かかる第3実施例においては、前記ヒーター装置40の空気流Zの上流部位に、前記風路2内の高さ方向における空気量の分布を、該高さ方向における下部の空気量を該高さ方向における上部の空気量よりも小さくせしめる空気量調整部材としての抵抗板9を設置している。
即ち図3(A)、(B)において、9は前記風路2内に前記空気流Zと直角方向に設置された抵抗板であり、複数の空気通路孔9aが穿孔されている。該抵抗板9は、図3(B)のように、高さ方向における空気通路孔9aの内径を、該高さ方向における下部の内径が上部の内径よりも小さく形成され、下部の空気通路孔9aから上部の空気通路孔9aまで連続的あるいは段階的に内径が大きくなるように構成されている。
かかる第3実施例によれば、ヒーター装置40の風路2内上流部位に、複数の空気通路孔9aが穿孔され該空気通路孔9aの風路2内下部の内径が上部の内径よりも小さく形成された抵抗板9を空気流Zと直角方向に設置したので、該抵抗板9の風路2内下部の流路抵抗が風路2内上部の流路抵抗よりも大きくなる。
従って、前記風路2内下部におけるヒーター装置40への空気量が風路2内上部よりも少なくなり、これにより風路2内上部から風路2内下部への空気の流れ込みが回避されて、該風路2内下部での空気の流れ込みによる空気流速の増大を防止でき、前記空気通路孔9aの通路面積の分布を適切に設定することにより、測定領域2aにおける空気流速分布Vを目標分布に保持できる。
その他の構成は前記第1実施例(図1)と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
図4は、本発明の第4実施例を示す図1対応図である。
かかる第4実施例においては、前記第2実施例(図2)と同様に、前記ヒーター装置40を、前記空気流Zの方向に複数個配置されたヒーター4を該空気流Zと直角方向に複数列設置された複数のヒーター列から構成するとともに、前記複数のヒーター4の加熱量を制御するヒーター制御装置8と、前記ヒーター装置40の出口部位に設けられて該ヒーター装置40を経た空気の温度を検出する温度センサ10とを備えている。
70は前記温度センサ10による空気温度検出値によって前記測定領域2aにおける空気温度を監視する温度監視装置である。
11はヒーター電圧制御装置で、前記測定領域2aの目標空気温度Tの分布が設定されるとともに、前記温度センサ10から入力される空気温度検出値に基づき、前記ヒーター制御装置40の電圧を調整する作動を、前記測定領域2aにおける空気温度Tが前記目標空気温度Tに位置するまで複数段階に分けて繰り返して行うもので、前記温度監視装置70を通した前記空気温度の検出値に基づき前記ヒーター制御装置8の電圧を調整する。
かかる第4実施例によれば、前記温度監視装置70において、前記温度センサ10による空気温度検出値に基づき、前記測定領域2aにおける空気温度を監視し、ヒーター電圧制御装置8に目標空気温度Tを入力することにより、該目標空気温度Tと測定領域2aにおける空気温度Tの検出値との間のヒーター電圧の制御間隔を複数段階に分けて、空気温度を監視しながらヒーター電圧を制御して目標空気温度Tに徐々に近づけて行くので、測定領域において風路2内での歪みのない空気温度Tの分布及び空気流速Vの分布を得ることできる。
その他の構成は前記第1実施例(図1)と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
図5は、本発明の第5実施例を示す図1対応図である。
かかる第5実施例においては、前記測定領域2aの前記送風機6側出口に、前記空気流Zの流速を抑えるとともに、該空気流Zを風路2内高さ方向において整流する金網(空気流Zの整流作用を有する抵抗部材であればよい)12を設置している。
かかる第5実施例によれば、前記風路2内の送風機6の上流部位に金網12(抵抗部材)を設置することにより、該金網12によって、前記送風機6により発生する旋回流の測定領域2aへの空気流の撹乱の影響を回避できて、該測定領域2aにおいて一様な流れの空気流Zが得られる。
その他の構成は前記第1実施例(図1)と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
本発明によれば、風路内下部における空気流速の過大化を回避できて、風路内の測定領域における空気温度分布及び流速分布を、風洞実験に所要の分布に設定可能とした温度成層風洞設備を提供できる。
本発明の第1実施例に係る吸い込み式拡散風洞設備の概略構成を示す全体構成図である。 本発明の第2実施例を示し、(A)は図1対応図、(B)は温度線図である。 本発明の第3実施例を示す図1対応図である。 本発明の第4実施例を示す図1対応図である。 本発明の第5実施例を示す図1対応図である。 従来技術に係る吸い込み式拡散風洞の概略構成を示す全体構成図である。 前記従来技術における作用説明図である。
符号の説明
100 風洞
1 周壁
2 風路
2a 測定領域
3 表面粗度形成部材
4 ヒーター
4b 仕切板
4c 空気流路
5 分割部材
5a 空気流路
6 送風機
7 温度制御装置
8 ヒーター制御装置
9 抵抗板
9a 空気通路孔
10 温度センサ
12 金網
20 煙源
40 ヒーター装置
Z 空気流

Claims (9)

  1. 風路に設置された送風機によって該風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の前記空気流の上流側部位に、前記風路の高さ方向(前記空気流に直角方向)に配設された複数のヒーターを有して前記風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって前記煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備において、前記ヒーター装置の上流部位に、前記風路内を前記高さ方向に複数の空気流路に分割する分割部材を設置し、該分割部材により前記空気流を前記高さ方向において整流し前記ヒーター装置に送り込むように構成されたことを特徴とする温度成層風洞設備。
  2. 前記ヒーター装置は、前記風路内を前記高さ方向に複数の空気流路に区画する板状の仕切部材を備えて、該仕切部材で区画された前記複数の空気流路のそれぞれに前記ヒーターを設置して構成され、前記各分割部材は前記各仕切部材と前記高さ方向において同一位置に、かつ同数設けられてなることを特徴とする請求項1記載の温度成層風洞設備。
  3. 風路に設置された送風機によって該風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の前記空気流の上流側部位に、前記風路の高さ方向(前記空気流に直角方向)に配設された複数のヒーターを有して、前記風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって前記煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備において、前記ヒーター装置は、前記空気流の方向に複数個配置されたヒーターが該空気流と直角方向に複数列設置された複数のヒーター列から構成されるとともに、前記複数のヒーターの加熱量を制御するヒーター制御装置と、前記ヒーター装置の出口部位に設けられて該ヒーター装置を経た空気の温度を検出する温度センサと、該温度センサで検出された空気温度の検出値に基づき前記複数のヒーター出入口間における空気の温度制御を行う温度制御装置とを備え、前記温度制御装置及びヒーター制御装置により、前記温度センサからの空気温度の検出値に基づき前記複数のヒーターの加熱量を個別に制御して、前記複数のヒーター列出入口間における空気の温度勾配を目標温度勾配にせしめるように構成したことを特徴とする温度成層風洞設備。
  4. 前記温度制御装置及びヒーター制御装置は、前記複数のヒーター列毎に個別に前記空気の温度勾配を目標温度勾配にせしめるように構成されてなることを特徴とする請求項3記載の温度成層風洞設備。
  5. 風路に設置された送風機によって該風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の前記空気流の上流側部位に、前記風路の高さ方向(前記空気流に直角方向)に配設された複数のヒーターを有して前記風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって前記煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備において、前記ヒーター装置の上流部位に、前記風路内の前記高さ方向における空気量の分布を、該高さ方向における下部の空気量を該高さ方向における上部の空気量よりも小さくせしめる空気量調整部材を設置したことを特徴とする温度成層風洞設備。
  6. 前記空気量調整部材は、前記風路内に前記空気流と直角方向に設置され複数の空気通路孔が穿孔された抵抗板からなり、該抵抗板は前記高さ方向における前記空気通路孔の内径を、該高さ方向における下部の内径が上部の内径よりも小さく形成されてなることを特徴とする請求項5記載の温度成層風洞設備。
  7. 風路に設置された送風機によって該風路内に空気流を生成し、該風路に設置された煙源の前記空気流の上流側部位に、前記風路の高さ方向(前記空気流に直角方向)に配設された複数のヒーターを有して、前記風路内の空気を加熱するとともに該空気の温度を調整するヒーター装置を備え、該ヒーター装置によって前記煙源の下流部位の測定領域における空気流の温度及び風速を調整可能に構成された風洞設備において、
    前記ヒーター装置は、前記空気流の方向に複数個配置されたヒーターを該空気流と直角方向に複数列設置された複数のヒーター列で構成されるとともに、前記複数のヒーターの電圧を変化せしめることにより該ヒーターの加熱量を制御するヒーター制御装置と、前記ヒーター装置の出口部位に設けられて該ヒーター装置を経た空気の温度を検出する温度センサと、前記測定領域の目標空気温度が設定されるとともに、温度センサからの空気温度検出値に基づき前記ヒーター制御装置の電圧を調整する作動を、前記空気温度検出値が前記目標空気温度に位置するまで複数段階に分けて繰り返して行うヒーター電圧制御装置とを備えたことを特徴とする温度成層風洞設備。
  8. 前記温度センサによる空気温度検出値によって前記測定領域における空気温度を監視する温度監視装置を備え、前記ヒーター電圧制御装置は前記温度監視装置からの前記空気温度検出値に基づき前記ヒーター制御装置の電圧を調整するように構成されてなることを特徴とする請求項7記載の温度成層風洞設備。
  9. 前記測定領域の前記送風機側出口に、金網等の抵抗部材を設置したことを特徴とする請求項1または3または5または7の何れかの項に記載の温度成層風洞設備。
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