JP2006203793A - 衛星通信方法、衛星通信局及び制御局 - Google Patents
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Abstract
【課題】 降雨等によって一定以上の伝送減衰が生じた場合に、回線速度を低下させつつも、送信レベルを増加させることによって送信電力をほぼ一定に保ちつつ、回線品質を確保することができる衛星通信方法、衛星通信局及び制御局を得ることを目的とする。
【解決手段】 CSC制御回線5の受信レベルを制御回線変復調装置9により検出し、伝送減衰7より生じる受信レベルの減衰量が一定以上の量となった場合に、回線制御装置11は、通信回線の送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を生成する。制御局4はこの回線変更要求信号を受信し、衛星通信局2の送信周波数の変更、送信帯域幅の縮小変更、及び送信レベル増加の変更による通信回線6の再割当てを行う。衛星通信局2は再割当ての制御信号を受信して、通信回線6の変更を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 CSC制御回線5の受信レベルを制御回線変復調装置9により検出し、伝送減衰7より生じる受信レベルの減衰量が一定以上の量となった場合に、回線制御装置11は、通信回線の送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を生成する。制御局4はこの回線変更要求信号を受信し、衛星通信局2の送信周波数の変更、送信帯域幅の縮小変更、及び送信レベル増加の変更による通信回線6の再割当てを行う。衛星通信局2は再割当ての制御信号を受信して、通信回線6の変更を行う。
【選択図】 図1
Description
この発明は、音声や映像、データ等を通信衛星を経由して通信する際に、通信経路に生じる降雨等によって生じる通信回線の劣化に適応する衛星通信方法、固定型の、移動体搭載型の又は可搬型の衛星通信局、及び制御局に関するものである。
例えば、特開平6−197055号公報には、衛星通信局間において通信衛星を介して通信を行う場合に、衛星通信局において搬送波対雑音(C/N)比を測定し、C/N比が良好であれば、誤り訂正符号化率を小さくし、その分の通信帯域幅を狭くする制御を行うことによって、周波数の有効利用を図る技術が開示されている。
特開平6−197055号公報に開示された通信帯域幅の制御は、C/N比が良好となったときに誤り訂正符号化率を小さくし通信帯域幅を狭くするものであるが、このことは、逆にC/N比が劣化したときには、誤り訂正符号化率を大きくし通信帯域幅を広くするものである。一方、衛星通信局の送信電力に着目すると、降雨減衰等により通信回線が劣化するときに送信電力を増加させる制御を行うことが通常行われるが、通信帯域幅を広くしつつ送信電力を一定以上に保つためには、降雨減衰時等を最大送信電力とし、晴天時等における伝送減衰が生じていない状態では、最大送信電力より小さい送信電力に設定しておく必要がある。このように、従来の衛星通信局では、降雨による伝送減衰に備えて高い電力送信が可能な送信機が必要となるものであり、晴天時の運用においては送信機が有する最大送信電力での送信ができないという問題点があった。また、特に可搬性が要求される小型衛星通信局においては、大送信電力の送信機や送信電力を可変にするための減衰器などを搭載する必要があるので、機器を小型化や軽量化を図ることができないという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、降雨等によって一定以上の伝送減衰が生じた場合に、回線速度を低下させつつも、送信レベルを増加させることによって送信電力をほぼ一定に保ちつつ、回線品質を確保することができる衛星通信方法、衛星通信局及び制御局を得ることを目的とする。
請求項1の発明に係る衛星通信方法は、衛星通信局間の回線割当てをCSC制御回線により制御局に要求し、制御局により割当てた通信回線の回線情報に基づいて衛星通信局間での通信を行う衛星通信方法において、1の衛星通信局が上記CSC制御回線の受信レベルを検出しその減衰量を算出する減衰量算出ステップと、上記減衰量が一定値以上となったときに、上記1の衛星通信局から上記制御局に対して、上記通信回線における送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を上記CSC制御回線により送信する変更要求ステップと、上記制御局が上記通信回線の送信帯域幅を縮小し、上記1の衛星通信局の送信レベルを増加した通信回線を再割当てする回線再割当ステップと、上記1の衛星通信局が、上記回線再割当ステップにより再割当てされた通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅及び送信レベルによって通信回線を変更する通信回線変更ステップとを備えたものである。
請求項2の発明に係る衛星通信局は、制御局に対して回線割当てをCSC制御回線により要求し、上記制御局が割当てた通信回線の回線情報に基づいて、相手方衛星通信局との間で通信を行う衛星通信局において、上記CSC制御回線の受信レベルを検出する制御回線変復調装置と、この制御回線変復調装置により検出した受信レベルの減衰量を算出し、減衰量が一定以上となったときに、上記通信回線における送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を生成し、この回線変更要求信号により上記制御局が再割当てした通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅及び送信レベルによって通信回線を変更する回線制御装置とを備えたものである。
請求項3の発明に係る制御局は、衛星通信局からの回線割当ての要求に対して、衛星通信局間での通信回線を割当て、割当てた通信回線の回線情報をCSC制御回線によって衛星通信局に送信する制御局において、1の衛星通信局がCSC制御回線の受信レベルが減衰したことにより生成する上記通信回線の送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号に基づいて通信回線の変更を指示する信号処理部と、この信号処理部からの指示により、上記1の衛星通信局に割当てた通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅及び送信レベルを変更する回線割当装置とを備えたものである。
請求項4の発明に係る衛星通信方法は、衛星通信局間の回線割当てをCSC制御回線により制御局に要求し、制御局により割当てた通信回線の回線情報に基づいて衛星通信局間での通信を行う衛星通信方法において、1の衛星通信局が上記CSC制御回線の受信レベルを検出しその減衰量を算出する減衰量算出ステップと、上記減衰量が一定値以上となったときに、上記1の衛星通信局から上記制御局に対して、上記通信回線における送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を上記CSC制御回線により送信する変更要求ステップと、上記制御局が上記通信回線の送信帯域幅を縮小した通信回線を再割当てする回線再割当ステップと、上記1の衛星通信局が、上記回線再割当ステップにより再割当てされた通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅と、この送信帯域幅に基づいて設定する送信レベルとによって通信回線を変更する通信回線変更ステップとを備えたものである。
請求項5の発明に係る衛星通信局は、制御局に対して回線割当てをCSC制御回線により要求し、上記制御局が割当てた通信回線の回線情報に基づいて、相手方衛星通信局との間で通信を行う衛星通信局において、上記CSC制御回線の受信レベルを検出する制御回線変復調装置と、この制御回線変復調装置により検出した受信レベルの減衰量を算出し、減衰量が一定以上となったときに、上記通信回線における送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を生成し、この回線変更要求信号により上記制御局が再割当てした通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅と、この送信帯域幅に基づいて設定する送信レベルとによって通信回線を変更する回線制御装置とを備えたものである。
請求項6の発明に係る制御局は、衛星通信局からの回線割当ての要求に対して、衛星通信局間での通信回線を割当て、割当てた通信回線の回線情報をCSC制御回線によって衛星通信局に送信する制御局において、1の衛星通信局がCSC制御回線の受信レベルが減衰したことにより生成する上記通信回線の送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号に基づいて通信回線の変更を指示する信号処理部と、この信号処理部からの指示により、上記1の衛星通信局に割当てた通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅を変更する回線割当装置とを備えたものである。
請求項1乃至請求項6に記載の発明によれば、降雨等によって一定以上の伝送減衰が生じたことCSC制御回線により検出し、衛星通信局からの回線変更要求信号により通信回線の送信帯域幅を縮小し送信レベルを増加して回線品質を確保するので、降雨等による伝送減衰に備えるための大電力の送信機が不要となり、機器の小型化や軽量化を図ることができる。
実施の形態1
この発明の実施の形態1に係る衛星通信方法、衛星通信局及び制御局を図1乃至図3により説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る衛星通信システム及び衛星通信局の構成を示す構成図である。図1において、1及び2は双方向の通信を行う衛星通信局であり、音声や映像、データ等の送受信を行うものである。3は通信衛星、4は制御局であり、制御局4は衛星通信局1及び衛星通信局2が通信衛星3を介して通信する通信回線の割当、変更及び開放など通信回線に関する制御を行う。5は制御局4と衛星通信局1及び衛星通信局2との間で通信回線の制御信号を送受信するCSC制御回線であり、6は衛星通信局1と衛星通信局2との間で音声や映像、データ等の送受信を行う通信回線である。7は通信衛星3を介した通信経路に発生する降雨等による伝送減衰であり、8は伝送減衰によりレベル低下したCSC制御回線である。衛星通信局1及び衛星通信局2において、9はCSC制御回線5をモニターし、制御信号を変復調する制御回線変復調装置、10は通信回線6をモニターし、通信信号を変復調する通信回線変復調装置、11はCSC制御回線5のモニター結果に基づいて、所定の回線制御を行う回線制御装置である。12はそれぞれ衛星通信局1と衛星通信局2とに接続された端末装置であり、音声や映像、データ等の通信信号は、衛星通信局1や衛星通信局2を介して端末装置12に伝送される。
次に実施の形態1に係る衛星通信局の動作について説明する。衛星通信局1と衛星通信局2は、通信回線変復調装置10により通信を行う。制御局4は、DAMA(要求割当多元接続)制御により通信回線6の割り当てを行うものであり、衛星通信局1又は衛星通信局2からの通信回線割当要求をCSC制御回線5により受信して通信回線6を割り当てる。具体的には、衛星通信局1又は衛星通信局2内の回線制御装置11により通信回線割当要求を生成し、制御回線変復調装置9により通信回線割当要求を変調し、合成分配部、電力増幅部及びアンテナを順に介して、CSC制御回線5を通じて制御局4へ送信する。この要求を受信した制御局4は、通信回線6を衛星通信局1と衛星通信局2との間の通信回線として割り当て、その回線情報(例えば、CH番号、周波数、帯域幅などの情報)をCSC制御回線5において送信する。この回線情報を衛星通信局1及び衛星通信局2内の受信機で受信し、合成分配部を介して制御回線変復調装置9により制御情報を復調し、復調した制御情報に基づいて、回線制御装置11からの指令により通信回線変復調装置10を回線情報に示されるCH番号、周波数、帯域幅などのパラメータにより設定し、衛星通信局1と衛星通信局2との間で、通信回線6により双方向の通信を行う。例えば、衛星通信局1からの送信信号は、衛星通信局1内の通信回線変復調装置10において変調され、合成分配部、電力増幅部及びアンテナを順に介して通信回線6により通信衛星3へ送信され、衛星通信局2では通信回線6をアンテナ及び受信機により受信し通信回線変復調装置10により、衛星通信局2からの送信信号を復調する。制御局4は、通信回線6の割当だけでなく、変更や開放なども行っており、この制御局4からの制御信号を受信するために、衛星通信局1と衛星通信局2とは、通信回線6による通信を開始した後も、CSC制御回線5を制御回線変復調装置9によりモニターし、到来する制御信号を復調している。
制御回線変復調装置9はCSC制御回線5の受信レベルを検出し、回線制御装置11に通知する。また、衛星通信局1及び衛星通信局2は、制御局4との間でCSC制御回線5を用いて、通信回線6の送受信帯域幅を変更することができるものとする。降雨等の原因により伝送減衰7が生じると、衛星通信局2が受信するCSC制御回線5の受信レベルは低下し、受信レベルが低下したCSC制御回線8を受信する。この低下した受信レベルは衛星通信局2内の制御回線変復調装置9において検出され、回線制御装置11において、受信レベル低下前の受信レベルとの差により、減衰量を算出する(減衰量算出ステップ)。この減衰量が一定以上の量となった場合に、衛星通信局2内の回線制御装置11は、通信回線の送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を生成し、この信号を制御回線変復調装置9により変調し、CSC制御回線8を介して、制御局4へ送信する(変更要求ステップ)。制御局4はCSC制御回線5において回線変更要求信号を受信し、衛星通信局2の送信周波数の変更、送信帯域幅の縮小変更、及び送信レベル増加の変更を行って、通信回線6の再割当てを行う(回線再割当ステップ)。制御局4は、この再割当てされた通信回線の回線情報(送信周波数、送信帯域幅、送信レベルなど)を含む制御信号を生成して、CSC制御回線5を介して、衛星通信局2に送信する。
衛星通信局2は、制御局4からの上記の制御信号を制御回線変復調装置9により受信復調し、この制御信号に基づいて、回線制御装置10からの指示により通信回線変復調装置10に設定されていた送信周波数、送信帯域幅を変更する。また、衛星通信局2は、上記制御信号に含まれる送信レベルに従って、局内の電力増幅部の送信レベルを増加する(通信回線変更ステップ)。以上により、降雨等の要因によって生じた伝送減衰による回線品質劣化を回復し、安定した通信が可能となる。
図2は、この発明の実施の形態1に係る制御局の構成を示す構成図である。図2において、13はCSC制御回線5を介した送受信を行う送受信機であり、14は送受信機13において受信した要求信号を復調し、送受信機13から送信する制御信号を変調する変復調機である。15は受信した要求信号に基づいて回線割当や回線変更を指示し、衛星通信局1及び衛星通信局2への制御信号を生成する信号処理部であり、16は衛星通信局1と衛星通信局2との間の通信回線の割当、変更及び開放を行う回線割当装置である。制御局4は、上記のように衛星通信局1又は衛星通信局2からの回線割当要求信号を送受信機13により受信し、変復調機14により復調し、信号処理部15にて回線割当要求信号を受け付ける。信号処理部15は、回線割当要求信号を受け付けると、回線割当装置16へ通信回線の割り当てを指示し、回線割当装置16は空き回線の検索を行って、通信回線を割当てる。割り当てられた通信回線の回線情報(例えば、CH番号、周波数、帯域幅などの情報)は、信号処理部15において、衛星通信局1及び衛星通信局2への制御信号に格納され、変復調機14により変調し、送受信機13によりCSC制御回線5へ送信する。また、衛星通信局2からの通信回線の送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号は、送受信機13により受信され、変復調機14により復調し、信号処理部15にて受け付ける。信号処理部15は、この回線変更要求信号をもとに回線割当装置16へ通信回線の回線情報の変更を指示する。回線割当装置16は、衛星通信局2に割り当てた送信帯域幅を縮小し、新たな送信周波数を設定し、帯域幅縮小により余剰する電力分を増加させた送信レベルを設定する再割当て処理を行い、新たな回線情報として信号処理部15へ通知する。信号処理部15は制御信号に新たな回線情報を格納し、変復調機14にて制御信号を変調し、送受信機13により送信する。
図3は、伝送減衰7が生じる前後での通信回線6の割り当て状況を示した模式図である。図3(a)は、伝送減衰7が生じる前の、図3(b)は伝送減衰が生じた後に通信回線6を再割当てした状況をそれぞれ示している。17は衛星通信局1の送信波を、18は伝送減衰7が生じる前の衛星通信局2の送信波を示す。19は伝送減衰7が生じた後、制御局4により指示された衛星通信局2の送信波を示す。制御局4からの制御信号により伝送減衰7が生じた後の送信波19は、伝送減衰7が生じる前の送信波18に比べて、送信帯域幅を縮小し、新たな送信周波数を設定し、かつ、帯域を減らしたことによって生じた余剰電力分の送信レベル増加を行い、伝送減衰7が生じる前後での送信電力をほぼ一定に保つようにするものである。これにより、特別な装置を付加せず、特に可搬性が要求される小型衛星通信局や廉価な衛星通信局において、晴天時等の伝送減衰が生じていない状態において、通信機器(特に送信機)の送信能力を最大限に発揮させ、降雨時等の伝送減衰が生じた状態においては、帯域幅を縮小(回線速度を減少)して送信レベルを増加して、回線品質を維持することができる。このように、この発明の衛星通信局では、降雨による伝送減衰に備えて高い電力送信が可能な送信機が必要とすることがなく、晴天時の運用においても、送信機が有する最大送信電力での送信もすることができる。また、特に可搬性が要求される小型衛星通信局においては、大送信電力の送信機や送信電力を可変にするための減衰器などを搭載する必要がないので、機器の小型化や軽量化を図ることができる。
実施の形態2
実施の形態1においては、衛星通信局2からの通信回線の送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号に対して、制御局4からの制御信号は、送信周波数変更、送信帯域変更、及び送信電力増加変更を指示するものであったが、実施の形態2においては、衛星通信局2からの回線変更要求信号に対して、制御局4からの制御信号は、送信周波数変更及び送信帯域幅変更を指示するものとする。この発明の実施の形態2に係る衛星通信システム及び衛星通信局、制御局の構成は図1及び図2と同様であり、実施の形態1において説明したとおりである。
実施の形態2に係る制御局4は、衛星通信局2からの回線変更要求信号に対して、制御局4内の回線割当装置16にて送信周波数の変更と送信帯域幅の縮小とを設定し、この設定値を格納した制御信号を制御局4にて変調し送信する。衛星通信局2は、制御局4からの制御信号を制御回線変復調装置9により受信し、この制御信号に基づいて、回線制御装置10からの指示により通信回線変復調装置10に設定している送信周波数、送信帯域を変更する。また、衛星通信局2は、送信帯域の縮小に伴って生じる余剰電力の分、衛星通信局内の電力増幅部の送信レベルを増加する。このとき、送信電力はほぼ一定に保たれることになる。これによって、降雨等の要因によって生じた伝送減衰による回線品質劣化を回復し、安定した通信が可能となる。
1、2 衛星通信局
4 制御局
5、8 CSC制御回線
6 通信回線
9 制御回線変復調装置
10 通信回線変復調装置
11 回線制御装置
15 信号処理部
16 回線割当装置
4 制御局
5、8 CSC制御回線
6 通信回線
9 制御回線変復調装置
10 通信回線変復調装置
11 回線制御装置
15 信号処理部
16 回線割当装置
Claims (6)
- 衛星通信局間の回線割当てをCSC制御回線により制御局に要求し、制御局により割当てた通信回線の回線情報に基づいて衛星通信局間での通信を行う衛星通信方法において、1の衛星通信局が上記CSC制御回線の受信レベルを検出しその減衰量を算出する減衰量算出ステップと、上記減衰量が一定値以上となったときに、上記1の衛星通信局から上記制御局に対して、上記通信回線における送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を上記CSC制御回線により送信する変更要求ステップと、上記制御局が上記通信回線の送信帯域幅を縮小し、上記1の衛星通信局の送信レベルを増加した通信回線を再割当てする回線再割当ステップと、上記1の衛星通信局が、上記回線再割当ステップにより再割当てされた通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅及び送信レベルによって通信回線を変更する通信回線変更ステップとを備えたことを特徴とする衛星通信方法。
- 制御局に対して回線割当てをCSC制御回線により要求し、上記制御局が割当てた通信回線の回線情報に基づいて、相手方衛星通信局との間で通信を行う衛星通信局において、上記CSC制御回線の受信レベルを検出する制御回線変復調装置と、この制御回線変復調装置により検出した受信レベルの減衰量を算出し、減衰量が一定以上となったときに、上記通信回線における送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を生成し、この回線変更要求信号により上記制御局が再割当てした通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅及び送信レベルによって通信回線を変更する回線制御装置とを備えたことを特徴とする衛星通信局。
- 衛星通信局からの回線割当ての要求に対して、衛星通信局間での通信回線を割当て、割当てた通信回線の回線情報をCSC制御回線によって衛星通信局に送信する制御局において、1の衛星通信局がCSC制御回線の受信レベルが減衰したことにより生成する上記通信回線の送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号に基づいて通信回線の変更を指示する信号処理部と、この信号処理部からの指示により、上記1の衛星通信局に割当てた通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅及び送信レベルを変更する回線割当装置とを備えたことを特徴とする制御局。
- 衛星通信局間の回線割当てをCSC制御回線により制御局に要求し、制御局により割当てた通信回線の回線情報に基づいて衛星通信局間での通信を行う衛星通信方法において、1の衛星通信局が上記CSC制御回線の受信レベルを検出しその減衰量を算出する減衰量算出ステップと、上記減衰量が一定値以上となったときに、上記1の衛星通信局から上記制御局に対して、上記通信回線における送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を上記CSC制御回線により送信する変更要求ステップと、上記制御局が上記通信回線の送信帯域幅を縮小した通信回線を再割当てする回線再割当ステップと、上記1の衛星通信局が、上記回線再割当ステップにより再割当てされた通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅と、この送信帯域幅に基づいて設定する送信レベルとによって通信回線を変更する通信回線変更ステップとを備えたことを特徴とする衛星通信方法。
- 制御局に対して回線割当てをCSC制御回線により要求し、上記制御局が割当てた通信回線の回線情報に基づいて、相手方衛星通信局との間で通信を行う衛星通信局において、上記CSC制御回線の受信レベルを検出する制御回線変復調装置と、この制御回線変復調装置により検出した受信レベルの減衰量を算出し、減衰量が一定以上となったときに、上記通信回線における送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号を生成し、この回線変更要求信号により上記制御局が再割当てした通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅と、この送信帯域幅に基づいて設定する送信レベルとによって通信回線を変更する回線制御装置とを備えたことを特徴とする衛星通信局。
- 衛星通信局からの回線割当ての要求に対して、衛星通信局間での通信回線を割当て、割当てた通信回線の回線情報をCSC制御回線によって衛星通信局に送信する制御局において、1の衛星通信局がCSC制御回線の受信レベルが減衰したことにより生成する上記通信回線の送信帯域幅の縮小を要求する回線変更要求信号に基づいて通信回線の変更を指示する信号処理部と、この信号処理部からの指示により、上記1の衛星通信局に割当てた通信回線の回線情報に含まれる送信帯域幅を変更する回線割当装置とを備えたことを特徴とする制御局。
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- 2005-01-24 JP JP2005015729A patent/JP2006203793A/ja active Pending
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