JP2006203722A - パス経路算出方法、パス経路算出装置、および、通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 要求された信頼性条件を満たしつつ、ネットワーク利用効率を向上させるパス経路を計算すること。
【解決手段】 パスを設定するノードを接続する通信ネットワークにおけるパス経路算出方法であって、通信ネットワークにおける構成要素となるパーツの信頼性データを格納する信頼性データベース24を有するパス経路算出装置3が、パス経路の計算要求を受信する手順と、信頼性データベース24から読み出したパーツの信頼性データをもとにパスを構成するリンクのリンクコストを算出する手順と、リンクコストをもとにパスのパス経路を算出する手順と、算出したパス経路をノードに出力して、パスを設定させる手順と、を実行することを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、パス経路算出方法、パス経路算出装置、および、通信システムに関する。
近年、インターネットやLAN(Local Area Network)の急速な普及から、IP(Internet Protocol)トラヒックを含めたデータトラヒックが指数関数的に増加している。トラヒックの増加に対応するため、バックボーンネットワークにおける高速なIPパケットの転送を実現するメカニズムが求められている。同時にIPをベースとしたアプリケーションも多様化しており、従来は電子メールやウェッブなどのネットワークに品質を要求しないアプリケーションが中心であったが、最近ではIP電話や電子商取引のようにネットワークに高い品質を要求するアプリケーションも普及しはじめている。
従来のIPルータ網では、中継段の各ルータで電気的なパケット処理が必要であり、またEnd−Endで高度な品質制御を行うメカニズムを持たないため、高速化の実現と高品質なサービスの提供を実現することが困難であった。ここで、品質としては、パケットの遅延時間や損失率という転送品質の他にも、ユーザから見えるサービス中断時間といった信頼性も重要な指標となる。
前記のIPルータ網に関わる問題を解決するひとつの手段として、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)が提案されている。MPLSは転送するパケットに固定長のラベルを付与し、このラベルをもとに通信網内の各ノードで転送するパス経路を決定する。このMPLSをIPバックボーンネットワークに導入することにより高速なIPパケットの転送と高度なTE(Traffic Engineering)が可能となる。
さらに近年、IPネットワークの中継ノードに光クロスコネクトなどのレイヤ1技術を利用したネットワークアーキテクチャが提案されている。これまでに、ASON(Automated Switched Optical Network)、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)などが提案されている。これらネットワークに共通する特徴としては、パス(コネクション)がシグナリングにより動的に設定される点にある。このため、従来のレイヤ1網に比べて、パス開通までの時間を大幅に短縮でき、より効率的な網運営が期待できる。
前記のMPLSやGMPLSに共通な特徴としては、IPパケットを含むユーザのトラヒックを転送するにあたって、事前にパス設定を行う必要がある点があげられる。パス設定を行うためにはルーティングプロトコルなどを用いてネットワークのトポロジ情報(ノード間の接続構成に関する情報)を収集し、パスの中継経路を計算した上で、CR−LDP(constraint-based Label Distribution Protocol)やRSVP−TE(Resource Reservation Protocol -Traffic Engineering)などのシグナリングプロトコルによってパスの設定を行う。
パスの設定完了後に、該当パス上にトラヒックの転送を開始する。また、GMPLSとMPLSの関係であるが、GMPLSはMPLSの一般化であり、基本的にMPLSを包含するものである。
次にMPLSやGMPLSを用いて、ネットワークの高信頼化を実現する技術について説明する。ここで、例としてはGMPLSの場合を説明するが、MPLSの場合にも適用可能である。ネットワークの高信頼化として、例えば、ネットワークの故障に対してネットワークを故障前の正常な状態に戻すことが挙げられる。正常な状態に戻すには、例えば、現用系から予備系への切替作業を行う。
GMPLSにおける切替技術としては、パスプロテクションがよく知られている(非特許文献1、特許文献1)。パスプロテクションとは通信の起点となる通信ノードから終点となる通信ノード間に2本以上のパスをあらかじめ設定し、そのうちの1つを現用パスとして、通常時にユーザトラヒックを転送する。
現用パス上のノードまたはリンクに障害が発生した際に、起点となるノード(発側)においてパス切替えを行い、ユーザトラヒックを予備パス上に転送する。現用パスの経路上に障害が発生した際に、直ちに予備パスに切替えることにより、ユーザトラヒックの不通時間を短縮し、高信頼化を実現している。予備パスは現用パス上の障害の影響を受けないようにするため、現用パスとは中継段のリンクおよびノードを共有しないように設計する必要がある。
一般的に通信ネットワークは複数のレイヤで構成されている。光レイヤでは現用パス、予備パスは中継段において、ノードおよびリンクを共有していないが、物理レイヤまで考慮すると、現用パスと予備パスは1箇所で物理レイヤにおけるリンクであるファイバを共有している場合がある。このような場合に、共有しているファイバに故障が発生すると、パスプロテクションにより障害を復旧できないために著しくネットワーク信頼性、サービスの可用性が低下するという問題が生じる。
しかし、パスプロテクションを用いても予備パス上のリソースに故障が発生した場合はサービスが中断してしまうため、故障したリソースを早期に特定し復旧することが重要となる。
このような問題を回避する方法として、SRG(Shared Risk Group)番号が提案されている(非特許文献2)。物理レイヤの各ファイバリンクにSRG番号を付与し、光レイヤの各リンクが収容されているファイバのSRG番号の和を光レイヤのリンクのSRG情報としてルーティングプロトコルなどで広告して、パスの経路計算に用いる。
光レイヤでパスプロテクションの経路設計を実施する際に、光レイヤのトポロジに加えて、SRG情報を考慮することで、任意の物理レイヤリソースの故障に対しても、復旧可能なパスプロテクションの設計が可能となる。
特願2002−235980号公報 E. Oki他、"A Disjoint Path Selection Scheme with SRLG in GMPLS networks"、2002 WKsp.IEEE HPSR,May 2002,88-92 塩本公平著、"階層型SRGに基づくリストレーション方式"、電子情報通信学会総合大会論文集、2003
前記の現用系から予備系への切替作業は、障害が発生した後にその障害に対処するものであった。しかし、ネットワークを運用する際には、信頼性の高いパスを設定することにより障害を未然に防ぐ予防的な視点も、また重要となる。しかし、従来の信頼性の高いパスを設定する手法は、disjoint(互いに素)なパスを設定するだけであり、信頼性は高いがネットワークの利用効率が悪く、実用的ではなかった。
例えば、図7の通信システムには、3本のパスC(C1、C2、C3)が設定されており、矢印はパスCの経路を示す。例えば、リンクL15に障害が発生したときには、そのリンクL15を共用している2本のパスC(C2、C3)が使用ができなくなる。このとき、2本のパスC(C2、C3)は、リンクL15を共用している。一方、2つのパスC(C1、C3)が共有するリンクLおよびノードNを持たないとき、disjoint(互いに素)なパスCと呼ぶ。
このようなdisjointなパスCだけを設定することにより、1つのパーツが故障しても、故障するパスは、1つで済むようになる。しかし、disjointなパスCを満たす制約条件が厳しいので、ネットワーク上に設定できるパスの数は、ごく少数となってしまう。そのため、ネットワークの利用効率が悪くなってしまう。
このように、ネットワークの利用効率が悪くなる要因としては、ネットワークを構成する各パーツに固有の故障発生頻度などの信頼性を考慮していないことが、挙げられる。実際のネットワークでは、ファイバ以外の伝送装置、TDM(Time Division Multiplexing)スイッチ、ルータ、回線カード、インターフェイスなど様々なパーツにおいて、それぞれ異なる要因で故障が発生する。これらのパーツは、ハードウェアの部品なので、それぞれ故障発生頻度などの信頼性が既知のものも多い。
よって、信頼性の高いパーツは、複数のパスで共有したとしても、そのパーツが故障する可能性が低いので、共有した複数のパスの信頼性も併せて高くなる。このような信頼性の高いパーツは、例えば、コネクションに許容される断線頻度よりも低いファイバが挙げられる。つまり、ファイバ自体の信頼性は光レイヤのノードに比べると格段に高く、要求されるサービスの信頼度によっては、1箇所でファイバを共有しても規定の信頼度を満たすことが可能な場合も多い。
また、要求される信頼性がそれほど高くないパスの経路を設計する場合には、パーツの共有条件を緩和することで、より消費リソースが少ないパスを設定ことが可能となり、結果としてネットワークのリソース利用効率が向上する。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、要求された信頼性条件を満たしつつ、ネットワーク利用効率を向上させるパス経路を計算することを主な目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、パスを設定するノードを接続する通信ネットワークにおけるパス経路算出方法であって、前記通信ネットワークにおける構成要素となるパーツの信頼性データを格納する記憶手段を有するコンピュータが、パス経路の計算要求を受信する手順と、前記記憶手段から読み出した前記パーツの信頼性データをもとに前記パスを構成するリンクのリンクコストを算出する手順と、前記リンクコストをもとに前記パスのパス経路を算出する手順と、算出した前記パス経路を前記ノードに出力して、パスを設定させる手順と、を実行することを特徴とする。
これにより、パーツの信頼性にあわせたパス経路を計算することにより、要求された信頼性条件を満たしつつ、ネットワーク利用効率を向上させるパス経路を計算することができる。
本発明は、前記記憶手段が、前記パーツの信頼性データとして、前記パーツの種別を示すパーツ種別IDと、前記パーツの故障発生頻度との対応データを格納することを特徴とする。
これにより、品質が均一となるパーツについては、信頼性データを1回だけ設定すればいいので、設定の手間を削減することができる。
本発明は、前記記憶手段が、前記パーツの信頼性データとして、前記パーツを一意に識別するパーツIDと、前記パーツの故障発生頻度との対応データを格納することを特徴とする。
これにより、品質にばらつきのあるパーツについては、パーツごとに信頼性データを設定することにより、きめ細かい設定が可能となる。
本発明は、前記記憶手段が、前記ノードから通信プロトコルを用いて広告された前記パーツの情報と、前記パーツの信頼性データを格納することを特徴とする。
これにより、パーツの情報は、ノードに設定されていればよいので、パーツの情報の管理が容易になる。
本発明は、前記パス経路を算出する手順が、前記パス経路の計算要求に含まれる所定の信頼性条件を満たすパスが発見できなかった際に、信頼性条件を緩和してパス経路を再計算することを特徴とする。
これにより、ほぼ確実にパス経路の算出結果を得ることができる。
本発明は、前記パス経路を算出する手順が、前記パス経路の計算要求に信頼性条件が含まれていなかったときには、1つ以上の予め定めた信頼性条件を満たすパス経路を算出することを特徴とする。
これにより、要求する信頼性が未確定であっても、パス経路の算出結果を得ることができる。
本発明は、パスを設定するノードを接続する通信ネットワークにおけるパス経路算出装置であって、前記通信ネットワークにおける構成要素となるパーツの信頼性データを格納する記憶手段と、パス経路の計算要求を受信し、前記記憶手段から読み出した前記パーツの信頼性データをもとに前記パスを構成するリンクのリンクコストを算出し、前記リンクコストをもとに前記パスのパス経路を算出するパス経路算出部と、算出した前記パス経路を前記ノードに出力して、パスを設定させるパス経路出力部と、を有することを特徴とする。
これにより、パーツの信頼性にあわせたパス経路を計算することにより、要求された信頼性条件を満たしつつ、ネットワーク利用効率を向上させるパス経路を計算することができる。
本発明は、前記パス経路算出装置と、前記パスを設定するノードと前記通信ネットワークによって接続して構成される通信システムである。
これにより、パーツの信頼性にあわせたパス経路を計算することにより、要求された信頼性条件を満たしつつ、ネットワーク利用効率を向上させるパス経路を計算することができる。
本発明によれば、パーツの信頼性にあわせたパス経路を計算することにより、要求された信頼性条件を満たしつつ、ネットワーク利用効率を向上させるパス経路を計算することができる。
以下に、本発明が適用される通信システム1の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。まず、本実施形態の通信システム1の構成について、図1から図5を参照して説明する。図1に示す通信システム1は、通信ネットワーク2内で障害が発生した場合に、その発生箇所を通信システム1の構成要素であるパーツの単位(ファイバ、装置のインターフェイスカードなど)まで特定することを特徴とする。
通信システム1は、パスCの設定を行うノードN、要求された制約を満たすネットワーク内のパスの中継経路を計算するパス経路算出装置3を含むものとする。そして、通信システム1は、ノードN間を通信ネットワーク2で接続する。この、通信ネットワーク2においては、網内の各ノードNでルーティングプロトコルを動作させて、ネットワークトポロジ情報およびリソースR情報の収集を行っている。ルーティングプロトコルとしてはOSPF(Open Shortest Path First)やIS−IS(Intermediate System - Intermediate System)などが通常利用されている。
なお、通信システム1を構成する装置(ノードN、パス経路算出装置3)は、図示を省略するが、それぞれ演算処理を行う際に用いられる記憶手段としてのメモリと、前記演算処理を行う演算処理装置と、通信ネットワーク2に接続するためのネットワークインターフェイスとを少なくとも備えるコンピュータとして構成される。なお、メモリは、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。演算処理は、CPU(Central Processing Unit)によって構成される演算処理装置が、メモリ上のプログラムを実行することで、実現される。
各ノードNは、発側ノードNS、中継ノードNM、着側ノードNEに分類される。発側ノードNSはパスCの開始点となるノードNで、新たなパスCを設定する際に設定のためのシグナリングメッセージの生成などを行う。例えばGMPLSネットワークの場合、CR−LDPやRSVP−TEなどのシグナリングプロトコルを用いてパスCの設定を行う。中継ノードNMはパスC上を転送されるデータの中継を主に行う。着側ノードNEは、パスCの終端点となるノードNである。また、発側ノードNSおよび着側ノードNEは、図示しないユーザ側の通信装置と接続しており、通信ネットワーク2は、2拠点間のユーザ側の通信装置を接続するコネクションを提供している。また、パス経路算出装置3は、通信システム1内に少なくとも1つ配備され、発側ノードNSと接続している。
なお、通信ネットワーク2は、2拠点間のユーザ側通信装置を接続するコネクションを提供している。ユーザにより要求する帯域、信頼性などの要求条件が異なるため、通信ネットワークは、様々な制約条件を満たすパスを設計し、提供する。
次に、通信システム1を構成するリソースRの概念を説明する。
図2(a)は、通信システム1の装置間を回線(ファイバ)で接続したネットワーク構成図を示している。通信システム1には、ノードN1からノードN4へのパスCが2本(現用パスCと予備パスC)設定されている。図2(a)は、ノードN1からスイッチSWに接続し、スイッチSWからノードN2またはノードN3に分岐している。
図2(b)は、図2(a)の通信システム1において、ルーティングプロトコルが扱う論理層の情報を抽出した図である。例えば、現用パスCは、<ノードN1→リンクL2→ノードN3→リンクL4→ノードN4>の順序集合である。ここで、リソースRは、パスCの集合の要素であるノードNまたはリンクLであると定義する。よって、パスCは、複数のリソースRの順序集合である。予備パスCは、<ノードN1→リンクL1→ノードN2→リンクL3→ノードN4>の順序集合であり、5つのリソースRから構成されている。そして、各リソースRには、リソースRをユニークに識別するためのリソースIDが割り当てられている。リソースIDは、例えば、SRG番号の組み合わせであるSRG情報である。
なお、リンクLには、通常のルーティングプロトコルで使用される、リンクコストおよび帯域情報などの付加情報が付与されている。そして、リソースIDは、通常のルーティングプロトコルで使用される、リンクコストおよび帯域情報などに、対応づけられている。ネットワーク内の各リンクi(i=0,1,...)に対し、実数のリンクコストCiが定義され、Ciはネットワークの運用者により設定される。リンクコストCiの初期値としては、各リンクの遅延時間の相対値、リンクの帯域の逆数を規格化した値などが用いられる。例えば、リンク1の帯域が1[Gbps]、リンク2の帯域が10[Gbps]の場合、C1=10、C2=1と計算することができる。
図2(b)のリンクL1は1本であるが、このリンクL1を構成する要素は、図2(a)に示すように、2本のファイバ(#1、#2)である。また、リンクL2は1本であるが、このリンクL2を構成する要素は、図2(b)に示すように、2本のファイバ(#1、#3)である。よって、リンクL1とリンクL2とは、ファイバ#1を共用している。これにより、ファイバ#1が故障したときには、リンクL1とリンクL2とは、同時に使用ができなくなってしまう。よって、ファイバ#1に求められる信頼性は、ファイバ#3よりも高いものであることが、望ましい。
図3は、パーツIDの割り当てを示す説明図である。パーツPは、リソースRを構成するネットワークまたは装置の部品(ハードウェア資源)であり、通常のルーティングプロトコルで配布されない下位レイヤの物理的な機器の構成要素を表す。パーツPは、例えば、図3に示される回線カード、インターフェイス、ファイバなどが挙げられる。パーツIDは<パーツ種別ID、パーツ製造ID>の組合せで構成されている。パーツIDは、通信システム1内の各パーツPに対してユニークに割り当てられている。パーツIDは、例えば、SRG番号である。
まず、パーツ種別IDは障害要因となるパーツPを識別可能な単位で割り当てる。パーツPの種類は、回線カードや、ファイバ回線などパーツPの用途を識別する単位に設定してもよいし、同じイーサネット(登録商標)の回線カードでも、A社が製造する回線カードと、B社が製造する回線カードとで、別々のパーツ種別IDを割り当ててもよい。よって、通信システム1は、同じパーツ種別IDを有する複数のパーツPから構成されてもよい。
次に、パーツ製造IDは、パーツ種別IDごとに割り当てられるIDである。これは、例えば、A社が製造する複数の回線カードには、それぞれユニークな(別々の)パーツ製造IDが割り当てられる。例えば、パーツ製造IDは、各製品にメーカが割り当てる製造番号である。よって、A社とB社とでは、独立に製造番号を割り当てられるので、通信システム1は、同じパーツ製造IDを有する複数のパーツPから構成されてもよい。しかし、パーツ種別IDとパーツ製造IDとの組で構成されるパーツIDは、通信システム1内の各パーツPに対してユニークに割り当てられている。
パーツIDに関する情報は、各ノードNが保持し、ルーティングプロトコルにより、ネットワーク内の他のノードNおよびパス経路算出装置3間に配布される。
図4は、パス経路算出装置3を示す構成図である。パス経路算出装置3は、記憶手段(パス情報データベース20、トポロジデータベース22、および、信頼性データベース24)と、制御手段(パス経路算出部26、および、パス経路出力部28)とを備える。
まず、パス情報データベース20は、通信ネットワーク2内のパスCの中継経路(使用しているリソースR)に関する情報を記録する。この情報は、パスIDと、パスIDの始点から終点までの経路上のリソースRのリソースIDとの対応情報を含む。なお、パスCの中継経路は、パス経路算出部26によって算出される。
図5(a)は、パス情報データベース20の一例を示す構成図である。パス経路リストの各パスは、そのパスの信頼性と、要求されたパスの信頼性と、パスを構成するリソースIDの集合とが、対応づけて、格納されている。例えば、パス#1は、要求された信頼性(70%)を満たす信頼性(70%)を有するパスであり、その経路は、R1→R2→R4という3つのリソースIDに示されるリソースを使用している。
次に、トポロジデータベース22は、ルーティングプロトコルにより配布されている経路情報などから作成されるネットワークトポロジを格納する。さらに、トポロジデータベース22は、リソースIDとパーツIDとの対応情報を保持する。
図5(b)は、トポロジデータベース22の一例を示す構成図である。リソースIDに示される各リソースは、ノードまたはリンクに分類されるリソース種別、リソースが使用するパーツID、リソースのリンクコストと対応づけて、格納されている。例えば、リソースR1は、ノードであり、P1,P2という2つのパーツから構成されている。
リソースIDとパーツIDとの対応情報を具体的に説明する。図3の例では、1ノードNに、2つのリンクL(L1,L2)が接続されており、パーツPは、ファイバ、インターフェイス、回線カード、装置の4つの階層で構成されている。各階層には、異なるパーツ種別IDが付与されている。
2つのリンクL(L1,L2)は、装置と回線カードとを共用しているが、インターフェイスとファイバは、別々のものを使用している。よって、リソースID(リンク#A)は、パーツIDの集合<装置#1、回線カード#2、インターフェイス#31、ファイバ#41>と対応づけられる。また、リソースID(リンク#B)は、<装置#1、回線カード#2、インターフェイス#32、ファイバ#42>と対応づけられる。
このリソースIDとパーツIDとの対応情報は、例えば、ルーティングプロトコルにより、通信ネットワーク2内に配布される。この情報より、リンクL1とリンクL2とは、同時に故障する可能性があり、要因としては共用している装置の故障と、共用している回線カードの故障がある。一方、インターフェイスまたはファイバの故障については、1つのパーツPだけ故障したときには、その故障に起因して発生するリンクLの故障は片方だけであり、同時には故障しない。
そして、信頼性データベース24は、通信ネットワーク2の構成要素であるパーツの信頼性に関する情報を格納する。信頼性に関する情報は、例えば、パーツの故障頻度や、パーツの平均稼働期間などである。そして、パス経路算出装置3は、例えば管理者から入力された設定情報により、信頼性データベース24を更新する。
図5(c)および図5(d)は、それぞれ信頼性データベース24の一例を示す構成図である。図5(c)は、パーツIDの一部であるパーツ種別IDごとに、信頼性が対応づけられているデータベースを示し、図5(d)は、パーツIDごとに、信頼性が対応づけられているデータベースを示す。まず、図5(c)は、同じパーツ種別(例えばA社のイーサネット(登録商標)カード)は、同じ品質を有すると仮定し、同じ信頼性を有するとみなすデータベースである。一方、図5(d)は、同じパーツ種別であっても、異なるパーツ製造IDとなるパーツどうしは、信頼性が異なることもあるとするデータベースを示す。
よって、図5(c)と図5(d)とは、どちらか一方の方式だけを用意してもよいし、2つの方式を併せて用意してもよい。なお、同じパーツ種別のパーツにおいて、品質が均一となるパーツは、図5(c)の方式を用い、品質にばらつきのあるパーツは、図5(d)の方式を用いることが、望ましい。
ここで、図5(d)の方式を採用するときには、パーツIDとそのパーツIDに付された信頼性の対応情報を、信頼性データベース24として一括で管理する方式としてもよいし、ノードNが、その信頼性の対応情報を通信プロトコルを用いて広告することとしてもよい。さらに、パス経路算出装置3は、ノードNが通信プロトコルを用いて広告したパーツの情報(パーツIDなど)と、前記通信プロトコルまたは別の方法(あらかじめ格納された記憶手段から読み出すなど)で取得した信頼性データとを対応づけて、図5(c)または図5(d)のデータベースで管理することとしてもよい。
以下、通信システム1の動作について、図1から図5を参照しつつ、図6のフローチャートに沿って説明する。
まず、パス経路算出装置3は、パス経路の計算要求(パスCの中継経路の解決を行うための経路計算要求メッセージ)を発側ノードNSから受信する(S101)。この経路計算要求メッセージに含まれる情報の例としては、発側ノードNSのアドレス、着側ノードNEのアドレス、要求する信頼度、要求帯域、設定するパスCの本数(1本または複数本)があげられる。
経路計算要求メッセージを受信したパス経路算出装置3は、メッセージの内容を解析し、パス経路算出部26での経路計算に必要な情報を抽出して、パス経路算出部26へと転送する。経路計算に必要な情報とは、発側ノードNSのアドレス、着側ノードNEのアドレス、要求する信頼度、要求帯域、設定するパスCの本数(1本または複数本)があげられる。以下、パス経路算出部26は、経路計算に必要な情報をもとに、要求を満たすパスCの経路を計算する。
次に、パス経路算出装置3は、パーツPの信頼性をもとにリンクコストを算出する(S102)。そのため、まず、パス経路算出部26は、要求する信頼度の情報から予備パスCの経路計算において考慮するパーツ種別IDを決定する。例えば、最も高い信頼度を要求するパスCであれば、予備パスC計算の際に、図5(c)の全てのパーツ種別IDを考慮する。
なお、パス経路算出部26は、要求する信頼度が最も低い場合には、パーツ種別IDは全く考慮せずに、パスCを設定するレイヤのノードNとリンクLのdisjoint性のみを考慮する。パス経路算出部26は要求された信頼度の情報と、図5(c)に示すパーツ種別IDの信頼性から、計算の際に考慮するパーツ種別IDを1つまたは複数選択する。
選択されたパーツ種別IDを持つ、現用パスC上のリンクLおよびノードNに含まれるパーツIDをリストアップする。次に、このリスト内のパーツIDと同一のパーツIDを付与されたリンクL、ノードNに対して、以下の数式1でリンクコストCiを変更する。
Ci=(1+α)*Ci…(数式1)
ここで、αは0以上のある実数である。ノードNに対しては、リンクコストが付与されていないため、該当ノードNと接続しているリンクLのリンクコストを変更する。また、αの決定方法としては、通信システム1内の全てのリンクLで同一の値を用いてもよいし、パーツIDに付された信頼性情報を用いて、以下の数式2により、共有したSRG毎にαを決定してもよい。
α=F(X)…(数式2)
ここで、Xは該当するパーツIDに付された信頼性情報(障害頻度情報)の値で、FはXについてのある連続増加関数である。このようにαを決定することにより、障害発生頻度が高いパーツPを共有したリンクLほど、αが大きくなり、リンクコストの値自体も大きくなるため、予備パスCのリンクLとして選択されにくくなる。
そして、パス経路算出装置3は、S102で算出されたリンクコストをもとにパス経路を算出する(S103)。ここでは、現用パスCと予備パスCの2本を設定する場合についての処理例を説明する。
パス経路算出装置3のパス経路算出部26は、まず現用パスCの経路を計算する。パス経路算出部26は、トポロジデータベース22の情報をもとに発側ノードNSと着側ノードNEの間に帯域の制約条件を満たすパスCの経路を計算する。経路計算に必要なアルゴリズムとして、CSPF(Constrained Shortest Path First)アルゴリズムなどを用いることで帯域制約を満たす最短経路のパスCの経路を算出することができる。
現用パスCの経路が解決されると、次にパス経路算出部26は、予備パスCの経路を計算する。パス経路算出部26は、現用パスCのリソースRと予備パスCのリソースRそれぞれにおけるパーツPを共有したリンクLの数、その時のパーツIDの値をもとに、要求された信頼度を満たすパスCを計算する。
次に、S102で修正されたリンクコストをもとに、予備パスCの経路を計算する。現用パスCとパーツPを共有するノードN、リンクLはコストが高くなるように修正されているため、CSPFアルゴリズムにより予備パスCを計算すると、現用パスCとの間で可能な範囲でパーツPを共有しない経路が得られる。
S103で現用パスCと予備パスCの経路計算が完了すると、パス経路算出装置3は、算出したパス経路の信頼性が計算要求を満たすか否かを判断する(S104)。この判断処理は、例えば、文献(K.K.AGGARWAL,J.S.GUPTA,AND K.B. MISRA,"A Simple Method for Reliability Evaluation of Communication System",IEEE TRANSACTIONS ON COMMUNICATIONS,563-566,MAY 1975.)に記載されているAGGARWAL法により、実現される。以下、判断処理を具体的に説明する。
まず、パス経路算出部26は、得られた経路に関する情報から、現用パスCと予備パスCとで共有したパーツIDがあるかどうかを確認する。共有したパーツIDがない場合には、算出したパス経路を出力する(S106)。パス経路の出力は、経路計算応答メッセージ内に計算結果の情報(パスCの経路情報と信頼度の情報)をエンコードして、要求元のノードNヘ返答する処理である。なお、信頼度を低下させても、パスCが発見でなかった場合は、エラーという結果をエンコードした経路計算応答メッセージを返答する。
次に、パス経路算出部26は、共有しているパーツPがある場合には、パスCが要求された信頼度の条件を満たすかどうかを検査する。つまり、共有したパーツPに付されたパーツPの信頼性(障害発生頻度)をもとにパスCの信頼度を算出し、S101で要求された信頼度と比較する。なお、パスCの信頼度とは、例えば、パーツPを共有する複数のパスCにおいて、同時に故障が発生する頻度である。もし、要求された信頼度を満たす場合には(S104、YES)、パス経路算出装置3は、算出したパス経路を出力する(S106)。
一方、計算要求を満たさないとき(S104、NO)は、パス経路算出装置3は、パス経路の信頼性を緩和する。パス経路算出部26は、例えば、要求された信頼度を下げた経路を計算する。これは信頼度を下げることに、より共有されたパーツPの信頼性についての条件が緩和されるため、経路が発見されやすくなるからである。
要求された信頼度を下げて経路を再計算する場合には、要求された信頼度を1段階下げて、S102に戻って計算を行い、再度現用パスCと予備パスCを計算する。信頼度を1段階低下させる方法としては、まず元の信頼度で考慮されていたパーツPをリストアップする。次にそのリスト内で最も低い障害発生頻度を持つパーツPを前記のリストから削除する。このリストを元に前記の手順と同様に、現用パスCと予備パスCの経路を計算し(S102、S103)、得られたパスCが信頼度の条件を満たすかチェックを行う(S104)。パスCが信頼度の条件を満たさない場合には、さらに信頼度を一段階下げて経路を再計算する。
以上説明した本実施形態は、通信網に収容される各コネクションの中継経路の計算を行う装置および方法に関する。本実施形態は、例えば、レイヤ3のヘッダ情報を元に転送を行なうノードN網、固定長のラベルを転送するパケットに付与することで通信網内を転送するMPLS通信網、TDMのタイムスロットや光の波長を一般化ラベルとして扱うGMPLS通信網、ATM(Asynchronous Transfer Mode)通信網などに適用される。
本実施形態は、ネットワークで発信側ノードNから着信側ノードN間でコネクションを設定するときに、障害に備えた冗長経路の設定において、冗長経路を算出するにあたり、途中のパーツP(ファイバ、装置のインターフェイスカードなど)の信頼性(故障発生原因、故障発生頻度など)をもとに、コネクションに要求される信頼性を満足することができる経路を算出する。
以上説明した本発明は、以下のようにその趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施することができる。
例えば、本実施形態では、経路計算要求メッセージ内で指定された信頼性条件を満たすパスCの経路計算を実現する方法について説明したが、経路計算要求メッセージ内に明示的に要求する信頼度に関する条件が指定されていない場合もある。そのときには、パス経路算出装置3は、あらかじめ用意した所定の信頼度(過去に使用した信頼度の履歴を用いてもよい)が、経路計算要求メッセージに含まれているとみなして、その信頼性条件を満たすパスCの経路計算を行ってもよい。なお、所定の信頼度は、1つでもよいし、複数の異なる値の集合でもよい。複数の異なる値の集合としたときには、信頼度とその信頼度を満たすパス経路との組が、集合内の信頼度の個数だけ算出される。つまり、パス経路算出装置3は、集合内の信頼度の個数分、信頼度条件に適合するパスCの経路を計算する処理(S101〜S105)を繰り返す。
また、パス経路算出装置3の記憶手段における各データベースは、パス経路算出装置3がデータアクセスできればいいので、パス経路算出装置3の内部に格納してもよいし、パス経路算出装置3とは別の装置に格納してもよい。
さらに、本実施形態で記載されているパス経路算出装置3は、ノードNと別装置として説明されているが、ノードN内にパス経路算出装置3を配備してもよいし、複数の装置にパス経路算出装置3の機能を分散させてもよい。
そして、パーツIDを割り当てる対象となるパーツは、ネットワーク内の全てのパーツとしてもよいし、一部のパーツを割り当てる対象から除外してもよい。除外対象となるパーツは、例えば、信頼性が非常に高く、ネットワークの運営上、故障を考慮しなくてもよいパーツである。このようなパーツにパーツIDを割り当てないことにより、パス計算の計算量を削減することができる。
本発明の一実施形態に関する通信システムを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するリソースの概念を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関するパーツの概念を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関するパス経路算出装置を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するパス経路算出装置のデータベースの構成図である。 本発明の一実施形態に関するパス経路算出処理を示すフローチャートである。 disjoint(互いに素)なパスの概念の説明図である。
符号の説明
C パス
L リンク
N ノード
P パーツ
1 通信システム
2 通信ネットワーク
3 パス経路算出装置
20 パス情報データベース
22 トポロジデータベース
24 信頼性データベース
26 パス経路算出部
28 パス経路出力部

Claims (8)

  1. パスを設定するノードを接続する通信ネットワークにおけるパス経路算出方法であって、
    前記通信ネットワークにおける構成要素となるパーツの信頼性データを格納する記憶手段を有するコンピュータが、
    パス経路の計算要求を受信する手順と、
    前記記憶手段から読み出した前記パーツの信頼性データをもとに前記パスを構成するリンクのリンクコストを算出する手順と、
    前記リンクコストをもとに前記パスのパス経路を算出する手順と、
    算出した前記パス経路を前記ノードに出力して、パスを設定させる手順と、
    を実行することを特徴とするパス経路算出方法。
  2. 前記記憶手段は、前記パーツの信頼性データとして、前記パーツの種別を示すパーツ種別IDと、前記パーツの故障発生頻度との対応データを格納することを特徴とする請求項1に記載のパス経路算出方法。
  3. 前記記憶手段は、前記パーツの信頼性データとして、前記パーツを一意に識別するパーツIDと、前記パーツの故障発生頻度との対応データを格納することを特徴とする請求項1に記載のパス経路算出方法。
  4. 前記記憶手段は、前記ノードから通信プロトコルを用いて広告された前記パーツの情報と、前記パーツの信頼性データを格納することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のパス経路算出方法。
  5. 前記パス経路を算出する手順は、前記パス経路の計算要求に含まれる所定の信頼性条件を満たすパスが発見できなかった際に、信頼性条件を緩和してパス経路を再計算することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のパス経路算出方法。
  6. 前記パス経路を算出する手順は、前記パス経路の計算要求に信頼性条件が含まれていなかったときには、1つ以上の予め定めた信頼性条件を満たすパス経路を算出することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のパス経路算出方法。
  7. パスを設定するノードを接続する通信ネットワークにおけるパス経路算出装置であって、
    前記通信ネットワークにおける構成要素となるパーツの信頼性データを格納する記憶手段と、
    パス経路の計算要求を受信し、前記記憶手段から読み出した前記パーツの信頼性データをもとに前記パスを構成するリンクのリンクコストを算出し、前記リンクコストをもとに前記パスのパス経路を算出するパス経路算出部と、
    算出した前記パス経路を前記ノードに出力して、パスを設定させるパス経路出力部と、
    を有することを特徴とするパス経路算出装置。
  8. 請求項7に記載のパス経路算出装置と、前記パスを設定するノードとを、前記通信ネットワークによって接続して構成される通信システム。
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