JP2006203404A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】QoS保証に必要な伝送速度の確保及び消費電力の低減が可能にする。
【解決手段】検定結果に従ってデータ種別ごとにデータフレームを分類して出力するQoS制御部1と、変復調部3が備える複数種類の変調方式の中から1方式を選択する変調方式制御部6とを備え、QoS制御部1は、データフレームの伝送速度が低速であるか高速であるかを判断し得る種別ごとにデータフレームを分類し、変調方式制御部6は、QoS制御部1におけるデータフレームの分類結果に従って、変復調部3における変調方式を選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データフレームを変調して送信する無線通信装置および無線通信方法に関する。
従来、無線通信システムにおいては、複数の変復調方式を備え、無線区間における伝送状態に応じて変調方式を決定する適応変調方式がある。無線区間における伝送状態が良好なときは高速の変調方式を選択し、伝送状態が悪化したときは低速の変調方式を選択して、無線区間の接続性が高められる。すなわち、従来技術においては、無線区間において他の無線通信装置の使用による妨害等がなければ、送信されるデータの種別に拘わらず、最高速の伝送速度が得られる変調方式が選択される。
また、無線区間におけるQoS(Quality of Service)の向上のために、伝送されるデータフレームの種別ごとに優先順位を設けるQoS制御がある。QoS制御によって、データフレームをその種別ごとに音声、映像などに分類し、分類した種別ごとの優先度をそれぞれ設け、無線通信装置からは優先度の高いデータフレームから送出することで、効率的にデータフレームを伝送するものである。
従来、適応変調方式とQoS制御を備えた無線通信装置としては、図9に示すように、データ入出力部110と、QoS制御部111と、該QoS制御部111からQoS制御された送信データを受け取るアクセス制御部112と、変復調部113、RF部114、アンテナ部115と、内部バス116および制御部120から構成される無線送受信機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
変復調部113には無線区間の状況によってデータ送信速度を可変にする適応変調方式が採用され、QoS制御部111は、送信データが到着すると変復調部113から信号線L13を介して入力される無線区間の情報伝送速度xをチェックする。無線区間の情報伝送速度xが所定の閾値A以上の場合は、QoS制御処理を省略し、無線区間の情報伝送速度xが閾値Aよりも小さい場合、すなわち、送信データに輻輳が発生する場合にのみ、QoS制御を実行することができる。
特開2004−112780号公報
しかしながら、従来の適応変調方式は、無線区間の伝送状態が良好であれば、データフレームの種別に関わらず高速の変調方式が選択される。音声のように低速でバースト的に発生するデータは、低速の変調方式でも伝送することが可能であるが、従来の適応変調方式では伝送状態が良好であれば高速な変調方式が選択される。高速な変調方式が選択された場合、一般的な問題として、送受信を行う双方の無線通信装置の消費電力増加と、受信側の無線通信装置における受信感度の低下が考えられる。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、QoS保証に必要な伝送速度の確保及び消費電力の低減と受信感度の向上が可能になる無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信装置は、データフレームを変調して送信する無線通信装置であって、データフレームのデータ種別を判別する種別判別手段と、判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択する変調方式制御手段と、選択した変調方式で前記データフレームを変調する変調手段と、を備える。
上記構成によれば、判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択する変調方式制御手段を備えることにより、データ種別に応じて適応的にデータフレームを変調することができる為、QoS保証に必要な伝送速度の確保及び消費電力の低減が可能になる。伝送速度の向上を優先する従来の技術においては、QoSを低速な変調方式で保証できるデータであっても高速な変調方式が用いられることにより、消費電力が増加していたのに対し、上記構成によれば、データ種別に応じて適応的にデータフレームを変調することができる為、不要な消費電力の増加を防止することができる。また、上記構成によれば、受信側の無線通信装置における受信感度の向上が可能になる。
また、本発明の無線通信装置は、前記種別判別手段が、判別したデータ種別毎に区別して各データフレームを保持するキューを備え、前記変調方式制御手段が、前記キューに保持されるデータフレーム数に応じて、変調方式を選択するものである。上記構成によれば、キューに保持されるデータフレーム数に応じて高速な変調方式も選択できる手段を備えることで、キューのオーバーフローによるデータフレームの欠落を回避できる。
また、キューに保持されるデータフレームの有無や数に応じて変調方式を選択することにより、例えばデータフレームがない場合には低速な変調方式で変調し送信することができる為、消費電力を一層低減し、受信側の無線通信装置においても良好な受信感度を得ることができる。このように、上記構成によれば、データフレームを効率的に変調し送信することができる。
また、本発明の無線通信装置は、キャリアセンスを行うキャリアセンス手段を備え、前記変調方式制御手段が、検出したキャリアセンスの結果に応じて、変調方式を選択するものである。上記構成によれば、自身以外の無線通信装置が無線空間を使用しているときは高速な変調方式も選択できる手段を備えることで、キューのオーバーフローによるデータフレームの欠落を回避できる。
また、本発明の無線通信方法は、データフレームを変調して送信する無線通信装置における無線通信方法であって、データフレームのデータ種別を判別する種別判別ステップと、判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択する変調方式制御ステップと、選択した変調方式で前記データフレームを変調する変調ステップと、を有する。
また、本発明の無線通信方法は、前記変調方式制御ステップが、判別したデータ種別毎に区別して保持されるデータフレーム数に応じて、変調方式を選択するものである。
さらに、本発明の無線通信方法は、キャリアセンスを行うキャリアセンスステップを有し、前記変調方式制御ステップが、検出したキャリアセンスの結果に応じて、変調方式を選択するものである。
本発明によれば、判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択することにより、データ種別に応じて適応的にデータフレームを変調することができる為、QoS保証に必要な伝送速度の確保及び消費電力の低減と受信感度の向上が可能になる。
以下、本発明の実施形態の無線通信装置について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における無線通信装置のブロック図である。第1の実施形態における無線通信装置は、データフレームを変調して送信するものであり、図1に示すように、入力されるデータフレームのヘッダ情報を検定し、各データフレームを分類するQoS制御部1と、無線区間を介してデータフレームを送受信するためのアクセス制御を行うMAC終端部2と、複数種類の変調方式と復調方式を備える変復調部3と、高周波(RF)回路部4と、アンテナ5と、変復調部3が備える複数種類の変調方式の中から1方式を選択する変調方式制御部6とから構成される。QoS制御部1は、データフレームのデータ種別を判別する。変調方式制御部6は、判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択する。変復調部3は、選択した変調方式で前記データフレームを変調する。
QoS制御部1において、データフレームを優先度ごとに分類する方法としては例えばIEEE802.11eが知られている。図2は、IEEE802.11eにおいて規定されるデータフレームの優先度を示しており、優先度順に、音声、ビデオ、ビデオプローブ、ベストエフォートの4種のカテゴリにデータフレームは分類される。
図3は、一例としてIEEE802.11eの分類方法に従った場合の、本実施の形態におけるQoS制御部1の動作を説明するブロック図である。QoS制御部1は、データフレームのヘッダ情報を検定するヘッダ検定部21と、ヘッダ情報の検定結果に従って分類された各データフレームをデータ種別毎に区別して保持する送信キュー22から構成される。ヘッダ検定部21において音声、ビデオ、ビデオプローブ、ベストエフォートに分類されたデータフレームは、送信キュー22のa〜dからなる4種類のキューにそれぞれ保持される。送信の優先度はa,b,c,dの順番で高いものとする。
図3では、キューaに2フレーム、キューcに1フレームのデータフレームが保持されている状態の例を示しており、このときのQoS制御部1の動作は、優先度の高いキューaに保持される2フレームのデータフレームを出力してから、キューcにあるデータフレームを出力するものである。なお、前記は一例であって、QoS制御部1におけるデータフレームの分類方法を限定するものではなく、QoS制御部1はデータフレームを複数種類のカテゴリに分類できればよい。
また、ヘッダ検定部21は、ラベル・スイッチングを用いるときにデータフレームに付加されるラベル情報を検定するものであってもよい。変復調部3は、例えばBPSK(Binary Phase Shift keying)やQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)など複数の変復調方式と、それぞれの変復調方式を実現する複数種類の伝送速度を備えるものである。
図4は、本実施の形態における変調方式制御部6の動作を示すフローチャートである。図4において、カテゴリ検定ステップ(ステップS31)において、変調方式制御部6は、QoS制御部1の送信キュー22に分類されているデータフレームのカテゴリの検定を行う。データフレームが音声に代表されるような低速データのカテゴリにある場合は(ステップS32)、待ちデータ検定ステップ(ステップS33)に進み、一方、データフレームが前記以外のカテゴリに分類されている場合は適応変調ステップ(ステップS36)に進む。
待ちデータ検定ステップS33において、変調方式制御部6は、QoS制御部1の低速データのカテゴリのキューに所定数以上の送信待ちのフレームが存在していないか、または前記以外のカテゴリのキューに送信待ちのフレームが存在しないかの検定を行う。送信待ちのフレームが存在しない場合は低速度送信ステップ(ステップS35)に進み、送信待ちのデータフレームが存在する場合は適応変調ステップ(ステップS36)に進む。
変調方式制御部6は、低速度送信ステップ(ステップS35)に進んだときは、最も低速の伝送速度となる変調方式でデータフレームが送信されるように変復調部3を制御し、適応変調ステップ(ステップS36)に進んだときは、所定のアルゴリズムに従い、最も高速の伝送速度となる変調方式でデータフレームが送信されるように変復調部3を制御するものである。このように、変調方式制御部6は、送信キュー22に保持されるデータフレーム数に応じて、変調方式を選択する。
この方法によれば、特定のキューに複数のデータフレームが保持されている場合、保持されるデータフレーム数に応じて変調方式を選択することにより、データフレーム数が多くなった場合であっても、QoSを向上させることができる。また、キューに保持されるデータフレームの有無に応じて変調方式を選択することにより、例えばデータフレームがない場合には低速な変調方式で変調し送信することができる為、消費電力を一層低減し、受信側の無線通信装置においても良好な受信感度を得ることができる。このように、上記構成によれば、データフレームを効率的に変調し送信することができる。
このように、本実施の形態における無線通信装置によれば、判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択することにより、データ種別に応じて適応的にデータフレームを変調することができる為、QoS保証に必要な伝送速度の確保及び消費電力の低減と受信感度の向上が可能になる。具体的には、QoS制御の情報に従って低速なデータフレームの存在を判別するとともに、無線区間においても低速となる変調方式を選択することによって、当該データフレームを送信する際にデータ種別に適した伝送速度と変調方式とが選択されることにより、良好な通信状態を保ちつつ不要な消費電力の増加を防止することが可能になる。
なお、適応変調S36において、変調方式制御部6が変調方式を選択するときのアルゴリズムは特に限定しない。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明をIEEE802.11b方式に適用した場合の、第2の実施の形態における無線通信装置のブロック図である。複数の変復調方式と伝送速度を備える無線通信方式としては無線LANが広く使われており、IEEE802.11bは無線LANの一方式である。
第2の実施形態における無線通信装置は、図5に示すように、QoS制御部1と、MAC終端部2と、変復調部3と、RF回路部4と、アンテナ5と、PHY終端部11と、制御バス12と、CPU(中央演算処理装置)13とから構成される。CPU13は制御バス12を介してQoS制御部1、MAC終端部2、変復調部3、PHY終端部11と接続可能である。図5において、図1に示したものと同一または均等のブロックには同一符号を付して、その重複する説明を省略する。本実施形態において、CPU13は、判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択するものである。
IEEE802.11bにおいて規定される変調方式は、1MbpsのDBPSK(Diffirential Binary Phase Shift Keying)、2MbsのDQPSK(Diffirenntial Quadrature Phase Shift Keying)、5.5Mbpsまたは11MbpsのCCK(Complementary Code Keying)またはPBCC(Packet Binary Convolutional coding)があるので、変復調部3はこれらの変復調方式と伝送速度を備えるものとする。
また、IEEE802.11bではキャリアセンスが規定されているので、MAC終端部2は自身以外に無線区間を使用している無線通信装置の有無を検出できるものとする。PHY終端部11は、無線区間におけるデータフレームの送受信を行い、送信のときはIEEE802.11bで規定される無線区間におけるデータフレームを生成する。
図6は、IEEE802.11bで規定される無線区間のフレームフォーマットであり、(a)がロング・フレーム・フォーマット、(b)がショート・フレーム・フォーマットを示す。図6において、無線区間のデータフレームは、プリアンブル部51と、ヘッダ部52と、データ部53から構成される。プリアンブル部51は、同期処理に用いられる所定のビットパターンが格納される。ヘッダ部52は、データ部53の伝送速度と、高速変調方式と、送信時間とともに、ヘッダ部52の誤り検出ビットが格納される。
また、データ部53はQoS制御部1で分類されMAC終端部2を介して出力されたデータであり、特にフォーマットは限定しないが、QoS制御部1から出力されたデータフレームに、MAC終端部2において所定のヘッダと誤り検出信号が付加されている。またプリアンブル部51とヘッダ部52はPHY終端部11で付加されるものとする。
図6に示すフレームフォーマットにおいて、IEEE802.11bで規定される変調方式のいずれかで変調される領域はデータ部53のみである。プリアンブル部51とヘッダ部52の変調方式は固定であって、ロング・フレーム・フォーマットのときは1MbpsのDBPSK、ショート・フレーム・フォーマットのときは2MbpsのDQPSKである。
図7は、CPU13の動作を示すフローチャートである。カテゴリ検定ステップ(ステップS31)において、CPU13はQoS制御部1の音声に代表されるような低速データのカテゴリにデータフレームがある場合は(ステップS32)、待ちデータ検定ステップS33に進み、データフレームが前記以外のビデオやビデオプローブなどのカテゴリに分類されている場合は適応変調ステップ(ステップS36)に進む。
待ちデータ検定ステップS33において、CPU13はQoS制御部1に前記低速データのカテゴリのキューに所定数以上の送信待ちのフレームが存在していないか、または前記以外のカテゴリのキューに送信待ちのフレームが存在しないかの検定を行い、送信待ちのフレームが存在しない場合はキャリアセンス結果検定ステップS37に進み、送信待ちのデータフレームが存在するときは適応変調ステップS36に進む。
キャリアセンス結果検定ステップ(ステップS37)において、CPU13はMAC終端部2でのキャリアセンス結果で自身以外に無線区間を使用している無線通信装置が存在しないか検定を行い、自身以外に無線区間を使用する無線通信装置が存在しないときは低速度送信ステップ(ステップS35)に進み、自身以外に無線通信装置が存在し無線区間がビジーのときは、適応変調ステップ(ステップS36)に進む。
低速度送信ステップ(ステップS35)において、CPU13はデータ部53の変調方式が1MbpsのDBPSKとなるように変復調部3を制御するとともに、ヘッダ部52に示されるデータ部53の伝送速度が1Mbps、送信時間が当該伝送速度における所要時間となるようにPHY終端部11を制御する。このときは、低速の変調方式を選択しているので、ヘッダ部52の示すデータ部53の高速変調方式はdon’t careでよい。またヘッダ部52の誤り検出はPHY終端部11で生成される。また低速度送信35においてはロング・フレーム・フォーマットで動作するものとするが、特に限定するものではない。ショート・フレーム・フォーマットで動作する場合は、変調方式を2MbpsのDQPSKとする。
適応変調ステップ(ステップS36)において、CPU13は所定のアルゴリズムに従ってIEEE802.11bで規定される前記変調方式の中から最速となる変調方式を選択し、データ部53が選択した変調方式で変調されるように変復調部3を制御し、ヘッダ部52がデータ部53の伝送速度、変調方式、送信時間を示すようにPHY終端部11を制御する。このように、CPU13は、検出したキャリアセンスの結果に応じて、変調方式を選択する。
この方法によれば、自身以外の無線通信装置が無線空間を使用しているときは高速な変調方式も選択できる手段を備えることで、キューのオーバーフローによるデータフレームの欠落を回避できる。
このように、本実施の形態における無線通信装置によれば、QoS制御の情報に従って低速なデータフレームの存在を判別するとともに、無線区間においても低速となる変調方式と伝送速度を選択することによって、当該データフレームを送信する際にデータ種別に適した伝送速度と変調方式が選択されることにより、良好な通信を保ちつつ不要な消費電力の増加を防止することを可能とする無線LANシステムを提供することができる。また、これらの制御はCPU13に搭載されるソフトウェアによって実現できる。
なお本実施の形態では、適応変調ステップ(ステップS36)において変調方式を選択するときのアルゴリズムは、特に規定しないものとする。また、適応変調ステップ(ステップS36)においてはロング・フレーム・フォーマットとショート・フレーム・フォーマットのいずれで動作してもよい。
また、本実施の形態では、IEEE802.11b方式に適用した場合のみ示しているが、より高速な変調方式を用いるIEEE802.11g方式、IEEE802.11a方式も、IEEE802.11b方式と共に無線通信装置に実装することができる。この場合、本実施の形態に示される動作に従えば、送信キューに所定数以上のデータフレームが保持されず、また複数のキューにデータフレームが保持されておらず、また他の無線通信装置が無線区間を使用していなければ、当該無線通信装置が低速なデータを送信するときの変調方式は、IEEE802.11g方式やIEEE802.11a方式を選択せず、IEEE802.11b方式の1MbpsのDBPSKが選択されるものであることは自明である。
なお、本実施の形態は本発明を適用する通信方式の一例であって、IEEE802.11b方式に代表される無線LANに限らず複数種類の変復調方式を備える無線通信装置であればよい。
(第3の実施の形態)
図8は、本発明をIEEE802.11b方式に適用した場合の、第3の実施の形態における無線通信装置のブロック図である。
本発明の第3の実施の形態における無線通信装置は、図8に示すように、QoS制御部1と、MAC終端部2と、変復調部3と、RF回路部4と、アンテナ5と、PHY終端部11と、制御バス12と、第1のCPU14と、第2のCPU15と、CPUインタフェース部16とから構成される。
第1のCPU14は制御バス12を介してQoS制御部1、MAC終端部2、変復調部3、PHY終端部11と接続されている。第2のCPU15は、CPUインタフェース部16を介して第1のCPU14と接続されている。CPUインタフェース部16は、第1のCPU14と第2のCPU15を互いに接続している。
本実施の形態では、第2のCPU15は、判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択するものであり、図7に示すフローチャートの動作を行う。
カテゴリ検定ステップ(ステップS31)において、第2のCPU15は、QoS制御部1における低速データのカテゴリにデータフレームがあるか否かを検定する(ステップS32)。低速データのカテゴリにデータフレームがあった場合には、次の待ちデータ検定ステップ(ステップS33)において、第2のCPU15が、QoS制御部1の送信キューにおける送信待ちデータの有無とデータ数を検定する。キャリアセンス結果検定ステップ(ステップS37)において、第2のCPU15は、MAC終端部2におけるキャリアセンスの結果の検定行う。以上の処理を経て、第2のCPU15は、低速度送信ステップ(ステップS35)または適応変調ステップ(ステップS36)に進む。
低速度送信ステップ(ステップS35)において、第2のCPU15は1MbpsのDBPSKで送信を行うように変復調部3を制御し、ヘッダ部52が所定のフォーマットとなるようにPHY終端部11を制御する。ここではロング・フレーム・フォーマットで動作するものとするが、ショート・フレーム・フォーマットで動作する場合は変調方式を2MbpsのDQPSKとする。
このように、本実施の形態における無線通信装置によれば、QoS制御の情報に従って低速なデータフレームの存在を判別するとともに無線区間においても低速となる変調方式と伝送速度を選択することによって、当該データフレームを送信する際にデータ種別に適した伝送速度と変調方式とが選択されることにより、良好な通信を保ちつつ不要な消費電力の増加を防止することを可能とする無線LANシステムを提供することができる。またこれらの制御は無線LAN機能のブロックから切り離された第2のCPU15に搭載されるソフトウェアによって実現できる。
本実施の形態では、適応変調S36において変調方式を選択するときのアルゴリズムは特に規定しないものとする。また適応変調S36においてはロング・フレーム・フォーマットとショート・フレーム・フォーマットのいずれで動作してもよい。
なお、本実施の形態では、IEEE802.11b方式に適用した場合のみ示しているが、より高速な変調方式を用いるIEEE802.11g方式、IEEE802.11a方式も、IEEE802.11b方式と共に無線通信装置に実装することができる。この場合、本実施の形態に示される動作に従えば、送信キューに所定数以上のデータフレームが保持されず、また複数のキューにデータフレームが保持されておらず、また他の無線通信装置が無線区間を使用していなければ、当該無線通信装置が低速なデータを送信するときの変調方式は、IEEE802.11g方式やIEEE802.11a方式を選択せず、IEEE802.11b方式の1MbpsのDBPSKが選択されるものであることは自明である。
なお、本実施の形態は本発明を適用する通信方式の一例であって、IEEE802.11b方式に代表される無線LANに限らず複数種類の変復調方式を備える無線通信装置であればよい。
本発明は、判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択することにより、データ種別に応じて適応的にデータフレームを変調することができる為、QoS保証に必要な伝送速度の確保及び消費電力の低減と受信感度の向上が可能になる効果を有し、データフレームを変調して送信する無線通信装置および無線通信方法等に有用である。
本発明の第1の実施形態における無線通信装置を示すブロック図 IEEE802.11eにおいて規定されるデータ種別の優先度を示す表図 図1におけるQoS制御部1の詳細を示すブロック図 図1における変調方式制御部6の動作手順を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態における無線通信装置を示すブロック図 IEEE802.11bにおいて規定されるデータフレームのロング・フレーム・フォーマット図およびショート・フレーム・フォーマット図 図5におけるCPUの動作手順を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態における無線通信装置を示すブロック図 従来の無線通信装置を示すブロック図
符号の説明
1 QoS制御部
2 MAC終端部
3 変復調部
6 変調方式制御部
11 PHY終端部
12 制御バス
13 CPU
16 CPUインタフェース(I/F)部
21 ヘッダ検定部
22 送信キュー

Claims (6)

  1. データフレームを変調して送信する無線通信装置であって、
    データフレームのデータ種別を判別する種別判別手段と、
    判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択する変調方式制御手段と、
    選択した変調方式で前記データフレームを変調する変調手段と、
    を備える無線通信装置。
  2. 前記種別判別手段は、判別したデータ種別毎に区別して各データフレームを保持するキューを備え、
    前記変調方式制御手段は、前記キューに保持されるデータフレーム数に応じて、変調方式を選択する請求項1記載の無線通信装置。
  3. キャリアセンスを行うキャリアセンス手段を備え、
    前記変調方式制御手段は、検出したキャリアセンスの結果に応じて、変調方式を選択する請求項2記載の無線通信装置。
  4. データフレームを変調して送信する無線通信装置における無線通信方法であって、
    データフレームのデータ種別を判別する種別判別ステップと、
    判別したデータ種別に応じた伝送速度を実現する変調方式を選択する変調方式制御ステップと、
    選択した変調方式で前記データフレームを変調する変調ステップと、
    を有する無線通信方法。
  5. 前記変調方式制御ステップは、判別したデータ種別毎に区別して保持されるデータフレーム数に応じて、変調方式を選択する請求項4記載の無線通信方法。
  6. キャリアセンスを行うキャリアセンスステップを有し、
    前記変調方式制御ステップは、検出したキャリアセンスの結果に応じて、変調方式を選択する請求項5記載の無線通信方法。
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