JP2006198273A - セッケン分注式の洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来装置の欠点を回避し、他方で追加的な構造的及び機能的利点を与える改良された液体内蔵式洗浄装置を提供すること。
【解決手段】液体内蔵式の洗浄装置が、一端が開放され、かつ他端が洗浄手段を保持する基部によって密閉された概ね円筒形の壁を備えるハウジングを有する。このハウジングは液体貯槽を画定し、基部は、その内部に、液体を洗浄手段に分注するための弁部材によって密閉された中央開口を有する。この弁は、ボタンの変位によって引き起こされる貯槽内の圧力増大によって駆動される。このボタンは、それを休止位置に戻すために偏倚部材を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は洗浄装置に関し、特に、洗浄液を収容しかつ分注するような装置に関する。本発明は特にセッケン分注式ブラシに関する。
セッケン収容貯槽を画定するハウジングを含み、このハウジングの1つの壁が、スポンジ、ブラシ、又は同様のものなどの洗浄手段を保持する従来のセッケン分注式洗浄装置が知られている。弁組立体が液体を貯槽から洗浄手段に分注する。このような1つの装置では、弁組立体は、貯槽の上端を密閉する蓋の中の開口を貫通して上方に延びる心棒を含む。このような装置はセッケンを洗浄手段に分注できる一方で、それらは製造費用が高くかつ複雑であるか、又は動作が非効率的な弁駆動機構を有する。このような装置はまた、弁を駆動するために柔軟なポンプ・ボタンを有する。しかし、押下されたポンプ・ボタンは偏位位置に留まり、装置を動作不能にさせる恐れがある。
本発明の1つの一般的な目的は、このような従来装置の欠点を回避し、他方で追加的な構造的及び機能的利点を与える改良された液体内蔵式洗浄装置を提供することである。
本発明の1つの重要な特徴は、手動駆動式の弾性ボタンを有し、このボタンを休止位置と押下位置の間で変位させることにより貯槽内部の圧力を増大させることによって液体分注弁組立体を駆動する、上述の種類の液体内蔵式洗浄装置を提供することである。
上述の特徴に関連して、本発明の別の特徴は、弾性ボタンを有し、このボタンを休止位置に戻すために偏倚部材を含む、上述の種類の装置を提供することである。
本発明のさらに別の特徴は、簡素で経済的な構造を有する、上述の種類の装置を提供することである。
本発明のこれら及び他の特徴の幾つかは、液体貯槽を画定する開放ハウジングと、このハウジングによって保持される洗浄手段と、この貯槽と洗浄手段の間を連通するためにハウジングによって保持された弁と、開口を密閉する密閉構造と、休止位置と駆動位置の間で偏位可能な柔軟かつ弾性の駆動部と、駆動部材が押下されると、ボタンをその休止位置に戻すように、駆動部材に隣接して配置された偏倚構造と、を備える液体内蔵式洗浄装置を提供することによって実現可能である。
本発明は、以降で十分に説明され、添付の図面に例示され、かつ特に添付の特許請求の範囲において指摘される幾つかの新規の特徴及び部品の組合せから成り、本発明の趣旨から逸脱することなく、又は本発明の利点をいずれも犠牲にすることなく、細部に様々な変更がなされ得ることが理解される。
本発明の理解を容易にする目的のために、添付の図面に本発明の好ましい一実施例が例示されており、それを検討することにより、以下の説明と併せて考慮するとき、本発明、その構造及び動作、並びにその利点の多くが容易に理解されかつ認識されるはずである。
図1〜12を参照すると、全体として符号10によって示され、本発明にしたがって構成されかつ本発明の特徴を具現化する液体内蔵式の洗浄装置が例示されている。この洗浄装置10は、本質的に液体セッケン充填式ブラシの範疇に入るが、本発明は、スポンジ、パッド、又は同様のものなど、他の種類の洗浄手段を備える洗浄装置に応用可能であることが理解されよう。図1は、洗浄装置の一般的な特徴を示し、図2〜12は、その別法による実施例を示す。すべての図で同様の符号を用いて同様の要素を示す。
洗浄装置10は、一実施例では、適切なポリマーのような透明又は半透明の材料から作製された、概ね円筒形の側壁12を含むハウジング11を有する。一実施例では、側壁12が上部開口9を形成し、この壁12の中に、その上端と下端の中間部に径方向に内向きに突き出る円周方向の凹み13が形成されており、それは使用者が片手で本装置を把持し易くするための指おきの役割をする。側壁12の上端には、環状肩部及び上方に突出する円筒形の襟部15が備わっている。
一実施例では、この襟部15は、外側にねじ山が付けてあり、螺旋状のねじ山16を含む。別法による一実施例では、他の結合手段を設けることも可能であり、例えば、短い長方形の突起が、等角に間隔を空けた箇所に、襟部15の上端から径方向に外向きに突出可能である。環状溝17が、側壁12の下端に形成され、その中に、適切なポリマー材料から作製可能な基部20の環状端面18から軸方向に突出する円筒形の突縁19を受け入れるようになされている。基部20は、超音波溶接のような任意適切な手段によって、側壁12に固着され、その側壁の下端を密閉する。一実施例では、環状隆起21の形態にあるエネルギー・ディレクタ(energy director)が、超音波溶接を容易にするために環状突縁19から隆起する。別法による一実施例では、基部20は、ねじ結合、差込み結合、摩擦嵌め、スナップ嵌め、又は固定具によってなど、知られた結合手段によってハウジング11に着脱自在に装着可能である。
基部20は、それを貫通して形成された軸穴24を有し、その穴の上部端壁に円錐台形の内部分が備わる。例示の実施例では、任意適切な手段によって基部20のソケットの中に取付け可能な複数のブラシ用剛毛(図1)を備える適切な洗浄手段25が、基部20の外表面に固着されている。軸穴24は、ハウジング11の内部に形成された貯槽と洗浄手段25の間を連通することが分かる。弁28を内部に受け入れる保持リング26を含む弁組立体が、穴24に装着されている。一実施例では、この弁組立体は、米国特許第5439143号、第5409144号、第5377877号、第5339995号、5213236号、5033655号、又は第4991745号のいずれかに説明されているように動作可能であり、これらは参照によりそれぞれが本明細書に組み込まれている。
装置10は、内部に配置された蓋45を含む密閉構造40を含む。一実施例では、蓋45は剛性であり、概ね部分半球の形状を成し、さらに概ね円筒形の裾部分46を含む。一実施例では、ハウジング11のねじ山16に対応するために、裾部分45は雌ねじが切ってあり、その内表面に概ね螺旋状の雌ねじ47を含む。別法による一実施例では、摩擦嵌め、差込み留め、又はスナップ留めのような、他の結合手段を設けることもできる。蓋45は内部に開口48、49を画定する。
柔軟かつ弾性の部材51も設けてある。一実施例では、この弾性部材51は、蓋45の外表面全体を覆い、開口48、49にまたがりかつ密閉する駆動部又はボタン50を含む。一実施例では、密閉構造40は、その上に形成したボタン50を含む。別法による一実施例では、ボタン50は密閉構造40及び蓋45とは別体に形成可能である。一実施例では、弾性部材51は、適切なエラストマー材料から作製され、インサート成形のような任意適切な手段によって、蓋45の外表面に固着されている。一実施例では、ボタン50は、弾性部材51と一体成形されることが好ましい。一実施例では、ボタン50を偏位し易くするために、環状溝53が、ボタン50と残りの弾性部材51との間に形成されている。一実施例では、ボタン50が開口48、49を完全に密閉し、それによって開口48、49を通過して液体が逃げるのを効果的に防止することが分かる。さらには、商標「SANTOPRENE」の下で販売されているような、エラストマー材料から作製可能なボタン50及び弾性部材51が摩擦性の滑り止め表面となり、使用者が片手で把持し易くしてある。一実施例では、ボタン50が弾性部材51の極又は頂点に配置されている。一実施例では、ボタン50が凸面である。別法による一実施例では、ボタンが平担又は凹面であり得る。
使用に際して、蓋45はハウジング11の上端に取り付けられ、ねじ山16が雌ねじ47に螺合する。蓋45を側壁12に対して回転させると、密閉構造40は、ハウジング11と協働して液体セッケンのような適切な洗浄液が充填可能な液体貯槽55を画定しかつ密閉するために、定位置に確実に保持される。蓋45は、他の手段によってハウジング11に着脱自在に装着可能であることも理解されよう。弾性部材50のボタン51の柔軟かつ弾性的な性質は、蓋45の上方から駆動部ボタン51を容易に手動で駆動するのに適応する。蓋45が定位置に固定されるとき、ねじ切りされた裾部46は、蓋45とハウジング11の間に液密封止を形成する。別法による一実施例では、蓋45及び部材50が、一体型の弾性かつ柔軟な密閉構造40となるように、一体物から作製可能であることも理解される。
図2〜14、図5〜7、及び図8〜12によって開示されている別法による実施例に注目すると、これらの別法による実施例のそれぞれは、同じように機能しかつこれらの各実施例に関して今から説明する偏倚組立体を除いて同じ構成要素を有する。図2〜4に注目すると、偏倚構造61及び保持板62を含む偏倚組立体60が示されている。一実施例では、この偏倚構造61はコイルばねであり得る。一実施例では、このコイルばねは、金属、ポリマー、又は他の適切な材料から作製可能である。一実施例では、保持板62は形状が円筒であり、突縁63、本体64、及びこの本体64に付着された支持部材65を含む。本体64は円筒形開口66を画定し、その中に偏倚構造61を受け入れる。一実施例では、支持部材65は、中心パネル68から延びる支持腕67a、b、c、dを有する。一実施例では、円筒形の蓋69がパネル68上に配置されている。一実施例では、ノブ71が、パネル68から突出しかつ円筒形の蓋69によって包囲され、その内部に溝72を形成する。この円筒形の溝72は、偏倚構造61の一端の横方向の動きを制約するために偏倚部材のコイルが確実に装着されるように、偏倚構造61のこの一端を受け入れる。一実施例では、ノブ71の直径は、偏倚構造61のコイルの内径にほぼ等しい。
ボタン50は内壁75を含む。一実施例では、襟部76が、この内壁75から突出する。一実施例では、この襟部は、弾性部材51と一体形成可能である。一実施例では、襟部76は、偏倚構造61のコイルばねの内径にほぼ等しい外径を有し、その上にコイルばねを受ける。したがって、図2に示すように、コイルばねの第1端が、ノブ71に装着されかつ溝72の中に受け入れられ、さらに偏倚構造61の第2端が、ボタン50の襟部76に装着されていることが理解され得る。偏倚部材61を内壁75と保持板62の間に閉じ込めることによって、偏倚部材は確実に定位置に保持され、貯槽55を加圧するために押下された後で、ボタン50をその休止位置(図2及び3に示す)まで戻すために強力な偏倚力を与える。したがって、使用者が押下によってボタン50を手動で偏位させ、それによって偏倚部材61を圧縮することが理解される。ボタン50を押下又は駆動位置に変位させると、貯槽55内部の圧力が増大し、その中に収容されている液体に弁28を圧迫させて、弁を開かせかつその弁を介して液体を分注させる。使用者の指がボタン50から離れると、偏倚構造61は再び内壁75を偏倚し、ボタン50をその休止位置に戻す。
一実施例では、保持板62は、輪縁63の中に形成した穴77のような結合手段を含み、その穴を貫通してくぎ78を受け入れる。これらのくぎ78は、一実施例では、蓋45から突出する。一実施例では、保持板62が密閉構造40の中で回転するのを防止するために、4本のくぎ78及び4つの穴77が保持板に設けられる。別法による一実施例では、保持板62を装着又は結合する他の手段を設けることもできる。例えば、ハウジング11によって開口9に輪縁又は環状突縁を設けて、それに保持板62を装着するか又は取り付けてもよい。
図5〜7に注目して、図1の洗浄装置10aの別法による一実施例を説明する。上で論じたように、洗浄装置の別法による実施例は、図5〜7で同様の符号が付けられている上で論じた同様の要素を含む。この別法による実施例では、ボタン50の中に配置される偏倚部材80が設けられている。一実施例では、この偏倚部材80は、ボタン50から形成された内壁75から突出する。一実施例では、偏倚部材80は、エラストマーのような弾性かつ柔軟な材料からボタン50と一体に成形可能である。一実施例では、この偏倚部材80が、内壁75から垂直に突出するニップル81を含む。このニップル81から腕82a、82b、82c、及び82dが延びている。一実施例では、これらの腕が十字形の偏倚部材を形成し得る。腕82a、82b、82c、及び82dは、ニップル81に隣接する内表面75に取り付けられ、かつそれぞれの末端が内表面75から分離し得る。これらの腕は、偏位可能であり、ボタン50の半球を押下することができるが、図5に示すように、ボタン50をその休止位置に戻すために偏倚力を与える。一実施例では、腕82a、82b、82c、及び82d並びにニップル81は、ボタン50の内表面75上に一体成形される。一実施例では、この偏倚部材80は、Tresfin(登録商標)のようなポリマー材料からボタン50と一体成形可能である。
一実施例では、それぞれの腕82aが、ニップル81の側部から延びてボタン50の内表面75を左右対称に区分する。一実施例では、それぞれの腕が概ね三角形の形状を成し、一実施例では概ね30度未満の頂点を有する二等辺三角形を概ね形成する。一実施例では、この三角形の腕82aの底辺が約5.3mmであり、かつ腕の幅が約1.5mmである。このような幾何学形状を有する腕82a、82b、82c、及び82dを形成することによって、それらは内向きに偏位可能であり、かつボタン50をその休止位置に戻すことができる。
別法による一実施例では、偏倚部材が図6Aに示されているように形成可能である。この偏倚部材80aは、ボタン50の内壁75aの中に形成した形状構成によって設けられる。一実施例では、この形状構成がブレード状の隆起域84a、b、cを含む。一実施例では、3つの隆起域84a、b、cが内側75aに設けられている。例えば、それぞれのブレード域84a、b、cは、それぞれのブレード84a、b、c間に形成された凹んだ間隙85a、b、cを設ける。一実施例では、ニップル86がブレード84a、b、cの中心に形成されている。このような構造によって、ブレード域84a、b、cはボタン50を休止位置に戻すのに十分な偏倚力を与えることができる。一実施例では、ボタン50は、ねじ切りした裾部46を含む蓋45を有する密閉構造40を含む。
図8〜12に注目して、図1の洗浄装置の別法による一実施例を説明する。この洗浄装置10bの別法による実施例では、図2〜4に関して上で論じた保持板と同様に構成されている保持板62が設けてある。保持板の同様の要素及び他の要素に対する同様の符号が図8及び9に付けられているが、この段落では、保持板62の個別の構造はこれ以上詳細には説明しない。支持部材65が両方の実施例の保持板62に設けられているが、図9に示す保持リング62の支持要素65aは、その中に形成された、環状輪縁91を有する開放穴90を含む。
この別法による一実施例では、環状基部95(その基部から延びる段違いの襟部96を有する)から延びる概ね螺旋状の壁94を有する円錐形のばねを備える偏倚部材93が設けられている。この偏倚部材の円錐の頂点は、首部98から延びるニップル97を含む。この螺旋壁94によって、偏倚部材93がばね作用を有することが可能になり、その場合に、この円錐形の偏倚部材93の全高が圧縮され、首部98が変位して基部95と概ね同平面になり得るように、壁要素94を間隙99の中に押し込むことができる。一実施例では、偏倚部材93の円錐形は、その基部95からニップル97の先端までの高さが約19.7mmであり、基部95の直径が23.0mmである。このような幾何学形状によって、偏倚部材93は、押下された後でかつ偏倚部材93の圧縮に続いて、ボタン51をその休止位置に戻すのに十分な偏倚力を与え得る。
偏倚部材93は、襟部96が支持部材65の輪縁91内部に受け入れられるように、保持板62の内部に取り付けられる。一実施例では、襟部96の外径は、偏倚部材93が保持板62に取り付けられるとき、ぴったりと摩擦嵌合するように輪縁91の内径とほぼ等しい。一実施例では、ニップル97が、ボタン51の内壁75から突出する襟部76の内部に受け入れられる(図8参照)。一実施例では、偏倚部材93は保持板62と一体成形可能である。
装置10bを組み立てる際には、偏倚部材93を保持板62に取り付ける。次いで、保持板62は、この保持板の輪縁63の穴77が、ボタン50の内表面から下方に突出するくぎ78と位置合わせされるように、ボタン50の内部に取り付けられる。一実施例では、保持体62はボタン51に固着可能である。例えば、溶接又は熱かしめを用いて保持板62をボタン50内部の定位置に固着することができる。したがって、偏倚部材93は、ボタン50の内壁75と保持板62の間に閉じ込められることが理解される。次いで、密閉構造40をハウジング11に結合する。一実施例では、この密閉構造40は、ハウジング11にねじ結合される。他の知られた結合手段も提供可能である。次いで、弁28を保持リング26に装着し、次に、この保持リングを基部20の開口24の中に装着する。次いで、この基部をハウジング11に結合する。一実施例では、この基部が環状溝17に溶接可能である。別法による一実施例では、基部20が、この溝に着脱自在に固着可能である。
一実施例では、これらの構成要素の配置は、本装置によって分注すべき液体セッケンの凝集体のような、正確な液体量を規定し得る。これらの構成要素の配置を変更することによって、本装置は、分注すべき液体の特定量を必要とする特定の応用例又は洗浄作業に特化するように構成可能である。例えば、剛毛を備える基部を有する装置を過酷な擦り洗いに使用する場合があり、したがって特別に大量のセッケンを分注することが必要になり得る。このような応用例では、液体分注構成要素の高容量用の配置が準備可能である。このような一実施例では、例えば、大きな表面積及び大きな弾性半球部分又はボタン50を有する弾性部材51が形成可能であり、貯槽55は大きな容積を有することが可能であり、さらに弁組立体26、28は、大きな直径の穴が備わって容易に偏位するように構成可能である。これらの構成要素の配置及びサイズのいずれか1つ又はすべてを調整して、本装置の容量分注能力を微調節することができる。さらに別法による一実施例では、軽度の洗浄作業に使用可能な装置のために低容量の液体分注用の配置が準備可能である。このような一実施例では、より小さい表面積及びより小さいボタン51を有する密閉構造40、より小さい容積の貯槽55、並びにより小さい穴を有しかつ偏位が抑制された弁組立体26、28を本装置の構造に設けることができる。
以上から、適切な洗浄液が充填可能であり、かつそれを容易に分注できる改良された液体内蔵式の洗浄装置が提供されていることが分かる。
本発明の特定の実施例を図示しかつ説明してきたが、本発明の広範な態様から逸脱することなく変更及び変形がなされ得ることは当業者には明白であろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨及び範囲内にある、このようなすべての変更及び変形を網羅しようとするものである。上記説明で陳述された事柄及び付随の図面は、例示としてのみ提供されているに過ぎず、限定するものではない。それらを従来技術に基づいて適切に見通すとき、本発明の実際の範囲は、頭記の特許請求の範囲で画定されるものである。
本発明にしたがう洗浄装置を示す斜視図である。 図1の洗浄装置の一実施例を示す拡大垂直断面図である。 図2の洗浄装置を示す縮小分解組立斜視図である。 図1の洗浄装置のボタンの内側を示す斜視図である。 図1の洗浄装置の別法による一実施例を示す拡大垂直断面図である。 図5の洗浄装置の内側を示す斜視図である。 図5の洗浄装置のボタンの別法による一実施例を示す斜視図である。 図5の洗浄装置を示す分解組立斜視図である。 図1の洗浄装置のさらなる別法による一実施例を示す拡大垂直断面図である。 図8の洗浄装置を示す縮小分解組立斜視図である。 図8の洗浄装置のボタンの内側を示す斜視図である。 図8の洗浄装置の偏倚部材を示す斜視図である。 図8の洗浄装置の偏倚部材を示す上面図である。
符号の説明
9 上部開口
10、10a、10b 洗浄装置
11 ハウジング
12 側壁
13 円周方向の凹み
15 円筒形の襟部
16 螺旋状のねじ山
17 環状溝
18 環状端面
19 円筒形の突縁
20 基部
21 環状隆起
24 軸穴
25 洗浄手段
26 保持リング
28 弁
40 密閉構造
45 蓋
46 円筒形の裾部分
47 雌ねじ
48、49 開口
50 ボタン
51 弾性部材
53 環状溝
55 液体貯槽
60 偏倚組立体
61 偏倚構造
62 保持板
63 保持板の突縁(輪縁)
64 保持板の本体
65 支持部材
66 円筒形開口
67a、b、c、d 支持腕
68 パネル
69 円筒形の蓋
71 ノブ
72 円筒形の溝
75 ボタンの内壁
76 ボタンの襟部
77 保持板の輪縁中の穴
78 くぎ
80、93 偏倚部材
81、86、97 ニップル
82a、82b、82c、82d 腕
84a、b、c ブレード状の隆起域
85a、b、c 凹んだ間隙
90 開放穴
91 環状輪縁
94 螺旋壁
95 偏倚部材の基部
96 偏倚部材の襟部
98 偏倚部材の首部
99 偏倚部材の間隙

Claims (26)

  1. 液体貯槽及び開口を画定するハウジングと、
    前記ハウジングによって保持された洗浄手段と、
    前記貯槽と前記洗浄手段の間を連通するために前記ハウジングによって保持された弁と、
    前記開口を密閉する密閉構造と、
    前記貯槽に隣接し、休止位置と駆動位置の間で偏位可能な柔軟かつ弾性の駆動部と、
    前記駆動部が押下されると、前記駆動部をその休止位置に戻すように、前記駆動部に隣接して配置された偏倚構造と、を備える液体内蔵式の洗浄装置。
  2. 前記偏倚構造は弾性材料から形成され、前記駆動部は半球部分を含み、前記偏倚構造は前記半球部分で前記駆動部に当接する、請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記開口中に装着した保持板をさらに備え、前記偏倚構造は前駆駆動部と前記保持板の間に配置したばねを含む、請求項1に記載の洗浄装置。
  4. 前記偏倚構造を受け入れるために、前記密閉構造は、それから突出する襟部を含む、請求項1に記載の洗浄装置。
  5. 前記密閉構造は、ボタンを前記ハウジングに結合するために、ねじ切り部分を有する蓋を含む、請求項1に記載の洗浄装置。
  6. 前記偏倚構造はコイルばねである、請求項1に記載の洗浄装置。
  7. 前記コイルばねは金属である、請求項6に記載の洗浄装置。
  8. 前記ハウジングは基部を含み、該基部は前記洗浄手段を保持しかつその中に穴を有し、前記弁は、前記穴に対して開放位置と密閉位置の間で変位可能である、請求項1に記載の洗浄装置。
  9. 前記偏倚構造は偏倚部材を含み、前記洗浄装置は前記開口の中に取り付けた保持板をさらに備え、前記板は十字形の支持部材を含み、その中で前記偏倚部材を支持する、請求項1に記載の洗浄装置。
  10. 前記支持部材は円筒形のカップを含み、その中に前記偏倚部材の一端を受け入れる、請求項9に記載の洗浄装置。
  11. 前記支持部材は溝を含み、その中に前記偏倚部材を受け入れる、請求項9に記載の洗浄装置。
  12. 前記偏倚構造は、前記駆動部の襟部と前記開口の中に装着した保持板の溝との間に装着される、請求項1に記載の洗浄装置。
  13. 前記密閉構造は内表面を備える前記駆動部を含み、前記偏倚構造は前記内表面を横切って延在する腕を含む、請求項1に記載の洗浄装置。
  14. 前記駆動部は内部に突出するニップルを含み、前記腕は前記ニップルから伸びる、請求項13に記載の洗浄装置。
  15. 1対の複数の腕が前記ニップルから伸びる、請求項14に記載の洗浄装置。
  16. 4本の腕が前記ニップルから伸びる、請求項14に記載の洗浄装置。
  17. 前記腕は十字形を形成する、請求項16に記載の洗浄装置。
  18. 前記偏倚構造は螺旋壁を有する円錐を含む、請求項1に記載の洗浄装置。
  19. 前記円錐はその頂点にニップルを含む、請求項18に記載の洗浄装置。
  20. 前記密閉構造と前記ハウジングの間に液密封止を設ける、前記駆動部のガスケット部分をさらに備える、請求項1に記載の洗浄装置。
  21. 開口及び基部を有するハウジングを提供するステップと、
    前記基部の中に弁を装着するステップと、
    前記開口の中に保持板を装着するステップと、
    前記保持板に偏倚部材を装着するステップと、
    前記ハウジングに密閉構造を結合しかつ前記開口を密閉するステップと、
    ボタンと前記保持板の間に前記偏倚部材を閉じ込めるステップと、を含み、
    前記ボタンが押下されると、圧力が前記ハウジング内部で増大して前記弁を駆動しかつ前記偏倚部材を圧縮し、前記ボタンを解放すると、前記偏倚部材は圧縮解除されかつ前記ボタンをその休止位置に戻す、洗浄装置を組み立てる方法。
  22. 前記ハウジングに前記ボタンの蓋をねじ結合するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記保持板の溝に前記偏倚部材を装着するステップをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記ボタンの襟部に前記偏倚部材を装着するステップをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  25. 前記保持板は、結合手段によって前記ボタンに装着される、請求項22に記載の方法。
  26. 前記弁は前記基部に装着され、その後で前記基部は前記ハウジングに取り付けられる、請求項22に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013131280A1 (zh) * 2012-03-07 2013-09-12 江苏苏美达五金工具有限公司 一种水桶式高压清洗机
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