JP2006196635A - 電子装置 - Google Patents

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JP2006196635A
JP2006196635A JP2005005964A JP2005005964A JP2006196635A JP 2006196635 A JP2006196635 A JP 2006196635A JP 2005005964 A JP2005005964 A JP 2005005964A JP 2005005964 A JP2005005964 A JP 2005005964A JP 2006196635 A JP2006196635 A JP 2006196635A
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Masaki Nishimura
昌樹 西村
Kenichi Sato
健一 佐藤
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Abstract

【課題】 EMI/ESD対策の実効性を高めることができる電子装置を提供することである。
【解決手段】 配線基板10、機能拡張基板2を互いにほぼ平行に配置し、開口部1aを有する機能拡張部筐体パネル1を配線基板10の一辺にほぼ垂直に固定し、アースバネ4を介して開口部1aに装着される取付パネル3を機能拡張基板2の一辺にほぼ垂直に固定し、機能拡張基板2に固定された情報処理コネクタの先端部を収容する開口部3dを取付パネル3に設けた。アースバネ4としてほぼ環状の金属バネを採用した。
【選択図】 図1A

Description

この発明はEMI(電磁波)/ESD(静電気)などの防護対策を施した電子装置に関する。
従来、情報処理装置などの電子装置では、機能を拡張するための機能拡張部におけるEMI/ESD対策のため、機能拡張基板に設けられた取付パネルにアースゴムを装着し、このアースゴムを機能拡張基板を受容する機能拡張部の開口部に接続させていた。(下記非特許文献1参照)
図2は従来の電子装置を示すもので、図2Aは配線基板に機能拡張基板を取り付ける状態の斜視図、図2Bは機能拡張基板を裏返した状態の斜視図、図2Cはアースゴムの正面図である。
図2Aに示すように、この電子装置は、配線基板100と、この配線基板100の一辺に設けられた機能拡張部筐体パネル11と、機能拡張基板12と、この機能拡張基板12の一辺に設けられた取付パネル13とを備える。
配線基板100にはアース部100aが設けられている。アース部100aはネジ15を通す孔でもあり配線基板100上のグランドパターンに形成されたものである。なお、アース部100aの内径はネジ15のねじ山部の外径よりもわずかに大きい。
機能拡張部筐体パネル11には矩形の開口部11aが形成されている。
機能拡張基板12は矩形の配線基板である。
図2Bに示すように、取付パネル13にほぼブロック状のアース部18が隣接している。取付パネル13は機能拡張部筐体パネル11の開口部11aに挿入された状態で固定される。取付パネル13は導電性の金属板であり、アース部18を介して配線基板100のグランドパターンに接続される。
図2B、図2Cに示すように、アースゴム14は環状で、弾性を有する。アースゴム14は、取付パネル13の外周溝13cに嵌合され、取付パネル13を機能拡張部筐体パネル11の開口部11aに挿入したとき、開口部11aの内周面に接触する。
図2Aに示すように、機能拡張部筐体パネル11の開口部11aに取付パネル13を挿入したとき、アースゴム14によって開口部11aと取付パネル13との間がシールドされる。
ネジ15は機能拡張基板12を取付パネル13とともに、配線基板100に取り付けるためのネジである。
機能拡張基板12を配線基板100に取り付けるには、まず、機能拡張基板12に取り付けられた取付パネル13を図2Aの矢印で示すように開口部11aに挿入する。次に、ネジ15をアース部100aに通し、アース部18のネジ穴18aにねじ込む。これにより、アースゴム14を介して取付パネル13が機能拡張部筐体パネル11に機械的、電気的に接続される。また、アース部18,100a等を介して機能拡張基板12が配線基板100に電気的に接続される。
1996年8月、シュロフ株式会社発行のパンフレット、Schroffマイクロコンピュータ・パッケージング・システム(第78頁参照)。
図2Bに示すように取付パネル13の幅(短手幅)は規格で12.5mmと決められているので、この規格に適合するように,取付パネル13の外周に外周溝13cを形成し、情報処理コネクタ20(図2B参照)のサイズに合わせて取付パネル13に窓孔13dをあける必要がある。この窓孔13dの幅(短手幅)は取付パネル13の幅及び外周溝13cを考慮すると、9mm以下に制限される。
一方で、昨今の情報処理装置の容量増大化に伴ない、情報処理コネクタのサイズが大きくなり、コネクタサイズに合わせて、取付パネル13の一部を切除して、窓孔13dよりも大きな切欠き状の開口(図示せず)にし、この開口にコネクタの一部を配置して取付パネル13の幅を規格内に収める必要が生じた。
窓孔13dを切欠き状の開口にすると、取付パネル13の外周溝13cの一部がカットされるため、アースゴム14の一部が完全に露出する。アースゴム14の露出部分はコネクタ20と機能拡張部筐体パネル11とによって挟まれているにすぎない。したがって、取付パネル13を開口部11aに押し込んだとき、アースゴム14の露出部分は開口部11aの内周面によって相対的に挿入方向と逆方向へ移動する。その結果、アースゴム14が切れることもある。このように、アースゴム14がずれたり、切れたりすると、コネクタ20と機能拡張部筐体パネル11との間に隙間が生じ、この隙間を通じて電磁波などが漏れるのでEMI/ESD対策が不十分になる。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はEMI/ESD対策の実効性を高めることができる電子装置を提供することである。
前述の課題を解決するため請求項1の発明の電子装置は、互いにほぼ平行に配置される第1、第2の基板と、前記第1の基板の一辺部にほぼ垂直に固定され、第1の開口部を有する第1のパネルと、前記第2の基板の一辺部にほぼ垂直に固定され、弾性部材を介して前記第1の開口部に装着される第2のパネルとを備え、前記第2の基板に固定されたコネクタの先端部を収容する第2の開口部が前記第2のパネルに設けられている電子装置において、前記弾性部材が前記第2のパネルの周縁部に装着されたほぼ環状の金属バネであることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の電子装置において、前記金属バネは前記第2のパネルの周縁部に形成された溝に嵌合していることを特徴とする。
この発明の電子装置によれば、EMI/ESD対策の実効性を高めることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係る電子装置を示すもので、図1Aは配線基板に機能拡張基板を取り付ける前の状態を示す斜視図、図1Bは機能拡張基板を裏返した状態を示す斜視図、図1Cはばね力が発生していない状態のアースバネの正面図、図1Dは同アースバネの平面図、図1Eはばね力が発生している状態のアースバネの正面図である。
図1Aに示すように、この電子装置は、配線基板(第1の基板)10と機能拡張部筐体パネル(第1のパネル)1と機能拡張基板(第2の基板)2と取付パネル(第2のパネル)3とアースバネ(弾性部材)4とを備える。
配線基板10にはアース部10aが設けられている。アース部10aはネジ5を通す孔であり、配線基板10上のグランドパターンに形成されている。なお、アース部10aの内径はネジ5のねじ山部の外径よりもわずかに大きい。
機能拡張部筐体パネル1は、ほぼ長板状であり、導電性の金属板である。機能拡張部筐体パネル1は、配線基板10の一辺部にほぼ垂直に固定され、矩形の開口部(第1の開口部)1aを有する。また、機能拡張部筐体パネル1にはアース部9が隣接している。このアース部9により、機能拡張部筐体パネル1は配線基板10のグランドパターンに接続される。
機能拡張基板2の一辺部に取付パネル3がほぼ直角に取り付けられている。機能拡張基板2の四角にはアース部8、アース部7が設けられている。
取付パネル3は機能拡張基板2を機能拡張部筐体パネル1に取り付けるためのものであり、導電性の金属板である。
図1Bに示すように、取付パネル3はパネル部3a等を有する。パネル部3aの周縁部には外周溝(溝)3cが形成されている。また、パネル部3aの中央部には切欠き状の開口部(第2の開口部)3dが形成されている。アース部8はほぼブロック状であり、パネル部3aの背面に隣接している。アース部8にはネジ穴8aが設けられている。このアース部8により、取付パネル3は機能拡張基板2のグランドパターン(図示せず)に電気的に接続されている。
アースバネ4は導電性に優れ、弾性を有する線材(例えばピアノ線(材質記号:SWP))をほぼ矩形に折り曲げることによって形成され、その表面に導電性の良いメッキ(例えばニッケルメッキ)が施されている。アースバネ4は外周溝3c内に嵌合される。
ネジ5は機能拡張基板2を取付パネル3とともに、配線基板10に取り付けるためのネジである。
機能拡張部筐体パネル1の開口部1aに取付パネル3のパネル部3aを挿入する際に、アースバネ4は圧縮され、ばね力が発生する。
機能拡張基板2を配線基板10に取り付けるには、まず、機能拡張基板2に取り付けられた取付パネル3を図1Aの矢印で示すように開口部1aに挿入する。次に、ネジ5をアース部10aに通し、アース部8のネジ穴8aにねじ込む。また、ねじ6を配線基板10のアース部10aに通し、機能拡張基板2に立設されたピン状のアース部7の先端のネジ穴(図示せず)にねじ込む。これにより、アースバネ4を介して取付パネル3が機能拡張部筐体パネル1に機械的、電気的に接続される。また、アース部8,10a等を介して機能拡張基板2が配線基板10に電気的に接続される。
情報処理装置の容量増大化に伴い、情報処理コネクタ20のサイズが大きくなり、取付パネル3の幅(短手幅)を規格の12.5mmに収めるために、図1Bに示すように、開口部3dを切欠き状にしても、弾性部材としてゴムよりも剛性の高いアースバネ4を採用したので、パネル部3aを開口部1aに挿入したときにアースバネ4の一部が挿入方向と逆方向へ移動しない。
この実施形態によれば、開口部3dにおいても、アースバネ4はコネクタ20と機能拡張部筐体パネル1との間を電磁的に遮蔽することができ、EMI/ESD対策の実効性を低下させない。
なお、アースバネ4の表面に施こしたメッキは必ずしも不可欠ではない。
図1Aは配線基板に機能拡張基板を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図1Bは機能拡張基板を裏返した状態を示す斜視図である。 図1Cはばね力が発生していない状態のアースバネの正面図である。 図1Dは同アースバネの平面図である。 図1Eはばね力が発生している状態のアースバネの正面図である。 図2Aは配線基板に機能拡張基板を取り付ける状態の斜視図である。 図2Bは機能拡張基板を裏返した状態の斜視図である。 図2Cはアースゴムの正面図である。
符号の説明
10 配線基板(第1の基板)
1 機能拡張部筐体パネル(第1のパネル)
1a 開口部(第1の開口部)
2 機能拡張基板(第2の基板)
3 取付パネル(第2のパネル)
3a パネル部
3c 外周溝(溝)
3d 開口部(第2の開口部)
4 アースバネ(弾性部材)
5,6 ネジ
7,8,9,10a アース部
8a ネジ穴
20 情報処理コネクタ

Claims (2)

  1. 互いにほぼ平行に配置される第1、第2の基板と、
    前記第1の基板の一辺部にほぼ垂直に固定され、第1の開口部を有する第1のパネルと、
    前記第2の基板の一辺部にほぼ垂直に固定され、弾性部材を介して前記第1の開口部に装着される第2のパネルとを備え、
    前記第2の基板に固定されたコネクタの先端部を収容する第2の開口部が前記第2のパネルに設けられている電子装置において、
    前記弾性部材が前記第2のパネルの周縁部に装着されたほぼ環状の金属バネであることを特徴とする電子装置。
  2. 前記金属バネは前記第2のパネルの周縁部に形成された溝に嵌合していることを特徴とする請求項1記載の電子装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011528459A (ja) * 2008-07-25 2011-11-17 フジツウ テクノロジー ソリューションズ インタレクチュアル プロパティ ゲーエムベーハー データ処理システム

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JPS62158896U (ja) * 1986-03-31 1987-10-08
JP2003163484A (ja) * 2001-09-21 2003-06-06 Motorola Inc ベゼルを電気的に結合するための装置及び方法

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