JP2006194433A - Assembling structure of resin tube with connector for fuel transporting and resin tube with connector used for this - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は燃料輸送用のコネクタ付き樹脂チューブの組付構造及びこれに用いるコネクタ付き樹脂チューブに関する。 The present invention relates to a structure for assembling a resin tube with a connector for transporting fuel and a resin tube with a connector used therefor.
従来、燃料輸送用として、例えば燃料タンク内の燃料をエンジン側に輸送するためのものとして樹脂チューブが用いられている。
この樹脂チューブは、車体側の相手パイプに接続されて燃料輸送用の配管系を構成する。
Conventionally, a resin tube is used for transporting fuel, for example, for transporting fuel in a fuel tank to the engine side.
This resin tube is connected to a counterpart pipe on the vehicle body side to constitute a piping system for transporting fuel.
従来、この樹脂チューブと相手パイプとの接続用としてワンタッチで接続が行えるコネクタ(クイックコネクタ)が用いられている。
例えば下記特許文献1にこの種のコネクタが開示されている。図10,図11はこのコネクタの具体的な構成例を示している。
Conventionally, a connector (quick connector) that can be connected with one touch is used for connecting the resin tube and the mating pipe.
For example, this type of connector is disclosed in
これらの図において200は樹脂チューブであり、202はその樹脂チューブ200を接続すべき相手パイプである。
相手パイプ202には、その外周面に環状に突出する係合凸部(パイプ側係合部)204が形成されている。
In these figures, 200 is a resin tube, and 202 is a mating pipe to which the
The
206はコネクタで、コネクタ本体(ここでは全体が樹脂製)208と、リテーナ210及びシール部材としてのOリング212,ブッシュ214とを有している。
コネクタ本体208は、軸方向の一方の側にリテーナ保持部216を有しており、また他方の側に樹脂チューブ200との接続部としての圧入部218を有している。
The connector
圧入部218は、樹脂チューブ200の内部に軸方向に圧入される部分であって、その外周面に且つ軸方向の異なった複数箇所に、断面が鋸歯状の先端が鋭角をなす環状突起220が形成されている。
コネクタ本体208は、この圧入部218を樹脂チューブ200内部に圧入することによって、かかる樹脂チューブ200と接続される。
The press-fitting
The connector
このとき、圧入部218の外周面に形成された環状突起220が、圧入により膨出変形した樹脂チューブ200の端部内面に食い込んで樹脂チューブ200を抜止めする。
尚、圧入部218には環状溝が形成されていて、そこにOリング222が保持されており、このOリング222によって圧入部218と樹脂チューブ200との間が気密にシールされる。
At this time, the
Note that an annular groove is formed in the press-
上記リテーナ保持部216は、リテーナ210を内部に収容状態で保持する部分で、コネクタ本体208はこのリテーナ210を介して相手パイプ202と接続される。
このリテーナ保持部216には、その前端にリテーナ210との掛止用の掛止部(本体側掛止部)224が設けられている。
一方リテーナ210は、全体として略環状をなす樹脂製の部材であって径方向に弾性変形可能となしてある。
The
The
On the other hand, the
このリテーナ210には、相手パイプ202の係合凸部204を径方向内方から係合させる係合凹部又は係合スリット部(リテーナ側係合部)225と、コネクタ本体208側の上記掛止部224に対し、同じく径方向内方から嵌り合って軸方向に掛止する掛止溝(リテーナ側掛止部)226とが設けられている。
リテーナ210は、この掛止溝226をリテーナ保持部216の掛止部224に掛止させることで、かかるリテーナ保持部216により軸方向に固定状態に保持される。
The
The
このリテーナ210にはまた、内周面と外周面とにテーパ形状の内周カム面228と外周カム面230とが形成されている。
内周カム面228は、相手パイプ202をリテーナ210内部に軸方向に挿入したとき、係合凸部204と当接してその移動案内をなすとともに、係合凸部204の移動に伴ってリテーナ210をカム作用で全体的に且つ弾性的に拡開運動させ、係合凸部204の通過を許容する。
そして係合凸部204が係合凹部225の位置に到ったところでリテーナ210が全体的に元の形状に復形し、これと同時に係合凸部204が係合凹部225に嵌り合って、それらが軸方向に互いに固定状態となる。
The
When the
Then, when the
他方外周カム面230は、リテーナ210をコネクタ本体208のリテーナ保持部216に軸方向に挿入する際、掛止部224との当接によってリテーナ210を全体的に且つ弾性的に縮径運動させ、その縮径運動を伴って掛止溝226を掛止部224に対し掛止させる。
尚リテーナ210の先端部には操作つまみ231が設けられており、この操作つまみ231に力を加えることによって、リテーナ210を縮径運動させることもできる。
On the other hand, the outer
An
このコネクタ206では、リテーナ210をコネクタ本体208のリテーナ保持部216に保持させておき、その状態で相手パイプ202をリテーナ210内部に軸方向に挿入する。
このとき、リテーナ210は相手パイプ202の係合凸部204によって拡開方向に弾性的に押し拡げられ、そして係合凸部204が係合凹部225に到ったところで縮径運動するとともに、係合凸部204が係合凹部225に係合した状態となる。
In this
At this time, the
尚、リテーナ210を予め相手パイプ202に装着しておいて、その状態で相手パイプ202をリテーナ210ごとコネクタ本体208に挿入するようにしても良い。
このとき、リテーナ210は一旦縮径運動した後、掛止溝226が掛止部224の位置に到ったところで拡開運動し、掛止溝226が掛止部224に掛止した状態となる。
The
At this time, after the
上記シール部材としてのOリング212及びブッシュ214は、リテーナ保持部216よりも奥側においてコネクタ本体208内部に装着保持されており、コネクタ本体208内に相手パイプ202が挿入された時点で、Oリング212又はこれらOリング212及びブッシュ214が相手パイプ202の挿入端部232、即ち係合凸部204よりも先端側の挿入端部232の外周面に気密に接触して、かかる相手パイプ202とコネクタ本体208との間を気密にシールする。
尚、図10(A)ではOリング212を2つ用いているが、(B)に示しているようにコンパクト化のためにOリング212を1つだけ用いる場合もある。
以上から分るように、このようなコネクタ206を用いた接続では、樹脂チューブ200をワンタッチで簡単に相手パイプ202に接続することができる。
The O-
In FIG. 10A, two O-
As can be seen from the above, in the connection using such a
なお、樹脂チューブ200の端部に装着されるコネクタとして、特許文献2に記載されたようなコネクタを用いることができる。このコネクタ300は、図12及び図14に示すように、比較的薄肉状のリテーナ302を、リテーナ保持部304に軸直角方向に取り付ける型のものである。
In addition, as a connector with which the end part of the
コネクタ300は、全体として筒状を成すコネクタ本体(ここでは全体が樹脂製)306と、リテーナ302及びシール部材としてのOリング308、ブッシュ310とを有している(図12(A)参照)。
The
上記コネクタ本体306は、軸方向の一方の側に短い筒形のリテーナ保持部304を有しており、また他方の側に、例えば樹脂チューブ200との接続部312を有している。
The connector
リテーナ302は、一対の係合部(リテーナ側係合部、リテーナ側掛止部)314の両側をそれぞれ、V字状体316で一体的に連結して構成された環状体の形態を有し(図12(B)参照)、細く変形させた状態で、リテーナ保持部304に設けられた開口部318から、リテーナ保持部304内に差し込まれ、元の形に広がった状態でリテーナ保持部304内に一体化して配置される。
The
リテーナ302内に相手パイプ202(図10に示す相手パイプ202とは若干形状が異なる)を挿入すると、係合部314の傾斜案内カム面320に係合凸部204が当接し、係合凸部204は、傾斜案内面又は傾斜案内カム面320を径方向外側に押し退け、リテーナ302を広げながら進行する。係合凸部204が係合部314を越えるとすぐに、リテーナ302は細くなるように若干変形し、係合部314は係合凸部204と軸方向に係合する(図13参照)。係合部314は、リテーナ保持部304の切欠き(本体側掛止部)322内に入り込んでリテーナ保持部304と軸方向に係合している。このようにして、相手パイプ202とリテーナ302、あるいはコネクタ本体306とが軸方向に固定状態となる。そして、リテーナ302の押圧部324を径方向両側から押圧し、係合部314を押し広げることにより、相手パイプ202を抜き出すことができる。なお、図14に示すように、押圧部324が外側に突出しないように、開口部318に囲い部326を突出形成しておく場合もある。
When the mating pipe 202 (slightly different shape from the
また、特許文献3に記載されているようなコネクタを用いることもできる。このコネクタ400は、図15及び16に示すように、コ字状のリテーナ402をリテーナ保持部404に軸直角方向に取り付ける型のものであり、さらに相手パイプ202の接続を確認するチェッカー部材406を備えている。
A connector as described in Patent Document 3 can also be used. As shown in FIGS. 15 and 16, this
コネクタ400は、全体として筒状を成すコネクタ本体(ここでは全体が樹脂製)408と、リテーナ402及びシール部材としてのOリング410、ブッシュ412とを有し、さらにチェッカー部材406を有している(図15及び16(B)参照)。
The
上記コネクタ本体408は、軸方向の一方の側に短い筒形のリテーナ保持部404を有しており、また、他方の側に、例えば樹脂チューブ200との接続部414を有している。
The connector
チェッカー部材406は、一対の弾性アーム416の端部に掛止溝418を有する箱型のものであり、その掛止溝418が底面部420と係合するように、リテーナ保持部404の外周に、軸直角方向に取り付けられ、このリテーナ保持部404に配置される。
The
リテーナ402は、一対の検知片422の端部(自由端部)に、径方向内側に突出する検知突起424を有していて、この検知突起424が、相手パイプ202の係合凸部204の移動路内に突出するように、リテーナ保持部404の外周に、軸直角方向に取り付けられ、このリテーナ保持部404に配置される(図16(A)参照)。
The
相手パイプ202が、コネクタ本体408に挿入され、係合凸部204がブッシュ412に当接した状態(相手パイプ202の正常な接続状態)では、リテーナ402の検知突起424は、傾斜案内面又は傾斜案内カム面425を径方向外側に押し退けながら進行した係合凸部204によって押され、径方向外側に移動し、検知突起424と受入孔428の凹部430との係合が解除されていて、リテーナ402をさらに軸直角方向に押し込むことが可能となっている。リテーナ402が軸直角方向に押し込まれると、リテーナ402の係合部(リテーナ側係合部)431が相手パイプ202の係合凸部204と係合するとともに、リテーナ402のガイド片432にチェッカー部材406の弾性アーム416が押されて、弾性アーム416の掛止溝418が径方向外側に移動し、掛止溝418と底面部420との係合が解除される。このようにして、相手パイプ202とコネクタ本体408とが軸方向に固定状態となり、この固定状態では、チェッカー部材406とコネクタ本体408とが分離可能となっている。すなわち、相手パイプ202が正常に接続されている場合に限り、チェッカー部材406をコネクタ本体408から外すことができる。なお、リテーナ402は、規制フランジ(本体側掛止部)434、436、438と、前端面、中間溝部及び後端面(リテーナ側掛止部)で軸方向に係合する。
In a state in which the
そして、上記のような従来の樹脂チューブ200は、例えば内径が6mm、外径が8mm程度の太さのものが用いられて、図17に示しているような配管系統で使用されている。
この配管系統では、燃料タンク234内の燃料を燃料ポンプ236により一定圧力の下で供給路238を通じて供給し、これをインジェクタ240からエンジンのシリンダ242に向けて噴射し、そして余剰の燃料を返送路244を通じて燃料タンク234へと返送する。
上記のような配管及び樹脂チューブは配管系統の設計上、或いはコストダウンの観点から軽量,細径であることが好ましいとされている。
The
In this piping system, the fuel in the
The piping and the resin tube as described above are preferably lightweight and small in diameter from the viewpoint of piping system design or cost reduction.
一方で、近年、燃料タンク234から余剰の燃料を供給せずに必要な量だけ即ち消費分だけをエンジン側に供給し、図17の配管系統(いわゆるフューエルリターンシステム)のように余剰の燃料を燃料タンク234に戻すといったことを行わない配管系統、いわゆるフューエルリターンレスシステムが用いられるようになって来ている。
On the other hand, in recent years, without supplying surplus fuel from the
このフューエルリターンレスシステムでは必要な量の燃料のみを供給するので、図17で示す配管系統と同じ径の樹脂チューブを用いると燃料が滞留し易く、エンジンルーム内の雰囲気により滞留状態の燃料が配管内で気化し、エンジン回転数が不安定になり易くなる。 Since only the required amount of fuel is supplied in this fuel returnless system, if the resin tube having the same diameter as that of the piping system shown in FIG. 17 is used, the fuel is likely to stay, and the staying fuel is piped depending on the atmosphere in the engine room. The engine speed is likely to become unstable.
この場合の樹脂チューブとしては、例えば外径5mm以下の細径樹脂チューブを用い、燃料の滞留を起さないようにすることが好ましい。
また排気量の小さい軽自動車や自動二輪車,自動三輪車,ATV(All Terrain Vehicle)等のいわゆる小型車両には、内径4mm以下の、例えば3.5mmの細径樹脂チューブを用いることが滞留状態を抑制する上で好ましく、更に内径3mm以下の、例えば2.5mmの細径樹脂チューブを用いることがより好ましい。
As the resin tube in this case, it is preferable to use, for example, a thin resin tube having an outer diameter of 5 mm or less so as not to cause fuel retention.
In addition, for so-called small vehicles such as mini vehicles with small displacement, motorcycles, motor tricycles, ATVs (All Terrain Vehicles), the use of a resin tube with an inner diameter of 4 mm or less, for example 3.5 mm, suppresses the staying state. It is preferable to use a thin resin tube having an inner diameter of 3 mm or less, for example, 2.5 mm.
ところで燃料輸送用のコネクタ付き樹脂チューブを車体に配管し組み付けるに際して、その配管のレイアウトは予め定められており、そこで従来にあっては樹脂チューブ全体を成形段階で予め所要の曲り形状に成形しておき、これを組付けの現場に持ち来して車体への組付けを行っていた。 By the way, when piping and assembling a resin tube with a connector for fuel transportation to the vehicle body, the layout of the piping is determined in advance, so in the past, the entire resin tube was previously molded into the required bent shape at the molding stage. I brought this to the assembly site and assembled it to the car body.
しかしながら成形形状が曲り形状をなすコネクタ付き樹脂チューブは、直管状の樹脂チューブを拘束型に嵌め込んで形状拘束した上、樹脂チューブ全体を加熱オーブン中に入れて、例えば150〜160℃で20〜30分間加熱して曲げ形状を付与し、しかる後これらをオーブンから取り出して冷却した上、樹脂チューブを拘束型から外すといった手順で製造するなど(例えば下記特許文献4に開示)、工程数が多くなってコスト高となり、また車種が異なる毎に、厳密には配管レイアウトが異なる毎に別種の専用の樹脂チューブが必要となって、これもまたコストを高める要因となっていた。 However, the resin tube with a connector in which the molded shape is bent is constrained by fitting a straight tubular resin tube into a constraining mold, and the entire resin tube is placed in a heating oven. It is heated for 30 minutes to give a bent shape, and after that, these are taken out of the oven and cooled, and then the resin tube is removed from the constraining mold (for example, disclosed in Patent Document 4 below). Therefore, the cost is high, and every time the vehicle type is different, strictly speaking, every time the piping layout is different, another type of dedicated resin tube is required, which also increases the cost.
燃料輸送用の樹脂チューブの従来の組付構造は、上記のように予め樹脂チューブを所要の曲り形状に成形しておいて、その端部をコネクタにて相手パイプに接続するといったものであり、この場合上記の他に以下のような問題も生じていた。
コネクタを介して相手パイプに接続された樹脂チューブに対して、車体からの振動が相手パイプを通じて加わると、樹脂チューブがコネクタとともに相手パイプに対して相対回転してしまい、これによりコネクタの内部に保持されているOリング等のシール部材が、摩耗したりへたりを生じてシール性が低下してしまう問題を生ずるのである。
The conventional assembly structure of the resin tube for fuel transportation is such that the resin tube is previously formed into a required bent shape as described above, and its end is connected to the mating pipe with a connector, In this case, the following problems have occurred in addition to the above.
When vibration from the vehicle body is applied through the mating pipe to the resin tube connected to the mating pipe via the connector, the resin tube rotates relative to the mating pipe together with the connector, so that it is held inside the connector. This causes a problem that the sealing member such as the O-ring is worn out or sags to deteriorate the sealing performance.
その解決手段が下記特許文献5に提案されている。但しこの場合、特殊な専用のコネクタ及び固定クランプを必要とする問題がある。
上記のような問題は、特にエンジンが後輪と一体化されていて、エンジンが後輪と一体変動する車両において顕著に生じる。
自動2輪において、エンジンと燃料タンクとが同じフレーム上に配置固定されている場合には、エンジンに対して燃料を輸送するコネクタ付きの樹脂チューブはそれほど大きく揺動することはなく、従って上記の問題はそれほど顕著ではないが、エンジンが後輪と一体に変動するタイプの自動2輪車(例えば下記特許文献6,特許文献7に開示)においては、コネクタ付き樹脂チューブに加わる振動も大きくなって同チューブの揺動が大きく、上記の問題を特に生じ易い。
The solution is proposed in Patent Document 5 below. However, in this case, there is a problem that a special dedicated connector and a fixed clamp are required.
The above-described problems are particularly prominent in a vehicle in which the engine is integrated with the rear wheel and the engine fluctuates integrally with the rear wheel.
In the motorcycle, when the engine and the fuel tank are arranged and fixed on the same frame, the resin tube with a connector for transporting fuel to the engine does not swing so much, and therefore the above-mentioned Although the problem is not so noticeable, in a motorcycle of a type in which the engine fluctuates integrally with the rear wheel (for example, disclosed in Patent Document 6 and Patent Document 7 below), the vibration applied to the connector-attached resin tube is also increased. The tube swings greatly, and the above problem is particularly likely to occur.
本発明は以上のような事情を背景とし、少ない工数で製造できてコストが安価であり、また車体への組付状態において車体から加わる振動により樹脂チューブがコネクタとともに相手パイプに対して相対回転を起してOリング等のシール部材の摩耗やへたりを招き、これによりシール性を低下させてしまうといった問題を生ずることのないコネクタ付き樹脂チューブの組付構造及びこれに用いるコネクタ付き樹脂チューブを提供することを目的としてなされたものである。 The present invention is based on the above circumstances, can be manufactured with less man-hours, and is low in cost. In addition, the resin tube rotates together with the connector relative to the other pipe due to vibration applied from the vehicle body when assembled to the vehicle body. An assembly structure of a resin tube with a connector and a resin tube with a connector used for the assembly that does not cause problems such as causing wear and sag of a seal member such as an O-ring and thereby reducing sealing performance. It was made for the purpose of providing.
而して請求項1のものは、燃料タンクとエンジンとの間に配管されて燃料を輸送する、端部に相手パイプとの接続用のコネクタが装着されたコネクタ付き樹脂チューブの車体への組付構造であって、直管状に成形された前記樹脂チューブの長手方向の単数若しくは複数箇所を該樹脂チューブの可撓性に基づいて曲げた上、曲げ部の両側の部位を固定クランプにて車体に留め付けて曲げ部を保持することにより、樹脂チューブ全体に予定された曲り形状を付与し、前記コネクタにおいて前記相手パイプと接続状態に車体に組み付けるように成したことを特徴とする。 Thus, according to the first aspect of the present invention, a resin tube with a connector, which is connected between a fuel tank and an engine and transports fuel, and a connector for connecting to a mating pipe at the end is assembled to the vehicle body. The resin tube formed in a straight tube shape is bent in a single or a plurality of locations in the longitudinal direction based on the flexibility of the resin tube, and the body on both sides of the bent portion is fixed by a clamp. By holding the bent portion and holding the bent portion, a predetermined bent shape is imparted to the entire resin tube, and the connector is assembled to the vehicle body in a connected state with the mating pipe.
請求項2のものは、請求項1において、前記樹脂チューブが外径6mm以下の細径チューブであることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the resin tube is a thin tube having an outer diameter of 6 mm or less.
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記相手パイプが前記車体に固定された機器に一体形成されたパイプであることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in any one of the first and second aspects, the mating pipe is a pipe integrally formed with a device fixed to the vehicle body.
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記エンジンが後輪と一体化されていて、該後輪と一体に変動するものであることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in any one of the first to third aspects, the engine is integrated with a rear wheel and fluctuates integrally with the rear wheel.
請求項5のものは、請求項1〜4の何れかにおいて、前記固定クランプが、環状を成す保持部と、クランプ前において該保持部に該樹脂チューブを軸直角方向に嵌め入れるための開口を有し、前記車体への固定状態で該開口が閉鎖される形態のものであることを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, in any one of the first to fourth aspects, the fixed clamp has an annular holding portion, and an opening for fitting the resin tube into the holding portion in a direction perpendicular to the axis before the clamping. And the opening is closed in a fixed state to the vehicle body.
請求項6のものは、請求項1〜5の何れかにおいて、前記コネクタは(a)全体として筒状をなし軸方向の一方の側にリテーナ保持部を、他方の側に前記樹脂チューブに接続される接続部を有するコネクタ本体と、(b)前記リテーナ保持部に保持され、前記相手パイプの外周面且つ挿入側の軸方向端から離隔した位置の凸状又は凹状のパイプ側係合部に係合して、挿入された該相手パイプを軸方向に固定するリテーナと、(c)該リテーナ保持部よりも前記接続部側の奥部において前記コネクタ本体内部に装着され、挿入された前記相手パイプの挿入端部の外周面に接触してシール作用をなすシール部材と、を有していることを特徴とする。 According to a sixth aspect of the present invention, in any one of the first to fifth aspects, the connector has a tubular shape as a whole and is connected to the retainer holding portion on one side in the axial direction and to the resin tube on the other side. A connector main body having a connecting portion, and (b) a convex or concave pipe side engaging portion held at the retainer holding portion and spaced from the outer peripheral surface of the mating pipe and the axial end on the insertion side. A retainer that engages and fixes the inserted mating pipe in the axial direction; and (c) the mated connector that is mounted and inserted inside the connector body at a depth closer to the connecting portion than the retainer holding portion. And a sealing member that makes a sealing action by contacting the outer peripheral surface of the insertion end of the pipe.
リテーナ保持部はソケット状に形成でき、接続部は樹脂チューブの内部に圧入される圧入部とすることができる。 The retainer holding part can be formed in a socket shape, and the connection part can be a press-fitting part that is press-fitted into the resin tube.
請求項8のコネクタ付き樹脂チューブは、請求項1〜7の何れかに記載の組付構造に用いられることを特徴とする。
The resin tube with a connector according to claim 8 is used for the assembly structure according to any one of
以上のように本発明は、直管状に成形された樹脂チューブの長手方向の単数若しくは複数箇所を、樹脂チューブの可撓性に基づいて曲げた上、その曲げ部の両側の部位を固定クランプにて車体に留め付けて曲げ部を保持し、これにより樹脂チューブ全体に予定された曲り形状を付与し、コネクタにおいて相手パイプと接続状態に車体に組み付けるようになしたもので、本発明によれば、樹脂チューブの製造段階でこれを定められた一定形状の曲り形状に成形しておかなくても良いため、樹脂チューブのための所要コストを安価となすことができる。 As described above, the present invention bends one or more portions in the longitudinal direction of a resin tube formed into a straight tube based on the flexibility of the resin tube, and uses the clamps on both sides of the bent portion. In this way, the bent portion is held by being fastened to the vehicle body, thereby giving a predetermined bent shape to the entire resin tube, and being assembled to the vehicle body in a connected state with the mating pipe in the connector. Since the resin tube does not have to be formed into a predetermined bent shape at the manufacturing stage, the required cost for the resin tube can be reduced.
また樹脂チューブは組付け前の状態において直管状をなしており、車体への組付けの段階で、そこで始めて所要の曲り形状とされて車体に組み付けられるため、車種毎に或いは配管レイアウトの異なる毎に専用の樹脂チューブを用意しておかなくても良く、同種の樹脂チューブを用いて様々な車種ないし配管レイアウトに対して対応できる利点も得られる。 In addition, the resin tube has a straight tube shape before assembly, and at the stage of assembly to the vehicle body, it is first formed into a required bent shape and assembled to the vehicle body. There is no need to prepare a dedicated resin tube, and there is an advantage that the same type of resin tube can be used for various vehicle types and piping layouts.
本発明ではまた、樹脂チューブにおける曲がり部の両側の部位が固定クランプにて保持されて車体に固定されるものであるため、車体からの振動が樹脂チューブに加わっても、樹脂チューブの揺動が小さく抑えられるとともに、固定クランプによる拘束作用によって樹脂チューブ自体が回転してしまうといったことが無く、即ちコネクタが相手パイプに対して相対回転してしまうといったことがなく、これにより樹脂チューブの相対回転に基づいてコネクタ内のシール部材が、摩耗したりへたりを生じてシール性が低下する問題を同時に解決することができ、コネクタと相手パイプとの間のシール性を長期に亘り良好に保持することができる。
ここで本発明は特に金属製クランプを用いた組付構造に適用して特に有効なものである。
In the present invention, since the portions on both sides of the bent portion of the resin tube are fixed to the vehicle body by the fixing clamp, even if vibration from the vehicle body is applied to the resin tube, the resin tube does not swing. The resin tube itself does not rotate due to the restraining action of the fixed clamp, that is, the connector does not rotate relative to the mating pipe, thereby preventing relative rotation of the resin tube. Based on this, it can solve the problem that the sealing member in the connector wears and sags and the sealing property is lowered, and the sealing property between the connector and the mating pipe is maintained well for a long time. Can do.
Here, the present invention is particularly effective when applied to an assembly structure using a metal clamp.
本発明はまた、特に外径6mm以下の細径の樹脂チューブを用いた組付構造に適用して効果が大きい(請求項2)。
この細径の樹脂チューブは可撓性に特に優れており、従って組付段階でこれを曲げたときに折れ(キンク)を生じにくく、従って所望の曲り形状に容易に曲げ変形させて、車体への組付けを行うことができる。
The present invention is particularly effective when applied to an assembly structure using a thin resin tube having an outer diameter of 6 mm or less.
This small-diameter resin tube is particularly excellent in flexibility. Therefore, it is difficult to cause kinking when it is bent at the assembly stage, and therefore it can be easily bent and deformed into a desired bent shape to the vehicle body. Can be assembled.
本発明は、車体に固定された機器に一体形成されたパイプに対して樹脂チューブをコネクタを介して接続する場合に好適に適用することができる(請求項3)。
このように相手パイプが車体に固定のものである場合、車体の振動によって樹脂チューブがコネクタとともに相手パイプに対して相対回転し易い問題を有するが、本発明によればこうした場合においてその相対回転を有効に防止して、シール性を良好に保つことができる。
同様の理由に基づき、本発明はエンジンが後輪と一体化されて、その後輪と一体に変動する車両への樹脂チューブの組付構造に適用して効果の大なるものである(請求項4)。
The present invention can be suitably applied to a case where a resin tube is connected to a pipe formed integrally with a device fixed to a vehicle body via a connector (claim 3).
When the mating pipe is fixed to the vehicle body as described above, there is a problem that the resin tube easily rotates relative to the mating pipe together with the connector due to the vibration of the vehicle body. It can prevent effectively and can keep a sealing property favorable.
For the same reason, the present invention is effective when applied to a structure for assembling a resin tube to a vehicle in which the engine is integrated with the rear wheel and fluctuates integrally with the rear wheel. ).
本発明において上記固定クランプは、環状を成す保持部とクランプ前において保持部に樹脂チューブを軸直角方向に嵌め入れるための開口を有し、車体への固定状態でその開口が閉鎖される形態のものとなしておくことができる(請求項5)。
このような固定クランプを用いることによって、組付けの現場において容易に樹脂チューブを曲げながら固定クランプにて車体に留め付けることができ、且つ、留めつけた後は、開口が閉鎖された状態となるため、樹脂チューブの揺動が大きい場合であっても樹脂チューブと固定クランプの相対的な動きが規制され、樹脂チューブが擦れたりするような不具合を防ぐことができる。
In the present invention, the fixed clamp has an annular holding portion and an opening for fitting the resin tube into the holding portion in a direction perpendicular to the axis before the clamp, and the opening is closed in a fixed state to the vehicle body. (Claim 5).
By using such a fixed clamp, the resin tube can be easily fixed to the vehicle body with the fixed clamp while bending the resin tube at the assembly site, and after being fixed, the opening is closed. For this reason, even if the resin tube swings greatly, the relative movement of the resin tube and the fixed clamp is restricted, and it is possible to prevent a problem that the resin tube is rubbed.
本発明において、上記コネクタは、軸方向の一方の側にリテーナ保持部を、他方の側に樹脂チユーブに接続される接続部を有するコネクタ本体と、リテーナ保持部に保持されるリテーナと、挿入された相手パイプの外周面に接触してシール作用をなすシール部材とを有するものとなしておくことができる(請求項6)。
この場合、リテーナ保持部をソケット状に、接続部を圧入部に形成することができる。
更にこの場合において、リテーナは、径方向に弾性変形可能な部材であって、(イ)コネクタ本体のリテーナ保持部の側に形成された本体側係止部に対して径方向内方から嵌り合って軸方向に係止し固定されるリテーナ側係止部と、リテーナへの相手パイプの挿入時にリテーナを弾性的に拡開させるための内周カム面、又はリテーナのリテーナ保持部への挿入時にリテーナを弾性的に縮径させるための外周カム面の少なくとも何れかを有しているものとなすことができる。
In the present invention, the connector is inserted with a retainer holding portion on one side in the axial direction, a connector main body having a connecting portion connected to the resin tube on the other side, and a retainer held by the retainer holding portion. And a sealing member that makes a sealing action in contact with the outer peripheral surface of the mating pipe.
In this case, the retainer holding portion can be formed in a socket shape, and the connection portion can be formed in the press-fit portion.
Further, in this case, the retainer is a member that is elastically deformable in the radial direction, and (a) fits from the radially inner side to the main body side locking portion formed on the retainer holding portion side of the connector main body. The retainer side latching part that is locked and fixed in the axial direction and the inner peripheral cam surface for elastically expanding the retainer when the mating pipe is inserted into the retainer, or when the retainer is inserted into the retainer holding part The retainer can have at least one of outer peripheral cam surfaces for elastically reducing the diameter.
請求項8は、請求項1〜7の何れかの組付構造に用いられるコネクタ付き樹脂チューブで、この樹脂チューブは成形段階で直管状を成し、車体への組付状態で所定の曲り形状となるもので、製造コストを安価に抑えることができる。
Claim 8 is a resin tube with a connector used in the assembly structure according to any one of
次に本発明を小型車両のエンジンと燃料タンクとの間に配管されて燃料輸送するコネクタ付き樹脂チューブの組付構造に適用した場合の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
ここで小型車両とは軽自動車、特に自動二輪車,自動三輪車,ATV(All Terrain Vehicle)等を意味する。
Next, an embodiment in which the present invention is applied to an assembly structure of a resin tube with a connector that is piped between an engine and a fuel tank of a small vehicle and transports fuel will be described in detail with reference to the drawings.
Here, the small vehicle means a light vehicle, in particular, a motorcycle, a tricycle, an ATV (All Terrain Vehicle), and the like.
図2及び図3において、10は車体に固定されたエンジンや燃料タンク等の機器に一体に形成された相手パイプで、外周面に環状に突出する係合凸部(パイプ側係合部)12が形成されている。
図4は、エンジンと燃料タンクとの間に配管されて燃料輸送用に用いられるコネクタ付き樹脂チューブを車体への組付け前の状態で表したもので、図中14は樹脂チューブを、16はその両端部に装着されたコネクタ(クイックコネクタ)を示している。
ここで樹脂チューブ14は組付け前の状態で直管形状を成している。即ち樹脂チューブ14は直管形状に成形されている。なお、相手パイプ10等の相手部材に一方端部を直接圧入等で接続する場合には、コネクタ16は樹脂チューブ14の他方端部(片方端部)のみに装着される。
2 and 3,
FIG. 4 shows a resin tube with a connector that is piped between an engine and a fuel tank and used for fuel transportation in a state before being assembled to the vehicle body. In the figure, 14 is a resin tube, The connector (quick connector) attached to both ends is shown.
Here, the
このコネクタ16付き樹脂チューブ14は、フューエルリターンレスシステムであっても、余剰のガソリンを燃料タンクに戻すシステム(フューエルリターンシステム)であっても好適に用いられる。
樹脂チューブ14は、図4(B)に示しているようにETFEから成る内層14Aと、PA12から成る外層14Bとの積層構造を成しており、その外周面上に、後述の固定クランプ48(図1,図5)によるクランプ個所において樹脂チューブ14を保護し、傷付き防止するゴム(ここではEPDM)から成る保護層14Cが全長に亘り被覆状態に積層されている。
Even if this
As shown in FIG. 4B, the
本実施形態において、この樹脂チューブ14は内径又は内層14Aの内径d1がφ2.5mm,外層14Bの外径d2がφ4mmの細径のものである。
ここで内層14Aは肉厚が0.2mmであり、また外層14Bは肉厚が0.55mm、更に保護層14Cは肉厚が1.0mmである。すなわち、内層14A及び外層14Bの肉厚tは0.75mmである。
また樹脂チューブ14は、その全長Lが200〜1500mmとされている。
但しこれらの積層構造,材質,肉厚や長さ等の寸法はあくまで一例であって、それらを様々に変更することができることは言うまでもない。
In the present embodiment, the
Here, the
The
However, these laminated structures, materials, thicknesses, lengths, and other dimensions are merely examples, and it goes without saying that they can be variously changed.
コネクタ16は、全体として筒状を成すコネクタ本体(ここでは全体が樹脂製)18と、リテーナ20及びシール部材としてのOリング22,ブッシュ24とを有している(例えば、Oリング22はシール部材として機能し、ブッシュ24はシール部材ではなく軸振れ防止部材として機能する)。
本実施形態において、コネクタ16(シール部材を除く)はポリアミドにて構成されている。但しその材質は耐熱性,耐燃料透過性,耐ガソリン性(ガソリンに接しても膨潤し難い)やコストの点から適宜選択可能である。
The
In this embodiment, the connector 16 (excluding the seal member) is made of polyamide. However, the material can be appropriately selected from the viewpoints of heat resistance, fuel permeation resistance, gasoline resistance (which does not easily swell when in contact with gasoline) and cost.
具体的にはポリアミド系(PA11,PA12,P6,PA66,PPA等)やPPS等は耐熱性が優れ、ポリエステル系(PBT,PET,PEN等)は耐燃料透過性,耐ガソリン性に優れる。
またPOMは耐熱性と耐燃料透過性,耐ガソリン性を確保しながら、比較的安価である。
Specifically, polyamide-based (PA11, PA12, P6, PA66, PPA, etc.), PPS, etc. are excellent in heat resistance, and polyester-based (PBT, PET, PEN, etc.) are excellent in fuel permeability resistance and gasoline resistance.
POM is relatively inexpensive while ensuring heat resistance, fuel permeation resistance, and gasoline resistance.
また上記材料に強度向上のためガラス繊維を配合したり、耐燃料透過性向上のためクレー等のナノコンポジット材を配合して用いることもできる。
これらの材料は樹脂チューブ14の材料としても好適なものであり、また樹脂チューブ14の材料としてはそれらの樹脂材料にエラストマーをアロイ化したものを用いることもでき、この場合樹脂そのものが有する耐熱性,耐燃料透過性に加え、樹脂チューブ14に可撓性を付加することができる。
In addition, glass fibers can be blended with the above materials to improve strength, and nanocomposite materials such as clay can be blended to improve fuel permeability.
These materials are also suitable as the material of the
上記コネクタ本体18は、図2に示しているように軸方向の一方の側にソケット状のリテーナ保持部26を有しており、また他方の側に樹脂チューブ14との接続部としての圧入部(ニップル部)28を有している。
リテーナ保持部26は、リテーナ20を内部に収容状態で保持する部分で、コネクタ本体18はこのリテーナ20を介して相手パイプ10と接続される。
このリテーナ保持部26には、開口窓30とリテーナ20との掛止用の前端の掛止部(本体側掛止部)32とが設けられている。開口窓30は、径方向対称位置に一対設けられている。
一方リテーナ20は、全体として略環状(ここでは断面C字状)をなす樹脂製の部材であって、径方向に弾性変形可能となしてある。
As shown in FIG. 2, the
The
The
On the other hand, the
このリテーナ20には、相手パイプ10の係合凸部12を径方向内方から係合させてこれを軸方向に固定する係合凹部又は係合スリット部(リテーナ側係合部)34と、コネクタ本体18側の上記掛止部32に対し、同じく径方向内方から嵌り合って軸方向に掛止する掛止溝(リテーナ側掛止部)36とが設けられている。
リテーナ20は、この掛止溝36をリテーナ保持部26の掛止部32に掛止させることで、かかるリテーナ保持部26により軸方向に固定状態に保持される。
The
The
このリテーナ20にはまた、内周面と外周面とにテーパ形状の内周カム面(内周ガイド面又は内周当接面)38と外周カム面(外周ガイド面又は外周当接面)40とが形成されている。
内周カム面38は、相手パイプ10をリテーナ20内部に軸方向に挿入したとき、係合凸部12と当接してその移動案内をなすとともに、係合凸部12の移動に伴ってリテーナ20をカム作用で全体的に且つ弾性的に拡開運動させ、係合凸部12の通過を許容する。
そして係合凸部12が係合凹部34の位置に到ったところでリテーナ20が全体的に元の形状に復形し、これと同時に係合凸部12が係合凹部34に嵌り合って、それらが軸方向に互いに固定状態となる。
The
When the
Then, when the engaging
他方外周カム面40は、リテーナ20をコネクタ本体18のリテーナ保持部26に軸方向に挿入する際、掛止部32との当接によってリテーナ20を全体的に且つ弾性的に縮径運動させ、その縮径運動を伴って掛止溝36を掛止部32に対し掛止させる。
尚リテーナ20の先端部には操作つまみ42が設けられており、この操作つまみ42に力を加えることによってリテーナ20を縮径運動させることもできる。
When the
An
このコネクタ16では、リテーナ20をコネクタ本体18のリテーナ保持部26に保持させておき、その状態で相手パイプ10をリテーナ20内部に軸方向に挿入する。
このとき、リテーナ20は相手パイプ10の係合凸部12によって拡開方向に弾性的に押し拡げられ、そして係合凸部12が係合凹部34に到ったところで縮径運動するとともに、係合凸部12が係合凹部34に係合した状態となる。
In this
At this time, the
尚、リテーナ20を予め相手パイプ10に装着しておいて、その状態で相手パイプ10をリテーナ20ごとコネクタ本体18に挿入するようにしても良い。
このとき、リテーナ20は一旦縮径運動した後、掛止溝36が掛止部32の位置に到ったところで拡開運動し、掛止溝36が掛止部32に掛止した状態となる。
The
At this time, after the
上記シール部材としてのOリング22及びブッシュ24は、リテーナ保持部26よりも奥側においてコネクタ本体18内部に装着保持されており、コネクタ本体18内に相手パイプ10が挿入された時点で、Oリング22又はこれらOリング22及びブッシュ24が、相手パイプ10の挿入端部44、即ち係合凸部12よりも先端側の挿入端部44の外周面に気密に接触して、かかる相手パイプ10とコネクタ本体18との間を気密にシールする。
The O-
上記圧入部28は、樹脂チューブ14の内部に軸方向に圧入される部分であって、その外周面に且つ軸方向の異なった複数箇所に、断面が鋸歯状の先端が鋭角をなす環状突起46が形成されている。
コネクタ本体18は、この圧入部28を樹脂チューブ14の一端からその内部に圧入することによって、かかる樹脂チューブ14から抜止めされる。尚、コネクタ本体18と樹脂チューブ14は圧入以外の、例えば溶着,オーバーモールド等によっても抜止状態にすることができる。
The press-fitting
The
図1は上記コネクタ16付き樹脂チューブ14の車体への組付状態を示している。
図示のようにここでは樹脂チューブ14が、その可撓性に基づいて長手方向の複数箇所(ここでは3箇所)で円弧形状に曲げられており、そしてそれら複数箇所の曲げ部50−1,50−2,50−3のそれぞれの両側の部位が、固定クランプ48にて保持され、車体に留め付けられている。
FIG. 1 shows an assembled state of the
As shown in the figure, here, the
これによりコネクタ16付き樹脂チューブ14全体に予定された曲り形状が付与され、その状態で樹脂チューブ14がコネクタ16において相手パイプ10と接続状態に車体に組み付けられている。
即ち直管状に成形された樹脂チューブ14が、固定クランプ48による保持拘束作用によって、所望の曲り形状で車体に配管され、組み付けられている。
As a result, a predetermined bent shape is imparted to the
That is, the
図5及び図6に固定クランプ48の好適な一例が示してある。ここで図5は固定前の状態を、図6は固定後の状態をそれぞれ表している。
図5において固定クランプ48は金属製のもので、全体として環状を成す保持部54と、保持部54の周方向両端から延び出した板状の一対の固定部56とを有している(図5(A))。
各固定部56は固定孔58を有しており、それら固定孔58において車体に留め付けられる。ここで固定クランプ48は図5に示すクランプ前の状態において樹脂チューブ14を保持部54に軸直角方向に嵌め入れるための開口52を有している。
5 and 6 show a preferred example of the fixed
In FIG. 5, the fixing
Each fixing
59は金属製の固定クランプ48と樹脂チューブ14との間に介在させられる、弾性材(ここではゴム製)から成る緩衝部材で、円筒部60と両端のフランジ部62とを有しており、周方向所定個所に開口64を有している(図5(B))。
即ちこの緩衝部材59は全体としてC字状を成している。
That is, the
この固定クランプ装置(固定クランプ48と緩衝部材59)では、図6に示しているように緩衝部材59の円筒部60を保持部54に内嵌させておき、その状態で樹脂チューブ14を開口52,64を通じて緩衝部材59内に挿通状態とし、その後固定クランプ48を固定孔58において車体に留め付ける。このとき固定クランプ48は開口52を閉鎖した状態で樹脂チューブ14を車体に固定状態とする。すなわち、固定部56が、接近又は接触して、合わさるようにしておく。
尚樹脂チューブ14に予め緩衝部材59を嵌めておいて、その状態で樹脂チューブ14を緩衝部材59ごと固定クランプ48の保持部54に軸直角方向に挿入して内嵌状態とすることもできる。
またここでは緩衝部材59を用いているが、樹脂チューブ14を直接固定クランプ48に嵌め入れて固定するようになすこともできる。
In this fixed clamp device (fixed
Alternatively, the
Although the
図7に固定クランプの他の好適な一例を示している。
この固定クランプ66は、保持部54の開口と固定部56との間に、立上り部(湾曲部)68を有している点で図5及び図6に示す固定クランプ48と異なっているが、他の点については基本的に同様である。すなわち、固定クランプ66では、保持部54の開口と固定部56との間に、比較的長く、かつ、曲がっている開口69が形成されていて、固定部56が合わさるように固定クランプ66を変形させると、両方の立ち上り部68が接近又は接続して、合わさり、保持部54の開口及び開口69が閉鎖され、留め付け時に、樹脂チューブ14のより安定した保持機能が確保される。
FIG. 7 shows another preferred example of the fixed clamp.
The fixed
以上のように本実施形態によれば、樹脂チューブ14の製造段階でこれを定められた一定形状の曲り形状に成形しておく必要がないため、樹脂チューブ14のための所要コストを安価となすことができる。
またこの樹脂チューブ14は組付け前の状態で直管状をなしており、車体への組付けの段階でそこで始めて所要の曲り形状とされて車体に組み付けられるため、車種毎に或いは配管レイアウトの異なる毎に専用の樹脂チューブ14を用意しておかなくても良く、同種の樹脂チューブを用いて様々な車種ないし配管レイアウトに対して対応することができる。
As described above, according to the present embodiment, since it is not necessary to mold the
In addition, the
また本実施形態では樹脂チューブ14の曲り部50(50−1、50−2、50−3)の両側部位が固定クランプ48、66にて保持されて車体に固定されるため、車体からの振動が樹脂チューブ14に加わっても樹脂チューブ14の揺動が小さく抑えられるとともに、固定クランプ48、66による拘束作用によって、樹脂チューブ14自体が回転してしまうといったことが無く、即ちコネクタ16が相手パイプ10に対して相対回転してしまうといったことがなく、これにより樹脂チューブ14の相対回転に基づいてコネクタ16内のOリング22が摩耗したりへたりを生じてシール性が低下する問題を同時に解決することができ、コネクタ16と相手パイプ10とのシール性を長期に亘り良好に保持することができる。
Further, in this embodiment, since both side portions of the bent portion 50 (50-1, 50-2, 50-3) of the
またこの実施形態の細径の樹脂チューブ14は細径チューブであって可撓性に富んでおり、従って組付段階でこれを曲げたときに折れ(キンク)を生じにくく、所望の曲り形状に容易に曲げ変形させて車体への組付けを行うことができる。
In addition, the
また本実施形態における固定クランプ48、66は、C字状の保持部54を弾性拡開させて樹脂チューブ14を嵌め入れることのできるものであり、組付けの現場において容易に樹脂チューブ14を曲げながら固定クランプにて車体に留め付けることができる。
In addition, the fixed clamps 48 and 66 in the present embodiment can elastically expand the C-shaped holding
本発明において上記の固定クランプ48、66はクランプ前において、開口52、69を有し車体への留付け状態で開口52、69を閉鎖するもので、樹脂チューブ14との間の遊びを可及的に少なくし又は無くすことのできるもので、樹脂チューブ14の揺動を良好に抑制できて望ましいものであるが、本発明においては上例に示すもの以外に他の様々な形態のクランプを用いることが可能である。
In the present invention, the above-described
図8,図9はその一例を示している。
ここで図8は固定前の状態を、図9は固定後の状態をそれぞれ表している。
図8において固定クランプ70は弾性を有する樹脂製のもので、全体として環状を成し、周方向所定個所に開口72を有する略C字状を成す保持部74と、固定部76とを有している。保持部74は、開口72の両側に、外側に突出する一対のガイド用くちばし部73を有している。また固定部76は、車体側のパネルの固定孔57への挿入部78と、パネルを内外両側から挟持する一対の挟持部61A,61Bを有している。挟持部61Aは、固定部76あるいは挿入部78の外端部(保持部74側の端部)から横方向両側(図8中左右両側)に延びるように一体的に形成され、挟持部61Bは、固定部76あるいは挿入部78の内端部(保持部74と反対側の端部)から横方向両側に延びるように一体的に形成されている。挟持部61Bは、横方向それぞれの側で、保持部74側に傾斜しながら横方向外側に延びる基部61B−1と、基部61B−1の横方向外端から保持部74側に傾斜しながら横方向内側に延びる折り返し部61B−2と、を一体的に有している。挟持部61Aの横方向外端間の距離は、固定孔57の幅よりも十分大きく、挟持部61Bの横方向外端間の距離(基部61B−1の横方向外端間の距離)は、固定孔57の幅よりも若干大きい。
8 and 9 show an example thereof.
Here, FIG. 8 shows a state before fixing, and FIG. 9 shows a state after fixing.
In FIG. 8, the fixed
この固定クランプ70では、図9に示しているように保持部74を弾性拡開させながら樹脂チューブ14を開口72を通じて保持部74内に軸直角方向に挿入して保持部74により保持させる。また固定クランプ70を固定孔57において車体に留め付けることで、樹脂チューブ14を車体に固定状態とする。固定クランプ70の留め付けは、例えば、挟持部61Bが横方向内側に変形しながらパネルの固定孔57内に押し込まれ、そして、固定孔57からパネルの裏側に通り抜けた状態となるまで、挿入部78を固定孔57に挿入することにより、行われる。取り付けられた状態では、挟持部61Aの横方向外端部がパネル表面と係合し、挟持部61Bの折り返し部61B−2が、固定孔57の縁又は内端縁と係合している。したがって、例えば、固定クランプ70は、パネルに安定して取り付けられているが、固定クランプ70の固定孔57への挿入はスムーズに行われ、また、固定クランプ70を固定孔57から引き抜くことも可能である。
In the fixed
また、径方向に弾性変形可能なリテーナを有するものであれば、リテーナがコネクタ本体と別体であっても一体的に形成されていても、樹脂チューブ14の両端部又は片方端部に装着されるコネクタとして用いることができる。本発明の実施の形態で用いられるコネクタのリテーナは、相手パイプ10がコネクタ本体内に挿入されると、相手パイプ10の係合凸部12 に押されて、一旦径方向に変形(例えば径方向に広がる変形)してから弾性復帰し、相手パイプ10の係合凸部12と係合してコネクタ本体を軸方向に固定するものである。例えば、図12に示されるコネクタ300のように、リテーナ保持部304内にリテーナ302が組み込まれて一体化したものを適用することができる。あるいは図15に示されるコネクタ400のように、相手パイプ202を完全に挿入したときに、リテーナ402がリテーナ保持部404に対して押し込むことができるようになるといったものも適用することができる。なお、コネクタ300やコネクタ400を用いる場合には、接続部312や接続部414を、樹脂チューブ14と適切に接続できる樹脂チューブ接続部(例えば、圧入部)として構成する。
If the retainer is elastically deformable in the radial direction, the retainer is attached to both ends or one end of the
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。 Although the embodiment of the present invention has been described in detail above, this is merely an example, and the present invention can be configured in various forms without departing from the spirit of the present invention.
10 相手パイプ
14 樹脂チューブ
16 コネクタ
18 コネクタ本体
20 リテーナ
22 Oリング
26 リテーナ保持部
28 圧入部
32 掛止部
34 係合凹部
38 内周カム面
40 外周カム面
48 固定クランプ
50,50−1,50−2,50−3 曲り部
52 開口
54 保持部
DESCRIPTION OF
Claims (8)
直管状に成形された前記樹脂チューブの長手方向の単数若しくは複数箇所を該樹脂チューブの可撓性に基づいて曲げた上、曲げ部の両側の部位を固定クランプにて車体に留め付けて曲げ部を保持することにより、樹脂チューブ全体に予定された曲り形状を付与し、前記コネクタにおいて前記相手パイプと接続状態に車体に組み付けるように成したことを特徴とする燃料輸送用のコネクタ付き樹脂チューブの組付構造。 A structure for assembling a resin tube with a connector, which is piped between a fuel tank and an engine and transports fuel, and a connector for connecting to a mating pipe at the end is attached to a vehicle body,
One or more portions in the longitudinal direction of the resin tube formed into a straight tube are bent based on the flexibility of the resin tube, and the portions on both sides of the bent portion are fastened to the vehicle body with a fixed clamp, and the bent portion Of the resin tube with a connector for transporting fuel, characterized in that a predetermined bent shape is imparted to the entire resin tube, and the connector is assembled to the vehicle body in a connected state with the mating pipe in the connector. Assembly structure.
The said resin tube with a connector for the said fuel transport used for the assembly | attachment structure in any one of Claims 1-7.
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