JP2006187178A - Motor with reducer mechanism - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、自動車のパワーウインドモータやワイパーモータ等に用いて好適な減速機構付モータに関する。 The present invention relates to a motor with a speed reduction mechanism suitable for use in, for example, a power window motor or a wiper motor of an automobile.
この種の減速機構付モータとして、図4に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。 As this type of motor with a speed reduction mechanism, there is one shown in FIG. 4 (see, for example, Patent Document 1).
この減速機構付モータ1は、図4に示すように、一端側が開口した略円筒状のヨーク(モータケース)2と、このヨーク2の開口端の周りのフランジ部2aをビス3を介して締結固定したギヤケース4とを備えている。ヨーク2の他端の有底筒部2bに嵌合された軸受5aと、ギヤケース4の軸穴4aの両端近傍に圧入により嵌合された軸受5b,5cとでアーマチュア6のアーマチュア軸7を回転自在に支持してある。
As shown in FIG. 4, the
アーマチュア軸7の一端近傍にウォーム7aを形成してある。また、ギヤケース4にはその軸穴4aに連通する凹状の減速機構収納部4bを形成してある。この減速機構収納部4b内には、アーマチュア軸7のウォーム7aに噛合するウォームホイール8を回転自在に支持してある。このウォームホイール8の中央には出力軸9を固定してある。これらウォーム7aとウォームホイール8とでアーマチュア軸7の回転を減速させる減速機構Sが構成されている。
A
しかしながら、前記従来の減速機構付モータ1では、長尺のアーマチュア軸7を3つの軸受5a,5b,5cで回転自在に支持しているため、特にアーマチュア軸7の中間部に位置する軸受5b及び該軸受5bが圧入されるギヤケース4の軸穴4aの開口端4c側の精度を高める必要があった。この中間に位置する軸受5bの精度を良くするために、ギヤケース4の軸穴4aを成形する成形ピンを異形にし、その精度を調整していたが、成形ピンが異形のために、ギヤケース4の軸穴4a内の軸受保持荷重が低くなると共に、経時的に安定した精度確保が困難であった。
However, in the
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、アーマチュア軸の中間部に配置される軸受を圧入した際の軸受保持荷重を高めることができると共に、該軸受の精度を向上させることができ、アーマチュア軸の振動音の発生を確実に防止することができる減速機構付モータを提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and can increase the bearing holding load when the bearing disposed in the intermediate portion of the armature shaft is press-fitted and improve the accuracy of the bearing. It is an object of the present invention to provide a motor with a speed reduction mechanism that can reliably prevent generation of vibration sound of an armature shaft.
請求項1の発明は、通電により回転するアーマチュアを収納したモータケースと、このモータケースに連結され、前記アーマチュアの回転を減速させる減速機構を収納したギヤケースとを備え、このギヤケースに形成された軸穴の両端に一対の軸受を介してアーマチュア軸の中間部と一端とを回転自在に支持すると共に、該アーマチュア軸の他端を前記モータケースに取り付けられた軸受を介して回転自在に支持した減速機構付モータにおいて、前記ギヤケースにおける軸穴の開口側に薄肉円筒状の軸受保持部を形成し、この円筒状の軸受保持部内に前記アーマチュア軸の中間部を回転自在に支持する軸受を圧入したことを特徴とする。
The invention of
請求項2の発明は、請求項1記載の減速機構付モータであって、前記軸穴の開口側近傍の前記ギヤケースに円環状のスリットを穿設して前記薄肉円筒状の軸受保持部を形成したことを特徴とする。
The invention according to
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ギヤケースにおける軸穴の開口側に薄肉円筒状の軸受保持部を形成し、この薄肉円筒状の軸受保持部内にアーマチュア軸の中間部を回転自在に支持する軸受を圧入したことにより、この中間の軸受を圧入した際の軸受保持荷重を高めることができると共に、該軸受の精度を向上させることができる。これにより、中間の軸受にかかる応力を常に一定にすることができ、アーマチュア軸の振動音の発生を確実に防止することができる。 As described above, according to the first aspect of the present invention, the thin cylindrical bearing holding portion is formed on the opening side of the shaft hole in the gear case, and the intermediate portion of the armature shaft is rotated in the thin cylindrical bearing holding portion. By press-fitting the freely supported bearing, it is possible to increase the bearing holding load when the intermediate bearing is press-fitted and to improve the accuracy of the bearing. As a result, the stress applied to the intermediate bearing can be kept constant, and the generation of vibration noise of the armature shaft can be reliably prevented.
請求項2の発明によれば、軸穴の開口側近傍のギヤケースに円環状のスリットを穿設して薄肉円筒状の軸受保持部を形成したことにより、この薄肉円筒状の軸受保持部の外側の形状がどのような形状でも、常に安定した軸受の精度を確保することができ、軸受にかかる応力を常に一定に保持することができる。 According to the second aspect of the present invention, an annular slit is formed in the gear case in the vicinity of the opening side of the shaft hole to form a thin cylindrical bearing holding portion. Whatever the shape, the stable bearing accuracy can be ensured at all times, and the stress applied to the bearing can always be kept constant.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は本発明の一実施形態の減速機構付モータを示す断面図、図2は同減速機構付モータに用いられるギヤケースの断面図、図3は同ギヤケース正面図である。 1 is a cross-sectional view showing a motor with a speed reduction mechanism according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a cross-sectional view of a gear case used for the motor with the speed reduction mechanism, and FIG. 3 is a front view of the gear case.
図1に示すように、減速機構付モータ10は、一端側が開口した略円筒状のヨーク(モータケース)11と、このヨーク11の開口端11a内に嵌め込まれて固定される合成樹脂製のギヤケース20とを備えている。
As shown in FIG. 1, a
ヨーク11の内周面11bには一対のマグネット12,12を接着剤等を介して固着してある。そして、ヨーク11の他端の有底筒部11cに嵌合されたベアリング(軸受)13と、ギヤケース20の軸穴21の両端近傍に嵌合された一対のベアリング(軸受)14,15とでアーマチュア軸31を回転自在に支持してある。
A pair of
図1に示すように、アーマチュア軸31は、その一端31aの近傍にウォーム32を形成してある。このアーマチュア軸31の他端31bの端面の中央にはスチールボール33aを半分収納する図示しない凹部を形成してある。このスチールボール33aはヨーク11の有底筒部11cに嵌合固定された軸受板16に当接している。さらに、アーマチュア軸31の一端31aの端面の中央にはスチールボール33aを半分収納する図示しない凹部を形成してある。このスチールボール33aはギヤケース20の軸穴21の底部側に配置された軸受板17に当接している。
As shown in FIG. 1, the
また、アーマチュア軸31の一対のマグネット12,12に対向する位置にはアーマチュア30を取り付けてある。このアーマチュア30は、アーマチュア軸31に固定され、所定のスロット数のコイル巻回部を持つアーマチュアコア30aと、このアーマチュアコア30aのコイル巻回部に巻き回されたアーマチュアコイル30bとで構成されている。
An
さらに、アーマチュア軸31のヨーク11とギヤケース20との境部分に対向する位置には、コンミュテータ34を固定してある。このコンミュテータ34はアーマチュアコア30aのコイル巻回部と同数のコンミュテータ片34aを備えていて、各コンミュテータ片34aとアーマチュアコイル30bとは電気的にそれぞれ接続されている。
Further, a
さらに、ギヤケース20の軸穴21の開口端は大径穴部21aとなっており、この大径穴部21a内のコンミュテータ34に対向する位置には、ホルダ35を介して一対のブラシ36,36をコンミュテータ片34aに接触するように取り付けてある。各ブラシ36は図示しないモータ制御回路にそれぞれ電気的に接続されていて、このモータ制御回路の制御により電流がアーマチュア30等に流れてアーマチュア軸31が正逆回転するようになっている。
Further, the opening end of the
図1,図2に示すように、ギヤケース20の略中央には軸穴21を形成してあり、この軸穴21の小径穴部21bに連通して凹状の減速機構収納部21dを形成してある。この減速機構収納部21d内には、アーマチュア軸31のウォーム32に噛合するウォームホイール37を回転自在に支持してある。このウォームホイール37の中央には出力軸38が固定されている。これらウォーム32とウォームホイール37とでアーマチュア30のアーマチュア軸31の回転を減速させる減速機構Sが構成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
図1〜図3に示すように、軸穴21の小径穴部21bの開口21c側近傍のギヤケース20には、円環状のスリット23を穿設して薄肉円筒状の軸受保持部22を形成してある。この円筒状の軸受保持部22の内周面22aは軸穴21の小径穴部21bの内周面よりも大径に形成してある。また、円筒状の軸受保持部22の内周面22aの開口側にはテーパ面22bを形成してある。そして、この円筒状の軸受保持部22の内周面22aには、アーマチュア軸31の中間部31cを回転自在に支持するベアリング(中間の軸受)14が圧入により嵌め込まれている。
As shown in FIGS. 1 to 3, an
以上実施形態の減速機構付モータ10によれば、軸穴21の開口21c側近傍のギヤケース20に薄肉円筒状の軸受保持部22を形成し、この円筒状の軸受保持部22の内周面22aにアーマチュア軸31の中間部31cを回転自在に支持する中間のベアリング14を圧入したことにより、この中間のベアリング14を圧入した際に、円筒状の軸受保持部22の軸受保持荷重を高めることができると共に、該ベアリング14の精度を向上させることができる。これにより、中間のベアリング14にかかる応力を常に一定にすることができ、アーマチュア軸31の回転中における振動音の発生を確実に防止することができる。
According to the
また、軸穴21の開口21c側近傍のギヤケース20に、円環状のスリット23を穿設して薄肉円筒状の軸受保持部22を形成したことにより、この円筒状の軸受保持部22の外側の形状がどのような形状でも、円環状のスリット23を形成するだけの簡単な作業により、常に安定した中間のベアリング14の精度を確保することができ、該中間のベアリング14にかかる応力を常に一定に保持することができる。
Further, by forming an
尚、前記実施形態によれば、スリットの深さを中間のベアリングの幅よりも少し深めに形成したが、ベアリングの幅と同じ深さに形成しても良い。 In addition, according to the said embodiment, although the depth of the slit was formed a little deeper than the width | variety of an intermediate bearing, you may form in the same depth as the width of a bearing.
10 減速機構付モータ
11 ヨーク(モータケース)
13 ベアリング(軸受)
14,15 一対のベアリング(軸受)
20 ギヤケース
21 軸穴
21c 開口
22 円筒状の軸受保持部
23 円環状のスリット
30 アーマチュア
31 アーマチュア軸
31a 一端
31b 他端
31c 中間部
S 減速機構
10 Motor with
13 Bearing
14,15 A pair of bearings (bearings)
20
Claims (2)
前記ギヤケースにおける軸穴の開口側に薄肉円筒状の軸受保持部を形成し、この円筒状の軸受保持部内に前記アーマチュア軸の中間部を回転自在に支持する軸受を圧入したことを特徴とする減速機構付モータ。 A motor case that houses an armature that rotates when energized, and a gear case that is connected to the motor case and houses a reduction mechanism that decelerates the rotation of the armature, and a pair of bearings at both ends of a shaft hole formed in the gear case In the motor with a speed reduction mechanism that rotatably supports the intermediate portion and one end of the armature shaft via the bearing, and the other end of the armature shaft is rotatably supported via a bearing attached to the motor case.
A reduction gear characterized in that a thin cylindrical bearing holding portion is formed on an opening side of a shaft hole in the gear case, and a bearing that rotatably supports an intermediate portion of the armature shaft is press-fitted into the cylindrical bearing holding portion. Motor with mechanism.
前記軸穴の開口側近傍の前記ギヤケースに円環状のスリットを穿設して前記薄肉円筒状の軸受保持部を形成したことを特徴とする減速機構付モータ。 A motor with a speed reduction mechanism according to claim 1,
A motor with a speed reduction mechanism, characterized in that an annular slit is formed in the gear case near the opening side of the shaft hole to form the thin cylindrical bearing holding portion.
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