JP2006185040A - ソフトウェア更新情報の提供システム、提供サーバ装置、提供方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 各パッチが実際にどの程度のユーザシステムに適用されているかという統計情報をユーザに提供することにより、ユーザのパッチ適用の判断を支援すること。
【解決手段】 ユーザシステム10は内部に組み込まれた各ソフトウェアのパッチ毎の適用情報を含む構成データを提供者サーバ20に送信する構成データ送信部12を有し、提供者サーバ20は、各ユーザシステム10の構成データ送信部12から構成データを受信してユーザ情報と関連づけて収集データ部24に登録する収集処理部21と、収集データ部24を参照して各ソフトウェアのパッチ毎に全ユーザのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成し統計データ部26に格納する統計処理部22と、ユーザに関連する統計データを統計データ部26から抽出して返送する個別処理部23を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明はソフトウェア更新情報の提供システム、提供サーバ装置、提供方法、及びプログラムに関し、特に、市販されるソフトウェアに対するパッチの適用情報を収集して分析結果を提供する技術に関する。
市販されるソフトウェア製品(例えばOS(operating system)やパッケージソフト等)の保守サービスにおいて、不具合を修正する媒体としてパッチや修正モジュール(以降パッチで代表する)が提供される。このパッチは全てのユーザに対して必須とは限らず、実装するソフトウェア間の関係やハードウェアとの関係によって必要となる場合がある。従って、このソフトウェアを利用するユーザは保守サービス情報を定期的に入手してパッチを適用すべきかを判断し、必要と判断したらパッチを適用するようにしている。
ユーザの環境ではパッチが必要でなくても悪影響がないということが分かればユーザはパッチを適用することもあるが、ユーザ自身のシステム又は装置の環境に対して悪影響があるパッチについてはユーザは適用しないように注意する必要がある。このように、ユーザは自身のシステム又は装置の環境を鑑みてパッチの適用の可否を判断する必要がある。
特開2003−256370号公報(特許文献1)の発明は、セキュリティ情報配信サーバが複数の情報提供サイトにアクセスしてセキュリティ情報を取得し、ユーザのシステム情報を参照してセキュリティ情報の中からユーザに通知すべきものを選択してユーザに通知する技術を開示している。
従って、特許文献1の発明によれば、ユーザは多くの情報提供サイトにアクセスして自身のシステム又は装置に関連するセキュリティ情報を見つけ出す必要があったが、サーバがこれを代行することによりユーザは多くの情報提供サイトから関連するセキュリティ情報を取得する作業をしなくて済むようになる。
特開2003−256370号公報
ソフトウェア製品を提供するソフトウェアベンダから提供されるパッチはそれ以前に提供されたパッチに付加するように修正されていて複数の修正が蓄積されていることが多く、それぞれの不具合の原因や外に見える現象は詳細には知らされないことが多い。
このため、一般ユーザのシステム管理者があるパッチを適用すべきか否かを判断することは容易ではないということが多く、そのため適用を躊躇してしまい障害が起きてからソフトウェアベンダやシステム構築業者の技術者に依頼して対応してもらうという事態になることがある。
ソフトウェアベンダから提供されるこれらのパッチ情報に従ってパッチを適用しておけば既知障害は発生しないはずである。しかし、それ以前に蓄積されているパッチを適用することによる悪影響の危険性もあるため、多くのユーザ(システム管理者を含む)が無条件にパッチを適用することには躊躇してしまう。
このようにユーザは、パッチ情報を入手するだけでは適用の可否を正しく判断することができないので、パッチを適用すべきか否かの判断を支援する技術が必要とされているが、いままで有力な情報提供はされていなかった。
例えば、特許文献1の発明では、サーバが自動的に情報提供サイトからセキュリティ情報を取得してユーザのシステム又は装置に関連するものを選択してユーザに通知することができるが、ユーザがパッチを適用すべきか否かの判断を支援するような情報は提供できていない。
本発明の目的は、各パッチが実際にどの程度のユーザシステムに適用されているかという統計情報をユーザに提供することにより、ユーザがパッチ適用の判断を安心してできるようにしたソフトウェア更新情報の提供システム、提供サーバ装置、提供方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の提供システムは、提供者サーバが複数のユーザシステムとネットワークで接続し統計データを提供するシステムであって、
前記ユーザシステムは、内部に組み込まれた各ソフトウェアのパッチ毎の適用情報を含む構成データを前記提供者サーバに送信する構成データ送信部を有し、
前記提供者サーバは、各ユーザシステムの構成データをユーザを識別するための情報を含むユーザ情報と関連づけて保持する収集データ部と、統計データを保持する統計データ部と、構成データ送信部から受信した構成データをユーザ情報と関連づけて収集データ部に登録する収集処理部と、収集データ部を参照して各ソフトウェアのパッチ毎に全ユーザのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成し統計データ部に格納する統計処理部とを有し、
前記提供者サーバが前記ユーザシステムの要求に応じて統計データを提供することを特徴とする。
本発明の第2の提供システムは、本発明の第1の提供システムにおいて、前記ユーザシステムは、前記提供者サーバからソフトウェアのパッチ適用率等を含む統計データを取得する統計データ取得部を有し、
前記提供者サーバは、前記統計データ取得部から取得要求を受けると前記収集データ部を参照してユーザが使用するソフトウェアのパッチに関連する統計データを前記統計データ部から抽出して個別統計データを生成して返送する個別処理部を有することを特徴とする。
本発明の第3の提供システムは、本発明の第1又は第2の提供システムにおいて、前記提供者サーバは、前記構成データ送信部で構成データを収集して送信するためのコマンド情報を前記構成データ送信部に設定する環境設定部を有することを特徴とする。
本発明の第4の提供システムは、本発明の第1、第2、又は第3の提供システムにおいて、前記構成データ送信部は前記ユーザシステムに組み込まれた装置毎に前記構成データを収集して送信し、前記収集処理部は各ユーザシステムに組み込まれた装置毎に構成データを前記収集データ部に登録することを特徴とする。
本発明の第1の提供者サーバは、複数のユーザシステムとネットワークで接続し、
各ユーザシステムの内部に組み込まれた各ソフトウェアのパッチ毎の適用情報を含む構成データをユーザを識別するための情報を含むユーザ情報と関連づけて保持する収集データ部と、統計データを保持する統計データ部と、ユーザシステムから受信した構成データをユーザ情報と関連づけて収集データ部に登録する収集処理部と、収集データ部を参照して各ソフトウェアのパッチ毎に全ユーザのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成し統計データ部に格納する統計処理部とを有し、ユーザシステムの要求に応じて統計データを提供することを特徴とする。
本発明の第2の提供者サーバは、本発明の第1の提供者サーバにおいて、前記ユーザシステムから取得要求を受けると前記収集データ部を参照してユーザが使用するソフトウェアのパッチに関連する統計データを前記統計データ部から抽出して個別統計データを生成して返送する個別処理部を有することを特徴とする。
本発明の第3の提供者サーバは、本発明の第1又は第2の提供者サーバにおいて、前記ユーザシステムで構成データを収集して送信するためのコマンド情報を前記ネットワークを介して前記ユーザシステムに設定する環境設定部を有することを特徴とする。
本発明の第1の提供方法は、提供者サーバが複数のユーザシステムとネットワークで接続し統計データを提供する方法であって、
前記ユーザシステムは、内部に組み込まれた各ソフトウェアのパッチ毎の適用情報を含む構成データを前記提供者サーバに送信する手順を有し、
前記提供者サーバは、各ユーザシステムの構成データをユーザを識別するための情報を含むユーザ情報と関連づけて保持する収集データ部と、統計データを保持する統計データ部とを有し、
構成データ送信部から構成データを受信するとユーザ情報と関連づけて収集データ部に登録する手順と、収集データ部を参照して各ソフトウェアのパッチ毎に全ユーザシステムのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成し統計データ部に格納する手順と、前記ユーザシステムの要求に応じて統計データを提供する手順とを有することを特徴とする。
本発明の第2の提供方法は、本発明の第1の提供方法において、前記提供者サーバは、前記ユーザシステムから取得要求を受けると前記収集データ部を参照してユーザが使用するソフトウェアのパッチに関連する統計データを前記統計データ部から抽出して個別統計データを生成して返送する手順を有することを特徴とする。
本発明の第3の提供方法は、本発明の第1又は第2の提供方法において、提供前記提供者サーバは、前記ユーザシステムで構成データを収集して送信するためのコマンド情報を前記ユーザシステムに前記ネットワークを介して設定する手順を有することを特徴とする。
本発明の第4の提供方法は、本発明の第1、第2、又は第3の提供方法において、前記ユーザシステムは前記ユーザシステムに組み込まれた装置毎に前記構成データを収集して送信し、前記提供者サーバは各ユーザシステムに組み込まれた装置毎に構成データを前記収集データ部に登録することを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、ネットワークで接続するユーザシステムから受信したユーザシステムの内部に組み込まれた各ソフトウェアのパッチ毎の適用情報を含む構成データをユーザシステムを識別するための情報を含むユーザ情報と関連づけて収集データ部に登録する手順と、
収集データ部を参照して各ソフトウェアのパッチ毎に全ユーザシステムのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成し統計データ部に格納する手順と、
ユーザシステムの要求に応じて統計データを提供する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、本発明の第1のプログラムにおいて、前記ユーザシステムから取得要求を受けると前記収集データ部を参照してユーザが使用するソフトウェアのパッチに関連する統計データを前記統計データ部から抽出して個別統計データを生成して返送する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の第3のプログラムは、本発明の第1又は第2のプログラムにおいて前記ユーザシステムで構成データを収集して送信するためのコマンド情報を前記ユーザシステムに設定する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする。
システム管理者を含むユーザは自身のシステム又は装置で組み込まれている市販ソフトウェアのうち自身のシステム又は装置に対して未適用パッチの情報(修正情報)だけでなく、そのパッチの他のユーザでの適用状況を統計情報として得ることが出来るので、パッチを適用するか否か判断するためのユーザ支援が可能となるという効果がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の提供システムの構成を示した図である。図1を参照すると、本発明の提供システムは、ユーザシステム10(図1ではユーザシステム10−1/10−2の2つを表示しているがこれらを特に区別する必要がない場合はユーザシステム10とする)と、提供者サーバ20とこれらを接続するネットワーク30とを含む。なお、図1ではユーザシステム10−1/10−2の2つを表示しているがこれらを特に区別する必要がない場合はユーザシステム10と表記する。ユーザシステム10以外も同様に同様の表記とする。
ユーザシステム10は、ユーザが管理し使用する複数の計算機から構成されるシステム又はパーソナルコンピュータのような1つの計算機で構成されるものであって、図示しないがプログラムやデータを記憶する記憶手段やプログラムを実行するCPUやネットワーク30を介して提供者サーバ20との間の通信を行う通信手段や入出力手段を有している。図1では2つ示しているが通常は多数のユーザシステム10がネットワーク30に接続する。ユーザシステム10は構成データ部11と構成データ送信部12と統計データ取得部13とを含む。
構成データ部11はユーザシステム10に組み込まれたソフトウェアの名称、バージョン情報、パッチ管理番号やパッチ適用日等のパッチ適用情報を含む構成データを保持する記憶手段に設けられた記憶領域であり、ユーザシステム10に組み込まれたソフトウェアの追加・削除・更新(パッチの適用を含む)に伴って更新される。
通常、パッチの適用はソフトウェアを搭載する装置毎に管理される。従って、ユーザシステム10内にソフトウェアを搭載する装置が複数ある場合、構成データ部11は装置毎に分散して保持するようにしてもよく、いくつかの装置にまとめて保持するようにしてもよく、システム内の1つの装置に集中して保持するようにしてもよい。
構成データ送信部12は自ユーザシステム10内の構成データ部11に保持される構成データを収集して提供者サーバ20へ送信する機能を有する。統計データ取得部13は、提供者サーバ20にアクセスして自ユーザシステム10に関連するソフトウェアのパッチ適用率等を含む統計データを取得する機能を有する。ユーザシステム10が複数の装置で構成される場合、構成データ送信部12と統計データ取得部13はそれぞれいずれかの装置に実装される。
構成データ送信部12と統計データ取得部13はプログラムで実現されるが、例えばマイクロプログラムを含むハードウェア回路で実現してもよい。なお、構成データ送信部12がプログラムで実現される場合は後述するように遠隔地の提供者サーバ20の環境設定部28からりプログラム或いは手順のコマンドを設定することができる。
図2はユーザシステム10の一例の構成を示す図である。以降ユーザシステム10は図2の構成であるものとして説明する。図2を参照すると、ユーザシステム10は、ユーザの業務等を実行するユーザサーバ14(図2では14−1と14−2を表示)と送信端末15と取得端末16とがLAN19(local area network)で接続されており、ルータ18を介してネットワーク30と接続する。
ユーザサーバ14は、サーバ機能を有した情報処理装置であり、図示しないがプログラムやデータを記憶する記憶手段やプログラムを実行するCPUやLAN19を介して送信端末15と取得端末16と通信する通信手段や入出力手段を有している。また、LAN19とルータ18を介してネットワーク30上の提供者サーバ20を含む装置と通信可能である。
ユーザサーバ14は、サーバ用のOS(operating system)を搭載し、ユーザの業務を処理するアプリケーションソフトや業務を処理するために必要なミドルウェアソフトが搭載され稼動している。OSやアプリケーションソフトやミドルウェアには市販されるパッケージソフトが含まれ、パッケージソフトの不具合についての情報はパッケージソフトを販売するベンダから提供される。
送信端末15と取得端末16は、パーソナルコンピュータや情報端末装置のような情報処理装置であり、図示しないがプログラムやデータを記憶する記憶手段やプログラムを実行するCPUやLAN19を介してユーザサーバ14と通信する通信手段や入出力手段を有している。また、LAN19とルータ18を介してネットワーク30上の提供者サーバ20を含む装置と通信可能である。
送信端末15は構成データ部11−3と構成データ送信部12を記憶手段に有する。構成データ送信部12は、ユーザサーバ14内の構成データ部11構成データ部11−1〜11−4に保持される構成データを収集して提供者サーバ20へ送信する。取得端末16は構成データ部11−4と統計データ取得部13を記憶手段に有する。統計データ取得部13は提供者サーバ20にアクセスして自ユーザシステム10に関連するパッケージソフトのパッチ適用率等を含む統計データを取得する。
なお、図2では構成データ送信部12を送信端末15に搭載し統計データ取得部13を取得端末16に搭載した構成を示しているが、構成データ送信部12と統計データ取得部13を1つの端末に搭載してもよく、この場合は端末1台で構成データ送信部12と統計データ取得部13の機能を実現する。
提供者サーバ20は、統計データを提供可能なサーバ機能を有した情報処理装置であり、図示しないがプログラムやデータを記憶する記憶手段や、プログラムを実行するCPUや、ネットワーク30を介して各ユーザシステム10と通信する通信手段や、操作をしたり結果を表示したりする入出力手段を有している。
提供者サーバ20は、それぞれプログラムで実現される収集処理部21と統計処理部22と個別処理部23と、それぞれ記憶手段の記憶領域である収集データ部24とパッチデータ部25と統計データ部26とユーザデータ部27とを有する。ただし、収集処理部21と統計処理部22と個別処理部23は、例えばマイクロプログラムを含むハードウェア回路で実現してもよい。
ユーザデータ部27は、統計データの提供サービスに関して予め契約を行ったユーザに関するユーザ情報を保持する。ユーザ情報は、ユーザ名と、契約時にユーザを識別し各データの関連付けを行うために生成したユーザIDと、ユーザ認証するための情報であるパスワードと、ユーザシステム10へネットワーク30を介してアクセスする際のアドレス(例えばIPアドレス)とを含み、さらにユーザの住所・電話番号等の連絡先や、有料で統計情報を提供する場合には決済に関する情報等を含んでいる。
パッチデータ部25は、市販のOSやアプリケーションソフト等のパッケージソフト毎にソフトウェアベンダが提供するパッチ情報を保持している。保持するパッチ情報はプログラムによりネットワーク30を介して各ベンダのサイトから自動的に収集して登録又は更新するようにしてもよいし、人手操作により各ベンダのサイトから収集して登録又は更新するようにしてもよいし、媒体によりパッチ情報を取得して登録・更新するようにしてもよく、限定しない。
また、必要なときにパッチ情報を直接ベンダのサイトからネットワーク30を介して取得するようにしても本発明を実現することができるのでパッチデータ部25は必須ではない。しかし、この場合はネットワーク30を介してアクセスする時間だけ処理時間が多くなるので、パッチ情報を頻繁にアクセスする運用環境では性能上パッチデータ部25を持つことが有力である。以下の説明ではパッチデータ部25からパッチ情報を取得するものとするが、直接ベンダから取得する動作に代えても本発明を実現可能である。
図4はパッチデータ部25で保持するパッチデータの一例を示した図である。図4を参照すると、パッチデータは対象となるソフトウェア名毎に保持され、ソフトウェアのバージョン毎に提供されるパッチ番号を有する。例えば、図4でソフトウェア名“NECサーバOS1”が、バージョン“1.2.34”に対してパッチ番号“P−1001〜P1005”の5つのパッチを有し、バージョン“1.2.35”に対してパッチ番号“P−2001〜P2003”の3つのパッチを有していることを示している。
収集データ部24は各ユーザシステム10から収集した構成データを保持する記憶領域であり、収集処理部21により登録される。図3は収集データ部24に保持される構成データの一例が示されている。図3を参照すると、収集データ部24に保持される構成データは、ユーザ(ユーザIDとユーザ名で識別される)毎に登録され、各ユーザシステム10内の情報収集対象装置毎の装置ID毎にソフトウェア名称、バージョン、適用パッチ情報、実装される搭載パッケージ名等を含む。説明の都合上パッチに関する情報はOSのみとしているが、各パッケージソフトの適用パッチ情報も含むようにすればより多くのパッケージソフトに関する情報をユーザに提供できるので、多くのパッケージソフトのパッチ適用情報を登録することが本発明の効果を高める。
例えば、図3を参照すれば、ユーザID=0123、装置ID=0123−01が図2のユーザサーバ14−1とすれば、ユーザサーバ14−1は搭載するソフトウェアは“NECサーバOS1”でバージョンが“1.2.34”で適用済みのパッチが“P−1001,P1002”ということを示している。従って図3と図4を参照すると、ユーザサーバ14−1はパッチ番号“P−1003〜P−1005”のパッチが未適用状態となっていることを示している。
収集処理部21は、構成データ送信部12から各ユーザの装置毎の構成データを受信すると、ユーザデータ部27を参照してユーザIDやパスワード等によりユーザ認証を行い、認証が成功すれば受信した構成データで収集データ部24を更新する。
統計処理部22は、収集データ部24とパッチデータ部25に基づいて対象ソフトウェアのバージョン毎に準備されたパッチに対して全ユーザのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成して統計データ部26に格納する。対象ソフトウェアがOSのように装置に1つ組み込まれるような場合はソフトウェア数の代わりに装置数を用いて計算してもよい。統計データ部26は統計処理部22で生成した統計データを保持する記憶手段に設けられた記憶領域である。
図5は統計データ部26に格納された統計データの一例を示した図である。図5を参照すると統計データは、対象ソフトウェアのバージョン毎に生成され、対象ソフトウェアの各パッチに対する全体の適用率と、搭載されているパッケージソフト(図5ではパッケージA〜Cで表示)毎に分けて生成される。これにより、対象ソフトウェア全体のパッチ適用率だけでなく、各パッチとパッケージソフトとの関連による適用率が分かるのでユーザはパッチの適用を判断する上でより多くの情報を入手できる。
個別処理部23は、ユーザシステム10の統計データ取得部13からの取得要求を受けるとユーザデータ部27を参照してユーザが使用するソフトウェアのパッチに関連する統計データを統計データ部26から抽出してユーザに提供する個別統計データを生成して返送する。
図6はユーザに返送する個別統計データの一例を示した図である。図6の個別統計データは図3に示したユーザID=0123のユーザが使用しているソフトウェア“NECサーバOS1”のバージョン“1.2.34”に対して、個別処理部23が適用済みのパッチ番号P−1001とP−1002を除いた未適用パッチのP−1003〜1005毎に全体の適用率と適用パッケージソフトのパッケージAとパッケージCについてのパッチ適用率を抽出して編集し作成したものである。図6は“NECサーバOS1”のバージョン“1.2.34”について示しているが、個別処理部23はユーザID=0123がユーザデータ部27に登録している他の対象ソフトウェア・バージョンについてもそれぞれ同様に編集して生成し返送する。
次に、本発明を実施するための最良の形態の動作について図面を参照して説明する。ユーザシステム10は図2の構成であるものとして説明するが、ユーザシステム10がパーソナルコンピュータのような単体の装置である場合も構成データ部11と構成データ送信部12と統計データ取得部13とが同一装置内にあるだけで、動作は以降の説明と同様に実行される。
本発明の動作は、まず、ユーザが自身の構成データを提供者サーバ20に送信し提供者サーバ20が構成データを収集して統計データを生成する動作と、ユーザが統計データを取得する動作とがある。まず、提供者サーバ20が統計データを生成する動作について図7のフローチャートを参照して説明する。
送信端末15の構成データ送信部12は、所定時間になると(S61)、LAN19を介してユーザサーバ14−1とユーザサーバ14−2と取得端末16に定期的にアクセスし構成データ部11−1、11−2、11−4と自身の構成データ部11−3を読み出して収集し、ユーザIDとパスワードを付加して提供者サーバ20に送信する(S62)。ユーザIDとパスワードはユーザシステム10内のいずれかの装置の記憶手段に記憶されているものとし、構成データ送信部12からアクセス可能になっている。
ここで、所定時間とは例えば、ユーザシステム10が24時間運転する場合には毎日決められた時刻であるとか、ユーザシステム10が毎日立ち上げるような運転をする場合は立ち上げ直後とかとすればよいし、1日に時間を決めて複数回としてもよいし、曜日を特定して決めてもよく、もちろんユーザが操作して送信を指示した場合も所定時間と同様にしてステップS62以降を進めればよい。
また、構成データ送信部12が送信するデータは例えば図3に示すような内容となる。図3で装置ID=0123−01はユーザサーバ14−1に相当し、装置ID=0123−02はユーザサーバ14−2に相当する。図3では各ユーザサーバ14に搭載されるOSが対象ソフトウェアとして示されているが、各パッケージソフトA・Cについてのバージョンや適用パッチ情報を含めるようにしてもよい。その場合は、統計処理部22で各パッケージソフトに対してもパッチ適用の統計データが計算され統計データ部26に格納される。
次に、提供者サーバ20は構成データを受信すると収集処理部21を起動し構成データを渡す。収集処理部21は、受信した構成データに付されたユーザIDをキーにしてユーザデータ部27を索引し、受信したパスワードとユーザデータ部27に保持されているパスワードとを比較してユーザ認証を行う(S63)。なお、安全のためパスワードは暗号化して送信し、収集処理部21が暗号化されたパスワードで認証するようにしてもよいが、詳細な説明は省略する。
収集処理部21は、パスワードが不一致ならば認証が失敗しエラー応答を返し(S63)、エラー応答を受信した構成データ送信部12は送信端末15の表示手段(図示しない)にエラーの発生を表示する(S69)。
パスワードが一致ならば認証が成功し(S63)、収集処理部21は次に受信したユーザの構成データが収集データ部24に登録されているか調べ(S64)、登録済みであれば受信した構成データで収集データ部24を更新し(S65)、未登録であれば受信した構成データを収集データ部24に新規に登録する(S66)。登録後のデータは例えば図3のようになる。
ステップS65又はS66の実行後に収集処理部21は統計処理部22に対して更新通知を行う(S67)。更新通知は一定時間間隔に区切って、その間に収集データ部24の更新が1回以上なされた場合にまとめて1回で通知するようにしてもよい。
更新通知を受けると統計処理部22は収集データ部24の内容に対して各ソフトウェアのバージョン毎に発行されたパッチに対して統計処理してパッチ適用率を含む統計データを生成し統計データ部24の内容を更新する(S68)。統計データは図5に示すように、対象ソフトウェアのバージョン毎に処理され、各パッチの適用率が搭載されるパッケージとの関連も含めて処理される。
このように、統計処理部22は、単に各パッチの適用率を統計処理するだけでなく、各ユーザの装置が対象ソフトウェアとともに搭載されるパッケージソフトとの組合せで統計処理する。従って、ユーザは同じパッケージソフトを搭載する他のユーザがどのパッチをどの程度適用しているかという詳細な情報まで入手可能となり、より一層安心してパッチを適用するか否かの判断ができる。
次に、ユーザが統計データを取得する動作について図8のフローチャートを参照して説明する。まずユーザは取得端末16の入出力手段を操作して統計データ取得部13に対して統計データの取得要求をする。
統計データ取得部13は、取得要求があると処理を開始し(S71)、ユーザIDとパスワードを付けて提供者サーバ20に統計データの取得要求を送信する(S72)。ユーザIDやパスワードはユーザが統計データ取得部13を起動する際に入力するようにしてもよいし、ユーザシステム10内の所定の記憶手段に記憶しておき統計データ取得部13から自動的にアクセス可能にしておいてもよい。
提供者サーバ20は取得要求を受信すると個別処理部23を起動し取得要求を渡す。個別処理部23は取得要求を受け取ると付されているユーザIDをキーにしてユーザデータ部27を索引し、受信したパスワードとユーザデータ部27に保持されているパスワードとを比較してユーザ認証を行う(S73)。この場合もパスワードを暗号化して転送するようにしてもよい。
個別処理部23は、パスワードが不一致ならば認証が失敗しエラー応答を返し(S73)、エラー応答を受信した統計データ取得部13は取得端末16の表示手段(図示しない)にエラーの発生を表示する(S76)。
パスワードが一致ならば認証が成功し、個別処理部23はユーザIDをキーにして収集データ部24を参照して要求元のユーザに関連する構成データを抽出し、関連するソフトウェア・バージョン及びパッチに関する統計データを統計データ部26から抽出して図6に示すような個別統計データを生成して返送する(S74)。
取得端末16は返送された個別統計データを受信すると統計データ取得部13に受信データを渡し、統計データ取得部13は受信した個別統計データを取得端末16の表示手段(図示しない)に表示する(S75)。
このようにして、ユーザは自システム構成・状況に適合した統計データを取得することができるので、必要な情報のみを効率よく取得できるとともに、各パッチがどのようなパッケージソフトを搭載したシステムでどの程度適用されているかという詳細な情報を入手することができる。
従って、ユーザは自システムと同じパッケージソフトを搭載する他ユーザの適用率を参照することでより安心してパッチを適用したり、パッチの適用を保留したりする判断ができる。
例えば、図3と図6を参照すると、対象ソフトウェア“NECサーバOS1”のバージョン“1.2.34”に対してユーザは、パッケージソフトAを搭載するユーザサーバ14−1(装置ID=0123−01)に対しては適用率が30%のP−1005の適用を保留して適用率が95%と99%のP−10034とP−1003を適用するという判断をしやすくなり、パッケージソフトCを搭載するユーザサーバ14−2(装置ID=0123−02)に対してはP−1003からP−1005全てを適用するという判断がしやすくなる。特に、ユーザサーバ14−1に対するパッチP−1003とP−1004、及びユーザサーバ14−2に対するパッチP−1003は適用率が95%以上であり安心してパッチが適用できる。
以上の説明では、統計データ取得部13からの取得要求に対して提供者サーバ20は個別処理部23を起動して図6にようにユーザが未適用のパッチ情報を抽出して個別統計データとして返送しているが、適用済みのパッチに対する適用率も個別統計データに含めるようにしてもよい。
また、統計データ取得部13から取得したいパッチ情報(対象ソフトウェア、バージョン、パッチ番号を含む)を指定して取得要求するようにしてもよく、この場合個別処理部23は、指定されたパッチ情報を統計データ部26から読み出して返送すればよい。また、取得要求が対象ソフトウェアのみの指定であれば、個別処理部23は対象ソフトウェアの全バージョン、全パッチに関する情報を抽出して返送すればよく、ユーザに提供するパッチ情報の内容は図6に限定するものではない。
次に遠隔地から構成データ送信部12で実行するコマンド群等の手順を設定する構成と動作について説明する。環境設定部28は、提供者サーバ20に含まれ主にプログラムで実現されるが、提供者サーバ20とは独立したパーソナルコンピュータのような情報処理装置で実現してネットワーク30に接続する構成(図示しない)であってもよい。
環境設定部28は、各ユーザシステム10の構成データ送信部12で実行するコマンド群等の手順を遠隔地の提供者サーバ20(或いは独立したコンピュータ)から設定する機能を持っている。
次に遠隔地から構成データ送信部12に手順を設定する動作について説明する。まず、環境設定部28は設定の対象となるユーザシステム10の構成データ送信部12へ接続要求する。例えば、構成データ送信部12が送信端末15に実装されている場合は送信端末15宛に接続要求する。
構成データ送信部12は接続要求を受けると要求元の確認を実行し要求元の環境設定部28が実装されるコンピュータが正当な相手であるか判断し、正当であれば接続を許可して接続応答する。
環境設定部28は接続応答を受けると、構成データ送信部12が実装されるコンピュータにネットワーク30を介してログインしてそのユーザシステム10が構成データを収集するためのコマンド群等の手順情報を送る。手順情報は、予めユーザシステム10毎に生成され、構成データを収集する手順や収集する構成データや収集した構成データを送信する時間や送信先等の情報を含んでいる。
構成データ送信部12は手順情報を受けると同じコンピュータの記憶手段に格納して手順情報を実行する環境を設定し設定が完了したら環境設定完了応答する。環境設定部28は環境設定完了応答を受けると構成データ送信部12との接続を終了し解除する。
このように、環境設定部28を使用することにより各ユーザシステム10の構成データの収集送信手順を遠隔地から設定できるので、各ユーザシステム10と契約している業者の担当者が現地のユーザシステム10まで行くことなく、ユーザシステム10の情報を受け取るだけでそのユーザシステム10の環境を設定することができる。
本発明の提供システムの構成を示した図である。 本発明のユーザシステム10の一例の構成を示した図である。 本発明の収集データ部24に保持される構成データの一例を示した図である。 本発明のパッチデータ部25で保持するパッチデータの一例を示した図である。 本発明の統計データ部26に格納された統計データの一例を示した図である。 本発明のユーザに返送する個別統計データの一例を示した図である。 本発明の統計データを生成する動作を示したフローチャートである。 本発明の統計データを取得する動作を示したフローチャートである。
符号の説明
10 ユーザシステム
11 構成データ部
12 構成データ送信部
13 統計データ取得部
14 ユーザサーバ
15 送信端末
16 取得端末
18 ルータ
19 LAN
20 提供者サーバ
21 収集処理部
22 統計処理部
23 個別処理部
24 収集データ部
25 パッチデータ部
26 統計データ部
27 ユーザデータ部
28 環境設定部
30 ネットワーク

Claims (14)

  1. 提供者サーバが複数のユーザシステムとネットワークで接続し統計データを提供するシステムであって、
    前記ユーザシステムは、内部に組み込まれた各ソフトウェアのパッチ毎の適用情報を含む構成データを前記提供者サーバに送信する構成データ送信部を有し、
    前記提供者サーバは、各ユーザシステムの構成データをユーザシステムを識別するための情報を含むユーザ情報と関連づけて保持する収集データ部と、統計データを保持する統計データ部と、構成データ送信部から受信した構成データをユーザ情報と関連づけて収集データ部に登録する収集処理部と、収集データ部を参照して各ソフトウェアのパッチ毎に全ユーザシステムのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成し統計データ部に格納する統計処理部とを有し、
    前記提供者サーバが前記ユーザシステムの要求に応じて統計データを提供することを特徴とする提供システム。
  2. 前記ユーザシステムは、前記提供者サーバからソフトウェアのパッチ適用率等を含む統計データを取得する統計データ取得部を有し、
    前記提供者サーバは、前記統計データ取得部から取得要求を受けると前記収集データ部を参照してユーザシステムが使用するソフトウェアのパッチに関連する統計データを前記統計データ部から抽出して個別統計データを生成して返送する個別処理部を有することを特徴とする請求項1の提供システム。
  3. 前記提供者サーバは、前記構成データ送信部で構成データを収集して送信するためのコマンド情報を前記構成データ送信部に設定する環境設定部を有することを特徴とする請求項1又は2の提供システム。
  4. 前記構成データ送信部は前記ユーザシステムに組み込まれた装置毎に前記構成データを収集して送信し、前記収集処理部は各ユーザシステムに組み込まれた装置毎に構成データを前記収集データ部に登録することを特徴とする請求項1、2、又は3の提供システム。
  5. 複数のユーザシステムとネットワークで接続し、
    各ユーザシステムの内部に組み込まれた各ソフトウェアのパッチ毎の適用情報を含む構成データをユーザシステムを識別するための情報を含むユーザ情報と関連づけて保持する収集データ部と、統計データを保持する統計データ部と、ユーザシステムから受信した構成データをユーザ情報と関連づけて収集データ部に登録する収集処理部と、収集データ部を参照して各ソフトウェアのパッチ毎に全ユーザシステムのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成し統計データ部に格納する統計処理部とを有し、
    ユーザシステムの要求に応じて統計データを提供することを特徴とする提供者サーバ。
  6. 前記ユーザシステムから取得要求を受けると前記収集データ部を参照してユーザシステムが使用するソフトウェアのパッチに関連する統計データを前記統計データ部から抽出して個別統計データを生成して返送する個別処理部を有することを特徴とする請求項5の提供者サーバ。
  7. 前記ユーザシステムで構成データを収集して送信するためのコマンド情報を前記ネットワークを介して前記ユーザシステムに設定する環境設定部を有することを特徴とする請求項5又は6の提供者サーバ。
  8. 提供者サーバが複数のユーザシステムとネットワークで接続し統計データを提供する方法であって、
    前記ユーザシステムは、内部に組み込まれた各ソフトウェアのパッチ毎の適用情報を含む構成データを前記提供者サーバに送信する手順を有し、
    前記提供者サーバは、各ユーザシステムの構成データをユーザシステムを識別するための情報を含むユーザ情報と関連づけて保持する収集データ部と、統計データを保持する統計データ部とを有し、
    構成データ送信部から構成データを受信するとユーザ情報と関連づけて収集データ部に登録する手順と、収集データ部を参照して各ソフトウェアのパッチ毎に全ユーザシステムのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成し統計データ部に格納する手順と、前記ユーザシステムの要求に応じて統計データを提供する手順とを有することを特徴とする提供方法。
  9. 前記提供者サーバは、前記ユーザシステムから取得要求を受けると前記収集データ部を参照してユーザシステムが使用するソフトウェアのパッチに関連する統計データを前記統計データ部から抽出して個別統計データを生成して返送する手順を有することを特徴とする請求項8の提供方法。
  10. 前記提供者サーバは、前記ユーザシステムで構成データを収集して送信するためのコマンド情報を前記ユーザシステムに前記ネットワークを介して設定する手順を有することを特徴とする請求項8又は9の提供方法。
  11. 前記ユーザシステムは前記ユーザシステムに組み込まれた装置毎に前記構成データを収集して送信し、前記提供者サーバは各ユーザシステムに組み込まれた装置毎に構成データを前記収集データ部に登録することを特徴とする請求項8、9、又は10の提供方法。
  12. ネットワークで接続するユーザシステムから受信したユーザシステムの内部に組み込まれた各ソフトウェアのパッチ毎の適用情報を含む構成データをユーザシステムを識別するための情報を含むユーザ情報と関連づけて収集データ部に登録する手順と、
    収集データ部を参照して各ソフトウェアのパッチ毎に全ユーザシステムのソフトウェア数とパッチ適用済みのソフトウェア数からパッチ適用率を計算して統計データを生成し統計データ部に格納する手順と、
    ユーザシステムの要求に応じて統計データを提供する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 前記ユーザシステムから取得要求を受けると前記収集データ部を参照してユーザシステムが使用するソフトウェアのパッチに関連する統計データを前記統計データ部から抽出して個別統計データを生成して返送する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項12のプログラム。
  14. 前記ユーザシステムで構成データを収集して送信するためのコマンド情報を前記ユーザシステムに設定する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項12又は13のプログラム。
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