JP2006184932A - ポインティングデバイス兼用電源アダプター - Google Patents
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Abstract
【目的】ノート型のコンピュータを持ち運ぶ場合、外付けの電源アダプターを加えるとマウスは持ち歩かないことになる場合が多いが、それではノート型のコンピュータの操作性が低下してしまう、と言う問題を解決する。
【構成】電圧降下トランスとAC−DCコンバータとを備えると共にポインティングデバイスを備えている、ポインティングデバイス兼用電源アダプターとした。すなわち電源アダプターとポインティングデバイスとを一体化したため、これひとつあれば従来は別体であった電源アダプターとポインティングデバイスとを一緒に持ち運ぶような面倒がなくなる。
【選択図】 図1
【構成】電圧降下トランスとAC−DCコンバータとを備えると共にポインティングデバイスを備えている、ポインティングデバイス兼用電源アダプターとした。すなわち電源アダプターとポインティングデバイスとを一体化したため、これひとつあれば従来は別体であった電源アダプターとポインティングデバイスとを一緒に持ち運ぶような面倒がなくなる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はポインティングデバイスとしても使用することが出来る、コンピュータ用の電源アダプターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年ノート型のコンピュータが多く用いられるように成って来た。これは持ち運びに便利であるため、仕事を会社や家庭から外へ持ち出して行なうことが可能に成っている。
【0003】
一方、このようなノート型のコンピュータは内蔵バッテリーを持っているが、これがあまり長時間は持続しないことから、外で長く使うような場合には外付けの電源アダプターを持ち歩かなくてはならない。またOSにウィンドウシステムを採用しているものでは、位置座標を指し示すためのポインティングデバイスが必要であるが、ノート型のコンピュータには内蔵型のポインティングデバイスが備え付けられているにも関わらず、マウスが使い易いとしてこれを必須アイテムとする多くの支持を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら持ち歩きのためには、嵩張ったり重くなったりするようなものは不向きである。従ってノート型のコンピュータの他に外付けの電源アダプターを加えると、マウスは持ち歩かないことになる場合が多いが、それではノート型のコンピュータの操作性が低下してしまうと言う問題がある。そこでこの発明は、上述したような問題点の解決を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記課題は、電圧降下トランスとAC−DCコンバータとを備えると共にポインティングデバイスを備えていることを特徴とするポインティングデバイス兼用電源アダプターとすることにより達成される。
【0006】
ノート型のコンピュータを外で長く使うような場合には、外付けの電源アダプターが必須であるが、この電源アダプターがポインティングデバイスを備えているため、別途ポインティングデバイスを持ち運ばなくて済むように成り、その分荷物が嵩張らず重くも成らない。ポインティングデバイス例えばマウスは大きい方が使い易いものであるが、これが電源アダプターに内蔵されているため、極めて便利である。
【0007】
更に請求項2の発明は、前記ポインティングデバイスがマウスであるものとした。組み込み可能なポインティングデバイスには、トラックボールやデジタイザやトラックパッドやマウスなどがあるが、これ等の中ではマウスが一般的であるため、ここではマウスを内蔵させている。マウスは机上を転動するボールの移動量をX方向及びY方向の2種類のセンサで捕らえるものである。
【0008】
更に請求項3の発明は、請求項2に於いて前記マウスが光学マウスであるものとしている。光学マウスは光源から発射され机上で反射した光をカメラで捕らえてX−Y方向の移動量を割り出すものであり、光源とカメラとの比較的シンプルな構成に成るものである。従って机上を転動するボールの移動量をX−Y方向の2種類のセンサで捕らえる機械式マウスとは異なり、可動部分がなく壊れにくいと言う特長を有する。なお超音波によりX−Y方向の移動量を割り出すタイプのものも利用可能である。
【0009】
また請求項4の発明は、請求項1に於いて、前記ポインティングデバイスが、位置座標指示部を、ポインティングデバイス自体の走行によるものではなく指で操作するタイプのものとした。これは上述したトラックボールやトラックパッドのことである。このタイプのポインティングデバイスの操作に慣れたユーザーにとっては便利なものである。
【0010】
また請求項5の発明は、請求項1に於いて、前記ポインティングデバイスが信号を無線で発信するものとした。ポインティングデバイスを内蔵した電源アダプターは、コンピュータに接続するポインティングデバイス関連の信号線として、USBやPS2を備えるが、これを無線にすれば電源ケーブルだけのシンプルな構成とすることが出来る。なお前記無線には赤外線通信等も含まれる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面を参照しながら説明するが、この発明はこれ等の実施形態に限定されるものではない。
【0012】
(第1実施形態)
図1乃至図3によってこの発明の第1の実施形態を示す。図1はこの実施形態の構成を表わす模式図であるが、このマウス兼用電源アダプター1は筐体10の内部に電源アダプター部2とマウス部3とを備えている。
【0013】
電源アダプター部2は、図2で表わされているように、プリント基板20上に家庭用電源の100ボルトから電圧を落とすためのトランス22と、この出力端に接続された交流を直流に変換するための整流器23と、この出力端に接続された電圧調整用回路素子24とから成り、また前記トランス22の入力端には電源コード21が、前記電圧調整用回路素子24の出力端には出力コード25が接続されている。
【0014】
マウス部3は、図3で表わされているように、前記筐体10の底部に開口した部分から一部を外部に出して机上を転動可能に設けられたボール31に対して、一側から回動可能に接触する伝達ローラ33Xと、この伝達ローラ33Xとは直角の位置からボール31に回動可能に接触する伝達ローラ33Yとが設けられている。前記伝達ローラ33Xには同軸でエンコード円板34Xが取り付けられており、このエンコード円板34Xの外周部にはスリット35が刻設されており、このエンコード円板34Xのスリット35を挟むようにして、後述する発光素子36Xと受光素子37Xとが設けられている。また同様に前記伝達ローラ33Yにもエンコード円板34Yが取り付けられており、この外周部にもスリット35が刻設されており、このエンコード円板34Yのスリット35を挟むようにして発光素子36Yと受光素子37Y(図示せず)が設けられている。これ等の発光素子36X、受光素子37X、発光素子36Y、受光素子37Yはプリント基板30の下面部に取り付けられているが、プリント基板30の上面部分には制御用IC38や出力端子39が設けられている。なお図1中の符号32は筐体10のマウスボタンの下に設けられたスイッチである。
【0015】
さてマウスが机上で操作されると、それはX方向の動きとY方向の動きとしてエンコード円板34Xとエンコード円板34Yとに伝達される。前記の発光素子36から発せられた光はカップリングされた受光素子37にスリット35を通過して入光するが、これによりボール31のX−Y方向の動きが検知される。受光素子37で検知された信号は制御用IC38に入力されるが、制御用IC38はX方向の絶対アドレスカウンタ及びY方向の絶対アドレスカウンタとして動作して出力端子39に出力する。これがコンピュータのCPUに伝達され処理されてディスプレイ上の位置として表示されるが、この辺りは一般的な技術である。
【0016】
このようにこの実施形態では、電源アダプター部2とマウス部3とがひとつの筐体10の中に設けられているため、電源アダプターとマウスとをひとつのものとして持ち運ぶことが出来、荷物が嵩張らず重く成らないと言う利点がある。
【0017】
(第2実施形態)
この実施形態は電源アダプター部とトラックボール部とから成り、図4はこの内のトラックボール部4を表わしたものである。ボール41は鎖線で示した筐体の天部に開口した部分から一部を外部に出して、指や掌で操作可能に設けられている。図中で符号40はプリント基板を、42はスイッチを、43は伝達ローラを、44はエンコード円板を、45はスリットを、46は発光素子を、47は受光素子を、48は制御用ICを、また49は出力端子を示し、各々の役割と連係動作は上述したマウス部3のそれに倣うものである。
【0018】
トラックボールなどと言うものはなかなか持ち歩きがしにくいものであるが、電源アダプターと一体化されることにより、そのような問題が解消される。
【0019】
(第3実施形態)
この実施形態は電源アダプター部と光学マウス部とから成り、図5はこの内の光学マウス部5を表わしたものである。図中で符号50はプリント基板を、51は発光素子を、52はスイッチを、53は撮像素子を、54は制御用ICを、また55は出力端子を示すが、この実施形態で特徴的な点は、プリント基板50の下面部に設けた発光素子51から発せられた光を鎖線で示した筐体の底部の開口部から机上に当てて、その反射光をプリント基板50の下面部に設けた撮像素子53で捉えて、X−Y方向の動きを検知すると言う点にある。制御用IC54はX方向の絶対アドレスカウンタ、及びY方向の絶対アドレスカウンタとして動作する。
【0020】
(第4実施形態)
この実施形態のマウス兼用電源アダプター6は、図6で表わされているように電源アダプター部とマウス部とから成るが、この実施形態の特徴は出力部に赤外線発光素子73を用いコンピュータ側にX−Y方向の動きを伝達する点にある。従って筐体60から出ているコードは、電源アダプター部2のプリント基板20に配線された電源コードと出力コードとだけである。
【0021】
マウス部7は、前記筐体60の底部に開口した部分から一部を外部に出して、机上を転動可能に設けられたボール71と、この回転方向及び回転量を検知するための各種機能が実装されたプリント基板70とを有し、この出力は筐体60の前部に設けられた赤外線発光素子73からコンピュータに向けて無線で送られることに成る。なお符号72はマウスボタンの下に設けられたスイッチである。
【0022】
【発明の効果】
以上この発明は、電圧降下トランスとAC−DCコンバータとを備えると共にポインティングデバイスを備えていることを特徴とするポインティングデバイス兼用電源アダプターとしたので、これひとつあれば、従来は別体であったところの電源アダプターとポインティングデバイスとを一緒に持ち運ぶような面倒がなくなり、その分荷物が嵩張らず重くもならず、いつでもポインティングデバイスが使えるように成り、極めて便利なものと成っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の模式図である。
【図2】同実施形態の電源アダプター部の説明図である。
【図3】同実施形態のマウス部の説明図である。
【図4】第2の実施形態の模式図である。
【図5】第3の実施形態の模式図である。
【図6】第4の実施形態の模式図である。
【符号の説明】
1 マウス兼用電源アダプター
10 筐体
2 電源アダプター部
20 プリント基板
21 電源コード
22 トランス
23 整流器
24 電圧調整用回路素子
25 出力コード
3 マウス部
30 プリント基板
31 ボール
32 スイッチ
33 伝達ローラ
34 エンコード円板
35 スリット
36 発光素子
37 受光素子
38 制御用IC
39 出力端子
4 トラックボール部
40 プリント基板
41 ボール
42 スイッチ
43 伝達ローラ
44 エンコード円板
45 スリット
46 発光素子
47 受光素子
48 制御用IC
49 出力端子
5 光学マウス部
50 プリント基板
51 発光素子
52 スイッチ
53 撮像素子
54 制御用IC
55 出力端子
6 マウス兼用電源アダプター
60 筐体
7 マウス部
70 プリント基板
71 ボール
72 スイッチ
73 赤外線発光素子
【発明の属する技術分野】
この発明はポインティングデバイスとしても使用することが出来る、コンピュータ用の電源アダプターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年ノート型のコンピュータが多く用いられるように成って来た。これは持ち運びに便利であるため、仕事を会社や家庭から外へ持ち出して行なうことが可能に成っている。
【0003】
一方、このようなノート型のコンピュータは内蔵バッテリーを持っているが、これがあまり長時間は持続しないことから、外で長く使うような場合には外付けの電源アダプターを持ち歩かなくてはならない。またOSにウィンドウシステムを採用しているものでは、位置座標を指し示すためのポインティングデバイスが必要であるが、ノート型のコンピュータには内蔵型のポインティングデバイスが備え付けられているにも関わらず、マウスが使い易いとしてこれを必須アイテムとする多くの支持を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら持ち歩きのためには、嵩張ったり重くなったりするようなものは不向きである。従ってノート型のコンピュータの他に外付けの電源アダプターを加えると、マウスは持ち歩かないことになる場合が多いが、それではノート型のコンピュータの操作性が低下してしまうと言う問題がある。そこでこの発明は、上述したような問題点の解決を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記課題は、電圧降下トランスとAC−DCコンバータとを備えると共にポインティングデバイスを備えていることを特徴とするポインティングデバイス兼用電源アダプターとすることにより達成される。
【0006】
ノート型のコンピュータを外で長く使うような場合には、外付けの電源アダプターが必須であるが、この電源アダプターがポインティングデバイスを備えているため、別途ポインティングデバイスを持ち運ばなくて済むように成り、その分荷物が嵩張らず重くも成らない。ポインティングデバイス例えばマウスは大きい方が使い易いものであるが、これが電源アダプターに内蔵されているため、極めて便利である。
【0007】
更に請求項2の発明は、前記ポインティングデバイスがマウスであるものとした。組み込み可能なポインティングデバイスには、トラックボールやデジタイザやトラックパッドやマウスなどがあるが、これ等の中ではマウスが一般的であるため、ここではマウスを内蔵させている。マウスは机上を転動するボールの移動量をX方向及びY方向の2種類のセンサで捕らえるものである。
【0008】
更に請求項3の発明は、請求項2に於いて前記マウスが光学マウスであるものとしている。光学マウスは光源から発射され机上で反射した光をカメラで捕らえてX−Y方向の移動量を割り出すものであり、光源とカメラとの比較的シンプルな構成に成るものである。従って机上を転動するボールの移動量をX−Y方向の2種類のセンサで捕らえる機械式マウスとは異なり、可動部分がなく壊れにくいと言う特長を有する。なお超音波によりX−Y方向の移動量を割り出すタイプのものも利用可能である。
【0009】
また請求項4の発明は、請求項1に於いて、前記ポインティングデバイスが、位置座標指示部を、ポインティングデバイス自体の走行によるものではなく指で操作するタイプのものとした。これは上述したトラックボールやトラックパッドのことである。このタイプのポインティングデバイスの操作に慣れたユーザーにとっては便利なものである。
【0010】
また請求項5の発明は、請求項1に於いて、前記ポインティングデバイスが信号を無線で発信するものとした。ポインティングデバイスを内蔵した電源アダプターは、コンピュータに接続するポインティングデバイス関連の信号線として、USBやPS2を備えるが、これを無線にすれば電源ケーブルだけのシンプルな構成とすることが出来る。なお前記無線には赤外線通信等も含まれる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面を参照しながら説明するが、この発明はこれ等の実施形態に限定されるものではない。
【0012】
(第1実施形態)
図1乃至図3によってこの発明の第1の実施形態を示す。図1はこの実施形態の構成を表わす模式図であるが、このマウス兼用電源アダプター1は筐体10の内部に電源アダプター部2とマウス部3とを備えている。
【0013】
電源アダプター部2は、図2で表わされているように、プリント基板20上に家庭用電源の100ボルトから電圧を落とすためのトランス22と、この出力端に接続された交流を直流に変換するための整流器23と、この出力端に接続された電圧調整用回路素子24とから成り、また前記トランス22の入力端には電源コード21が、前記電圧調整用回路素子24の出力端には出力コード25が接続されている。
【0014】
マウス部3は、図3で表わされているように、前記筐体10の底部に開口した部分から一部を外部に出して机上を転動可能に設けられたボール31に対して、一側から回動可能に接触する伝達ローラ33Xと、この伝達ローラ33Xとは直角の位置からボール31に回動可能に接触する伝達ローラ33Yとが設けられている。前記伝達ローラ33Xには同軸でエンコード円板34Xが取り付けられており、このエンコード円板34Xの外周部にはスリット35が刻設されており、このエンコード円板34Xのスリット35を挟むようにして、後述する発光素子36Xと受光素子37Xとが設けられている。また同様に前記伝達ローラ33Yにもエンコード円板34Yが取り付けられており、この外周部にもスリット35が刻設されており、このエンコード円板34Yのスリット35を挟むようにして発光素子36Yと受光素子37Y(図示せず)が設けられている。これ等の発光素子36X、受光素子37X、発光素子36Y、受光素子37Yはプリント基板30の下面部に取り付けられているが、プリント基板30の上面部分には制御用IC38や出力端子39が設けられている。なお図1中の符号32は筐体10のマウスボタンの下に設けられたスイッチである。
【0015】
さてマウスが机上で操作されると、それはX方向の動きとY方向の動きとしてエンコード円板34Xとエンコード円板34Yとに伝達される。前記の発光素子36から発せられた光はカップリングされた受光素子37にスリット35を通過して入光するが、これによりボール31のX−Y方向の動きが検知される。受光素子37で検知された信号は制御用IC38に入力されるが、制御用IC38はX方向の絶対アドレスカウンタ及びY方向の絶対アドレスカウンタとして動作して出力端子39に出力する。これがコンピュータのCPUに伝達され処理されてディスプレイ上の位置として表示されるが、この辺りは一般的な技術である。
【0016】
このようにこの実施形態では、電源アダプター部2とマウス部3とがひとつの筐体10の中に設けられているため、電源アダプターとマウスとをひとつのものとして持ち運ぶことが出来、荷物が嵩張らず重く成らないと言う利点がある。
【0017】
(第2実施形態)
この実施形態は電源アダプター部とトラックボール部とから成り、図4はこの内のトラックボール部4を表わしたものである。ボール41は鎖線で示した筐体の天部に開口した部分から一部を外部に出して、指や掌で操作可能に設けられている。図中で符号40はプリント基板を、42はスイッチを、43は伝達ローラを、44はエンコード円板を、45はスリットを、46は発光素子を、47は受光素子を、48は制御用ICを、また49は出力端子を示し、各々の役割と連係動作は上述したマウス部3のそれに倣うものである。
【0018】
トラックボールなどと言うものはなかなか持ち歩きがしにくいものであるが、電源アダプターと一体化されることにより、そのような問題が解消される。
【0019】
(第3実施形態)
この実施形態は電源アダプター部と光学マウス部とから成り、図5はこの内の光学マウス部5を表わしたものである。図中で符号50はプリント基板を、51は発光素子を、52はスイッチを、53は撮像素子を、54は制御用ICを、また55は出力端子を示すが、この実施形態で特徴的な点は、プリント基板50の下面部に設けた発光素子51から発せられた光を鎖線で示した筐体の底部の開口部から机上に当てて、その反射光をプリント基板50の下面部に設けた撮像素子53で捉えて、X−Y方向の動きを検知すると言う点にある。制御用IC54はX方向の絶対アドレスカウンタ、及びY方向の絶対アドレスカウンタとして動作する。
【0020】
(第4実施形態)
この実施形態のマウス兼用電源アダプター6は、図6で表わされているように電源アダプター部とマウス部とから成るが、この実施形態の特徴は出力部に赤外線発光素子73を用いコンピュータ側にX−Y方向の動きを伝達する点にある。従って筐体60から出ているコードは、電源アダプター部2のプリント基板20に配線された電源コードと出力コードとだけである。
【0021】
マウス部7は、前記筐体60の底部に開口した部分から一部を外部に出して、机上を転動可能に設けられたボール71と、この回転方向及び回転量を検知するための各種機能が実装されたプリント基板70とを有し、この出力は筐体60の前部に設けられた赤外線発光素子73からコンピュータに向けて無線で送られることに成る。なお符号72はマウスボタンの下に設けられたスイッチである。
【0022】
【発明の効果】
以上この発明は、電圧降下トランスとAC−DCコンバータとを備えると共にポインティングデバイスを備えていることを特徴とするポインティングデバイス兼用電源アダプターとしたので、これひとつあれば、従来は別体であったところの電源アダプターとポインティングデバイスとを一緒に持ち運ぶような面倒がなくなり、その分荷物が嵩張らず重くもならず、いつでもポインティングデバイスが使えるように成り、極めて便利なものと成っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の模式図である。
【図2】同実施形態の電源アダプター部の説明図である。
【図3】同実施形態のマウス部の説明図である。
【図4】第2の実施形態の模式図である。
【図5】第3の実施形態の模式図である。
【図6】第4の実施形態の模式図である。
【符号の説明】
1 マウス兼用電源アダプター
10 筐体
2 電源アダプター部
20 プリント基板
21 電源コード
22 トランス
23 整流器
24 電圧調整用回路素子
25 出力コード
3 マウス部
30 プリント基板
31 ボール
32 スイッチ
33 伝達ローラ
34 エンコード円板
35 スリット
36 発光素子
37 受光素子
38 制御用IC
39 出力端子
4 トラックボール部
40 プリント基板
41 ボール
42 スイッチ
43 伝達ローラ
44 エンコード円板
45 スリット
46 発光素子
47 受光素子
48 制御用IC
49 出力端子
5 光学マウス部
50 プリント基板
51 発光素子
52 スイッチ
53 撮像素子
54 制御用IC
55 出力端子
6 マウス兼用電源アダプター
60 筐体
7 マウス部
70 プリント基板
71 ボール
72 スイッチ
73 赤外線発光素子
Claims (5)
- 電圧降下トランスとAC−DCコンバータとを備えると共にポインティングデバイスを備えていることを特徴とするポインティングデバイス兼用電源アダプター。
- 前記ポインティングデバイスがマウスである請求項1に記載のポインティングデバイス兼用電源アダプター。
- 前記マウスが光学マウスである請求項2に記載のポインティングデバイス兼用電源アダプター。
- 前記ポインティングデバイスが、位置座標指示部を、ポインティングデバイス自体の走行によるものではなく指で操作するタイプのものとした、請求項1に記載のポインティングデバイス兼用電源アダプター。
- 前記ポインティングデバイスが信号を無線で発信する請求項1に記載のポインティングデバイス兼用電源アダプター。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2003070990A JP2006184932A (ja) | 2003-02-08 | 2003-02-08 | ポインティングデバイス兼用電源アダプター |
PCT/JP2004/001263 WO2004070606A1 (ja) | 2003-02-08 | 2004-02-06 | 電源アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003070990A JP2006184932A (ja) | 2003-02-08 | 2003-02-08 | ポインティングデバイス兼用電源アダプター |
Publications (1)
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---|---|
JP2006184932A true JP2006184932A (ja) | 2006-07-13 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003070990A Pending JP2006184932A (ja) | 2003-02-08 | 2003-02-08 | ポインティングデバイス兼用電源アダプター |
Country Status (2)
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---|---|
JP (1) | JP2006184932A (ja) |
WO (1) | WO2004070606A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60153361U (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-12 | ブラザー工業株式会社 | 画像処理装置 |
JPH0764717A (ja) * | 1993-08-30 | 1995-03-10 | Canon Inc | 電源アダプタ |
JPH09258860A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-10-03 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
-
2003
- 2003-02-08 JP JP2003070990A patent/JP2006184932A/ja active Pending
-
2004
- 2004-02-06 WO PCT/JP2004/001263 patent/WO2004070606A1/ja not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2004070606A1 (ja) | 2004-08-19 |
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