JP2006180668A - 放熱器の構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】放熱器の構造においてハブ内のモータセットの放熱も行う。
【解決手段】
ファン部10と、モータセット20と、座体30とによって構成する。前記ファン部10は、前記座体30に接合されており、前記モータセット20は、前記座体30に嵌設されており、前記ファン部10が有するハブ11の周縁には少なくとも一つの傾斜部110が設けられており、前記ハブ11の傾斜部110は前記座体30と共に入気口Aと空気流の流路を形成し、ファンの回転によって生成される空気流の一部分はハブ11内に導入され、前記ハブ11内に収容されているモータセット20の放熱を行い、放熱器の寿命を延ばすことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】
ファン部10と、モータセット20と、座体30とによって構成する。前記ファン部10は、前記座体30に接合されており、前記モータセット20は、前記座体30に嵌設されており、前記ファン部10が有するハブ11の周縁には少なくとも一つの傾斜部110が設けられており、前記ハブ11の傾斜部110は前記座体30と共に入気口Aと空気流の流路を形成し、ファンの回転によって生成される空気流の一部分はハブ11内に導入され、前記ハブ11内に収容されているモータセット20の放熱を行い、放熱器の寿命を延ばすことができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は放熱器の構造に関し、特に同じ大きさの座体とハブとを組み合わせた構造と、その形状により、ファン部によって生成される空気流のうち、一部が発熱物の放熱を行い、一部がハブ内部に導入され、ハブ内に収容されているモータの放熱を行う放熱器の構造に関わる。
図1は公知構造による放熱器の構造であり、ファン部はハウジング11と、ハブ12とからなり、前記ハウジング11内には座体111が設けられており、前記座体111には中空の筒状部112が設けられている。前記筒状部112内には軸受113が設けられており、筒状部112の外部にはモータ固定子13が嵌設されており、モータ固定子13は座体111上に固定されており、前記ハブ12は一側が封止構造で、他側が開放構造の蓋形状となっており、その内部には一側が封止構造で、他側が開放構造のヨーク14が設けられており、前記ヨーク14内側には環状のモータ回転子15が設けられており、ハブ12外部には複数の放射状に配列する羽根121が設けられており、軸16の一端はハブ12とヨーク14とに接続されており、他端は軸受113に貫設されており、それによりハブ12とヨーク14は座体111上に枢設されており、モータ固定子13とモータ回転子15の励磁作用による変位によって、ハブ12とヨーク14が回転し、同時に羽根121が回転して空気流を生成し、その空気流によって発熱物の放熱が行われる。
上記公知構造による放熱器においては、運転時、生成された空気流によって発熱物の放熱を行うことができる(図なし)が、前記モータ固定子13と前記モータ回転子15との間に熱が発生し、その熱量はヨーク14が蓋形状であるために外部に放出されず、大量の熱量がヨーク14内に停滞してしまい、それにより放熱器の寿命を短くするだけでなく、システム全体の熱量も増加するので、改善が求められていた。
本発明は上記のような従来技術の問題点に鑑みて、同じ大きさの座体とハブとを組み合わせた構造とその形状により、ファン部によって生成される空気流のうち、一部が発熱物の放熱を行い、一部がハブ内部に導入され、ハブ内に収容されているモータの放熱を行う放熱器の構造を提供することである。
本発明の次の目的は、ハブ内に導入される空気流によって放熱器の振動を減少させることができる放熱器の構造を提供することである。
前記課題を解決するために、ファン部と、モータセットと、座体とからなる放熱器の構造において、請求項1の発明は、前記ファン部は、前記座体に接合されており、前記モータセットは、前記座体に嵌設されており、前記ファン部が有するハブの周縁には少なくとも一つの傾斜部が設けられており、前記ハブの傾斜部は前記座体と共に入気口と空気流の流路を形成し、ファンの回転によって生成される空気流の一部分はハブ内に導入され、前記ハブ内に収容されているモータセットの放熱を行い、放熱器の寿命を延ばすことができることを特徴とする放熱器の構造である。
ハブの傾斜部と対応する座体とによって形成されている入気口と空気流の流路によって、ファン部の回転によって生成される空気流の一部がハブ内に導入され、ハブ内に収容されているモータの放熱を行う構造により、放熱器全体の使用寿命を長くするだけでなく、ハブ内に導入される空気流によって放熱器の振動を減少させることができる放熱器の構造を提供できた。
本発明の優れている点、目的、技術的特徴、効果を図に沿って詳細に説明する。
図2は本発明による放熱器の構造の好適な実施形態を示すものであり、ファン部10と、モータセット20と、座体30とによって構成されている。前記ファン部10は、ハブ11と、軸12と、ヨーク13と、磁石15とからなり、前記軸12は前記ハブ11の底部中央に形成されている軸支持部111に設置されており、前記ヨーク13は前記ハブ11の内側縁に設置されており、前記磁石15は前記ヨーク13の内側縁に設置されている。
前記モータセット20は、前記座体30に嵌設されており、前記モータセット20は、絶縁フレーム21と、珪素鋼板22と、回路版23と、コイル24とからなり、前記珪素鋼板22は前記絶縁フレーム21外部に設置されており、前記コイル24と前記珪素鋼板22は絶縁フレームに巻設されている。前記座体30の中心には中空の筒状部31が設けられており、前記回路版23は前記絶縁フレーム21底部と前記筒状部31との間に設置されており、前記軸12は前記筒状部31に形成されている収容空間内に設けられており、前記軸12の外部と前記筒状部31との間には軸受32が設けられており、前記軸12は軸受32によって支持されて回転し、前記軸受32と前記ハブ11との間にはオイルリングRが設置されている。
前記筒状部31には突出部311と掛止突部312が設けられており、前記軸12におけるファン部10のハブ11と接続されていない一端は円弧状になっており、スナップリング14が掛合されており、前記突出部311の前記スナップリング14に対する支持作用と、掛止突部312の掛止作用により、前記軸12が前記筒状部31から脱落するのを防いでいる。
前記ハブ11の周縁には少なくとも一つの傾斜部110が設けられており、図2、4においては傾斜部110が一つ、図3、4、6においては傾斜部110が複数設けられており、図7においては周縁すべてに傾斜部110が形成されている。前記ハブ11の傾斜部110と対応する前記座体30とによって形成されている入気口Aと空気流の流路によって、ファン部10の回転によって生成される空気流の一部がハブ11内に導入され、前記ハブ11内に収容されているモータの放熱を行い、放熱器全体の使用寿命を長くするだけでなく、ハブ11内に導入される空気流によって放熱器の振動を減少させることができる。
上記の内容は本発明の好適な実施形態を示したものであり、本発明を制限するものでなく、本発明の発明主旨を逸脱しない範囲における本発明の構想に基づく変更は全て本発明の権利範囲に含まれる。
10 ファン部
11 ハブ
110 傾斜部
111 軸支持部
12 軸
13 ヨーク
14 スナップリング
15 磁石
20 モータセット
21 絶縁フレーム
22 珪素鋼板
23 回路板
24 コイル
30 座体
31 筒状部
311 突出部
312 掛止突部
32 軸受
A 入気口
R オイルリング
11 ハブ
110 傾斜部
111 軸支持部
12 軸
13 ヨーク
14 スナップリング
15 磁石
20 モータセット
21 絶縁フレーム
22 珪素鋼板
23 回路板
24 コイル
30 座体
31 筒状部
311 突出部
312 掛止突部
32 軸受
A 入気口
R オイルリング
Claims (1)
- ファン部と、モータセットと、座体とからなる放熱器の構造において、
前記ファン部は、前記座体に接合されており、前記モータセットは、前記座体に嵌設されており、
前記ファン部が有するハブの周縁には少なくとも一つの傾斜部が設けられており、前記ハブの傾斜部は前記座体と共に入気口と空気流の流路を形成し、ファンの回転によって生成される空気流の一部分はハブ内に導入され、前記ハブ内に収容されているモータセットの放熱を行い、放熱器の寿命を延ばすことができることを特徴とする放熱器の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004373568A JP2006180668A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | 放熱器の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004373568A JP2006180668A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | 放熱器の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006180668A true JP2006180668A (ja) | 2006-07-06 |
Family
ID=36734229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004373568A Pending JP2006180668A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | 放熱器の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006180668A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110412542A (zh) * | 2019-08-23 | 2019-11-05 | 上海禾赛光电科技有限公司 | 激光雷达及其散热装置 |
-
2004
- 2004-12-24 JP JP2004373568A patent/JP2006180668A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110412542A (zh) * | 2019-08-23 | 2019-11-05 | 上海禾赛光电科技有限公司 | 激光雷达及其散热装置 |
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