JP2006179089A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 反りのある光ディスクでも、データを正しく記録できる光ディスク記録装置を提供する。
【解決手段】 光ディスク記録装置1は、本体にDVD−R2がセットされると、まずDVD−R2のLPPに記録されたメディアID情報(MID)を読み出して、その光ディスクのメーカや品種を判定し、その光ディスク用に設定されたライトストラテジをROM18から読み出して、OPCを行う前に、本体にセットされたDVD−R2の反り角を測定して、その反り角に応じてライトストラテジの補正を行う。また、光ディスク記録装置1では、反りの発生率が高い光ディスクのMIDリストをファームウェアの更新の際に取得し、光ディスクが本体にセットされてMIDを読み出すと、反りの発生率が高い光ディスクであるか否かをMIDリストに基づいて判定し、該当する光ディスクの場合には、その光ディスクの反り角を測定して、ライトストラテジの補正を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ディスクの反りに応じてライトストラテジを補正してデータを記録する光ディスク記録装置に関する。
従来の光ディスク記録装置では、光ディスクにデータを記録するときのレーザパワーの制御パターンであるライトストラテジが、光ディスクのメーカや品種毎に設定されており、光ディスクにデータを記録する際には、光ディスクのディスク識別情報を読み取って光ディスクのメーカや品種を判別して、その光ディスクに応じたライトストラテジで光ディスクにデータを記録している。
また、従来の光ディスク記録装置では、データの書き込み前にテストデータの書き込み(OPC)を行って記録パワーの最適値を決定し、この記録パワーで光ディスクにデータを記録している。
また、従来、常に正常なOPCレンジでOPCを実行して正しい最適記録パワーを決定し、その最適記録パワーによって記録媒体への記録品質を安定させるために、装置毎に調整されたOPCレンジ補正パラメータに基づいて、試し書き時に記録パワーを補正する光ディスク記録装置があった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−139658公報
CDやDVDなどの光ディスクでは、購入当初から反りが発生していることがあり、特にDVDのようにデータ記録密度が高い光ディスクでは、反りが発生しているとデータを正しく記録できない場合がある。そのため、光ディスク記録装置には、本体にセットされた光ディスクの反り角を測定して、その反り角に応じて光ピックアップの傾き(チルト角)を補正するチルト調整機構が設けられている。
光ディスク記録装置では、チルト調整機構で光ディスクの記録面に対する光ピックアップのチルト角を補正することで、光ピックアップから照射されるレーザ光の入射角は光ディスクの記録面に対してほぼ垂直にすることができる。しかしながら、光ピックアップ内のレーザダイオードと光ディスクの記録面との距離は、光ディスクに反りが発生していない場合に比べて大きな値または小さな値になる。そのため、前記のようにOPCを行って最適記録パワーを設定しても、特に反りの影響が大きい光ディスクの外周部でデータを正しく記録できない場合があるという問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題を解決して、反りのある光ディスクであっても、データを正しく記録できる光ディスク記録装置を提供することを目的とする。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
(1)光ディスクにデータを記録するときのレーザパワーの制御パターンであるライトストラテジを複数記憶するストラテジ記憶手段と、
本体にセットされた光ディスクのディスク識別情報を読み出す読出し手段と、
前記ディスク識別情報に基づいて、その光ディスク用のライトストラテジを前記ストラテジ記憶手段から読み出し、このライトストラテジを用いて光ディスクにデータを記録する記録手段と、
本体にセットされた光ディスクの反り角を測定する反り角測定手段と、
前記反り角測定手段が測定した反り角に応じて前記記録手段のチルト角を変更するチルト調整手段と、
を備えた光ディスク記録装置において、
前記反り角測定手段で測定した光ディスクの反り角と、その反り角に応じたライトストラテジの補正値と、を記憶する補正値記憶手段と、
光ディスクにデータを記録する前に、その光ディスクの反り角を前記反り角測定手段に測定させ、測定した反り角に応じたライトストラテジの補正値を前記補正値記憶手段から読み出してライトストラテジを補正するストラテジ補正手段と、を備えたことを特徴とする。
CDやDVDなどの光ディスクでは、反りが発生しているとデータを正しく記録できない場合があるため、光ディスク記録装置には、本体にセットされた光ディスクの反り角を検出して、その反り角に応じて光ピックアップの傾き(チルト角)を補正するチルト調整機構が設けられており、チルト調整機構で光ディスクの記録面に対する光ピックアップの角度を補正することで、光ピックアップから照射されるレーザ光の入射角は光ディスクの記録面に対してほぼ垂直にすることができる。しかしながら、光ピックアップ内のレーザダイオードと光ディスクの記録面との距離は、光ディスクに反りが発生していない場合に比べて、異なる値になるため、特に反りの影響が大きい光ディスクの外周部で、データを正しく記録できない場合がある。
この構成においては、光ディスク記録装置は、データの記録前に光ディスクの反り角を測定し、この反り角に応じてライトストラテジを補正する。つまり、反り角を測定することで、光ピックアップのレーザダイオードと光ディスクの記録面との距離がわかるので、レーザ光の記録パワーが適正な値となるようにこの距離に応じてライトストラテジを補正して記録パワーを変更する。したがって、光ディスクに反りが発生していても、データを読み出せるように正しく記録することかできる。
(2)前記ストラテジ補正手段は、光ディスクの記録領域を複数に分割して記録領域毎に反り角を前記反り角測定手段に測定させ、記録領域毎にライトストラテジを補正することを特徴とする。
この構成においては、光ディスクの記録領域を複数に分割して記録領域毎に反り角を測定して、この反り角に応じてライトストラテジを記録領域毎に補正する。したがって、光ディスクに反りが発生している場合には、記録領域毎に反り角が異なっているが、記録領域毎にライトストラテジを補正することができるので、各記録領域においてデータを正しく記録することができる。
(3)前記読出し手段が読み出したディスク識別情報と、前記反り角測定手段が測定した反り角の値と、を対応付けた測定データを記憶するデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に蓄積された測定データを分析して、反り角が閾値以上でライトストラテジの補正が必要である光ディスクを選出する判定手段と、を備え、
前記ストラテジ補正手段は、前記読出し手段が読み出したディスク識別情報が、前記判定手段が選出した光ディスクのディスク識別情報である場合のみ、ライトストラテジを補正することを特徴とする。
この構成においては、読出し手段が読み出したディスク識別情報と、反り角測定手段が測定した反り角の値と、を対応付けた測定データが所定量蓄積されると、これらのデータを分析して、反り角が閾値未満でライトストラテジの補正を行わなくてもデータを正しく記録できる光ディスクにはライトストラテジの補正を行わないようにするために、反り角が閾値以上でライトストラテジの補正が必要である光ディスクを選出する。そして、ストラテジ補正手段は、ライトストラテジの補正が必要と判定した光ディスクが本体にセットされた場合のみライトストラテジを補正する。したがって、ライトストラテジの補正が不要な光ディスクが本体にセットされた場合には、ライトストラテジの補正を行わないので、不要な処理を削減することができ、反り角が閾値以上の光ディスクに対してはライトストラテジの補正を行ってデータを正しく記録することができる。
(4)ライトストラテジの補正が必要な光ディスクのディスク識別情報を記憶する補正情報記憶手段を備え、
前記ストラテジ補正手段は、本体にセットされた光ディスクのディスク識別情報が、前記補正情報記憶手段が記憶するディスク識別情報と一致したときに、ライトストラテジを補正することを特徴とする。
この構成においては、補正情報記憶手段は、ライトストラテジの補正が必要な光ディスクのディスク識別情報を記憶しており、読出し手段が読み出したディスク識別情報が、補正情報記憶手段が記憶する光ディスクのディスク識別情報と一致すると、ストラテジ補正手段はライトストラテジを補正する。したがって、ライトストラテジの補正が必要な光ディスクの情報が予め光ディスク記録装置に設定されているので、測定データを蓄積しなくても、反りが発生しやすい光ディスクに対して容易にライトストラテジの補正を行うことができる。
本発明の光ディスク記録装置は、光ディスクの反りに応じてストラテジの値を補正するので、光ディスクの反りが大きい場合でも、問題なくデータを記録することができる。また、データを蓄積するので、反りの傾向をディスクメーカ毎に収集して、そのデータをストラテジの補正に使用することができる。
図1は、光ディスク記録装置の概略構成を示すブロック図である。以下の説明では、光ディスク記録装置1は、記録型光ディスクの一例としてDVD−R2にデータを記録する場合について説明する。光ディスク記録装置1は、インタフェイス3を介してコンピュータ5に接続されている。また、コンピュータ5には、ディスプレイ6、ハードディスク(HDD)7、キーボードやマウスなどの操作部8、及び通信インタフェイス9が接続される。
光ディスク記録装置1は、CPU10、モータ11、モータ駆動回路12、光ピックアップ13、再生信号処理部14、記録信号処理部15、サーボ回路16、RAM17、及びROM18を備えている。
CPU10は、コンピュータ5からの指示により、データの転送、DVD−R2のデータ記録・読み取り(再生)を行う。モータ11は、DVD−R2を回転駆動する。モータ駆動回路12は、モータ11の駆動を制御する。光ピックアップ13は、レーザダイオード、複数のレンズやフォトダイオードなどから成る光学機構、フォーカスサーボ機構・トラッキングサーボ機構・チルトサーボ機構などを備えており、光ディスクの記録面にレーザ光を照射して、データの記録を行ったり、データの読み出しを行ったりする。また、光ピックアップ13には、チルトセンサ13sが設けられており、光ディスクの反り角を測定することができる。再生信号処理部14は、光ピックアップ13から出力された再生信号を処理する。記録信号処理部15は、光ピックアップ13に対してデータの記録信号を出力する。サーボ回路16は、光ピックアップ13におけるフォーカスサーボ、及びトラッキングサーボの制御を行う。また、サーボ回路16は、チルトセンサ13sの出力信号に基づいてチルトサーボの制御を行い、光ピックアップ13のチルト角(傾き)を調整する。RAM17は、CPU10に接続され、光ディスクへデータを書き込む際に必要なデバイス情報や、光ディスクのメーカや品種等の種別と、その種別に対応したライトストラテジの情報やライトストラテジの補正情報と、を対応付けたテーブルなどのファームウェアを記憶している。ROM18は、CPU10に接続され、CPU10で実行するプログラムなどを記憶している。
次に、光ディスク記録装置1の動作について説明する。光ディスク記録装置1は、本体にDVD−R2がセットされると、まずDVD−R2のLPP(land pre-pit)に記録されたメディアID情報(MID)を読み出して、このDVD−R2のメーカや品種を判定し、この光ディスク用に設定されたライトストラテジをROM18から読み出す。続いて、光ディスク記録装置1は、データのテスト記録(OPC)を行う前に、本体にセットされたDVD−R2の反り角を測定して、その反り角に応じてライトストラテジの補正を行う。
具体的には、以下のように処理を行う。図2は、補正テーブルと光ディスクの測定状態を示す図である。光ディスク記録装置1では、反り角と、ライトストラテジのオフセット値と、を対応付けた補正テーブルが、光ディスクのメーカや品種毎に複数RAM17に格納されている。この補正テーブルでは、図2(A)に示すように、記録パワーのオフセット値が、3T〜11T・14Tについてピット長毎に反り角に応じて設定されている。ここで、図2では、光ディスクが上側(ラベル面側)に反っている場合の反り角をプラス表示し、光ディスクが下側(記録面側)に反っている場合の反り角をマイナス表示している。光ディスク記録装置1では、チルトサーボ機構により光ピックアップ13の反り角を補正するように構成されているが、光ディスクの反りがラベル面側へ大きくなるほど、光ピックアップ13内の図外のレーザダイオードから光ディスクの記録面までの距離が遠くなる。また、光ディスクの反りが下側へ大きくなるほど、光ピックアップ13内の図外のレーザダイオードから光ディスクの記録面までの距離が近くなる。そのため、上記の補正テーブルには、反り角の値がプラス側に大きくなるのに応じてオフセット値がプラス側に大きくなるように、また、反り角の値がマイナス側に大きくなるのに応じてオフセット値がマイナス側に大きくなるように設定されている。なお、反り角が小さい場合(例えば、−1°〜+1°)には、補正の必要が無いので、上記の補正テーブルでは、ライトストラテジのオフセット値は0に設定されている。
光ディスク記録装置1では、光ディスクにテストデータを記録する前に、半径方向の複数の異なる箇所で反り角の測定を行う。例えば、図2(B)に示すように、光ディスク記録装置1に光ディスクの記録領域を5分割して反り角を測定するように予め設定された場合には、光ディスクの記録領域において、最内周記録内周側から外周側までを5分割して合計6箇所の反り角を測定する。反り角の測定が完了すると、このデータをMIDと対応付けてRAM17に格納されるとともに、RAM17に格納された補正テーブルに基づいてライトストラテジの補正が行われる。そして、光ディスク記録装置1は、このライトストラテジの補正が完了すると、OPCを行って最適記録パワーを決定し、続いてデータの本記録を行う。
また、光ディスク記録装置1では、上記のように反りの測定を行うと、その光ディスクのMIDと反り角の測定情報とを対応付けて記憶手段に記憶させるので、光ディスクにデータを記録する毎にMIDと反り角の測定情報が蓄積される。光ディスク記録装置1は、同じ品番の光ディスクについて、同一の光ディスクに複数回データを記録した場合を除いて例えば20枚分のデータが蓄積されると、この光ディスクについて反り角のデータの分析を行い、ライトストラテジの補正が必要か否かの判定を行う。そして、分析の結果、反りが発生していてもデータの書き込みには全く影響が無い場合には、この光ディスクを反り角測定不要ディスクに設定して、その光ディスクのMID(品種)を登録する。したがって、光ディスク記録装置1は、光ディスクが本体にセットされて、その光ディスクのメーカや品種を判定する際に、その光ディスクのMIDが反り角測定不要ディスクに設定されていると、その光ディスク用に設定されたライトストラテジをRAM17から読み出した後に、ライトストラテジの補正を行わずにデータのテスト記録(OPC)を行う。
このように、光ディスク記録装置1では、実測データに基づいて反りの影響がほとんど無い光ディスクを登録して、データの書き込み前のテストを簡略化することができる。
次に、光ディスク記録装置1の動作についてフローチャートに基づいて説明する。図3は、本発明の実施形態に係る光ディスク記録装置の動作を説明するためのフローチャートである。光ディスク記録装置1のCPU10は、本体にDVD−R2がセットされるとともに(s1)、コンピュータ5の操作部にてデータの記録操作が行われたことを検出すると(s2)、光ピックアップ13を記録領域に移動させて、このDVD−R2のMIDを取得する(s3)。続いて、CPU10は、DVD−R2の反り角を測定する(s4)。すなわち、CPU10は、光ピックアップ13を記録領域の最内周側に移動させる。そして、CPU10は光ピックアップ13を所定距離ずつ移動させて、合計6箇所の反り角を測定する。
CPU10は、DVD−R2の反り角の測定が完了すると(s5)、このデータをDVD−R2のMIDと対応付けてRAM17に格納するとともに、RAM17に格納された補正テーブルに基づいてライトストラテジの補正を行う(s6)。そして、光ディスク記録装置1のCPU10は、このライトストラテジの補正が完了すると、OPCを行って最適記録パワーを決定する(s7)。続いて、CPU10は、インタフェイス3を介してコンピュータ5へ記録データの送信要求を出力し(s8)、コンピュータ5からデータが送られてくると、記録信号処理部15から光ピックアップ13へこのデータを出力して、光ディスクDにデータの本記録を行う(s9)。CPU10は、コンピュータ5からのデータ出力が完了すると、DVD−R2に対してファイナライズ処理を行い(s10)、記録処理を終了する。
次に、光ディスク記録装置1では、反りの発生率が高い光ディスクのMIDリストをファームウェアの更新の際に取得することができる。このMIDリストを取得することで、光ディスクが本体にセットされてMIDを読み出すと、反りの発生率が高い光ディスクであるか否かをMIDリストに基づいて判定する。そして、CPU10は、上記のリストを参照して、セットされた光ディスクが反りの発生が多いメーカ(品種)のものであるか否かを判定する。
CPU10は、本体にセットされた光ディスクがMIDリストに含まれている光ディスクの場合には、その光ディスクの反り角を測定して、ライトストラテジの補正を行う。一方、CPU10は、MIDリストに含まれていない光ディスクの場合には、光ディスクに反りはほとんど発生しないメーカのものであり、また反りが発生していてもデータの記録にほとんど影響が無いため、反り角の測定は行わずに、つまりライトストラテジの補正を行わずに、その光ディスクに設定されたライトストラテジをそのまま使用する。
したがって、光ディスク記録装置1は、ユーザが光ディスクを本体にセットしてデータの記録操作を行ったことを検出すると、その光ディスクが反りの発生率が高いものであるか否かを自動的に判定して、ライトストラテジをそのまま、または補正して設定するので、その光ディスクの品種に応じて最適な記録方法によりデータを記録させることができる。
次に、光ディスク記録装置1の動作を、フローチャートを用いて説明する。図4は、本発明の実施形態に係る光ディスク記録装置の動作を説明するためのフローチャートである。光ディスク記録装置1のCPU10は、本体にDVD−R2がセットされるとともに(s11)、コンピュータ5の操作部にてデータの記録操作が行われたことを検出すると(s12)、光ピックアップ13をDVD−R2の記録領域に移動させて、このDVD−R2のMIDを取得する(s13)。続いて、CPU10は、RAM17に格納されたMIDリストを参照して、DVD−R2のMIDがこのMIDリストに含まれているか否かを確認する(s14)。CPU10は、DVD−R2のMIDがMIDリストに含まれていない場合には、このMIDに対応するライトストラテジを読み出す。そして、OPCを行って最適記録パワーを決定する(s19)。
一方、ステップs14においてDVD−R2のMIDがMIDリストに含まれている場合には、CPU10は、このMIDに対応するライトストラテジを読み出す(s15)。続いて、CPU10は、光ディスクDの反り角を測定する(s16)。すなわち、CPU10は、光ピックアップ13を記録領域の最内周側に移動させる。そして、CPU10は光ピックアップ13を所定距離ずつ移動させて、合計6箇所の反り角を測定する。
CPU10は、反り角の測定が完了すると(s17)、このデータをMIDと対応付けてRAM17に格納するとともに、RAM17に格納された補正テーブルに基づいてライトストラテジの補正を行う(s18)。そして、光ディスク記録装置1のCPU10は、このライトストラテジの補正が完了すると、OPCを行って最適記録パワーを決定する(s19)。続いて、CPU10は、記録データの送信要求を、インタフェイス3を介してコンピュータ5へ出力し(s20)、コンピュータ5からデータが送られてくると、記録信号処理部15から光ピックアップ13へこのデータを出力して、DVD−R2にデータの本記録を行う(s21)。
CPU10は、コンピュータ5からのデータ出力が完了すると、DVD−R2に対してファイナライズ処理を行い(s22)、記録処理を終了する。
光ディスク記録装置の概略構成を示すブロック図である。 補正テーブルと光ディスクの測定状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る光ディスク記録装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る光ディスク記録装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1−光ディスク記録装置 2−DVD−R 3−インタフェイス
5−コンピュータ 6−ディスプレイ 7−ハードディスク(HDD)
8−操作部 9−通信インタフェイス
11−モータ 12−モータ駆動回路
13−光ピックアップ 13s−チルトセンサ 14−再生信号処理部
15−記録信号処理部 16−サーボ回路 RAM17 ROM18

Claims (6)

  1. 光ディスクにデータを記録するときのレーザパワーの制御パターンであるライトストラテジを複数記憶するストラテジ記憶手段と、
    本体にセットされた光ディスクのディスク識別情報を読み出す読出し手段と、
    前記ディスク識別情報に基づいて、その光ディスク用のライトストラテジを前記ストラテジ記憶手段から読み出し、このライトストラテジを用いて光ディスクにデータを記録する記録手段と、
    本体にセットされた光ディスクの反り角を測定する反り角測定手段と、
    前記反り角測定手段が測定した反り角に応じて前記記録手段のチルト角を変更するチルト調整手段と、
    を備えた光ディスク記録装置において、
    前記反り角測定手段で測定した光ディスクの反り角と、その反り角に応じたライトストラテジの補正値と、を記憶する補正値記憶手段と、
    光ディスクにデータを記録する前に、光ディスクの記録領域を複数に分割して記録領域毎にその光ディスクの反り角を前記反り角測定手段に測定させ、測定した反り角に応じたライトストラテジの補正値を前記補正値記憶手段から読み出して、記録領域毎にライトストラテジを補正するストラテジ補正手段と、
    前記読出し手段が読み出したディスク識別情報と、前記反り角測定手段が測定した反り角の値と、を対応付けた測定データを記憶するデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段に蓄積された測定データを分析して、反り角が閾値以上でライトストラテジの補正が必要である光ディスクを選出する判定手段と、を備え、
    前記ストラテジ補正手段は、前記読出し手段が読み出したディスク識別情報が、前記判定手段が選出した光ディスクのディスク識別情報である場合のみ、ライトストラテジを補正することを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 光ディスクにデータを記録するときのレーザパワーの制御パターンであるライトストラテジを複数記憶するストラテジ記憶手段と、
    本体にセットされた光ディスクのディスク識別情報を読み出す読出し手段と、
    前記ディスク識別情報に基づいて、その光ディスク用のライトストラテジを前記ストラテジ記憶手段から読み出し、このライトストラテジを用いて光ディスクにデータを記録する記録手段と、
    本体にセットされた光ディスクの反り角を測定する反り角測定手段と、
    前記反り角測定手段が測定した反り角に応じて前記記録手段のチルト角を変更するチルト調整手段と、
    を備えた光ディスク記録装置において、
    前記反り角測定手段で測定した光ディスクの反り角と、その反り角に応じたライトストラテジの補正値と、を記憶する補正値記憶手段と、
    光ディスクにデータを記録する前に、光ディスクの記録領域を複数に分割して記録領域毎にその光ディスクの反り角を前記反り角測定手段に測定させ、測定した反り角に応じたライトストラテジの補正値を前記補正値記憶手段から読み出して、記録領域毎にライトストラテジを補正するストラテジ補正手段と、
    ライトストラテジの補正が必要な光ディスクのディスク識別情報を記憶する補正情報記憶手段を備え、
    前記ストラテジ補正手段は、本体にセットされた光ディスクのディスク識別情報が、前記補正情報記憶手段が記憶するディスク識別情報と一致したときに、ライトストラテジを補正することを特徴とする光ディスク記録装置。
  3. 光ディスクにデータを記録するときのレーザパワーの制御パターンであるライトストラテジを複数記憶するストラテジ記憶手段と、
    本体にセットされた光ディスクのディスク識別情報を読み出す読出し手段と、
    前記ディスク識別情報に基づいて、その光ディスク用のライトストラテジを前記ストラテジ記憶手段から読み出し、このライトストラテジを用いて光ディスクにデータを記録する記録手段と、
    本体にセットされた光ディスクの反り角を測定する反り角測定手段と、
    前記反り角測定手段が測定した反り角に応じて前記記録手段のチルト角を変更するチルト調整手段と、
    を備えた光ディスク記録装置において、
    前記反り角測定手段で測定した光ディスクの反り角と、その反り角に応じたライトストラテジの補正値と、を記憶する補正値記憶手段と、
    光ディスクにデータを記録する前に、その光ディスクの反り角を前記反り角測定手段に測定させ、測定した反り角に応じたライトストラテジの補正値を前記補正値記憶手段から読み出してライトストラテジを補正するストラテジ補正手段と、を備えたことを特徴とする光ディスク記録装置。
  4. 前記ストラテジ補正手段は、光ディスクの記録領域を複数に分割して記録領域毎に反り角を前記反り角測定手段に測定させ、記録領域毎にライトストラテジを補正することを特徴とする請求項3に記載の光ディスク記録装置。
  5. 前記読出し手段が読み出したディスク識別情報と、前記反り角測定手段が測定した反り角の値と、を対応付けた測定データを記憶するデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段に蓄積された測定データを分析して、反り角が閾値以上でライトストラテジの補正が必要である光ディスクを選出する判定手段と、を備え、
    前記ストラテジ補正手段は、前記読出し手段が読み出したディスク識別情報が、前記判定手段が選出した光ディスクのディスク識別情報である場合のみ、ライトストラテジを補正することを特徴とする請求項3または4に記載の光ディスク記録装置。
  6. ライトストラテジの補正が必要な光ディスクのディスク識別情報を記憶する補正情報記憶手段を備え、
    前記ストラテジ補正手段は、本体にセットされた光ディスクのディスク識別情報が、前記補正情報記憶手段が記憶するディスク識別情報と一致したときに、ライトストラテジを補正することを特徴とする請求項3または4に記載の光ディスク記録装置。
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