JP2006172578A - ディスク再生装置 - Google Patents

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JP2006172578A JP2004362114A JP2004362114A JP2006172578A JP 2006172578 A JP2006172578 A JP 2006172578A JP 2004362114 A JP2004362114 A JP 2004362114A JP 2004362114 A JP2004362114 A JP 2004362114A JP 2006172578 A JP2006172578 A JP 2006172578A
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Abstract

【課題】円滑な分離・選択動作を阻害せずに選択されたトレイの姿勢を安定的に保持し得るように構成されたオートチェンジャ機構付きのディスク再生装置を提供する。
【解決手段】スロット3から挿入され且つ搬送されたCDを個々に保持する複数のトレイ4と、複数のトレイを積層して支持すると共に積層方向へ移動自在に支持されたトレイベース54と、積層された複数のトレイのうちの一つに選択的に係合してその上下に空間を空けさせるべくトレイの積層方向に直交する向きに進退可能なカム手段(カム溝52・ピン53・ガイドカム56・カム溝57・ピン58)と、選択されたトレイ上のCDを保持して回転させるディスクドライブ装置5と、トレイベース上の最上段のトレイに積層方向についての押圧力を作用させるアッパプレート14及び押圧板15とを有するディスク再生装置において、カム手段のトレイとの係合部の一部を、選択されたトレイとの係合緊密度を変化させる遊動部とし、押圧手段の押圧力が遊動部に伝達されるようにした。
【選択図】図14

Description

本発明は、データ記録ディスクを個々に保持する複数のトレイを積層状態で収容し、且つ任意のトレイを選択的にローディング位置にセットするオートチェンジャ機構を備えたディスク再生装置に関するものである。
積層された複数のトレイのうちの選択した1つのトレイを境にしてトレイ層を上下に分離させ、その空間にディスク駆動用ターンテーブルを進入させ、トレイ上に保持されたコンパクトディスク(以下CDと略称する)をターンテーブル上に載置して再生するように構成されたオートチェンジャ機構付きディスク再生装置が知られている(特許文献1を参照されたい)。
この従来のオートチェンジャ機構は、選択されたトレイのみを係合させるガイド溝が形成され且つ先端が楔形をなす選択トレイ分離カムを備えており、選択されたトレイの下側にカムの先端を差し込んでそこから上側のトレイ群を上昇させ、さらに選択されたトレイのみをガイド溝へ導き、筐体の前面に設けられた挿入口にトレイを整合させるようになっている。
特開2001−101754号公報
しかるに、文献1に記載の技術によると、選択されたトレイは、カムに形成されたガイド溝との係合のみによってその位置が拘束されるようになっている。ここでガイド溝とこれに係合するトレイの係合ピンとの間には、両者の相対移動の円滑性を確保し得る程度のクリアランスが必要であり、このクリアランス内でのトレイの動きを止めることは実質的に不可能である。このため、振動や偏重心によって選択されたトレイが傾斜することがあり、CDの挿入時にトレイにCDが片当たりするなどしてCDに傷が付く恐れがあった。
本発明は、このような不都合が生ずることを解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、円滑な分離・選択動作を阻害せずに選択されたトレイの姿勢を安定的に保持し得るように構成されたオートチェンジャ機構付きのディスク再生装置を提供することにある。
このような課題を解決するため、本発明は、挿入口(スロット3)から挿入されたデータ記録ディスク(CD)を搬送するディスク搬送手段(ディスク搬送機構11)と、搬送されたデータ記録ディスクを個々に保持する複数のトレイ(4)と、複数のトレイを積層して支持すると共に積層方向へ移動自在に支持されたトレイベース(54)と、積層された複数のトレイのうちの一つに選択的に係合してその上下に空間を空けさせるべくトレイの積層方向に直交する向きに進退可能なカム手段(カム溝52・ピン53・ガイドカム56・カム溝57・ピン58)と、選択されたトレイ上のデータ記録ディスクを保持して回転させるディスク駆動手段(ディスクドライブ装置5)と、トレイベース上の最上段のトレイに積層方向についての押圧力を作用させる押圧手段(アッパプレート14・押圧板15)とを有するディスク再生装置において、カム手段のトレイとの係合部の一部が、選択されたトレイとの係合緊密度を変化させる遊動部を備え、押圧手段の押圧力が遊動部に伝達されるようにしてなることを特徴とするものとした。
このような本発明によれば、選択したトレイを分離するカム手段に設けられたガイド溝内の係合ピンに弾発的な押圧力が加わるので、ガイド溝内での係合ピンの摺動を阻害しない程度の適度な遊嵌量を確保した上で、トレイの上下移動を好適に抑制することができる。この結果、振動や偏重心によってトレイの姿勢が変化することがなくなるので、挿入時にCDがトレイに片当たりしたりする不都合を生ぜずに済む。即ち、本発明により、積層された複数のトレイのうちの1つを分離・選択する動作の円滑性を阻害せずに選択されたトレイの安定的な姿勢保持を実現する上に大きな効果を奏することができる。
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
図1、2は、本発明が適用される車載用ディスク再生装置の上面図である。このディスク再生装置1の筐体は、1DINの規格に則って形成されており、その前面パネル2には、直径12cmのCDの挿入に対応し得るスロット3が開口し、筐体内の中央部には、CDを格納保持する複数のトレイ4が積層され、筐体の奥側には、ディスククランパ、ターンテーブル、データ読み取りヘッド及びヘッド駆動モータ等を備えたディスクドライブ装置5が、筐体の底板上に立設された垂直軸(図示せず)に旋回動自在に枢着されている。また筐体の奥側の右隅には、オートチェンジャ機構(後に詳述する)に駆動力を与えるチェンジャ駆動装置6が設けられ、上部には、左右のオートチェンジャ機構7L・7Rを連動させる連動軸8が延設されている。
スロット3の右端には、水平状態のCDの外周部が通過し得る溝を有する固定ガイド部材9が設けられ、各トレイ4の右側端部には、固定ガイド部材9と連携してCDの外周部を案内するガイド部10と、挿入されるCDの逸脱を防止すべくガイド部10の上方を覆う可動ガイド板10aとが設けられている。またトレイ4の左側方におけるスロット3側の隅部には、複数のローラからなるディスク搬送機構11が設けられている。
筐体の天板(図1においては除去されている)の下面には、再生時に搬送機構11をCDと干渉しない位置へ退避させる(図2に示す状態)ための第1レリーズレバー12の中間部が左側に枢着され、同じく再生時に可動ガイド板10aをCDと干渉しない位置へ退避させる(図2に示す状態)ための第2レリーズレバー13の中間部が右側に枢着され、最上段のトレイの上面に重ね合わされたアッパプレート14に下向きの押圧力を作用させる押圧板15の一端が、スロット3側の端縁部に枢着されている。
押圧板15は、その遊端に組み込まれたローラ16をアッパプレート14の上面に常時転動接触させるように、枢軸に巻装された捩りコイルばね(図示せず)によって弾発付勢されている。これにより、多段(例えば6段)に積層されたトレイ4をがたつかないように安定させている。
搬送機構11は、筐体の底板上に固定されたセンタ軸21にそれぞれの一端が枢着され、且つそれぞれの遊端が互いに反対方向へ延出された2つのアーム22・23と、両アーム22・23の遊端に軸支された第1搬送ローラ24及び第2搬送ローラ25と、センタ軸21に枢着された中間ローラ26とを備えている。そして中間ローラ26が第1搬送ローラ24の下方に設置された搬送モータ27の駆動軸とベルト連結され、中間ローラ26と第2搬送ローラ25並びに第1搬送ローラ24とがそれぞれベルト連結されている。これらにより、搬送モータ27の駆動力で中間ローラ26が回転し、この回転に連れて第1、第2搬送ローラ24・25が同時に同一方向へ回転するようになっている。
第1搬送ローラ24は、スロット3に近接配置され、スロット3から挿入されたCDの外周の左側に当接して筐体内へCDを引き込み、且つエジェクト時に筐体内から搬送されたCDを、スロット3外のCDを回収できる位置まで押し出す機能を備えている。また第2搬送ローラ25は、トレイ4の左側方、すなわちトレイ4上に載置されたCDに当接可能な位置に設けられ、この回転により、筐体外から搬送されてきたCDをトレイ4上に載置させ、且つエジェクト時にトレイ4からCDを離脱させる機能を備えている。そして中間ローラ26は、第1搬送ローラ24と第2搬送ローラ25との間でCDの受け渡しを行うガイドとしての機能を備えている。
第1、第2各搬送ローラ24・25を個々に支持する2つのアーム22・23には、センタ軸21に巻装された捩りコイルばね(図示せず)の遊端が係止しており、互いの挟み角を小さくする向きに弾発付勢されている。これにより、第1、第2両搬送ローラ24・25が、CDの外周に向けて弾発付勢されている。なお、自然状態時の両アーム22・23の挟み角は、機械的なストッパ(図示せず)にて図1に示す位置に規定されている。
図3、4は、ディスクドライブ装置5を示している。このディスクドライブ装置5は、上記の通り、所定角度範囲の旋回運動を水平面上で行うように、筐体の底板に固定された垂直軸31に枢着されたキャリアアーム32と、キャリアアーム32上に載置された再生ユニット33とからなっている。そして筐体の奥壁に沿うように位置する待機状態時のディスクドライブ装置5の下方には、ウォーム減速機及びピニオンと平歯車とからなる複数段の減速歯車群34と、減速歯車群34に回転力を伝達してキャリアアーム32を旋回駆動する電動モータ35とが設置されている(図2)。またキャリアアーム32は、筐体の底板の略中心部に固設された係止ポスト36にその遊端側を係合させることにより、再生位置に固定されるようになっている。
キャリアアーム32の上面には、例えばコイルばねをゴム製のブーツでくるんだクッション部材37(一部のみを図示した)を介し、ダイレクトドライブモータを内蔵したターンテーブル38、ターンテーブル38上にCDを挟み付けるディスククランパ39、CDに記録された情報を読み取る光学ヘッド40、光学ヘッド40をCDの径方向に移動させるスクリュー軸41及びヘッド駆動モータ(図示せず)を、共通のフローティングシャシー42上に配設してなる再生ユニット33が載置されている。
ディスククランパ39は、その一端をフローティングシャシー42の旋回中心側に水平軸43をもって枢着されると共に、その他端にディスクセンター押さえ44が設けられており、水平軸43回りに傾動し、ディスクセンター押さえ44をターンテーブル38の上面に接離自在になっている。またディスククランパ39とフローティングシャシー42とは、これらの旋回中心側同士間に張設された引っ張りコイルばね45を介して互いに連結され、ターンテーブル38とディスクセンター押さえ44とを互いに接近させる向きに常時弾発付勢されている。さらにディスククランパ39とフローティングシャシー42とは、ターンテーブル38及びディスクセンター押さえ44が旋回動作時にトレイ4と干渉しないように、図示されないカム機構により、通状は離間状態(図3)に保持されている。
フローティングシャシー42は、図示省略されたロック/アンロック機構を介してキャリアアーム32に連結されており、旋回時にはロックされてキャリアアーム32と一体的に回動し、再生時にはアンロックされてディスクセンタ押さえ44とターンテーブル38との間にCDを挟持した状態(図4)で、クッション部材37によって浮動的に支持されるようになっている。
次にオートチェンジャ機構7L・7Rについて図5、6を参照して詳しく説明する。このオートチェンジャ機構7L・7Rは、例えばラック/ピニオン機構で駆動され、筐体の左右側板内面に進退自在に設けられた一対のスライド板51と、両スライド板51に形成された階段状のカム溝52に係合するピン53が左右の側面に突設されたトレイベース54と、スライド板51の内側にて進退自在に設けられた左右一対の選択トレイ分離カム板55とからなっている。そして6段のトレイ4は、トレイベース54上に積層されている。これにより、スライド板51を進退駆動すると、トレイベース54は前後移動不能なので、トレイベース54の左右側面のピン53がスライド板51の階段状のカム溝52内を移動し、6段のトレイ4を伴ってトレイベース54が昇降移動することとなる。なお、スライド板51とトレイベース54との間には、1組のカム溝52とピン53とが左側に設けられ、前後2組のカム溝52とピン53とが右側に設けられている。
両選択トレイ分離カム板55の内面には、左側に1つの、右側に前後2つの、ガイドカム56がそれぞれ設けられている。これらのガイドカム56は、選択トレイ分離カム板55の内面に一体的に固設された下側カム56Lと、上下方向にのみ僅かな距離を移動可能に選択トレイ分離カム板55の内面に結合された上側カム56Uとからなり、それぞれの前面に楔状のテーパ面TL・TUが形成されている。そしてこれら下側カム56Lと上側カム56Uとの上下の対向面間には、前側の方がより高位とされた上下2段の水平路を傾斜路で繋いだカム溝57が形成されている。
次に、図7〜図13を参照して積層した6段のトレイ4のうちの1つ(例えば下から4段目のトレイ)を選択して分離する過程について説明する。
初期状態にあっては、全トレイが重なった状態でトレイベース54が最下位に下降した位置に待機している(図7)。この状態から、例えば筐体の前面に設けられた操作パネル上で4段目のトレイを選択し、CDの収容(および再生)を指示したとすると、先ず、スライド板51が後退し、ガイドカム56の下側カム56Lの楔状のテーパ面TLの下端に4段目トレイのピン58の下面が整合する分離位置までトレイベース54を上昇させる(図8)。
4段目トレイが分離位置に到達したことが検知されると、スライド板51が停止し、選択トレイ分離カム板55が前進する。すると下側カム56Lのテーパ面TLに4段目トレイのピン58が乗り上げることにより、3段目以下のトレイ群から分離されて4段目以上のトレイ群が更に上昇する(図9)。そして下側カム56Lと上側カム56Uとの間に形成されたカム溝57の上段水平路57aに4段目トレイのピン58が整合すると、4段目トレイのピン58が上段水平路57aに入り込むと同時に、5段目以上のトレイ群は上側カム56Uのテーパ面TUに沿って更に上昇を続ける(図10)。
5段目トレイのピン58が上側カム56Uの最上面に乗上げるところまで前進したところで選択トレイ分離カム板55が停止し、4段目トレイの上下に空間が空く。ここでカム溝57の上段水平路57aは挿入スロット3に整合する位置に設けられているので、挿入スロット3からCDを差し込むと、搬送機構11が起動して4段目トレイ上にCDを搬送する(図11)。
4段目トレイ上にCDが載置されたならば、このままCDを保管する場合は、以上の過程を順に戻して図7に示した初期状態に戻せば良い。また引き続き再生する場合は、操作パネルから再生指示を与えると、ディスクドライブ装置5が4段目トレイの上下の空間内を旋回し、ターンテーブル38とディスクセンター押さえ44との間にCDを挟持する。次いで、更に選択トレイ分離カム板55を前進させると、カム溝57の傾斜路57bを経て下段水平路57cに4段目トレイのみが下降する(図12)。ここで各トレイ4には、再生位置にあるディスクドライブ装置5との干渉を避けて上下移動可能にするための切欠部Nが設けられている(図1・2参照)。
そしてカム溝57の下段水平路57cにて4段目トレイが支持された状態でターンテーブル38を駆動してCDを再生する(図13)。この状態では、4段目トレイはカム溝57の下段水平路57cにてその高さ位置が規定され、3段目以下のトレイ群は下側カム56Lの下面に規制されてその積層状態が保持され、5段目以上のトレイ群は、上側カム56Uの上面とアッパプレート14との間にてその積層状態が保持されている。
さて、各トレイ4は、搬送機構11との干渉を避ける都合上、左側は1つのピン58で、右側は2つのピン58で支持されている(図2参照)。これらは、全てが積層された状態ではその安定性に問題はないが、特に選択されたトレイに着目すると、選択されたトレイは、カム溝57に係合した3点のみで支持されており、その偏重心的な形態から、水平状態を保持し難い。
そこで本発明においては、ガイドカム56の上側カム56Uを、選択トレイ分離カム板55に対して僅かに上下移動可能に構成するものとした。
図14に示すように、上側カム56Uには、側方から見て鉤形をなす孔61が直角三角形の各頂点に開設され、選択トレイ分離カム板55には、前方から見て鉤形をなす突起62が、各孔61に対応する位置に突設されている。
各孔61の縦長の部分に各突起62を突入させた上で上側カム56Uを前方へスライド移動させることにより、各孔61の横長部分の縁に各突起62の垂下片が係合し、選択トレイ分離カム板55に対し、側方への離脱が不能なように上側カム56Uが結合される。ここで選択トレイ分離カム板55と上側カム56Uとの接合面の適所には、選択トレイ分離カム板55と上側カム56Uとを形成している材料自体の弾性で結合する窪み63と突片64とからなる戻り止めが設けられており、上側カム56Uが所定位置に達すると、上側カム56Uの後方へのスライド移動が不能となるようにされている。
この構造により、上側カム56Uは、選択トレイ分離カム板55から分離し得ないが、上下に僅かな距離を変位可能となるようになっている。つまり、下側カム56Lと上側カム56Uとが別体であり、上側カム56Uが上下に僅かに移動可能なため、両者間に形成されたカム溝57の幅が幾分か変化し得る。そして図15に示すように、上側カム56Uには、上側カム56Uの上方にあるアッパプレート14に加わる押圧板15の付勢力Fが伝わるので、カム溝57を通過するピン58には、これの分散荷重f1・f2が加わることとなる。この結果、カム溝57内でのピン58のがたつきが抑制され、振動などによってトレイ4の姿勢が傾くことがなく、CDをトレイ4に載置する時の干渉が防止される。
最上段のトレイ4がカム溝57に入っているときは、図6及び図16に示すように、上側カム56Uにはアッパプレート14の側縁に横向に突設された凸部71が当接することで押圧板15の付勢力Fが加わり、上記と同様にしてカム溝57内での最上段トレイ4のがたつきが抑制される。
本発明が適用されるディスク再生装置の待機状態を示す上面図である。 ディスク再生装置の再生状態を示す上面図である。 ディスク駆動装置の待機状態の側面図である。 ディスク駆動装置のCDを挟持した状態の側面図である。 オートチェンジャ機構の構成を示す斜視図である。 天板が装着された状態のオートチェンジャ機構の斜視図である。 オートチェンジャ機構の初期状態を示す作動説明図である。 オートチェンジャ機構のトレイ選択状態を示す作動説明図である。 選択トレイから上方を切り分けた状態を示す作動説明図である。 選択トレイのみを分離する過程を示す作動説明図である。 選択トレイにCDを搬送する状態を示す作動説明図である。 クランプしたCDからトレイを離脱させる過程を示す作動説明図である。 CDの再生状態を示す作動説明図である。 ガイドカムの構成を示す斜視図である。 分離されたトレイに加わる保持力の説明図である。 最上段のトレイに加わる保持力の説明図である。
符号の説明
3 スロット
4 トレイ
5 ディスクドライブ装置
11 ディスク搬送機構
14 アッパプレート
15 押圧板
52 カム溝
53 ピン
54 トレイベース
56 ガイドカム
57 カム溝
58 ピン
CD コンパクトディスク

Claims (1)

  1. 挿入口から挿入されたデータ記録ディスクを搬送するディスク搬送手段と、搬送されたデータ記録ディスクを個々に保持する複数のトレイと、該複数のトレイを積層して支持すると共に積層方向へ移動自在に支持されたトレイベースと、前記積層された複数のトレイのうちの一つに選択的に係合してその上下に空間を空けさせるべく前記トレイの積層方向に直交する向きに進退可能なカム手段と、前記選択されたトレイ上のデータ記録ディスクを保持して回転させるディスク駆動手段と、前記トレイベース上の最上段のトレイに積層方向についての押圧力を作用させる押圧手段とを有するディスク再生装置であって、
    前記カム手段の前記トレイとの係合部の一部が、前記選択されたトレイとの係合緊密度を変化させる遊動部を備え、
    前記押圧手段の押圧力が前記遊動部に伝達されるようにしてなることを特徴とするディスク再生装置。
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