JP2006167174A

JP2006167174A - ブーツバッグ

Info

Publication number: JP2006167174A
Application number: JP2004364088A
Authority: JP
Inventors: Kenji Nagafune; 謙二長船
Original assignee: Gamakatsu Co Ltd
Current assignee: Gamakatsu Co Ltd
Priority date: 2004-12-16
Filing date: 2004-12-16
Publication date: 2006-06-29
Anticipated expiration: 2024-12-16
Also published as: JP4555064B2

Abstract

【課題】釣り用のブーツ等を収容するブーツバッグにあって、ブーツをバッグに収容した場合、バッグ内に溜まった水がブーツ内に入り込むのを防止するとともに、ブーツ内部に溜まった汚れた水が、ブーツの外側側面に付着してブーツが汚してしまうのを防止することを目的とする。
【解決手段】上方に開口部を形成し、該開口部に蓋体を配置させた構成のブーツ収容部の底板部、あるいは側板の内面部に、ブーツを収容した場合に、ブーツの胴部を底板部から上方に持ち上げ支持する突起を形成したブーツバッグ。
【選択図】図３

Description

この発明は、魚釣り等の際に使用するブーツを収容するバッグの改良に関するものである。

磯釣りや雨天の日に釣りに出かける場合、岩場や濡れている場所で足元が滑るのを防止するため、最近では、靴底に厚いフェルトを貼り付け、フェルト内にスパイクを埋め込んだ構成のブーツを着用するのが普通である。

このようなブーツを履いて釣りを行なう場合、ブーツをバッグに入れて釣り場に携行し、釣りを終えた後は、ブーツをバッグに収容して持ち帰ることになるのであるが、このようなブーツを履いて釣りを終えた場合、靴全体が汚れた水分を多量に含んだ状態となっており、このような状態のブーツをバッグに入れた場合、ブーツの底から滴り落ちた汚れた水がバックの底に溜まり、その水が、ブーツの足入れ口から内部に浸入し、ブーツの内部を濡らし、カビや異臭を発生させる原因となるし、また、ブーツ内部に溜まった汚れた水が、ブーツの外側側面に付着してブーツを汚してしまうことになるのである。

特に、内側に保温材を貼ったブーツの内部に汚れた水が入り込んだ場合、ブーツの内部がいつまでも乾かず、次に着用するときにカビや不愉快な異臭を発しており、不愉快な思いをすることになるのである。

この発明は、魚釣りの際に使用するブーツを入れるためのバッグの改良に関するものであって、バッグにブーツを収容した場合、ブーツの足入れ口をバッグの底板面から持ち上げるための突起部を形成し、バッグの底部に溜まった水がブーツの内部に浸入するのを防止するとともに、ブーツ内部に溜まった汚れた水が、ブーツの外側側面に付着してブーツを汚すのを防止しようとするものである。

上方に開口部を形成し、該開口部に蓋体を配置させた構成のブーツ収容部の底板部、あるいは側板の内面部に、ブーツを収容した場合に、ブーツの胴部を底板部から上方に持ち上げ支持する突起を形成することによって、バッグの底部に溜まった水がブーツの足入れ口からブーツの内部に流れ込むのを防止しようとするものである。

この発明に係るブーツバッグは、ブーツ収容部の底板、あるいは側板の内面部に、ブーツを収容した場合に、ブーツの胴部を支持して底板面から持ち上げるための突起を形成した構成となっているため、内部にブーツを収容した場合に、バッグの底面に流れ出た汚れた水が、ブーツの足入れ口から内部に流れ込むのを防止しでき、内部を乾燥した状態で保持し得るという利点があるのである。

この種のブーツの内部に汚れた水が入り込んだ場合、内部が汚れて不愉快な異臭を発するとともに、内部にカビを発生させて不潔となり、ブーツを履くときに不愉快な思いをすることになるのであるが、この発明に係るブーツバッグの使用により、そのうよなことを防止し得るという利点があるのである。特に、内部に保温材を貼ったブーツの内部に汚れた水が入り込んだ場合、保温材に水がしみ込んで、何時までも湿った状態となるのであるが、このブーツバッグを使用することにより、ブーツの内部を乾燥状態にして保存し得るという利点があるのである。

図面にもとづいて、この発明の実施例を説明すると、ブーツバッグ本体１は、図１乃至図４に示すとおり、一足のブーツを向い合わせた状態にして収容し得る大きに設定した収容部２の上開口部３に蓋体４を配置して開閉可能に形成するとともに、収容部２の底板部５に、ブーツ７ａ・７ｂを向い合わせて収容した場合に、ブーツ７ａ・７ｂの胴部８ａ・８ｂの側部を支持する突起９ａ・９ｂを形成した構成となっているのである。

すなわち、容器２は、防水性のシートで、釣り等に使用するブーツ７ａ・７ｂを向い合わせた状態にして寝かせて配置させ得る底板５の辺部に、ブーツ７ａ・７ｂを納め得る深さとなるように側板１１・・を立設させることによって開口部３を形成し、その開口部３の一辺部３ａに蓋体４の一辺部４ａを縫合して開閉自在に形成するとともに、上縁部にファスナー１０の一方部材１０ａを、蓋体４の縁部にファスナー１０の他方部材１０ｂをそれぞれ縫合し、ファスナー１０の操作により蓋体４の開閉を行ない得る構成となっているのである。

また、容器２の底板部５に配置される突起９ａ・９ｂは、容器２の縦幅の半部程度の幅の弾性樹脂シートを円弧状に折り曲げ、その基部を底板部５の上面部に取り付けた場合、頂点部が容器２の高さの半分程度の位置に達するように形成されており、一方の突起９ａは、容器２の右側板１１との間にブーツ７ｂの甲部を納め得る間隔が形成されるように基部を溶着して取り付けられており、また、他方の突起９ｂは、容器２の左側板１１との間にブーツ７ａの甲部を納め得る間隔が形成されるように基部を溶着して取り付けられた構成となっており、ブーツ７ａ・７ｂを向い合わせにして容器２内に納めた場合、ブーツ７ａの胴部８ａは、突起９ａによって支持され、また、ブーツ７ｂの胴部８ｂは、突起９ｂによって支持された状態となり、ブーツ７ａ・７ｂの足入れ口８ｃは、底板部５から持ち上げられた状態となるように構成されているのである。

上記は、容器２の底板部５に突起９ａ・９ｂを形成し、突起９ａ・９ｂが上方を向いた状態となるように配置した場合の実施例であるが、別実施例として、図５に示す通り、細幅状の弾性樹脂シートを円弧状に折り曲げることによって、突起９ａ・９ｂを形成し、一方の突起９ａの基部を容器２の手前側の側板１１の内側面に溶着固定するとともに、他方の突起９ｂを容器２の向う側の側板１１の内側面に溶着固定し、ブーツ７ａ・７ｂを向い合わせにして納めた場合、ブーツの胴部８ａ・８ｂは、それぞれ突起９ａ・９ｂによって支持され、ブーツ７ａ・７ｂの足入れ口８ｃ・８ｃは、底板部５から持ち上げられた状態となるように構成することも可能である。

また、上記は、手前側と向う側の側板１１の内面に突起９ａ・９ｂを取り付けた場合の実施例であるが、右側の側板１１と左側の側板１１の内面に突起９ａ・９ｂを取り付け、突起９ａ・９ｂによって、ブーツ７ａ・７ｂの胴部を支持させる構成とすることも可能である。

ブーツバッグの全体を示す斜視図である。ブーツバッグの内部構成を示す斜視図である。ブーツバッグへのブーツの収容要領を示す斜視図である。ブーツバッグへのブーツの収容状態を示す斜視図である。ブーツバッグの内部構成を示す斜視図である。

符号の説明

１ブーツバッグ本体
２容器
３開口部
４蓋体
７ａブーツ
７ｂブーツ
９ａ突起
９ｂ突起
１１側板部

Claims

上方に開口部３を形成し、該開口部３に蓋体４を配置させた構成のブーツ収容部２の底板部５に、ブーツ７ａ・７ｂを収容した場合に、ブーツ７ａ・７ｂの胴部８ａ・８ｂを支持する突起９ａ・９ｂを形成したことを特徴とするブーツバッグ。
上方に開口部３を形成し、該開口部３に蓋体４を配置させた構成のブーツ収容部２の側板１１・１１の内面部に、ブーツ７ａ・７ｂを収容した場合に、ブーツ７ａ・７ｂの胴部８ａ・８ｂを支持する突起９ａ・９ｂを形成したことを特徴とするブーツバッグ。