JP2006165699A - 画像符号化装置および画像符号化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単位ブロック毎の符号化処理における処理効率を改善し得る画像符号化装置等を提供する。
【解決手段】 各予測モードに対する評価値算出処理を、符号化対象の単位ブロックより上位の符号化済みの単位ブロックの画素を用いる処理P1と、符号化対象の単位ブロックの左側の符号化済みの単位ブロックの画素を用いる処理P2とを分け、他の単位ブロックの符号化が終了したか否かにかかわらず、実施できる処理(処理P1又は処理P2)から優先して処理する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像の符号化技術に関し、特にH.264/AVC標準の画面内予測符号化方式を用いる画像符号化技術に関する。
近年、AV情報のデジタル化が進み、映像信号をデジタル化して取り扱うことのできる機器等が広く普及しつつある。ところで、映像は膨大な情報量を有するため、記録容量や伝送効率を考慮して情報量を削減しつつ符号化することが一般的である。映像信号の符号化技術としては、「H.264/AVC」という国際規格が定められている。このH.264/AVCでは、同一フレーム内での予測を行う画面内予測符号化方式が導入されている(例えば、非特許文献1、非特許文献2参照)。
H.264/AVCの画面内予測符号化方式のうち、複雑な画像に対して適用される、4×4画素単位の画面内予測符号化(以下「4×4画面内予測」と略称する。)は、16×16画素のマクロブロックを縦横に(4×4)個の単位ブロック(4画素×4画素から構成されるブロック)に分割して符号化を行う(なお、平坦な画像に対して適用される、16×16画素単位の画面内予測符号化を併用する場合もある)。
4×4画面内予測においては、予測方向によって異なる9種類の予測モードがあり、この中からひとつの予測モードを選択して符号化を行う。図8(a)〜(i)は、4×4画面内予測における9種類の予測モードの概要を示す図である。
図9は、従来の4×4画面内予測における処理の概要を示す図である。図9には、各々4×4画素から構成される16個の単位ブロック(図9では、「0」〜「15」のブロック番号が付与されている。)が示されている。図9に示すように、各単位ブロックの符号化の順番は、その単位ブロックより前に符号化した単位ブロックの画素値を参照して上記9種類の予測モードの中から最適な予測モードを選択する関係上、原則としてブロック番号順に行われる。なお、図9においては、便宜上、ブロック番号「0」の単位ブロックを「C」、ブロック番号「1」の単位ブロックを「C+1」等と称する(従って、ブロック番号「15」の単位ブロックは「C+15」と称する)こととする。
具体的には、以下の順序で符号化が行われる。
まず、単位ブロック「C」について、上記9種類の予測モードの中から最適な予測モードを選択(即ち、予測モード0〜8について、評価値である絶対値誤差和を算出し、絶対値誤差和が最小となる予測モードを選択する。)し、選択した予測モードを用いて符号化(即ち、直交変換、量子化、逆量子化、逆直交変換の各処理)を行う。次に、単位ブロック「C+1」について、同様の符号化を行う。以下、上記ブロック番号の順序で符号化を行っていく。
図10は、上記従来の4×4画面内予測における具体的な処理の流れを示したブロック図である。図10では、単位ブロック「C」から単位ブロック「C+15」について、ブロック番号順に各予測モードでの画素の参照、評価値算出および予測モードの選択、さらに上記の直交変換〜逆直交変換の一連の処理が実行され符号化が行われる様子が示されている。
DRAFT ISO/IEC,14496−10:2002(E),"Draft ITU−T Recommendation and Final Draft International Standard of Joint Video Specification "、2003年5月27日 大久保榮監修「インプレス標準教科書シリーズ H.264/AVC教科書」、インプレス ネットビジネスカンパニー、2004年8月11日
しかしながら、4×4画面内予測では、4×4画素という小さなブロック単位で予測を行うため、それぞれのブロックを効率的に符号化することが可能であるが、上記のように、最適な予測モードを選択するためには、9種類の予測モード毎の予測誤差の総和を算出して比較する必要があり、膨大な演算量となることから、符号化処理速度を向上させる上で大きな障害となっている。
このため、上記の処理を並列に処理することも考え得るが、符号化対象の単位ブロックが参照できる画素は符号化済みの画素でなければならないという制約の下、上記のようなブロック番号順に処理を進める必要があるため、並列処理の実効が図れない。
そこで、本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、4×4画面内予測を用いる符号化において、符号化処理速度を向上し得る画像符号化装置および画像符号化方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像符号化装置は、画面内予測を利用して単位ブロック毎に符号化を行う画像符号化装置であって、符号化対象ピクチャを構成する単位ブロックについての予測モードの選択のための評価値を算出し、算出された評価値に基づいて前記単位ブロック毎の予測モードを選択する予測モード選択手段と、選択された前記予測モードを利用して、前記符号化対象ピクチャを前記単位ブロック毎に符号化する画面内符号化手段とを備え、前記予測モード選択手段は、第1の単位ブロックに対する前記評価値の算出の後、前記画面内符号化手段によって当該第1の単位ブロックの符号化が終了する前に、第2の単位ブロックに対する前記評価値の算出を開始することを特徴とする。
これにより、4×4画面内予測符号化処理を並列かつ高効率で行う画像符号化装置を提供することが可能となる。
なお、本発明は、このような画像符号化装置として実現することができるだけでなく、画像符号化装置が備える特徴的な構成手段をステップとする画像符号化方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは云うまでもない。
以上のように、本発明によれば、画面内予測を用いた画像符号化にあたり、予測モードを選択するための評価値算出処理を分割し、さらに並列処理を行うことにより、高効率に符号化を行う画像符号化装置を提供することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る画像符号化装置100の機能構成を示すブロック図である。図1に示される画像符号化装置100は、高効率の符号化処理を実現する画像符号化装置であり、評価値算出部10、符号化方式選択部20、直交変換部30、量子化部40、逆量子化部50、逆直交変換部60、フレームメモリ70、参照画像生成部80およびエントロピー符号化部90を備える。図1に示されるように、画像符号化装置100における直交変換部30、量子化部40、逆量子化部50および逆直交変換部60は、それぞれ少なくとも2系統の同一処理を行い得るDSP(Digital Signal Processor)又は回路等で構成されている。各々の複数の系統のうち、どの系統を使用して処理を行うか(即ち、一連の処理手順)は、予め決めておいてもいいし、動的に決定してもよい。なお、上記直交変換部30〜逆直交変換部60の個々の系統の機能構成は従来と同じであるため、詳細な説明は省略する。
評価値算出部10は、4×4画素で構成される単位ブロック毎に、予め決められた処理手順又は動的に決定した処理手順に基づいて、予測モード0〜8について評価値たる絶対値誤差和(又は二乗誤差和)を算出する。
符号化方式選択部20は、評価部算出部10で算出された評価値に基づいて、単位ブロック毎に最適な予測モードを選択する。より詳細に説明すると、符号化方式選択部20は、単位ブロック毎に予測モード0〜9について算出された評価値(絶対値誤差和など)の比較を行い、この評価値に基づいて(例えば、評価値が最小となる)予測モードを選択する。なお、符号化方式選択部20は、量子化部40において量子化された値に基づいて、予測モードの選択を行うこととしてもよい。
フレームメモリ70は、逆直交変換部60において復号された画像データを記憶する。
参照画像生成部80は、フレームメモリ70に記憶されている画像データを用いて、予め決められた処理手順又は動的に決定した処理手順に従って評価値算出部10における評価値を算出するために必要な参照画像を生成する。
エントロピー符号化部90は、符号化方式選択部20において選択された予測モードを用いて、符号化対象のピクチャについて単位ブロック毎に符号化を行い、ビットストリームを出力する。
次に、上記のように構成される画像符号化装置100の動作について説明する。
図2は、画像符号化装置100の4×4画面内予測における処理の概要を示す図である。なお、参考のため、従来技術における評価値算出処理に着目した場合の処理の順番を示す符番を○内のA1〜A6(なお、図示はしていないが、最後の番号は「A32」である。)として示し、画像符号化装置100における処理の順番を示す符番をB1〜B32として示している。図2では、従来技術と本発明の評価値算出処理で互いに対応するフェーズは並べて示している。つまり、従来技術において符番A3の処理が開始するまでに、本発明の場合は、符番B8の処理を終えていることになる。
図2に示すように、画像符号化装置100では、上記従来技術と異なり、符号化処理は必ずしもブロック番号順に行われない。つまり、評価値算出処理を構成する処理P1および処理P2については、ブロック番号とは無関係に、処理が可能なものから実施していく。
例えば、このマクロブロックについては初期の状態であっても、単位ブロックC、単位ブロックC+1、単位ブロックC+4および単位ブロックC+5については、それぞれの上位の単位ブロックは、既に符号化処理を終えているため、これらの単位ブロックの画素のみを参照する予測モード(例えば、予測モード0、予測モード3、予測モード5および予測モード7)については、評価値を算出することが可能である。同様に、単位ブロックC、単位ブロックC+2、単位ブロックC+8および単位ブロックC+10については、それぞれの左側の単位ブロックが既に符号化処理を終えているため、これらの単位ブロックの画素のみを参照する予測モード(例えば、予測モード1、予測モード6および予測モード8)については、評価値の算出が可能である。
そこで、図2に示すように、各予測モードに対する評価値算出処理のうち、符号化対象の単位ブロックより上位の符号化済みの単位ブロックの画素を用いる処理P1と、符号化対象の単位ブロックの左側の符号化済みの単位ブロックの画素を用いる処理P2とを分け、実施できる処理(処理P1又は処理P2)から優先して処理するように決めた順番を示したのが、図2における○内の数字(即ち、B1〜B32)である。
なお、上記図2に示す○内の符番で示した順番はその一例であり、他に同等の効率的な処理を行い得る処理順もあることは云うまでもない。
図3は、上記図2の処理内容に対応するタイミングチャートである。図3においても、参考のため、上記従来のタイミングチャートを併記している。
図3に示されるように、画像符号化装置100の場合は、上記の処理P1と処理P2とを分離させて可能な処理を優先して実施し、かつ、直交変換部30〜逆直交変換部60を2系統で構成したことにより、高効率の並列処理が可能となる。というのは、符号化処理を単純に2系統で並列に実施した場合(即ち、5つの単位ブロックについて符号化処理を行う場合)に比べ、時間T1だけ早期に処理を終えることができるからである。
図4は、画像符号化装置100における評価値算出処理の手順を動的に決定する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
最初に、符号化対象であるマクロブロックの16×16画素が特定されると(S102)、その左上隅の単位ブロックCについて処理P1〜P7の処理を実行する(S104)。
このあと、単位ブロックC+1〜単位ブロックC+15に対して、処理P1又は処理P2の実行が可能か否かを判断しながら、処理P1、処理P2および処理P3を行っていく(S106〜S128)。
具体的には、単位ブロックC+i(i=1〜15)の4×4画素を特定し(S106)、処理P1が可能な場合は(S110:Yes)、単位ブロックC+iについての処理P1を実行し(S112)、処理P2が可能な場合は(S116:Yes)、単位ブロックC+iについての処理P2を実行する(S118)。
この後、処理P3が可能な場合(即ち、上記処理P1及び処理P2を終えている場合)は(S120:Yes)、単位ブロックC+iについての処理P3を実行する(S122)。
さらに、処理P4〜処理P7までの処理が可能な場合は(S124:Yes)、単位ブロックC+iについての処理P4〜処理P7を実行する(S126)。
以上の処理を、特定したマクロブロックの16の単位ブロック全てについて実行する。
以上のように、本実施の形態に係る画像符号化装置は、符号化処理を並列かつ高効率で行うことを可能とする。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、単位ブロック毎に実施する評価値算出処理を予測モード種類に応じて分割することによって、並列処理の実効性を高めた実施例について説明したが、本実施の形態では、さらに高効率な符号化処理を可能とする実施例について説明する。
図5は、本実施の形態に係る画像符号化装置200の機能構成を示すブロック図である。図5に示される画像符号化装置200は、さらに高効率の符号化処理を実現する画像符号化装置であり、評価値算出部110、符号化方式選択部120、直交変換部30、量子化部40、逆量子化部50、逆直交変換部60、フレームメモリ70、参照画像生成部80およびエントロピー符号化90を備える。
図5に示されるように、画像符号化装置200における評価値算出部110〜逆直交変換部60、及び参照画像生成部180は、それぞれ少なくとも2系統の同一処理を行い得るDSP(Digital Signal Processor)又は回路等で構成されている。したがって、画像符号化装置200は、上記の実施の形態1における画像符号化装置100に比べ、評価値算出部、符号化方式選択部及び参照画像生成部についても複数系統で構成されている。なお、各々の系統のうち、どの系統を使用して処理を行うか(即ち、一連の処理手順)については、上記実施の形態1と同様、予め決めておいてもいいし、動的に決定してもよい。なお、本画像符号化装置200の個々の系統の機能構成は上記画像符号化装置100と同じであるため、詳細な説明は省略する。
図6は、本画像符号化装置200の4×4画面内予測における処理の概要を示す図である。本実施の形態においても、従来技術と同様に、各々4×4画素から構成される16個の単位ブロックで1つのマクロブロックが構成されるものとする。
図6では、上記従来のブロック番号に関係なく、単位ブロックにおける一連の処理(上記の処理P1〜処理P7)を、単位ブロックで完結させながら行う並列処理(以下「並列処理A」という。)を左側に表わし、上記実施の形態1と同様に、処理P1と処理P2とを分離して行う並列処理(以下「並列処理B」という。)をその右側に表している。図6に示すように、右側の並列処理Bでは、処理P1又は処理P2については、処理可能な処理を優先して実行している。
図7は、上記図6の処理内容を時間軸に沿って示したタイミングチャートである。図7には、上記2種類の並列処理(即ち、並列処理A及び並列処理B)のタイミングチャートを併記している。図7に示されるように、本画像符号化装置200の並列処理Bでは、処理P1と処理P2とを分離して可能な処理から実行することにより、時間T2+T3だけ処理の短縮化が可能となり、さらに高効率な並列処理を実現することができる。
なお、画像符号化装置200においても、動的に処理順を決定する処理は、評価値算出部、符号化方式選択部および参照画像生成部が複数系統で構成されている点については考慮する必要があるが、上記実施の形態1の場合と同様の考え方によって実現することが可能である。
以上のように、本実施の形態に係る画像符号化装置は、符号化処理を並列、かつ、極めて高効率で行うことを可能とする。
なお、上記の実施の形態1および2では、評価値算出処理等の順序を動的に決定する実施例について説明したが、予め評価値算出処理等の順序を決めておき、この順序に従って符号化を行うこととしてもよい。
なお、上記の実施の形態における各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。(例えばメモリ以外の機能ブロックが1チップ化されていてもよい。)
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
また、各機能ブロックのうち、符号化または復号化の対象となるデータを格納する手段だけ1チップ化せずに別構成としてもよい。
本発明は、画面内予測方式を用いた画像符号化装置および画像符号化方法に利用が可能である。
実施の形態1における画像符号化装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1における画像符号化装置の4×4画面内予測における処理の概要を示す図である。 上記図2の処理内容に対応するタイミングチャートである。 実施の形態1における画像符号化装置の処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2における画像符号化装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態2における画像符号化装置の4×4画面内予測における処理の概要を示す図である。 上記図6の処理内容に対応するタイミングチャートである。 (a)〜(i)は、4×4画面内予測における9種類の予測モードの概要を示す図である。 従来技術における画像符号化装置の4×4画面内予測における処理の概要を示す図である。 上記図9の処理内容に対応するタイミングチャートである。
符号の説明
10、110 評価値算出部
20、120 符号化方式選択部
30 直交変換部
40 量子化部
50 逆量子化部
60 逆直交変換部
70 フレームメモリ
80、180 参照画像生成
90 エントロピー符号化部
100、200 画像符号化装置

Claims (10)

  1. 画面内予測を利用して単位ブロック毎に符号化を行う画像符号化装置であって、
    符号化対象ピクチャを構成する単位ブロックについての予測モードの選択のための評価値を算出し、算出された評価値に基づいて前記単位ブロック毎の予測モードを選択する予測モード選択手段と、
    選択された前記予測モードを利用して、前記符号化対象ピクチャを前記単位ブロック毎に符号化する画面内符号化手段とを備え、
    前記予測モード選択手段は、第1の単位ブロックに対する前記評価値の算出の後、前記画面内符号化手段によって当該第1の単位ブロックの符号化が終了する前に、第2の単位ブロックに対する前記評価値の算出を開始する
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 前記予測モード選択手段は、
    一部の参照画素を用いる評価値の算出を他の参照画素を用いる評価値の算出よりも先行して実施するための順番を示す情報を取得する算出順序取得部と、
    取得された前記順番を示す情報に基づいて、前記評価値を算出する演算部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 前記画面内符号化手段は、
    前記算出順序取得部において取得された順序を考慮した、符号化を行う順番を示す情報を取得する符号化順序取得部と、
    取得された前記符号化を行う順番を示す情報に基づいて、前記符号化を行う符号化部とを備える
    ことを特徴とする請求項2記載の画像符号化装置。
  4. 前記画面内符号化手段は、既に符号化済みの単位ブロックに隣接する単位ブロックを優先して符号化を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  5. 前記画面内符号化手段は、直交変換処理、量子化処理、逆量子化処理および逆直交変換処理を同時に実行し得るユニットを複数系統有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  6. 前記予測モード選択手段は、前記予測モードの選択を同時に実行し得るユニットを複数系統有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  7. 前記予測モード選択手段は、量子化値によって予測モードを決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  8. 前記予測モード選択手段は、絶対値誤差和又は二乗誤差和を用いて前記評価値を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  9. 画面内予測を利用して単位ブロック毎に符号化を行う画像符号化方法であって、
    符号化対象ピクチャを構成する単位ブロックについての予測モードの選択のための評価値を算出し、算出された評価値に基づいて前記単位ブロック毎の予測モードを選択する予測モード選択ステップと、
    選択された前記予測モードを利用して、前記符号化対象ピクチャを前記単位ブロック毎に符号化する画面内符号化ステップとを含み、
    前記予測モード選択ステップは、第1の単位ブロックに対する前記評価値の算出の後、前記画面内符号化ステップによって当該第1の単位ブロックの符号化が終了する前に、第2の単位ブロックに対する前記評価値の算出を開始する
    ことを特徴とする画像符号化方法。
  10. 画面内予測を利用して単位ブロック毎に符号化を行う画像符号化装置のためのコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、
    符号化対象ピクチャを構成する単位ブロックについての予測モードの選択のための評価値を算出し、算出された評価値に基づいて前記単位ブロック毎の予測モードを選択する予測モード選択ステップと、
    選択された前記予測モードを利用して、前記符号化対象ピクチャを前記単位ブロック毎に符号化する画面内符号化ステップとを含み、
    前記予測モード選択ステップは、第1の単位ブロックに対する前記評価値の算出の後、前記画面内符号化ステップによって当該第1の単位ブロックの符号化が終了する前に、第2の単位ブロックに対する前記評価値の算出を開始する
    ことを特徴とするプログラム。
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