JP2006158893A - ロングパット練習器 - Google Patents

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JP2006158893A JP2004382236A JP2004382236A JP2006158893A JP 2006158893 A JP2006158893 A JP 2006158893A JP 2004382236 A JP2004382236 A JP 2004382236A JP 2004382236 A JP2004382236 A JP 2004382236A JP 2006158893 A JP2006158893 A JP 2006158893A
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Abstract

【課題】 従来のパッティング練習器は一般家屋のスペースからせいぜい3m以下の距離でしかなかった。しかし実際のコースでは数m〜20m以上の距離をファーストパットでカップ0.5m圏内に付けることが重要で、任意の距離数に応じた打ち分けのできる練習用品が望まれていた。
【解決手段】 グリーン上のカップまでの距離計測は 実願2003−003936距離計測機能付パター 等で述べている方法で正確に測れる。また距離に応じたパッティングのテークバック量もパターの振り子理論で求められる。
本発明はプレーヤの身長と目標の距離数を指定してパターを振った場合、パターのヘッドスピード計測値からボール転がり量を算出して、指定距離の許容誤差範囲内に打てたかを表示する機器を提供。またフェルト状マットの中央ラインを高くして正確な方向性を養う等、実践的なロングパットの練習ができる。
【選択図】 図3

Description

ゴルフのパッティングを練習する市販品は家屋のスペースから精々2〜3mのショートパットに限られていた。しかし実際のゴルフ場では3m以上のロングパットが大半を占めており、普段の練習に使える用品が望まれていた。本発明はカップまでの距離数に合せて打つ練習を何時でも何処でも行える有効な手段を提供するものである。
ゴルフのグリーン上でボールからカップまでの距離を精確に計測する手段と、その距離数に合った振り子理論によるパッティング法は既に下記特許・実用新案等で明示されている。
実願2003−003936 距離計測機能付きパター
実願2003−272163 距離計測機能付パター用品
実願2003−272973 距離計測機能付パター
特願2003−436545 多機能付パター
これら実(特)願で述べている振り子理論のパッティング法によれば、カップまでの距離数に合ったパターのテークバック量がプレーヤの身長に応じて分かっている。このテークバック量を基にパターの自重で理論通りに振るにはそれなりの練習が必要になる。
ゴルフのパッティング要領はファーストパットでカップ1m以内に付け、セカンドパットで確実にカップインする精確性にある。1m以内のショートパット練習用品は既に市場にあるが、ファーストパットの例えば30mのロングパットは家庭内で練習が出来ない。計測距離に合わせて所定のテークバック量からパターを振り子のように自重でダウンスイングする感覚の練習手段と、そのスイングで所定の距離までボールが転がるか否かの判断をする手段が無かった。
本発明は上記課題を解決するもので、振り子理論によってテークバック量とボールの転がり量の関係式から、ボールに当る瞬間のパターヘッドのスピードが分かっている。従ってパターヘッド底面に所定幅の薄板状マグネットを貼り、グリーンの模擬マットには磁気センサーとCPU演算処理回路、表示回路、電源等をまとめたユニットを置き、パターヘッドのスピードを検出する。
また振り子理論によってパターの振り下ろす所要時間は、テークバック量に関係なく一定であることも分かっている。従って所要時間の整数倍(推奨2倍)で音もしくは光で上記ユニットがリズムを作り、それに合わせてパッティングの練習をする。
更にボールを打った感触を得る方法として、グリーンに模擬したフェルト状の細長いマット他端には打ったボールを受止める衝撃吸収材を貼った壁を用意し、標的中央には圧力センサーを組み込み、パットの打出し角度確認に使用する。
本発明は普段練習のできないロングパットを距離数に応じて打ち分ける練習を何時でも何処でも出来る為、実際のグリーン上では自信を持ってパッティングに望める。これは前述した特願2003−436545 、国際出願PCT/JP2004/003501 にて説明する「距離計測機能付パター」と共に使用することで、パッティング技術が短時間で飛躍的に向上する相乗効果がある。
第1図で示す様にカップAまでの距離数はプレーヤの身長Lと体型K1、K2によって幾何学的に求められる。即ちグリーン傾斜θ=0の場合、ボールB位置にパター1を吊り下げ、持った腕は伸ばしたままグリップ終端Dをプレーヤの目の高さEに合わせてカップAを覗いた時、目線と交わるグリップ位置Pから距離Xが次式で求まる。
X=(K1・K2・L/DP)−K2・L
ただし K1:目の高さ/身長 K2:腕の長さ/身長
またその距離数に応じたテークバック量は振り子理論によって次の様に求められる。
第2図はパッティング動作を腕とパターを一体にした振り子Rとしてモデル化、テークバックして振り子に蓄えた位置エネルギーの一部は、パッティング後のボールが転がる過程で転がり抵抗と位置エネルギーに消失する。
パター先端の等価重量M、振り子長さR、テークバック量Tとした場合、パターに蓄えられる位置エネルギーはボールBに当たる直前で全て運動エネルギーに変わるものとして、
MV/2g=MR(1−cosβ) β:パターの振上げ角
但し sinβ=T/R、 V:パター速度、 g:重力加速度
ボールに当たった瞬間は運動量保存の法則から
MV=(1−K)MV+mv+ε
但しm:ボール重量、v:ボール初速、K:パター/ボール間の運動量伝達率
ε:ボールの非線形歪み等によるエネルギー損失による運動量
mv≒KMV (ε≒0 量的には少ないので無視する)
初速vを得たボールBはグリーン傾斜角θの所でXだけ転がったとすると、
mv/2g=mμX+mXsinθ 但しμ:グリーン芝の転がり抵抗係数
これらの式からボール転がり量Xとパターのテークバック量Tとの関係は
T=Rsinβ V=2gR(1−cosβ)
但し β=cos−1(1−(m/KM)・(X/R)・(μ+sinθ))
グリーン傾斜角θ=0°の場合のボール転がり量X(cm)に必要な振り子の振上げ角β(°)、テークバック量T(cm)とパターのヘッドスピードV(cm/s)の関係を、身長170cmを例に求めたのが表1である。
Figure 2006158893
ただしパターを軽く握った手は剛体でないため、パターがボールに当る瞬間の運動量の伝達率Kはボール重量とパター重量の比にしている。即ち上記関連式からボールの転がり量はボール重量の要因が消され、他の要因が同じであれば例え卓球ボールでも転がる距離はゴルフボールとほぼ同じである事を意味している。
プレーヤの腕とパターを一体にした振り子の自由振動に基づく周期τは次式で求められる。
τ=2π・(R/g)1/2 g:重力加速度 R:振り子長さ
即ちパッティングの距離数に関係無くパターの自重による振り下ろし時間は常に一定である。身長170cmの場合の振り下ろし時間は周期τの1/4であることから、(τ/4)=0.58秒 を得る。参考まで身長160cm、190cmについては、それぞれ(τ/4)=0.57秒、0.62秒であった。パッティング距離がどのように変化しても、ダウンスイングの所要時間が一定となるリズム感を普段から養っておく必要がある。
本発明の実施例を図に従って具体的に説明する。図3は概観を示しており、芝の抵抗を作り出すフェルト生地のマット2にパター1のヘッドスピードを検出するユニット3とゴルフボールを受止める壁4が置いてある。スピード検出ユニット3は磁気センサー5を組込んだプローブ6があって、このプローブは磁気センサー5と増幅回路部品を実装したフレキシブル基板を柔軟性に富む材質で包み込み、コネクター7でユニット本体3と接続する。壁4は中央部に台形状の突き出しを設けてターゲット8とし、このターゲット正面の横幅ωの間に当ったボールのみがパッティング方向に戻り、それを外れると強制的に両側にはねて側壁4−a、bで止まる。ターゲット先端幅ωを変えることでパッティングの難易度が上がり、正確性の向上に繋がる。側壁4−a、bの最小長さUは斜面に当るボールの最小入射角γから求まる。
U≧(W−ω)×(tanγ+1/tan2γ)/2
ただし W:マット横幅
W=45cm、ω=3cm の場合、多少の安全を考慮して台形の傾斜角γ=25°、側壁の長さU≧33cm が望ましい。
図4はスピード検出ユニット3の概観図を示し、液晶表示器9を中心に電源SW10、身長入力ダイアル11、距離入力ダイアル12、モード切替SW13、リズム兼センサー検出表示用LED14、スピード測定のスタートボタン15を配置したユニット本体3を構成し、磁気センサー5を組込んだ薄型プローブ6がコネクター7で本体に接続されている。
身長入力ダイアル11は例えば150cmから190cmまでを5cm刻みで9箇所のクリック感があるポントを設けてプレーヤの身長指定ができる。また距離入力ダイアル12は例えば11箇所のポイントを設け、1〜10箇所はプレーヤ自身がパッティング距離数の指定用に使い、残り1箇所は検出ユニット自身が2m〜30mまでをランダムに指定する「フリー」が割り当てられている。
クラブヘッドの速度検出は磁気センサー5が1個の場合、パターヘッド底面に貼る薄板マグネット16がヘッド進行方向に対し長さがし、マグネット16の通過で磁気センサーから出力する信号の立上り/立下りの時間差を検出し、その時間差ΔtからヘッドスピードVが求まる。
V=L/Δt
磁気センサー5を2個使用する場合は、センサー間の距離をL′にとってそれぞれの検出信号の立上りから時間差Δtを求め、上記と同様の式でヘッド速度を求める。
V=L′/Δt
磁気センサー5が正常に動作している場合は検出信号をトリガーに一定時間LED14を点灯してプレーヤに知らせる。
身長入力が例えば170cmの場合、距離入力の10ポントは自動的に3m、4m、5m、6m、8m、10m、12m、15.3m、18m、23.3m が割り付けられ、それぞれのダイアル位置で液晶表示器9に「目標ヘッドスピード」と参考値「パット距離数」が表示される。この割り付け距離数は既に特許提案されているPCT/JP2004/003501「距離計測機能付パター」の表示目盛りに合わせており、パッティングの技術向上に相乗効果がある。但し必ずしもこれに限定するものではない。
使い方はモード切替SW13で「パッティング」モードにして、或るパット距離数にプリセットした後に計測開始用のスタートボタン15を押す。その距離数に合わせたパッティング動作からパターヘッドのスピードを検出し、その時の距離換算値が例えば指定距離数から±30cm以内であれば合格を意味する音声を、±30cm以上の誤差があれば不合格を意味する音声をスピーカ17から出力する。
その他の機能として、モード切替SW13にはスライド方式で3箇所の停止位置があり、それぞれ「ヘッドスピード」、「パッティング」、「リズム」の3モードが用意されている。「ヘッドスピード」はパターのみならず、後述する専用マットを使えばアイアン、ドライバーでもヘッドスピードの検出が可能である。
「リズム」はパターのダウンスイングをリズムで覚えるもので、振り子理論から求まる周期τを基にLED14を点灯させ、スピーカ17からリズム音が出力される。例えば身長170cmのプレーヤが任意のテークバック量を振り子の最大振幅にして、左右の最大振幅間をτ/2で振る時の周波数は約52Hz、このリズムでLED14の点灯とスピーカから音を出力し、いかなるパッティング距離数でも同じリズムでスイングする感覚を身に付けるのである。
図5は本発明を横から見たロングパット練習器の概観で、ターゲット8の断面及びプローブ6の収納部18とゴルフボール19及びパターヘッド底面に貼った薄板の磁性体16の位置関係を示している。
プローブ収納部18はフェルト状のマットベースに透明のビニール製袋を取付けたもので、この中にプローブ6を挿入しボール19の間際に設定する。またフェルトの植毛とビニール製袋によってクラブヘッドの直撃からプローブを保護している。
壁4に付設されたターゲット8及び側壁の表面は衝撃吸収材でカバーし、ターゲット内部には圧力センサー20が組込まれて、ターゲット先端部にボールが当った場合のみにセンサーが検出してプレーヤに音声で知らせるものである。また各壁には危険防止のため庇を付けている。
図6はフェルト生地のマット2を上から見た平面図と側面図を示している。ロングパットは正確な方向性が要求されるため、通常の3mマットではあまりにも短すぎる。従ってマット中央部を太鼓状に膨らませ、両サイドに下りの斜面を持つ事で、正確に真中を直進させないと強制的に振り落とされる。この太鼓状の膨らみはフェルト生地背面に例えば伸縮性の富んだ発泡性ポリウレタンの材料で、尾根形状に成型したものを貼り合せている。
尾根の高さは斜面下端から約0.8〜1.6cmで、頂きは幅数cm〜10数cmのフラットな面21を有し、ここから転げ落ちるボールは縁取り22で受止める。この縁取りは植毛生地をマット両脇に縫い合わせたもので、植毛の高さhは中央部の尾根より高くしている。何故ならマットを丸めて収納する際の尾根に過度な力が加わって変形しないようにするためである。
図7は本発明の回路ブロック図を示す。電源SW10が押されるとCPU23が立上り、初期状態の画面データをメモリー24から読取って液晶駆動回路25に出力し、液晶表示器9に表示する。それと同時に音声データもメモリーから読取って音声回路26に出力してスピーカ17から発声する。即ち身長入力ダイアル11の位置、距離入力ダイアル12の位置をインターフェース回路27を介して判別し、モード切替SW13の位置からプレーヤの指定条件を判断し、それに基づいて必要データをメモリーから読取って、プレーヤに次の動作を案内する。
例えば身長170cm、パッティング距離数15m、モードはパッティングと判断されると、液晶画面に「目標ヘッドスピード:125.4cm/S」、「パット距離数(参考値):15m」が画面左半分に表示され、「スタートボタンを押してください」を画面と音声で知らせる。プレーヤがマグネット16を付けたパターをスイングして、磁気センサー5の信号から検出回路28でヘッド通過の時間差Δtを含んだ2信号を検出、CPUでヘッドスピードを算出する。この検出信号を基にCPUはLED14を一定時間点灯して知らせ、演算結果は液晶表示器9に「検出スピード:△△△cm/S」、「パット距離数(参考値):▽▽m」が画面右半分に対比する形で表示する。
パット距離数で数メータの誤差があった場合は「□□mオーバー」と音声で知らせ不合格を意味する音を発生する。もし許容範囲内で例えば30cm以内の場合は「1パット圏内」と音声で知らせ、合格を意味する音と静止画を液晶に出力する。
前述はパット距離数をプリセットして、それに合うヘッドスピードを作る為の動作を練習するものであったが、上級者向けにパット距離数の入力ダイアル12の指定位置を「フリー」にすると、ユニット3自体がランダムに「目標パット距離数」を指定する。これに対して先の手順でパッティング動作をしてヘッド速度を検出、合格の連続回数が規定数に到達すると特別の音楽が出力する仕掛けも容易に出来る。
モード切替SW13がリズムに指定されている場合は、身長入力ダイアルの位置から標準体型に基づく振り子の回転半径を割出して固有振動数を算出。液晶画面には「振り子の長さ:××cm」、「振り下し時間:○○S」、「往復リズム:◇◇Hz」を表示して、パター往復スイングの振幅最大位置で音と光が出力するリズムを作り出す。
モード切替SW13が速度検出に指定されている場合は、スタートボタン15が押されると検出待ちの状態になり、クラブヘッド底面につけたマグネットの通過時間を素早く検出してヘッドスピーを演算し液晶画面に表示する。この場合は検出対象をパターだけでは無くアイアンやドライバーでも良く、特にアイアンとドライバーは家屋の外で計測する事を考え、ハンディタイプの専用マット29が用意されている。
図8は全てのクラブヘッドのスピードを検出するための専用マット29を示す図である。厚さ約1cmのゴム製ベース30にスピード検出ユニット3を固定し、磁気センサー5組込のプローブ6を設置する場所を除くエリアに、比較的背丈が高く硬い植毛生地(人工芝)31を貼り付けてプローブ6にクラブヘッドが直接当るのを回避する。またスイングの目安として右利きには図中左側人工芝31にボールを模した白色の円を描いている。
プローブ6を固定すると共に衝撃保護用にビニール製袋をゴム製ベース30に貼り付け、挿入したプローブはコネクター7でスピード検出ユニット3に接続する。しかしアイアンの場合はボールを直接打ち込むスイングをするため、時にはプローブ6を直撃して破損することも考えられる為、プローブは交換部品として用意されている。
専用マットとスピード検出ユニットをペアで持ち運ぶことができるサイズと重量のため、何時でも何処でも、任意の距離数を打ち分けるパッティングの練習ができる。
カップまでの距離計測値とグリーン傾斜角の関係 振子モデルにおけるテークバック量とグリーン傾斜角の関係 本発明品ロングパット練習器の概観平面図とターゲット形状 クラブヘッドのスピード検出ユニット平面図 本発明品ロングパット練習器の概観断面図 中央部を一定高さに膨らませたフェルト生地のマット平面図と側面図 スピード検出ユニットの回路ブロック図 ポータブルタイプのスピード検出ユニット概観図
符号の説明
1. 距離計測機能付パター
2. フェルト生地のマット
3. ヘッドスピード検出ユニット
4. ターゲット付の壁(正面部)
4−a、b 開閉機構付側壁(右、左)
5. 磁気センサー
6. 磁気センサー組込のプローブ
7. プローブ接続用コネクター
8. 台形状のターゲット
9. 液晶表示器
10. 電源SW
11. 身長入力ダイアル
12. 距離入力ダイアル
13. モード切替SW
14. リズム点灯用LED
15. 計測開始用スタートボタン
16. クラブヘッド底面に貼る薄板マグネット
17. スピーカ
18. マット備付のプローブ収納部
19. ゴルフボール
20. ターゲットに組込の圧力センサー
21. マット中央部の平坦部(尾根の頂き)
22. マット両側に縫合した植毛生地の縁取り
23. CPU
24. メモリー
25. 液晶駆動回路
26. 音声回路(含 スピーカ駆動回路)
27. インターフェース回路
28. 速度検出回路
29. ポ−タブル専用マット
30. 専用マットのゴム製ベース
31. 人工芝

Claims (8)

  1. グリーン芝を模擬したフェルト生地の細長いマットとカップに相当する目標物で構成するパター練習用品において、パッティング位置でパターヘッドのスピードを計測するセンサーを具備したことを特徴とするロングパット練習器。
  2. スピードセンサーはクラブヘッド底面に貼った所定幅の薄板状磁性体を検出する手段と、検出した信号から前記ヘッドスピードを算出する手段と、所定の速度に達しているかの判断手段と、その判断結果をプレーヤに知らせる手段を具備したことを特徴とする請求項1記載のロングパット練習器。
  3. 前記スピードセンサーには身長入力手段とパターのスイングを自重による振り子として求めた固有振動数の周期を算出する手段を具備し、その四分の一周期の整数倍の間隔で音もしくはLEDの光でプレーヤに知らせる事を特徴とした請求項2記載のロングパット練習器。
  4. 前記スピードセンサーの速度検出用プローブはフレキシブル基板に実装された磁気センサーと付属回路が柔軟で薄い非磁性体の絶縁物に覆われ、前記フェルト生地に備付た収納スペースに前記プローブが収まり、前記スピードセンサー本体とはコネクタで接続することを特徴とした請求項2記載のロングパット練習器。
  5. フェルト生地の細長いマット背面に伸縮性に富む素材を貼って、幅中央部を長手方向に厚みを持たせて一定の高さの尾根を作り、前記マット幅両端には前記中央部の尾根の高さ以上の背丈がある植毛生地を帯状に縫合したことを特徴とする請求項1記載のロングパット練習器。
  6. パッティング目標物はフェルト生地のマット幅をカバーする壁を有し、その壁の中央域には台形状の突起部があって、前記台形状の斜面に当ったボ−ルは前記中央壁に付属する開閉自在の側壁に当って止まり、前記突起の中心部に当ったボールのみがパッティング位置方向に戻ることを特徴とした請求項1記載のロングパット練習器。
  7. 前記パッティング目標物には台形の突起中央部に組込んだ圧力センサーによる衝突検出手段を具備し、検出した信号に基づく音声もしくはLEDの光によってプレーヤに知らせる事を特徴とした請求項6記載のロングパット練習器。
  8. スピード検出ユニットとパッティング目標物に組込まれた圧力センサー回路とは電気的に接続し、パット目標距離数に対し適正なヘッドスピードが検出され、しかも前記圧力センサーがボール衝突を検出した場合、ロングパット合格を音声もしくは映像で知らせる手段を具備したことを特徴とする請求項2記載のロングパット練習器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012165810A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Yupiteru Corp ゴルフ支援システム、ゴルフ支援装置及びプログラム
JP2017148412A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 万也 福田 ゴルフショット教示装置

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