JP2006149618A - 薬液を備えたブラシ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部に薬液Lが充填されたエアゾール缶1が用いられ、ブラシ31を備えたブラシ部3と、エアゾール缶1を支持するための支持部2とを備え、上記の支持部2には、上記の薬液Lをエアゾール缶1の噴射口12aから噴射させるための操作機構5を備え、この操作機構5は、使用者によって操作される操作部51と、当該操作部51の動作をエアゾール缶1に伝達するための伝達部52とを備えたものであり、支持部2とブラシ部3との間には、上記エアゾール缶1の噴射口12aから噴射された薬液Lを、ブラシ部3まで導くことのできる導通路4を備え、導通路4には、外気によって薬液Lが乾燥することによる導通路4の詰まりを防止するための閉鎖手段Cが設けられた、薬液を備えたブラシを提供する。
【選択図】 図1
Description
また、外気中に存在する雑菌により、歯磨剤が汚染される恐れもあった。
また、この歯ブラシは、力を入れて歯磨きした場合など、不意に歯磨剤がブラシに供給されてしまう場合があり、歯磨剤の使いすぎとなって不経済であった。
この問題は、歯ブラシに限られたものではなく、ヘアローション、育毛剤、染毛剤を備えたヘアブラシや、洗浄剤を備えた掃除用ブラシなど、薬液を備えたブラシに共通するものであった。
このエアゾール缶1の構造は、従来から種々の用途に用いられている周知のものであって、歯磨剤Lが内部に充填された略円筒形の缶本体11と、缶本体11から突出した中空筒状のものであって、缶本体11に押し込むことにより、内部のバルブ機構が作動し、歯磨剤Lを噴射可能とされたステム部12とを備えたものである。このステム部12の先端には噴射口12aが設けられている。
また、殺虫剤や芳香剤などの用途に供されるエアゾール缶に良く見られるように、ステム部12の噴射口12aを覆う、チップ状の噴射ボタンが取り付けられた状態のエアゾール缶1を使用しても良い。
なお、支持部2は、本実施例のようにエアゾール缶1が露出したもの以外に、エアゾール缶1を囲むケーシングを形成するなどして、エアゾール缶1の全体または一部を収納することのできる収納室を備えたものとしても良い。
なお、歯ブラシ以外のブラシに本願発明を適用する場合にあっては、ブラシ部3を、例えば硬質プラスチック製からなるものとし、ブラシ台32に対してブラシ31を櫛状に、一体に形成したものとしても良い。
本実施例では、この導通路4が支持部2及びブラシ部3の内部に設けられたものであるが、別途チューブ状の導通路4を支持部2の内部に通したものとしても良い。
また、開口部41については、上記のようにブラシ31とブラシ台32とを一体に形成した場合、ブラシ31の先端や側面に設けたものとしても良い。
押圧部材52は、操作レバー51のスライド動作に連動するものであり、ステム部12を缶本体11の側へ押し込むための部材である。本実施例においては、押圧部材52は、上記のようにステム部12が缶本体11に押し込まれる方向に延びる筒状体であり、内部に歯磨剤通過空間52aが貫通している。エアゾール缶1のステム部12における先端部は、この押圧部材52の内面52bに嵌合し、これにより、ステム部12と押圧部材52とは連結されている。
また、操作レバー51と押圧部材52とは、嵌合により一体とされている。
なお、上記のような、押圧部材52によるエアゾール缶1の押圧が解かれると、ステム部12の根元に設けられた復帰用の付勢手段(図示しない)により、ステム部12は缶本体11から突出した状態に自然に復帰し、エアゾール缶1からの歯磨剤Lの噴射が止まる。
この蓋材33は、支持部2に対してスライド可能に支持されたものであり、ブラシ部3のブラシ台座32に設けられた開口部41を覆うことができるように配位される。この蓋材33と上記の操作レバー51とは、連結材6によって一体とされており、操作レバー51と蓋材33とが連動するように連結されている。これにより、操作機構5と閉鎖手段Cとが連動するものとなる。つまり、蓋材33は、エアゾール缶1から歯磨剤Lを噴射させるために、操作レバー51をスライドさせた際において、開口部41が開放され、操作レバー51が元の状態に復帰した際において、開口部41が塞がれるものである。
なお、この蓋材33及び連結材6は、比較的軟質な材料から形成されたものであって、上記のように操作レバー51のスライド動作に応じ、支持部2の側面に対して無理なく沿うものとされている。
なお、本実施例では、操作機構5と閉鎖手段Cとを連動させたものとしたが、閉鎖手段Cを操作するための手段を、操作機構5とは別に設けたものとしても良い。
本実施例においては、ブラシ部3のブラシ台32が、支持部2に対して、前後方向にスライド可能に支持されている。このブラシ台32には、導通路4の一部であるブラシ部側導通路4bが裏側から表側へと貫通するように設けられている。このブラシ部側導通路4bは、同じく導通路4の一部である支持部側導通路4aと一致した際に、歯磨剤Lを通過させることができるものである。
これにより、操作機構5と閉鎖手段Cとが連動する。つまり、ブラシ台32は、エアゾール缶1から歯磨剤Lを噴射させるために、操作レバー51をスライドさせた際において、支持部側導通路4aとブラシ部側導通路4bとが一致することにより導通可能となり、操作レバー51が元の状態に復帰した際において、各導通路4a,4bがずれ、導通不能に分断される。
また、本願発明に係る歯ブラシは、歯磨剤Lがエアゾール缶1に充填されたものであるため、歯磨剤Lを使い切っても、エアゾール缶1を交換するだけで済む。よって、大変使い勝手の良いものである。
11 缶本体
12 ステム部
12a 噴射口
2 支持部
3 ブラシ部
31 ブラシ
32 ブラシ台
33 蓋材
4 導通路
4a 支持部側導通路
4b ブラシ部側導通路
5 操作機構
51 操作部、操作レバー
52 伝達部、押圧部材
6 連結材
7 ストッパー部材
C 閉鎖手段
L 薬液、歯磨剤
Claims (5)
- 内部に流動性を有する薬液(L)が充填されており、当該薬液(L)を缶外に噴射することのできる噴射口(12a)を備えたエアゾール缶(1)が用いられたものであり、
ブラシ(31)を備えたブラシ部(3)と、
エアゾール缶(1)を支持するための支持部(2)とを備え、
上記の支持部(2)には、上記の薬液(L)を噴射口(12a)から噴射させるための操作機構(5)を備え、
この操作機構(5)は、使用者によって操作される操作部(51)と、当該操作部(51)の動作をエアゾール缶(1)に伝達するための伝達部(52)とを備えたものであり、
支持部(2)とブラシ部(3)との間には、上記エアゾール缶(1)の噴射口(12a)から噴射された薬液(L)を、ブラシ部(3)まで導くことのできる導通路(4)を備え、
導通路(4)には、外気によって薬液(L)が乾燥することによる導通路(4)の詰まりを防止するための閉鎖手段(C)が設けられたことを特徴とする、薬液を備えたブラシ。 - 上記の操作機構(5)によって、エアゾール缶(1)から薬液(L)が噴射される際には、閉鎖手段(C)が導通路(4)を開放するものであって、
上記の噴射がされない際には、閉鎖手段(C)が導通路(4)を閉鎖するものであることを特徴とする、請求項1に記載の、薬液を備えたブラシ。 - 上記のエアゾール缶(1)は、薬液(L)が充填された缶本体(11)と、
缶本体(11)から突出したものであって、缶本体(11)に対して移動させることにより、薬液(L)を噴射可能とされた、筒状のステム部(12)を備えたものであって、上記の噴射口(12a)はステム部(12)の先端に設けられたものであり、
上記の操作部(51)は、支持部(2)に対してスライド可能に支持されたものであり、
上記の伝達部(52)は、上記操作部(51)のスライド動作に連動し、ステム部(12)を缶本体(11)の側へと押し込むことが可能なものであり、
上記のブラシ部(3)には、支持部(2)に対してスライド可能に支持された蓋材(33)が設けられており、
この蓋材(33)と上記の操作レバー(51)とは、連結材(6)によって連結されたものであり、
蓋材(33)は、操作レバー(51)の上記スライド動作に連動してスライドされることにより、
ブラシ部(3)に設けられた、導通路(4)の開口部(41)を塞ぐことができる閉鎖手段(C)として機能することを特徴とする、請求項2に記載の、薬液を備えたブラシ。 - 上記のエアゾール缶(1)は、薬液(L)が充填された缶本体(11)と、
缶本体(11)から突出したものであって、缶本体(11)に対して移動させることにより、薬液(L)を噴射可能とされた、筒状のステム部(12)を備えたものであって、上記の噴射口(12a)はステム部(12)の先端に設けられたものであり、
上記の操作部(51)は、支持部(2)に対してスライド可能に支持されたものであり、
上記の伝達部(52)は、上記操作部(51)のスライド動作に連動し、ステム部(12)を缶本体(11)の側へと押し込むことが可能なものであり、
上記のブラシ部(3)には、支持部(2)に対してスライド可能に支持されたブラシ台(32)が設けられており、
このブラシ台(32)と上記の操作レバー(51)とは、連結材(6)によって連結されたものであり、
上記のブラシ(31)は、このブラシ台(32)の表面に、直立するように植えられたものであり、
導通路(4)は、ブラシ台(32)を貫通して設けられたものであり、
ブラシ台(32)は、操作レバー(51)の上記スライド動作に連動してスライドされることにより、支持部側導通路(4a)と、ブラシ部側導通路(4b)とを導通不能に分断できる閉鎖手段(C)として機能することを特徴とする、請求項2に記載の、薬液を備えたブラシ。 - 上記の支持部(2)にストッパー部材(7)が設けられたものであり、
ストッパー部材(7)は、上記の操作レバー(51)をスライド不能とすることにより、導通路(4)が閉鎖された状態で固定できるものであることを特徴とする、請求項3または4に記載の、薬液を備えたブラシ。
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