JP2006140606A - 情報記録再生装置及び録画視聴システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 インターネット網に接続された複数の情報記録再生装置間で協力して放送番組の録画を行うと共に、録画番組の番組名を管理サーバーを介してキーワード検索することで、視聴者が所望する番組を確実に視聴できるようにする。
【解決手段】 管理サーバーは、インターネット網に接続されているハードディスクレコーダに記録されている映像ファイルに対応する番組データを管理すると共に、インターネット網やLAN等に接続されたハードディスクレコーダを有する一般の視聴者からの再生要求があった時に、前記番組データを参照して、当該再生要求により要求された映像ファイルが記録されているハードディスクレコーダのIPアドレスを検索し、このIPアドレスを持つハードディスクレコーダに再生を指示して再生を開始させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 管理サーバーは、インターネット網に接続されているハードディスクレコーダに記録されている映像ファイルに対応する番組データを管理すると共に、インターネット網やLAN等に接続されたハードディスクレコーダを有する一般の視聴者からの再生要求があった時に、前記番組データを参照して、当該再生要求により要求された映像ファイルが記録されているハードディスクレコーダのIPアドレスを検索し、このIPアドレスを持つハードディスクレコーダに再生を指示して再生を開始させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は情報記録再生装置及び録画視聴システムに係り、特に、テレビ放送等の番組内容をハードディスク装置に記録・再生する情報記録再生装置及び録画視聴システムに関する。
従来、テレビ放送等の番組内容を録画する機器としては、VTR(ビデオテープレコーダ)が一般的であったが、最近では大容量のハードディスクを内蔵したハードディスクレコーダが登場している。
このハードディスクレコーダは、外部から入力される映像を、デジタルデータとしてハードディスクに記録させる機能と、このハードディスクに記録されているデジタルデータを読み出して、テレビ装置等の表示装置に表示する機能とを備えた映像記録再生装置である。
このような映像記録再生装置に所望の番組を録画させる手段の1つとして、操作者が装置のそばにいなくても、自動的に録画を行うことができるタイマー録画機能を用いる録画手段がある。
従来のVTRなどでは、録画する番組の日付や時刻等を、操作者の操作によりVTRに入力して予約登録するに際し、操作者の手を煩わさない様々な工夫がなされている。例えば、従来のVTRは、録画する番組の日付や時刻等を、直接的に操作者に入力させて予約登録する手段の他に、日付や時間を所定の規則に従ってGコードと呼ばれる数桁の数字列に予め変換しておき、このGコードを操作者に入力させ、VTR側では、このGコードを日付や時間に変換して予約登録する手段等を備えている。
また、ハードディスクレコーダについては、例えば、特許文献1(特開2000−175141)に開示されているように、EPG(Electronic Program Guide)と呼ばれる電子番組表をインターネットからダウンロードしたり、テレビ放送の電波に重畳して送られた番組データを抽出して、電子番組表をテレビに表示し、視聴者に視認させることにより予約させる機能等を備えている。さらに、操作者が関連するキーワードを登録しておけば、そのキーワードに一致する番組を全て録画する機能を備えたものもある。
また、例えば、特許文献2(特開2004−194255)に開示されているように、予約録画のための代行システムも考案されている。
特開2000−175141号公報
特開2004−194255号公報
しかしながら、上記背景技術で述べた従来の映像記録再生装置にあっては、録画機能が操作者の操作ミスで録画できなくなるという問題点がある。
また、近年は放送チャネル数が増えたので、番組表から逐一探して予約するのでは、もはや限界であるという問題点がある。
さらに、操作者にキーワードを入力させて、このキーワードに一致する番組を全て録画する機能については、番組情報の中に、当該キーワードが入っていなければ録画できないという問題点がある。
また、特許文献1や特許文献2に開示されている予約録画手段では、番組を録画するための巨大なハードディスク装置、及び数多くのユーザーからの同時的な視聴要求負荷に対応して予約録画の処理ができる高性能なサーバーが必要となる。
なお、前述の操作者の操作ミスにしても、或いはシステム上のミスにしても、結果的に予約録画できなかった番組について、その後もどうしても視聴する必要が有る場合は、この番組の再放送を待つか、それとも、この番組と同じ内容のビデオやDVD等の他のメディアが発売されるまで待ち、これらのメディアを購入して視聴しなければならなかった。
また、これらのビデオやDVD等のメディアでの発売がなされない場合は、遂にその番組を観ることができなくなるという問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、インターネット網に接続された他の情報記録再生装置と協力して放送番組の録画を行うと共に、管理サーバーを介して録画された放送番組の番組名をキーワード検索できるようにすることで、視聴者が所望する番組を確実に視聴できるようにする情報記録再生装置を提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、インターネット網に接続された複数の情報記録再生装置間で協力して放送番組の録画を行うと共に、管理サーバーを介して録画された放送番組の番組名をキーワード検索できるようにすることで、視聴者が所望する録画番組を確実に視聴できるようにする録画視聴システムを提供することにある。
本発明に係る情報記録再生装置及び録画視聴システムは、以下の特徴を備えている。
本発明に係る情報記録再生装置は、放送電波を受信する受信手段と、映像データ及び音声データを記憶する記憶手段と、受信信号を映像データ及び音声データに変換して前記記憶手段に保存する保存手段と、前記記憶手段に保存した映像データ及び音声データを読み出して再生する再生手段とを備えた情報記録再生装置において、他の情報記録再生装置の各々と通信回線を介して接続し、通信可能にする通信手段と、前記記憶手段に保存した映像データ及び音声データに対応する番組名を含む放送番組データを、前記通信回線に接続された管理サーバーに送信するデータ送信手段と、視聴すべき番組の番組名を前記管理サーバーに送信し、前記管理サーバーにおいて前記番組名の番組を記録している情報記録再生装置の全てを前記他の情報記録再生装置のうちから検索させると共に、前記管理サーバーから、前記検索された全ての情報記録再生装置の各々のIPアドレスを受信する手段と、前記IPアドレスを有する情報記録再生装置に対してアクセスし、前記視聴すべき番組の番組名を含む視聴要求を送信する手段と、前記IPアドレスを有する情報記録再生装置から送信されてきた映像データ及び音声データを視聴可能に再生する手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る情報記録再生装置は、前記他の情報記録再生装置の1つから視聴要求を受けた時に、前記視聴要求を送信した情報記録再生装置のIPアドレスと前記視聴要求に含まれる放送番組データとを前記管理サーバーに送信し、しかる後に、前記視聴要求に含まれる放送番組データに対応する映像データ及び音声データを、前記視聴要求を送信した情報記録再生装置に送信することを特徴とする。
また、本発明に係る情報記録再生装置は、前記視聴要求の送信先の情報記録再生装置において、電源がオフにされた時に、前記管理サーバーから受信していた前記検索された全ての情報記録再生装置の各々のIPアドレスを参照して他の情報記録再生装置と接続し直し、送信中断した位置から前記映像データ及び音声データを受信することを特徴とする。
また、本発明に係る情報記録再生装置は、前記記憶手段が、視聴者の録画要求による映像ファイルが格納される第1のハードディスク領域と、所定の録画要求による映像ファイルが格納される第2のハードディスク領域を具備すると共に、前記視聴者の録画要求による録画がなされていない時は、前記所定の録画要求に従って、常に前記第2のハードディスク領域に録画をすることを特徴とする。
また、本発明に係る情報記録再生装置は、操作部に、録画予約リスト及び録画済み番組リストを特定の視聴者にのみ開示するためのボタンを備え、前記ボタンが押下され、かつ引き続いて予め登録されているパスワードが入力された時に、前記パスワードに対応する前記録画予約リスト及び録画済み番組リストを表示することを特徴とする。
また、本発明に係る情報記録再生装置は、前記操作部に、前記ボタンが押下された時に点灯する表示ランプを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る情報記録再生装置は、前記表示ランプが、前記ボタンが押下され、かつ引き続いて入力されたパスワードが予め登録されているパスワードと一致する時に、消灯されることを特徴とする。
また、本発明に係る情報記録再生装置は、前記通信回線が、インターネット網、LAN、及びインターネット網を含むLANで構成されているものであることを特徴とする。
また、本発明に係る録画視聴システムは、管理サーバーを少なくとも1つは備えると共に、情報記録再生装置を、複数台備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る録画視聴システムは、前記管理サーバーが、前記視聴要求に含まれる番組名に対応する映像データ及び音声データの視聴に対して発生する料金を計算し、課金できるようにすることを特徴とする。
また、本発明に係る録画視聴システムは、前記管理サーバーの経営主体は、前記課金を徴収する団体と、前記団体が徴収した前記課金による料金を、前記映像データ及び音声データの著作権者に分配する管理団体とを含むことを特徴とする。
以上説明したように、本発明の情報記録再生装置によれば、インターネット網に接続された他の情報記録再生装置と協力して放送番組の録画を行うと共に、管理サーバーを介して録画された放送番組の番組名をキーワード検索できるように構成したので、視聴者が所望する番組を確実に視聴できる。
また、本発明の録画視聴システムは、インターネット網に接続された複数の情報記録再生装置間で協力して放送番組の録画を行うと共に、管理サーバーを介して録画された放送番組の番組名をキーワード検索できるように構成されているので、視聴者が所望する録画番組を確実に視聴できるように機能する録画視聴システムを提供することができる。
以下、本発明の情報記録再生装置及び録画視聴システムの最良の実施形態について、〔第1の実施形態〕、〔第2の実施形態〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報記録再生装置の全体構成を示す構成図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報記録再生装置の全体構成を示す構成図である。
同図において、本実施形態の情報記録再生装置(ハードディスクレコーダ)は、放送電波を受信するアンテナ1と、アンテナ1に入力された放送電波を映像信号と音声信号とに変換して分離するチューナ2と、映像信号をデジタルデータに符号化して圧縮処理すると共に、後記映像表示部5に映像出力信号を出力する映像処理部3と、音声信号をデジタルデータに符号化して圧縮処理する共に、後記音声出力部6に音声出力信号を出力する音声処理部4と、映像処理部3からの映像出力信号を映像にして表示する映像表示部5と、音声処理部4からの音声出力信号を音声として出力する音声出力部6と、インターネット網と接続し、通信可能にする通信インタフェース7と、操作者の操作により指示された指令やデータを入力する操作部8と、デジタル信号で表現された映像データ及び音声データを蓄積保存する記憶装置9と、全体を制御すると共にデータの変換処理を行う制御部10と、を備えて構成される。
映像表示部5は、CRT、液晶、PDP、ELD、有機ELD、SED(Surface−conduction Electron−emitter Display)等により構成することができる。
音声処理部6は、スピーカ、レシーバ等により構成することができる。
通信インタフェース7は、インターネット網の他、LAN等の通信回線に接続することが可能であり、また、通常のプロトコルの他、暗号化データを転送するための暗号化通信プロトコルを備えることができる。
記憶装置9は、ハードディスク等により構成することができる。
以下、本実施形態に係る情報記録再生装置の機能について説明する。
図1に示す情報記録再生装置は、ハードディスク等で構成される記憶装置9を内蔵し、チューナ2から受信した映像信号を、直ちに映像表示部5で表示し、チューナ2から受信した音声信号を、直ちに音声出力部6から音声出力する機能を備えると共に、チューナ2から受信した映像信号及び音声信号を映像データ及び音声データに変換して、記憶装置9に映像・音声データファイルとして保存する機能と、保存した映像・音声データを読み出して再生する機能とを備えたハードディスクレコーダである。
本装置は、後述するインターネット網20(図2に図示)や、LAN等の通信回線を介して、他のハードディスクレコーダと相互に接続されている。
この通信回線には、管理サーバー25(後述する;図2に図示)が接続されている。この管理サーバー25は、インターネット網20やLAN等に接続されているハードディスクレコーダ21〜24(ここでは、「管理サーバー25」に対して「端末装置」と呼ぶ;図2に図示)の各々に記録されている映像ファイルに対応する番組データ(後述する)を管理すると共に、端末装置を使用する一般の視聴者からの再生要求があった時に、この番組データを参照して、当該再生要求により要求された放送番組の映像ファイルが記録されている端末装置のIPアドレスを検索する。その後、管理サーバー25は、このIPアドレスを、前記再生要求を送信してきた視聴者の端末装置に送信する。
前記再生要求を送信した視聴者の端末装置は、このIPアドレスを使用して、このIPアドレスを持つ端末装置にアクセスし、視聴要求を送信して、視聴したい番組の映像データ及び音声データを、このIPアドレスを持つ端末装置から受信する。
一方、視聴要求を受信した端末装置は、要求された番組名に対応する映像データ及び音声データを応答するに先立って、管理サーバー25に対して、視聴要求を送信してきた端末装置のIPアドレスと、これから送信する映像データ及び音声データの番組名またはタイトル名を管理サーバー25に送信する。
なお、管理サーバー25は、この再生された映像・音声データの視聴に対して発生する料金を計算して課金できるようにするものとする。
また、管理サーバー25の経営主体は、再生された映像・音声データを視聴する視聴者から前記課金を徴収する団体と、前記視聴者から支払われる料金を著作権者に分配する管理団体とを含むものとする。
以下、本実施形態に係る情報記録再生装置の動作について説明する。
アンテナ1は、放送電波を受信して信号に変換し、チューナ2に送出する。
チューナ2は、アンテナ1から送出された信号を映像信号と音声信号に変換して分離する。チューナ2によって変換された映像信号は、映像処理部3によって増幅された後、テレビなどの映像表示部5に表示される。また、チューナ2によって変換された音声信号は、音声処理部4によって増幅された後、スピーカなどの音声出力部6にて出力される。さらに映像処理部3に入力された映像信号は、ここでデジタルデータに符号化され、さらに圧縮処理される。また音声処理部4に入力された音声信号は、ここでデジタルデータに変換され、さらに圧縮処理される。デジタルデータに変換された映像データ及び音声データは、制御部10にて扱いやすいよう統合されて記憶装置9に記憶される。
記憶装置9に記憶されたデジタルデータは、制御部10の指示で読み出され、映像データと音声データとに分離されて、映像データは映像処理部3へ、音声データは音声処理部4へと送られる。映像処理部3では、圧縮された映像データが伸張処理され、その後デジタル−アナログ変換されて映像表示部5にて表示される。音声処理部4では、圧縮された音声データが伸張処理され、その後デジタル−アナログ変換されて音声出力部6にて出力される。インターネット網とは通信インタフェース2を介して接続されており、操作者によってなされた操作は、操作部8を介して制御部10に入力される。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る録画視聴システムの全体構成を示す構成図である。
同図に示す録画視聴システムは、本発明の第1の実施形態に係る情報記録再生装置(ハードディスクレコーダ)を含む。
同図において、符号20はインターネット網、符号21〜24は本発明の第1の実施形態に係る情報記録再生装置(図1)の1形態であるハードディスクレコーダ、符号25は管理サーバーを、それぞれ示す。
符号20は、インターネット網の他、LAN等の通信回線であってもよい。また、インターネット網を含むLAN等の通信回線であってもよい。
ハードディスクレコーダ21は、操作者の自宅に設置されている情報記録再生装置であり、インターネット網20に接続されている。このレコーダは、操作者が直接操作できる端末装置である。
また、ハードディスクレコーダ22、ハードディスクレコーダ23、及びハードディスクレコーダ24は、同様にインターネット網20に接続されてはいるが、ハードディスクレコーダ21の操作者からは直接操作できない他者所有のハードディスクレコーダである。
これらインターネット網20に接続されたハードディスクレコーダ22〜24は、例えば、図1に示す記憶装置9に該当するハードディスクの内容が更新された時、若しくは初回の記憶時に、ハードディスクに記憶された映像データ及び音声データに対応する番組名を含む番組情報データを、インターネット網20に接続されている管理サーバー25に送信する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る録画視聴システムにおいて、インターネット網に接続されたハードディスクレコーダから管理サーバーに送られる番組情報データの1例を示し、図3(a)はハードディスクレコーダ21に録画された番組データ、図3(b)はハードディスクレコーダ22に録画された番組データ、図3(c)はハードディスクレコーダ23に録画された番組データ、図3(d)はハードディスクレコーダ24に録画された番組データを、それぞれ示す。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る録画視聴システムにおいて、管理サーバー25が管理する番組データを示し、図4(a)は位置情報を付加した番組データ、図4(b)はキーワード検索された番組データを、それぞれ示す。
管理サーバー25は、ハードディスクレコーダ22〜24から送られてきた番組データ(図3(a),(b),(c),(d))に対して、この送られてきた番組の送り元であるハードディスクレコーダ21〜24の各々の位置情報(IPアドレス)を付加した番組データ(図4(a))を作成し、これを管理する。
ここで、ハードディスクレコーダ21の操作者は、「バトルチェイス」なる番組名で放送された映画を見たいと思っていたが、生憎、この番組を録画をしていなかったものとする。
このような時には、この操作者は、ハードディスクレコーダ21に対して、「バトルチェイス」という単語(キーワード)にて検索を行うことができる。
まず、このキーワードは、ハードディスクレコーダ21に付属の操作機器(図示は省略)から、ハードディスクレコーダ21に入力されて、管理サーバー25に送信される。
管理サーバー25では、管理している番組データ(図4(a))から、この「バトルチェイス」という単語を含む番組データ(行)を抜き出し、これだけを抽出した番組データ(ここでは図4(b)に示す3つの番組名)を新規に作成する。
その後、管理サーバー25は、前記検索要求のあったハードディスクレコーダ21に、この抜き出した番組データを送信する。
ハードディスクレコーダ21の操作者は、この送信された番組データを参照して、「バトルチェイス」なる番組名で放送された映画が録画されているハードディスクレコーダの位置情報(IPアドレス)を知ることができる。よって、この操作者は、このIPアドレスを使用して、インターネット20に接続されているハードディスクレコーダ(ここではハードディスクレコーダ22とする)にアクセスし、「バトルチェイス」なる番組名を含む視聴要求を送信する。
この視聴要求を受信したハードディスクレコーダ22は、要求された番組名の映像データ及び音声データを送信するに先立って、管理サーバー25に接続し、要求された番組名、または、これから送信する映像データ及び音声データのタイトル名と、この番組を要求したハードディスクレコーダ20のIPアドレス(この例では 200.10.143.1)を送信する。
これらの情報は、管理サーバー25において保存される。その後、所定のタイミングで、この情報が取り出されて、映像の受信を行った操作者への料金の徴収と、著作権者への料金の支払いに使用される。
なお、要求された番組名に対応する映像データ及び音声データ自体は、ハードディスクレコーダ22からハードディスクレコーダ21へ直接的に送られる。
近年では、映像データを受信しながら再生させるストリーミングという技術が用いられているが、この技術を使用すれば、受信した端末(ここではハードディスクレコーダ21)側において、受信した映像データ及び音声データが残らないなど、著作権保護の点からもメリットがある。
インターネット網20との接続環境によっては、インターネット網20への接続の速度が異なる。近年、ADSLという技術によって、高速通信が可能で、かつ常時接続されるなど、接続環境が整ってきたが、ADSLは、その性質上、局から遠くなればなるほど通信速度が遅くなる。このような現象は、映像通信を行った時、映像がスムーズに表示されなくなったり、映像の解像度が落ちるといったデメリットとして顕れる。
従って、前述の例では、映画「バトルチェイス」を保存している端末は、3つ有り、即ち、ハードディスクレコーダ22,23,24である。ハードディスクレコーダ21は、映像の受信を行う前に、これら3つのハードディスクレコーダ22〜23と通信を交わし、通信速度を確かめることができる。その結果、最も通信速度の早いハードディスクレコーダから映像データ及び音声データを受信することで、高解像度かつスムーズな映像を楽しむことができる。
また、例えば、最初にIPアドレスが154.12.9.100のハードディスクレコーダ22から映像データ及び音声データを受信していたとする時、電源がオフになった時など、何等かの原因により、このハードディスクレコーダ22からの映像データまたは受信データの受信ができなくなった時は、前述の送信された番組データ(図4(b))を参照し、IPアドレス129.201.133.15のハードディスクレコーダ23に接続し直し、中断した位置から、再び映像データ及び音声データを受信することができる。このハードディスクレコーダ23への切り替えは、ハードディスクレコーダ21において(即ち自動で)行うことができる。
なお、本実施形態に係る情報記録再生装置の操作部の構成例については図6で後述する。
また、本実施形態に係る情報記録再生装置において、複数の操作者の操作により録画される番組の一覧については図7で後述する。
〔第2の実施形態〕
図5は、本発明の第2の実施形態に係る情報記録再生装置の全体構成を示す構成図である。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る情報記録再生装置の全体構成を示す構成図である。
同図に示す本発明の第2の実施形態に係る情報記録再生装置は、本発明の第1の実施形態に係る情報記録再生装置(図1)と比べて、制御部10が制御部30に、操作部8が操作部31に、記憶装置9は記録装置A(32)及び記録装置B(33)に、それぞれ置き代わったものであり、その他の構成要素については、本発明の第1の実施形態に係る情報記録再生装置の構成要素と同じであり、また、本発明の第2の実施形態に係る録画視聴システムの全体構成は、本発明の第1の実施形態に係る録画視聴システムの全体構成と同じであるので、以下では、記憶装置9は記録装置A(32)及び記録装置B(33)の機能を主体にして説明する。
図5において、映像処理部3と音声処理部4によりデジタルに符号化された映像データ及び音声データは、制御部30において、扱いやすいよう統合されて記録装置A(32)または記録装置B(33)に記録される。
記録装置A(32)は、操作者が操作部31に備えられている録画ボタンを押下した時や、同じく操作者が操作部31を操作してタイマー録画予約を行い、録画時刻に達した時に、放送されている映像データ及び音声データが記録される。
記録装置A(32)に記録されている番組は、録画した番組の一覧表示機能により、操作者が、番組内容の一覧を表示させることができる。また、録画されている映像データ及び音声データに対しては、操作者は、再生や、削除といった操作を自由に行うことができる。
しかし、記録装置B(33)に記録されている番組については、通常では、操作者は、録画した番組の一覧表示機能により、番組内容の一覧を表示させることができない。また、録画されている映像データ及び音声データに対しては、操作者は、再生や、削除といった操作を自由に行うことができない。
記録装置B(33)には、例えば、端末装置のシリアル番号など、端末装置(本情報記録再生装置)に対して一意に決定される情報から生成されたチャネルが録画チャネルとして割り当てられている。よって、通常状態においては、記録装置B(33)は、常にこの割り当てられたチャネルの番組を録画している。
管理サーバー25(図2)へは、記録装置A(32)に記録されている番組データと記録装置B(33)に記録されている番組データとを1つに纏めた番組データを送信する。
本実施形態のように、図1に示す第1の実施形態の記憶装置9を、前記の性質が異なる2つの記憶装置(ここでは記録装置A(32)と記録装置B(33))に分割し、その片方(ここでは記録装置B(33))を、常時録画用として使用することにより、マイナーな番組、若しくは誰も積極的に録画しようとはしない番組であっても、この番組を、実際に誰も録画していなかったという状況が発生する確率を低下させることができる。
〔共通の実施形態〕
図6は、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態に係る情報記録再生装置の操作部の1例を示すものである。
図6は、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態に係る情報記録再生装置の操作部の1例を示すものである。
同図において、操作部31の符号50で示す操作パネル面には、映像の記録・再生機能に関わるボタンが配置されている。より具体的には、操作パネル面50には、録画ボタン、再生ボタン、停止ボタンの他巻戻りボタンや早送りボタンなどが配置されている。
また、符号51で示す操作パネル面には、チャネル選択機能に関するボタンが配置されている。より具体的には、操作パネル面51には、数字の1〜12までのボタンが配置されている。これらのボタンは、プライベート機能時のパスワード入力ボタンとしても機能する。
さらに、符号52で示す操作パネル面には、プライベート機能に関わるボタンが配置されている。より具体的には、操作パネル面52には、プライベートAボタン、プライベートBボタン、プライベートCボタン、決定ボタンが配置されている。
なお、操作部31の操作パネル上には、上記ボタンの他、符号53で示すプライベートLEDが配置されている。
以下、操作者A,B,Cの3者がこの操作部31の操作パネル面50,51及び52を操作する操作例について説明する。
まず、操作者Aは、ハードディスクレコーダ本体の使用時、操作パネル面52上のプライベートボタンAを押下する。これにより、プライベートLED(53)が点灯し、操作者Aは、自己のパスワードの入力待ちであることを知る。引き続き、操作者Aによって正しいパスワードが入力されると、プライベートLED(53)は消灯し、操作者Aは自己のパスワードが正しく入力できたことを確認できる。その後、操作者Aは、この操作部31を介して、録画や、予約録画等の操作を行うことができる。
同様に、操作者B、操作者Cは、それぞれ操作パネル面52上のプライベートボタンB、プライベートボタンCを押下し、同様のパスワード入力操作と、録画や、予約録画等の操作を行う。
図7は、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態に係る情報記録再生装置において、複数の操作者の操作により録画される番組の一覧を示すものであり、図7(a)は操作者Aにより、図7(b)は操作者Bにより、図7(c)は操作者Cにより、それぞれ録画される番組の一覧を示す。
同図に示すように、同一のハードディスクレコーダであっても、それぞれ異なった番組を録画することができる。操作者A,B,Cは、それぞれ自分で操作して録画した映像データ及び音声データのみを視聴することが可能であり、また、削除などの映像データ及び音声データへの操作についても、自分で操作して録画した映像データ及び音声データに対してのみ行うことができる。このような映像データ及び音声データと操作者との対応は、各操作者が入力した前述のパスワードにより、とることができる。また、前述のパスワードに対応する録画予約リスト及び録画済み番組リストを表示することができる。
1 アンテナ
2 チューナ
3 映像処理部
4 音声処理部
5 映像表示部
6 音声出力部
7 通信インタフェース
8,31 操作部
9 記憶装置
10,30 制御部
20 インターネット網
21〜24 ハードディスクレコーダ
25 管理サーバー
32 記憶装置A
33 記憶装置B
50 操作パネル面(再生・録画操作ボタン類)
51 操作パネル面(数字ボタン類)
52 操作パネル面(プライベートボタン類)
53 プライベートLED
2 チューナ
3 映像処理部
4 音声処理部
5 映像表示部
6 音声出力部
7 通信インタフェース
8,31 操作部
9 記憶装置
10,30 制御部
20 インターネット網
21〜24 ハードディスクレコーダ
25 管理サーバー
32 記憶装置A
33 記憶装置B
50 操作パネル面(再生・録画操作ボタン類)
51 操作パネル面(数字ボタン類)
52 操作パネル面(プライベートボタン類)
53 プライベートLED
Claims (12)
- 放送電波を受信する受信手段と、映像データ及び音声データを記憶する記憶手段と、受信信号を映像データ及び音声データに変換して前記記憶手段に保存する保存手段と、前記記憶手段に保存した映像データ及び音声データを読み出して再生する再生手段とを備えた情報記録再生装置において、
他の情報記録再生装置の各々と通信回線を介して接続し、通信可能にする通信手段と、
前記記憶手段に保存した映像データ及び音声データに対応する番組名を含む放送番組データを、前記通信回線に接続された管理サーバーに送信するデータ送信手段と、
視聴すべき番組の番組名を前記管理サーバーに送信し、前記管理サーバーにおいて前記番組名の番組を記録している情報記録再生装置の全てを前記他の情報記録再生装置のうちから検索させると共に、前記管理サーバーから、前記検索された全ての情報記録再生装置の各々のIPアドレスを受信する手段と、
前記IPアドレスを有する情報記録再生装置に対してアクセスし、前記視聴すべき番組の番組名を含む視聴要求を送信する手段と、
前記IPアドレスを有する情報記録再生装置から送信されてきた映像データ及び音声データを視聴可能に再生する手段と、
を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 前記他の情報記録再生装置の1つから視聴要求を受けた時に、前記視聴要求を送信した情報記録再生装置のIPアドレスと前記視聴要求に含まれる放送番組データとを前記管理サーバーに送信し、しかる後に、前記視聴要求に含まれる放送番組データに対応する映像データ及び音声データを、前記視聴要求を送信した情報記録再生装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
- 前記視聴要求の送信先の情報記録再生装置において、電源がオフにされた時に、前記管理サーバーから受信していた前記検索された全ての情報記録再生装置の各々のIPアドレスを参照して他の情報記録再生装置と接続し直し、送信中断した位置から前記映像データ及び音声データを受信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報記録再生装置。
- 前記管理サーバーから受信した1以上の前記IPアドレスの各々に対応する各々の情報記録再生装置にアクセスすることにより、通信速度の最も速い情報記録再生装置を選択すると共に、当該選択された情報記録再生装置に対して、前記視聴すべき番組の放送番組データを含む前記視聴要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
- 前記記憶手段は、視聴者の録画要求による映像ファイルが格納される第1のハードディスク領域と、所定の録画要求による映像ファイルが格納される第2のハードディスク領域を具備すると共に、前記視聴者の録画要求による録画がなされていない時は、前記所定の録画要求に従って、常に前記第2のハードディスク領域に録画をすることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
- 操作部に、録画予約リスト及び録画済み番組リストを特定の視聴者にのみ開示するためのボタンを備え、前記ボタンが押下され、かつ引き続いて予め登録されているパスワードが入力された時に、前記パスワードに対応する前記録画予約リスト及び録画済み番組リストを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
- 前記操作部に、前記ボタンが押下された時に点灯する表示ランプを備えたことを特徴とする請求項6に記載の情報記録再生装置。
- 前記表示ランプは、前記ボタンが押下され、かつ引き続いて入力されたパスワードが予め登録されているパスワードと一致する時に、消灯されることを特徴とする請求項7に記載の情報記録再生装置。
- 前記通信回線は、インターネット網、LAN、及びインターネット網を含むLANで構成されているものであることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の情報記録再生装置。
- 請求項1乃至9に記載の管理サーバーを少なくとも1つは備えると共に、請求項1から請求項9に記載の情報記録再生装置を、複数台備えたことを特徴とする録画視聴システム。
- 前記管理サーバーは、前記視聴要求に含まれる番組名に対応する映像データ及び音声データの視聴に対して発生する料金を計算し、課金できるようにすることを特徴とする請求項10に記載の録画視聴システム。
- 前記管理サーバーの経営主体は、前記課金を徴収する団体と、前記団体が徴収した前記課金による料金を、前記映像データ及び音声データの著作権者に分配する管理団体とを含むことを特徴とする請求項11に記載の録画視聴システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004326610A JP2006140606A (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 情報記録再生装置及び録画視聴システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004326610A JP2006140606A (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 情報記録再生装置及び録画視聴システム |
Publications (1)
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ID=36621120
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006140606A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008167275A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Sharp Corp | 情報表示システムおよび情報表示方法 |
JP2012175398A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Funai Electric Co Ltd | 録画装置 |
-
2004
- 2004-11-10 JP JP2004326610A patent/JP2006140606A/ja active Pending
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