JP2006139535A - 移動通信端末装置 - Google Patents

移動通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006139535A
JP2006139535A JP2004328458A JP2004328458A JP2006139535A JP 2006139535 A JP2006139535 A JP 2006139535A JP 2004328458 A JP2004328458 A JP 2004328458A JP 2004328458 A JP2004328458 A JP 2004328458A JP 2006139535 A JP2006139535 A JP 2006139535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
playback
fragment
unit
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004328458A
Other languages
English (en)
Inventor
Natsuki Nose
夏樹 野瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004328458A priority Critical patent/JP2006139535A/ja
Publication of JP2006139535A publication Critical patent/JP2006139535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 複雑な処理を行うことなく、ストリーミング再生が中止された時点までの部分コンテンツを新たなコンテンツとして作成する移動通信端末装置を提供する。
【解決手段】 コンテンツを受信して、受信されたコンテンツを記憶し(ステップS16b)、かつ、受信されたコンテンツのストリーミング再生を開始し(ステップS16d)、その再生が中止された場合(ステップS16eの「指示あり」)、記憶されたコンテンツの再生時間長を上記再生が開始されてから中止されるまでの時間で更新する(ステップS16g)。
【選択図】 図7

Description

本発明は、移動通信端末装置に係り、特にコンテンツの一部を取り出して、新たなコンテンツとする編集処理に関する。
移動通信端末装置がコンテンツを受信して、再生する処理が知られている。ここで、コンテンツとは、MPEG−4方式などの方式によって符号化された映像情報や、AAC(Advanced Audio Coding)方式などの方式によって符号化された音声情報、更には、テロップとして用いられる文字情報などの時系列情報からなるマルチメディア情報が、例えば、MP4方式などの方式によって符号化された情報である。
移動通信端末装置は、1つのコンテンツの全ての受信を待ってそのコンテンツを再生することなく、コンテンツ冒頭の所定の情報量を受信した際にコンテンツの再生を開始する。そして、その再生開始以降、コンテンツの受信とコンテンツの再生とを並列して行う(以後、この再生をストリーミング再生と称する。)。ここで、コンテンツの冒頭にはそのコンテンツの再生時間長などを含むヘッダ部が付加されており、ヘッダ部全てを受信した上で所定の情報量を受信する迄は、コンテンツのストリーミング再生を開始することができない。
そこで、コンテンツを所定の再生時間長(例えば、15秒。)ごとに分割し、分割されたコンテンツ(以後、フラグメントと称する。)毎にヘッダ部とデータ部とを有する形式とすることが、例えば、ISO/IEC規格(ISO/IEC FDIS 14496-12, Information Technology - Coding of Audio-visual Objects - Part 12, ISO Base Media File Format, 2003)に開示されている。
コンテンツをこのフラグメント形式とすることにより、コンテンツ全体のヘッダ部の受信をすることなく、第1のフラグメントのヘッダ部を受信した上で所定の情報量を受信した際に、そのコンテンツの再生を開始できるため、コンテンツの受信の開始からそのコンテンツのストリーミング再生開始までの時間を短縮することができる。
一方、移動通信端末装置がコンテンツのストリーミング再生中に使用者によって再生の中止が指示された場合、移動通信端末装置は、再生が中止された時点までの部分コンテンツを新たなコンテンツとして作成することが考えられている(例えば、非特許文献1参照。)。
秋元智、他4名、「モバイル機器向けマルチメディア処理LSIを用いた記録再生機能の実現」、2004年総合大会予稿、電子情報通信学会、平成16年3月、B−15−42
しかしながら、上述した非特許文献1に開示されている方法では、新たなコンテンツの作成のために、ストリーミング再生されていたコンテンツのフラグメントのヘッダ部及びデータ部を変形する複雑な処理が避けられない問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、複雑な処理を行うことなく、ストリーミング再生が中止された時点までの部分コンテンツを新たなコンテンツとして作成する移動通信端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の移動通信端末装置は、少なくとも1つのフラグメントがコンテンツ全体の再生時間を有する複数のフラグメントを含むコンテンツを前記フラグメント単位で受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたフラグメントを記憶する記憶手段と、前記受信手段によって受信されたフラグメントを再生する再生手段と、前記再生手段が再生の中止要求を受信すると、前記再生手段によって中止されるまでに再生されたコンテンツの新たな再生時間を求め、前記フラグメントが有するコンテンツ全体の再生時間を、新たな再生時間で書き換える編集手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツの再生時間長の更新記憶によって、複雑な処理を行うことなく、ストリーミング再生が中止された時点までの部分コンテンツを新たなコンテンツとして作成する移動通信端末装置を提供することができる。
以下に、本発明による移動通信端末装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図である。
この移動通信端末装置は、装置全体の制御を行う制御部11と、基地局(図示せず)との間で電波の送受信を行うアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、スピーカ14aと、マイクロフォン14bと、通話部14cと、入力装置15と、ストリーミング再生部16と、仮コンテンツ記憶部21と、復号部31と、表示部32と、スピーカ33と、コンテンツ記憶部41と、記憶コンテンツ再生部51とからなる。
ここで、移動通信端末装置を構成する各部の動作について説明する。
通信部12bは、アンテナ12aが受信した高周波信号を送受信部13へ出力し、送受信部13から出力される高周波信号をアンテナ12aを介して送信する。送受信部13は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換、及び復調し、それによって得られたデジタル音声信号を通話部14cに、コンテンツ信号をストリーミング再生部16に、また、制御信号を制御部11に送る。また、通話部14cから出力されるデジタル音声信号、及び制御部11から出力される制御信号を変調、周波数変換、及び増幅して高周波信号を得、それを通信部12bに送る。
通話部14cは、送受信部13から出力されるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅してスピーカ14aに送る。更に、マイクロフォン14bから出力される音声信号を増幅し、それをデジタル音声信号に変換して送受信部13に送信する。
入力装置15は、通信相手の電話番号を入力するための数字キーと複数の機能キーとを含むキーからなる。この入力装置15のキーが操作されると、そのキーの識別子が制御部11に通知され、制御部11によって、表示部32に文字などのキャラクターとして表示され、また、識別子に対応した機能に基づく制御が行われる。
コンテンツのストリーミング再生を行うストリーミング再生部16の動作と、復号部31の動作と、記憶されたコンテンツの再生を行う記憶コンテンツ再生部51の動作との詳細は、後ほど説明する。
仮コンテンツ記憶部21には、仮コンテンツ21aが記憶される。図2は、仮コンテンツ記憶部21に記憶される仮コンテンツ21aの形式の一例を示す。後述するように、仮コンテンツ21aは、移動通信端末装置によって受信されたコンテンツが格納されたものであり、コンテンツの受信が進むにつれて増大していく。図2に示す仮コンテンツ21aの形式は、1つのコンテンツの全てを受信した際の形式である。
仮コンテンツ21aは、第1のフラグメント21b1と、第2のフラグメント21b2と、…、第nのフラグメント21bnと、インデックス部21bzとからなる。これらの第1〜第nのフラグメント21b1〜21bnは、所定の再生時間長、例えば、15秒のコンテンツであって、この順に続けて再生されることによって仮コンテンツ21aの全てが再生されるものである。なお、最後のフラグメントである第nのフラグメント21bnは、仮コンテンツ21aの再生時間長に依存して、上記所定の再生時間長未満の再生時間長のコンテンツであっても良い。
図3は、第1のフラグメント21b1の形式の一例を示す。第1のフラグメント21b1は、ヘッダ部21c1と、データ部21d1とからなる。第1のフラグメント21b1のヘッダ部21c1は、識別子21e1と、符号化方式21f1と、再生時間長21g1と、データ部大きさ21h1と、チャンクアドレス21i1とからなる。
識別子21e1は、仮コンテンツ21aを識別する情報である。符号化方式21f1は、仮コンテンツ21aの符号化の方式であって、例えば、仮コンテンツ21aの映像情報はMPEG−4方式によって符号化されており、また、音声情報はAAC方式によって符号化されていることが記憶される。更に、映像の画面サイズ、ビットレートや音声のサンプリング周波数、ビットレートなどの情報も記憶される。
再生時間長21g1は、仮コンテンツ21aの全てを通常の再生速度で再生する際の再生時間である。データ部大きさ21h1は、第1のフラグメント21b1のデータ部21d1の大きさである。後述するようにデータ部21d1はチャンクと称されるブロックからなり、チャンクアドレス21i1は、それらのチャンクのアドレスであって、コンテンツ先頭からのバイトオフセットである。
第1のフラグメント21b1のデータ部21d1は、第1の映像チャンク21j11と、第1の音声チャンク21k11と、第2の映像チャンク21j12と、第2の音声チャンク21k12と、…、第pの映像チャンク21j1pと、第pの音声チャンク21k1pとからなる。
第1の映像チャンク21j11は、符号化方式21f1によって示される方式によって符号化された映像フレーム(以後、符号化されたフレームをサンプルと称する。)の列であって、所定の時間、例えば、1秒分の映像情報である。ここで、映像サンプルは、所定の時間に渡って継続して再生される。そして、この第1の映像チャンク21j11の映像サンプルの列は、第1のフラグメント21b1が再生される際、第1に再生されるものである。
第1の音声チャンク21k11は、符号化方式21f1によって示される方式によって符号化された音声サンプルの列であり、第1の映像チャンク21j11が再生される際に映像と同期して再生されるものである。ここで、音声サンプルは、所定の時間幅の音声情報である。
第mの映像チャンク21j1m(2≦m≦p)は、第1の映像チャンク21j11と同じく、符号化方式21f1によって示される方式によって符号化された所定の再生時間長の映像サンプルの列からなる。そして、この映像サンプルの列は、第m−1の映像チャンク21j1m−1が再生された後に続いて再生されるものである。第mの音声チャンク21k1m(2≦m≦p)は、符号化方式21f1によって示される方式によって符号化された音声サンプルの列であり、第mの映像チャンク21j1mが再生される際に映像と同期して再生されるものである。
図4は、仮コンテンツ21aの第mのフラグメント21bm(2≦m≦n)の形式の一例を示す。第mのフラグメント21bmは、ヘッダ部21cmと、データ部21dmとからなる。第mのフラグメント21bmのヘッダ部21cmは、データ部大きさ21hmと、チャンクアドレス21imとからなる。データ部大きさ21hmは、第mのフラグメント21bmのデータ部21dmの大きさである。チャンクアドレス21imは、後述するように、データ部21dmはチャンクからなり、それらのチャンクのアドレスである。
第mのフラグメント21bmのデータ部21dmは、第1の映像チャンク21jm1と、第1の音声チャンク21km1と、第2の映像チャンク21jm2と、第2の音声チャンク21km2と、…、第pの映像チャンク21jmpと、第pの音声チャンク21kmpとからなる。これらのチャンクは、第1のフラグメント21b1のデータ部21d1のチャンクと同じ形式の情報であり、説明を省略する。
図5は、仮コンテンツ21aのインデックス部21bzの形式の一例を示す。インデックス部21bzは、識別情報21mと、フラグメントアドレス21nと、チャンク番号21oと、サンプル番号21pとからなる情報の組からなる。この組の数は、仮コンテンツ21aに含まれるフレーム内符号化された映像サンプル(以後、フレーム内符号化された映像サンプルを同期サンプルと称する。)の数であるが、これに限るものではない。短い時間間隔(例えば、数秒未満の間隔)で現れる同期サンプルについては、上記情報の組を記憶しなくとも良い。
そして、識別情報21mは、同期サンプルを識別する情報である。フラグメントアドレス21nは、識別情報21mによって識別される同期サンプルが含まれている、第1〜第nのフラグメント21b1〜21bnのいずれかのフラグメントのアドレスである。
チャンク番号21oは、フラグメントアドレス21nで識別されるフラグメント(例えば、第mのフラグメント21bmとする。)の第1〜第pの映像チャンク21jm1〜21jmpの中で何番目のチャンクに上記同期サンプルが含まれているかを示す。サンプル番号21pは、チャンク番号21oで識別される映像チャンクの中で、上記同期サンプルが何番目のサンプルであるかを示す。
更に、仮コンテンツ21aのインデックス部21bzは、任意の符号化された音声サンプルについても上記情報の組を記憶しても良い。音声サンプルについての情報の組については、識別情報21mは、その音声サンプルを識別する情報である。フラグメントアドレス21nは、識別情報21mによって識別される音声サンプルが含まれている、第1〜第nのフラグメント21b1〜21bnのいずれかのフラグメントのアドレスである。
チャンク番号21oは、フラグメントアドレス21nで識別されるフラグメント(例えば、第mのフラグメント21bmとする。)の第1〜第pの音声チャンク21km1〜21kmpの中で何番目のチャンクに上記音声サンプルが含まれているかを示す。サンプル番号21pは、チャンク番号21oで識別される音声チャンクの中で、上記音声サンプルが何番目のサンプルであるかを示す。
なお、インデックス部21bzの情報の組は、上記説明した情報以外の情報を含んでいても良い。例えば、仮コンテンツ21aの再生が開始されてから、識別情報21mによって識別される同期サンプルまたは音声サンプルが再生されるまでの時間を含んでいても良い。
既に述べたように、以上説明した仮コンテンツ21aの形式は、1つのコンテンツの全てが受信された際の形式である。コンテンツの受信の途中においては、仮コンテンツ21aは、第1のフラグメント21b1から順に、第2のフラグメント21b2、…、第nのフラグメント21bn、インデックス部21bzを含むように増大していく。また、後述するように、1つのコンテンツの全てが受信される前に受信が中止された際には、仮コンテンツ21aの一部が更新記憶される。
コンテンツ記憶部41には、コンテンツ41aが記憶される。図6は、コンテンツ記憶部41に記憶されるコンテンツ41aの形式の一例を示す。
コンテンツ41aは、第1のフラグメント41b1と、第2のフラグメント41b2と、…、第rのフラグメント41brと、インデックス部41bzとからなる。これらの第1〜第rのフラグメント41b1〜41br及びインデックス部41bzは、1つのコンテンツの全てが受信された際の仮コンテンツ21aの第1〜第nのフラグメント21b1〜21bn及びインデックス部21bzと同じ形式の情報であり、説明を省略する。
次に、ストリーミング再生部16による再生動作について説明する。
ストリーミング再生部16は、コンテンツのストリーミング再生、即ち、コンテンツを受信しつつ、そのコンテンツの再生を行う装置である。そして、その再生が中止された場合、そのコンテンツの編集を行う装置である。図7は、ストリーミング再生部16の動作のフローチャートを示す。ストリーミング再生部16は、入力装置15の所定のキー操作によって制御部11が起動することにより動作を開始する(ステップS16a)。
そして、ストリーミング再生部16は、入力装置15の所定のキー操作によって指定されたコンテンツ、または、コンテンツサーバ装置(図示せず)からその装置に記憶されたコンテンツ一覧を受信してその一覧を表示し、表示されたコンテンツの中から入力装置15の所定のキー操作によって選択されたコンテンツを、コンテンツサーバ装置から受信することを開始する。
ここで、上記コンテンツは、仮コンテンツ21aの形式の説明で述べた、フラグメント形式である。ストリーミング再生部16は、受信されたコンテンツを、受信の都度、仮コンテンツ記憶部21に仮コンテンツ21aとして格納する(ステップS16b)。
仮コンテンツ記憶部21に記憶された仮コンテンツ21aの情報量を調べ(ステップS16c)、その情報量が所定量以上に記憶されていない場合、ストリーミング再生部16は、所定の時間待って、ステップS16cの仮コンテンツ21aの情報量を調べることを繰り返す。その情報量が所定量以上に記憶された場合、ストリーミング再生部16は、仮コンテンツ記憶部21に記憶された仮コンテンツ21aの冒頭からの再生の開始を、復号部31に指示する(ステップS16d)。
ストリーミング再生部16は、復号部31が仮コンテンツ21aを再生中に、入力装置15の所定のキー操作によって再生中止の指示があるか否かを調べ(ステップS16e)、その再生中止の指示があった場合、仮コンテンツ21aの再生開始からその中止指示までの時間をストリーミング再生部16内に記憶する。
そして、ストリーミング再生部16は、コンテンツをコンテンツサーバ装置から受信することを中止し、かつ、仮コンテンツ21aの再生の中止を復号部31に指示する(ステップS16f)。なお、上記再生中止の指示があった際に受信中であったフラグメントの全てを受信して、受信されたフラグメントを仮コンテンツ記憶部21に仮コンテンツ21aとして格納した後、コンテンツをコンテンツサーバ装置から受信することを中止しても良い。
また、復号部31が仮コンテンツ21aを再生中に通信障害が発生して、コンテンツをコンテンツサーバ装置から受信することができなくなった場合、ストリーミング再生部16は、ステップS16eで入力装置15の所定のキー操作によって再生中止の指示があった場合に準じた動作を行う。また、既に受信され、仮コンテンツ記憶部21に記憶された仮コンテンツ21aの全てのフラグメントの再生が終了した時点で上記再生中止の指示があったとする動作をしても良い。
続いて、ストリーミング再生部16は、仮コンテンツ記憶部21に記憶された仮コンテンツ21aの編集を行う(ステップS16g)。この編集によって、仮コンテンツ21aの再生開始からその再生の中止までの部分を新たなコンテンツとして形式を整える。上記仮コンテンツ21aの編集は、以下の3つの処理からなる。第1の処理は、仮コンテンツ21aの第1のフラグメント21b1のヘッダ部21c1の再生時間長21g1に、上記仮コンテンツ21aの再生開始からその再生を中止の指示までの時間を更新記憶することである。
第2の処理は、仮コンテンツ21aのフラグメントの中で、上記再生中止の指示があった際に全く再生されていなかったフラグメント以降を削除することである。即ち、上記再生中止の指示があった際に再生されていたフラグメント(例えば、第mのフラグメント21bmとする。)は、1つのフラグメント21b1〜21bmを再生するのに所定の時間を要することから、上記仮コンテンツ21aの再生開始からその中止指示までの時間を用いて算出する。
そして、仮コンテンツ21aの第m+1のフラグメント21bm+1以降のフラグメントを削除する。ここで、m=1の場合を除き、上記第mのフラグメント21bmは、修正を加えない。ただし、上記第mのフラグメント21bmの全てが受信されていず、即ち、そのフラグメントの全てが仮コンテンツ記憶部21に記憶されていない場合、ストリーミング再生部16は、更に、第mのフラグメント21bmを削除し、次に、仮コンテンツ21aの第1のフラグメント21b1のヘッダ部21c1の再生時間長21g1に、第1〜第m−1のフラグメント21b1〜21bm−1を通常の再生速度で再生する際の再生時間を更新記憶する。
なお、上記第mのフラグメント21bmの全てが仮コンテンツ記憶部21に記憶されていない場合、ストリーミング再生部16は、第mのフラグメント21bmを削除することなく、仮コンテンツ記憶部21に記憶された第mのフラグメント21bmの大きさによって、その第mのフラグメント21bmのデータ部大きさ21hmを更新記憶しても良い。
第3の処理は、仮コンテンツ21aのインデックス部21bzを作成することである。即ち、仮コンテンツ21aの第1〜第mのフラグメント21b1〜21bmに含まれる同期サンプルに対して、順次発番された識別情報21mと、その同期サンプルが含まれているフラグメントのフラグメントアドレス21nと、その同期サンプルが含まれているフラグメントアドレス21nで識別されるフラグメント中の映像チャンクの番号であるチャンク番号21oと、チャンク番号21oで識別されるチャンクの中でその同期サンプルの番号であるサンプル番号21pとからなる情報の組を作成して記憶する。
なお、ストリーミング再生部16は、コンテンツを受信してストリーミング再生する際に同期サンプルを検出して上記情報の組を作成してストリーミング再生部16内に記憶し、ステップS16gの仮コンテンツ21aの編集の動作では、その記憶された情報の組をインデックス部21bzの形式に作成しても良い。この処理によって、ステップS16gの仮コンテンツ21aの編集の動作に必要な時間が短縮される。
ここで、上記再生中止の指示があった際に再生されていたフラグメント21bmのデータ部21dmに含まれる同期サンプルの中で、上記再生中止の指示があるまでに再生された同期サンプルに対する上記情報の組を、インデックス部21bzに記憶する。ある同期サンプルが再生されたか否かは、映像サンプルの再生は所定時間に渡って継続されることから、上記仮コンテンツ21aの再生開始からその中止指示までの時間を用いて判断する。
図7にフローチャートを示すストリーミング再生部16の動作の説明に戻る。ステップS16eで再生中止の指示がないまま仮コンテンツ21aの最後まで受信して、仮コンテンツ記憶部21に記憶した場合、及び、ステップS16gの仮コンテンツ21aの編集が終了した後、ストリーミング再生部16は、入力装置15の所定のキー操作によって与えられた指示を調べる(ステップS16h)。
そして、上記指示が再生指示であった場合、ストリーミング再生部16は、仮コンテンツ21aの冒頭からの再生を復号部31に指示する(ステップS16i)。そして、ステップS16hの入力装置15の所定のキー操作によって与えられた指示を調べる動作に戻る。
また、ステップS16hで、指示が終了指示であった場合、ストリーミング再生部16は、入力装置15の所定のキー操作によって仮コンテンツ21aの格納指示があるか否かを調べ(ステップS16j)、その格納指示があった場合、最後まで受信された仮コンテンツ21a、または、ステップS16gで編集された仮コンテンツ21aを、コンテンツ記憶部41にコンテンツ41aとして格納して(ステップS16k)、動作を終了する(ステップS16m)。一方、ステップS16jで格納指示がない場合、動作を終了する(ステップS16m)。
なお、ステップS16iで開始された仮コンテンツ21aの再生中に入力装置15の所定のキー操作によって終了指示が与えられた場合、ストリーミング再生部16は、上記再生を中止して、ステップS16jの仮コンテンツ21aの格納指示があるか否かを調べる動作に移る。
また、ストリーミング再生部16は、ステップS16fのコンテンツの受信と仮コンテンツの再生の中止の動作の後、入力装置15の所定のキー操作によって動作終了の指示があった場合、ステップS16gの仮コンテンツの編集以降の動作を行わずに動作を終了しても良い。
続いて、復号部31による復号動作について説明する。
復号部31は、仮コンテンツ21aを指定したストリーミング再生部16からの指示、または、コンテンツ41aを指定した記憶コンテンツ再生部51からの指示によって動作を開始する。そして、指定された仮コンテンツ21a、または、コンテンツ41aを復号して再生する。即ち、復号された映像データを表示部32に表示し、復号された音声データをスピーカ33から発音する。
ここで、上記再生は、コンテンツの冒頭からの通常の再生速度による、指定された仮コンテンツ21aの第1のフラグメント21b1のヘッダ部21c1に記憶された再生時間長21g1、または、指定されたコンテンツ41aの第1のフラグメント41b1のヘッダ部に記憶された再生時間長に渡る再生に限るものではない。指示に従って、トリック再生であっても良い。なお、コンテンツ41aの第1のフラグメント41b1の形式は、既に説明した通り、図3に示す仮コンテンツ21aの第1のフラグメント21b1の形式と同じであり、コンテンツ41aの再生時間長が含まれている。
トリック再生としては、コンテンツの冒頭から所定の再生時間が経過した時点からの再生や、早送り再生や、逆送り再生を含む。これらのトリック再生は、周知の方法により仮コンテンツ21aのインデックス部21bz、または、コンテンツ41aのインデックス部41bzを用いて行う。
また、復号部31は、符号化されていない映像データを受信して、その映像データを表示部32に表示する。また、符号化されていない音声データを受信して、その音声データをスピーカ33から発音する。
次に、記憶コンテンツ再生部51の動作を説明する。図8は、記憶コンテンツ再生部51の動作のフローチャートを示す。記憶コンテンツ再生部51は、入力装置15の所定のキー操作によって動作を開始する(ステップS51a)。
続いて、記憶コンテンツ再生部51は、コンテンツ記憶部41に記憶されたコンテンツ41aの一覧を表示部32に表示する(ステップS51b)。図9は、表示部32に表示されるコンテンツ41aの一覧の一例を示す。この一覧は、1つのコンテンツ41aに対して、コンテンツ名52aと、再生時間52bとの情報の組からなり、異なるコンテンツ41aに対する情報の組を縦方向に列挙したものである。
ここで、コンテンツ名52aは、コンテンツ41aの第1のフラグメント41b1に記憶されたそのコンテンツの識別子であり、再生時間52bは、コンテンツ41aの第1のフラグメント41b1に記憶されたそのコンテンツの再生時間長である。
コンテンツ41aの第1のフラグメント41b1の形式は、既に説明した通り、図3に示す仮コンテンツ21aの第1のフラグメント21b1の形式と同じであり、コンテンツ41aの識別子及び再生時間長が含まれている。そして、この再生時間長は、コンテンツ41aの作成に用いられた仮コンテンツ21aをストリーミング再生部16が再生中に再生が中止された場合、図7のステップS16gの動作で説明した通り、ストリーミング再生部16によって更新されており、使用者に混乱を与えることがない。
続いて、記憶コンテンツ再生部51は、入力装置15の、例えば上向き矢印キー及び下向き矢印キーの操作によってカーソル位置を上及び下に表示された異なるコンテンツ41aに対する情報の組に移動し、入力装置15の所定のキーが操作された時にカーソル位置があった情報の組が示すコンテンツ41aを、再生が指示されたコンテンツ41aとして入力する(ステップS51c)。
そして、記憶コンテンツ再生部51は、上記指示されたコンテンツ41aの再生を、復号部31に指示して(ステップS51d)、動作を終了する(ステップS51e)。ここで、ステップS51dの再生は、コンテンツ41aを冒頭から通常の再生速度で再生することに限られるものではなく、トリック再生を含んでいても良い。
次に、上記のように構成された、本発明の実施形態に係る移動通信端末装置のコンテンツの再生及び編集の動作を、図1を参照して説明する。ストリーミング再生部16によって受信されたコンテンツは、仮コンテンツ記憶部21に仮コンテンツ21aとして記憶され、復号部31によってストリーミング再生される。
ストリーミング再生中に再生中止の指示が入力装置15から入力された場合、上記コンテンツの再生が中止され、また、そのコンテンツの冒頭から上記再生中止が指示された時までの部分が、形式を整えられて仮コンテンツ21aとして記憶される。
そして、上記仮コンテンツ21aは、コンテンツ41aとしてコンテンツ記憶部41に記憶される。そのコンテンツ41aは、記憶コンテンツ再生部51の指示により復号部31によって再生される。
以上の説明では、1つのサンプルが継続再生される時間は一定としたが、これに限るものではない。仮コンテンツ21aの全てのフラグメント、即ち、第1〜第nのフラグメント21b1〜21bnのそれぞれのヘッダ部21c1〜21cnに、それぞれのデータ部21d1〜21dnに含まれるサンプル毎に上記継続再生される時間が記憶される形式としても良い。また、その時間がそれぞれのデータ部21d1〜21dnに記憶される形式としても良い。なお、コンテンツ41aの形式は、仮コンテンツ21aの形式と同じとすることは、既に説明した通りである。
また、以上の説明では、コンテンツは、映像情報と音声情報とからなるとしたが、これに限るものではない。映像情報のみからなるとしても良いし、音声情報のみからなるとしても良い。更に、文字情報を含んでも良い。また、情報の種類に応じてトラック番号を定め、チャンクの特定には、トラック番号を用いるようにしても良い。その場合、インデックス部21bz、41bzに記憶される情報の組は、トラック番号を含む。
また、ストリーミング再生部16の動作で、図7のステップS16hの動作で説明した、入力装置15の所定のキー操作によって与えられた指示を調べる動作に先立って、仮コンテンツ21aの識別子21e1と再生時間長21g1とを表示部32に表示しても良い。表示の形式は、図9に示した記憶コンテンツ再生部51が表示する形式に準じたものとしても良い。また、図7のステップS16iで説明した、受信が終了した仮コンテンツ21aの再生は、そのコンテンツの冒頭からの再生に限るものではない。トリック再生を含んでも良い。
更に、以上の説明では、移動通信端末装置は、通話用のスピーカ14aと、コンテンツ再生用のスピーカ33との2つのスピーカを有する構成であるとしたが、これに限るものではない。1つのスピーカを通話用とコンテンツ再生用とに兼用しても良い。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る仮コンテンツの形式の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る仮コンテンツの第1のフラグメントの形式の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る仮コンテンツの第mのフラグメントの形式の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る仮コンテンツのインデックス部の形式の一例を示す図。 本発明の実施形態に係るコンテンツの形式の一例を示す図。 本発明の実施形態に係るストリーミング再生部の動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る記憶コンテンツ再生部の動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る記憶コンテンツ再生部が表示するコンテンツ一覧の一例を示す図。
符号の説明
11 制御部
15 入力装置
16 ストリーミング再生部
21 仮コンテンツ記憶部
21a 仮コンテンツ
21b1〜21bn 第1〜第nのフラグメント
21bz インデックス部
21c1〜21cn ヘッダ部
21d1〜21dn データ部
21e1 識別子
21f1 符号化方式
21g1 再生時間長
21h1〜21hn データ部大きさ
21i1〜21in チャンクアドレス
21j11〜21j1p、…、21jn1〜21jnp 第1〜第pの映像チャンク
21k11〜21k1p、…、21kn1〜21knp 第1〜第pの音声チャンク
21m 識別情報
21n フラグメントアドレス
21o チャンク番号
21p サンプル番号
31 復号部
32 表示部
33 スピーカ
41 コンテンツ記憶部
41a コンテンツ
41b1〜41br 第1〜第rのフラグメント
41bz インデックス部
51 記憶コンテンツ再生部
52a コンテンツ名
52b 再生時間

Claims (3)

  1. 少なくとも1つのフラグメントがコンテンツ全体の再生時間を有する複数のフラグメントを含むコンテンツを前記フラグメント単位で受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたフラグメントを記憶する記憶手段と、
    前記受信手段によって受信されたフラグメントを再生する再生手段と、
    前記再生手段が再生の中止要求を受信すると、前記再生手段によって中止されるまでに再生されたコンテンツの新たな再生時間を求め、前記フラグメントが有するコンテンツ全体の再生時間を、新たな再生時間で書き換える編集手段と
    を有することを特徴とする移動通信端末装置。
  2. 前記フラグメントは、少なくとも1つの映像データからなるブロックと、当該映像データと同期して再生される少なくとも1つの音声データからなるブロックとから構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置。
  3. 映像データ及び音声データを再生する第2の再生手段を更に有し、該第2の再生手段は、前記複数のフラグメントに含まれる映像データと音声データを、前記新たな再生時間まで再生させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置。
JP2004328458A 2004-11-12 2004-11-12 移動通信端末装置 Pending JP2006139535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004328458A JP2006139535A (ja) 2004-11-12 2004-11-12 移動通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004328458A JP2006139535A (ja) 2004-11-12 2004-11-12 移動通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006139535A true JP2006139535A (ja) 2006-06-01

Family

ID=36620325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004328458A Pending JP2006139535A (ja) 2004-11-12 2004-11-12 移動通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006139535A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10088903B2 (en) Synchronization of haptic effect data in a media stream
KR101320756B1 (ko) 재생 장치, 재생 방법, 프로그램
KR101550462B1 (ko) 미디어 스트림에 데이터를 임베딩하는 방법 및 장치
KR20030061853A (ko) 오디오 및/또는 비디오 자료의 전송방법 및 장치
JP2015220517A (ja) 受信装置、および送信装置、並びにデータ処理方法
CN112562638A (zh) 语音预览的方法、装置及电子设备
US20100104267A1 (en) System and method for playing media file
JPWO2005096270A1 (ja) 音楽を再生するためのコンテンツフレームを配信するコンテンツ配信サーバ及び端末
JP5672409B1 (ja) 受信装置、およびデータ処理方法
JP4649901B2 (ja) 曲の符号化伝送のための方法および装置
JP4894896B2 (ja) 音声信号処理装置及び音声信号処理方法
JP2006139535A (ja) 移動通信端末装置
JP6590043B2 (ja) 受信装置、および送信装置、並びにデータ処理方法
JP2004297229A (ja) 画像処理装置及びその方法並びにそれを用いた画像処理システム及びプログラム
JP4484220B2 (ja) 映像配信装置
JP2002132267A (ja) 再生装置および音楽提供システム
JP5672411B1 (ja) 受信装置、およびデータ処理方法
CN105185397B (zh) 视频标记方法和装置
JP3894362B2 (ja) 複数動画像の閲覧装置および記録媒体
JP2010239400A (ja) 送出サーバ、ビデオサーバ、ビデオサーバシステム、素材管理方法及び素材管理プログラム
JP7051923B2 (ja) 動画生成装置、動画生成方法、動画生成プログラム、再生装置、動画配信装置、及び動画システム
JP4385710B2 (ja) 音声信号処理装置及び音声信号処理方法
TW579497B (en) Recording medium recorded in data structure capable of editing additional data related to audio data, method and apparatus of recording and/or reproducing thereof
JP4151548B2 (ja) カラオケ装置
JP6559542B2 (ja) 受信装置、受信方法およびプログラム