JP2006138547A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Kazuhiro Morikiyo
和宏 森清
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】真空断熱材を装着された冷蔵庫において、発泡ポリウレタン樹脂の充填性を向上し、その冷蔵庫の破砕時には、真空断熱材を取り出しやすくすることができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】外板3上に真空断熱材2の装着位置の外周部に空気抜き穴8を設けた冷蔵庫本体1であり、この空気抜き穴8により発泡ポリウレタン樹脂5の充填性が良好となる。冷蔵庫の破砕時には、その空気抜き穴8がガイドとなり、外板3を切断して容易に真空断熱材2を傷つけることなく取り出して、再利用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空断熱材を有する冷蔵庫に関するものである。
近年、地球環境保護の観点より、省エネルギーや省資源に対して、様々な取り組みがなされている。家電製品においては、消費電力の削減による省エネルギー化や解体回収により再利用して、省資源化や環境汚染防止がはかられている。特に冷蔵庫では、断熱効率の良い真空断熱材の利用による省エネルギー化と、真空断熱材の解体回収による省資源化が求められている。
従来この種の真空断熱材を用いた冷蔵庫は、外板の平面部の任意の位置に真空断熱材が装着されている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された真空断熱材を装着した従来の冷蔵庫の斜視図である。
図3において、冷蔵庫1は、真空断熱材2を外板3の任意の位置に装着されており、断熱空間には、発泡ポリウレタン樹脂5を充填されている。上記構成において、断熱性能の向上を図っている。
特開2003−227594号公報
しかしながら、上記従来の真空断熱材を外板の任意の位置に装着された冷蔵庫の構成では、真空断熱材の装着位置が、発泡ポリウレタン樹脂の最終充填部であれば、発泡ポリウレタン樹脂の流動を阻害し、充填しにくいという課題を有していた。また、真空断熱材を外板の任意の位置に装着されると、冷蔵庫を破砕する際に、全ての材料が混在し、分離、分別に時間、労力がかかるという課題がある。また、真空断熱材の主剤である芯材はガラス繊維のためもろく、繊維長さが短く裁断されやすい。このため、ガラス繊維の回収率が低下するという課題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、発泡ポリウレタン樹脂を充填しやすくする冷蔵庫を提供し、冷蔵庫を破砕する際には真空断熱材を取り出しやすくすることを提供する。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、外板上に真空断熱材の装着位置の外周部が分かる穴を設けたものである。
これにより、発泡ポリウレタン樹脂の充填性を向上させ、またその穴がガイドとなり、冷蔵庫の破砕時に真空断熱材を損傷することなく回収することができる。
また、本発明の冷蔵庫は、外板上の穴を、真空断熱材の装着位置の外周部の一辺について3個以上にしたものである。
これによって、発泡ポリウレタン樹脂の充填性がより良好となり、また冷蔵庫破砕時には、その穴がガイドとなり、数が多いため、外板を切断しやすく、真空断熱材を取り出しやすくなる。
また更に、本発明の冷蔵庫は、外板上の穴を直径2mm以下や三日月状の形状にしたものである。
これによって、発泡ポリウレタン樹脂の穴からの洩れも小さくなり、外観品位も良好となる。
本発明の冷蔵庫は、外板上に真空断熱材の装着位置の外周部が分かる穴を設けたもので、発泡ポリウレタン樹脂の充填性を向上させ、冷蔵庫の破砕時に真空断熱材を損傷することなく回収することができる。
また、本発明の冷蔵庫は、前記穴部を真空断熱材の外周部の一辺を3個以上にし、直径を2mm以内または三日月形状にしたもので、発泡ポリウレタンの充填性が更に向上し、発泡ポリウレタン樹脂の穴からの洩れが少なくなり、更に冷蔵庫破砕時には、前期穴部がガイドとなり、外板を切断して、真空断熱材を取り出しやすくすることができる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫を構成する壁部と扉部とが、前記冷蔵庫内部に面する内板と、前記冷蔵庫外部に面する外板と、前記内板と前記外板との間に装着された真空断熱材及び発泡ポリウレタン樹脂とを含み、前記外板面上に前記真空断熱材の装着位置の外周部に穴を設けた構成を有することにより、前記穴が前記発泡ポリウレタン樹脂の空気抜き穴となり、前記発泡ポリウレタン樹脂を充填する際に、流動性が良好となる。また、前記穴は、前記冷蔵庫破砕時にガイドとなり、真空断熱材を損傷することなく、取り出すことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記穴部が前記真空断熱材の装着位置のコーナー部に設けられた外板を有することにより、より少ない数の穴で前記真空断熱材の貼り付け位置が前記外板より判明することができ、前期外板に前記穴を設けるという加工を容易にすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記穴部が前記真空断熱材の装着位置の外周部の一辺に3個以上設けられた外板を有することにより、前記穴が前記発泡ポリウレタン樹脂の充填時に空気抜き穴となり、前記発泡ポリウレタン樹脂の流動性をより向上し、また、前記穴は、数が多いことで、前記冷蔵庫破砕時にガイドとなり、前記真空断熱材を損傷することなく、より取り出しやすくすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3に記載のいずれか一項に記載の発明において、前記穴部の大きさが、直径2mm以内であることにより、前記発泡ポリウレタン樹脂の充填時に前記穴より洩れる前記発泡ポリウレタン樹脂の量が少なく、前記冷蔵庫の外観品位を向上することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記穴部の形状が三日月状であり、前記発泡ポリウレタン樹脂の充填時に前記穴より洩れる前記発泡ポリウレタンの量が少なく、また前記穴が三日月状であることから前記外板の加工を容易にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の斜視図、図2は同実施の形態の冷蔵庫の背面図である。
図1において、冷蔵庫本体1は、真空断熱材2を金属製外板3の平坦面内側に貼り付けられ、プラスチック製内板4とで構成されている。外板3と内板4との間には、発泡ポリウレタン樹脂5が充填される構成になっている。
この発泡ポリウレタン樹脂5は、ポリオールを基本原料として発泡剤、水、整泡剤及び反応触媒の存在下でイソシアネートを反応させて得られるものである。
また、この発泡ポリウレタン樹脂5は、冷蔵庫背面6側を上にして、冷蔵庫背面6に設けられた注入口7から注入されることが一般的であり、発泡ポリウレタン樹脂5の最終充填部は、冷蔵庫背面6側となり、充填性を良好とする為、最終充填部分には空気抜き穴8を設けることが一般的である。
なお、真空断熱材2は、袋状にしたガスバリア性フィルムに芯材を挿入し、内部を真空排気し溶着シールにて内部を真空保持させるものである。芯材は、結合材により板状に成形した無機繊維集合体からなり、構成材料は、特に限定するものではないが、グラスウール、セラミックファイバー、ロックウール等、無機繊維などを、有機あるいは、無機系の結合材により、板状に成形したものである。なお、結合材は、省略しても構わない。ガスバリア性フィルムは、内部の気密を保つ為のものであり、材料構成としては特に限定されるものではないが、例えば、最外層にポリエチレンテレフタレート樹脂、中間層にAl箔、最内層に高密度ポリエチレン樹脂からなるプラスチックラミネートフィルムと、例えば、最外層にポリエチレンテレフタレート樹脂、中間層にAl蒸着層を有するエチレンビニルアルコール共重合樹脂、最内層に高密度ポリエチレン樹脂からなるプラスチックフィルムを袋状にしたものなどがある。真空断熱材2は、一般的には直方体であるが、その形状を特定するものではない。
冷蔵庫背面6は、金属製材料をプレス成形して適当な形にされ、構成されている。その材料としては、PCM、ガルバリウム鋼板、アルシートなどがあるが、特に限定するものではない。三日月状の空気抜き穴8は、冷蔵庫背面6にプレス成形する時に同時に設けることで、同一作業工程で行える為に作業効率の短縮が図れる。空気抜き穴8は、背面に取り付けられた真空断熱材2の外周部に沿い設けられ、コーナー部を含み一辺3個以上設けることが望ましいが、その数は制限するものではない。また、本発明では、真空断熱材2は、外板3に貼り付けられる構成となっているが、外板3と内板4の間の発泡ポリウレタン樹脂5中に埋設されるものであれば、真空断熱材2の装着位置は、特に限定しない。また、真空断熱材2を貼り付ける方法も特に限定するものではないが、例えば両面テープやホットメルトなどがある。
この空気抜き穴8により、発泡ポリウレタン樹脂5は、最終充填部まで、キャビティもなく、良好な充填性を得られることができ、真空断熱材2との相乗効果により断熱効率の良い冷蔵庫本体1を得ることが出来る。空気抜き穴8の隙間が、2mm以内であれば、発泡ポリウレタン樹脂5が空気抜き穴8より洩れる量が微小となり、冷蔵庫本体1の外観品位も向上する。
また、この冷蔵庫本体1が使用の寿命を終え、廃棄され、解体切断時は、真空断熱材2を損傷しないように、外板3の外表面に切断位置を示す空気抜き穴8をガイドにすることができる。切断後は、既知の任意の方法で、外板3、内板4及び発泡ポリウレタン樹脂5を除去すれば、真空断熱材2を回収することができる。切断方法は、特に限定するものではないが、切断砥石、切断のこぎり、レーザーまたは高圧水等の既知の設備を用いることができる。いずれの切断手段を用いても、真空断熱材2の真空包装を破壊しないように、空気抜き穴8をガイドにすれば、容易に切断加工をすることができ、真空断熱材2の再利用が容易となる。
なお、本実施例では真空断熱材2を冷蔵庫背面6の外板3に貼り付けることに言及したが、冷蔵庫の側面や扉の表面であっても構わない。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、空気抜き穴を設けることでウレタン充填性が良好となり、また冷蔵庫破砕時には、真空断熱材を容易に取り出すことが可能となるもので、ウレタン発泡体に真空断熱材以外の異物を混入した用途等にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の斜視図 同実施の形態の冷蔵庫の背面図 従来の冷蔵庫の斜視図
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 真空断熱材
3 外板
4 内板
5 発泡ポリウレタン樹脂
6 冷蔵庫背面
7 注入口
8 空気抜き穴

Claims (5)

  1. 冷蔵庫を構成する壁部と扉部とが、前記冷蔵庫内部に面する内板と、前記冷蔵庫外部に面する外板と、前記内板と前記外板との間に装着された真空断熱材及び発泡ポリウレタン樹脂とを含み、前記外板に前記真空断熱材の装着位置の外周部が分かる穴を設けた構成を有する冷蔵庫。
  2. 前記穴部が前記真空断熱材の装着位置のコーナー部に設けられた外板を有することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記穴部が前記真空断熱材の装着位置の外周部の一辺に3個以上設けられた外板を有することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記穴部の大きさが、直径2mm以内であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前期穴部の形状が、三日月状であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117665A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Toshiba Corp 冷蔵庫
KR101457299B1 (ko) * 2013-06-27 2014-11-04 사단법인 한국전자산업환경협회 진공단열재 채택/비채택 냉장고의 통합 처리가 가능한 냉장고 리사이클링 방법 및 장치

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