JP2006136711A - 高速シリアル制御バスパケット化プロトコルを有する超音波ビーム形成装置 - Google Patents

高速シリアル制御バスパケット化プロトコルを有する超音波ビーム形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】超音波システム(10)内のビーム形成装置の処理コンポーネント(30)に伝送される(514)制御情報をフォーマットする(512)ためのプロトコル(300)を提供する。
【解決手段】処理コンポーネント(30)は、一意識別子を有する。プロトコルは、パケット化プロトコル(300)に従ってフォーマットされた(512)アドレスパケット(302)を含み、アドレスパケット(302)は、制御情報が向けられた処理コンポーネント(30)に関連する制御情報を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、超音波システムのためのビーム形成装置(BF)の様々な態様に関する。
慣用の超音波システムでは、超音波プローブのトランスデューサ要素群に送信される信号、およびそれらの要素群から受信される信号に関連するビーム形成装置の諸機能を実行するのに、様々なビーム形成装置(BF)設計が提案されてきた。ビーム形成装置は、プローブ内のいくつかのトランスデューサ要素から受信された入力信号のマトリックスに対して信号処理を実行する。トランスデューサ要素群は、関心領域を走査する超音波パルスを送信(発射)し、トランスデューサ要素群が、超音波走査に応答して関心領域からの超音波エコーを受信した場合、入力信号を生成する。慣用のビーム形成装置は、入力信号のマトリックスの少なくともサブセットを組み合わせて、1つまたは複数のBF受信ビームを形成する。各トランスデューサから受信された入力信号は、トランスデューサチャネルと呼ばれ、複数のトランスデューサチャネルが組み合わされて、受信ビームまたは受信ラインを形成する。慣用のプローブは、64、または128、または256のトランスデューサチャネルを提供することが可能である。ビーム形成装置は、各トランスデューサ要素による送受信を制御するコンポーネント群を含む。ビーム形成装置は、所定のセットの遅延を使用して、各送信ビームおよび各受信ビームを形成する。
ビーム形成装置コンポーネント群は、同一のセットの入力チャネルまたは入力信号で異なるセットの遅延を使用して、複数の受信ビームを獲得する、または形成するように設計される。複数の受信ビームは、所与の超音波パルスに関する複数の走査線上の焦点からの超音波エコーに関連する。複数のトランスデューサ要素から受信された信号は、同時に処理されて、複数の受信ビームになることが可能である。被験者(subject)内部の複数の走査線に沿ったエコー情報の同時の終了および処理は、マルチライン獲得(MLA)と呼ばれる。従来、ビーム形成装置内部の分散処理とビーム形成装置の中央制御の間に存在する通信能力は、限られていた。既存のシステムは、ビーム形成装置内部のエレクトロニクスによって処理されることが可能な制御情報の量およびタイプに限界を経験していた。
米国特許第6556695号
ビーム形成装置内部の個々のチャネルの分散処理とビーム形成装置コントローラの間における改良された通信−制御リンクの必要性が存在する。
超音波システムにおいて制御情報を伝えるための方法を提供する。方法は、超音波システムのビーム形成装置内部の処理コンポーネント群に関する一意識別子を提供する。方法は、パケット化プロトコルに基づく少なくとも1つのパケットにするように制御情報をフォーマットし、制御情報は、処理コンポーネント群によって実行されるビーム形成動作に関連する。方法は、制御情報を処理コンポーネント群に伝える。
方法は、少なくとも400Mbps(1秒当りのメガビット数)の速度で、制御情報の伝送を可能にする。制御情報の伝送は、少なくとも2つの別個の回路基板上の、コンポーネント−コンポーネントバスで互いに接続された複数の処理コンポーネントの間で提供される。
提供されるフォーマットには、制御情報をフォーマットして、別個のアドレスフォーマットおよびデータパケットフォーマットにすることが含まれる。フォーマットすることには、処理コンポーネントの1つを一意に識別するIDを含むデバイスIDフィールドをフォーマットすること、および少なくとも1つのビーム形成パラメータと互いに関係しているアドレスを含むアドレスフィールドをフォーマットして、処理コンポーネントの1つに関連するメモリの中に入れることが含まれる。
方法は、処理コンポーネント群からの少なくとも1つのパケットを伝送することをさらに含み、パケットは、誤りフィールドおよび肯定応答フィールドを含む。誤りフィールドは、処理コンポーネントの関連する1つによる失敗したトランザクションを示すように設定される。肯定応答フィールドは、処理コンポーネントの関連する1つによる受信を示すように設定される。
また、フォーマットすることには、処理コンポーネントの1つに関連するメモリの中のアドレスから情報を読み取る、またはそのようなアドレスに情報を書き込むように、処理コンポーネントの関連する1つに指示する読み取り/書き込み命令を含む、読み取り/書き込みフィールドをフォーマットすることも含まれる。処理コンポーネントのそれぞれは、送信ビーム形成動作と受信ビーム形成動作のどちらかを提供する。
制御情報をフォーマットするためのプロトコルが、超音波システム内部のビーム形成装置の処理コンポーネントに、フォーマットされた制御情報を伝送するために提供される。処理コンポーネントは、一意識別子を有する。プロトコルは、パケット化プロトコルに従ってフォーマットされたアドレスパケットを提供し、アドレスパケットは、制御情報が向けられた処理コンポーネントに関連する制御情報を含む。プロトコルは、処理コンポーネントの関連する1つによって実行されるビーム形成動作に関係する制御情報を含むようにフォーマットされたデータパケットをさらに提供する。アドレスパケットは、コンポーネント−コンポーネントバスで互いに接続された複数の処理コンポーネント間で伝送されるとともに、少なくとも2つの別個の回路基板上に配置された複数の処理コンポーネント間で伝送されるように構成される。
データパケットは、アドレスパケットに関連付けられ、アドレスパケットは、制御情報が向けられた少なくとも1つの処理コンポーネントを識別する。データパケットは、制御情報の少なくとも一部分を含む。
アドレスパケットは、処理コンポーネントの1つを一意に識別するIDを含むデバイスフィールドや、処理コンポーネントの少なくとも1つに関連するメモリ内のロケーションのアドレスを含むアドレスフィールドなどの、いくつかのフィールドを含む。アドレスは、ビーム形成パラメータと互いに関係する。関連する処理コンポーネントによるアドレスパケットの受信を示すよう、関連する処理コンポーネントによって設定されるように、肯定応答フィールドが構成される。処理コンポーネントの1つに関連するメモリの中のアドレスから情報を読み取る、またはそのようなアドレスに情報を書き込むよう、処理コンポーネントの関連する1つに指示するように、読み取り/書き込み命令を含む読み取り/書き込みフィールドが構成される。
アドレスパケットは、送信ビーム形成動作または受信ビーム形成動作、あるいはその両方を実行するように構成された処理コンポーネントに向けられた制御情報を含む。
図1は、本発明の一実施形態に従って形成された超音波システム10を示す。システム10は、送信機12および受信機14に接続されたプローブ11を含む。プローブ11は、超音波パルスを送信し、走査される超音波ボリューム13の内側の構造からエコーを受信する。メモリ20が、走査された超音波ボリューム13から導出された、受信機14からの超音波データを格納する。ボリューム13は、様々な技術(例えば、3D走査、リアルタイム3D走査、測位センサを有するトランスデューサ群を使用した2D走査、ボクセル相関技術、1.25D、1.5D、1.75D、2D、またはマトリックスアレイのトランスデューサ群を使用するフリーハンド走査など)によって獲得されることが可能である。
プローブ11は、関心領域(ROI)を走査している間に、直線パスまたはアーチ形パス(arcuate
path)などに沿って動かされるか、あるいは、2Dアレイを使用している場合、電子的に操縦される。各直線位置またはアーチ形位置で、プローブ11は、走査平面15を獲得する。走査平面15は、メモリ20の中に格納され、その後、ボリューム走査変換器24に送られる。一部の実施形態では、プローブ11は、走査平面15の代りに、線を獲得することができ、メモリ20は、走査平面15ではなく、プローブ11によって獲得された個々の線、または線のサブセットを格納することができる。メモリ20は、走査平面15ではなく、プローブ11によって獲得された線を格納することができる。ボリューム走査変換器24は、USデータメモリ20からデータスライスを作成する。データスライスは、スライスメモリ26の中に格納され、ボリュームレンダリングプロセッサ32によってアクセスされる。ボリュームレンダリングプロセッサ32は、データスライスに対してボリュームレンダリングを実行する。ボリュームレンダリングプロセッサ32の出力は、プロセッサ30およびディスプレイ28に送られる。
図2は、本発明の実施形態に従って形成されたスケーラブルな超音波システムフロントエンド34の概略ブロック図である。超音波システムフロントエンド34は、トランスデューサ要素群38と、トランスデューサインタフェースボード35と、前置増幅器ボード39と、受信ボードグループ40とを有するトランスデューサアレイ37を含む。受信ボードのそれぞれは、受信ボード42、受信ボード44、受信ボード46、および受信ボード48として識別される。超音波システムフロントエンド34は、送信ボードグループ100、無線周波数インタフェース(RFI)ボード110、およびドップラボード120も含む。受信ボードグループ40、送信ボードグループ100、およびRFIボード110は、ビーム形成装置(BF)を形成する。
図2に受信ボード42、受信ボード44、受信ボード46、および受信ボード48として示す、受信ボードグループ40の中の受信ボードのそれぞれは、類似したスケーラブルなアーキテクチャを有し、このため、1つだけの受信ボード、例えば、受信ボード48を詳細に説明する。受信ボード48は、複数の特定用途向け集積回路(ASIC)コンポーネントグループ、すなわち、ASICグループ50、ASICグループ51、ASICグループ52、およびASICグループ53から成る。ASICコンポーネントグループのそれぞれは、類似したアーキテクチャを有し、このため、1つだけのASICグループ、例えば、ASICグループ50を詳細に説明すればよい。ASICグループ50は、ASICグループ50は、A−D変換器グループおよびASIC61を有し、A−D変換器グループ54は、入力64をASIC61に提供する。ASIC61は、ASIC61が、A−D変換器グループ54の入力64を、受信ボード上に存在する別のASIC(図2に示さず)に供給することを可能にする、中継器機能能力を有する。
図2における情報および処理の流れは、次のとおり説明される。RFIボード110が、制御プロセッサ(図2に示さず)から、関心領域に放射されるべき超音波パルスの形成に関するコマンドを受信する。RFIボード110は、受信されたコマンドから、ある形状であり、トランスデューサアレイ37の表面における、ある箇所または複数の箇所からの送信ビームを決める、送信パラメータを作成する。送信パラメータは、接続160を介して、RFIボード110から送信ボードグループ100に送られる。送信ボードグループ100は、受信された送信パラメータから、送信信号を生成する。送信信号は、あるレベルに設定され、送信信号を1つまたは複数の送信パルスまたは発射に向かわせ、集束させるように、互いに対して同調させられる。
送信ボードグループ100は、トランスデューサインタフェースボード35経由で接続180を介して送信信号を送り、トランスデューサアレイ37内部の複数のトランスデューサ要素38を駆動する。接続180は、トランスデューサ要素群38の数と等しいことが可能な、いくつかの個々のチャネルまたは線を含む。送信信号は、トランスデューサ要素群38を励起して、超音波パルスを放出させる。超音波パルスは、所望の走査線に沿った集束ビームを形成するように同調される。走査構造からの組織サンプルおよび血液サンプルからの後方散乱超音波である超音波エコーが、エコーが戻ってくる組織までの距離、およびエコーが、トランスデューサアレイ37の表面に接触する角度に依存して、異なる時刻にトランスデューサ要素群38に到達する。トランスデューサアレイ37は、双方向トランスデューサであり、後方散乱エネルギー波(超音波エコー)を受信信号に変換する。
受信信号は、接続36を介して、トランスデューサアレイ37からの別々のチャネルの中でトランスデューサインタフェースボード35に伝送され、ボード35は、接続130を介して、受信信号を前置増幅器ボード群39に中継する。前置増幅器ボード群39は、時間利得補償(TGC)、別名、掃引利得(swept gain)を実行して、身体のますます深いところからの受信信号の振幅を増加させて、より深いエコーの漸進的な減衰を補償する。前置増幅器39からの増幅された受信信号は、接続140を介して、受信ボードグループ40に送られる。例示した実施形態では、接続36、接続130、および接続140はそれぞれ、256チャネルを含み、接続140内のチャネル群は、64チャネルの4つのグループに分けられる。受信ボードグループ40の中の受信ボードのそれぞれ、例えば、受信ボード48は、前置増幅器ボード39から、64チャネルのグループを受け取る。
受信ボード48は、16チャネルの4つのグループに分けられた64チャネルを受け取り、各グループは、入力をASICグループに、例えば、ASICグループ50、ASICグループ51、ASICグループ52、およびASICグループ53に供給する。各チャネルは、対応するフィルタおよびA−D変換器、例えば、フィルタ59およびA−D変換器60に接続される、低電圧差動ペア(voltage differential pair)として形成される。各フィルタ59は、対応する信号を濾波し、各A−D変換器60は、濾波された信号をデジタル信号に変換する。RFIボード110を介して制御プロセッサ(図2に示していない制御プロセッサ、および制御プロセッサの制御シグナル線)から受け取られた制御命令の誘導の下で、濾波され、デジタル化された入力信号(例えば、入力64)が、ASIC(例えば、ASIC61)によって処理される。処理は、場合により、以前のビームデータ(例えば、バス66からのビームデータ)の合計を使用して、処理される受信信号の時間遅延および合計を実行して、被験者の身体内の所与の箇所から反射されたエコーから、受信ビームを構築するようにすることを含む。ASICからのビームデータは、次のエンティティに、例えば、ASIC61から、同一の受信ボード48上の次のASIC63に、または図2の受信ボードグループ40の中の次の受信ボード上のASICからASICへ転送される。
図2は、ビームデータが、受信ボード42から受信ボード44、受信ボード46、受信ボード48に順次に流れるように、互いに接続された4つの受信ボード42、44、46、および48を示す。図2は、列方向などで、互いに直列に接続されたASIC61、63、65、67を含む受信ボード48を示す。各ASIC61、63、65、および67は、16のデジタル化された受信信号入力、例えば、入力64を、4つのA−D変換器、例えば、A−D変換器グループ54から受け取る。ASIC61における受信信号は、処理され、互いに合計され、場合により、前の受信ボード46からバス66上で着信するビームデータとも合計される。結果のビームデータは、バス68上に置かれる。バス68は、本明細書で単にデータとも呼ぶビームデータを、ASIC63に伝送する。ASIC63によってバス68上で受信されるビームデータは、そのビームデータの送信元に依存して、さらなる処理なしに、単にバス70に転送されることも可能である。ASIC61、63、65、および67のそれぞれが、それぞれバス66、68、70、および72上で接続された着信ビームデータを分析して、送信元を明らかにする情報を特定する。
ビームデータの送信元に依存して、ASIC63によってバス68上で受信されたビームデータは、A−D変換器グループ55からASIC63に直接に提供される受信信号に関連して、ASIC63によってさらに処理される。ASIC63は、次に、結果のデータをバス70上に置き、このデータは、ASIC65に転送される。ASIC65は、バス70上で着信するデータを、さらなる処理なしにバス72に直接に転送するか、またはA−D変換器グループ56によってASIC65に直接に提供された受信信号に関連して、そのデータを処理する。ASIC67は、バス72上で着信するデータを、さらなる処理なしにバス74に直接に転送するか、またはA−D変換器グループ57によってASIC67に直接に提供された受信信号に関連して、そのデータを処理する。バス74上のビームデータは、次に、受信ボードグループ40の次の受信ボードに転送されるか、または高速シリアルデータバス(HSSDB)150に転送される。
図2で、処理されたビームデータが、受信ボード42から受信ボード44に転送され、次に、受信ボード44から受信ボード46に転送され、次に、受信ボード46から受信ボード48に転送される。受信ボード48は、1つまたは複数の完全に構築されたビームに関する、結果の完全に形成されたビームデータセットを、HSSDB150を介して、RFIボード110に送る。
図2の受信ボードグループ40において、複数のビームが同時に構築されることも可能である。被験者内部の複数の走査線に沿ってエコー情報を同時に終了し、処理することは、マルチライン獲得(MLA)と呼ばれる。1つまたは複数の完全に形成されたビームデータセットは、高速シリアルデータバス(HSSDB)150を介して、受信ボードグループ40からRFIボード110に送られる。
図2は、接続170を介してドップラボード120に接続されたRFIボード110を示しているが、ドップラボード120に割り当てられる様々な機能が、RFIボード110に代りに割り当てられてもよく、その逆も同様である。HSSDB150を介して受信されたビームデータは、RFIボード110において復調されて、復調されたデータ値のI/Qペアが作成される。復調されたデータは、離散フーリエ変換(DFT)処理などの標準の技術を介した処理のために、接続170を介してドップラボード120に転送されて、走査された箇所から受信された信号に対応するスペクトルドップラデータのセットが生成される。スペクトルドップラデータのセットは、走査変換によって処理されて、走査シーケンスフォーマット(ドップラ周波数データのスペクトル線)から表示フォーマット(時間対周波数表示フォーマットにおけるスペクトル表示ピクセルデータ)への変換が実行される。走査変換されたピクセルデータは、次に、表示コンポーネントアーキテクチャ(図2に示さず)に送られて、モニタ上で表示するために、デジタルピクセルデータがアナログデータに変換される。
超音波システムフロントエンド34は、既存の受信ボード群にASICを追加すること、および/または受信ボードを追加することにより、オンデマンドで拡張する、またはアップグレードすることができるという点で、スケーラブルなアーキテクチャを有する。超音波システムフロントエンド34内部に既に存在するASIC群および受信ボード群は、システムおよび/またはシステムの能力を拡大する、または縮小するのに、再設計を要さない。受信ボードグループ40の中の各受信ボードは、実質的に同様の回路、コンポーネント、およびレイアウトから成り、したがって、各受信ボードは、類似したコンポーネント群を追加することにより、容易に拡張する、または能力をスケールアップすることができる。拡張されたボードは、それでも、再設計を要さずに、他のシステムコンポーネント群およびボード群と適切に協働し、コンポーネントまたはボードも、要求に応じて、類似したコンポーネントモジュール群を追加することにより、同様にスケールアップされる。1つの可能なスケーラブルな構成を、図2の受信ボード48の構成で示す。
この構成では、受信ボードグループ40の受信ボード42、44、46、および48のそれぞれが、この実施例では、ボード当り64チャネルである、共通の数のチャネルを扱う。チャネルは、トランスデューサアレイ37のトランスデューサ要素38の1つに対応する単一の受信信号を供給する。受信ボード48と同様の任意の数の受信ボードを、サポートされるべきチャネルの数に依存して、デイジーチェーン構成またはシリアルリング構成で接続することができる。例えば、2つの受信ボードを使用して、128チャネルを処理することができ、あるいは8つの受信ボードを使用して、512チャネルを処理することができるといった具合である。
図3は、図2のフロントエンドの一部分のブロック図である。図3には、受信ボードグループ40、送信ボードグループ100、RFIボード110、および拡張されたASICビュー228が示されている。トランス受信ボードグループ40において、デューサ要素信号を処理してビームデータにすること、およびその後、そのビームデータを、高速シリアルデータバス(HSSDB)150を介してRFIボード110に伝送することに関連する接続および機能は、既に説明した。以下は、高速シリアル制御バス群(HSSCB)、例えば、受信ボードHSSCB(RCV HSSCB)155および送信ボードHSSCB(XMIT HSSCB)160の接続および機能を説明する。
RCV HSSCB155は、RFIボード110の制御FPGA204を受信ボードグループ40に接続する。XMIT HSSCB160は、制御FPGA204を送信ボードグループ100に接続する。制御情報は、パケット化プロトコルのパケットの形態で、制御パイプ208を介して制御FPGA204から受信ボードグループ40に伝送され、制御パイプ210を介して受信ボードグループ40から制御FPGA204に再び受信される。制御パイプ208と制御パイプ210は、リングトポロジまたはデイジーチェーントポロジでRCV HSSCB155を形成する。図3の実施例が示すとおり、制御情報は、制御パイプ208を介して受信ボード48およびASIC67に流れ込む。ASIC67から、制御情報は、制御パイプ214を介してASIC65に流れ込み、ASIC65から、制御パイプ216を介してASIC63に流れ込み、ASIC63から、制御パイプ218を介してASIC61に流れ込み、ASIC61から、制御パイプ220を介してFPGAインタフェース202に流れ込む。FPGAインタフェース202から、制御情報は、制御パイプ222を介して、受信ボード48から受信ボード46に流れる。制御パイプ214、216、218、220、および222は、制御情報の伝送のためにボードコンポーネント群とボード群を互いに接続するコンポーネント−コンポーネントバスのセットを形成する。受信ボード48のASIC群を通る制御情報の流れと同様の形で、制御情報は、受信ボード46のASIC群を通って、受信ボード48のFPGAインタフェース202と同様である、受信ボード46のFPGAインタフェースに流れる。
受信ボード46のFPGAインタフェースから、制御情報は、受信ボード44に流れる。受信ボード48および46における制御情報の流れと同様の形で、制御情報は、受信ボード44および42のコンポーネント群を通って流れる。受信ボード42から、制御情報は、受信ボード44、46、および48のFPGAインタフェース群を通って制御パイプ210に流れて、RFIボード110の制御FPGA204に戻される。制御情報は、受信ボード46から受信ボード48に行われるように、受信ボードから受信ボードに戻される。制御情報は、制御パイプ224を介して、受信ボード46から、受信ボード48上のFPGAインタフェース202に流れて、受信ボード48に入り、受信ボード48から再び出る。受信ボード42、44、および46のケースでは、制御情報は、再び流れ出て、次の受信ボードに流れ、例えば、受信ボード42から受信ボード44に、受信ボード44から受信ボード46に、受信ボード46から受信ボード48に流れる。受信ボード48のケースでは、制御情報は、再び流れ出て、制御パイプ210に流れる。このようにして、リングまたはデイジーチェーンが、制御パイプ208および210、ならびに受信ボードグループ40の受信ボード群の制御パイプ群で形成される。このプロセスを言い換えると、制御情報が、RFIボード110の制御FPGA204から出て、リング上に流れ、それにより、制御情報は、RCV HSSCB155を介して受信ボードグループ40に流れ、受信ボードグループ40の受信ボード群の制御パイプ群を経由して、RCV HSSCB155上に戻り、制御FPGA204に戻される。
図3の拡張されたASICビュー228は、ASICの互いに接続されたコンポーネント群、例えば、チップ構成230、ビーム制御レジスタ群232、メモリ234、シリアライザ236、バッファ/復号器238、およびデシリアライザ240を示す。デシリアライザ240は、制御パイプからシリアル入力を受け入れ、バッファ/復号器238に対してパラレル出力を生成する。バッファ/復号器238は、メモリ234に対する読み取り/書き込み、およびレジスタ群232に対する読み取り/書き込みを実行することができる。読み取りが行われるか、書き込みが行われるかは、図4に示すとおり、アドレスパケット302のR/Wフィールド308の設定によって決まる。制御情報は、バッファ/復号器238からのパラレル入力の形態でシリアライザ236に送られる。シリアライザ236は、パラレル入力として受け取られた制御情報をシリアル出力として制御パイプ上に伝送する。チップ構成230は、ビーム制御レジスタ群232およびメモリ234の中にあるデータを使用して、ASIC処理およびビーム形成動作を実行する。チップ構成230は、ASICデバイスアドレスを明らかにする一意IDも含むことが可能である。
XMIT HSSCB160を介して、制御FPGA204から送信ボードグループ100に流れ、XMIT HSSCB160を介して制御FPGA204に戻る制御情報の流れは、RCV HSSCB155に関して前述したのと同様の形で生じる。制御情報は、RFIボード110のFPGA204から、XMIT HSSCB160の制御パイプ246上に出て、送信ボードグループ100に流れ、送信ボードグループ100の送信ボード群の制御パイプ群およびコンポーネント群を経由して、XMIT HSSCB160の制御パイプ244上に戻り、制御FPGA204に戻される。XMIT HSSCB160の動作は、RCV HSSCB155の動作と同様である。XMIT HSSCB160およびRCV HSSCB155を介して伝送される制御情報のパケットを形成するために、同一のパケット化プロトコルが使用される。
RCV HSSCB155およびXMIT HSSCB160は、以下により詳細に説明するパケット化プロトコルに従ってフォーマットされたパケットの形態で、制御情報を伝送する。制御FPGA204は、制御情報、例えば、図2の大域パラメータ112を、XMIT HSSCB160を介して送信ボードグループ100のASIC群に伝送する。送信ボードグループ100のASIC群は、受け取られた制御情報を処理し、処理された情報を使用して、図2に示した接続180、130、および36を介してトランスデューサアレイ37に伝送される出力信号を生成する。トランスデューサアレイ37は、受け取られた出力信号を使用して、次の超音波パルスのためにトランスデューサ要素群38を始動させる。
制御FPGA204は、制御情報、例えば、大域パラメータ112を、RCV HSSCB155を介して受信ボードグループ40のASIC群に伝送する。受信ボードグループ40のASIC群は、受け取られた制御情報を処理して、遅延制御値を生成し、この値をASIC群は、格納し、超音波パルスを発射したことの結果として、トランスデューサ要素群38からの入力信号からビームデータを生成するのに使用する。構成されると、トランスデューサ要素群38は、被験者の関心領域の中に超音波パルスを発射することができる。超音波パルスを発射したことの結果として、被験者の関心領域から後方散乱エコーを受信すると、トランスデューサ要素群38は、受信されたエコーから入力信号を生成し、入力信号は、接続36、130、および140を介して受信ボードグループ40に伝送される。受信ボードグループ40のASIC群は、処理された制御情報、例えば、遅延制御値を使用して、受け取られた入力信号を処理して、ビームデータにする。受信ボードグループ40のASIC群は、制御情報をRFIボード110から受け取り、その制御情報を処理して、超音波パルス発射の合間における時間間隔内の遅延制御値にする。各回の超音波パルス発射に関して、受信ボードグループ40のASIC群は、前回の超音波発射において使用された遅延制御値のセットとは異なる遅延制御値のセットを、RFIボード110から受け取られた制御情報から生成していることが可能である。HSSCBを介する伝送速度は、受信ボードグループ40内部、および送信ボードグループ100内部で制御情報の迅速なセットアップを可能にして、ビーム形成装置MLA数を、例えば、MLA4からMLA16にスケールアップする際に、発射レート(フレーミングレート)が維持されるようにする。一実施形態では、HSSCBを介する制御情報の伝送速度は、400Mbps以上である。さらに別の実施形態では、伝送速度は、1.0Gbps(1秒当りのギガビット数)以上であり、さらに別の実施形態では、2.0Gbps以上である。
制御情報は、最初、RFIボード110によって、超音波制御プロセッサ(図2に示さず)から受け取られることが可能である。オプションとして、超音波制御プロセッサまたはRFIボード110が、制御情報、例えば、大域パラメータ112に対する計算を実行して、遅延制御値を獲得し、その遅延制御値を送信ボードグループ100および受信ボードグループ40に伝送してもよい。代替として、RFIボード110が、大域パラメータ112を処理して、遅延制御値を獲得するのではなく、RCV HSSCB155およびXMIT HSSCB160を介して、受信ボードグループ40のASIC群、および送信ボードグループ100のASIC群に、大域パラメータ112を対応する形でブロードキャストしてもよい。ASIC群は、次に、大域パラメータ112を処理して、遅延制御値にする。大域パラメータ112から生成されることが可能な遅延制御値のはるかに大きいセットを伝送するのではなく、RCV HSSCB155およびXMIT HSSCB160を介して大域パラメータを伝送することにより、RCV HSSCB155およびXMIT HSSCB160を介して、より少ない量の制御情報を伝送することができる。RCV HSSCB155およびXMIT HSSCB160を介して大域パラメータ112の形態で、より少ない量の制御情報を伝送し、ASIC群が、遅延制御値を生成することができるようにすることにより、ビームデータを生成するためのより多くの時間がもたらされる可能性がある。遅延制御値をASIC群に伝送するのではなく、ASIC群が遅延制御値を生成できるようにすることにより、ASIC群において制御情報をセットアップするために遅延パルス間で必要とされる時間が短くなる。その結果、入力信号を処理して、ビームデータにするために、より多くの時間が利用可能になる可能性がある。スケーラブルなビーム形成装置に関して、MLA数を、例えば、MLA4kからMLA16にスケールアップすることができる能力に伴って、超音波パルス間で、入力信号を処理してビームデータにするために、より多くの時間が必要とされる可能性がある。
大域パラメータ112の例は、開始焦点と終了焦点などの、座標空間内の座標、およびMLA線、つまり焦点軌道に沿って焦点が変化するレートである。遅延制御値の例は、初期遅延、開始遅延、変化の遅延レート、および異なる遅延屈曲点(inflection point)である。すべての遅延制御値は、受け取られた大域パラメータ112に基づいてASIC群によって計算されない場合、計算され、RFIボード110から、すべてのトランスデューサ要素および受信チャネルに関するASIC群に伝送されるという点で、トランスデューサ要素レベルにある。
図4は、本発明の実施形態によるビーム形成装置高速シリアル制御バス(HSSCB)、例えば、RCV HSSCB155およびXMIT HSSCB160で使用するためのパケット化プロトコル300を例示する図である。パケット化プロトコル300は、異なるパケットタイプまたは異なるフォーマットのパケット、例えば、アドレスパケット302およびデータパケット304を含む。各パケットのパケットタイプフィールド306は、そのパケットタイプを指定する値に設定され、例えば、「00」が、休止パケットタイプを指定することが可能であり、「01」が、データパケットタイプを指定することが可能であり、「10」が、アドレスパケットタイプを指定することが可能である。休止パケットタイプは、フレーミングクロックが、パケットを送信する時刻を示すが、利用可能であり、送信される準備ができた制御情報がまだ存在しない場合に送信される、ダミーパケット(実際の情報を全く有さない)である。アドレスパケットを指定するのに、パケットのパケットタイプフィールド306は、「10」に設定される。
このパケットの中に含まれるフィールドは、パケットタイプフィールド306、R/Wフィールド308、ブロックフィールド310、ブロードキャストフィールド312、デバイスタイプフィールド314、デバイスフィールド316、アドレスフィールド318、肯定応答フィールド320、および誤りフィールド322である。デバイスタイプフィールド314は、処理コンポーネントのタイプを指定する値を含み、例えば、「00」が、受信ボードグループ40のボード群の1つのボード上に位置するRCV ASICを示すことが可能であり、「01」が、送信ボードグループ100のボード群の1つのボード上に位置するXMIT ASICを示すことが可能であり、「10」が、別のデバイスタイプ(受信でも、送信でもない)によって行われる特定用途向け処理を示すことが可能である。ブロードキャストフィールド312は、すべての処理コンポーネントへのブロードキャストか否かを示すブール値である。例えば、設定されている場合、ブロードキャストフィールド312は、ブロードキャストを示し、伝送される情報は、HSSCBに接続されたすべての処理コンポーネントを宛先とする。ブロードキャストのケースでは、デバイスフィールド316値は、パケット化された制御情報を受け取る処理コンポーネント群によって無視される。代替として、ブロードキャストフィールド312がリセットされた場合、ブロードキャストは示されず、伝送された制御情報を受け取る処理コンポーネントのそれぞれは、デバイスフィールド316の値に注意を払わない。
デバイスフィールド316の中の値が、処理コンポーネント群の1つのコンポーネントのID、例えば、図3のチップ構成230内に位置するチップ識別IDと合致した場合、合致したコンポーネントが、伝送された情報の宛先である。ビーム形成装置内部の処理コンポーネントのそれぞれは、一意識別子、つまりIDを有することが可能である。アドレスフィールド318は、処理コンポーネントの1つに関連するメモリアドレス値に設定される。(代替として、メモリアドレス値は、パケットがブロードキャストパケットである場合、処理コンポーネントの複数に関連することも可能である。)例えば、アドレス値は、ビーム制御レジスタ群232の中のレジスタアドレス、または図3のメモリ234の中のメモリアドレスであることが可能である。ブロードキャストモードでは、アドレスは、複数の処理コンポーネントに関する、情報が読み取られる場所、またはまたは制御情報が書き込まれる場所であることが可能である。代替として、非ブロードキャストモードの場合、デバイスフィールド316が、処理コンポーネントを指定し、アドレス318が、情報を読み取るため、または情報を書き込むための、処理コンポーネント内部の記憶ロケーションを指定する。
パケット化プロトコル300の動作の例として、ブロードキャストフィールド312の中で非ブロードキャストモードを指定するアドレスパケット302を受信した場合、処理コンポーネントの1つ、例えば、受信ボード48上のASIC67が、チップ構成230の中に格納されていることが可能なASIC IDをデバイスフィールド316の中の値と照合する。合致すると、ASIC67は、伝送されている制御情報が、ASIC67向けであることを知る。アドレスパケット302の中のアドレスフィールド318は、遅延制御値、例えば、開始遅延のためのASIC67メモリの中のロケーションであることが可能である。アドレスパケット302のR/Wフィールド308が、Wに設定され、「書き込み」動作を指定している場合、ASIC67は、制御情報、例えば、開始遅延を、アドレスフィールド318の中のアドレス値によって指定されたロケーションを使用して、メモリ、例えば、メモリ234の中に書き込む。
アドレスパケット302の後に順次に続くのが、1つまたは複数のデータパケット304である。データパケット304のデータフィールド324は、1パケット分の制御情報、例えば、開始遅延値を含む。データパケット304を受信すると、ASIC67は、アドレスフィールド318の中で指定されたアドレス値を有するロケーションを使用して、データフィールド324からのデータをメモリ234の中に格納する。このようにして、ビーム形成動作に関係する制御情報が、ビーム形成装置の処理コンポーネント群に伝送される。アドレスパケット302のブロックフィールド310は、制御情報、例えば、開始遅延を提供するために、アドレスパケット302の後に順次に、1つのデータパケット304が受信されるか、または複数のデータパケット304が受信されるかを指定する。開始遅延値が、1つのデータパケット304内に収まることが可能であると想定すると、アドレスパケット302の中のブロックフィールド310は、リセットされ、ASIC67に送信される制御情報が、1つのデータパケット304の中にパケット化されることを示す。代替として、ブロックフィールド310を設定することにより、ASIC67によって受信される制御情報をパケット化するために、複数のデータパケット304にポピュレートが行われることが示される。そのケースでは、複数のデータパケット304が、アドレスパケット302の後に続き、ASIC67によって受信される。例として、開始遅延値が、4つのデータパケット304を要するものと想定されたい。ASIC67が、アドレスパケット302を受信し、パケット302に対して照合を行い、次のアドレスパケット302を受信するまで、後続のすべてのデータパケット304を処理する。ASIC67は、開始遅延値を含む4つの(この実施例における4つは、ランダムな選択である)データパケット304を受信し、4つすべてのデータパケット304に関するデータフィールド324を、アドレスパケット302のアドレスフィールド318の中のアドレス値によって指定されるアドレスロケーションから開始して、メモリ234の中に格納する。
パケットが、そのパケットがアドレス指定された処理コンポーネントによって受信されると、処理コンポーネントは、肯定応答フィールド320を設定する。パケットは、パケットがアドレスによって受信されたことを示すように肯定応答フィールド320が設定されて、送信側、例えば、RFIボード110の制御FPGA204に戻される。肯定応答フィールド320に加えて、アドレスパケット302内で、誤りフィールド322がフォーマットされ、パケットがアドレス指定された、関連する処理コンポーネントによって設定されることが可能である。例えば、アドレスフィールド318の中で提供されたアドレスが、処理コンポーネントの有効なアドレスではない可能性がある。RFIボード110の制御FPGA204が、誤りフィールド322の設定されたパケットを返されて、受信すると、そのパケットに関するアドレス指定された処理コンポーネントが、そのパケット情報を処理できなかったことが、制御FPGA204に知らされる。
処理コンポーネントに、例えば、ASIC67に制御情報を書き込むことの代替として、読み取り動作を示すようにR/Wフィールド308を設定することができる。例えば、RFIボード110が、ASIC群またはASICボード群の動作ステータスを読み取る必要がある可能性がある。データパケット304を受信すると、アドレスフィールド318の中に含まれる値によって指定された、処理コンポーネントのメモリアドレスから、データパケット304のデータフィールド324の中に情報が読み込まれ、パケットの送信側に、例えば、制御FPGA204に戻される。R/Wフィールド308がどのような値になっているかに依存して、情報は、アドレス指定されたプロセッサコンポーネントのメモリの中に書き込まれるか、またはアドレス指定されたプロセッサコンポーネントのメモリから、RFIボード110に戻されるパケットに/から、対応する形でコピーされる。
デバイス識別、つまりデバイスIDを担持するデバイスフィールド316の使用による処理コンポーネントのアドレス指定は、チップレベルにおいて、例えば、ASICにおいて行うこと、またはボードレベルで、例えば、受信ボード48で行うことができる。例えば、受信ボード48をアドレス指定する際、制御情報は、受信ボード48上に存在するすべてのASICコンポーネントによって使用されるように定めることができる。このようにして、所与のコンポーネントだけでなく、コンポーネントのサブセットもすべて、アドレス指定することができる。一意IDが割り当てられると、アドレス指定される処理コンポーネントは、最小ユニットレベルにある、例えば、ASICであること、または中間ユニットレベルにある、例えば、ASIC受信ボードであることが可能であり、その中間レベルユニットの中に含まれるすべてのユニットがアドレス指定される。
図5は、本発明の実施形態による、制御情報をパケットとしてフォーマットし、伝送するための方法500の図である。6つのステップが、方法500において示されている。
ステップ510は、宛先ボード群(例えば、受信ボードグループ40の受信ボード群、または図3の送信ボードグループ100の送信ボード群)の各処理コンポーネントに、一意アドレス、つまり、コンポーネント識別子(ID)を割り当てる。宛先ボードグループのボードには、パケットの宛先アドレスにおけるコンポーネントIDとしてボードIDを指定することにより、ボード上のすべてのコンポーネントをアドレス指定することを可能にする、一意IDも割り当てられることが可能である。
各処理コンポーネントは、起動中に一意IDを動的に割り当てられることが可能である。初期値を有するコマンドパケットが、処理コンポーネント群に伝送される。処理コンポーネントのそれぞれは、コマンドパケットの中で受信された値を一意IDとして保存する。コマンドパケットを次の処理コンポーネントに伝送する際、処理コンポーネントは、次の処理コンポーネントに伝送されるコマンドパケットの中の値を変更する。処理コンポーネントのそれぞれは、変更された値から一意IDを獲得する。
ステップ512が、発信元、例えば、図3のRFIボード110によって実行される。ステップ512は、伝送されるべき制御情報をパケットに分割し、パケット化プロトコルに従ってパケットをフォーマットする。制御情報で作成され、フォーマットされたパケットは、図4の典型的なパケット化プロトコル300に関して例示し、説明するとおり、アドレスパケット、および1つまたは複数のデータパケットから成ることが可能である。
ステップ514で、フォーマットされたパケットは、宛先ボードのグループに、例えば、図3の受信ボードグループ40または送信ボードグループ100に伝送される。フォーマットされたパケットは、高速シリアル制御バス(HSSCB)を介して、例えば、受信ボードグループ40への伝送のためにRCV HSSCB155を介して、または送信ボードグループ100(図3)への伝送のためにXMIT HSSCB160を介して、少なくとも400Mbpsの速度で伝送される。宛先ボードのグループの第1のボードで受信されると、フォーマットされたパケットは、コンポーネント−コンポーネントバスを介して、そのボードの複数の処理コンポーネント間で転送される。フォーマットされたパケットは、処理コンポーネント/デバイス、ならびに制御情報が読み取られる、または書き込まれるコンポーネントのメモリ内部のアドレスを特定する情報を含む。(制御情報をパケットフィールドにフォーマットすることに関しては、図4のパケットフォーマットを参照されたい。)例えば、アドレスパケット302は、「書き込み」に設定されたR/Wフィールド308、「ブロック」に設定されたブロックフィールド310、「個別」に設定されたブロードキャストフィールド312、「RCV ASIC」に設定されたデバイスタイプフィールド314、受信ボード48(図3)のASIC67の一意IDと合致するIDに設定されたデバイスフィールド316、およびメモリ(図3)のアドレス指定可能なメモリ範囲内にあるアドレスに設定されたアドレスフィールド318を有することが可能である。このアドレスは、ビーム形成装置パラメータに関するメモリのブロックの開始ロケーションを指定することが可能である。このケースでは、「ブロック」に設定されたブロックフィールド310によって示されるとおり、複数のデータパケット304が、ASIC67によって受信される。アドレスフィールド318の中で指定されたメモリロケーションから開始して、ASIC67は、データパケット304の中にあるビーム形成装置パラメータ制御情報をメモリ234の中に書き込む。「個別」に設定されたブロードキャストフィールド312により、デバイスフィールド316の中にあるIDと一致するIDを有する処理コンポーネント群だけが、書き込み動作を実行する。代替として、ブロードキャストフィールド312は、「ブロードキャスト」に設定されることが可能である。そのケースでは、デバイスフィールド316の中の値は、すべての処理コンポーネントによって無視され、バス上のすべての処理コンポーネントが、受信されたパケットを処理する。
ステップ516は、伝送されたパケットをボード上の複数の処理コンポーネント間で転送する。パケットが処理コンポーネントによって受信されると、そのコンポーネントは、パケットアドレス指定をコンポーネントIDと照合して、合致を判定する。合致する場合、処理コンポーネントは、受信された制御情報で、受信されたパケットの中で指定された動作(読み取り/書き込み)を実行する。
ステップ518は、合致する処理コンポーネントにおいて読み取り/書き込み動作を実行する。制御情報は、受信されたパケットから処理コンポーネントのメモリの中に書き込まれることが可能であり、あるいは制御情報は、処理コンポーネントのメモリから読み取られて、パケットの発信元に戻すために、受信されたパケットの中に入れられることが可能である。処理コンポーネントは、制御情報が正しく受信され、処理されたかどうかを明示するように、肯定応答フィールド320および誤りフィールド322(図4)を設定することができる。パケットの発信元は、リング/デイジーチェーンとしての、パケットの伝送のためのHSSCBの構成のため、宛先ボード群においてパケットが処理された後、パケットを返されて、受信する。
ステップ520は、伝送されたパケットを宛先ボード群の残りのボードの処理コンポーネント群に転送し、最終的に、パケットの発信元に戻すプロセスを続ける。戻されて、発信元、例えば、図3のRFIボード110が受信すると、発信元は、肯定応答フィールド320および誤りフィールド322(図4)を調べて、そのパケットが、宛先ボード群において適切に受信され、処理されたかを検証することができる。
本発明を様々な特定の実施形態に関して説明してきたが、特許請求の範囲の趣旨および範囲に含まれる変更を伴って本発明を実施することもできることが、当業者には認識されよう。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本発明の一実施形態に従って形成された超音波システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態に従って形成された超音波システムに関するフロントエンドを示すブロック図である。 図1のフロントエンドの一部分を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるビーム形成装置高速シリアル制御バス(HSSCB)で使用するためのパケット化プロトコルを例示する図である。 本発明の実施形態による制御情報をフォーマットし、送信するための方法を示す図である。
符号の説明
10 超音波システム
11 プローブ
12 送信機
13 超音波ボリューム
14 受信機
15 走査平面
20、26 メモリ
24 ボリューム走査変換器
28 ディスプレイ
30、32 プロセッサ

Claims (10)

  1. 超音波システム(10)内のビーム形成装置の、一意識別子を有する処理コンポーネント(30)に伝送される(514)制御情報をフォーマットする(512)ためのプロトコル(300)であって、
    制御情報が向けられた前記処理コンポーネント(30)に関連する該制御情報を含む、パケット化プロトコルに従ってフォーマットされた(512)アドレスパケット(302)を含むプロトコル(300)。
  2. 前記処理コンポーネント群(30)の関連する処理コンポーネント(30)によって実行されるビーム形成動作に関係する制御情報を含むようにフォーマットされた(512)データパケット(304)をさらに含む請求項1記載のプロトコル(300)。
  3. 前記アドレスパケット(302)は、コンポーネント−コンポーネントバス(68、70、72)によって互いに接続された複数の処理コンポーネント(30)の間で伝送される(514)ように構成される請求項1記載のプロトコル(300)。
  4. 前記アドレスパケット(302)は、少なくとも2つの別個の回路基板上に配置された複数の処理コンポーネント(30)の間で伝送される(514)ように構成される請求項1記載のプロトコル(300)。
  5. 前記制御情報が向けられた少なくとも1つの処理コンポーネント(30)を明らかにする前記アドレスパケット(302)に関連する、前記制御情報の少なくとも一部分を含むデータパケット(304)をさらに含む請求項1記載のプロトコル(300)。
  6. 前記アドレスパケット(302)は、前記処理コンポーネント群(30)の1つの処理コンポーネント(30)を一意に識別するIDを含むデバイスフィールド(316)を含む請求項1記載のプロトコル(300)。
  7. 前記アドレスパケット(302)は、ビーム形成パラメータと互いに関係する、前記処理コンポーネント群(30)の少なくとも1つの処理コンポーネント(30)に関連するメモリ(20)内のロケーションのアドレスを含む、アドレスフィールド(318)を含む請求項1記載のプロトコル(300)。
  8. 前記アドレスパケット(302)は、関連する処理コンポーネント(30)による前記アドレスパケット(302)の受信を示すように、該関連する処理コンポーネント(30)によって設定されるように構成された肯定応答フィールド(320)を含む請求項1記載のプロトコル(300)。
  9. 前記アドレスパケット(302)は、前記処理コンポーネント群(30)の1つの処理コンポーネント(30)に関連するメモリ(20)内のアドレスから情報を読み取る/該アドレスに情報を書き込むように、前記処理コンポーネント群(30)の関連する処理コンポーネント(30)に指示する読み取り/書き込み命令を含む、読み取り/書き込みフィールド(308)を含む請求項1記載のプロトコル(300)。
  10. 前記アドレスパケット(302)は、送信ビーム形成動作または受信ビーム形成動作のいずれかを実行する(518)ように構成された処理コンポーネント(30)に向けられた制御情報を含む請求項1記載のプロトコル(300)。
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