JP2006135704A - ルーターおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
家庭内に複数あるWebブラウザで操作可能な機器をインターネットから操作する場合、ポート番号などの設定を覚えておかなくても使えること。
【解決手段】
ルーターの静的ルーティングテーブルで、機器1台ごとに1つのポート番号を割り当てる。割り当てたポート番号つきのURLを、リンクとして含んだメニューを専用Webサーバーで公開する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、NAPT変換機能を持ったルーターおよびその制御方法に関する。
インターネットプロトコル(以下、IPと呼ぶ)は、通信装置をIPアドレスによって特定することを特徴とした通信プロトコルであり、このIPアドレスは本来、通信装置に固有で重複が無いようにインターネット全体で管理、割り当てされてきた。しかし、インターネット利用者の増大とともにIPアドレスの数が不足してきたため、非特許文献1(インターネットに関する技術文書)に見られるNAT変換技術や非特許文献2(インターネットに関する技術文書)に見られるNAPT変換技術によって、通信装置にプライベートなIPアドレスを割り当てることが可能となった。前記のプライベートなIPアドレス割り当てとは、インターネット全体のIPアドレスを管理する仕組みとは別に、閉ざされたネットワーク内の通信装置に限ってそのネットワークの管理者が独自にIPアドレスを割り当てることであり、そのようにして割り当てられたIPアドレスをプライベートアドレスと呼ぶ。また、プライベートアドレスが通用するネットワークの範囲をプライベートネットワークと呼ぶ。
これに対して、インターネット全体を管理する仕組みによって割り当てられたIPアドレスをグローバルアドレスと呼ぶ。
NAPT変換機能を搭載したルーターは、グローバルアドレスが割り当てられたインターネットと、プライベートアドレスが割り当てられたプライベートネットワークとの間に設置され、両者で使われるアドレス及びポート番号を変換することで両者の間の通信をルーティングすることが出来る。ポート番号とは、IPの上位プロトコルであるTCPやUDPでサービスを識別するために使われる数値である。
現在、企業や家庭内のプライベートネットワークは、前記のNAPT変換機能を持ったルーターによってインターネットに接続するのが一般的である。
上記のようにインターネットに接続したプライベートネットワークが増えるにつれ、プライベートネットワーク内で使用し、かつ外出先からインターネットを経由して操作可能な機器が増えている。例えば、ネットワークカメラと呼ばれる分野の製品は、家庭内の映像を外出先から見る用途に使用できる。これらの製品では、操作のためにHTTPプロトコルのサーバー(以下、Webサーバーと呼ぶ)機能を内蔵している場合が多い。以下、自身を操作、制御するためのインターフェースをHTTPプロトコルによって提供する機器をWeb機器と呼ぶことにする。
HTTPプロトコルとはTCP/IP通信を利用した上位のプロトコルであり、ポート番号として標準的には80を割り当てている。そのため、前記のWeb機器はポート番号80へのアクセスを処理するように作られており、また、アクセスを受け付けるポート番号を80番以外に変更できないWeb機器もある。
プライベートネットワーク内のWeb機器をインターネットに公開するには、インターネットから特定のポート番号へのアクセスを、プライベートネットワーク内の特定のWeb機器へルーティングするように、ルーターの静的ルーティングテーブルを設定する。
この際、インターネットに公開できるWeb機器の数は、インターネットに公開したポート番号1つに付き1台である。そのため、プライベートネットワーク内にWeb機器が複数有っても、1台を除いて80番以外のポート番号で公開しなければならない。なお、80番以外のポート番号を使用するのはインターネット側だけであり、NAPT変換によりプライベートネットワーク内のWeb機器はポート番号80のまま使用できる。
ただし、80番以外の非標準のポート番号でWeb機器を公開するならば、インターネットからアクセスするユーザーはそのポート番号を覚えていなければならない。
この問題に対し、特許文献1では、プライベートネットワーク内に1台の仮想Webサーバーを設置し、インターネットに対してはこの仮想Webサーバーのみを公開し、他のWeb機器へのアクセスを仮想Webサーバーを経由させることで解決している。
また、特許文献2では、公開したサーバーをDNSに登録し、一定のURLで各サーバーにアクセス可能にしている。
RFC 1631 RFC 3022 特開平11−85654 特開2004−112018
前記特許文献1に見られる従来例では、Web機器とWebブラウザがやりとりする通信内容を仮想Webサーバーが適宜書き換える必要があるため、通信内容を暗号化するWeb機器には使用できない。
前記特許文献2に見られる従来例では、DNSサーバーの設置にドメイン名管理機関などに手続きを必要とするため、一般家庭や小規模な企業では利用しにくい。
本発明の目的は、一般家庭や小規模な企業でも利用しやすく、また通信内容を暗号化するWeb機器にも利用可能な、複数のWeb機器(Webサーバー)の公開手段を提供することである。
本発明では、Web機器とは別にメニュー用のWebサーバーを設け、このメニュー用のWebサーバーをポート番号80番でインターネットに公開する。
そして前記メニュー用のWebサーバーは、そのコンテンツとしてメニューを持ち、このメニューには公開中のWeb機器へのリンクを埋め込むように構成した。
本発明によるルーターに、ユーザーがインターネットからWebブラウザでアクセスすると、まずメニュー用のWebサーバーが返すメニューの内容がWebブラウザに表示される。次に、ユーザーがメニューから特定のWeb機器を選択すると、リンクが呼び出されWeb機器へのアクセスを開始する。
上記のように動作することで、DNSサーバーのような機器なしに、個別のWeb機器へアクセスすることが出来る。
また、本発明のルーターが書き換えるのはIPアドレスとポート番号だけであり、SSL等によって通信内容を暗号化するWeb機器にも使用可能である。
本発明によれば、DNSサーバーのような機器なしに個別のWeb機器へアクセスすることが出来、通信内容を暗号化するWeb機器にも使用可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
以下、本発明の第1の実施例を、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9および図10を用いて説明する。
図1は本発明によるルーターを使用するネットワーク構成の一例を示すネットワーク構成図であり、図2は本発明によるルーターの第1の実施例の内部の構成を示す内部構成図であり、図3は本実施例のルーターを構成する静的ルーティングテーブルの例であり、図4は通信に使われるパケットのヘッダ構成を示す構成図であり、図5は本実施例のルーターを構成するメニュー保存手段の内容の例であり、図6はインターネットからプライベートネットワークへ向かう通信(以下、上り通信と呼ぶ)のパケットに対して、本実施例のルーターを構成する上り処理器が行う処理のフローチャートであり、図7はプライベートネットワークからインターネットへの通信(以下、下り通信と呼ぶ)のパケットに対して、本実施例のルーターを構成する下り処理器が行う処理のフローチャートであり、図8は図1のネットワーク構成においてインターネットとルーターの間の通信シーケンスの1例を示すシーケンス図であり、図9はインターネットとルーターの間の通信シーケンスの第2の例を示すシーケンス図であり、図10はインターネットとルーターの間の通信シーケンスの第3の例を示すシーケンス図である。
図1は、本発明によるルーターを使用するネットワーク構成の一例を示すネットワーク構成図であり、1は本発明によるルーターであり、2はプライベートネットワーク内に設置された第1のWeb機器Aであり、3はプライベートネットワーク内に設置された第2のWeb機器Bであり、4はインターネットに接続したWebブラウザであり、5はインターネット網である。本実施例でそれぞれの機器に割り当てられたIPアドレスは、Web機器A2がプライベートアドレス10.1.1.2であり、Web機器B3がプライベートアドレス10.1.1.3であり、ルーター1のプライベートアドレスは10.1.1.1であり、ルーター1のグローバルアドレスは4.3.2.1であり、Webブラウザのグローバルアドレスは6.7.8.9であるものとする。
図2は本発明によるルーターの第1の実施例の内部の構成を示す内部構成図であり、1はルーターであり、11は上り処理器であり、12は下り処理器であり、13は静的ルーティングテーブル保存手段であり、14はメニュー用Webサーバーであり、15はメニュー保存手段である。
図3は静的ルーティングテーブル保存手段13に保存された静的ルーティングテーブルの一例を示す図であり、テーブル中の各レコードは、リクエスト先アドレス(RqA)項目とリクエスト先ポート番号(RqP)項目とレスポンス元アドレス(RsA)項目とレスポンス元ポート番号(RsP)項目を含んでいる。
図4は通信で使用するパケットのヘッダ構成を示す構成図であり、ソースアドレス(SA)とソースポート番号(SP)とデスティネーションアドレス(DA)とデスティネーションポート番号(DP)を含んでいる。
図5はメニュー保存手段15に保存されたHTML文であり、Webブラウザで解釈されるとメニューを表示するように記述されている。
図6は上り処理器11の処理内容を示すフローチャートであり、S11は処理であり、S12は処理であり、S13は処理であり、S14は処理であり、S15は処理であり、S16は処理である。
図7は下り処理器12の処理内容を示すフローチャートであり、S21は処理であり、S22は処理であり、S23は処理であり、S24は処理である。
図8はインターネットとルーターの間の通信シーケンスの1例を示すシーケンス図であり、1はルーターであり、2はWeb機器Aであり、3はWeb機器Bであり、4はWebブラウザであり、101はWebブラウザ4からインターネットを経由してルーター1へ送られる通信であり、102はルーター1からインターネットを経由してWebブラウザ4へ返される通信であり、201は通信101で使用されるパケットのヘッダであり、202は通信102で使用されるパケットのヘッダである。
図9はインターネットとルーターの間の通信シーケンスの第2の例を示すシーケンス図であり、1はルーターであり、2はWeb機器Aであり、3はWeb機器Bであり、4はWebブラウザであり、111はWebブラウザ4からインターネットを経由してルーター1へ送られる通信であり、112はルーター1からWeb機器A2へ送られる通信であり、113はWeb機器A2からルーター1へ返される通信であり、114はルーター1からインターネットを経由してWebブラウザ4へ返される通信であり、211は通信111で使用されるパケットのヘッダであり、212は通信112で使用されるパケットのヘッダであり、213は通信113で使用されるパケットのヘッダであり、214は通信114で使用されるパケットのヘッダである。
図10はインターネットとルーターの間の通信シーケンスの第3の例を示すシーケンス図であり、1はルーターであり、2はWeb機器Aであり、3はWeb機器Bであり、4はWebブラウザであり、121はWebブラウザ4からインターネットを経由してルーター1へ送られる通信であり、122はルーター1からWeb機器B3へ送られる通信であり、123はWeb機器B3からルーター1へ返される通信であり、124はルーター1からインターネットを経由してWebブラウザ4へ返される通信であり、221は通信121で使用されるパケットのヘッダであり、222は通信122で使用されるパケットのヘッダであり、223は通信123で使用されるパケットのヘッダであり、224は通信124で使用されるパケットのヘッダである。
次に図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9および図10を用いて、本発明によるルーターの動作を説明する。
まず図1を用いて本実施例のネットワーク構成を説明する。図1のプライベートネットワーク内にはWebブラウザによって操作が可能なWeb機器A2およびWeb機器B3が設置されている。また、前記プライベートネットワークはルーター1を通してインターネットと接続されており、このルーター1を介してプライベートネットワークとインターネットはIP通信のパケットを交換することが出来る。
ユーザーは、インターネット網5に接続されたWebブラウザ4が使用可能である。
次に図2を用いてルーター1の内部の動作を説明する。
ルーター1は、インターネットからプライベートネットワークへ向かうパケットを上り処理器11で処理し、処理後のパケットを、メニュー用Webサーバー14またはプライベートネットワークに送る。メニュー用Webサーバー14は、受け取ったパケットの内容に従い、メニュー保存手段15に保存されたHTML文をWebブラウザ4に向けて送る。
また、ルーター1は、プライベートネットワークからインターネットに向かうパケットを下り処理器12で処理し、インターネットへ送る。
次に図3を用いて、静的ルーティングテーブルの内容を説明する。
本実施例では静的ルーティングテーブルに3つのレコードが記述されており、第1のレコードはメニュー用Webサーバー14に対応しており、第2のレコードはWeb機器A2に対応しており、第3のレコードはWeb機器B3に対応している。
第1のレコードのリクエスト先アドレス(RqA)の内容はルーター1のグローバルアドレスであり、リクエスト先ポート番号(RqP)の内容はHTTPプロトコルに標準的に割り当てられたポート番号80番であり、レスポンス元アドレス(RsA)の内容はメニュー用Webサーバー14を示す記号myselfであり、レスポンス元ポート番号(RsP)の内容はHTTPプロトコルに標準的に割り当てられたポート番号80番である。なお、レスポンス元アドレス(RsA)の値は、メニュー用Webサーバー14を指していることが確実に判定できるならば他の記号でも良く、またIPアドレス値127.0.0.1であっても構わない。また、メニュー用Webサーバー14にプライベートアドレスを割り当て、そのアドレスをレスポンス元アドレス(RsA)に設定しても良い。また、メニュー用Webサーバー14をルーター1内にではなく、プライベートネットワーク内に設置することも可能である。
第2のレコードのリクエスト先アドレス(RqA)の内容はルーター1のグローバルアドレスであり、リクエスト先ポート番号(RqP)の内容はルーター1がWeb機器A2に割り当てたポート番号であり、レスポンス元アドレス(RsA)の内容はWeb機器A2のプライベートアドレスであり、レスポンス元ポート番号(RsP)の内容はHTTPプロトコルに標準的に割り当てられたポート番号80番である。
第3のレコードのリクエスト先アドレス(RqA)の内容はルーター1のグローバルアドレスであり、リクエスト先ポート番号(RqP)の内容はルーター1がWeb機器B3に割り当てたポート番号であり、レスポンス元アドレス(RsA)の内容はWeb機器B3のプライベートアドレスであり、レスポンス元ポート番号(RsP)の内容はHTTPプロトコルに標準的に割り当てられたポート番号80番である。
次に図4を用いて、通信に使われるパケットのヘッダ内容を説明する。
ヘッダのソースアドレス(SA)はパケットの送信元のIPアドレスを示しており、ソースポート番号(SP)は送信元のポート番号を示しており、デスティネーションアドレス(DA)は受信先のIPアドレスを示しており、デスティネーションポート番号(DP)は受信先のポート番号を示している。
次に図5を用いて、メニュー保存手段15が保存するメニューの一例を説明する。メニュー保存手段15は、メニューを表示するHTML文を保存しており、本実施例ではWeb機器A2とWeb機器B3の名前とともにそれらの機器へのリンクを含んでいる。前記Web機器A2へのリンクは、静的ルーティングテーブルの第2レコードのリクエスト先ポート番号(RqP)の指定を、ルーター1のURLに追加したものである。前記Web機器B3へのリンクは、静的ルーティングテーブルの第3レコードのリクエスト先ポート番号(RqP)を、ルーター1のURLに追加したものである。
Webブラウザは図5のHTML文を受け取ると、Web機器A2とWeb機器B2の名前を画面に表示する。また、ユーザーが表示された機器名を選択すると、Webブラウザは機器名にリンクされたURLにアクセスを開始する。
なお、上記のHTML文は一例であり、Webブラウザに表示される際にWeb機器を識別する情報を表示し、またそのWeb機器へのリンクが含まれるならば、どのようなHTML文であっても良い。
次に図6を用いて上り処理器11の動作を説明する。図6のフローチャートは上り処理器11の処理内容を示しており、上り通信パケットがルーター1に到着したことを契機に処理を開始する。処理を開始するとまず処理S11で、到着したパケットのデスティネーションポート番号(DP)と、静的ルーティングテーブル13の各レコードのリクエスト先ポート番号(RqP)を比較し、一致するレコードあれば処理S12に進み、一致するレコードが存在しない場合は処理S16に進む。
処理S12では、処理S11の検索で該当したレコードのレスポンス元アドレス(RsA)を確認し、記号myselfであるならば処理S13に進み、それ以外の場合は処理S14に進む。
処理S13では、到着したパケットをメニュー用WebサーバーS14に送り、処理を終了する。
処理S14では、到着したパケットのデスティネーションアドレス(DA)を、処理S11の検索で該当したレコードのレスポンス元アドレス(RsA)で書き換え、処理S15に進む。
処理S15では、到着したパケットのデスティネーションポート番号(DP)を、処理S11の検索で該当したレコードのレスポンス元ポート番号(RsP)で書き換え、処理S16に進む。
処理S16では、パケットをプライベートネットワークに送り出し、処理を終了する。前記パケットは、ルーター1からデスティネーションアドレス(DA)値で指定された機器へ転送される。
上記の処理のうち、処理S12と処理S13以外はNAPT機能を持った従来のルーターの動作と同じである。NAPT機能を持った従来のルーターでは、インターネット側のサーバーからプライベートネットワーク側のクライアントへ送られたパケットに対して、さらに別な処理を行っており、本発明でも同様の処理を行って良いが、その処理は本発明の本質に関係ないので説明を省く。
次に図7を用いて下り処理器12の動作を説明する。図7のフローチャートは下り処理器12の処理内容を示しており、下り通信パケットがルーター1に到着したことを契機に処理を開始する。処理を開始するとまず処理S21で、静的ルーティングテーブル13の各レコードと到着したパケットのヘッダを比較し、レスポンス元アドレス(RsA)とソースアドレス(SA)とが一致し、かつレスポンス元ポート番号(RsP)とソースポート番号(SP)とが一致するレコードが存在する場合は処理S22に進み、該当するレコードが存在しない場合は処理S24に進む。
処理S22では、到着したパケットのソースアドレス(SA)を、処理S2の検索で該当したレコードのリクエスト先アドレス(RqA)値で書き換え、処理S23に進む。
処理S23では、到着したパケットのソースポート番号(SP)を、処理S21の検索で該当したレコードのリクエスト先ポート番号(RsP)値で書き換え、処理S24に進む。
処理S24では、到着したパケットをインターネットに送り出し、処理を終了する。前記パケットは、ルーター1からデスティネーションアドレス(DA)値で指定された機器へ転送される。
上記の処理は、NAPT機能を持った従来のルーターの動作と同じである。
NAPT機能を持った従来のルーターでは、プライベートネットワーク側のクライアントからインターネット側のサーバーへ送るパケットに対して、さらに別な処理を行っており、本発明でも同様の処理を行って良いが、その処理は本発明の本質に関係ないので説明を省く。
次に図8を用いてWebブラウザ4とルーター1の間の通信シーケンスの1例を説明する。
ユーザーは外出先から、プライベートネットワーク内にあるWeb機器を操作するために、Webブラウザ4に指示し、ルーター1へ通信101を送る。この際、ユーザーはWebブラウザ4にルーター1のURLまたはグローバルアドレスを指定するが、ポート番号については指定しない。Webブラウザ4は、パケットのヘッダ201を生成するにあたり、指定されたグローバルアドレス、または指定されたURLから導いたグローバルアドレスをデスティネーションアドレス(DA)に設定し、HTTPプロトコルの標準のポート番号である80番をデスティネーションポート番号(DP)に設定し、またWebブラウザ4のグローバルアドレスをソースアドレス(SA)に設定し、Webブラウザ4が決めたポート番号をソースポート番号(SP)に設定する。
ルーター1は、通信101を受信すると上り処理器11によって図6のフローチャートで説明した処理を行う。図8の例では、パケットのヘッダ201のデスティネーションポート番号(DP)がHTTPプロトコルの標準のポート番号80であるため、受信したパケットをメニュー用Webサーバー14に送り、メニュー用Webサーバー14は図5に示したHTML文を通信102としてインターネットに送る。この際、通信102のパケットのヘッダ202は、ソースアドレス(SA)にルーター1のグローバルアドレスを設定し、ソースポート番号(SP)にパケットのヘッダ201で指定されたデスティネーションポート番号(DP)値を設定し、デスティネーションアドレス(DA)にパケットのヘッダ201で指定されたソースアドレス(SA)値を設定し、デスティネーションポート番号(DP)にパケットのヘッダ201で指定されたソースポート番号値(SP)値を設定する。
これにより通信102のパケットはインターネットを経由してWebブラウザ4に送られ、Webブラウザ4は通信内容であるHTML文を解釈して、Web機器A2とWeb機器B3へのリンクを含んだメニューを表示する。
次に図9を用いてWebブラウザ4とルーター1の間の通信シーケンスの第2の例を説明する。
Webブラウザ4が図5に示したHTML文に従ってメニューを表示した状態で、ユーザーが前記メニューからWeb機器A2を選択すると、Webブラウザ4はメニュー内でWeb機器A2にリンクで対応付けられたURLに通信111を送る。Webブラウザ4は通信111で使用するパケットのヘッダ211を生成するにあたり、前記Web機器A2にリンクで対応付けられたURLからグローバルアドレスを導いてデスティネーションアドレス(DA)に設定し、またURLに付加されたポート番号をデスティネーションポート番号(DP)に設定し、またWebブラウザ4のIPアドレスをソースアドレス(SA)に設定し、Webブラウザ4が決めたポート番号をソースポート番号(SP)に設定する。
ルーター1は通信111を受信すると上り処理器11によって図6のフローチャートで説明した処理を行う。図9の例では、パケットのヘッダ211のデスティネーションポート番号(DP)が、静的ルーティングテーブルの第2のレコードのリクエスト先ポート番号(RqP)に一致するため、デスティネーションアドレス(DA)をWeb機器A2のプライベートアドレスに書き換え、デスティネーションポート番号(DP)をHTTPプロトコルに標準的に割り当てられたポート番号80番に書き換え、通信112としてプライベートネットワークに転送する。これにより、パケットはWeb機器A2に転送される。
Web機器A2は、通信112を受信すると、内蔵したWebサーバーによって通信113をルーター1に返信する。この際、通信113のパケットのヘッダ213は、ソースアドレス(SA)にWeb機器A2のプライベートアドレスを設定し、ソースポート番号(SP)にパケットのヘッダ212で指定されたデスティネーションポート番号(DP)値を設定し、デスティネーションアドレス(DA)にパケットのヘッダ212で指定されたソースアドレス(SA)値を設定し、デスティネーションポート番号(DP)にパケットのヘッダ212で指定されたソースポート番号値(SP)値を設定する。
ルーター1はプライベートネットワークから通信113を受信すると、下り処理器12により図7で説明したフローチャートの処理を行う。図9の例では、パケットのヘッダ213のデスティネーションアドレス(DA)とデスティネーションポート番号が静的ルーティングテーブルの第2のレコードのレスポンス元アドレス(RsA)とレスポンス元ポート番号(RsP)に一致するため、ヘッダ213のソースアドレス(SA)を第2のレコードのリクエスト先アドレス(RsA)に書き換え、ソースポート番号(SP)を第2のレコードのリクエスト先ポート番号に書き換え、インターネットに転送する。
これにより、パケットはWebブラウザ4にルーター1からの返信として転送される。
上記の通信により、Web機器A2とWebブラウザ4はHTTPプロトコルの通信をすることができ、ユーザーはWebブラウザ4からWeb機器A2を操作することが出来る。
次に図10を用いてWebブラウザ4とルーター1の間の通信シーケンスの第3の例を説明する。
Webブラウザ4が図5に示したHTML文に従ってメニューを表示した状態で、ユーザーが前記メニューからWeb機器B3を選択すると、Webブラウザ4はメニュー内でWeb機器B3にリンクで対応付けられたURLに通信121を送る。Webブラウザ4は通信121で使用するパケットのヘッダ221を生成するにあたり、前記Web機器B3にリンクで対応付けられたURLからグローバルアドレスを導いてデスティネーションアドレス(DA)に設定し、またURLに付加されたポート番号をデスティネーションポート番号(DP)に設定し、またWebブラウザ4のIPアドレスをソースアドレス(SA)に設定し、Webブラウザ4が決めたポート番号をソースポート番号(SP)に設定する。
ルーター1は通信121を受信すると上り処理器11によって図6のフローチャートで説明した処理を行う。図10の例では、パケットのヘッダ221のデスティネーションポート番号(DP)が、静的ルーティングテーブルの第3のレコードのリクエスト先ポート番号(RqP)に一致するため、デスティネーションアドレス(DA)をWeb機器B3のプライベートアドレスに書き換え、デスティネーションポート番号(DP)をHTTPプロトコルに標準的に割り当てられたポート番号80番に書き換え、通信122としてプライベートネットワークに転送する。これにより、パケットはWeb機器B3に転送される。
Web機器B3は、通信122を受信すると、内蔵したWebサーバーによって通信123をルーター1に返信する。この際、通信123のパケットのヘッダ223は、ソースアドレス(SA)にWeb機器B3のプライベートアドレスを設定し、ソースポート番号(SP)にパケットのヘッダ222で指定されたデスティネーションポート番号(DP)値を設定し、デスティネーションアドレス(DA)にパケットのヘッダ222で指定されたソースアドレス(SA)値を設定し、デスティネーションポート番号(DP)にパケットのヘッダ222で指定されたソースポート番号値(SP)値を設定する。
ルーター1はプライベートネットワークから通信123を受信すると、下り処理器12により図7で説明したフローチャートの処理を行う。図10の例では、パケットのヘッダ223のデスティネーションアドレス(DA)とデスティネーションポート番号が静的ルーティングテーブルの第3のレコードのレスポンス元アドレス(RsA)とレスポンス元ポート番号(RsP)に一致するため、ヘッダ223のソースアドレス(SA)を第3のレコードのリクエスト先アドレス(RsA)に書き換え、ソースポート番号(SP)を第3のレコードのリクエスト先ポート番号に書き換え、インターネットに転送する。
これにより、パケットはWebブラウザ4にルーター1からの返信として転送される。
上記の通信により、Web機器B3とWebブラウザ4はHTTPプロトコルの通信をすることができ、ユーザーはWebブラウザ4からWeb機器B3を操作することが出来る。
上記のように、Webブラウザ4を使うユーザーは、プライベートネットワーク内に存在するWeb機器の公開されたポート番号を知らなくとも、それらのWeb機器にアクセスすることが出来る。
次に、本発明の第2の実施例を、図11、図12、図13、図14、図15および図16を用いて説明する。
図11は本発明によるルーターの第2の実施例の内部の構成を示す内部構成図であり、図12は本実施例で使用する静的ルーティングテーブルを示す図であり、図13はメニュー生成に使用するテンプレートAであり、図14はメニュー生成に使用するテンプレートBであり、図15はメニュー生成に使用するテンプレートCであり、図16はメニュー生成手段16の処理内容を示すフローチャートである。
図11おいて、1はルーターであり、11は上り処理器であり、12は下り処理器であり、13は静的ルーティングテーブル保存手段であり、14はメニュー用Webサーバーであり、15はメニュー保存手段であり、16はメニュー生成手段である。
図12は静的ルーティングテーブル保存手段13に保存された静的ルーティングテーブルの例を示す図であり、テーブル中の各レコードは、本発明の第1の実施例と同様にリクエスト先アドレス(RqA)項目とリクエスト先ポート番号(RqP)項目とレスポンス元アドレス(RsA)項目とレスポンス元ポート番号(RsP)項目を含み、また本実施例ではそれに加えて機器名の項目を持つ。
図16において、S31は処理であり、S32は処理であり、S33は処理であり、S34は処理であり、S35は処理であり、S36は処理である。
本実施例は、第1の実施例にメニュー生成手段を付加したことを特徴とし、その他の構成要素の動作は第1の実施例と同じである。
次に本実施例の動作を図11、図12、図13、図14、図15および図16を用いて説明する。
まず図11を用いて、メニュー生成の際の情報の流れを説明する。図11において、メニュー生成手段16は静的ルーティングテーブル保存手段13に保存された静的ルーティングテーブルを参照し、HTML文を生成してメニュー保存手段15に格納する。
次に図12を用いて、静的ルーティングテーブル保存手段13に保存された静的ルーティングテーブルの内容を説明する。
本実施例の静的ルーティングテーブルには、第1の実施例と同様に3つのレコードが記述されており、それぞれのレコードの各項目のうち、リクエスト先アドレス(RqA)項目とリクエスト先ポート番号(RqP)項目とレスポンス元アドレス(RsA)項目とレスポンス元ポート番号(RsP)項目の内容は第1の実施例と同じ内容である。また、それぞれのレコードの機器名の項目には、レスポンス元アドレス(RsA)のIPアドレスを持った機器の名称を入力してある。
次に図13、図14、図15および図16を用いて、メニュー生成手段16の行う処理を説明する。
図16のフローチャートに示した処理は、静的ルーティングテーブル保存手段13の内容が変更された事を契機に処理を開始し、まず処理S31で図13に示したテンプレートAをメニュー保存手段15に書き込み、処理S32に進む。
処理S32では、静的ルーティングテーブル保存手段13内の静的ルーティングテーブルからレコードを1つ読み出し、処理S33に進む。
処理S33では、読み出したレコードのレスポンス元ポート番号(RsP)とレスポンス元アドレス(RsA)を確認し、レスポンス元ポート番号(RsP)が80で、かつレスポンス元アドレス(RsA)がメニュー用Webサーバー14を示す記号myselfでなければ処理S34に進む。それ以外の場合は処理S35に進む。
処理S34では、図14に示したテンプレートB内の文字列”<port>”を、読み出したレコードのリクエスト先ポート番号(RqP)値で置き換え、またテンプレートB内の文字列”<device_name>”を、読み出したレコードの機器名で置き換え、メニュー保存手段15の内容に追加して書き込み、処理S35に進む。なお、レコードに機器名が無い場合は、テンプレートB内の文字列”<device_name>”をレスポンス元アドレス(RsA)で置き換えても良い。
処理S35では、読み込んだレコードが静的ルーティングテーブルの最後のレコードならば処理S36に進み、それ以外の場合は処理S32に進む。
処理S36では、図15に示したテンプレートCをメニュー保存手段15の内容に追加して書き込み、処理を終了する。
上記の動作により、本実施例は静的ルーティングテーブルの内容である静的ルーティングテーブルからメニュー保存手段15の内容であるHTML文を生成することができる。このHTML文により、Webブラウザは機器選択のメニューを表示することができる。
なお、上記の動作によって生成されるHTML文は一例であり、Webブラウザに表示される際に、Web機器を識別する情報と、そのWeb機器へのリンクが含まれるならば、どのようなHTML文を作成しても良い。
次に、本発明の第3の実施例を、図17、図18および図19を用いて説明する。
図17は本発明によるルーターの第3の実施例の内部の構成を示す内部構成図であり、図18は本実施例で使用する静的ルーティングテーブルであり、図19は本実施例のメニュー生成手段の処理内容を示すフローチャートである。
図17において、1はルーターであり、11は上り処理器であり、12は下り処理器であり、13は静的ルーティングテーブル保存手段であり、14はメニュー用Webサーバーであり、15はメニュー保存手段であり、16はメニュー生成手段であり、17はWeb機器検知手段である。
図18は静的ルーティングテーブル保存手段13に保存された静的ルーティングテーブルの例を示す図であり、テーブル中の各レコードは、本発明の第2の実施例と同様にリクエスト先ア ドレス(RqA)項目とリクエスト先ポート番号(RqP)項目とレスポンス元アドレス(RsA)項目とレスポンス元ポート番号(RsP)項目と機器名の項目を含み、また本実施例ではそれに加えて有効フラグの項目を持つ。
図19において、S31は処理であり、S32は処理であり、S33は処理であり、S34は処理であり、S35は処理であり、S36は処理であり、S37は処理である。
次に本実施例の動作を、図17、図18および図19を用いて説明する。
まず図17を用いてWeb機器検知手段17の動作を説明する。Web機器検知手段17は静的ルーティングテーブル保存手段13に保存された静的ルーティングテーブルを参照し、静的ルーティングテーブルの各レコードのレスポンス元アドレス(RsA)に記されたIPアドレスの機器の動作状態を確認する。この確認は、レスポンス元アドレス(RsA)に記されたIPアドレスにICMPパケットを送り、それに対する反応の有無を見ることで出来る。あるいは、ユニバーサルプラグアンドプレイ技術やその他のネットワーク上の機器検出技術を用いても良い。
上記の確認によりWeb機器が動作している場合には、Web機器検知手段17は静的ルーティングテーブルの該当するレコードの有効フラグ項目に真値を書き込む。それ以外の場合は偽値を書き込む。
次に図19を用いて、本実施例におけるメニュー生成手段16の動作を説明する。
図19のフローチャートに示した処理は、静的ルーティングテーブル保存手段13の内容が変更された事を契機に処理を開始し、まず処理S31で図19に示したテンプレートAをメニュー保存手段15に書き込み、処理S32に進む。
処理S32では、静的ルーティングテーブル保存手段13内の静的ルーティングテーブルからレコードを1つ読み出し、処理S33に進む。
処理S33では、読み出したレコードのレスポンス元ポート番号(RsP)とレスポンス元アドレス(RsA)を確認し、レスポンス元ポート番号(RsP)が80で、かつレスポンス元アドレス(RsA)がメニュー用Webサーバー14を示す記号myselfでなければ処理S37に進む。それ以外の場合は処理S35に進む。
処理37では、読み出したレコードの有効フラグを確認し、真値の場合は処理34に進み、それ以外の場合は処理35に進む。
処理S34では、図14に示したテンプレートB内の文字列”<port>”を読み出したレコードのリクエスト先ポート番号(RqP)値で置き換え、またテンプレートB内の文字列”<device_name>”を読み出したレコードの機器名で置き換え、メニュー保存手段15の内容に追加して書き込み、処理S35に進む。なお、レコードに機器名が無い場合は、テンプレートB内の文字列”<device_name>”をレスポンス元アドレス(RsA)で置き換えても良い。
処理S35では、読み込んだレコードが静的ルーティングテーブルの最後のレコードならば処理S36に進み、それ以外の場合は処理S32に進む。
処理S36では、図15に示したテンプレートCをメニュー保存手段15の内容に追加して書き込み、処理を終了する。
上記の動作は、第2の実施例のメニュー生成手段16の動作に、静的ルーティングテーブルの有効フラグの確認動作を追加したものであり、静的ルーティングテーブルの有効フラグ項目が偽値のレコードについてはメニューの生成を抑制する。
その結果、Web機器検知手段17で動作が確認できなかったWeb機器は、ユーザーのブラウザに表示されなくなる。このため、ユーザーは動作していないWeb機器を選択して操作しようとすることがなくなる。
本発明は、Web機器以外のHTTPプロトコルを用いたサーバーをインターネットに公開する事に利用できる。また、Webブラウザが対応しているなら、HTTPプロトコル以外のサーバーについても同様に扱える。
本発明の実施例によるルーターを使用するネットワーク構成の一例を示すネットワーク構成図である。 本発明の実施例によるルーターの第1の実施例の内部の構成を示す内部構成図である。 第1の実施例の静的ルーティングテーブルの例を示す図である。 通信に使われるパケットのヘッダ構成を示す構成図である。 第1の実施例のメニュー保存手段の内容の例を示す図である。 第1の実施例の上り処理器が行う処理のフローチャートである。 第1の実施例の下り処理器が行う処理のフローチャートである。 第1の実施例の通信シーケンスの1例を示すシーケンス図である。 第1の実施例の通信シーケンスの第2の例を示すシーケンス図である。 第1の実施例の通信シーケンスの第3の例を示すシーケンス図である。 本発明の実施例によるルーターの第2の実施例の内部の構成を示す内部構成図である。 第2の実施例で使用する静的ルーティングテーブルである。 第2の実施例のテンプレートAである。 第2の実施例のテンプレートBである。 第2の実施例のテンプレートCである。 第2の実施例のメニュー生成手段の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施例によるルーターの第3の実施例の内部の構成を示す内部構成図である。 第3の実施例で使用する静的ルーティングテーブルである。 第3の実施例のメニュー生成手段の処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・ルーター
11・・・上り処理器
12・・・下り処理器
13・・・静的ルーティングテーブル保存手段
14・・・メニュー用Webサーバー
15・・・メニュー保存手段
16・・・メニュー生成手段
17・・・Web機器検知手段
2・・・Web機器A
3・・・Web機器B
4・・・Webブラウザ
5・・・インターネット網
101・・・通信
102・・・通信
111・・・通信
112・・・通信
113・・・通信
114・・・通信
121・・・通信
122・・・通信
123・・・通信
124・・・通信
S11・・・処理
S12・・・処理
S13・・・処理
S14・・・処理
S15・・・処理
S16・・・処理
S21・・・処理
S22・・・処理
S23・・・処理
S24・・・処理
S31・・・処理
S32・・・処理
S33・・・処理
S34・・・処理
S35・・・処理
S36・・・処理
S37・・・処理

Claims (5)

  1. インターネットとプライベートネットワークの間に設置して使用するルーターであって、
    インターネット側からのアクセスをプライベートネットワーク内のサーバーへルーティングする設定を記録した静的ルーティングテーブルと、
    インターネット側からアクセス可能なメニュー用Webサーバーとを備え、
    前記メニュー用Webサーバーのコンテンツが、前記静的ルーティングテーブルに登録されたサーバーへのリンクを含んだメニューであることを特徴とするルーター。
  2. 前記静的ルーティングテーブルに登録されたサーバーが、Webサーバーであることを特徴とする請求項1記載のルーター。
  3. 前記メニュー用Webサーバーのコンテンツであるメニューを、前記静的ルーティングテーブルから生成するメニュー生成手段を備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のルーター。
  4. プライベートネットワーク内で動作中のサーバーを検知するサーバー検知手段を備え、前記メニュー生成手段は、前記サーバー検知手段で検知されなかったサーバーへのリンクを前記メニューに含めないことを特徴とする請求項3記載のルーター。
  5. インターネットとプライベートネットワークの間に設置して使用するルーターの制御方法において、
    前記ルーターは、インターネット側からのアクセスをプライベートネットワーク内のサーバーへルーティングする設定を記録した静的ルーティングテーブルを有し、
    前記ルーターは、インターネット側からアクセス可能なメニュー用Webサーバーのコンテンツである前記静的ルーティングテーブルに登録されたサーバーへのリンクを含んだメニューにより、前記プライベートネットワーク内のサーバーへルーティングすることを特徴とするルーターの制御方法。
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