JP2006135615A - 非同期ネットワークシステム、情報処理装置、データ送信管理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】リアルタイム性が要求されるデータパケットの通信に対して十分な帯域を保証することができるが、通信量の変化に対応するために複雑な手続が要求される。
【解決手段】非同期ネットワークシステムを以下のスイッチと情報処理装置で構成する。スイッチは、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先する。情報処理装置は、送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する。
【選択図】図2
【解決手段】非同期ネットワークシステムを以下のスイッチと情報処理装置で構成する。スイッチは、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先する。情報処理装置は、送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する。
【選択図】図2
Description
発明の一つの形態は、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータと送受信保証が要求されないデータとがパケット多重して伝送される非同期ネットワークシステムに関する。
発明の一つの形態は、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータと送受信保証が要求されないデータの送信装置として機能する情報処理装置に関する。
また発明の一つの形態は、非同期ネットワーク上に存在する情報処理装置の送信処理を管理するプログラムに関する。
発明の一つの形態は、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータと送受信保証が要求されないデータの送信装置として機能する情報処理装置に関する。
また発明の一つの形態は、非同期ネットワーク上に存在する情報処理装置の送信処理を管理するプログラムに関する。
一般的なLAN(Local Area Network)通信では、特定のデータパケットによる伝送路の占有を想定しない。すなわち、複数のサービスが、対応するデータパケットをいつでも送信できることを前提とする。このため、データパケットの送信中に発生するデータパケット同士の衝突によるパケットロス及びパケット遅延については、それぞれ個々のサービス毎に、どの程度許容できるかを考慮する必要がある。
これは、リアルタイム性を必要としないサービスに対応するデータパケットの送信にとっては大きな問題とならないが、リアルタイム性を必要とするサービスに対応するデータパケットの送信にとっては大きな問題となる。
これは、リアルタイム性を必要としないサービスに対応するデータパケットの送信にとっては大きな問題とならないが、リアルタイム性を必要とするサービスに対応するデータパケットの送信にとっては大きな問題となる。
このような問題点を考慮した技術が、特許文献1及び2に開示されている。
このうち特許文献1は、周期的に発生する所定時間内にリアルタイム性を必要とするデータパケットを送信することにより、所定時間内で送信可能なデータ量を所定値以下に抑制する技術を開示する。
また特許文献2は、LANシステム全体に共通の同期制御タイムスロット、同期転送タイムスロット、および、非同期転送タイムスロットを設け、同期転送タイムスロットを利用することにより、リアルタイム性を保証する技術を開示する。
特許第3385899号(リアルタイム通信方式)
特許第1963910号(マルチメディアLAN方式)
このうち特許文献1は、周期的に発生する所定時間内にリアルタイム性を必要とするデータパケットを送信することにより、所定時間内で送信可能なデータ量を所定値以下に抑制する技術を開示する。
また特許文献2は、LANシステム全体に共通の同期制御タイムスロット、同期転送タイムスロット、および、非同期転送タイムスロットを設け、同期転送タイムスロットを利用することにより、リアルタイム性を保証する技術を開示する。
ところで、特許文献1及び2に記載されている方法は、どちらもリアルタイム性が要求されるデータパケットの通信に対して十分な帯域を保証することができる。しかし、通信量の変化に対する対応するために複雑な手続を必要としたり、システム構成の自由度が低い問題がある。
例えば、特許文献1に記載された方法の場合、リアルタイム性が要求される通信の帯域とリアルタイム性を要求しない通信の帯域設定を、マスター装置との間で帯域申請許可の手続きを経る必要がある。
また例えば、特許文献2に記載された方法の場合、同期転送タイムスロットと利用権の申請許可の手続きを経る必要がある。また、特許文献2に記載された方法の場合、共通のタイムスロットで制御される装置だけでシステムを構成する必要があり、システム構成の自由度に難点がある。
また例えば、特許文献2に記載された方法の場合、同期転送タイムスロットと利用権の申請許可の手続きを経る必要がある。また、特許文献2に記載された方法の場合、共通のタイムスロットで制御される装置だけでシステムを構成する必要があり、システム構成の自由度に難点がある。
発明者らは、以上の技術的課題に着目し、以下に示す構成の非同期ネットワークシステムを提案する。
(A)システム例1
例えば、非同期ネットワークシステムが、非同期ネットワーク上を流れるデータをスイッチングするスイッチと、複数の情報処理装置とで構成される場合、
(a1)そのスイッチとして、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先する機能を搭載するものを採用し、
(a2)その情報処理装置として、送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間の余剰区間と第2の区間を用いて送信する機能を搭載するものを採用する。
(A)システム例1
例えば、非同期ネットワークシステムが、非同期ネットワーク上を流れるデータをスイッチングするスイッチと、複数の情報処理装置とで構成される場合、
(a1)そのスイッチとして、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先する機能を搭載するものを採用し、
(a2)その情報処理装置として、送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間の余剰区間と第2の区間を用いて送信する機能を搭載するものを採用する。
(B)システム例2
また例えば、非同期ネットワークシステムが、非同期ネットワーク上を流れるデータをスイッチングするスイッチと、同一時刻情報を共有する複数の情報処理装置とで構成される場合、
(b1)そのスイッチとして、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先する機能を搭載するものを採用し、
(b2)その情報処理装置として、同一時刻情報に基づく通信スケジュール上の送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間の余剰区間と第2の区間を用いて送信する機能を搭載するもの採用する。
また例えば、非同期ネットワークシステムが、非同期ネットワーク上を流れるデータをスイッチングするスイッチと、同一時刻情報を共有する複数の情報処理装置とで構成される場合、
(b1)そのスイッチとして、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先する機能を搭載するものを採用し、
(b2)その情報処理装置として、同一時刻情報に基づく通信スケジュール上の送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、第1の区間の余剰区間と第2の区間を用いて送信する機能を搭載するもの採用する。
帯域や利用権の申請許可手続が不要でありながら、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータとその必要のないデータを多重して伝送できる非同期ネットワークシステムを構築できる。
以下、発明に係る技術手法を採用する非同期ネットワークシステムの実施形態例を説明する。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する実施形態は、発明の一つの実施形態であって、これらに限定されるものではない。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する実施形態は、発明の一つの実施形態であって、これらに限定されるものではない。
(A)形態例1
図1に、非同期ネットワークシステムの形態例を示す。このシステムは、3台の情報処理装置1、2、3とLANスイッチ4とで構成される。
ここで、情報処理装置1、2、3は、LAN経由でデータパケットを送受信するネットワーク端末である。また、LANスイッチ4は、LAN上を流れるデータパケットを宛先に応じてスイッチングする装置である。
なお、情報処理装置1、2、3は、LANスイッチ4のポート41、42、43に接続される。
図1に、非同期ネットワークシステムの形態例を示す。このシステムは、3台の情報処理装置1、2、3とLANスイッチ4とで構成される。
ここで、情報処理装置1、2、3は、LAN経由でデータパケットを送受信するネットワーク端末である。また、LANスイッチ4は、LAN上を流れるデータパケットを宛先に応じてスイッチングする装置である。
なお、情報処理装置1、2、3は、LANスイッチ4のポート41、42、43に接続される。
ここでは、情報処理装置1及び2が共通の送信スケジュールに基づき、リアルタイム性が要求されるデータパケットとリアルタイム性が要求されないデータパケットの2種類を、情報処理装置3に対してそれぞれ送信する場合を説明する。
なお、リアルタイム性が要求されるデータパケットは、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータパケットの一例である。
なお、リアルタイム性が要求されるデータパケットは、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータパケットの一例である。
図2(A)に、情報処理装置1及び2に設定する共通の送信スケジュールの一例を示す。この送信区間は、区間Aと区間Bの2つで構成される。区間Aが請求項における第1の区間に対応し、区間Bが請求項における第2の区間に対応する。
送信スケジュール上の区間Aに、情報処理装置1及び2は、リアルタイム性が要求されるデータパケットを送信する。
また、送信スケジュール上の区間Bに、情報処理装置1及び2は、リアルタイム性が要求されないデータパケットを主に送信する。ただし、情報処理装置1及び2は、それぞれ自身の管理する区間Aに余裕があると判断した場合、区間Aにリアルタイム性が要求されないデータパケットを送信することを許容する。
送信スケジュール上の区間Aに、情報処理装置1及び2は、リアルタイム性が要求されるデータパケットを送信する。
また、送信スケジュール上の区間Bに、情報処理装置1及び2は、リアルタイム性が要求されないデータパケットを主に送信する。ただし、情報処理装置1及び2は、それぞれ自身の管理する区間Aに余裕があると判断した場合、区間Aにリアルタイム性が要求されないデータパケットを送信することを許容する。
図2(B)及び図2(C)は、この送信管理技術に基づくデータパケットの送信例を表している。ここで、図2(B)は、最初の区間Aで、リアルタイム性が要求されるデータパケットR1及びR2と、リアルタイム性が要求されないデータパケットN1及びN2が送信される例を表している。また、図2(C)は、最初の区間Aで、リアルタイム性を必要とするデータパケットR3及びR4だけが送信される例を表している。
なお、LANスイッチ4のポート41に入力された情報処理装置1の送信データパケットと、LANスイッチ4のポート42に入力された情報処理装置2の送信データパケットは、LANスイッチ4でパケット多重され、LANスイッチ4のポート43から情報処理装置3に転送される。
図2(D)は、情報処理装置3で受信されるデータパケットを表している。因みに、LANスイッチ4は、少なくとも2つ以上のQoS(Quality of Service)制御クラスを有している。この形態例の場合、制御クラスは、高優先クラスと低優先クラスの2つである。
図2(D)は、情報処理装置3で受信されるデータパケットを表している。因みに、LANスイッチ4は、少なくとも2つ以上のQoS(Quality of Service)制御クラスを有している。この形態例の場合、制御クラスは、高優先クラスと低優先クラスの2つである。
ここでのQoS制御機能は、高優先クラスの出力キューにデータパケットが存在する場合、低優先クラスのデータパケットの転送を抑制することで実現される。
以下、情報処理装置1及び2から送信されたデータパケットが情報処理装置3で受信されるまでを説明する。
まず、情報処理装置1は、区間Aにおいてリアルタイム性が要求されるデータパケットR1、R2を送信する(図2(B))。
この例の場合、区間Aには、他のデータパケットの送信が可能な空き区間がある。以下、この区間を余剰区間と呼ぶ。
以下、情報処理装置1及び2から送信されたデータパケットが情報処理装置3で受信されるまでを説明する。
まず、情報処理装置1は、区間Aにおいてリアルタイム性が要求されるデータパケットR1、R2を送信する(図2(B))。
この例の場合、区間Aには、他のデータパケットの送信が可能な空き区間がある。以下、この区間を余剰区間と呼ぶ。
情報処理装置1は、余裕区間の存在を確認すると、区間Aにリアルタイム性が要求されないデータパケットN1、N2を送信する。
また、情報処理装置1は、区間Bにおいて、リアルタイム性が要求されないデータパケットN3を送信する。
以下、記号Rでリアルタイム性が要求されるデータパケットを示し、記号Nでリアルタイム性が要求されないデータパケットを示す。
また、情報処理装置1は、区間Bにおいて、リアルタイム性が要求されないデータパケットN3を送信する。
以下、記号Rでリアルタイム性が要求されるデータパケットを示し、記号Nでリアルタイム性が要求されないデータパケットを示す。
一方、情報処理装置2は、区間Aにおいて、R3、R4を送信し、区間BにおいてN4を送信する(図2(C))。
この場合、LANスイッチ4は、R3とR4の転送を、N1、N2の転送に対して優先する。結果として、LANスイッチ4のポート43からは、R1、R2、R3、R4、N1、N2、N3、N4の順序で出力される(図2(D))。
図3に、この場合におけるLANスイッチ4の処理イメージを示す。
この場合、LANスイッチ4は、R3とR4の転送を、N1、N2の転送に対して優先する。結果として、LANスイッチ4のポート43からは、R1、R2、R3、R4、N1、N2、N3、N4の順序で出力される(図2(D))。
図3に、この場合におけるLANスイッチ4の処理イメージを示す。
もっとも、送信スケジュール上の次の区間Aでリアルタイム性が要求されるデータパケットの送信が開始された時点で、リアルタイム性が要求されないデータパケットの全ての転送が完了していない場合も考慮する必要がある。
図4に、この場合におけるLANスイッチ4の処理イメージを示す。
リアルタイム性が要求されるデータパケットとリアルタイム性が要求されないデータパケットが競合した場合、LANスイッチ4は、常にリアルタイム性が要求されるデータパケットを優先する。
このため、未転送のデータパケットN03は、R04の転送が終了する時点まで、その転送が停止される。
図4に、この場合におけるLANスイッチ4の処理イメージを示す。
リアルタイム性が要求されるデータパケットとリアルタイム性が要求されないデータパケットが競合した場合、LANスイッチ4は、常にリアルタイム性が要求されるデータパケットを優先する。
このため、未転送のデータパケットN03は、R04の転送が終了する時点まで、その転送が停止される。
以上のように、この非同期ネットワークシステムの場合、リアルタイム性が要求されるデータパケットの最大発生量の設定に応じ、送信スケジュール上の区間Aの大きさを決定しておけば、送信スケジュールに従うだけで、リアルタイム性が要求されるデータパケットを少ない遅延時間で他の情報処理装置に到達させることが可能になる。
なお、この非同期ネットワークシステムの場合、従来技術のようなマスター装置との間で帯域申請許可の手続が不要である。同じく、この非同期ネットワークシステムの場合、従来技術のような同期転送タイムスロットと利用権の申請許可手続も不要である。
なお、この非同期ネットワークシステムの場合、従来技術のようなマスター装置との間で帯域申請許可の手続が不要である。同じく、この非同期ネットワークシステムの場合、従来技術のような同期転送タイムスロットと利用権の申請許可手続も不要である。
また、この非同期ネットワークシステムの場合、リアルタイム性が要求されないデータパケットは、送信区間の全帯域からリアルタイム性が要求されるデータパケットの通信に必要な帯域を除いた残りの帯域を有効利用して送信することが可能になる。
すなわち、区間Aと区間Bを2つのQoS制御クラスに固定的に割り当てるのではなく、区間Aの空き帯域を有効利用できる。従って、通信量の変動時にも、新たな許可手続を経ることなく、リアルタイム性と通信帯域全体の有効利用とを両立できる。
すなわち、区間Aと区間Bを2つのQoS制御クラスに固定的に割り当てるのではなく、区間Aの空き帯域を有効利用できる。従って、通信量の変動時にも、新たな許可手続を経ることなく、リアルタイム性と通信帯域全体の有効利用とを両立できる。
(B)形態例2
図5に、非同期ネットワークシステムの他の形態例を示す。このシステム例は、LANスイッチ4と、時刻情報送信装置5と、3台の情報処理装置6、7、8とで構成される。すなわち、このシステム例は、情報処理装置6、7、8に共通の送信スケジュールを設定するための時刻情報が、時刻情報送信装置5からLAN経由で送信される場合に用いられる構成である。
この形態例2は、形態例1に比して送信スケジュールの設定精度を高める必要がある場合に好適である。
図5に、非同期ネットワークシステムの他の形態例を示す。このシステム例は、LANスイッチ4と、時刻情報送信装置5と、3台の情報処理装置6、7、8とで構成される。すなわち、このシステム例は、情報処理装置6、7、8に共通の送信スケジュールを設定するための時刻情報が、時刻情報送信装置5からLAN経由で送信される場合に用いられる構成である。
この形態例2は、形態例1に比して送信スケジュールの設定精度を高める必要がある場合に好適である。
この形態例の場合、時刻情報の送信に使用するデータパケットは、LANスイッチ4において、リアルタイム性が要求されるデータパケットとして取り扱われる。すなわち、区間Aにおいて、リアルタイム性が要求されないデータパケットに優先して転送される。
情報処理装置6、7、8は、受信した時刻情報のデータパケットに基づき個々の内部タイマーを設定し、送信スケジュールを作成する。その他の動作については、形態例1で説明した情報処理装置1、2、3の動作と同様である。
情報処理装置6、7、8は、受信した時刻情報のデータパケットに基づき個々の内部タイマーを設定し、送信スケジュールを作成する。その他の動作については、形態例1で説明した情報処理装置1、2、3の動作と同様である。
(C)形態例3
図6に、非同期ネットワークシステムの他の形態例を示す。このシステム例は、LANスイッチ4と、時刻情報送信装置9と、3台の情報処理装置10、11、12とで構成される。
この形態例3は、時刻情報送信装置9の時刻情報がLANとは異なる専用経路を通じて個々の情報処理装置10、11、12に与えられる点で形態例2と異なる。すなわち、時刻情報がLAN上を流れない点で異なる。
図6に、非同期ネットワークシステムの他の形態例を示す。このシステム例は、LANスイッチ4と、時刻情報送信装置9と、3台の情報処理装置10、11、12とで構成される。
この形態例3は、時刻情報送信装置9の時刻情報がLANとは異なる専用経路を通じて個々の情報処理装置10、11、12に与えられる点で形態例2と異なる。すなわち、時刻情報がLAN上を流れない点で異なる。
この形態例の場合、時刻情報は専用経路を通じて転送されるため、伝送遅延の影響をほとんど受けずに済む。この点において、形態例3は形態例2に比して送信スケジュールの設定精度を更に高める必要がある場合に好適である。
ここで、専用経路には、同期ネットワークや同期信号線の他、時刻情報専用の非同期ネットワークを使用する。
なお、情報処理装置10、11、12は、受信した時刻情報データに基づき個々の内部タイマーを設定し、送信スケジュールを作成する。その他の動作については、形態例1で説明した情報処理装置1、2、3の動作と同様である。
ここで、専用経路には、同期ネットワークや同期信号線の他、時刻情報専用の非同期ネットワークを使用する。
なお、情報処理装置10、11、12は、受信した時刻情報データに基づき個々の内部タイマーを設定し、送信スケジュールを作成する。その他の動作については、形態例1で説明した情報処理装置1、2、3の動作と同様である。
(D)形態例4
図7に、通信スケジュールの他の設定例を示す。なお、前提とする非同期ネットワークシステムの構成は形態例1と同じであるものとする。
前述した形態例は、非同期ネットワークシステム上に存在する全ての情報処理装置がその設定精度を除き、共通の送信スケジュールで動作することを前提とする。
しかし、この形態例では、個々の情報処理装置が異なる送信スケジュールに基づいて、リアルタイム性が要求されるデータパケットとその必要がないデータパケットを送信する場合について説明する。
図7に、通信スケジュールの他の設定例を示す。なお、前提とする非同期ネットワークシステムの構成は形態例1と同じであるものとする。
前述した形態例は、非同期ネットワークシステム上に存在する全ての情報処理装置がその設定精度を除き、共通の送信スケジュールで動作することを前提とする。
しかし、この形態例では、個々の情報処理装置が異なる送信スケジュールに基づいて、リアルタイム性が要求されるデータパケットとその必要がないデータパケットを送信する場合について説明する。
ただし、個々の情報処理装置が送信区間を2つの区間A及びBで管理し、データパケットがリアルタイム性を要求するか否かに応じて送信動作を制御する点は、他の形態例と同じである。
図7(A)に、情報処理装置1の送信スケジュールを示す。また、図7(C)に情報処理装置2の送信スケジュールを示す。
情報処理装置1は送信スケジュール上の区間Aを用いて、情報処理装置2は送信スケジュール2上の区間A´を用いてリアルタイム性が要求されるデータパケットを送信する(図7(B)、(D))。
図7(A)に、情報処理装置1の送信スケジュールを示す。また、図7(C)に情報処理装置2の送信スケジュールを示す。
情報処理装置1は送信スケジュール上の区間Aを用いて、情報処理装置2は送信スケジュール2上の区間A´を用いてリアルタイム性が要求されるデータパケットを送信する(図7(B)、(D))。
なお、リアルタイム性を必要としないデータパケットは、送信スケジュール上の区間B及びB´に送信することを主とするが、個々の情報処理装置において区間A及びA´に余裕があることが判断できた場合には、区間A及びA´に送信することを許容する(図7(B)、(D))。
因みに、LANスイッチ4のポート41に入力された情報処理装置1の送信データパケットと、LANスイッチ4のポート42に入力された情報処理装置2の送信データパケットは、パケット多重され、LANスイッチ4のポート43から情報処理装置3に転送される。
因みに、LANスイッチ4のポート41に入力された情報処理装置1の送信データパケットと、LANスイッチ4のポート42に入力された情報処理装置2の送信データパケットは、パケット多重され、LANスイッチ4のポート43から情報処理装置3に転送される。
このLANスイッチ4も、QoS制御機能として形態例1と同じ機能を搭載する。すなわち、高優先クラスの出力キューにデータパケットが存在する場合、低優先クラスのデータパケットの転送を抑制する機能を搭載するLANスイッチ4を使用する。
図7(E)は、LANスイッチ4のQoS制御の結果、情報処理装置3が受信するデータパケットを示す。
図7(E)は、LANスイッチ4のQoS制御の結果、情報処理装置3が受信するデータパケットを示す。
以下、情報処理装置1及び2から送信されたデータパケットが情報処理装置3で受信されるまでを説明する。
まず、情報処理装置1は、区間AにおいてR1、R2を送信する(図7(B))。この例の場合、情報処理装置1は、区間Aにまだデータパケット送信の余裕があると判定し、区間Aの空き区間を利用してN1、N2も送信する(図7(B))。
また、情報処理装置1は、区間BにおいてN3を送信する(図7(B))。
一方、情報処理装置2は、区間A´においてR3、R4を送信し、区間B’においてN4を送信する(図7(D))。
この場合、R3、R4の転送がN2の転送に対して優先される結果、LANスイッチ4のポート43からは、R1、R2、N1、R3、R4、N2、N3の順序で出力される。
まず、情報処理装置1は、区間AにおいてR1、R2を送信する(図7(B))。この例の場合、情報処理装置1は、区間Aにまだデータパケット送信の余裕があると判定し、区間Aの空き区間を利用してN1、N2も送信する(図7(B))。
また、情報処理装置1は、区間BにおいてN3を送信する(図7(B))。
一方、情報処理装置2は、区間A´においてR3、R4を送信し、区間B’においてN4を送信する(図7(D))。
この場合、R3、R4の転送がN2の転送に対して優先される結果、LANスイッチ4のポート43からは、R1、R2、N1、R3、R4、N2、N3の順序で出力される。
以上の説明のように、この非同期ネットワークシステムの場合、リアルタイム性が要求されるデータパケットの最大発生量の設定に応じ、送信スケジュール上の区間A及びA’の大きさを決定しておけば、送信スケジュールに従うだけで、リアルタイム性が要求されるデータパケットを少ない遅延時間で他の情報処理装置に到達させることが可能になる。
この非同期ネットワークシステムの場合、リアルタイム性が要求されないデータパケットは、送信区間の全帯域からリアルタイム性が要求されるデータパケットの通信に必要な帯域を除いた残りの帯域を有効利用して送信することが可能になる。
この非同期ネットワークシステムの場合、リアルタイム性が要求されないデータパケットは、送信区間の全帯域からリアルタイム性が要求されるデータパケットの通信に必要な帯域を除いた残りの帯域を有効利用して送信することが可能になる。
(E)他の形態例
(a)前述の形態例では、情報処理装置で構成される一般的な非同期ネットワークシステムについて説明した。この非同期ネットワークシステムは、リアルタイム性が要求されるデータパケットとリアルタイム性が要求されないデータパケットを非同期ネットワーク上で送受する様々なシステムに応用できる。
例えば、映像信号切換システムに適用できる。図8に、形態例2に対応するシステム構成例を示す。図8に示すシステムは、LANスイッチ4、垂直同期情報送信装置13、映像信号切換制御装置14、映像信号切換装置15、16で構成される。
(a)前述の形態例では、情報処理装置で構成される一般的な非同期ネットワークシステムについて説明した。この非同期ネットワークシステムは、リアルタイム性が要求されるデータパケットとリアルタイム性が要求されないデータパケットを非同期ネットワーク上で送受する様々なシステムに応用できる。
例えば、映像信号切換システムに適用できる。図8に、形態例2に対応するシステム構成例を示す。図8に示すシステムは、LANスイッチ4、垂直同期情報送信装置13、映像信号切換制御装置14、映像信号切換装置15、16で構成される。
このうち、垂直同期情報送信装置13は時刻情報送信装置9に対応し、映像信号切換制御装置14及び映像信号切換装置15、16は、情報処理装置5、6、7に対応する。
ここで、映像信号切換制御装置14は、LAN経由で映像信号切換装置15、16に制御コマンドを送信し、これら装置の切換処理を制御する機能を有している。なお、制御コマンドは、非同期ネットワークに接続された映像信号切換装置15、16の動作を指示する制御データである。
また、映像信号切換装置15は、映像入力信号I1、I2、I3を選択対象とし、選択した映像信号を映像出力信号O1、O2として出力する機能を有する。
ここで、映像信号切換制御装置14は、LAN経由で映像信号切換装置15、16に制御コマンドを送信し、これら装置の切換処理を制御する機能を有している。なお、制御コマンドは、非同期ネットワークに接続された映像信号切換装置15、16の動作を指示する制御データである。
また、映像信号切換装置15は、映像入力信号I1、I2、I3を選択対象とし、選択した映像信号を映像出力信号O1、O2として出力する機能を有する。
また、映像信号切換装置16は、映像入力信号I4、I5、I6を選択対象とし、選択した映像信号を映像出力信号O3、O4として出力する機能を有する。
また、映像信号切換制御装置14及び映像信号切換装置15、16には、垂直同期信号送信装置13からLAN経由で与えられる垂直同期信号を共通の時刻情報とし、共通の送信スケジュールで動作する。
因みに、映像信号の切換は、垂直同期信号のタイミングに連動して実行される。この形態例の場合、映像信号の切換を制御する制御コマンドが、リアルタイム性が要求されるデータである。
また、映像信号切換制御装置14及び映像信号切換装置15、16には、垂直同期信号送信装置13からLAN経由で与えられる垂直同期信号を共通の時刻情報とし、共通の送信スケジュールで動作する。
因みに、映像信号の切換は、垂直同期信号のタイミングに連動して実行される。この形態例の場合、映像信号の切換を制御する制御コマンドが、リアルタイム性が要求されるデータである。
(b)前項(a)では、映像機器として映像信号切換装置とその切換制御装置が接続されている場合について説明した。しかし、他の映像機器が接続されても良い。
例えば、撮像カメラ、監視カメラその他の撮像装置とその制御装置が接続されていても良い。また例えば、ビデオサーバー、ビテオテープレコーダーその他のストレージ装置が接続されていても良い。
例えば、撮像カメラ、監視カメラその他の撮像装置とその制御装置が接続されていても良い。また例えば、ビデオサーバー、ビテオテープレコーダーその他のストレージ装置が接続されていても良い。
(c)前項(a)では、非同期ネットワークシステムの一例として映像信号切換システムを説明した。そして、非同期ネットワークシステムを構成する情報処理装置の一例として映像機器を接続する場合について説明した。
しかし、非同期ネットワークシステムを構成する情報処理装置は他の電子機器でも良い。例えば、スピーカ、チューナー、アンプ、スイッチャその他の音声機器でも良い。
(d)非同期ネットワークシステムは、民生用のネットワークシステムにも、事業者用のネットワークシステムにも応用できる。例えば、放送局システム(すなわち、映像機器として放送機器が接続される場合)や宅内システムにも適用できる。また、拠点間を接続する基幹システムにも適用できる。
しかし、非同期ネットワークシステムを構成する情報処理装置は他の電子機器でも良い。例えば、スピーカ、チューナー、アンプ、スイッチャその他の音声機器でも良い。
(d)非同期ネットワークシステムは、民生用のネットワークシステムにも、事業者用のネットワークシステムにも応用できる。例えば、放送局システム(すなわち、映像機器として放送機器が接続される場合)や宅内システムにも適用できる。また、拠点間を接続する基幹システムにも適用できる。
(e)前述の形態例に係る送信機能は、その応用システムに応じた情報処理装置に搭載できる。例えば、コンピュータ、印刷装置、デジタルカメラ、ゲーム機器、スキャナ、携帯情報端末(携帯型のコンピュータ、携帯電話機、携帯型ゲーム機、電子書籍等)、時計、画像再生装置(例えば、光ディスク装置、ホームサーバー)、モニタ、テレビジョン受像器にも搭載できる。
なお、送信機能は、処理ボード、半導体チップその他のハードウェアとして搭載される他、コンピュータ上で実行されるプログラムの形態としても搭載し得る。
なお、送信機能は、処理ボード、半導体チップその他のハードウェアとして搭載される他、コンピュータ上で実行されるプログラムの形態としても搭載し得る。
(f)前述の形態例では、時刻情報送信装置と情報処理装置が別の場合について説明した。しかし、時刻情報送信装置は、いずれかの情報処理装置内に搭載されていても良い。
(g)前述の形態例では、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される各種の変形例及び応用例も考えられる。
(g)前述の形態例では、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される各種の変形例及び応用例も考えられる。
1、2、3 情報処理装置
4 LANスイッチ
5 時刻情報送信装置
6、7、8 情報処理装置
10、11、12 情報処理装置
13 垂直同期情報送信装置
14 映像信号切換制御装置
15、16 映像信号切換装置
4 LANスイッチ
5 時刻情報送信装置
6、7、8 情報処理装置
10、11、12 情報処理装置
13 垂直同期情報送信装置
14 映像信号切換制御装置
15、16 映像信号切換装置
Claims (13)
- 非同期ネットワーク上を流れるデータをスイッチングするスイッチと、複数の情報処理装置とで構成される非同期ネットワークシステムであって、
前記スイッチは、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先し、
前記情報処理装置はそれぞれ、送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、
所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する
ことを特徴とする非同期ネットワークシステム。 - 非同期ネットワーク上を流れるデータをスイッチングするスイッチと、同一時刻情報を共有する複数の情報処理装置とで構成される非同期ネットワークシステムであって、
前記スイッチは、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先し、
前記情報処理装置はそれぞれ、前記同一時刻情報に基づく通信スケジュール上の送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、
所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する
ことを特徴とする非同期ネットワークシステム。 - 請求項1又は2に記載の非同期ネットワークシステムにおいて、
前記所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータは、個々の情報処理装置の動作を指示する制御データである
ことを特徴とする非同期ネットワークシステム。 - 請求項1又は2に記載の非同期ネットワークシステムにおいて、
前記情報処理装置は映像機器である
ことを特徴とする非同期ネットワークシステム。 - 請求項4に記載の非同期ネットワークシステムにおいて、
前記映像機器は放送機器である
ことを特徴とする非同期ネットワークシステム。 - 請求項2に記載の非同期ネットワークシステムにおいて、
各情報処理装置の動作タイミングを規定する時刻情報は、前記非同期ネットワークを通じて情報処理装置に与えられる
ことを特徴とする非同期ネットワークシステム。 - 請求項2に記載の非同期ネットワークシステムにおいて、
各情報処理装置の動作タイミングを規定する時刻情報は、専用経路を通じて情報処理装置に与えられる
ことを特徴とする非同期ネットワークシステム。 - 所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先するスイッチと同じ非同期ネットワークに接続される情報処理装置であって、
送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、
所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先するスイッチと同じ非同期ネットワークに接続され、同じ非同期ネットワーク上に存在する他の情報処理装置と同一時刻を共有する情報処理装置であって、
前記同一時刻情報に基づく通信スケジュール上の送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、
所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 非同期ネットワーク上を流れるデータをスイッチングするスイッチと、複数の情報処理装置とで構成される非同期ネットワークシステムにおけるデータ送信管理方法であって、
前記スイッチは、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先し、
前記情報処理装置はそれぞれ、送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、
所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する
ことを特徴とするデータ送信管理方法。 - 非同期ネットワーク上を流れるデータをスイッチングするスイッチと、同一時刻情報を共有する複数の情報処理装置とで構成される非同期ネットワークシステムにおけるデータ送信管理方法であって、
前記スイッチは、所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先し、
前記情報処理装置はそれぞれ、前記同一時刻情報に基づく通信スケジュール上の送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、
所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間を用いて優先的に送信し、所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する
ことを特徴とするデータ送信管理方法。 - 所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先するスイッチと同じ非同期ネットワークに接続される情報処理装置の処理動作を制御するプログラムに、
送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、
所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間を用いて優先的に送信する処理と、
所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 所定の到達時間内の送受信保証が要求されるデータの転送を、所定の到達時間内の送受信保証が要求されないデータに対して常に優先するスイッチと同じ非同期ネットワークに接続される情報処理装置の処理動作を制御するプログラムに、
前記同一時刻情報に基づく通信スケジュール上の送信区間を第1の区間と第2の区間で管理し、
所定の到達時間内の送受信保証が要求される1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間を用いて優先的に送信する処理と、
所定の到達時間内の送受信保証が要求されない1つ又は複数のデータを送信する場合、前記第1の区間の余剰区間と前記第2の区間を用いて送信する処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004321864A JP2006135615A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 非同期ネットワークシステム、情報処理装置、データ送信管理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004321864A JP2006135615A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 非同期ネットワークシステム、情報処理装置、データ送信管理方法及びプログラム |
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ID=36728757
Family Applications (1)
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JP2004321864A Pending JP2006135615A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 非同期ネットワークシステム、情報処理装置、データ送信管理方法及びプログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006135615A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018500649A (ja) * | 2014-11-27 | 2018-01-11 | カール ツァイス マイクロスコピー ゲーエムベーハーCarl Zeiss Microscopy Gmbh | データ転送方法及び装置 |
-
2004
- 2004-11-05 JP JP2004321864A patent/JP2006135615A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018500649A (ja) * | 2014-11-27 | 2018-01-11 | カール ツァイス マイクロスコピー ゲーエムベーハーCarl Zeiss Microscopy Gmbh | データ転送方法及び装置 |
US10579576B2 (en) | 2014-11-27 | 2020-03-03 | Carl Zeiss Microscopy Gmbh | Method and apparatus for forwarding data |
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