JP2006134172A - 共同利用コンピュータの制御方法、共同利用コンピュータ、および共同利用コンピュータ制御プログラム - Google Patents

共同利用コンピュータの制御方法、共同利用コンピュータ、および共同利用コンピュータ制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用開始時のネットワーク・トラフィックの低減を図りつつ利用することが可能な共同利用コンピュータを提供する。
【解決手段】 共同利用コンピュータの利用に際し、利用開始前のユーザ認証処理等が終わった時点で、利用者コンピュータ環境を実現するための情報がサーバの記憶部240内のシステムデータ240−1から読み出され一時保存領域141a1内のシステムデータとして一時保存される。その後、一般データ240−2からもファイルの情報が読み出されて一時保存領域141a1内に一般データのハードリンクとして一時保存される。ユーザが共同利用コンピュータの利用を開始した以降、前記リストアされた一般データのハードリンクにファイルアクセスがあった時にのみ、ファイルの実体をサーバ200の記憶部240内の一般データ240−2から読み出して一時保存領域141a2内の一般データとして一時保存する。
【選択図】図6

Description

本発明は、レンタルオフィス、リモートオフィス等において利用する共同利用コンピュータの制御方法、共同利用コンピュータ、および共同利用コンピュータ制御プログラムに関する。
従来、レンタルオフィスやリモートオフィス等において利用する共同利用コンピュータは、利用者のコンピュータで実現される環境(以下、単に「利用者コンピュータ環境」という。)を実現するために、共同利用コンピュータに実現される環境(以下、単に「共同利用コンピュータ環境」という。)に、利用者コンピュータ環境と共同利用コンピュータ環境との差分の環境(以下、単に「差分環境」という。)をダウンロードするようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、コンピュータの環境とは、コンピュータにインストールされた各種のプログラム、ネットワークの接続等の一部のハードウェア構成、コンピュータの動作に必要なパラメータの設定等をいい、このプログラムには、OS(Operating System)、通信用プログラム、メールソフトやインターネットブラウザ、辞書、各種のアプリケーションソフト等が含まれる。ただし、利用者コンピュータ環境におけるOSがすべて復元されるものではない。
その際、差分環境を実現するためのダウンロードは、共同利用コンピュータ内蔵のハードディスクに利用開始時にダウンロードが行われ、共同利用コンピュータの利用終了後に差分環境がダウンロードされたドライブをフォーマットすることによってセキュリティを確保するようになっている。
特開2001−34580号公報
しかし、このような従来の共同利用コンピュータの技術では、差分環境に対応するファイルを共同利用コンピュータ利用開始前に全てネットワークを介してダウンロードする必要があり、このため、数十人の同時利用時や回線速度の遅いネットワークでの利用時には、利用者それぞれの環境を復元する時間が非常に長くなり、利用感を損なってしまうという問題があった。
本発明の目的は、利用開始時のネットワーク・トラフィックの低減を図りつつ利用することが可能な、共同利用コンピュータの制御方法、共同利用コンピュータ、および共同利用コンピュータ制御プログラムを提供することである。
本発明の共同利用コンピュータ制御方法は、
利用者の正当性を認証する認証ステップと、
ネットワークを介して外部のサーバと通信し、サーバに保存された差分環境のうち利用開始時に最低限必要なシステムデータを読み出し、共同利用コンピュータ内のシステムデータ一時保存領域に記憶させるシステムデータ記憶ステップと、
サーバに保存された差分環境のうち前記システムデータ以外のファイルの情報を読み出し、共同利用コンピュータ内の一般データハードリンク一時保存領域にハードリンクとして記憶させる一般データハードリンク記憶ステップと、
ユーザが共同利用コンピュータの利用を開始した以降、事前に作成した仮想スペースへのファイルのIOをモニターし、前記リストアされた一般データのハードリンクにファイルアクセスがあった時にのみ、ファイルの実体をサーバ内の一般データから読み出して共同利用コンピュータ内の仮想スペース上の一時保存領域内の一般データとして一時保存領域に記憶させる一般データ実体記憶ステップと、
を有する。
本発明の実施態様によれば、
システムデータ記憶ステップと、一般データハードリンク記憶ステップと、一般データ実体記憶ステップで記憶させた差分環境と共同利用コンピュータ環境とに基づいて利用者コンピュータ環境を構築する利用者環境構築ステップと、
共同利用コンピュータの利用の終了指示に応答して一時保存領域に保存された利用者生成情報を外部のサーバに保存させる保存ステップと、
保存ステップで保存させた利用者生成情報を一時保存領域から消去する消去ステップとを
さらに有し、
外部のサーバに保存される利用者生成情報は、差分環境を含む、前記利用者が前記共同利用コンピュータを利用することによって生成された情報を含む。
ユーザが共同利用コンピュータの利用に際し、利用開始前のユーザ認証処理等が終わった時点で、利用者コンピュータ環境を実現するための情報がサーバの記憶部内のシステムデータ領域から読み出され一時保存領域内のシステムデータとして一時保存される。その後、一般データ領域からもファイルの情報が読み出されて一時保存領域内に一般データのハードリンクとして一時保存される。ハードリンク自体はファイルの実体ではないので、リストアのファイル転送は発生しない。この時点で利用者は共同利用コンピュータの利用を開始できる。
ユーザが共同利用コンピュータの利用を開始した以降、前記リストアされた一般データのハードリンクにファイルアクセスがあった時にのみ、ファイルの実体をサーバの記憶部内の一般データ領域から読み出して一時保存領域内の一般データとして一時保存する。これにより、ハードリンクにアクセスした一般データのファイルについても、必要に応じてアクセスされたファイルのみがオンデマンドリストアされる。
本発明は、共同利用コンピュータ環境と差分環境のデータを、起動に最低限必要な部分と起動後に使用する部分にカテゴリー分けし、起動に最低限必要な部分は従来通り使用開始前にダウンロードし、その他のデータを、必要なときにだけダウンロードするものである。
本発明は、利用開始時のトラヒックを低減することにより、利用者の利用待ち時間を減らし、利用感を安定させるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る共同利用コンピュータおよび共同利用コンピュータシステムのブロック構成を示す図である。図1に示すように、共同利用コンピュータシステム1000は、共同利用コンピュータ100と、ネットワーク300を介して共同利用コンピュータ100と通信するサーバ200とによって構成される。
ここで、共同利用コンピュータ100は、装置を操作するための操作部110と、利用者がレンタルオフィス等で登録の際に受け取った携帯記憶媒体11に情報の読み出しまたは書き込み(以下、単に「読み書き」という。)を行う情報リーダライタ(以下、「情報R/W」という。)120と、情報R/W120等の制御や情報処理を行う情報処理制御部130と、所定の情報を記憶する記憶部140と、ネットワーク300を介して外部の装置と通信を行い所定のデータの送受信を行う通信部150で構成されている。
図2は、共同利用コンピュータ100の具体的構成の一例を示すブロック図である。図2において、操作部110は、キーボード等の入力手段111と液晶ディスプレイ等の表示手段112とによって構成されている。また、携帯記憶媒体11はICカードによって実現され、情報R/W120は、ICカードのリーダライタであるICカードR/W121によって実現されている。
携帯記憶媒体(ICカード)11は、共同利用コンピュータ100の利用に先立って利用者毎に交付され、携帯記憶媒体(ICカード)11には、この携帯記憶媒体(ICカード)11のカードID(カードID=i)、鍵Xi、携帯記憶媒体(ICカード)11に固有のカードパスワード等が登録されている。ここでのカードIDのiと鍵Xiの添え字iとは同一の番号とする。
カードIDは利用者を特定するためのIDであり、鍵Xiは利用者が作成したファイル等の情報(以下、利用者生成情報という。)を暗号化したり、サーバ200から読み出した情報を復号したりするための鍵であり、カードパスワードは携帯記憶媒体(ICカード)11を持っている利用者の正当性を認証するものであり、操作手段110を介して入力されたパスワードが、情報R/W120を介してICカード11に投入され、ICカード内部に事前に保持されたユーザ固有のカードパスワードと内部で照合され、それが一致した場合にのみ、鍵XiやカードIDを読み出せるというICカードの機構を利用し、利用者本人のみが自分仕様の共同利用コンピュータシステム1000へのアクセス可能とするものである。
また、ネットワーク300に複数のサーバ200が接続され(図1では1台のみ図示)、携帯記憶媒体(ICカード)11には、利用者コンピュータ環境を構築するために必要な情報を保存したサーバを特定するサーバ特定情報が記憶され、共同利用コンピュータ100は、情報R/W120を介して携帯記憶媒体(ICカード)11からサーバ特定情報を読み出し、サーバ特定情報に基づいて特定される外部のサーバと通信するのでもよい。
また、カードIDおよびカードパスワードの登録時に、鍵Xiは自動生成されることが好適である。ここで、利用者は、自己のカードパスワードおよびカードIDを記憶しているものとするが、鍵Xiについては、携帯記憶媒体(ICカード)11内で生成されるので、利用者が知っている必要性はない。
図2では、記憶部140は、ハードディスク141によって実現されている。記憶部140には、図3に概念的に示すように、OS(Operating System)等の共同利用コンピュータ環境が保存された共通領域141bと、共通領域141bとは異なる記憶領域であって、共同利用コンピュータ100の利用によって生成された利用者生成情報を一時的に保存する一時保存領域141aが設けられている。
ここで、共通領域141bと一時保存領域141aとは、同一ドライブの中に含まれるものとする。また、共通領域141bについては、情報の読み出しができるだけで書き込みはできないようになっている。これに対して、一時保存領域141aについては、読み出しも書き込みもできるようになっている。なお、上記の「一時的」とは、1回の利用時間に亘る時間帯を含むものとする。
共同利用コンピュータ100の利用に際し、利用者コンピュータ環境を実現するための情報がサーバ200の記憶部240から読み出されて一時保存領域141aに記憶され、利用終了時に消去されるようになっている。ここで、「利用者コンピュータ環境を実現するための情報」とは、初回利用時は、利用者コンピュータ環境を特定する情報が記録された情報であり、ファイル形式等で生成された情報をいい(以下、この情報を「利用者コンピュータ環境ファイル」という。)、2回目以降の利用時は、前回作成した差分環境をいうものとする。この差分環境とは、共同利用コンピュータ100に利用者コンピュータ環境を構築するために、共同利用コンピュータ環境に不足する環境をいう。また、「消去」は、「000・・0」、「111・・・1」等の所定のデータを全一時保存領域141aに書き込む等によって行うのでもよい。すなわち、後に利用する利用者が前の利用者の利用後に、前の利用者の利用に関する情報が得られないようにするものである。
表1は、差分環境データを、起動に最低限必要な部分と起動後に使用する部分にカテゴリー分けした例である。ここでは、差分環境データをシステムデータと一般データに区別する。
Figure 2006134172
システムデータはユーザ利用開始時点で最低限必要なデータであり、必要なときにだけダウンロードする(以下、オンデマンドリストアと表記)ことが不可能な部分である。例えばユーザ利用環境を設定するのに必要不可欠なWindowsフォルダ配下のファイル等がこれにあたる。これはフォルダ毎に指定する。
一般データはユーザ利用開始後にダウンロードしてもよいデータであり、オンデマンドリストア可能な部分である。これはシステムデータ以外で、Windows起動ドライブ(以下、C:)に作成されるシステムデータ以外の全てのファイルである。例えば、デスクトップ上のアイコンやファイル、メールソフトが扱うデータファイル、ユーザが作成したデータファイル等がこれにあたる。
情報処理制御部130は、図1に示すように、情報R/W120の制御を行うR/W制御部31と、記憶部140に記憶されている情報を共同利用コンピュータ100の利用前の状態(以下、初期状態という。)に復元する初期状態復元部32と、共同利用コンピュータ100の使用に際して利用者コンピュータ環境を生成するためのバックアップ/リストア部33と、共同利用コンピュータ100の仮想ローカルドライブ(以下、U:)へのファイルIOをモニターするためのファイルIOモニター部34を含んでいる。
図4は情報処理制御部130が備える機能を実現するプログラムのブロック構成を説明するための図である。図4では、OSが「Windows XP」301で、その上で、R/W制御機能を実現するプログラムであるR/W制御モジュール311と、初期状態を復元させるためのファイル消去および初期環境復元のためのプログラムであるファイル消去/初期環境復元モジュール321と、共同利用コンピュータ100の使用に際して利用者コンピュータ環境を生成するためにバックアップおよびリストアを行うためのプログラムであるバックアップ/リストアモジュール331が動作する構成になっている。
バックアップ/リストアモジュール331は、サーバ200から上記の利用者コンピュータ環境ファイルまたは差分環境を受信して一時保存領域141aに保存し、メール、ネットワーク、辞書、インターネットブラウザ等の設定を行い、差分環境を構築するようになっている。共同利用コンピュータ環境と差分環境とによって利用者コンピュータ環境が構築されるものとする。
また、利用者が共同利用コンピュータ100の利用を終了しようとして終了指示を共同利用コンピュータ100に入力した場合、終了指示に応答して利用者がそれまで作成したファイルその他のデータである利用者生成情報を通信部150を介してサーバ200に送信し、サーバ200の記憶部240に記憶させるようになっている。その際、サーバ200への送信に先立ち利用者生成情報を前記鍵を用いて暗号化し、暗号化した利用者生成情報をサーバ200に送信するのでもよい。言うまでもなく利用者生成情報には差分環境が含まれる。
ファイル消去/初期環境復元モジュール321は、利用者が作成したファイル等のバックアップがバックアップ/リストアモジュール331によって行われた後、記憶部140の一時保存領域141aに記憶された情報の消去を行い、記憶部140に記憶された情報が共通領域141bのみに記憶されている初期環境を復元するようになっている。情報の消去については、上記で説明した。
ここで本発明のポイントであるシステムデータと一般データをカテゴライズしてバックアップ/リストアする手順を詳細に説明する。特にリストアする手順については発明の最も重要なポイントである。
図5と図6は、差分環境データのシステムデータと一般データをバックアップおよびリストアするタイミングを表した図である。
本実施形態の説明では、前提として、C:内にSUBSTコマンド等で仮想ローカルドライブ(以下、U:と表記)等を作成する必要がある。また、ファイルIOモニター部34は、U:へのファイルIOをモニターしている。
最初に、バックアップ方法について説明する。
ユーザが、システムデータとして規定されたフォルダに対してファイルを追記した場合は、利用終了時に、そのままサーバ200のシステムデータ領域240−1にシステムデータとしてバックアップする。
ユーザが、システムデータとして規定されたフォルダ以外のC:内にファイルを追記した場合は、利用終了時に、そのままサーバ200の一般データ領域240−2に一般データとしてバックアップする。
次に、リストア方法について説明する。
ユーザが共同利用コンピュータ100の利用に際し、利用開始前のユーザ認証処理等が終わった時点で、利用者コンピュータ環境を実現するための情報がサーバ200の記憶部240内のシステムデータ領域240−1から読み出されて一時保存領域141a1内のシステムデータとして一時保存される。その後、一般データ領域240−2からもファイルの情報が読み出されて一時保存領域141a1内に一般データのハードリンク(注:WindowsNTFSの機能)として一時保存される。ハードリンク自体は、ファイルの実体ではないので、リストアのファイル転送は発生しないのがポイントである。この時点で利用者は共同利用コンピュータ100の利用を開始できる。
ユーザが共同利用コンピュータ100の利用を開始した以降、ファイルIOモニター部34はU:へのファイルのIOをモニターし、前記リストアされた一般データのハードリンクにファイルアクセスがあった時にのみ、U:上にファイルの実体をサーバ200の記憶部240内の一般データ領域240−2から読み出して一時保存領域141a2内の一般データとして一時保存する。これにより、ハードリンクにアクセスした一般データのファイルについても、必要に応じてアクセスされたファイルのみがオンデマンドリストアされる。
以上により、利用開始時には必要最低限のファイルしかダウンロードする必要がなく、かつ、利用開始後にも、アクセスされたファイルしかダウンロードされないので、従来技術に比べて、利用開始までの待ち時間や、ネットワークのダウンロードトラフィックが飛躍的に低減できることは明らかである。
情報処理制御部130は、情報処理や制御を行うCPU(Central Processing Unit)131と、CPU131を立ち上げるためのプログラムやその他のプログラムおよび制御用のパラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)132と、CPU131で用いるOSやアプリケーションの実行コードやデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)133と、アプリケーションソフトや所定のデータを不揮発かつ書替可能に記憶するEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)134とを含んでいる。
上記のR/W制御部31、初期状態復元部32、およびバックアップ/リストア部33によって実現される機能は、記憶部140やEEPROM134に記憶されたOSやアプリケーションソフトがRAM133に実行コードとして記憶され、CPU131によって実行されることによって実現されるようになっている。
図1に示す通信部150は、ネットワーク300を介してサーバ200等と通信を行うようになっており、ネットワーク300との通信は、無線で行うのでも、有線で行うのでもよい。通信部150は、サーバ200から利用者コンピュータ環境ファイルや前記差分環境等(それらの暗号化したものを含む。)を読み出し、利用者生成情報(暗号化したものを含む。)をサーバ200に送信するようになっている。
図1に示すように、サーバ200は、装置を操作するための操作部210と、操作部210を介して行われた入力やその他の情報の入力に応じて制御や情報処理を行う情報処理制御部220と、ネットワーク300を介して外部の装置と通信を行い所定のデータの送受信を行う通信部230と、所定の情報を記憶する記憶部240を含んでいる。
サーバ200の具体的構成は、例えば、共同利用コンピュータ100から情報R/W120を除いたものと同様であってもよい。その場合、情報処理制御部220が、例えば、図4に示す構成のプログラムによって実現される機能を有するようになっているのでもよい。
図4に示す情報処理制御部220の構成では、OSが「Linux」221であり、その上で、HTTP(HyperText Transfer Protocol)をプロトコルとして通信するサーバの機能を実現するためのプログラムであるHTTPサーバ機能モジュール222が動作し、さらにその上に、ファイル転送を行うためのプログラムであるファイル転送モジュール223が動作するようになっている。
サーバ200は、ネットワーク300上の他の装置(不図示)と通信し、情報を受信して記憶できるようになっている。ここで、ネットワーク300上の他の装置としては、利用者が復元しようとする環境を有するコンピュータ(以下、「利用者コンピュータ」という。)や、利用者コンピュータがLAN(Local Area Network)等を介して接続されたサーバ等が含まれる。その結果、サーバ200は、利用者コンピュータ環境に関する情報を取得できることになる。
以下、共同利用コンピュータ100の利用方法について、図7を用いて説明する。図7は、共同利用コンピュータ100の利用方法における手続きの流れを示すフローチャートであり、上記の特許文献1に記載された図7と対応させてあらわされている。
<初回利用手順>
まず、レンタルオフィスを初めて利用する場合の流れについて説明する。初めて利用する場合は、以下のステップST4およびステップST10、ST11に従って利用する。
利用者が、レンタルオフィスで初めて共同利用コンピュータ100を利用するとき(ST4)は、不図示の認証手段により利用者の正当性を認証し、ST10へ進む。
ステップST10の時点で、共同利用コンピュータ100は共通領域141bの初期状態になっており、レンタルオフィスにいる共同利用コンピュータ100の利用者は、利用者コンピュータ環境の下で、自己の会社のサーバへのアクセス、インターネットへの接続、各種文書の作成等を行い、利用者生成情報を生成する(手順3、ST10)。ST10でのデータの書き込みは、システムデータは一時保存領域141a1に、一般データは一時保存領域141a2に行われる。
ステップST10で共同利用コンピュータ100を利用した作業が終了すると、共同利用コンピュータ100の利用者は共同利用コンピュータ100をログオフ(Logoff)し、共同利用コンピュータ100のログオフの指示に応答して、一時保存領域141a1および141a2に記憶された情報(ファイル名およびファイルの実体)が差分環境エリア上のファイルとしてバックアップ/リストア部33によってサーバ200の記憶部240に保存される(手順4、ST11)。その後一時保存領域141aに記憶された情報は初期状態復元部32によって消去される(手順5、ST12)。一時保存領域141aに記憶された情報の消去については、既に説明したので省略する。
<2回目以降の手順>
次に、2回目以降にレンタルオフィスを利用する際の手順について説明する。2回目以降の利用の場合は、以下のステップST9、およびステップST10、ST11、ST13に従って利用する。ステップST10、ST11、ST13については、上記で説明したので、その説明を省略する。
利用者が、2回目以降にレンタルオフィスで共同利用コンピュータ100(前回の利用した共同利用コンピュータ100と同一である必要性はない。)を利用する際は、まず、パスワード等を入力して利用者の正当性を認証し、図6に示すように、前回ステップST11で保存した差分環境のうちシステムデータを、サーバ200のシステムデータ領域240−1から読み出し、一時保存領域141a1に記憶させるとともに、前回ステップST11で保存した差分環境のうち一般データ群の対応するファイル名を、サーバ200の一般データ領域240−2から読み出し、一時保存領域141a2にハードリンクとしてそのファイル名を記憶させることにより、前回の利用者コンピュータ環境をサーバ200上の記憶部240から共同利用コンピュータ100に復元する(手順6、ST9)。このとき、ユーザにはC:の全てのファイルが復元されたように見えるが、実際に復元されているのはハードリンクのみである。
共同利用コンピュータ100に利用者コンピュータ環境が復元されたら、ステップST10、ST11、ST13の順に手続きを行う。
本発明は、パスワード等を入力して利用者の正当性を認証するステップと、サーバ200に保存した差分環境のうちシステムデータをシステムデータ領域240−1から読み出し、一時保存領域141a1に記憶させるステップと、サーバ200に保存した差分環境のうち一般データ群の対応するファイル名を、一般データ領域240−2から読み出し、一時保存領域141a2にハードリンクとしてそのファイル名を記憶させることにより、前回の利用者コンピュータ環境を共同利用コンピュータ100に復元するステップと、利用者が共同利用コンピュータ100を利用開始するステップと、共同利用コンピュータの利用の終了指示に応答して一時保存領域141a1および141a2に記憶された利用者生成情報を外部のサーバ200に保存させる保存ステップと、保存ステップで保存させた利用者生成情報を一時保存領域141aから消去する消去ステップとを実行させる共同利用コンピュータ制御プログラムがインストールされた所定のコンピュータを用いても実施することができ、利用者の利用待ち時間を減らし、利用感を安定させる効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る共同利用コンピュータおよび共同利用コンピュータシステムのブロック構成を示す図である。 図1中の共同利用コンピュータの具体的構成の一例を示すブロック図である。 記憶部140の記憶領域の構成を示す概念図である。 情報処理制御部130が備える機能を実現するプログラムのブロック構成を示す図である。 利用終了時のシステムデータとバックアップデータのサーバ200へのバックアップ処理を示す図である。 利用開始前の、システムデータと一般データの共同利用コンピュータへのリストア処理を示す図である。 図1の共同利用コンピュータシステムの全体の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 共同利用コンピュータ
110 操作部
111 入力手段
112 表示手段
120 情報R/W
121 ICカードR/W
130 情報処理制御部
131 CPU
132 ROM
133 RAM
134 EEPROM
31 R/W制御部
32 初期状態復元部
33 バックアップ/リストア部
34 ファイルIOモニター部
140 記憶部
141 ハードディスク
141a 共通領域
141a1、141a2 共通領域
141b 一時保存領域
150 通信部
200 サーバ
210 操作部
220 情報処理/制御部
221 Linux
222 HTTPサーバ機能モジュール
223 ファイル転送モジュール
230 通信部
240 記憶部
240−1 システムデータ領域
240−2 一般データ領域
300 ネットワーク
301 Windows XP
311 R/W制御モジュール
321 ファイル消去/初期環境復元各モジュール
331 バックアップ/リストア各モジュール
1000 共同利用コンピュータシステム
ST1、ST4、ST8〜ST12 ステップ

Claims (6)

  1. 利用者コンピュータ環境を構築して利用者に利用させる共同利用コンピュータを制御する共同利用コンピュータ制御方法であって、
    利用者の正当性を認証する認証ステップと、
    ネットワークを介して外部のサーバと通信し、前記サーバに保存された差分環境のうち利用開始時に最低限必要なシステムデータを読み出し、共同利用コンピュータ内のシステムデータ一時保存領域に記憶させるシステムデータ記憶ステップと、
    前記サーバに保存された差分環境のうち前記システムデータ以外のファイルの情報を読み出し、前記共同利用コンピュータ内の一般データハードリンク一時保存領域にハードリンクとして記憶させる一般データハードリンク記憶ステップと、
    ユーザが前記共同利用コンピュータの利用を開始した以降、事前に作成した仮想スペースへのファイルのIOをモニターし、前記リストアされた一般データのハードリンクにファイルアクセスがあった時にのみ、ファイルの実体を前記サーバ内の前記一般データから読み出して前記共同利用コンピュータ内の仮想スペース上の一時保存領域内の一般データとして一時保存領域に記憶させる一般データ実体記憶ステップと、
    を有する共同利用コンピュータ制御方法。
  2. 前記システムデータ記憶ステップと、前記一般データハードリンク記憶ステップと、前記一般データ実体記憶ステップで記憶させた差分環境と共同利用コンピュータ環境とに基づいて利用者コンピュータ環境を構築する利用者環境構築ステップと、
    前記共同利用コンピュータの利用の終了指示に応答して前記一時保存領域に保存された利用者生成情報を前記外部のサーバに保存させる保存ステップと、
    前記保存ステップで保存させた利用者生成情報を前記一時保存領域から消去する消去ステップとを
    さらに有し、
    前記外部のサーバに保存される前記利用者生成情報は、前記差分環境を含む、前記利用者が前記共同利用コンピュータを利用することによって生成された情報を含む、
    請求項1に記載の共同利用コンピュータ制御方法。
  3. 利用者コンピュータ環境を構築して利用者に利用させる共同利用コンピュータにおいて、
    利用者の正当性を認証する認証手段と、
    ネットワークを介して外部のサーバと通信し、前記サーバに保存された差分環境のうち利用開始時に最低限必要なシステムデータを読み出し、共同利用コンピュータ内のシステムデータ一時保存領域に記憶させるシステムデータ記憶手段と、
    前記サーバに保存された差分環境のうち前記システムデータ以外のファイルの情報を読み出し、前記共同利用コンピュータ内の一般データハードリンク一時保存領域にハードリンクとして記憶させる一般データハードリンク記憶手段と、
    ユーザが前記共同利用コンピュータの利用を開始した以降、事前に作成した仮想スペースへのファイルのIOをモニターし、前記リストアされた一般データのハードリンクにファイルアクセスがあった時にのみ、ファイルの実体を前記サーバ内の前記一般データから読み出して前記共同利用コンピュータ内の仮想スペース上の一時保存領域内の一般データとして一時保存領域に記憶させる一般データ実体記憶手段と、
    を有することを特徴とする共同利用コンピュータ。
  4. 前記システムデータ記憶手段と、前記一般データハードリンク記憶手段と、前記一般データ実体記憶手段で記憶させた差分環境と共同利用コンピュータ環境とに基づいて利用者コンピュータ環境を構築する利用者環境構築手段と、
    前記共同利用コンピュータの利用の終了指示に応答して前記一時保存領域に保存された利用者生成情報を前記外部のサーバに保存させる保存手段と、
    前記保存手段で保存させた利用者生成情報を前記一時保存領域から消去する消去手段とを
    さらに有し、
    前記外部のサーバに保存される前記利用者生成情報は、前記差分環境を含む、前記利用者が前記共同利用コンピュータを利用することによって生成された情報を含む、
    請求項3に記載の共同利用コンピュータ。
  5. 利用者コンピュータ環境を構築して利用者に利用させる共同利用コンピュータを制御するための共同利用コンピュータ制御プログラムであって、
    利用者の正当性を認証する認証手順と、
    ネットワークを介して外部のサーバと通信し、前記サーバに保存した差分環境のうち利用開始時に最低限必要なシステムデータを読み出し、共同利用コンピュータ内のシステムデータ一時保存領域に記憶させるシステムデータ記憶手順と、
    前記サーバに保存した差分環境のうち前記システムデータ以外のファイルの情報を読み出し、前記共同利用コンピュータ内の一般データハードリンク一時保存領域にハードリンクとして記憶させる一般データハードリンク記憶手順と、
    ユーザが前記共同利用コンピュータの利用を開始した以降、事前に作成した仮想スペースへのファイルのIOをモニターし、前記リストアされた一般データのハードリンクにファイルアクセスがあった時にのみ、ファイルの実体を前記サーバ内の前記一般データから読み出して前記共同利用コンピュータ内の仮想スペース上の一時保存領域内の一般データとして一時保存領域に記憶させる一般データ実体記憶手順と、
    をコンピュータに実行させるための共同利用コンピュータ制御プログラム。
  6. 前記システムデータ記憶手順と、前記一般データハードリンク記憶手順と、前記一般データ実体記憶手順で記憶させた差分環境と共同利用コンピュータ環境とに基づいて利用者コンピュータ環境を構築する利用者環境構築手順と、
    前記共同利用コンピュータの利用の終了指示に応答して前記一時保存領域に保存された利用者生成情報を前記外部のサーバに保存させる保存手順と、
    前記保存手順で保存させた利用者生成情報を前記一時保存領域から消去する消去手順と
    をさらにコンピュータに実行させ、
    前記外部のサーバに保存される前記利用者生成情報は、前記差分環境を含む、前記利用者が前記共同利用コンピュータを利用することによって生成された情報を含む、
    請求項5に記載の共同利用コンピュータ制御プログラム。

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