JP2006133836A - マイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータの製造方法 - Google Patents
マイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006133836A JP2006133836A JP2004318814A JP2004318814A JP2006133836A JP 2006133836 A JP2006133836 A JP 2006133836A JP 2004318814 A JP2004318814 A JP 2004318814A JP 2004318814 A JP2004318814 A JP 2004318814A JP 2006133836 A JP2006133836 A JP 2006133836A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microcomputer
- program
- memory
- debugging
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Microcomputers (AREA)
Abstract
【解決手段】 このマイクロコンピュータは、データを格納する内部レジスタ11aを含み、プログラムに従ってコマンドを実行する中央処理装置11と、ユーザが作成した第1のプログラムを格納する不揮発性メモリ12と、中央処理装置が第1のプログラムを実行することによって作成されるデータを一時的に格納するランダムアクセスメモリ13と、デバッグのための第2のプログラムを格納し、デバッグの際に、内部レジスタに書き込まれているデータをランダムアクセスメモリの一部の記憶領域に退避させた後に、外部のデバッグツール50から受信したデータに基づいて中央処理装置にコマンドを実行させるモニタ部20とを具備する。
【選択図】 図2
Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係るオンチップデバッグ方式のマイクロコンピュータ及びそのデバッグシステムの構成を示す図である。図1に示すように、デバッグの対象となるマイクロコンピュータ10は、プログラムを実行することによって各種の処理を行うCPU(中央処理装置)11と、ユーザプログラムを格納するフラッシュメモリ12と、ユーザプログラムを実行することによって作成されるデータを一時的に格納するRAM13と、ユーザプログラムのデバッグ時に用いられるミニモニタ部20とを含んでいる。必要に応じて、SRAMやDRAM等の外部メモリ40が、マイクロコンピュータ10に接続される。
図4に、各種のデバッグコマンドをプリミティブなコマンドに変換する処理を模式的に示す。図4の(A)は、プログラムロードコマンドの変換を示している。図4の(A)に示すように、(ADD・・・、SUB・・・、AND・・・、OR・・・、XOR・・・、LD.W・・・)という12バイトのプログラムを80010h番地にロードするというデバッグコマンドは、ライト(80010h、ADD・・・、SUB・・・)と、ライト(80014h、AND・・・、OR・・・)と、ライト(80018h、XOR・・・、LD.W・・・)という3つのプリミティブなコマンドに変換される。ミニモニタプログラムが、これらのプリミティブなコマンドを実行することにより、プログラムロードコマンドが実現されたことになる。
本実施形態においては、図2に示すCPU11の命令実行のステートを表す3ビットのデータDST[2:0]と、分岐先のプログラムカウンタ(PC)値を表す複数ビットシリアルのデータDPCOとを、トレース部30からデバッグツール50に送信し、デバッグツール50内のトレースメモリに蓄える。
マイクロコンピュータ10のミニモニタ部20とデバッグツール50のメインモニタ部51との間におけるデバッグデータの通信の方法としては、送信データTXD用のラインと受信データRXD用のラインとを別々に設けて、全2重で通信を行うことも考えられる。しかしながら、デバッグデータの通信のために2本のラインを使用すると、マイクロコンピュータ10のピン数が増えてしまい、コストアップを招くことになる。そこで、本実施形態においては、図2に示すように、マイクロコンピュータ10のミニモニタ部20とデバッグツール50のメインモニタ部51との間に設けた1本の双方向通信ラインを用いて、半2重の双方向通信を行うようにしている。
図5は、ユーザプログラムとミニモニタプログラムにおける処理の流れを示す図である。図5に示すように、ユーザプログラムの実行中にブレークが発生すると、ミニモニタプログラムによる処理がスタートし、ユーザプログラム実行モードからデバッグモードに処理が移行する。CPU11(図2)がミニモニタプログラムに従って所定のコマンド処理を行い、その後、リターン命令を実行すると、デバッグモードからユーザプログラム実行モードに処理が戻る。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るマイクロコンピュータの構成を示す図である。図7の(A)に示すマイクロコンピュータにおいては、半導体基板(チップ)71に、プログラムを実行することによって各種の処理を行うCPU11と、ユーザプログラムを格納するフラッシュメモリ12と、ユーザプログラムを実行することによって作成されるデータを一時的に格納するRAM13と、ユーザプログラムのデバッグ時に用いられるミニモニタ部20とが形成されている。本実施形態においては、少なくともミニモニタ部20が、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を用いて構成される。これにより、ミニモニタ部20と他の部分とのインタフェースをシンプルにすることができ、ミニモニタ部20を分離し易くなる。デバッグの必要がなくなった際には、図7の(A)に示すマイクロコンピュータからミニモニタ部20を削除して、図7の(B)に示すマイクロコンピュータとすることができる。
本発明の第2の実施形態に係るマイクロコンピュータの製造方法によれば、試作段階において、図7の(A)に示すマイクロコンピュータを作成する。その後、図1に示すようなデバッグシステムを用いて、マイクロコンピュータにおいて動作するユーザプログラムのデバッグを行う。ユーザプログラムのデバッグが完了したら、量産段階において、ミニモニタ部20を含まない図7の(B)に示すマイクロコンピュータを作成する。これにより、量産段階においては、デバッグ回路分のコストを低減したマイクロコンピュータを提供することができる。
本発明の第3の実施形態に係るマイクロコンピュータの製造方法によれば、試作段階において、図8に示すチップ81とチップ82とを含むマイクロコンピュータを作成する。その後、図1に示すようなデバッグシステムを用いて、マイクロコンピュータにおいて動作するユーザプログラムのデバッグを行う。ユーザプログラムのデバッグが完了したら、量産段階において、図8に示すチップ81のみを含むマイクロコンピュータを作成する。これにより、量産段階においては、デバッグ回路分のコストを低減したマイクロコンピュータを提供することができる。
Claims (8)
- オンチップデバッグ機能を有するマイクロコンピュータであって、
データを格納する内部レジスタを含み、プログラムに従ってコマンドを実行する中央処理装置と、
ユーザが作成した第1のプログラムを格納する第1のメモリと、
前記中央処理装置が前記第1のプログラムを実行することによって作成されるデータを一時的に格納する第2のメモリと、
デバッグのための第2のプログラムを格納し、デバッグの際に、前記内部レジスタに書き込まれているデータを前記第2のメモリの一部の記憶領域に退避させた後に、外部のデバッグツールから受信したデータに基づいて前記中央処理装置にコマンドを実行させるモニタ部と、
を具備するマイクロコンピュータ。 - オンチップデバッグ機能を有するマイクロコンピュータであって、
データを格納する内部レジスタを含み、プログラムに従ってコマンドを実行する中央処理装置と、
ユーザが作成した第1のプログラムを格納するメモリと、
外部のメモリにアクセスするためのインタフェースと、
デバッグのための第2のプログラムを格納し、デバッグの際に、前記内部レジスタに書き込まれているデータを前記外部のメモリの一部の記憶領域に退避させた後に、外部のデバッグツールから受信したデータに基づいて前記中央処理装置にコマンドを実行させるモニタ部と、
を具備するマイクロコンピュータ。 - 前記第2のメモリ又は前記外部のメモリの前記一部の記憶領域のアドレス値が、前記マイクロコンピュータのピンの接続状態、又は、前記マイクロコンピュータの少なくとも一部が含まれているマクロセルのピンの接続状態に基づいて指定される、請求項1又は2記載のマイクロコンピュータ。
- 前記第2のメモリ又は前記外部のメモリの前記一部の記憶領域のアドレス値が、前記マイクロコンピュータの設計においてハードウェア・デスクリプション・ランゲージのパラメータを用いて指定される、請求項1又は2記載のマイクロコンピュータ。
- 前記第2のメモリ又は前記外部のメモリの前記一部の記憶領域のアドレス値が、前記内部レジスタに含まれている、割り込み先のアドレス値を格納するレジスタを参照することにより指定される、請求項1又は2記載のマイクロコンピュータ。
- 前記第2のメモリ又は前記外部のメモリの前記一部の記憶領域のアドレスが、前記第1のプログラムを実行することによってアクセスされないようにプロテクトされている、請求項1〜5のいずれか1項記載のマイクロコンピュータ。
- マイクロコンピュータの製造方法であって、
データを格納する内部レジスタを含み、プログラムに従ってコマンドを実行する中央処理装置と、ユーザが作成した第1のプログラムを格納する第1のメモリと、前記中央処理装置が前記第1のプログラムを実行することによって作成されるデータを一時的に格納する第2のメモリと、デバッグのための第2のプログラムを格納し、外部のデバッグツールから受信したデータに基づいて前記中央処理装置にコマンドを実行させるモニタ部とを含む第1のマイクロコンピュータを作成するステップと、
前記内部レジスタに書き込まれているデータを前記第2のメモリの一部の記憶領域に退避させた後に、前記外部のデバッグツールから受信したデータに基づいて前記中央処理装置にコマンドを実行させることにより、前記第1のマイクロコンピュータのデバッグを行うステップと、
前記第1のマイクロコンピュータから前記モニタ部を削除した第2のマイクロコンピュータを作成するステップと、
を具備する製造方法。 - マイクロコンピュータの製造方法であって、
データを格納する内部レジスタを含み、プログラムに従ってコマンドを実行する中央処理装置と、ユーザが作成した第1のプログラムを格納するメモリと、外部のメモリにアクセスするためのインタフェースと、デバッグのための第2のプログラムを格納し、外部のデバッグツールから受信したデータに基づいて前記中央処理装置にコマンドを実行させるモニタ部とを含む第1のマイクロコンピュータを作成するステップと、
前記内部レジスタに書き込まれているデータを前記外部のメモリの一部の記憶領域に退避させた後に、前記外部のデバッグツールから受信したデータに基づいて前記中央処理装置にコマンドを実行させることにより、前記第1のマイクロコンピュータのデバッグを行うステップと、
前記第1のマイクロコンピュータから前記モニタ部を削除した第2のマイクロコンピュータを作成するステップと、
を具備する製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004318814A JP2006133836A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | マイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004318814A JP2006133836A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | マイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006133836A true JP2006133836A (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=36727371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004318814A Withdrawn JP2006133836A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | マイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006133836A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111694704A (zh) * | 2019-03-12 | 2020-09-22 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 调试信息输出方法、装置、电子设备及存储介质 |
-
2004
- 2004-11-02 JP JP2004318814A patent/JP2006133836A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111694704A (zh) * | 2019-03-12 | 2020-09-22 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 调试信息输出方法、装置、电子设备及存储介质 |
CN111694704B (zh) * | 2019-03-12 | 2023-10-10 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 调试信息输出方法、装置、电子设备及存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7401257B2 (en) | Microcomputer and method for developing system program | |
CN111414325B (zh) | 一种Avalon总线转Axi4总线的方法 | |
CN108052750B (zh) | 基于fpga的spi flash控制器及其设计方法 | |
US9935637B2 (en) | Systems and methods for FPGA development and operation | |
US6708289B1 (en) | Microcomputer, electronic equipment and debugging system | |
US7437616B2 (en) | Dual CPU on-chip-debug low-gate-count architecture with real-time-data tracing | |
US9367488B1 (en) | System on a chip (SoC) RHBD structured ASIC | |
US20030191624A1 (en) | Debug function built-in type microcomputer | |
KR100801759B1 (ko) | 슬레이브의 디버깅 방법 및 시스템 | |
JP2005070950A (ja) | プログラム処理装置 | |
CN115454881B (zh) | Risc-v架构的调试系统及调试方法 | |
JP2008293076A (ja) | エラー判定プログラム、エラー判定方法、及び、電子機器 | |
US6598176B1 (en) | Apparatus for estimating microcontroller and method thereof | |
JP2006133836A (ja) | マイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータの製造方法 | |
JP2006331391A (ja) | データ処理装置及びデータ処理方法 | |
JP2020140380A (ja) | 半導体装置及びデバッグシステム | |
KR20000060737A (ko) | 프로세서와 재설정가능 칩을 사용한 집적회로 에뮬레이터 | |
JP2004013289A (ja) | マイクロコントローラのオンチップデバッグ方法 | |
US11841782B2 (en) | Semiconductor device and debugging system | |
JP4324149B2 (ja) | エミュレータ及びそれを用いた開発支援システム | |
JP5036448B2 (ja) | インサーキットエミュレータにおけるfifoメモリ読出方法およびfifoメモリ内蔵ワンチップ・マイクロコンピュータ用インサーキットエミュレータ | |
JP3913931B2 (ja) | エミュレーションプローブボード及びデバッグシステム | |
US6854047B2 (en) | Data storage device and data transmission system using the same | |
JP2006331147A (ja) | マイクロコンピュータ、並びに、デバッグシステム及び方法 | |
JP2006318172A (ja) | マイクロコンピュータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070403 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20091029 |