JP2006132045A - カップ付き女性用衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乳房を持ち上げると共に前中心側に押し寄せることにより、存在感のある上向きの乳房を造形し、乳房間の谷間を形成することを可能にしたカップ付き女性用衣類を提供すること。
【解決手段】 サポート部材30は、脇側の上縁部30aが肩ストラップ部材20に縫着されており、下縁部がカップ部12の脇側部分から前中心側部分までカップワイヤ部14に縫着され、これらの上側(トップ寄り)部分でカップ部12から遊離している。カップ部12の肌側にはパッド128が取り付けられているが、この下縁は凸形状に湾曲している。これに対して、サポート部材30の上縁は凹形状に湾曲しており、下縁部の脇側部分とカップワイヤ部14の脇側部分との縫着は、カップワイヤ部14の脇側端部より所定距離の手前まで続いており、サポート部材30の上縁とパッド128の下縁は互いに沿うようになっているので、トップ部近傍に集めた乳房のボリュームを上方に押し上げることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明はカップ付き女性用衣類に係り、特にブラジャー、ブラキャミソール等のファンデーション衣類や水着、レオタード等の衣類に関する。
カップ付き女性用衣類の代表例であるブラジャーには、乳房を美しく造形するため、カップの肌側にサポート部材が設けられるタイプのものがある。例えば、特許文献1に記載されているように、ブラジャーのカップの肌側にバストをサポートする中布がカップ肌面と遊離するように取り付けられている。この中布は、肩ストラップに縫着されているので、その引き上げ力により乳房を下から持ち上げて造形できる。
特開平8−158110号公報
しかし、上記の構造によって美麗な乳房の造形をしようとすると、肩ストラップの引き上げ力がカップ部を連結する土台部等に逃げてしまったり、乳房を持ち上げる力及び脇側より前中心側に寄せる力が不足となってしまったりして、綺麗な乳房を造形する効果が十分に得られないという問題があった。また、この構造で乳房を持ち上げる作用を高めようとすると、無理な力が加わって着用感が劣化する、等の解決すべき問題点があった
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、バストのボリュームをその下部から持ち上げると共に、持ち上げたボリュームを前中心側寄りの上方にリフトアップすることにより、存在感のある上向きの乳房を造形し、乳房間の谷間を形成することを可能にしたカップ付き女性用衣類を提供することにある。
本発明に係るカップ付き女性用衣類は、着用状態において、左右一対のカップ部と、カップ部の下縁部にそれぞれ設けられた円弧状のカップワイヤ部と、カップ部の乳房のトップ近傍に設けられ、肌側に膨らむ形状とされたパッド部と、カップ部の脇側の上縁部にそれぞれ取り付けられた肩ストラップと、カップ部の肌側から遊離して配置され、その下縁部は少なくともカップ部の脇側部分と前中心側部分でカップワイヤ部に取り付けられると共に、その脇側の上縁部は肩ストラップで吊り上げられる構造をなしており、かつ、伸縮性を有する素材で形成されたサポート部材と、を備え、パッド部は、その下縁が凸形状をなし、サポート部材は、その上縁がパッド部の下縁形状に沿う凹形状をなしていることを特徴とする。
本発明によれば、カップ部の肌側に遊離して取り付けられたサポート部材の脇側の上縁部は肩ストラップで吊り上げられる構造をなしているため、通常の着用状態においては、肩ストラップからの引き上げる力は直接にサポート部材に伝えることができる。このため、肩ストラップの引き上げる力により、サポート部材にはバストのボリュームをその下部から持ち上げる張力が生じる。この張力は、それぞれ乳房を自然な丸みで前中心側上方向へ寄せて上げる作用と乳房を脇側から前中心方向へ押し寄せる作用とをもたらすので、バストのボリュームはそのトップ近傍に集められる。ここで、カップ部のトップ近傍に設けられて肌側に膨らむ形状とされたパッド部は、その下縁が凸形状をなしており、一方、サポート部材は、その上縁がパッド部の下縁形状に沿う凹形状をなしているので、サポート部材によりトップ近傍に集められたバストのボリュームは、パッド部に押されることで前中心寄りの上方向にシフトされる。このため、バストの前中心上部にくっきりとした谷間を形成することができる。
本発明に係るカップ付き女性用衣類において、サポート部材の下縁部の脇側部分は、カップワイヤ部の脇側端部に至るまで取り付けられていることとしても良い。このようにすれば、脇側から乳房を包み上げる作用をもたらして、乳房のボリュームに対する「脇寄せ」効果が高い。すなわち、脇側へ逃げがちな乳房のボリュームを脇側から前中心側に押し寄せてトップ近傍に集め、パッド部により上方へシフトさせるので、乳房に膨らみを持たせて豊かな谷間を形成することができる。さらに、「脇寄せ」を実現すると共に脇部を引き締めることにより、スリムでシャープな脇ラインを作り上げることができ、「脇スッキリ」の実現もできる。
また、本発明に係るカップ付き女性用衣類において、サポート部材の下縁部の脇側部分は、カップワイヤ部の脇側端部より所定距離の手前まで取り付けられていることとしても良い。このようにすれば、脇側のボリュームを押し上げる力を強めることができるので、適度の硬さとハリがあるバストに対して、脇側のボリュームをトップ方向に押し上げることができ、さらに押し上げられたボリュームを乳房のトップ近傍でパッド部によりプッシュすることで、乳房に膨らみを持たせる「脇上げ」効果を奏し、左右の乳房の間に自然に谷間を形成することができる。
また、本発明に係るカップ付き女性用衣類において、サポート部材の下縁部の前中心側部分は、カップワイヤ部の前中心側端部に至るまで取り付けられていることが好適である。このようにすれば、通常の着用状態において、乳房を緩やかに上方向に持ち上げる作用が高まるので、ボリュームを乳房のトップ近傍に集め、ここでパッド部によりプッシュすることで、存在感のある上向きの乳房を造形することができる。
また、本発明に係るカップ付き女性用衣類において、サポート部材の下縁部の前中心側部分は、カップワイヤ部の前中心側端部を越えてカップ部の前中心側の上縁部まで取り付けられていることが好ましい。このようにすれば、脇側より押し寄せられてきた乳房のボリュームを前中心側へ寄り過ぎないように乳房を包み上げることにより、ボリュームを乳房のトップ近傍に集め、ここでパッド部によりプッシュすることで、より自然な丸みを造形することができる。
さらに、本発明に係るカップ付き女性用衣類において、パッド部は、その下縁が湾曲した凸形状をなし、サポート部材は、その上縁が前記パッド部の下縁形状に沿う湾曲した凹形状をなしていることを特徴としても良い。このようにすれば、サポート部材によりトップ近傍に集められた乳房のボリュームを、無理なくプッシュして前中心上方へ押し上げることができるので、バストの谷間の造形効果が優れて着用感も良好となる。
本発明によれば、確実に乳房を持ち上げると共に前中心側に押し寄せることにより、存在感のある上向きの乳房を造形し、乳房間の谷間を形成することを可能にしたカップ付き女性用衣類を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態であり、カップ付き女性用衣類の一つであるブラジャーについて詳細に説明する。なお、本明細書において、上下、左右及び前後の方向は、カップ付き女性用衣類の着用者から見た方向である。また、図面の説明において同一又は同等の構成要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。また、このブラジャーは左右対称であるため、一方のみについて説明する。
図1は第1実施形態に係るブラジャーの構成を示す正面図である。図示の通り、ブラジャー10は、前中心の左右両側に配置された一対のカップ部12(フルカップ)と、カップ部12の下縁部にそれぞれ縫着された円弧状のカップワイヤ部14と、両カップ12の下縁部に縫着され、両カップ部12を連結する土台部16と、土台部16の左右両端部に縫着され後背部に延びる左右一対の帯状のバック布18と、バック布18それぞれの後背側端部に設けられ、互いに係脱自在のホック22と、カップ部12の脇側の上縁部とバック布18とに縫着され、両者間に架け渡された肩ストラップ20と、を備えている。さらにブラジャー10は、図1で点線で示すようにカップ部12の肌側に遊離するように配置されたサポート部材30を備えており、かつ、同様に点線で示す如くカップ部12の肌側にパッド128が設けられている。
図2は、図1に示すブラジャーを肌側から見た斜視図であり、図3は、図2におけるII−II線に沿って切断した左側カップ部12の断面を示す斜視図である。カップ部12は、乳房の形状にマッチしたお椀の形状を有し、真空成型法、熱プレス法等を用いてモールド成型されたものである。カップ部12は、外側のカップ表布122と肌側のカップ裏布126を有し、その間にシート状の芯材124を挟んで構成されている。カップ表布122及びカップ裏布126には合成繊維や天然繊維の織布、編布等の素材が用いられており、芯材124には不織布、発泡ポリウレタンのような一定の厚みと保形性、弾力性を有する素材が用いられている。
図2および図3に示すように、カップ部12のトップ位置、すなわち着用時に乳首に当たる位置には、肌側に膨らむ形状のパッド128が縫着等により取り付けられている。パッド128の下縁は凸形状をなし、上縁は下縁より緩やかな凸形状をなしており、不織布や発泡ポリウレタンのような一定の厚みと保形性、復元性および弾発性を有する素材で形成されている。
カップワイヤ部14は、カップ部12の肌側の下縁湾曲部に縫着されている。図3に示すように、カップワイヤ部14の芯材であるワイヤ142は、形状記憶合金などの金属や剛性のあるプラスチック等で成形されており、乳房の下部の輪郭(いわゆるバージスライン)に好適にフィットする形状をなしており、不織布などの柔らかい素材からなるバイアステープ144に包まれて縫い込まれている。
肩ストラップ20は、織布のような布地を紐状に成形、縫製して形成され、カップ部12とバック布18の間に架け渡されている。すなわち、肩ストラップ20の一端はカップ部12の上縁部の脇側寄りの位置に縫着され、他端はバック布18に縫着されている。なお、肩ストラップ20に用いられている織布等の素材は伸縮性が望ましい。また、肩ストラップ20には長さ調整金具20aを介設して着用者が肩ストラップ20の長さを適宜に調節できるようにしている。
図2および図3に示すように、カップ部12の肌側に配置されたサポート部材30は、脇側が上方に延びたフック形状を有し、カップ部12の前中心側から下側を経て脇側にかけて乳房を取り囲むように配置されている。サポート部材30は、ダブルラッセルのような端部処理が不要で伸縮性の優れた一枚の薄い布材で構成されており、脇側の上縁部30aが伸縮性テープを介して肩ストラップ部材20に縫着されている。サポート部材30の下縁部は、カップ部12の脇側部分から下側部分を経て前中心側部分に至るまで、カップワイヤ部14に沿ってカップ部12とカップワイヤ部14に挟まれて縫着され、カップワイヤ部14との縫着部の内側(トップ寄り)ではカップ部12の肌側から遊離している。すなわち、サポート部材30はカップ部12と縫着されずにカップ部12の肌面から遊離しており、カップ部12の肌面から浮き上るように多少の緊張状態をもって取り付けられている。
また、サポート部材30の下縁部の脇側部分とカップワイヤ部14の脇側部分との間の縫着は、カップワイヤ部14の脇側端部より所定距離(最大5cm、好ましくは3cm未満。本実施形態においては1cm。)だけ手前まで続いており、サポート部材30の下縁部の前中心側部分とカップワイヤ部14の前中心側部分との間の縫着は、カップワイヤ部14の前中心側端部を越え、カップ部12の前中心側の上縁部12aまで続いている。一方、サポート部材30のカップワイヤ部14と離れる側の縁(サポート部材30の上縁)30bは凹形状に湾曲しており、この凹の湾曲形状は、パッド128の下縁が有する凸の湾曲形状に沿っている。
以上の構成により、ブラジャー10の通常の着用状態においては、サポート部材30とパッド128は互いに協働し、次のような作用及び効果を奏する。図4は、これを説明するためのものであり、同図(a)は肌側から見た右側カップの概念図、同図(b)は側面から見た概念図である。
まず、サポート部材30の下縁部は、カップ部12の脇側部分から前中心側部分まで当該カップ部12とカップワイヤ部14に挟まれて縫着されているので、サポート部材30には一定のテンションが掛かっている。また、サポート部材30の脇側の上縁部は肩ストラップ20に縫着され、上方に吊り上げられる構造をなしているため、図4(a)および(b)に示すように、肩ストラップ20の引き上げ力はサポート部材30において乳房100のボリュームをトップ近傍に集めるパワーP1に変換される。ここで、カップ部12の肌側のトップ近傍には肌側に凸形状のパッド128が設けられているので、トップ近傍に集められたバスト100のボリュームに対しては、これを着用者の前方から押す(プッシュする)パワーが働く。このとき、サポート部材30の上縁の凹状の湾曲形状はパッド128の下縁の凸状の湾曲形状に沿っているので、乳房100のボリュームはトップ近傍に集められてから前中心寄りの上方(エリアP4)に向かって押し上げられる(矢印P3)。このため、肩ストラップ20の引き上げ力により乳房のボリュームのある部分が持ち上げられ、くっきりとした谷間を形成することができる。
また、サポート部材30の下縁部の前中心側部分とカップワイヤ部14の前中心側部分との間の縫着は、カップワイヤ部14の前中心側端部を越え、カップ部12の前中心側の上縁部12aまでに続いているため、脇側より押し寄せられてきた乳房のボリュームを前中心側へ寄り過ぎないように乳房を包み上げる作用をもたらす。これによって、乳房を前外側へ寄せて膨らみを持たし、より自然な丸みを造形する効果がある。
また、サポート部材30の下縁部の脇側部分とカップワイヤ部14の脇側部分との間の縫着は、カップワイヤ部14の脇側端部より所定距離の手前まで続いているため、乳房の脇側のボリュームを押し上げる力を強めることができる。これによって、乳房に適度の硬さとハリがある年代の女性に対しては、確実に乳房の脇側のボリュームを押し上げることにより乳房に膨らみを持たす「脇上げ」効果をもたらし、左右の乳房の間に自然に谷間が形成することができる。
上述した実施形態とは異なり、サポート部材50の下縁部の脇側部分とカップワイヤ部14の脇側部分との間の縫着を、カップワイヤ部14の脇側端部に至るまで続くようにした場合には、着用状態においては、脇側から乳房を押さえる力が発生し、乳房を前中心側に向かって寄せる作用をもたらす。このため、乳房にボリュームがあり流動性が出てきた(乳房が柔らかくなってきた)年代の女性に対しては、脇側へ逃げがちな乳房を確実に脇側から前中心に押し寄せて乳房に膨らみを持たす「脇寄せ」効果が高く、豊かな谷間が形成することができる。また、脇部を引き締めることにより、スリムでシャープな脇ラインを作り上げることができ、「脇スッキリ」効果が得られる。
また、サポート部材30は、乳房を押しつぶさないようカップワイヤ部14と離れる側30bは、着用時に前中心側から下側を経て脇側にかけて乳首に対応する位置より乳房の外側に位置するように配置することが好ましい。このようにすれば、サポート部材30は乳房を圧迫することがなく、乳房を密着にフィットすることにより、乳房の動きに順応すると共に、乳房の動きを抑制し形状を保持することができる。
サポート部材30は、直接に肌に接するものであるから肌にやさしい素材が好ましい。本実施形態においては、そのような素材であるダブルラッセルが使用されている。ダブルラッセルは、表面が滑らかで肌触りが良く、且つ薄地で通気性良好で肌に長時間接触しても不快感を生じない材質であり、軽く、ムレにくく、クッション性とストレッチ性に優れ、サポート力が強い。サポート部材30はダブルラッセル素材を使用することにより、乳房にやさしくフィットすると共に、しなやかに体の動きに順応し、通気性にも優れ、さわやかな着け心地が得られる。さらに、ダブルラッセル素材は端面処理が不要で、通常の端部縫製処理で形成された段差による肌への摩擦を生じることはなく、且つ端面のほつれ、捲れ等もない。また、縫製工程がないので、手間と時間を省くことができる効果もある。
本実施形態によれば、着用時にサポート部材30が乳房を好適にフィットしながら、乳房を下から押し上げると共に、脇側から前中心側に押し寄せて、さらに、前中心側から乳房を包み上げることにより、より自然な丸みを持ち、存在感のある上向きの乳房を造形することができる。特に、乳房に適度の硬さとハリがある年代の女性に対して、確実に乳房の脇を押し上げる「脇上げ」効果をもたらし、乳房の間の谷間を自然に形成することができる。さらに、サポート部材30はクッション性、ストレッチ性と通気性等に優れたダブルラッセル素材を使用することにより、乳房を優しく包み上げて、快適な着け心地が得られる。
次に、本発明に係るブラジャーの実施形態の変形例を説明する。図5は、パッド128の上縁の形状が図1〜図4とは異なるブラジャーを肌側から見た概念図である。同図(a)の変形例では、パッド128の下縁が凸の湾曲形状をなしてサポート部材30の上縁の凹の湾曲形状に沿うようになっており、パッド128の上縁は連続する二つの凸の湾曲形状(瘤状)になっている。同図(b)の変形例では、パッド128の下縁は同図(a)の変形例と同様であるが、パッド128の上縁形状は直線状の凸形状である。同図(c)の変形例では、パッド128の下縁は同図(a)および(b)の変形例と同様であるが、パッド128の上縁形状は直線状の凹形状である。
図6は、パッド128の大きさ(広がり)を大きくした変形例を示し、同図(a)では、パッド128の下縁が凸の湾曲形状をなしてサポート部材30の上縁の凹の湾曲形状に沿うようになっており、パッド128の上縁はカップ部12の上縁に沿う凸の湾曲形状になっている。このため、パッド128は乳房のトップ近傍だけでなく、その上部領域も広く覆うようになっている。同図(a)の変形例では、サポート部材30の上縁は凹の湾曲形状ではなく、左右の二方向から切り込まれた凹形状であり、これに対して、パッド128の下縁は尖った凸形状をなしてサポート部材30の上縁の凹形状に沿うようになっている。そして、パッド128の上縁はカップ部12の上縁に沿う凸の湾曲形状になっている。このため、パッド128は乳房のトップ近傍だけでなく、その上部領域も広く覆うようになっている。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、カップ部12をフルカップとしたが、3/4カップ、ハーフカップ等にすることもできる。また、前中心を係脱自在のホックで連結するフロントホック型ブラジャーにも適用できる。また、上記の実施形態では、ファンデーション衣類としてのブラジャーに関するものであるが、ワイヤフォーム型の各種のカップ付き女性用衣類に適用できる。例えば、ブラスリップ、ブラキャミソール、スリーインワン、ボディスーツ、レオタード、水着、ブラドレス等である。
実施形態に係るブラジャーの構成を示す正面図である。 実施形態に係るブラジャーの肌側を示す斜視図である。 実施形態に係るブラジャーの断面図である。 実施形態に係るブラジャーの作用を説明する平面および側面から見た概念図である。 実施形態の変形例に係るブラジャーを平面から見た概念図である。 実施形態の変形例に係るブラジャーを平面から見た概念図である。
符号の説明
10…ブラジャー、12…カップ部、14…カップワイヤ部、16…土台部、20…肩ストラップ、30…サポート部材、128…パッド部。

Claims (6)

  1. 着用状態において、
    左右一対のカップ部と、
    前記カップ部の下縁部にそれぞれ設けられた円弧状のカップワイヤ部と、
    前記カップ部の乳房のトップ近傍に設けられ、肌側に膨らむ形状とされたパッド部と、
    前記カップ部の脇側の上縁部にそれぞれ取り付けられた肩ストラップと、
    前記カップ部の肌側から遊離して配置され、その下縁部は少なくとも前記カップ部の脇側部分と前中心側部分で前記カップワイヤ部に取り付けられると共に、その脇側の上縁部は前記肩ストラップで吊り上げられる構造をなしており、かつ、伸縮性を有する素材で形成されたサポート部材と、
    を備え、
    前記パッド部は、その下縁が凸形状をなし、
    前記サポート部材は、その上縁が前記パッド部の下縁形状に沿う凹形状をなしている、
    ことを特徴とするカップ付き女性用衣類。
  2. 前記サポート部材の下縁部の脇側部分は、前記カップワイヤ部の脇側端部に至るまで取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のカップ付き女性用衣類。
  3. 前記サポート部材の下縁部の脇側部分は、前記カップワイヤ部の脇側端部より所定距離の手前まで取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のカップ付き女性用衣類。
  4. 前記サポート部材の下縁部の前中心側部分は、前記カップワイヤ部の前中心側端部に至るまで取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のカップ付き女性用衣類。
  5. 前記サポート部材の下縁部の前中心側部分は、前記カップワイヤ部の前中心側端部を越えて前記カップ部の前中心側の上縁部まで取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のカップ付き女性用衣類。
  6. 前記パッド部は、その下縁が湾曲した凸形状をなし、
    前記サポート部材は、その上縁が前記パッド部の下縁形状に沿う湾曲した凹形状をなしている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のカップ付き女性用衣類。
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